JP2543718Y2 - スローアウエイチツプ - Google Patents

スローアウエイチツプ

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JP2543718Y2
JP2543718Y2 JP1990046207U JP4620790U JP2543718Y2 JP 2543718 Y2 JP2543718 Y2 JP 2543718Y2 JP 1990046207 U JP1990046207 U JP 1990046207U JP 4620790 U JP4620790 U JP 4620790U JP 2543718 Y2 JP2543718 Y2 JP 2543718Y2
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正彰 中山
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、切削工具に用いられるスローアウエイチ
ツプに係り、詳しくは、スローアウエイチツプを、その
上下面のいずれか一方が工具の外周側を向くように装着
する立て刃式正面フライスに用いて好適なスローアウエ
イチツプに関する。
[従来の技術] 近年、切削工具の分野においては、超硬合金を多角形
平板状に成形してなるスローアウエイチツプ(以下、チ
ツプと略称する。)を、工具本体の所定位置に着脱自在
に装着した構成のスローアウエイ式切削工具が多用され
ている。
例えば、第12図及び第13図は、この種の切削工具とし
て知られているスローアウエイ式正面フライスの概略を
示すもので、この正面フライス1は、略円板状をなす工
具本体2の先端外周部に、断面略円弧状をなす複数のチ
ツプポケツト3と、これらチツプポケツト3に連なる複
数のチツプ取付座4とが形成され、これらチツプ取付座
4に、超硬合金を正方形平板状に成形してなるチツプ5
が、その中心孔5aに装着されるクランプねじ6で締め付
けられて装着された構成とされている。
ここで、上記正面フライスにおいては、特にチツプ5
が、その厚さ方向に対向する上下面7、8のいずれか一
方(図では上面7)を工具外周側に向けた状態で工具本
体2に装着されている。このため、被削材Wの切削時に
おいては、上下面7、8のいずれか一方が切削に関与す
る一の主切刃9に対する外周逃げ面とされ、また、チツ
プポケツト3に面する一の側面10が上記主切刃9に対す
るすくい面とされる。
このように構成された正面フライスによれば、チツプ
5の上下面7、8のいずれか他方(図では下面8)とチ
ツプ取付座4の底面4aとを密着させているので、チツプ
5の側面10をチップ取付座4の底面4aと密着させた場合
に比してチップ5の着座面積が増大してチツプ取付時の
安定性が向上し、また、チツプ5が工具周方向に占める
長さが増大するので、工具周方向に作用する主分力に対
するチツプ強度が向上する等の利点が得られることにな
る。そして、このように、チツプ5をその厚さ方向が工
具径方向と一致するように装着した正面フライスは、立
て刃式正面フライスと称される。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上述した従来の立て刃式正面フライスにお
いては、チツプ5が工具周方向に占める長さが長いた
め、一般的な正面フライス、すなわち、チツプ5をその
上下面7、8のいずれかが工具回転方向を向くように装
着したものに比して工具外周部に装着し得るチツプ5の
枚数が減少し、この結果、工具の一刃当たりの送り量が
増大してチツプ寿命が短くなるという欠点があった。
ここで、チツプ5の枚数を増やして上記欠点を解消す
るには、主切刃9の径方向すくい角を負角側へ増大させ
てチツプ5が工具周方向に占める長さを減少させること
が考えられる(正角側ではチツプ上面7が被削材と干渉
する。)が、かかる場合には主切刃9の切削抵抗が増加
して切れ味が悪くなるという新たな欠点が生じる。
また、上述の正面フライスの場合、チツプ5の上下面
7、8と側面10との稜線が全周に渡って主切刃9とされ
ているために、チツプ取付座4の底面4aと壁面4bとの交
差部と、底面4aに密着する側の上下面7、8の周縁に設
けられた主切刃9との干渉を防止すべくチツプ取付座4
に一定の逃げ部11を加工する必要がある。このため、チ
ツプ取付座4の背後の工具本体2の肉厚を十分に確保し
ないと工具剛性が不足するおそれがあり、この結果、チ
ツプ前端から隣接するチツプ取付座4の後端までの距離
l1が増大してチツプ5の取付枚数が一層減少する。
さらに、切屑処理の面からも、チツプポケツト3の曲
率をむやみに小さくすれば、主切刃9で生成される切屑
Cのカールが妨げられて切屑排出性が悪化するおそれが
あり、この結果距離l1が一層長尺化して工具本体2に装
着し得るチツプ5の枚数に制限が課せられることにな
る。
この考案は、このような背景の下になされたもので、
上述した立て刃式正面フライスに使用した場合に、工具
剛性を維持しつつ装着枚数を増加させることができるチ
ツプを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するためにこの考案は、互いに対向す
る上下面と、これら上下面よりも面積が小さい側面とか
ら外形輪郭が形成される多角形平板状のチツプであつ
て、上記上下面と側面との稜線部に、それぞれ上記上下
面に連なる壁面と上記側面に連なる壁面とを有してこれ
ら上下面及び側面に向かって開口する溝部が、上記稜線
部の全周に渡って形成され、この溝部の上記上下面に連
なる壁面と上記上下面とがなす、上記上下面に対向する
平面視において上記外形輪郭よりも内側に位置する稜線
が、切刃とされてなるものである。
[作用] 上記構成によれば、立て刃式正面フライスを構成する
工具本体のチツプ取付座に、上下面のいずれか一方が工
具外周側を向くように装着した場合、切削時に切刃で生
成される切屑が溝部の壁面に沿って成長しつつチツプポ
ケツトに案内される。このため、切屑のカールが溝部で
始まることになり、その分、チツプポケツトを小さくし
てチツプ取付座の間隔を短縮できる。
また、上記溝部は上記上下面と上記側面との稜線部の
全周に渡って形成され、この溝部の上下面に連なる壁面
と上下面とがなす稜線が切刃とされており、従ってこの
切刃は、上記上下面に対向する平面視において上記外形
輪郭よりも内側に位置することになる。このため、チッ
プ装着時には、この切刃がチップ取付座に干渉すること
がなく、チップ取付座の底面と壁面との交差部には上記
溝部が対向することになるので、該交差部に従来のよう
な逃げ加工を施さずともよい。
[実施例] 以下、第1図及び第2図を参照して、本考案の一実施
例を説明する。なお、上述した従来例と同一の構成要素
には同一符号を付し、その説明を省略する。
これらの図に示すように、本実施例のチツプ20は、超
硬合金を平面視正方形状をなす平板に圧縮成形してなる
もので、その外形輪郭は、平板の厚さ方向に平行に並ぶ
上下面21、22と、これら上下面21、22の周縁部に位置し
て、上下面21、22よりも面積が小さい4つの側面23とか
ら概略構成されている。また、上下面21、22の中心に
は、当該チツプ20を貫く中心孔24が形成されている。
また、チツプ20の上下面21、22と各側面23との稜線部
には、上下面21、22及び側面23に開口する溝部25が、こ
れら稜線部の全周に渡って形成されている。これら溝部
25は、上下面21、22に連なる第1の壁面26と、側面23に
連なる第2の壁面27とを有してなるものである。そし
て、これら溝部25の第1の壁面26と上下面21、22との稜
線に主切刃28が形成されている。従って、この切刃28
は、第1図に示すように上面21に対向する方向からの平
面視において、あるいは下面22に対向する方向からの平
面視においても、上記側面23がなすチップ20の外形輪郭
より内側に位置することとなる。
ここで、各溝部25の第1の壁面26は側面23と平行をな
す平面に形成されている。一方、上記第2の壁面27は、
第1の壁面26との交差部から側面23に向かう程チツプ20
の厚さ方向中心側へ傾斜する傾斜面に形成されている。
この傾斜面の傾斜角αは、工具本体2の外径や切削条件
等に応じて適宜定められるが、なるべくは20°〜70°の
範囲とすることが好ましい。傾斜角αが70°を越える
と、後述する切屑の曲げ効果を十分に発揮できないおそ
れがあり、他方傾斜角αが20°に満たないと主切刃28で
生成される切屑が第2の壁面27に衝突して押し返され、
かえって切屑排出性が悪化するおそれが生じるからであ
る。
以上のように構成されたチツプ20は、上述した従来の
チツプ5と同様に、その上下面21、22のいずれか一方
(図では上面21)が工具外周側を向くようにして工具本
体2のチツプ取付座4に嵌め込まれ、この後、中心孔24
に挿通されるクランプねじ6で締め付けられて工具本体
2に着脱自在に取り付けられる。
これにより、上下面21、22のいずれか他方(図では下
面22)と、隣接する2つの側面23がそれぞれチツプ取付
座4の底面4a、壁面4bと密着し、これに伴って上面21と
溝部25の第1の壁面26との稜線に形成された主切刃28の
うち、工具回転方向(第2図中矢印Aで示す)前方側に
臨む主切刃28が工具外周側に突出して所定位置に位置決
めされる。また、工具外周側を向く上面21は、上記主切
刃28を頂点として工具径方向中心側に僅かに傾けられて
主切刃28に対する外周逃げ面とされ、以上により立て刃
式正面フライスが構成される。
以上のようにチツプ20を工具本体2に装着して被削材
30の切削を行った場合、第2図に示すように、工具本体
2の回転に伴って主切刃28から生成される切屑Cは、ま
ず溝部25の第1の壁面26に沿って成長し、この後、第2
の壁面27によって工具回転方向側へ曲げられた上でチツ
プポケツト3に導かれ、さらにはチツプポケツト3に沿
って丸め込まれつつ適度に分断されて工具外周に排出さ
れる。
このように本実施例のチツプ20によれば、切屑Cが第
2の壁面27に沿って成長することにより、チツプポケツ
ト3に達する以前に切屑Cのカールが開始されるので、
上述した従来例(第13図参照)のごとく切屑Cがチツプ
ポケツト3に達した後にカールする場合に比してチツプ
ポケツト3の曲率や深さ等が小さくて足りる。このた
め、チツプ前端から隣接するチツプ取付座4までの距離
l2を従来より短縮してチツプ装着枚数の増加を図り得
る。
また、本実施例のチツプ20によれば、上下面21、22と
側面23との稜線部の全周に渡って溝部25が形成されてい
るので、上下面21、22のいずれをチツプ取付座4の底面
4aと密着させた場合でも、チツプ取付座4の底面4aと壁
面4bとの交差部と溝部25とが対向し、このためチツプ取
付座4の底面4aと壁面4bとの交差部に従来のような逃げ
加工を施す必要がなくなる。従って、工具剛性を維持し
つつ工具本体2のチツプ取付座4の背後の肉厚を従来よ
り薄くすることができ、この点でもチツプ装着枚数の増
加を図ることが可能である。
しかも、上述のように切屑Cが第2の壁面27に沿って
成長してカールさせられることにより、この第2の壁面
27に連なるチップ20の側面23が切屑Cの擦過によって摩
耗することが少なく、またたとえ摩耗が生じても、側面
23の第2の壁面27側の縁部が削られるだけであるので、
上面21側の溝部25と下面22側の溝部25との間には十分な
大きさの側面23が残されることとなる。このため、切削
によって一の主切刃28が消耗した際に、チップ20を回転
させたり、反転させたりして他の主切刃28を切削に用い
ようとしたとき、この一の主切刃28に溝部25を介して連
なる側面23がチップ取付座4の壁面4bに密着するとして
も、これら側面23と壁面4bとの密着性が上記の摩耗によ
り阻害されるようなことが無く、従ってチップ20に十分
な取付剛性および取付安定性を確保することが可能とな
るとともに、一つのチップ20に形成された全ての主切刃
28を満遍なく確実に使用することができ、経済的であ
る。
ここで、本実施例では、特にチツプ20を正方形平板状
としているが、本考案はこれに限るものではなく、例え
ば正三角形状等種々の形状のチツプに適用可能である。
また、本実施例では特に溝部25の第1の壁面26を側面
23と平行な平面としているが、本考案はこれに限るもの
ではなく、例えば第3図に示すように、主切刃28から離
間するにつれて陥没する傾斜面状に形成することもでき
る。この場合には、主切刃28の径方向すくい角が、上記
実施例の場合よりも正角方向に大きくなるので、その分
チツプ20自体を負角方向へ傾斜させてチツプ20が工具周
方向に占める長さを減少させることにより、工具本体20
に装着し得るチツプ枚数をさらに増加させることができ
る。
なお、以上の実施例では、特に溝部25の断面形状がチ
ツプ20の全周に渡って一定とされているが、本考案はこ
れに限るものではなく、例えばチツプのコーナ部をさら
に切り欠いてコーナ刃を設ける等、種々の変形が可能で
ある。
例えば、第4図ないし第6図に示すチツプ40は、上下
面21、22と側面23との稜線部に上記実施例と同様の溝部
25が形成されるとともに、チツプ40の各コーナ部41に、
上記溝部25の第1、第2の壁面26、27の交点Pを境とし
て上下面21、22及び側面23に対して異る角度で傾斜する
所定幅Bの第1、第2の傾斜面42、43が形成され、第1
の傾斜面42と溝部25の第1の壁面26との稜線にチャンフ
ァ切刃44が、また第2の傾斜面43と側面23との稜線に副
切刃45が形成されてなるものである。なお、図中符号46
はクランプねじが挿入される中心孔である。
このように構成されたチツプ40は、第7図ないし第11
図に示すように、円板状をなす工具本体47の外周部に設
けられたチツプ取付座4に、その上下面21、22のいずれ
かが工具外周側を向くように装着され、これにより、一
の主切刃28が工具外周に突出し、かつ上記チャンファ切
刃44及び副切刃45がそれぞれ工具先端から突出して、そ
れぞれが切削に関与する切刃となる。
この場合でも上述した実施例と同様に、主切刃28で生
成された切屑のカールが溝部25の第2の壁面27で開始さ
れるので、チツプポケツト3の小型化によるチツプ装着
枚数の増加を図り得るとともに、溝部25とチツプ取付座
4の底面4aと壁面44bとの交差部が対向するので、チツ
プ取付座4の逃げ加工が不要となって工具剛性を維持し
つつチツプ装着枚数を一層増加させることができる。し
かも、上記チャンファ切刃44及び副切刃45は、上記溝部
25の第1、第2の壁面26、27よりもチツプ内方に陥没す
る第1、第2の傾斜面42、43に沿って形成されているの
で、チツプ取付座4の逃げ加工を不要とすることによっ
て、工具剛性を維持しつつチツプ装着枚数の増加を図る
という本考案の作用効果も何等損なわれないのである。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案のチツプによれば、立
て刃式正面フライスに用いた場合において、主切刃で生
成される切屑が溝部によって曲げられてチツプポケツト
に排出されるので、切屑排出性を劣化させることなくチ
ツプポケツトを従来よりも小さくしてチツプ装着枚数を
増加させることができる。
しかも、このように切屑が溝部によって曲げられて排
出されることにより、一の主切刃を切削に使用した後で
も、この一の主切刃に連なる溝部と、この溝部とは上下
反対側の溝部との間に、十分な大きさのチップの側面を
残しておくことができ、従ってチップを反転あるいは回
転させて他の主切刃を切削に用いる際、使用済みの上記
一の主切刃に連なる側面をチップ取付座の壁面に密着さ
せたとしても、その密着性を損なうことなく十分な取付
剛性および取付安定性を確保でき、また一つのチップに
形成された全ての主切刃を確実に使用できて経済的であ
る。
また、上下面と側面との稜線部の全周に渡って溝部が
形成され、この溝部の上下面に連なる壁面と上下面との
稜線に切刃が形成されており、従ってこの切刃は、上記
上下面に対向する平面視においてチップの外形輪郭より
も内側に位置することとなるので、切刃がチップ取付座
の底面と壁面との交差部に干渉することがなくなって、
この交差部に逃げ加工を施す必要がなくなり、この結
果、工具剛性を維持しつつチツプ取付座の間隔を短縮し
てチツプ装着枚数を一層増加させることができる。
さらに、溝部の上下面に連なる側の壁面を、主切刃か
ら離間する程チツプ内方へ傾斜する傾斜面状に形成して
おくことにより、主切刃の径方向すくい角が過度に負角
側へ変化することを防止しつつ工具周方向におけるチツ
プ長さを短縮してチツプ装着枚数をより一層増加させる
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図はチツプが装着された工具外周部の拡大図、第2図
は第1図のI−I線における断面図、第3図は第1図に
示すチツプの変形例を示す図、第4図ないし第11図は本
考案の他の実施例を示す図で、第4図はチツプの平面
図、第5図は第4図のII方向からの矢示図、第6図は第
4図のIII−III線における断面図、第7図は第4図のIV
−IV線における断面図、第8図は工具本体の軸線方向断
面図、第9図は工具本体の底面図、第10図は第8図のV
方向からの矢視図、第11図は第10図中のVI方向からの矢
視図、第12図及び第13図は従来の立て刃式正面フライス
を示す図で、第12図は工具外周部の拡大図、第13図は第
12図のVII方向からの矢視図である。 2・47……工具本体、20・40……チツプ、21……上面、
22……下面、23……側面、25……溝部、28……主切刃。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向する上下面と、これら上下面の
    周縁に位置して該上下面よりも面積が小さい側面とで平
    板状の外形輪郭が形成され、工具本体への装着時に上記
    上下面のいずれか一方が工具の外周側に面する逃げ面と
    されてなるスローアウェイチップであって、 上記上下面と上記側面との稜線部に、それぞれ上記上下
    面に連なる壁面と上記側面に連なる側面とを有してこれ
    ら上下面及び側面に向かって開口する溝部が、上記稜線
    部の全周に渡って形成され、この溝部の上記上下面に連
    なる壁面と上記上下面とがなす、上記上下面に対向する
    平面視において上記外形輪郭よりも内側に位置する稜線
    が、切刃とされてなることを特徴とするスローアウェイ
    チップ。
JP1990046207U 1990-04-27 1990-04-27 スローアウエイチツプ Expired - Lifetime JP2543718Y2 (ja)

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