JP4774620B2 - 情報通信方法及び情報通信システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば工場内の情報通信に使用される主局(マスター)と従局(スレーブ)との間の情報の送受信を、この主局の記憶領域の一部と従局の記憶領域の一部との共有がシリアル通信により実現されているメモリ共有システムにより行うようにした情報通信方法及び情報通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば工場内において、情報を送受信する情報通信方法として、主局(マスター)の記憶領域(メモリ)の一部と従局(スレーブ)の記憶領域(メモリ)の一部との共有がシリアル通信により実現されるようにしたメモリ共有システムが使用されている。
【0003】
斯る従来の主局の記憶領域の一部と従局の記憶領域の一部との共有がシリアル通信により実現するようにした情報通信方法においては、データを主局の記憶領域から従局の記憶領域に送信するには、メモリ共有システムが全ての共有記憶領域を1回以上更新するのに必要な時間である1サイクル時間必要とする。
【0004】
例えば、図5Cに示す如く、あるタイミングで、主局から従局へデータを4バイト(データ▲1▼、データ▲2▼、データ▲3▼、データ▲4▼)を送信すると、シリアル通信で送信されるため、1バイトづつデータ▲1▼→データ▲2▼→データ▲3▼→データ▲4▼の順で順次送信され、データ▲1▼が従局の記憶領域(メモリ)へ書き込まれる時間とデータ▲4▼がこの記憶領域へ書き込まれる時間には遅延が生じ、そのため、このデータ▲1▼〜▲4▼が、この従局の記憶領域(メモリ)へ確実に書き込まれるには図5B,Dに示す如く、メモリ共有システムが全ての共有記憶領域を1回以上更新するのに必要な時間である1サイクル時間を要する。
【0005】
この主局からの送信開始から、この1サイクル時間後に従局の記憶領域(メモリ)を図5Eに示す如く読み出せば、更新された(主局より送信された)データ▲1▼〜▲4▼を読み出すことができる。図5Aはシステムクロックである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この為、上述データ▲1▼が従局の記憶領域(メモリ)に書き込まれると同時に、この記憶領域(メモリ)を読み込むと、データ▲2▼〜▲4▼には送信途中のデータがあるために部分的に更新前のデータを読み込んでしまう不都合があった。
【0007】
また、主局の送信より十分長い時間経過後に、従局において、この記憶領域(メモリ)より読み出せば問題はないが、待ち時間が長ければ長いほど通信時間が長くなる不都合がある。
【0008】
本発明は斯る点に鑑み、主局及び従局間における情報(データ)の送受信を、確実に、短時間で行うことができるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明情報通信方法は主局と従局との間の情報の送受信をこの主局の記憶領域の一部とこの従局の記憶領域の一部との共有がシリアル通信により実現されているメモリ共有システムにより行うようにした情報通信方法において、この主局の所定バイト数の記憶容量の共有記憶領域のうちの1バイト目を、この主局からこの従局に対しての第1の特定情報を書き込む領域とし、この従局の前記所定バイト数の記憶容量の共有記憶領域のうちの1バイト目を、この従局からこの主局に対しての第2の特定情報を書き込む領域とし、この主局及び従局は、この主局のこの共有記憶領域とこの従局のこの共有記憶領域との間でこの所定バイト数の情報をシリアル通信で1バイトずつ順次送信するのに必要な時間である1サイクル時間を予め記憶し、この主局は送信すべき情報をこの共有記憶領域のうちの2バイト目以降に書き込み後に、この1サイクル時間の経過後に、この共有記憶領域の1バイト目のこの第1の特定情報を更新し、この従局はこの第1の特定情報が更新されたのを検出した後、この共有記憶領域から情報の読み込みを開始し、この情報の読み込み終了後に、この従局はこの主局に送信すべき情報をこの共有記憶領域のうちの2バイト目以降に書き込み、その後にこの1サイクル時間の経過後に、この共有記憶領域の1バイト目のこの第2の特定情報を更新し、この主局はこの第2の特定情報が更新されたのを検出した後、この共有記憶領域からの読み込みを開始するプロトコルにより情報通信を行うようにしたものである。
また本発明情報通信システムは主局と従局との間の情報の送受信をこの主局の記憶領域の一部とこの従局の記憶領域の一部との共有がシリアル通信により実現されているメモリ共有システムにより行うようにした情報通信システムにおいて、この主局の所定バイト数の記憶容量の共有記憶領域のうちの1バイト目が、この主局からこの従局に対しての第1の特定情報を書き込む領域とされ、この従局のこの所定バイト数の記憶容量の共有記憶領域のうちの1バイト目が、この従局からこの主局に対しての第2の特定情報を書き込む領域とされ、この主局及びこの従局は、この主局のこの共有記憶領域とこの従局のこの共有記憶領域との間でこの所定バイト数の情報をシリアル通信で1バイトずつ順次送信するのに必要な時間である1サイクル時間を記憶しており、この主局は送信すべき情報をこの共有記憶領域のうちの2バイト目以降に書き込み後に、この1サイクル時間の経過後に、この共有記憶領域の1バイト目のこの第1の特定情報を更新し、この従局はこの第1の特定情報が更新されたのを検出した後、この共有記憶領域から情報の読み込みを開始し、この情報の読み込み終了後に、この従局はこの主局に送信すべき情報をこの共有記憶領域のうちの2バイト目以降に書き込み、その後にこの1サイクル時間の経過後に、この共有記憶領域の1バイト目のこの第2の特定情報を更新し、この主局はこの第2の特定情報が更新されたのを検出した後、この共有記憶領域からの読み込みを開始するプロトコルにより情報通信を行うようにしたものである。
【0010】
本発明によれば、主局は送信すべき情報をこの共有記憶領域の2バイト目以降に書き込み後に、主局と従局との間で共有記憶領域の容量分のバイト数の情報をシリアル通信で1バイトずつ順次送信するのに必要な時間である1サイクル時間の経過後に、共有記憶領域の1バイト目の第1の特定情報を更新し、従局はこの第1の特定情報が更新されたのを検出した後、この共有記憶領域から情報の読み込みを開始し、この読み込み終了後に、この従局はこの主局に送信すべき情報をこの共有記憶領域の2バイト目以降に書き込み、その後この1サイクル時間の経過後に共有記憶領域の1バイト目の第2の特定情報を更新し、主局はこの第2の特定情報が更新されたのを検出した後、この共有記憶領域から情報の読み込みを開始するようにしたので、主局及び従局間の情報(データ)の送受信が確実にできると共にこの1サイクル時間に応じて情報(データ)を送受信するので、この通信時間を短くできる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明情報通信方法及び情報通信システムの実施の形態の例につき説明しよう。
【0012】
図1において、1及び2は夫々情報を互に送受信する主局(マスター)を構成するパーソナルコンピュータ及び従局(スレーブ)を構成するパーソナルコンピュータを示し、この主局を構成するパーソナルコンピュータ1と従局を構成するパーソナルコンピュータ2との間をシリアルケーブル3の1本で接続する如くする。
【0013】
この主局を構成するパーソナルコンピュータ1は図2に示す如く、メモリ(記憶領域を構成する)4を有すると共にこのメモリ4及びシリアルケーブル3を制御するメモリ/ケーブルコントローラ1aが設けられ、また、従局を構成するパーソナルコンピュータ2には、メモリ(記憶領域を構成する)5を有すると共にこのメモリ5及びシリアルケーブル3を制御するメモリ/ケーブルコントローラ2aが設けられている。
【0014】
このメモリ4及び5の夫々の一部には夫々シリアルケーブル3のシリアル通信により主局及び従局の共有とされる共有メモリ部4a及び5aが設けられ、この共有メモリ部4a及び5aには図3に示す如く夫々書き込みメモリ部4b及び5bと読み出しメモリ部4c及び5cとが設けられている。
【0015】
この共有メモリ部4a及び5aの書き込みメモリ4b及び5bと読み出しメモリ部4c及び5cとは夫々図3に示す如く、例えば4バイトのデータが記憶できる如く構成する。
【0016】
主局にて従局に送信したい情報があるときに主局の共有メモリ部4aの書き込みメモリ4bに書き込む如くし、従局にて主局に送信したい情報があるときには従局の共有メモリ部5aの書き込みメモリ5bに書き込む如くする。
【0017】
本例においては、主局及び従局を構成するパーソナルコンピュータ1及び2に夫々通信の回数をカウントする第1及び第2の特定情報更新手段を構成する第1及び第2のカウンタを夫々設け、そのカウント値CNT1及びCNT2を夫々第1及び第2の特定情報としてこの書き込みメモリ4b及び5bの4バイトの第1番目に夫々書き込む如くする。
【0018】
従局の共有メモリ部5aの読み出しメモリ部5cは主局の共有メモリ部4aの書き込みメモリ部4bに書き込まれた情報(データ)をシリアルケーブル3を介して読み出し、これを記憶する如くなされ、主局の共有メモリ部4aの読み出しメモリ部4cは従局の共有メモリ部5aの書き込みメモリ部5bに書き込まれた情報(データ)をシリアルケーブル3を介して読み出し、これを記憶する如くなす。
【0019】
また本例においては、この主局及び従局を構成するパーソナルコンピュータ1及び2においては共有メモリ部4a及び5aの共有記憶領域を1回以上更新するのに必要時間である1サイクル時間TCを演算し、この1サイクル時間TCを記憶しておく如くする。
【0020】
本例による通信は図4A及びBに示す如きフローチャートに従って行う如くする。図4Aは主局を構成するパーソナルコンピュータ1のフローチャートであり、図4Bは従局を構成するパーソナルコンピュータ2のフローチャートである。
【0021】
本例による通信を図4A及びBのフローチャートに従って説明するに、まず主局及び従局を夫々構成するパーソナルコンピュータ1及び2をスタートさせる。このときこのパーソナルコンピュータ1及び2に夫々設けた通信回数カウント用の第1及び第2のカウンタの夫々のカウント値CNT1及びCNT2を夫々ゼロクリアする(ステップS1、ステップS11)。
【0022】
次に主局において、従局へ送信すべき情報があるかどうかを判断する(ステップS2)。送信すべき情報があるときには、従局の共有メモリ部5aの書き込みメモリ部5bの第1番目のデータである第2の特定情報即ちカウント値CNT2例えば「0」をシリアルケーブル3を介して読み出し、主局の共有メモリ部4aの読み出しメモリ部4cの第1番目に記憶する(ステップS3)。
【0023】
次に、この従局へ送信すべき情報を共有メモリ部4aの書き込みメモリ部4bに書き込む如くする(ステップS4)。この従局へ送信すべき情報を共有メモリ部4aの書き込みメモリ部4bに書き込んだ後、1サイクル時間TC以上経過したかを判断し(ステップS5)、1サイクル時間TC以上経過したときに主局の共有メモリ部4aの書き込みメモリ部4bに書き込んだ第1の特定情報即ち第1のカウンタのカウント値CNT1を第2の特定情報即ちカウント値CNT2をインクリメントした値で更新する即ちカウント値CNT1をカウント値CNT2に「1」を加算した値とする(ステップS6)。
【0024】
この間、従局を構成するパーソナルコンピュータ2は主局の共有メモリ部4aの書き込みメモリ部4bに書き込まれた第1の特定情報即ちカウント値CNT1を読み出し、この従局の共有メモリ部5aの読み出しメモリ部5cに記憶する如くし(ステップS12)ながら、この従局の第2のカウンタの値の第2の特定情報のカウント値CNT2例えば「0」と主局の共通メモリ部4aの書き込まれた第1の特定情報即ちカウント値CNT1が一致しなくなったかどうかを判断する(ステップS13)。
【0025】
主局のステップS6で第1の特定情報即ちカウント値CNT1を更新し、この第1の特定情報即ちカウント値CNT1を第2の特定情報即ちカウント値CNT2に「1」を加算したので、このとき一致しなくなり、このとき従局においては、主局の共有メモリ部4aの書き込みメモリ部4bよりシリアルケーブル3を介して読み出し、この読み出した情報を共有メモリ部5aの読み出しメモリ部5cに記憶する如くする(ステップS14)。
【0026】
この場合主局において、従局へ送信すべき情報を共有メモリ部4aの書き込みメモリ部4bに書き込んだ後、1サイクル時間TC以上経過してから第1の特定情報CNT1を更新しており、この更新を検出して従局では主局の共有メモリ部4aの書き込みメモリ部4bを読み出すので、主局から送信すべき情報を正確に受信することができる。
【0027】
その後、従局においては、この主局よりの受信情報に応じた処理を行う(ステップS15)。
【0028】
次に従局において、主局に送信すべき情報があるときには、この従局の共有メモリ部5aの書き込みメモリ部5bに主局へ送信すべき情報を書き込む(ステップS16)。
【0029】
この主局へ送信すべき情報を共有メモリ部5aの書き込みメモリ部5bに書き込んだ後、1サイクル時間TC以上経過したかを判断し(ステップS17)、この1サイクル時間TC以上経過したときに、この従局の共有メモリ部5aの書き込みメモリ部5bに書き込んだ第2の特定情報即ち第2のカウンタのカウント値CNT2を現在の第1の特定情報即ちカウント値CNT1で更新し(ステップS18)、その後ステップS12にもどる。
【0030】
この間、主局を構成するパーソナルコンピュータ1は従局の共有メモリ部5aの書き込みメモリ部5bに書き込まれた第2の特定情報即ちカウント値CNT2を読み出し、この主局の共有メモリ部4aの読み出しメモリ部4cに記憶する如くし(ステップS7)ながら、この主局の第1のカウンタの第1の特定情報のカウント値CNT1と従局の共通メモリ部5aに書き込まれた第2の特定情報即ちカウント値CNT2が一致したかどうかを判断する(ステップS8)。
【0031】
従局のステップS18で第2の特定情報即ちカウント値CNT2を更新し、この第2の特定情報即ちカウント値CNT2を第1の特定情報即ちカウント値CNT1としたので、このとき一致し、このとき主局においては、従局の共有メモリ部5aの書き込みメモリ部5bよりシリアルケーブル3を介して読み出し、この読み出した情報を共有メモリ部4aの読み出しメモリ部4cに記憶する如くする(ステップS9)。
【0032】
この場合、従局においては主局へ送信すべき情報を共有メモリ部5aの書き込みメモリ部5bに書き込んだ後、1サイクル時間TC以上経過してから第2の特定情報CNT2を更新しており、この更新を検出して主局では従局の共有メモリ部5aの書き込みメモリ部5bを読み出すので、従局から送信すべき情報を正確に受信することができる。
【0033】
その後、主局においては、この従局よりの受信情報に応じた処理を行い(ステップS10)、その後ステップ2にもどる。
【0034】
本例によれば、主局のパーソナルコンピュータ1は送信すべき情報を共有メモリ部4aの書き込みメモリ部4bに書き込み後に、1サイクル時間TC以上の時間経過後に、第1の特定情報即ちカウント値CNT1を更新し、従局はこの第1の特定情報即ちカウント値CNT1が更新されたのを検出した後、この共有メモリ部4aの書き込みメモリ部4bからの情報の読み込みを開始し、この読み込み終了後に、この従局のパーソナルコンピュータ2は、主局に送信すべき情報を共有メモリ5aの書き込みメモリ部5bに書き込み、その後1サイクル時間TC以上の時間経過後に第2の特定情報即ちカウント値CNT2を更新し、この主局は第2の特定情報即ちカウント値CNT2が更新されたのを検出した後、この共有メモリ部5aの書き込みメモリ部5bからの読み込みを開始するようにしたので、主局及び従局間の情報(データ)の送受信が確実にできると共に1サイクル時間TCに応じて情報(データ)を送受信するので、この通信時間を短くできる。
【0035】
尚、上述例においては従局を1個設けた例につき述べたが、上述同様にしてこの従局を複数個シリアルケーブル3で直列に接続するようにしても良い。この場合においても上述同様の作用効果が得られることは容易に理解できよう。
【0036】
また本発明は上述例に限ることなく本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り得ることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、主局は送信すべき情報をこの共有記憶領域の2バイト目以降に書き込み後に、主局と従局との間で共有記憶領域の容量分のバイト数の情報をシリアル通信で1バイトずつ順次送信するのに必要な時間である1サイクル時間の経過後に、共有記憶領域の1バイト目の第1の特定情報を更新し、従局はこの第1の特定情報が更新されたのを検出した後、この共有記憶領域から情報の読み込みを開始し、この読み込み終了後に、この従局はこの主局に送信すべき情報をこの共有記憶領域の2バイト目以降に書き込み、その後この1サイクル時間の経過後に共有記憶領域の1バイト目の第2の特定情報を更新し、主局はこの第2の特定情報が更新されたのを検出した後、この共有記憶領域から情報の読み込みを開始するようにしたので、主局及び従局間の情報(データ)の送受信が確実にできると共にこの1サイクル時間に応じて情報(データ)を送受信するので、この通信時間を短くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明情報通信方法の実施の形態の例の説明に供する構成図である。
【図2】図1の要部の例の説明に供する構成図である。
【図3】図1の要部の例の説明に供する線図である。
【図4】本発明情報通信方法の実施の形態の例の説明に供するフローチャートである。
【図5】情報通信方法の例の説明に供するタイムチャートである。
【符号の説明】
1‥‥主局のパーソナルコンピュータ、2‥‥従局のパーソナルコンピュータ、3‥‥シリアルケーブル、4,5‥‥メモリ、4a,5a‥‥共有メモリ部、4b,5b‥‥書き込みメモリ部、4c,5c‥‥読み出しメモリ部

Claims (2)

  1. 主局と従局との間の情報の送受信を前記主局の記憶領域の一部と前記従局の記憶領域の一部との共有がシリアル通信により実現されているメモリ共有システムにより行うようにした情報通信方法において、
    前記主局の所定バイト数の記憶容量の共有記憶領域のうちの1バイト目を、前記主局から前記従局に対しての第1の特定情報を書き込む領域とし、
    前記従局の前記所定バイト数の記憶容量の共有記憶領域のうちの1バイト目を、前記従局から前記主局に対しての第2の特定情報を書き込む領域とし
    前記主局及び前記従局は、前記主局の前記共有記憶領域と前記従局の前記共有記憶領域との間で前記所定バイト数の情報をシリアル通信で1バイトずつ順次送信するのに必要な時間である1サイクル時間を予め記憶し、
    前記主局は送信すべき情報を前記共有記憶領域のうちの2バイト目以降に書き込み後に、前記1サイクル時間の経過後に、前記共有記憶領域の1バイト目の前記第1の特定情報を更新し、
    前記従局は前記第1の特定情報が更新されたのを検出した後、前記共有記憶領域から情報の読み込みを開始し、前記情報の読み込み終了後に、前記従局は前記主局に送信すべき情報を前記共有記憶領域のうちの2バイト目以降に書き込み、その後に前記1サイクル時間の経過後に、前記共有記憶領域の1バイト目の前記第2の特定情報を更新し、
    前記主局は前記第2の特定情報が更新されたのを検出した後、前記共有記憶領域からの読み込みを開始するプロトコルにより情報通信を行
    情報通信方法。
  2. 主局と従局との間の情報の送受信を前記主局の記憶領域の一部と前記従局の記憶領域の一部との共有がシリアル通信により実現されているメモリ共有システムにより行うようにした情報通信システムにおいて、
    前記主局の所定バイト数の記憶容量の共有記憶領域のうちの1バイト目が、前記主局から前記従局に対しての第1の特定情報を書き込む領域とされ、
    前記従局の前記所定バイト数の記憶容量の共有記憶領域のうちの1バイト目が、前記従局から前記主局に対しての第2の特定情報を書き込む領域とされ、
    前記主局及び前記従局は、前記主局の前記共有記憶領域と前記従局の前記共有記憶領域との間で前記所定バイト数の情報をシリアル通信で1バイトずつ順次送信するのに必要な時間である1サイクル時間を記憶しており、
    前記主局は送信すべき情報を前記共有記憶領域のうちの2バイト目以降に書き込み後に、前記1サイクル時間の経過後に、前記共有記憶領域の1バイト目の前記第1の特定情報を更新し、
    前記従局は前記第1の特定情報が更新されたのを検出した後、前記共有記憶領域から情報の読み込みを開始し、前記情報の読み込み終了後に、前記従局は前記主局に送信すべき情報を前記共有記憶領域のうちの2バイト目以降に書き込み、その後に前記1サイクル時間の経過後に、前記共有記憶領域の1バイト目の前記第2の特定情報を更新し、
    前記主局は前記第2の特定情報が更新されたのを検出した後、前記共有記憶領域からの読み込みを開始するプロトコルにより情報通信を行う
    情報通信システム。
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