JP4776104B2 - 切削インサートおよびそれを装着した切削工具、並びに、それらを用いた被削材の切削方法 - Google Patents

切削インサートおよびそれを装着した切削工具、並びに、それらを用いた被削材の切削方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工具本体に着脱自在に装着して金属材料などの切削加工に用いる切削インサートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、被削材の仕上げ面粗さを向上させるため、或いは、送りを大きくしても面粗さが過大とならないようにするためにサラエ刃を形成した切削インサートが用いられてきた。
【0003】
このような従来の切削インサートには、図5に示すようにコーナー切刃21と横切刃23の間に直線状のサラエ刃22が形成された切削インサート20や、図6に示すようにコーナー切刃31と横切刃33の間に横方向(図中矢印Sの方向)に凸円弧状となったサラエ刃32が形成された切削インサート30があった。図7に示すように、これらの切削インサート20はサラエ刃22が被削材Wの被削面をサラエることによって平滑性を得ようとするものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記サラエ刃22が直線状に形成された切削インサート20では、サラエ刃22を好適に作用させるために切削インサート20の取り付け精度(位置・方向)が要求される。例えば、図8に示すようにθ1の角度で取り付け誤差が生じ、点線で示す適正位置に対して実線で示す位置に取り付けられている場合に、fの切削送りで切削すると、サラエ刃22の被削面サラエ作用がなくなり被削材の仕上げ面粗さが悪化する。このように、直線状のサラエ刃形状ではサラエ効果が得にくい。また、図8とは反対に、被削面に対してサラエ刃22が略水平に取り付けられてしまうと、被削材とサラエ刃22がベタあたりするため、切削インサート20のこすり摩耗が激しくなり、切削インサート20の寿命低下につながるという問題があった。
【0005】
これに対して、サラエ刃32が円弧状に形成された切削インサート30では、切削インサート30の取り付け精度の微妙な誤差による被削材の仕上げ面粗さに対する影響はさ程大きくはない。しかし一方で、サラエ刃32が円弧状であることにより、コーナー切刃31を形成できる領域が狭くなり、特にコーナー切刃31の曲率半径(ノーズR)以下の切込みで切削したときに、切り屑処理が悪化するという不具合があった。
【0006】
このような従来技術の課題に鑑み、本発明は、切削インサートの取り付け精度に誤差が生じたときや、コーナー切刃の曲率半径(ノーズR)以下の切込みにおいても被削材の仕上げ面粗度が向上し、且つこすり摩耗による寿命の低下を抑制し、良好な切り屑処理が得られる切削インサートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の切削インサートは、すくい面としての上面と着座面としての下面と逃げ面としての側面を備えた多角形板状体からなり、上記すくい面と逃げ面との間の稜辺に切刃が形成され、上記多角形板状体の稜辺が交差するコーナー部分にはコーナー切刃と該コーナー切刃の両端側に連なるサラエ刃と該サラエ刃に連なる横切刃とを備え、上記サラエ刃は、正面視したときに直線状であるとともに、側面視したときに上記すくい面側へ突出する円弧状の突出部が形成されたことを特徴とする。
【0008】
かかる切削インサートは、負の前すくい角、横すくい角(前下がり、横下がり)に傾けてこれを工具本体に装着した場合、サラエ刃の被削材への食い込み形状が楕円弧状となる。したがって、切削インサートの取り付け精度に多少の誤差があっても良好な被削材の仕上げ面粗度が得られ、また、被削材に対しサラエ刃がベタあたりすることもないため、こすり摩耗が抑制される。また、上記サラエ刃はすくい面の正面視では直線状であるので、コーナー切刃の領域を十分広く取ることができ、切屑処理が安定する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
【0010】
図1乃至図4に本発明の実施形態の切削インサート1を示し、この切削インサート1の全体形状は図1に示す如く、すくい面2としての上面と着座面としての下面を備え、すくい面2と逃げ面3の間の稜辺11に切刃が形成された多角形板状体をなす。この多角形板状体の稜辺11が交差するコーナー部分5には、その先端に円弧状のコーナー切刃6が、このコーナー切刃6の両側にはコーナー切刃6に連なるサラエ刃7とこのサラエ刃7に連なる横切刃4とがそれぞれ形成されている。
【0011】
図2の部分拡大図に示すように上記サラエ刃7には上記すくい面2側へ突出する円弧状の突出部71が設けられている。
【0012】
図3(a)は図4に実線で示される切削インサート1のすくい面2を、視点VP1から正面視したときの上記コーナー部5の拡大図であり、サラエ刃7は直線状に見える。これに対して、図3(b)は、図4に点線で示すように負の前すくい角α°、横すくい角β°に傾けた切削インサート1を同一の視点VP1から見たときの上記コーナー部5の拡大図であり、サラエ刃7が楕円弧状に見える。
【0013】
このように、上記切削インサート1はサラエ刃7に上記突出部71を有することにより、すくい面2の正面視の状態(図3(a))から視点VP1(図4参照)を変えずに負の前すくい角α°、横すくい角β°で切削インサート1を傾けたときに、サラエ刃7が楕円弧状に見える(図3(b))。そして、切削インサート1を不図示の工具本体に負の前すくい角α°、横すくい角β°でもって装着した場合、サラエ刃7の被削材への食い込み形状が楕円弧状となる。したがって、切削インサート1の取り付け精度に多少の誤差があっても良好な被削材の仕上げ面粗度が得られ、また、被削材に対しサラエ刃7がベタあたりすることもないため、こすり摩耗が抑制される。また、上記サラエ刃7はすくい面2の正面視では直線状(図3(a))であるので、コーナー切刃6の領域を十分広く取ることができ、切屑処理が安定する。
【0014】
なお、上記サラエ刃7の突出部71の曲率半径はR1=0.5mm〜8mmであることが好ましい。この曲率半径R1が0.5mmより小さいとき、サラエ刃7の強度が低下し欠損しやすくなる恐れがある。他方、上記曲率半径R1が8mmを超える場合、切削インサート1を負の前すくい角、横すくい角に傾けて不図示の工具本体に装着したときに、被削材に対するサラエ刃7の食い込み形状は直線に近くなり、切削インサート1の取り付け精度を非常に厳しくしなければならない。
【0015】
また、サラエ刃7の内側のすくい面をブレーカ壁8,9とした場合、切屑をカールさせ易い。特に、上記サラエ刃7の内側のすくい面を、すくい面2の正面視でV字状であり且つ逃げ面3の正面視で曲面状のブレーカ壁8,9とすると、このブレーカ壁8,9が切屑の排出方向を安定させるとともに、切屑を確実にカールさせるので切屑処理が良好なものとなる。
【0016】
さらに、図2に示すように、コーナー切刃6の内側のすくい面10には、所望のすくい角が付与され、それに隣接するブレーカ壁8は凹曲面状、そして、この凹曲面状の部分に続いて凸曲面状のブレーカ壁9を形成することができる。このようなすくい面10およびブレーカ壁8,9の構成により、切屑が切削インサート1に大きな切削抵抗を与えることなく、切屑を確実にカールさせることができる。
【0017】
図2に示すように上記サラエ刃7は、その最高点がコーナー切刃6よりd1=0.05mm〜0.3mm高いことが好ましい。この高さd1が0.05mmより小さいと、切削インサート1を不図示の工具本体に負の前すくい角、横すくい角に傾けて装着した場合、被削材に対するサラエ刃7の食い込み形状は直線に近くなり、切削インサート1の取り付け精度を非常に厳しくしなければならない。他方、0.3mmより大きい場合、切削インサート1作製における焼成時に変形が起こりやすく、機械的強度が低下してサラエ刃7が欠損しやすくなったり、或いは、コーナー切刃6より大きい切込みで加工した時に切屑が詰まり易く、切削抵抗が大きくなってしまう恐れがある。
【0018】
なお、サラエ刃7の最高点は、それが横切刃4との境界に位置するのではなく、この境界から幾分コーナー切刃6側に離れたところに位置することが好ましい。このようにすることでサラエ刃7と横切刃4とのつなぎがスムースになり、結果として被削材における被削面をより平滑にすることができる。
【0019】
上記サラエ刃7は、図3(a)に示すようにその長さL1が0.5mm〜3mmであることが好ましい。このサラエ刃7の長さL1が0.5mmより短いと、サラエ刃効果、すなわち面粗さ向上効果が現れ難い。他方、上記長さL1が3mmより長いと、切削インサート1のこすり摩耗が激しくなり、切削インサート1の寿命低下につながるという問題がある。
【0020】
また、図3(a)に示すようにコーナー切刃6の先端からサラエ刃7と横切刃4との境界までの長さL2は0.8mm〜4mmであることが好ましい。この長さL2が0.8mmより小さいと切屑処理性が悪くなる恐れがある。他方、4mmを超えると切削インサート1のこすり摩耗が激しくなる恐れがある。
【0021】
なお、上記切削インサート1を不図示の工具本体に取付ける際のすくい角は、前すくい角α°が−6°、横すくい角β°が−6°程度であることが好ましい。
【0022】
以上、本発明の実施形態を例示したが、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、発明の目的を逸脱しない限り任意の形態とすることができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、切削インサートの取り付け精度に多少の誤差があっても良好な被削材の仕上げ面粗度が得られ、また、被削材に対しサラエ刃がベタあたりすることもないため、こすり摩耗が抑制される。また、コーナー切刃の領域を十分広く取れるので切屑処理性も良好なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態の切削インサートを示し、(a)は正面図、(b)(c)は側面図である。
【図2】図1の切削インサートのコーナー部分を示す斜視図である。
【図3】図1の切削インサートのすくい面の正面視におけるコーナー部分の拡大図(a)と、上記切削インサートに前すくい角と横すくい角を付与した切削インサートを同じ方向で見たときのコーナー部分の拡大図(b)である。
【図4】切削インサートの側面図であり、(a)は図1におけるVP2矢視図、(b)は同VP3矢視図である。
【図5】直線状のサラエ刃を備えた従来の切削インサートを示し、(a)は正面図、(b)は(a)における領域Pの拡大図である。
【図6】横方向に円弧状となったサラエ刃を備えた従来の切削インサートを示し、(a)は正面図、(b)は(a)における領域Qの拡大図である。
【図7】従来の切削インサートによる切削態様の説明図である。
【図8】図5の従来の切削インサートの切削態様の説明図である。
【符号の説明】
1 切削インサート
2 すくい面
3 逃げ面
4 横切刃
5 コーナー部分
6 コーナー切刃
7 サラエ刃
71 突出部
8 ブレーカ壁
9 ブレーカ壁
10 すくい面
11 稜線
R1 曲率半径
d1 高さ
L1 長さ
L2 長さ

Claims (6)

  1. すくい面としての上面と着座面としての下面と逃げ面としての側面を備えた多角形板状体からなり、
    上記すくい面と逃げ面との間の稜辺に切刃が形成され、上記多角形板状体の稜辺が交差するコーナー部分にはコーナー切刃と該コーナー切刃の両端側に連なるサラエ刃と該サラエ刃に連なる横切刃とを備え、
    上記サラエ刃は、正面視したときに直線状であるとともに、側面視したときに上記すくい面側へ突出する円弧状の突出部が形成されたことを特徴とする切削インサート。
  2. 上記サラエ刃の突出部は曲率半径がR1=0.5mm〜8mmであることを特徴とする請求項1記載の切削インサート。
  3. 上記サラエ刃の最高点がコーナー切刃よりd1=0.05mm〜0.3mm高いことを特徴とする請求項1記載の切削インサート。
  4. 上記サラエ刃の長さがL1=0.5mm〜3mmであることを特徴とする請求項1記載の切削インサート。
  5. すくい面としての上面と着座面としての下面と逃げ面としての側面を備えた多角形板状体からなり、上記すくい面と逃げ面との間の稜辺に切刃が形成され、上記多角形板状体の稜辺が交差するコーナー部分にはコーナー切刃と該コーナー切刃の両端側に連なるサラエ刃と該サラエ刃に連なる横切刃とを備え、上記サラエ刃は正面視したときに直線状であるとともに側面視したときに上記すくい面側へ突出する円弧状の突出部が形成された切削インサートと、
    前記切削インサートを負の前すくい角あるいは横すくい角に傾けて装着された工具本体とを備え、
    前記すくい面を正面視したときに前記サラエ刃は楕円形状である、切削工具。
  6. 請求項5記載の切削工具をその軸まわりに回転させる工程と、
    回転している前記切削工具と被削材とを接触させる工程と、
    を備える被削材の切削方法。
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