JP4777002B2 - ゴルフカート制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフ場で使用するゴルフカートと管理局との間で行う通信によってゴルフカートの運行を制御するゴルフカート制御装置に関する。
従来、ゴルフカートにはマニュアル式と電磁誘導式があり、マニュアル式は利用者の意思によりゴルフカートを運転でき、電磁誘導式は走行道路に埋め込まれた誘導線の上を自動的に走行する。
また、電磁誘導式のゴルフカートは切替えスイッチでマニュアルでの運用と電磁誘導式での運用を切替えることで運用方法を変更できる。通常はマニュアル式を手動といい、電磁誘導式を自動といい、鍵式のスイッチなどで手動と自動を選択して運用の切替えを行える。
利用者がゴルフをプレーするときにおいてはゴルフカートの走行は電磁誘導式に設定され通常切替えスイッチは自動に設定して運用される。
また、ゴルフカートの利用に関しては利用者への安全上の理由もあり運用切替えを容易に行えないように手動走行を選択できない構造にしてある。
例えば、ゴルフカートをマニュアル式にした場合、つまり切替えスイッチを手動側にして運用すると利用者によってはゴルフカートの無理な運転による接触事故や、障害物との衝突事故、最悪の場合人身事故などを発生する恐れがある。また事故に至らないまでも実際にゴルフカートに損傷が多くみられるという報告がある。
そこで、特許文献1のような、コース内のゴルフカートの運行を管理局で管理することでゴルフ場内の必要な情報を管理局と各ゴルフカートが共有することでき、また、利用者と無線等で連絡をとり合うことができるシステムが提案されている。
また、特許文献2では、ゴルフカートの運用時に誘導線を外れた場合に、自動/手動の切替えを誘導線の検出を行うことで行うシステムが提案されている。
なお、ゴルフカートを管理局から管理し運用状況を把握し適切な指示を利用者に通告するシステムなども提案されている。
特開平11−57093号公報 特開2001−147717号公報
しかしながら、突発的なイベントが発生した場合、ゴルフプレーを中断して利用者は徒歩またはゴルフカートを利用して対処しなければならない場合があり、ゴルフカートが自動走行している場合に、従来のように容易に利用者が切替えスイッチを手動に切替えられないと問題が発生する。
例えば、急病時やカミナリ発生時に早急に移動が必要なとき、ゴルフカートを移動する際に手動と自動の切替えを、管理局へ連絡して従業員に鍵をもらってから切替えなければならない。
特許文献1では、ゴルフカートの運行管理を行うことで利用者は必要な情報を把握することができるが、緊急時の利用者の安全確保を優先してゴルフカートの自動/手動の切替えを簡単に行うことができない。
また、特許文献2は、ゴルフカートが自動か手動を自動検出することができるが、緊急時の自動切替えは従来と同じ方法で行っている。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたものであり、利用者がゴルフカートから緊急通報を管理局へ連絡することで、連絡を受けた管理局は早急にゴルフカートの運行切替えを行うことができ、また、切替えを早急に行うことで緊急事態が発生したときに利用者の安全確保ができるゴルフカートを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、基地局と無線により交信をすることができ、ゴルフカートに配設された鍵スイッチを切替えることにより、前記ゴルフカートの運行様を自動走行と手動走行に切替え制御ができるゴルフカートにおいて、前記切替えの発動要因により前記基地局から前記基地局に接続されたアンテナを介して前記ゴルフカートに送信されたロック解除信号を前記ゴルフカートのアンテナを介して受信する受信手段と、前記ゴルフカートに取り付けるキーボックスと、を備え、前記ゴルフカートに取り付けるキーボックスは、前記自動走行と前記手動走行を切替える前記鍵を収納し、前記鍵を収納する本体部分と蓋から構成され、前記本体と前記蓋とはロックすることができ、前記基地局から送信されるロック解除信号を受信して、前記キーボックスのロックを解除して前記鍵を取り出せる状態にし、前記キーボックスと前記鍵は線材により繋がれ、前記キーボックスには、前記ロックと前記解除を認識するための表示を設ける、ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記キーボックスには、前記ロックを解除したのちに、前記蓋を開く蓋開閉手段と、前記蓋開閉手段を起動させるスイッチを設けることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記蓋開閉手段のロックと解除はリレーを用いて行うことを特徴とする。
本発明のゴルフカート制御装置によれば、ゴルフカートの利用者が突発的なイベントに見舞われても、管理局に緊急通報することで迅速に対応でき、さらに、手動/自動の切替えを管理局からの切替え信号により行うことで利用者はイベントが解決すれば直ちにゴルフプレーを再開できる。
以下図面に基づいて本発明の実施形態について詳細を説明する。なお以下の実施形態はゴルフカートの運行切替えの一例を示すが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1はゴルフ場とゴルフカートの移動について示した図である。通常ゴルフカートは自動走行中誘導線上を自動で移動することができる。利用者が手動走行を行う場合は、手動に切替えることで誘導線上以外の場所にもゴルフカートを運転して移動することができる。
図2はゴルフカート21の外観図である。利用者は点線で囲まれた操作スイッチ部22を操作することでゴルフカートの自動/手動切替えなどのゴルフカートの運行制御ができる。
キースイッチ部23は、鍵スイッチ、自動走行ランプ、手動走行ランプ、誘導電線検出ランプ、アラームランプなどから構成されており、鍵スイッチにより運行(運転モード)の切替えを行うことができる。
自動走行に切替えれば自動走行ランプが点灯し、手動走行に切替えた場合は手動走行ランプが点灯する。
誘導線検出ランプは誘導線上にゴルフカートを乗せると点灯し、手動走行時は誘導線上を横断した場合などに点灯する。また、警報、故障が上がった場合にアラームランプが点灯し注意、警報などを利用者に知らせる。
発進・停止スイッチ24は、自動走行時ゴルフカートの発進停止を行い、前進・後進切替えスイッチ25は、ゴルフカートの前進・後進の切替えができ、後進するときは継続音などにより警告をする。
図3はゴルフカート制御装置のシステムを示した図である。
移動局側(ゴルフカート)31は、移動局装置32、無線装置33、液晶表示装置34、GPS装置35、GPSアンテナ36、GPS衛星37、鍵スイッチ38、カート制御部39(切替えスイッチ部を含む)、無線LAN装置310、アンテナ311、312から構成される。
移動局装置32はゴルフカートの制御を行う部分で、カートの運行制御および通信制御などを行っている。
無線装置33はアンテナ312を介して基地局と交信する装置である。交信により取得した情報を移動局装置32により処理を行う。例えば利用者はマイクなどの入力装置を用いて無線により基地局と連絡をとることができる。
液晶表示装置34は移動局装置32から位置情報や通信結果などを取得し、その情報に基づき生成した有用な情報を利用者に表示する。
GPS装置(Global Positioning System)35は、ゴルフカート31の位置情報を測定するためにGPS衛星37からの信号に基づき位置計測を行う。ここで、さらに詳しい位置情報を知るために、位置の分かっている基準局(基地局)が発信するFM放送などの無線の電波を利用し、GPSの計測結果の誤差を修正して精度を高めることもできる。
鍵スイッチ38は、鍵を挿入して鍵の回転位置により切替えを行うスイッチである。ゴルフカートの場合、通常利用者は鍵スイッチを容易に操作することができないように制限されている。そして、通常は誘導線上を運行する自動走行に設定されている。しかし、緊急の場合などに限り手動に切替えてマニュアル運転ができるようになっている。
次に、カート制御部39が有する切替えスイッチ部は、管理局から無線により送信された自動/手動切替え信号を受信し、受信した信号の内容に基づいて切替えを行うことで、ゴルフカート31の運行を遠隔操作することができる。
無線LAN装置310は、アンテナ311と接続され、ゴルフカートと交信した情報を移動局装置32に送受信する。
基地局側(管理局)は、基地局装置313、無線装置314、表示装置315、D−GPS装置316、GPSアンテナ317、GPS衛星318、無線LAN装置319、アンテナ320、321、LAN装置322、フロントシステム323から構成される。
基地局装置313は、従業員がゴルフ場の管理を行うために必要な情報を制御し、表示装置315や無線装置314のマイク、スピーカーなど使用してゴルフカート31の利用者と連絡をとることができる。
無線装置314は、アンテナ321を介してゴルフカート31との交信を行い音声やデータのやり取りを行うことができる。また、無線装置314はゴルフカートと業務用無線などの300MHz〜400MHz程度の周波数を使用してD−GPSの補正データを送信し、ゴルフカートからの補正した位置情報などを受信することに使用する。
表示装置315は、ゴルフ場全体の地図やグリーン図、攻略方法、気象情報などの情報を表示する。
D−GPS装置316は、GPS衛星318からの信号をGPSアンテナ317を介し位置情報を取得し、計測結果位置の分かっている基準局が発信するFM放送などの無線の電波を利用して、計測結果の誤差を修正して精度を高め基準局(基地局)でGPSによる測量を行い、実際の位置とGPSで算出された位置のずれをFM放送などの地上波で送信することにより、GPS衛星からの信号により計測した結果を補正する。
無線LAN装置319は、アンテナ321を介しゴルフカートとの交信を行うことができ、交信により取得した情報は基地局装置に伝送される。無線LAN装置319は、朝、またはプレー開始時に大量の情報を基地局とやり取りするときに使用する。
LAN装置322は、ゴルフ場のフロントに設置されたフロントシステム323との交信を行い、フロントシステム323で入力されたデータをLAN装置322に伝送する。
図4はゴルフカートの制御部に入力される信号を示した図である。カート制御部はゴルフカートの手動/自動スイッチ制御信号、ブレーキ制御信号、ハンドル制御信号、モータ制御信号、バッテリ監視信号、バンパースイッチ信号、メインスイッチ信号などを取得してゴルフカートの制御を行う。
図5は手動/自動スイッチの切替えの状態を示した図である。手動状態にするには鍵により手動/自動スイッチを切替える必要がある。(A)
手動/自動スイッチを自動状態とするときは、鍵を挿して自動状態とするか、鍵を抜くことで自動状態にすることができる。(B)通常は鍵を抜いて自動状態にしている。(C)
図6は切替えスイッチ部の回路を簡易的に示し、鍵が抜かれ自動状態である場合に基地局(管理局)からの指令によりリレー制御を示した図である。
同図の表に示すように通常運用自動モードの場合は、ゴルフカートのキー状態(手動/自動スイッチの状態)は自動走行になっており、切替えスイッチ部のリレーは基地局(管理局)からの指令により切りになっている。
カミナリ避難手動モードは緊急事態が発生したときに基地局(管理局)から無線で切替えスイッチ部のリレーを入りにするモードで、また、緊急事態でなくなり再び通常運行である自動走行に戻してゴルフプレーを行うときは基地局(管理局)からの指令により切替えスイッチ部のリレーを切りにする。
ここで、基地局から発信される切替え信号は、複数のゴルフカートに同時に受信されるため、基地局から発信される切替え信号のデータフォーマットには各ゴルフカートに割付けられたIDを付して発信する。
そして、切替え信号を受信したゴルフカートはこのIDを識別することで、基地局が指定する対象のゴルフカートが自分であることを知ることができる。
(実施例1)
図7と図8は緊急事態が発生したときのゴルフカートと基地局のやり取りをフローで示した図である。
ステップS71は、ゴルフカートが自動走行をしている場合で、このとき、基地局もゴルフカートが自動走行していることを把握している。
通常運用時(自動走行)に緊急事態が発生した場合、例えば図7の発動要因1にあるようにカミナリが発生したとき、ステップS72でカミナリが発生したことをしり、利用者が避難場所に早急に避難できるように、ステップS73で手動切替え信号をゴルフカートに送信する。
すなわち、基地局からゴルフカートへ無線で切替えをし、ゴルフカートを手動走行にする。
次に、同図の発動要因2にあるように不測の事態が発生したとき、例えばステップS74で利用者から急病などでプレーを中断したいとの連絡が基地局に入ると、ステップS75で手動切替え信号をゴルフカートに送信する。
また、同図の発動要因3にあるように事故が発生したとき、例えばステップS76でゴルフカートが故障してしまった場合、早急に事故に対処できるように、ステップS77で手動切替え信号をゴルフカートに送信する。
また、同図の発動要因4にあるように前のゴルフカートを追い抜く必要があるとき、ステップS78で前のゴルフカートを追い越したいとの連絡を利用者が基地局に連絡し、ステップS79で手動切替え信号をゴルフカートに送信する。
ここで、基地局への連絡は、表示装置に連絡内容を選べるようにメニューボタンを予め用意し、メニューボタンから連絡内容を選んで通知してもよい。
同図のステップS710でゴルフカートが手動切替え信号を受信すると、条件1として図8に示すステップS81でゴルフカートの速度を検出する。これはカート走行中に手動/自動を切替えると急ブレーキがかかり危険であるためである。
ステップS82で速度が2キロ/時間以下になったら停止と考えステップS83に進む、速度が2キロ/時間以下でないときはNOに進み2キロ/時間以下になるまでループする。
次に、条件2ではステップS83でブレーキの状態を検出する。そしてステップS84でブレーキのロック状態を検出した場合は、ステップS85に進み、ロックしていなければNOに進む。
ここで、ブレーキは油圧式のブレーキで、油圧が所定の圧力になった時にロック状態としてブレーキロック状態を通知する。
次に、条件3ではステップS85で切替え地域検出を行う。そしてステップS86で危険地域以外にゴルフカートがあれば、ステップS87で手動走行状態にスイッチを切替える。リレーが切替ると手動切替えランプが点灯し自動切替えランプが消灯する。
その後、利用者はゴルフカートを手動で運転し避難などを行うことができる。
(実施例2)
図9と図10は通常のプレーに手動から自動に切替えるとき(緊急事態から戻るとき)のゴルフカートと基地局のやり取りをフローで示した図である。
ステップS91は、ゴルフカートが手動走行状態にあり利用者が運転をしている場合である。このとき、基地局もゴルフカートが手動走行していることを把握している。
手動走行から自動走行に緊急事態が発生した場合、例えば図9の発動要因1にあるようにプレーを再開したとき、ステップS92で、従業員が例えばカミナリが止み避難場所から出てプレーを再開できると判断すると、ステップS93で自動切替え信号をゴルフカートに送信する。
すなわち、基地局からゴルフカートへ無線で切替え指令を送信し、ゴルフカートを自動走行に切替える。
次に、同図の発動要因2にあるように利用者から自動に切替えてほしいとの依頼の連絡があれば、例えばステップS94で利用者が前を走行中のゴルフカートを追い越したので戻してほしいなどの連絡が基地局に入ると、ステップS95で自動切替え信号をゴルフカートに送信する。
ステップS96でゴルフカートが自動切替え信号を受信すると、図10の条件1としてステップS101で誘導線の上にゴルフカートを運転し誘導電線検出ランプ、が点灯する位置まで移動をする。ステップS102で誘導電線の検出を行い誘導電線から信号を検出できないと自動走行のモード変更できないため検出できるまでループをする。
次に、条件2ではゴルフカートの速度を検出する。これはゴルフカート走行中に手動/自動を切替えると急ブレーキがかかり危険であるため速度の検出を行う。
ステップS103で速度が2キロ/時間以下になったら停止と考えステップS104に進む、速度が2キロ/時間以下でないときはNOに進み2キロ/時間以下になるまでループする。
次に、条件3でステップS104でブレーキの状態を検出する。ブレーキがロック状態を検出した場合は、ステップS105に進み、ロックしていなければNOに進む。
条件4ではステップS105で切替え地域検出を行う。もし、危険地域にゴルフカートがあれば危険地域から出るまでループをして切替えをしない。
そして、ステップS106で危険地域以外にゴルフカートが移動していれば、ステップS107で自動走行の状態にスイッチを切替え、その後、ゴルフカートは自動走行になる。
リレーが切替ると自動切替えランプが点灯し手動切替えランプが消灯する。
図11は、上述したゴルフカート制御装置を実現するゴルフカートのコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
同図に示すコンピュータ110は、CPU111、メモリ112、入力部113、出力部114、記憶部115、記録媒体駆動部116、及びネットワーク接続部117を有し、これらがバス118に接続された構成となっている。同図に示す構成は一例であり、これに限るものではない。
CPU111は、当該コンピュータ110全体を制御する中央処理装置である。
メモリ112は、プログラム実行、データ更新等の際に、記憶部115(あるいは可搬型記録媒体119)に記憶されているプログラムあるいはデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CPU111は、メモリ112に読み出したプログラム/データを用いて、上述した各種処理を実行する。
入力部113は、例えば、キーボード、マウス等であり、ユーザ等が表示装置34、315の表示画面上での操作を行う際に用いられる。
出力部114は、例えばプリンタ等であり、上記表示画面等の表示を印刷する。
ネットワーク接続部117は、例えばイントラネットやインターネット等のネットワークに接続して、他の情報処理装置とのコマンド/データ送受信を行う為の構成である。尚、規格ファイルの配布は、当該ネットワークを介してダウンロードする形でも、規格ファイルを格納した可搬型記録媒体を直接配る形でもよい。
記憶部115は、例えばハードディスク等であり、上述した様々な処理・機能を、コンピュータ110に実行させるためのプログラム/データ(処理を実行させるプログラム、及びデータベースのデータ等)が格納される。あるいは、上記規格ファイル、電子納品データ等が格納される。
あるいは、これらプログラム/データは、可搬型記録媒体119に記憶されているものであってもよい。この場合、可搬型記録媒体119に記憶されているプログラム/データは、記録媒体駆動部116によって読み出される。可搬型記録媒体119とは、例えば、FD(フレキシブル・ディスク)119a、CD−ROM119b、その他、DVD、光磁気ディスク等である。
あるいは、また、上記プログラム/データは、ネットワーク接続部117により接続しているネットワークを介して、他の装置内に記憶されているものをダウンロードするものであってもよい。あるいは、更に、インターネットを介して、外部の他の装置内に記憶されているものをダウンロードするものであってもよい。
また、本発明は、上記本発明の各種処理をコンピュータ上で実現するプログラムを記録した可搬型記憶媒体として構成できるだけでなく、当該プログラム自体として構成することもできる。
(実施例3)
図12に本システムの構成図を示す。カート制御部39と切替スイッチ部324を図に示すように設けても上記説明した実施例1、2と同様の結果を得ることができる。
(実施例4)
図13に切替スイッチ部324からの信号によりキーボックス325の蓋を開閉する構成を示す。キーボックス325は、カート制御部39内の鍵スイッチ38を制御する鍵145を保管し、必要に応じて鍵を取り出せるように制御する。
例えば、ゴルフカートが自動走行をしている場合に、基地局はゴルフカートが自動走行していることを把握している。通常運用時(自動走行)に緊急事態が発生した場合、例えば、カミナリが発生したとき、カミナリが発生したことをしり、利用者が避難場所に早急に避難できるように、ロック解除信号をゴルフカートに送信する。すなわち、基地局からゴルフカートへ無線でキーボックスの開閉を可能にし、ゴルフカートの切替スイッチ部324を鍵145により制御し手動走行にする。
また、利用者から急病などでプレーを中断したいとの連絡が基地局に入ると、ロック解除信号をゴルフカートに送信する。また、事故が発生したとき、例えばゴルフカートが故障してしまった場合、早急に事故に対処できるように、ロック解除信号をゴルフカートに送信する。また、前のゴルフカートを追い抜く必要があるとき、ゴルフカートを追い越したいとの連絡を利用者が基地局に連絡し、ロック解除信号をゴルフカートに送信する。
図14にキーボックス325の構成図を示す。図14(a)は、キーボックス325の蓋を閉めた状態である(例えば、ロック状態、解除状態)。図14(b)は、キーボックス325の蓋を開けた状態である(例えば、鍵を取り出す状態)。そして、キーボックス325は、蓋141、本体142、オープンスイッチ143から構成されている。ここで、オープンスイッチは後述するソレノイド(電磁機能部品)に通電して蓋141をオープンするためのスイッチである。また、鍵145はキーボックス325と鎖144(線材)などにより接続され、鍵145が紛失しないようになっている。さらに、このように構成することで、鍵145がキーボックス325内にないときは、鎖144が蓋141と本体に挟まり閉じることができない。この鎖144の長さは鍵スイッチ38に鍵が届く長さである。
さらに、オープンスイッチ143は、上述した基地局から送信されてくる手動切替え信号(ロック解除信号)を受信することにより開閉が可能になった蓋141を開けるときに使用する。開閉可能になった場合は、例えばオープンスイッチ(表示が可能なスイッチのLEDなど)を点灯させることにより利用者に鍵145が取り出すことが可能であることを通知する。
図15に本実施例のフローチャートを示す。ステップS151では、キーボックス325のロック状態をロック解除信号により解除状態にするため、基地局よりロック解除信号を送信する。図16(a)に示すように、ロック状態は、切替スイッチ部324をリレーで構成した場合には、キーボックス325の+V(電源)とスイッチ161(オープンスイッチ143)の一方の端子が接続されていない状態になっている。
ステップS152では、ロック解除信号を受信すればロックを解除(Yes)し、受信しなければ(No)そのままロック解除信号を受信するまで待機する。
解除された場合は、図16(b)に示すように、切替スイッチ部324のリレーが、キーボックス325の+V(電源)とスイッチ161の一方が接続される状態になり、解除状態となる。次にステップS153で利用者が解除状態になったことを認識すると、ステップS154でスイッチ161をオンにする。オンしない場合は再度ロック解除信号を受信するのを待つ。ここで、スイッチ161はロック解除信号を受信している間、スイッチ161の操作が可能になるが、ロック解除信号を受信後、所定の時間スイッチ161の操作ができるようにタイマーにより時間制御をしてもかわない。
ステップ154ではキーボックスを開き、鍵145を取り出す。図16(c)に示すように、上記図16(b)の解除状態から、スイッチ161をオンしロック解除ソレノイド162のコイルに通電をしてキーボックス325の蓋141を開く(開閉手段)。そして、利用者は鍵145により自動/手動の切替を行うことができる。
キーボックス325のゴルフカートへの設置は、ゴルフカートの車種により異なるため特に設置場所は限定しない。また、本実施例では鎖144を使用したが、特に鎖に限定するものではなく、鎖以外でもナイロンの紐などを使用してもかまわない。さらに、鎖などをつけなくても蓋141が閉まっているときは鍵145が収納され、鍵145が外にあるときは蓋がいつでも開く構造であればよ
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
ゴルフ場とゴルフカートの移動について示した図である。 ゴルフカートの外観図である。 ゴルフカート制御装置のシステムを示した図である。 ゴルフカートの制御部に入力される信号を示した図である。 手動/自動スイッチの切替えの状態を示した図である。 切替えスイッチ部の回路を簡易的に示し、鍵が抜かれ自動状態である場合に基地局(管理局)からの指令によりリレー制御を示した図である。 緊急事態が発生したときのゴルフカートと基地局のやり取りをフローで示した図である。 緊急事態が発生したときのゴルフカートと基地局のやり取りをフローで示した図である。 通常のプレーに緊急事態から戻るときのゴルフカートと基地局のやり取りをフローで示した図である。 通常のプレーに緊急事態から戻るときのゴルフカートと基地局のやり取りをフローで示した図である。 ゴルフカート制御装置を実現する基地局、ゴルフカートのコンピュータのハードウェア構成を示す図である。 ゴルフカート制御装置のシステムを示した図である。 ゴルフカート制御装置のシステムを示した図である。 キーボックスの構成を示す図である。(a)キーボックスのロック状態、解除状態、(b)キーボックスのオープン状態。 実施例4のフローチャートを示す図である。 キーボックス用の切替スイッチ部の回路を示す図である。(a)ロック状態、(b)解除状態、(c)オープン状態。
符号の説明
21 ・・・ ゴルフカート
22 ・・・ 操作スイッチ部
23 ・・・ キースイッチ部
24 ・・・ 発進・停止スイッチ
25 ・・・ 前進・後進切替えスイッチ

31 ・・・ 移動局側(ゴルフカート)
32 ・・・ 移動局装置
33 ・・・ 無線装置
34 ・・・ 液晶表示装置
35 ・・・ GPS装置
36 ・・・ GPSアンテナ
37 ・・・ GPS衛星
38 ・・・ 鍵スイッチ
39 ・・・ カート制御部
310 ・・・ 無線LAN装置
311 ・・・ アンテナ
312 ・・・ アンテナ
313 ・・・ 基地局装置
314 ・・・ 無線装置
315 ・・・ 表示装置
316 ・・・ D−GPS装置
317 ・・・ GPSアンテナ
318 ・・・ GPS衛星
319 ・・・ 無線LAN装置
320 ・・・ アンテナ
321 ・・・ アンテナ
322 ・・・ LAN装置
323 ・・・ フロントシステム
324 ・・・ 切替スイッチ部
325 ・・・ キーボックス

110 ・・・ コンピュータ
111 ・・・ CPU
112 ・・・ メモリ
113 ・・・ 入力部
114 ・・・ 出力部
115 ・・・ 記憶部
116 ・・・ 記録媒体駆動部
117 ・・・ ネットワーク接続部
118 ・・・ バス
119 ・・・ 可搬型記録媒体
119a ・・・ FD(フレキシブル・ディスク)
119b ・・・ CD−ROM

141 ・・・ 蓋
142 ・・・ 本体
143 ・・・ オープンスイッチ
144 ・・・ 鎖
145 ・・・ 鍵

161 ・・・ スイッチ
162 ・・・ ロック解除ソレノイド

Claims (3)

  1. 基地局と無線により交信をすることができ、ゴルフカートに配設された鍵スイッチを切替えることにより、前記ゴルフカートの運行態様を自動走行と手動走行に切替え制御ができるゴルフカートにおいて、
    前記切替えの発動要因により前記基地局から前記基地局に接続されたアンテナを介して前記ゴルフカートに送信されたロック解除信号を前記ゴルフカートのアンテナを介して受信する受信手段と
    記ゴルフカートに取り付けるキーボックスと、を備え
    記ゴルフカートに取り付けるキーボックスは、
    前記自動走行と前記手動走行を切替える前記鍵を収納し、前記鍵を収納する本体部分と蓋から構成され、前記本体と前記蓋とはロックすることができ、前記基地局から送信されるロック解除信号を受信して、前記キーボックスのロックを解除して前記鍵を取り出せる状態にし、
    前記キーボックスと前記鍵は線材により繋がれ、前記キーボックスには、前記ロックと前記解除を認識するための表示を設ける、
    ことを特徴とするゴルフカート。
  2. 前記キーボックスには、前記ロックを解除したのちに、前記蓋を開く蓋開閉手段と、前記蓋開閉手段を起動させるスイッチを設けることを特徴とする請求項1に記載のゴルフカート。
  3. 前記蓋開閉手段のロックと解除はリレーを用いて行うことを特徴とする請求項2に記載のゴルフカート。
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