JP4776999B2 - 画像消去装置および印刷機 - Google Patents
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Description
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、オフィス等の室内で使用することに適した画像消去装置を提供することにある。
画像消去装置1は紙等の印刷物2から画像を消去するものであり、図2に示すように、用紙トレイ3と本体ケース4と加熱源5と蓋ケース6を有している。用紙トレイ3は媒体収納器に相当するものであり、用紙トレイ3内には印刷物2が束上に投入される。この印刷物2は媒体に相当するものであり、画像形成材料を用いて画像が形成されている。この画像形成材料は加熱することで消去することが可能な材料を称するものであり、呈色性化合物と顕色剤の作用で発色している。この画像形成材料が加熱されたときには画像形成材料中のバインダー樹脂と呈色性化合物とが優先的に相溶性を示し、消色剤を使用しているときには顕色剤と消色剤とが反応し、消色する。
制御回路63は主電源が投入されると、電源LED74を点灯することに基いて主電源の投入を使用者に報知する。この状態でスタートスイッチ73が操作されたことを検出したときには消去LED75および冷却LED76を点灯し、蓋スイッチ104からの出力信号に基いて蓋ケース6の開閉を判断する。ここで蓋ケース6が閉鎖されていることを検出したときにはロックモータ101を駆動することに基いてロックピンを前進状態に移動操作し、蓋ケース6を閉鎖状態にロックする。そして、ロックLED77を点滅させ、蓋ケース6が閉鎖状態にロックされたことを使用者に報知する。
加熱室7内を加熱する加熱源5を設けたので、加熱源5が発熱したときには加熱室7内で用紙トレイ3内の印刷物2が加熱され、印刷物2に形成された画像が熱で消去される。このため、画像消去装置1を使用するときに溶媒の取扱いに配慮する必要がなくなるので、画像消去装置1をオフィス等の室内で安全に使用することができる。しかも、加熱室7の前面に出入口8を設けた。このため、用紙トレイ3を加熱室7内に対して前方から出入れすることができるので、用紙トレイ3を加熱室7内に対して上方から出入れする場合に比べて本体ケース4の上方にスペース的な余裕が生成される。従って、画像消去装置1を高さ寸法が小さな棚に設置して使用したり、画像消去装置1の上に別の機器を載置して画像消去装置1を使用したり、画像消去装置1を複数段に重ねて使用することが可能になるので、画像消去装置1をオフィス等の室内で使用するときのスペース的な制約が緩和される。
加熱室7内に冷却風を送る送風器54および加熱室7内から冷却風を排出する排気通路55を設けたので、加熱室7内に冷却風を強制的に循環させることができる。このため、印刷物2を消去温度から冷却温度に降温するのに要する所要時間が短くなるので、運転時間が短縮される。しかも、送風器54から制御基板62上の制御回路63等に冷却風が送風されるようになるので、制御回路63等の冷却性能も向上する。
<実施例2>
机等の設置面には、図10に示すように、2個のスタンド110が載置されており、各スタンド110には、図11に示すように、凹状の嵌合部111が形成されている。これら各スタンド110の嵌合部111内には本体ケース4が嵌合されており、本体ケース4は用紙トレイ3および操作パネル65が縦向きとなる状態で設置面に設置可能にされている。この本体ケース4の姿勢を縦向きの姿勢と称する。即ち、本体ケース4は脚部10を設置面に設置することに基いて用紙トレイ3および操作パネル65が横向きとなる横向きの姿勢で設置され、4個の脚部10を取外して本体ケース4を両スタンド110の嵌合部111内に嵌合することに基いて縦向きの姿勢で設置される。この横向きの姿勢は第1の姿勢に相当し、縦向きの姿勢は第2の姿勢に相当する。
本体ケース4を横向きの姿勢および縦向きの姿勢で選択的に設置面に設置可能に構成したので、画像消去装置1を上部に隙間が少ない書類棚に横向きに設置して使用したり、左右に隙間が少ない机間に縦向きに設置して使用することができる。このため、画像消去装置1の設置スペースの自由度が高まるので、画像消去装置1をオフィス等の室内で使用し易くなる。
<実施例3>
本体ケース4の上面には、図15に示すように、保管トレイ130が固定されている。この保管トレイ130は上面が開口する矩形皿状をなすものであり、保管トレイ130の内部には用紙トレイ3内に収納する前の画像を消去する予定の印刷物2が束状に収納される。この保管トレイ130は用紙トレイ3と同一サイズの印刷物が収納されるものであり、保管部に相当する。
本体ケース4に保管トレイ130を設けた。このため、印刷物2を用紙トレイ3内に収納する前に一時的に保管しておく箱等を別途用意する必要がなくなるので、利便性が高まる。しかも、保管トレイ130内から印刷物2を用紙トレイ3に移して加熱室7内に投入する一連の作業を画像消去装置1の直前で行うことができるので、使い勝手が向上する。
<実施例4>
両連結プレート34の後端部には、図17に示すように、操作バー140が固定されている。この操作バー140は下加熱板17の内部に収納されたものであり、用紙トレイ3が出入口8を通して加熱室7内に挿入されたときには用紙トレイ3の後板が操作バー140を後方へ押圧する。この用紙トレイ3の挿入状態では、図18に示すように、各連結プレート34がリンクスプリング37のばね力に抗して後退し、各リンク32が反時計回り方向へ回動することに基いて上加熱器43が下降し、用紙トレイ3内の印刷物2に押えスプリング47のばね力で押付けられる。
用紙トレイ3を加熱室7内に対して出入れすることに連動して操作機構141が上加熱器43を移動操作するように構成した。このため、上加熱器43を移動操作する専用操作が不要になるので、操作性が高まる。
<実施例5>
下加熱板17には、図19に示すように、下ヒータ18が固定されておらず、加熱室7内は上加熱器43のみで加熱される。この上加熱器43は加熱源に相当するものであり、操作機構46は蓋ケース6が閉鎖されることに連動して上加熱器43を用紙トレイ3に接近させ、蓋ケース6が開放されることに連動して上加熱器43を用紙トレイ3から遠ざける。
上加熱器43および用紙トレイ3が相互に接近したり相互に遠ざかるように上加熱器43を移動操作する操作機構46を設けたので、上加熱器43を用紙トレイ3内の押え板19に印刷物2の量に拘らず接触させることができる。このため、上加熱器43から印刷物2に熱を効率的に伝えることができるので、画像の消去性能が安定する。しかも、蓋ケース6が出入口8を開閉することに連動して操作機構46が上加熱器43を移動操作する構成とした。このため、上加熱器43を移動操作する専用操作が不要になるので、操作性が高まる。
<実施例6>
図20のコピー機150は熱で消去することが可能な画像形成材料を使用して紙に印刷を施すものである。このコピー機150は引出し式の複数の用紙供給トレイ151を有するものであり、コピー機150には最下段の用紙供給トレイ151の下方に位置して実施例1〜実施例5のいずれかの画像消去装置1が組み込まれている。このコピー機150は印刷機に相当するものである。
コピー機150に画像消去装置1を組込んだので、1台の装置で印刷および消去を行って紙を再使用することができる。しかも、画像消去装置1とコピー機150を別々に設置する必要がなくなるので、設置スペースが少なくて済む。画像消去装置1を最下段の用紙供給トレー151の下方に配置した。このため、コピー機150と画像消去装置1とがデザイン的に一体化されるので、見栄えが向上する。しかも、コピー機150の用紙供給トレイ151および画像消去装置1の用紙トレイ3の双方を引出し式に構成した。このため、両者を同一の感覚で使用することができるので、使い易さが高まる。
Claims (3)
- 媒体を加熱することに基づいて媒体に形成された画像を消去するものにおいて、
空間状の加熱室を有する本体ケースと、
前記本体ケースの加熱室内に設けられ、前記媒体が収納される媒体収納器と、
前記媒体収納器内の媒体を一方側から加熱する第1の加熱器および第1の加熱器とは反対側から加熱する第2の加熱器に分割された加熱源と、
前記第1の加熱器および前記第2の加熱器が相互に接近したり相互に遠ざかるように前記第1の加熱器を前記第2の加熱器に対して相対的に移動操作する操作機構を備えたことを特徴とする画像消去装置。 - 前記加熱室の前面に設けられ、前記媒体収納器を前記加熱室の外部から前記加熱室の内部に挿入したり前記加熱室の内部から前記加熱室の外部に取出すための出入口と、
前記出入口を開閉する蓋を備え、
前記操作機構は、前記媒体収納器が前記加熱室内に挿入されることに機械的に連動して前記第1の加熱器および前記第2の加熱器を相互に接近させ前記媒体収納器が前記加熱室内から取出されることに機械的に連動して前記第1の加熱器および前記第2の加熱器を相互に遠ざけるものであることを特徴とする請求項1記載の画像消去装置。 - 前記加熱室の前面に設けられ、前記媒体収納器を前記加熱室の外部から前記加熱室の内部に挿入したり前記加熱室の内部から前記加熱室の外部に取出すための出入口と、
前記出入口を開閉する蓋を備え、
前記操作機構は、前記蓋が前記出入口を閉鎖することに機械的に連動して前記第1の加熱器および前記第2の加熱器を相互に接近させ前記蓋が前記出入口を開放することに機械的に連動して前記第1の加熱器および前記第2の加熱器を相互に遠ざけるものであることを特徴とする請求項1記載の画像消去装置。
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