JP4772704B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、通信やレーダに用いられるアンテナ装置であって、特に、直交する偏波を送受信するアンテナ装置に関する。
従来の直交2偏波共用導波管スロットアレーアンテナは、放射導波管の管軸に垂直な偏波を第1の放射導波管から放射し、放射導波管の管軸に平行な偏波を第1の放射導波管の下に配置された第2の放射導波管から第1の放射導波管を通過して放射させる構造としている(例えば、特許文献1参照)。このように、直交する2つの偏波を1つの放射導波管から放射させることで、放射導波管の数を減らし、アンテナ装置の製造コストを低減することができる。
特開平2003−133850号公報
しかしながら、従来技術には次のような課題がある。
特許文献1におけるアンテナ装置は、上述のように導波管を組み合わせて構成されている。このため、管軸方向に偏波面が平行な電波を励振するためには、1層目の放射導波管を給電する必要がある。しかしながら、特許文献1には、その具体的な方法は開示されていない。導波管の両端から給電することが考えられるが、一列の放射導波管に多くのスロットがつくこととなり、長線路効果により周波数特性が大きくなる。
また、スロットの外側に給電用の回路を設ける必要があるため、実質上、開口面積が小さくなり、指向性利得の劣化等の問題が生じる。
通常、導波管の管内波長(λg)は、自由空間波長(λ0)より大きくなる。導波管スロットアレーでは、導波管の管軸に対して垂直に置かれたスロットは、各スロットを同位相で励振するには、λg間隔で配置する必要がある。このため、特許文献1におけるアンテナ装置のスロットの間隔は、λ0以上となる。一方、グレーティングローブ抑圧の観点からは、素子間隔をλ0以下としなければならない。
特許文献1におけるアンテナ装置としては、素子間隔をλ0以下とする方法として、誘電体を充填する方法が記載されている。しかしながら、この方法では、製造が困難になるという問題、あるいは誘電体損失を増加させるという問題がある。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、給電回路が容易に配置でき、開口面積の減少を防ぐことができるアンテナ装置を得ることを目的とする。
本発明に係るアンテナ装置は、断面矩形を成し第1の幅広側面に複数の放射スロットが形成された方形導波管であって、第1の幅広側面に、導波管の管軸に平行なH偏波を放射する第1の放射スロットと、管軸に垂直なV偏波を放射する第2の放射スロットとが形成され、第1の幅広側面に対向する第2の幅広側面に、第1の放射スロットに平行な第1の給電スロットと、第2の放射スロットに平行な第2の給電スロットとが形成された放射導波管と、放射導波管よりも下段に配置され、第1の給電スロットおよび放射導波管を介して第1の放射スロットを励振し、第2の給電スロットおよび放射導波管を介して第2の放射スロットを励振する給電回路とを備えたものである。
本発明によれば、放射導波管よりも下段に設けられた給電回路から、互いに直交する偏波を放射導波管に給電する構造を有することにより、給電回路が容易に配置でき、開口面積の減少を防ぐことができるアンテナ装置を得ることができる。
以下、本発明のアンテナ装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるアンテナ装置の構成を示す斜視図である。また、図2は、本発明の実施の形態1における図1のアンテナ装置の上面図である。また、図3は、本発明の実施の形態1における図1のアンテナ装置において、放射導波管の管軸に対して垂直な偏波(以下、V偏波と呼ぶ)を放射する場合の説明図である。さらに、図4は、本発明の実施の形態1における図1のアンテナ装置において、放射導波管の管軸に対して平行な偏波(以下、H偏波と呼ぶ)を放射する場合の説明図である。
これら図1〜図4に示した本実施の形態1のアンテナ装置は、放射導波管1a、1bを上段に備え、第1の給電導波管11a、11bおよび第2の給電導波管21を中段に備え、第3の給電導波管31a、31bを下段に備えている。ここで、第1の給電導波管11a、11b、第2の給電導波管21、および第3の給電導波管31a、31bは、給電回路に相当し、放射導波管1a、1bよりも下に設けられている。
そして、上段に設けられた放射導波管1a、1bのそれぞれは、互いの管軸が平行となるように配置されている。また、中段に設けられた第1の給電導波管11a、11bおよび第2の給電導波管21のそれぞれは、互いの管軸が平行であり、上段の放射導波管1a、1bの管軸とはそれぞれの管軸が垂直の位置関係となるように配置されている。
さらに、下段に設けられた第3の給電導波管31a、31bのそれぞれは、互いの管軸が平行であり、上段の放射導波管1a、1bの管軸とはそれぞれの管軸が平行の位置関係となるように、そして中段の第1の給電導波管11a、11bおよび第2の給電導波管21の管軸とはそれぞれの管軸が垂直の位置関係となるように配置されている。
ここで、中段に設けられた第1の給電導波管11a、11bおよび第2の給電導波管21は、H偏波励振用の給電導波管に相当する。また、下段に設けられた第3の給電導波管31a、31bは、V偏波励振用の給電導波管に相当する。また、上段、中段、下段のそれぞれの導波管は、いずれも断面矩形を成した方形導波管である。
そして、図1において、放射導波管1a、1bの上面に当たる第1の幅広側面には、放射導波管1a、1bの管軸に平行なH偏波を放射する第1の放射スロット41a〜41fと、管軸に垂直なV偏波を放射する第2の放射スロット42a〜42fとが形成されている。すなわち、第1の放射スロット41a〜41fは、H偏波用放射スロットに相当し、第2の放射スロット42a〜42fは、V偏波用放射スロットに相当し、放射導波管1a、1bの第1の幅広側面からは、互いに直交する偏波が放射される。
さらに、図1において、放射導波管1a、1bの下面に当たり、第1の幅広側面に対向する第2の幅広側面には、第1の放射スロット41a〜41fに平行な第1の給電スロット51a〜51fと、第2の放射スロット42a〜42fに平行な第2の給電スロット52a、52bとが形成されている。
この図1の構成では、第1の放射スロット41a〜41fと第1の給電スロット51a〜51fとが対向する位置に設けられ、第2の放射スロット42a〜42fと第2の給電スロット52a、52bとが対向する位置に設けられている。
そして、第1の給電導波管11aは、第1の給電スロット51a、51dを介して、放射導波管1a、1bと接続されている。同様に、第1の給電導波管11bは、第1の給電スロット51c、51fを介して、放射導波管1a、1bと接続されている。
一方、第2の給電導波管21は、第1の給電スロット51b、51e、および第2の給電スロット52a、52bを介して、放射導波管1a、1bと接続されている。さらに、第2の給電導波管21は、放射導波管1a、1bと接続される面と反対側の面の、第2の給電スロット52a、52bと対向する位置に、第3の給電スロット53a、53bを有している。
そして、第3の給電導波管31aは、第3の給電スロット53aを介して、第2の給電導波管21と接続されている。同様に、第3の給電導波管31bは、第3の給電スロット53bを介して、第2の給電導波管21と接続されている。
ここで、放射導波管1a、1bの管軸方向に平行な第1の放射スロット41a〜41fと平行に配置された給電スロットである第1の給電スロット51a〜51fは、H偏波用給電スロットに相当する。一方、放射導波管1a、1bの管軸方向に垂直な第2の放射スロット42a〜42fと平行に配置された給電スロットである第2の給電スロット52a、52b、および第3の給電スロット53a、53bは、V偏波用給電スロットに相当する。
次に、本実施の形態1におけるアンテナ装置の動作について説明する。まず始めに、V偏波の電波を放射する場合について説明する。図3に示すように、第3の給電導波管31aに入射された電波は、第3の給電導波管31aを伝搬し、第3の給電スロット53aを励振する。第3の給電スロット53aは、放射導波管1aの管軸に平行な電流を切断するように配置されている。このため、第3の給電導波管31aの管軸に垂直な偏波面を有する電波が励振される。
第3の給電スロット53aで励振された電波は、第2の給電導波管21を介して、第2の給電スロット52aを励振する。このとき、第2の給電導波管21を通過する電波の偏波面は、第2の給電導波管21の基本モード(TE10モード)の偏波面と直交するため結合せず、第2の給電導波管21の管軸方向には伝搬しない。また、第2の給電導波管21は、高さがおよそ自由空間波長の1/2となっているため、第3の給電スロット53aと第2の給電スロット52aでは、ほぼ同じ振幅となる。
第2の給電スロット52aで励振された電波の一部は、放射導波管1aを介して第2の放射スロット42bを励振し、空中に放射される。その他の電波は、放射導波管1aを伝搬し、第2の放射スロット42a、42cを励振し、空中に放射される。すなわち、V偏波に関しては、放電導波管1aを介して第2の給電スロット52aの直上にある第2の放射スロット42bを励振するとともに、放電導波管1aの中を伝搬し、第2の給電スロット52aの直上にはない第2の放射スロット42a、42cを励振することにより空中に放射される。
放射導波管1aを基本モード(TE10モード)が伝搬した場合、幅広側面の中央部分には、放射導波管1aの管軸に平行な電流しか流れない。このため、この電流を切断する向きに配置されていない第1の放射スロット41a〜41c、および第1の給電スロット51a〜51cは、放射導波管1a内を伝搬する電波とは結合しない。
次に、H偏波の電波を放射する場合について説明する。図4に示すように、第1の給電導波管11a、11b、および第2の給電導波管21に入射された電波は、それぞれ第1の給電スロット51a、51c、51bを励振し、放射導波管1aを通過して、第1の放射スロット41a〜41cを励振する。第1の放射スロット41a〜41cは、第2の放射スロット42a〜42cと直交する偏波を放射する。
ここで、第1の給電スロット51a〜51cを励振した電波は、放射導波管1aを通過して、直上にある第1の放射スロット41a〜41cを励振するが、上述したV偏波と同じ理由により、放射導波管1a内を伝搬するモードとなり得ず、2つの直交する偏波のアイソレーションは保たれる。すなわち、H偏波に関しては、放電導波管1aを介して第1の給電スロット51a〜51cのそれぞれの直上にある第1の放射スロット41a〜41cのみを励振することにより空中に放射される。
以上のように、実施の形態1によれば、放射導波管よりも下の層に設けられた給電回路から、放射導波管に給電する構造を有することにより、同一面上から給電する場合と比べ、開口面積の減少を防ぐことができる。また、サブアレー分割をした場合にも、下の層から給電する構造であるため、同一面上から給電する場合と比べ、給電回路が容易に配置できることとなる。
なお、上述の実施の形態1では、V偏波用給電導波管である第3の給電導波管31a、31bに対して、V偏波用給電スロットである第3の給電スロット53a、53bを1対1で設けた場合について説明したが、これに限定されるものではない。第3の給電スロット53a、53bを、第3の給電導波管31a、31bの管軸に対して直角方向に複数配列することにより、アレーアンテナを構成することができる。
また、例えば、図1、2に示したように、第1の放射スロットと第2の放射スロット、あるいは第1の給電スロットと第2の給電スロットは、同じ位置に配置してクロススロットを構成することが可能であり、同一の位置から互いに直交する2つの偏波を放射あるいは励振することができる。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2におけるアンテナ装置の構成を示す斜視図である。また、図6は、本発明の実施の形態2における図5のアンテナ装置の上面図である。さらに、図7は、本発明の実施の形態2における図5のアンテナ装置において、放射導波管の管軸に対して垂直な偏波(以下V偏波とする)を放射する場合の説明図である。
これら図5〜図7に示した本実施の形態2のアンテナ装置は、放射導波管1a、1bを上段に備え、第1の給電導波管11a、11bおよび第2の給電導波管21を中段に備え、第3の給電導波管32を下段に備えている。先の実施の形態1におけるアンテナ装置と比較すると、本実施の形態2におけるアンテナ装置は、下段に設けられた第3の給電導波管の構成が異なっている。
本実施の形態2において下段に設けられた第3の給電導波管32は、その管軸方向が、上段の放射導波管1a、1bの管軸とは垂直の位置関係となるように、そして中段の第1の給電導波管11a、11bおよび第2の給電導波管21の管軸とは平行の位置関係となるように配置されている。そして、図5〜図7において、第3の給電導波管32は、V偏波用給電スロットに相当する第3の給電スロット53a、53bを介して、第2の給電導波管21と接続されている。
本実施の形態2において下段に設けられた第3の給電導波管32は、V偏波励振用の給電導波管に相当する。一方、上段に設けられた放射導波管1a、1b、および中段に設けられた第1の給電導波管11a、11b、第2の給電導波管21は、先の実施の形態1のアンテナ装置と同様の構成である。このため、H偏波に関しては、先の実施の形態1と同様の動作であり、説明を省略する。
次に、本実施の形態2のアンテナ装置においてV偏波の電波を放射する場合について説明する。図7に示すように、第3の給電導波管32に入射された電波は、第3の給電導波管32を伝搬し、第3の給電スロット53a(53b)を励振する。第3の給電スロット53a(53b)は、放射導波管1a(1b)の管軸に垂直な電流を切断するように配置されている。このため、第3の給電導波管32の管軸に平行な偏波面を有する電波が励振される。
第3の給電スロット53a(53b)で励振された電波は、第2の給電導波管21を介して、第2の給電スロット52aを励振する。このとき、第2の給電導波管21を通過する電波の偏波面は、第2の給電導波管21の基本モード(TE10モード)の偏波面と直交するため結合せず、第2の給電導波管21の管軸方向には伝搬しない。
ここで、本実施の形態2において、第3の給電スロット53a(53b)の励振振幅は、第3の給電導波管32の配置のオフセット量を変化させることにより制御できる(図7参照)。このため、実際に設計を行う際に、設計の自由度が増すというメリットがある。
第2の給電スロット52a(52b)で励振された電波の一部は、放射導波管1a(1b)を介して第2の放射スロット42bを励振し、外側(空中)に放射される。その他の電波は、放射導波管1a(1b)を伝搬し、第2の放射スロット42a、42cを励振し、外側(空中)に放射される。
放射導波管1a(1b)を基本モード(TE10モード)が伝搬した場合、幅広側面の中央部分には、放射導波管1a(1b)の管軸に平行な電流しか流れない。このため、この電流を切断する向きに配置されていない第1の放射スロット41a〜41c(41d〜41f)と第1の給電スロット51a〜51c(51d〜51f)は、放射導波管1a(1b)内を伝搬する電波とは結合しない。
すなわち、第1の放射スロット41a〜41c(41d〜41f)と第1の給電スロット51a〜51c(51d〜51f)は、放射導波管1a(1b)の管軸上に、管軸に平行に形成されている。そして、放射導波管1a(1b)内を伝搬する電波において、管軸上には管軸に平行な電流しか流れない。このため、この電流を切断する向きに配置されていない第1の放射スロット41a〜41c(41d〜41f)と第1の給電スロット51a〜51c(51d〜51f)は、放射導波管1a(1b)内を伝搬する電波とは結合しないこととなる。
以上のように、実施の形態2によれば、先の実施の形態1と同様の効果が得られ、さらに、中段に設けた第2の給電導波管の管軸と平行な位置関係となるように、第3の給電導波管を設けることにより、第3の給電導波管のオフセット量を変化させることにより第3の給電スロットの励振振幅が制御できる。この結果、実際に設計を行ううえで、自由度が増えることとなり、設計が容易となる。
なお、上述の実施の形態2では、V偏波用給電導波管である第3の給電導波管32に対して、V偏波用給電スロットである第3の給電スロット53a、53bを管軸に対して一列で設けた場合について説明したが、これに限定されるものではない。第3の給電導波管32の管軸に対して直角方向に複数列にわたって第3の給電スロットを配列することにより、アレーアンテナを構成することができる。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3におけるアンテナ装置の構成を示す斜視図である。この図8に示した本実施の形態3のアンテナ装置は、放射導波管2a、2bを上段に備え、第1の給電導波管12a、12bおよび第2の給電導波管22を中段に備え、第3の給電導波管32を下段に備えている。
基本構成は、先の実施の形態2におけるアンテナ装置と同一である。ただし、本実施の形態3におけるアンテナ装置は、上段に設けられた放射導波管2a、2bの高さ、および中段に設けられた第1の給電導波管12a、12b、第2の給電導波管22の高さを、先の実施の形態2におけるアンテナ装置よりも小さくしている点が異なっている。
先の実施の形態2におけるアンテナ装置では、放射導波管1a、1b、および第1の給電導波管12a、12b、第2の給電導波管22のそれぞれの高さをおよそ自由空間波長の1/2としていた。このため、使用周波数帯域において不要モードであるTE01モードが伝搬する恐れがあり、また、使用周波数帯域においてカットオフである場合にもTE01モードの減衰量が小さくなる。
第3の給電スロット53a(53b)で励振され、第2の給電導波管22を通過して第2の給電スロット52a(52b)を励振する電波は、第2の給電導波管22のTE01モードと結合する。また、第1の給電スロット51b、51eで励振され、第2の給電導波管22を通過して第1の放射スロット41b、41eを励振する電波は、放射導波管1a(1b)のTE01モードと結合する。このため、第2の給電導波管22および放射導波管1a(1b)を伝搬する場合に、電波の特性劣化が生じる恐れがある。
そこで、本実施の形態3におけるアンテナ装置では、第2の給電導波管22および放射導波管1a、1bの高さを、自由空間波長の1/2より小さくしている。この結果、TE01モードが伝搬することはなく、また、減衰量も大きくなるため、TE01モードによる特性劣化を防ぐことができる。
ただし、導波管の高さを、自由空間波長の1/2より小さくした場合には、第1の放射スロット41a〜41fのスロット長さに対する第1の給電スロット51a〜51fのスロット長さと、第2の給電スロット52a〜52fのスロット長さに対する第3の給電スロット53a、53bのスロット長さの両方、あるいはいずれか一方を異ならせることが考えられる。これにより、導波管の高さを低くしたことに伴う共振長のずれを補償することができる。
以上のように、実施の形態3によれば、上段に設けた放射導波管1a、1b、および中段に設けた第1の給電導波管12a、12b、第2の給電導波管22のそれぞれの高さをおよそ自由空間波長の1/2よりも小さくしている。この結果、先の実施の形態2と同様の効果が得られ、さらに、TE01モードによる特性劣化を防ぐことができる。
実施の形態4.
図9は、本発明の実施の形態4におけるアンテナ装置の構成を示す斜視図である。この図9に示した本実施の形態4のアンテナ装置は、放射導波管3a、3bを上段に備え、第1の給電導波管11a、11bおよび第2の給電導波管21を中段に備え、第3の給電導波管32を下段に備えている。
基本構成は、先の実施の形態2あるいは実施の形態3におけるアンテナ装置と同一である。ただし、本実施の形態4におけるアンテナ装置は、上段に設けられた放射導波管3a、3bにおいて、第2の幅広側面に設けられた第2の給電スロット52a、52bに対向する第2の放射スロット42b、42eが、第1の幅広側面上に設けられていない点が異なっている。
すなわち、本実施の形態4では、放射導波管1a(1b)の第1の幅広側面において、第2の給電導波管21の上部に相当する位置には、第1の放射スロット41b(41e)のみが設けられている。そして、第2の放射スロット42a、42d(42c、42f)が、第1の給電導波管11a(11b)の上部に相当する位置に設けられている。
例えば、先の実施の形態2におけるアンテナ装置では、第2の給電スロット52a(52b)を励振した電波の一部は、放射導波管1a(1b)を通過して、第2の放射スロット42b(42e)を励振し、その他は放射導波管1a(1b)を伝搬して第2の放射スロット42a、42c(42d、42f)を励振することとなる。
しかしながら、実際の設計においては、励振する手段が異なり、これらの第2の放射スロット42a〜42c(42d〜42f)から放射される電波を同振幅同位相、かつ整合をとれた状態に設計することは困難である。
そこで、本実施の形態4におけるアンテナ装置では、第2の給電スロット52a(52b)から放射導波管1a(1b)を通過して励振される第2の放射スロット42b(42e)を設けていない。このため、先の実施の形態2に係るアンテナ装置と比べ、利得の劣化等が生じることとはなるが、第2の放射スロット42b(42e)がないことにより、実際に存在する第2の放射スロット42a、42c(42d、42f)から放射される電波を同振幅同位相、かつ整合をとれた状態に設計することが容易となる。
以上のように、実施の形態4によれば、放射導波管に設けられる第2の放射スロットの配置を、第2の給電導波管に対向する位置には設けない構成としている。この結果、先の実施の形態2あるいは実施の形態3と同様の効果が得られる上に、第2の放射スロットから放射される電波を同振幅同位相、かつ整合をとれた状態に設計することが容易にできる。
実施の形態5.
図10は、本発明の実施の形態5におけるアンテナ装置の構成を示す斜視図である。この図10に示した本実施の形態5のアンテナ装置は、放射導波管4a、4bを上段に備え、第1の給電導波管11a、11bおよび第2の給電導波管21を中段に備え、第3の給電導波管32を下段に備えている。
基本構成は、先の実施の形態2〜4におけるアンテナ装置と同一である。ただし、本実施の形態5におけるアンテナ装置は、第1の給電スロット51b、51e、第1の放射スロット41b、41e、および第2の放射スロット42b、42eが設けられていない点が異なっている。
すなわち、本実施の形態5では、放射導波管1a(1b)の第1の幅広側面において、第2の給電導波管21の上部に相当する位置には、第1の放射スロット41b(41e)および第2の放射スロット42b(42e)が設けられていない。そして、放射導波管1a(1b)と第2の給電導波管21とは、第1の給電スロット51b(51e)を介することなく、第2の給電スロット52a(52b)のみを介して接続されている。
先の実施の形態4におけるアンテナ装置では、V偏波用の放射スロットの数が4個であるのに対し、H偏波用の放射スロットの数が6個であり、お互いのスロット数が異なるため、それぞれの偏波で利得等が異なる問題が生じる。
そこで、本実施の形態5におけるアンテナ装置では、先の実施の形態4におけるアンテナ装置で取り除いたV偏波用放射スロットである第2の放射スロット42b、42eに対応して、H偏波用放射スロットである第1の放射スロット41b、41eも合わせて取り除いている。この結果、それぞれの放射スロット数が同一となり、V偏波とH偏波で利得等をそろえることができる。
以上のように、実施の形態5によれば、放射導波管に設けられる第1の放射スロットおよび第2の放射スロットの配置を、第2の給電導波管に対向する位置には設けない構成とし、第1の放射スロットと第2の放射スロットのスロット数を同一にしている。この結果、先の実施の形態4と同様の効果が得られる上に、V偏波とH偏波で利得等をそろえた状態に設計することが容易にできる。
実施の形態6.
図11は、本発明の実施の形態6におけるアンテナ装置の構成を示す斜視図である。この図11に示した本実施の形態6のアンテナ装置は、放射導波管5a、5bを上段に備え、第1の給電導波管11a、11bおよび第2の給電導波管21を中段に備え、第3の給電導波管32を下段に備えている。
基本構成は、先の実施の形態2、3におけるアンテナ装置と同一である。ただし、本実施の形態6におけるアンテナ装置は、放射導波管5a、5b内に遅波効果を有する遅波回路をさらに備えている点が異なっている。
図12〜図14は、本発明の実施の形態6におけるアンテナ装置の放射導波管部分の詳細構成を示した斜視図である。これら図12〜図14には、1つの放射導波管5aの内部構成が図示されている。そして、遅波回路は、図12〜図14に示したように、管軸方向に設けられた複数の放射スロットの各スロット間に配置されている。
図12においては、遅波効果を有するポスト構造の遅波回路61a、61bが、各スロット間に設けられている。また、図13においては、遅波効果を有するリッジ構造の遅波回路62a、62bが、各スロット間に設けられている。さらに、図14においては、遅波効果を有するコルゲート構造の遅波回路63a、63bが、各スロット間に設けられている。
導波管スロットアレーアンテナでは、グレーティングローブ抑圧のため、放射スロットの間隔を自由空間波長以下とする必要がある。一方、導波管の管軸に平行な偏波を励振する各スロットを同位相同振幅で励振するためには、放射スロットは、管内波長間隔で並べる必要がある。この場合、通常は、導波管の管内波長が自由空間波長より長くなるため、放射スロットを自由空間波長以下で配置することができない。
そこで、本実施の形態6におけるアンテナ装置では、各放射スロットの間に遅波効果を有する遅波線路を設けることにより、等価的に、管内波長を自由空間波長以下とすることができる。この結果、放射スロットを自由空間波長以下で配置することが可能となり、グレーティングローブを抑圧する効果が得られ、利得等の大幅な改善を図ることができる。
図12においては、遅波線路としてポスト構造を用いているが、図13、図14に示すようなリッジ構造あるいはコルゲート構造を遅波線路として用いた場合にも、同様の効果を得ることができる。
また、ポスト構造やリッジ構造のように、放射導波管5a、5bの管軸に対して垂直な方向に薄い構造を有する遅波回路を用いた場合には、第1の給電スロット51a〜51fで励振されたそれぞれの電波が放射導波管5a、5bを通過して第1の放射スロット41a〜41fから放射されるV偏波の電波に対する影響、あるいは、第3の給電スロット53a、53bで励振されたそれぞれの電波が第2の給電導波管21を通過して第2の給電スロット52a、52bを励振し、放射導波管1a、1bを伝搬するH偏波の電波に対する影響を小さくすることができる。
以上のように、実施の形態6によれば、放射導波管の各スロット間に、遅波回路を設けた構成としており、等価的に、管内波長を自由空間波長以下とすることができ、放射スロットを自由空間波長以下で配置することが可能となる。この結果、グレーティングローブを抑圧する効果が得られ、利得等の大幅な改善を図ることができる。
なお、上述の説明におけるポスト構造およびリッジ構造について、管軸に直交する方向に2つ並べた構造を有する場合について例示したが、1つの場合または3つ以上の場合にも同様の効果が得られる。
実施の形態7.
図15は、本発明の実施の形態7におけるアンテナ装置の断面図である。図15に示した本実施の形態7におけるアンテナ装置は、放射導波管6a、6bを上段に備え、第1の給電導波管11a、11bおよび第2の給電導波管21を中段に備え、第3の給電導波管32を下段に備えている。
基本的な構成は、先の実施の形態2における図7と同様である。ただし、本実施の形態7におけるアンテナ装置は、放射導波管6a、6bのそれぞれの内部に誘電体が充填された構造をしている。
それぞれの導波管に誘電体を充填した場合には、管内波長を短くすることができ、管内波長を自由空間波長以下とすることが可能となる。したがって、本実施の形態7におけるアンテナ装置は、スロットの間隔を自由空間波長以下とすることができ、グレーティングローブを抑圧する効果がある。
以上のように、実施の形態7によれば、導波管に、誘電体を充填した構成としており、等価的に、管内波長を自由空間波長以下とすることができ、放射スロットを自由空間波長以下で配置することが可能となる。この結果、グレーティングローブを抑圧する効果が得られ、利得等の大幅な改善を図ることができる。
なお、ここでは、放射導波管に誘電体を充填した構造について示したが、給電導波管に誘電体を充填してもかまわない。
本発明の実施の形態1におけるアンテナ装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における図1のアンテナ装置の上面図である。 本発明の実施の形態1における図1のアンテナ装置において、放射導波管の管軸に対して垂直な偏波(以下V偏波とする)を放射する場合の説明図である。 本発明の実施の形態1における図1のアンテナ装置において、放射導波管の管軸に対して平行な偏波(以下H偏波とする)を放射する場合の説明図である。 本発明の実施の形態2におけるアンテナ装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2における図5のアンテナ装置の上面図である。 本発明の実施の形態2における図5のアンテナ装置において、放射導波管の管軸に対して垂直な偏波(以下V偏波とする)を放射する場合の説明図である。 本発明の実施の形態3におけるアンテナ装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4におけるアンテナ装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態5におけるアンテナ装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態6におけるアンテナ装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態6におけるアンテナ装置の放射導波管部分の詳細構成を示した斜視図である。 本発明の実施の形態6におけるアンテナ装置の放射導波管部分の詳細構成を示した斜視図である。 本発明の実施の形態6におけるアンテナ装置の放射導波管部分の詳細構成を示した斜視図である。 本発明の実施の形態7におけるアンテナ装置の断面図である。
符号の説明
1a、1b、2a、2b、3a、3b、4a、4b、5a、5b、6a、6b 放射導波管、11a、11b、12a、12b 第1の給電導波管、21、22 第2の給電導波管、31a、31b、32 第3の給電導波管、41a〜41f 第1の放射スロット、42a〜42f 第2の放射スロット、51a〜51f 第1の給電スロット、52a〜52f 第2の給電スロット、53a、53b 第3の給電スロット、61a、61b、62a、62b、63a、63b 遅波回路。

Claims (17)

  1. 断面矩形を成し第1の幅広側面に複数の放射スロットが形成された方形導波管であって、前記第1の幅広側面に、導波管の管軸に平行なH偏波を放射する第1の放射スロットと、前記管軸に垂直なV偏波を放射する第2の放射スロットとが形成され、前記第1の幅広側面に対向する第2の幅広側面に、前記第1の放射スロットに平行な第1の給電スロットと、前記第2の放射スロットに平行な第2の給電スロットとが形成された放射導波管と、
    前記放射導波管よりも下段に配置され、前記第1の給電スロットおよび前記放射導波管を介して前記第1の放射スロットを励振し、前記第2の給電スロットおよび前記放射導波管を介して前記第2の放射スロットを励振する給電回路と
    を備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記給電回路は、
    前記第1の給電スロットの少なくとも1つを介して前記放射導波管と接続され、入射した電波により前記第1の給電スロットを励振する第1の給電導波管と、
    前記第1の給電スロットの少なくとも1つ、および前記第2の給電スロットの少なくとも1つを介して前記放射導波管と接続され、入射した電波により前記第1の給電スロットを励振するとともに、前記第2の給電スロットの少なくとも1つと対向する位置に第3の給電スロットを有する第2の給電導波管と、
    前記第2の給電導波管よりも下段に配置され、前記第3の給電スロットの少なくとも1つを介して前記第2の給電導波管と接続され、入射した電波により前記第3の給電スロットを励振する第3の給電導波管と
    を備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記給電回路は、
    前記第1の給電スロットの少なくとも1つを介して前記放射導波管と接続され、入射した電波により前記第1の給電スロットを励振する第1の給電導波管と、
    前記第2の給電スロットの少なくとも1つを介して前記放射導波管と接続され、前記第2の給電スロットの少なくとも1つと対向する位置に第3の給電スロットを有する第2の給電導波管と、
    前記第2の給電導波管よりも下段に配置され、前記第3の給電スロットの少なくとも1つを介して前記第2の給電導波管と接続され、入射した電波により前記第3の給電スロットを励振する第3の給電導波管と
    を備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項2または3に記載のアンテナ装置において、
    前記第2の給電導波管と前記第3の給電導波管は、互いの管軸が平行であり、かつ前記第2の給電導波管の管軸に対して前記第3の給電導波管の管軸が対向する位置からオフセットして配置されることを特徴とするアンテナ装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のアンテナ装置において、
    前記放射導波管に形成される前記第2の放射スロットは、前記第2の給電スロットと対向する位置以外に配置されることを特徴とするアンテナ装置。
  6. 請求項5に記載のアンテナ装置において、
    前記放射導波管に形成される前記第1の放射スロットは、前記第2の給電スロットと対向する位置以外に配置され、前記第2の放射スロットと同数が形成されることを特徴とするアンテナ装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のアンテナ装置において、
    前記第1の放射スロットおよび前記第2の放射スロットは、互いに交差して形成されるクロススロットを含むことを特徴とするアンテナ装置。
  8. 請求項2に記載のアンテナ装置において、
    前記放射導波管と前記第2の給電導波管の接続に用いられる前記第1の給電スロットおよび前記第2の給電スロットは、互いに交差して形成されるクロススロットを含むことを特徴とするアンテナ装置。
  9. 請求項ないしのいずれか1項に記載のアンテナ装置において、
    前記放射導波管、前記第2の給電導波管の少なくとも1つの導波管の高さを、使用する周波数における自由空間波長の略1/2波長以下としたことを特徴とするアンテナ装置。
  10. 請求項ないしのいずれか1項に記載のアンテナ装置において、
    前記放射導波管、前記第2の給電導波管の少なくとも1つの導波管の高さを、使用する周波数における自由空間波長の略1/2波長よりも低くするとともに、前記第1の放射スロットの長さに対する前記第1の給電スロットの長さ、または前記第2の給電スロットの長さに対する前記第3の給電スロットの長さの少なくともいずれか一方の長さを異ならせたことを特徴とするアンテナ装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載のアンテナ装置において、
    前記放射導波管は、管軸と直交方向に複数配列されてアレーアンテナを構成することを特徴とするアンテナ装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載のアンテナ装置において、
    前記放射導波管は、管軸方向に設けられた複数の放射スロットの間に遅波回路をさらに備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  13. 請求項12に記載のアンテナ装置において、
    前記遅波回路は、コルゲート構造を有することを特徴とするアンテナ装置。
  14. 請求項12に記載のアンテナ装置において、
    前記遅波回路は、リッジ構造を有することを特徴とするアンテナ装置。
  15. 請求項14に記載のアンテナ装置において、
    前記リッジ構造は、コの字型をしていることを特徴とするアンテナ装置。
  16. 請求項12に記載のアンテナ装置において、
    前記遅波回路は、導波管に複数のポストを設けた構造を有することを特徴とするアンテナ装置。
  17. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載のアンテナ装置において、
    前記放射導波管は、導波管内部に誘電体が充填されることを特徴とするアンテナ装置。
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