JP4775928B2 - 炭素繊維、アクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法 - Google Patents
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『アクリロニトリル系前駆体繊維』
本発明のアクリロニトリル系前駆体繊維は、複数の、アクリロニトリル系重合体の単繊維を束ねたトウである。
アクリロニトリル系重合体としては、アクリロニトリル単位を95質量%以上含有する重合体であることが、アクリロニトリル系前駆体繊維を焼成して得られる炭素繊維の強度発現性の面で好ましい。
アクリロニトリル系重合体は、アクリロニトリルと、必要に応じてこれと共重合しうる単量体とを、水溶液中におけるレドックス重合、不均一系における懸濁重合、分散剤を使用した乳化重合などによって、重合して得ることができる。
アクリロニトリルと共重合しうる単量体としては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エステル類;塩化ビニル、臭化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル類;(メタ)アクリル酸、イタコン酸、クロトン酸等の酸類およびそれらの塩類;マレイン酸イミド、フェニルマレイミド、(メタ)アクリルアミド、スチレン、α−メチルスチレン、酢酸ビニル;スチレンスルホン酸ソーダ、アリルスルホン酸ソーダ、β−スチレンスルホン酸ソーダ、メタアリルスルホン酸ソーダ等のスルホン基を含む重合性不飽和単量体;2−ビニルピリジン、2−メチル−5−ビニルピリジン等のピリジン基を含む重合性不飽和単量体等が挙げられる。
アクリロニトリル系前駆体繊維を構成する単繊維の繊度は0.7〜1.3dtexであることが必要である。単繊維の繊度が0.7dtex未満であるとアクリル繊維糸条を安定に紡糸することが難しくなり、逆に1.3dtexを越えると断面二重構造が顕著になり、高性能な炭素繊維が得られにくい。
アクリロニトリル系前駆体繊維を構成するフィラメント数は30,000本以上であることが必要である。その範囲でアクリロニトリル系前駆体繊維や炭素繊維の製造条件から最も好ましいフィラメント数を選べばよい。アクリロニトリル系前駆体繊維のハンドリング、製造コスト、生産性、更には耐炎化工程、炭素化工程で均一な熱処理等を考えた場合、100,000本以下であることが好ましい。
アクリロニトリル系前駆体繊維を構成する単繊維間の接着数は、5ヶ/30,000本以下であり、繊維軸に垂直方向の結晶領域サイズが1.1×10−8m以上であることが好ましい。単繊維の接着は後の耐炎化工程及び炭素化工程で毛羽や束切れ等の発生原因となるだけでなく、ストランド強度も著しく低下するため、接着数は可能な限り少ない方が好ましい。
単糸間の接着の判定は、巻き取った前駆体繊維を約5mmにカットし100mLのアセトン中に分散させ、100rpm(回転/分)で1分間攪拌後、黒色濾紙にて濾過し、単糸繊維の接着個数を測定する。
本発明では、繊維軸に垂直方向の結晶領域サイズが1.1×10−8m以上であることが好ましい。
〔式中、Kはシェラー定数0.9、λは用いたX線の波長(ここではCuKα線を用いているので、1.5418×10−2m)、θはBraggの回折角、β0は真の半値巾、β0=βE−β1(βEは見かけの半値巾、β1は装置定数であり、ここでは1.05×10−2rad)である。〕
アクリロニトリル系前駆体繊維の単繊維の強度は、好ましくは5cN/dtex以上であり、より好ましくは6.5cN/dtex以上であり、さらに好ましくは7cN/dtex以上である。単繊維の強度が5cN/dtex未満では、焼成工程での単糸切れによる毛羽の発生が多くなって焼成工程通過性が悪くなる。得られる炭素繊維の強度も著しく低下する。
更に、アクリロニトリル系前駆体繊維を構成する単繊維の繊度斑(CV値)が10%以下であり、好ましくは7%以下であり、更に好ましくは5%以下にすることが好ましい。10%を越えると紡糸工程及び焼成工程において糸切れ、巻き付きトラブルが発生しやすくなる。
内径1mmの塩化ビニル樹脂製のチューブ内に測定用のアクリロニトリル系重合体の繊維を通した後、これをナイフで輪切りにして試料を準備する。ついで、該試料をアクリロニトリル系重合体の繊維断面が上を向くようにしてSEM試料台に接着し、さらにAuを約10nmの厚さにスパッタリングしてから、PHILIPS社製XL20走査型電子顕微鏡により、加速電圧7.00kV、作動距離31mmの条件で繊維断面を観察し、単繊維の繊維断面積をランダムに300ヶ程度測定し、繊度を算出する。
また、アクリロニトリル系前駆体繊維の長さ方向における油剤の付着斑(CV値)についても10%以下であり、好ましくは5%未満である。
アクリロニトリル系前駆体繊維の長さ方向での油剤の付着斑が大きいと紡糸工程において接着や融着が発生し、その結果単糸切れや束切れ等のトラブルの原因となる。
得られる炭素繊維としても品質、性能(特にストランド強度)の面であまり好ましくない。高品質、高性能なアクリロニトリル系前駆体糸条及び炭素繊維を得るためには、スモールトウ、ラージトウの総繊度に関係なく、如何に油剤を均一に付着させることができるかが製造上のポイントである。
本発明のアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法として、アクリロニトリル系重合体と有機溶剤からなる紡糸原液を、濃度50〜70質量%、温度30〜50℃の有機系水溶液からなる第1凝固浴中にノズル口径が45〜75μm、孔数30,000ヶ以上の紡糸ノズルから凝固糸引き取り速度/吐出線速度が0.8以下で吐出させ膨潤糸条を得、続いて、洗浄/延伸した後、エアーブローバーにより含水水分を可能な限り除去して第一油浴槽に導き第一油剤を付与し、2本以上のガイドで一旦絞りを行った後、引き続き第二油浴槽で第二油剤を付与し、乾燥緻密化二次延伸によってトータル延伸倍率5〜10倍を行うことでアクリロニトリル系前駆体繊維を得ることが可能となる。
紡糸原液に使用する有機溶剤としては、例えば、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド等が挙げられる。中でも、ジメチルアセトアミドは、溶剤の加水分解による性状の悪化が少なく、良好な紡糸性を与えるので、好適に用いられる。
紡糸原液を押し出すための紡糸口金には、アクリロニトリル系前駆体繊維の単繊維繊度として0.7〜1.3dtex程度の単繊維を製造する際の孔径、すなわち45〜75μmの孔径のノズル孔を有する紡糸口金を使用できる。
小孔径ノズルを用いることで、「凝固糸の引取り速度/ノズルからの紡糸原液の吐出線速度」が小さく(0.8倍以下)なることにより、良好な紡糸性を維持することができる。
凝固浴から引き取られた膨潤糸条は、その後の湿熱延伸によって繊維の配向をさらに高めるものである。この湿熱延伸は膨潤状態にある膨潤繊維を水洗に付しながらの延伸、あるいは熱水中での延伸によって行われる。中でも、高生産性の観点から、熱水中での延伸を行うのが好ましい。
また、湿熱延伸を施した後の乾燥前の膨潤繊維の膨潤度は、100質量%以下にすることが好ましい。湿熱延伸を施した後の乾燥前の膨潤繊維の膨潤度が、100質量%以下にある繊維は、表層部と繊維内部とが均一に配向していることを意味するものである。凝固浴中での凝固糸製造の際の「凝固糸の引取り速度/ノズルからの紡糸原液の吐出線速度」を下げることによって、凝固浴中での凝固糸の凝固を均一なものにした後、これを湿熱延伸することにより、内部まで均一に配向することができる。これによって、乾燥前の膨潤繊維の膨潤度を100質量%以下とすることができる。
膨潤状態にある繊維の付着液を遠心分離機[3,000rpm(回転/分)、15分]によって除去した後の質量wと、これを熱風乾燥機で乾燥(105℃×2時間)した後の質量w0とにより、
膨潤度(質量%)=(w−w0)×100/w0
によって求めることができる。
本発明の炭素繊維は、単繊維繊度が0.7〜1.3dtex、フィラメント数が30,000本以上のアクリロニトリル系前駆体繊維を焼成して得られる炭素繊維であって、ストランド強度(JIS R7601−1986)が500kg/mm2以上である炭素繊維である。
この紡糸原液を孔数50,000、孔径45μmの紡糸口金を通して、濃度60質量%、温度35℃のジメチルアセトアミド水溶液からなる凝固浴中に吐出させて凝固糸にし、紡糸原液の吐出線速度の0.45倍の引取り速度で引き取った。
得られたアクリロニトリル系前駆体繊維について、接着数、結晶領域サイズ、単繊維の強度、単繊維の繊度斑、油剤付着斑、および膨潤度を測定し表1に示した。
[比較例1]
紡糸原液の吐出線速度の1.79倍の引取り速度で引き取った凝固糸は、凝固浴中で延伸切れが発生し、安定した紡糸が困難であった。また、焼成して得られた炭素繊維のストランド強度も低かった。
[比較例2]
トータル延伸倍率が10倍を超えるアクリロニトリル系前駆体繊維は、単繊維の接着数が増加し、また単繊維の繊度斑が10%を越え、これから得られた炭素繊維はストランド強度が低かった。
[比較例3]
トータル延伸倍率が5倍以下のアクリロニトリル系前駆体繊維は、乾燥前の膨潤糸の膨潤度が100%を越え、これから得られた炭素繊維はストランド強度が低かった。
[比較例4]
ノズル孔径30μmの紡糸口金で紡糸原液の吐出線速度の0.14倍で紡糸したアクリロニトリル系前駆体繊維は、単繊維接着数が増加し、さらに、乾熱二次延伸工程で糸切れ、束切れが発生し、安定した紡糸が困難であった。また、焼成して得られた炭素繊維のストランド強度も低かった。
[比較例5]
油浴の付着処理を一段で紡糸したアクリロニトリル系前駆体繊維は、単繊維間の接着数が増加し、さらに、油剤の付着斑も増加した。また、焼成して得られた炭素繊維のストランド強度も低かった。
Claims (1)
- アクリロニトリル系重合体の有機溶剤溶液を、ジメチルアセトアミド水溶液中にノズル口径が45〜75μm、孔数30,000ヶ以上の紡糸ノズルから凝固糸引き取り速度/吐出線速度が0.8以下で吐出した膨潤糸条を、洗浄/延伸した後、第一油浴槽に導き第一油剤を付与しガイドで一旦絞りを行った後、引き続き第二油浴槽で第二油剤を付与し、乾燥緻密化二次延伸によってトータル延伸倍率5〜10倍を行うことを特徴とするアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法。
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