JP2006174365A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 並設した一対の放射スロットのアイソレーション特性が良好で小型化も促進しやすいアンテナ装置を提供すること。
【解決手段】 正方形状の金属平板2に対象軸9に関して線対象な配置で一対の放射スロット3,4を開設し、各放射スロット3,4の給電位置にそれぞれ給電線路5,7および接地線路6,8を配設する。各放射スロット3,4はそれぞれ、45度の角度をなして直線状に延びる第1スロット部3a,4cと第2スロット部3b,4dとからなる。両放射スロット3,4は、第1スロット部3a,4cの一側縁どうしが向き合って、第2スロット部3b,4dが金属平板2の2辺に沿って互いに離反する向きに延びるという背中合わせの配置になっている。また、一方の放射スロット3で生成される電波の偏波方向と、他方の放射スロット4で生成される電波の偏波方向とが、互いに直交するように設定してある。
【選択図】 図3

Description

本発明は、一対の放射スロットを並設してダイバーシティアンテナを構成する小型のアンテナ装置に関する。
この種のアンテナ装置の従来例としては、図6に示すように、無線LANカード30の金属ケース31に一対の放射スロット32,33を開設し、各放射スロット32,33がそれぞれマイクロストリップ線路34,35との電磁結合よって給電されるように構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。各放射スロット32,33は金属ケース31の外形に沿って延びるL字形状に開設され、放射スロット32の一端と放射スロット33の一端とを対向させているので、これら一対の放射スロット32,33は線対象な配置になっている。マイクロストリップ線路34,35は金属ケース31の内部に収納された回路基板36に形成されて図示せぬ給電回路と接続されており、一方のマイクロストリップ線路34が放射スロット32の給電位置と対向し、他方のマイクロストリップ線路35が放射スロット33の給電位置と対向している。
このように概略構成された従来のアンテナ装置は、マイクロストリップ線路34,35を介した給電によって放射スロット32,33を励振させると、各放射スロット32,33において放射電界が発生して電波が生成される。その際、放射スロット32で生成される電波の偏波方向と、放射スロット33で生成される電波の偏波方向とは異なるので、これら一対の放射スロット32,33によってダイバーシティアンテナを構成すれば、マルチパス等の影響で偏波方向にばらつきが生じる無線LANの信号電波を受信可能となる。
特開2003−234615号公報(第3−4頁、図1)
ところで、共通の導体部材である金属ケース31に一対の放射スロット32,33を並設して励振させると、各放射スロット32,33の周囲を流れる表面電流どうしの結合が強いためアイソレーション特性が劣化しやすい。そのため、前述した従来のアンテナ装置では、一対の放射スロット32,33を極力離間させてアイソレーション特性の向上を図っているが、放射スロット32,33どうしの間隔を広げるとアンテナ装置全体が大型化してしまうので、所望の小型化を実現するためにはアイソレーション特性をある程度犠牲にせざるを得なかった。また、かかる従来例では、スペースファクタを考慮して各放射スロット32,33を金属ケース31の外形に沿うL字形状に形成しているが、こうすると励振時に各放射スロット32,33で発生する電界が金属ケース31の側面へ回り込んで側方への放射が増えるので、各放射スロット32,33の放射電界どうしの結合が強まってしまい、これもアイソレーション特性を劣化させる要因となっていた。すなわち、従来技術では、装置全体の小型化を促進しようとするとアイソレーション特性が劣化してアンテナ性能に支障をきたしやすく、逆に所望のアイソレーション特性を確保しようとすると装置全体の小型化が促進できないという問題があった。
なお、この種のアンテナ装置でアイソレーション特性が良好でないと、送信モードにおいて放射効率が悪くなるだけでなく、受信モードにおいても所望のビームパターンが形成できなくなってしまうので、送受信いずれの性能も低下する。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、並設した一対の放射スロットのアイソレーション特性が良好で小型化も促進しやすいアンテナ装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のアンテナ装置では、共通の導体部材に所定の対象軸に関して線対象な配置で開設された一対の放射スロットと、これら放射スロットをそれぞれ励振するための給電手段とを備え、前記各放射スロットは、一側縁が前記対象軸に隣接する第1スロット部と、該第1スロット部の一端に連通して前記対象軸から離反する向きに延びる第2スロット部とを有しており、かつ、一方の放射スロットで生成される電波の偏波方向と他方の放射スロットで生成される電波の偏波方向とが直交するように設定した。
このように構成されたアンテナ装置は、線対象に並設された一方の放射スロットで生成される電波の偏波方向と他方の放射スロットで生成される電波の偏波方向とが直交する設定にしてあるため、これら一対の放射スロットどうしの間隔が狭くても良好なアイソレーション特性を確保することができる。したがって、アイソレーション特性を犠牲にすることなく装置全体の小型化を促進できる。また、これら一対の放射スロットは、第1スロット部の一側縁どうしが対象軸を挟んで向き合って第2スロット部が互いに離反する向きに延びるという背中合わせの配置になっているため、装置全体が小型化されても各放射スロットのうち少なくとも第1スロット部で発生する電界は側方へ放射されにくく、よってアイソレーション特性の劣化要因とはなりにくい。また、第1スロット部と第2スロット部とのなす角度を鋭角(90度未満)に設定しておけば、L字形状の放射スロットを線対象に一対並設する場合に比べて、導体部材の狭い領域に一対の放射スロットを背中合わせに並設することができるため、スペースファクタが向上して装置全体の小型化が一層促進しやすくなる。
上記の構成において、前記第1スロット部が前記対象軸に対して平行に延びていると、スペースファクタが一層向上するため好ましい。この場合において、前記導体部材の外形が平面視略正方形であって、該略正方形の一方の対角線が前記対象軸と合致していると共に、前記第1および第2スロット部のなす角度が略45度に設定されていると、一対の放射スロットは、各第1スロット部が該対角線を挟んで平行に配置されて各第2スロット部が略正方形の隣り合う2辺に沿って配置されることになるので、装置全体の小型化を飛躍的に促進することができて好ましい。なお、かかる構成に加えて、各放射スロットが、第2スロット部の第1スロット部と連通している側とは逆側の端部に連通して前記略正方形の外縁に沿って延びる第3スロット部を有する場合には、スペースファクタを損なうことなく各放射スロットの共振長を長くすることができるため、さらなる小型化が図れる。
また、上記の構成において、前記導体部材は金属板であっても金属膜であってもよいが、導体部材が金属板からなる場合に、各放射スロットの周縁部に前記給電手段として、該放射スロットを幅方向に挟む2箇所を基端として該金属板の延出部分を折曲してなる2本の金属片を配設し、このうち一方の金属片を給電線路となし他方の金属片を接地線路となしておけば、給電手段を含めたアンテナ装置全体を板金のみによって形成することが可能となるため、製造コストを大幅に低減することができる。
また、前記導体部材が誘電体基板上に形成された金属膜からなる場合には、誘電体による波長短縮効果によって装置全体の小型化が促進できる。
本発明のアンテナ装置は、線対象に並設された一方の放射スロットで生成される電波の偏波方向と他方の放射スロットで生成される電波の偏波方向とが直交する設定にしてあるため、両放射スロットどうしの間隔が狭くても良好なアイソレーション特性を確保することができる。また、これら一対の放射スロットは、第1スロット部の一側縁どうしが対象軸を挟んで向き合って第2スロット部が互いに離反する向きに延びるという背中合わせの配置になっているため、スペースファクタが向上していると共に、小型化が促進されても第1スロット部はアイソレーション特性の劣化要因とはなりにくい。それゆえ、アイソレーション特性が良好で小型化も促進しやすいアンテナ装置を実現できる。
特に、導体部材の外形が平面視略正方形で、該正方形の一方の対角線が一対の放射スロットの対象軸と合致していると共に、第1および第2スロット部のなす角度が略45度に設定されている場合には、装置全体の小型化を飛躍的に促進することができる。
発明の実施の形態を図面を参照して説明すると、図1は本発明の第1実施形態例に係るアンテナ装置の斜視図、図2は図1のA部拡大図、図3は該アンテナ装置の平面図、図4は該アンテナ装置のSパラメータを示す特性図である。
図1〜図3に示すアンテナ装置は、天板部が正方形の金属平板2からなる箱状の金属ケース1と、この金属平板2に開設された一対の放射スロット3,4と、一方の放射スロット3の給電位置から下方へ延出する給電線路5および接地線路6と、他方の放射スロット4の給電位置から下方へ延出する給電線路7および接地線路8とによって概略構成されている。
金属ケース1は板金をプレス加工したものであり、金属平板2の各辺から延出する4つの側板部1aを下向きに折り曲げることによって箱状に成形されている。この金属ケース1は、給電回路等の高周波回路を備えた図示せぬ回路基板上に載置されており、金属平板2の一辺の長さは60mmである。
各放射スロット3,4は金属平板2を所定形状に打ち抜いて形成したものであり、各放射スロット3,4の幅寸法は2mmである。これら一対の放射スロット3,4は、金属平板2の一方の対角線に合致する対象軸9(図3参照)に関して線対象な配置になっている。放射スロット3は、対象軸9に隣接して平行に延びる第1スロット部3aの一端と、金属平板2の外縁(図3中の左辺)に隣接して平行に延びる第2スロット部3bの一端とを連通させたものであり、両スロット部3a,3bのなす角度は45度となっている。同様に、放射スロット4は、対象軸9に隣接して平行に延びる第1スロット部4cの一端と、金属平板2の外縁(図3中の下辺)に隣接して平行に延びる第2スロット部4dの一端とを連通させたものであり、両スロット部4c,4dのなす角度は45度となっている。つまり、線対象な位置関係にある放射スロット3と放射スロット4は、第1スロット部3a,4cの一側縁どうしが対象軸9を挟んで向き合って第2スロット部3b,4dが互いに離反する向きに延びるという背中合わせの配置になっており、しかも第2スロット部3b,4dを金属平板2の2辺に沿わせているので、限られた領域に効率良く放射スロット3,4を配置させることができ、アンテナ装置全体の小型化が飛躍的に促進できるようになっている。
また、各放射スロット3,4は、第1および第2スロット部の長さの比や給電位置等を適宜選択することにより、励振時に図3にベクトルで示すような電界を発生するように設定されている。すなわち、同図において、放射スロット3の第1スロット部3aで発生する電界はEa、第2スロット部3bで発生する電界はEb、放射スロット4の第1スロット部4cで発生する電界はEc、第2スロット部4dで発生する電界はEdで示されており、電界EaとEcは向きが平行で大きさが同じであり、電界EbとEdは向きが直交して大きさが同じである。そして、電界EaとEbのなす角度(電界EcとEdのなす角度も同じ)が135度なので、電界EaとEbの大きさの比(電界EcとEdの大きさの比も同じ)が√2:1となるように設計することによって、放射スロット3の放射電界の合成ベクトルEvの向きと、放射スロット4の放射電界の合成ベクトルEhの向きとが、互いに直交するようになっている。
図2に示すように、給電線路5と接地線路6は、放射スロット3の第1スロット部3aを幅方向に挟む2箇所を基端として金属平板2の延出部分を下向きに折曲してなる金属片であって、両金属片の下端は前記回路基板に半田付けされている。すなわち、給電線路5の下端は給電回路に接続され、接地線路6の下端はグラウンドに接続されている。同様に、給電線路7と接地線路8は、放射スロット4の第1スロット部4cを幅方向に挟む2箇所を基端として金属平板2の延出部分を下向きに折曲してなる金属片であって、給電線路7の下端は給電回路に接続され、接地線路8の下端はグラウンドに接続されている。
このように構成されるアンテナ装置は、給電線路5,7を介した給電によってそれぞれ放射スロット3,4が同時に励振されるようになっており、その動作周波数は同じなので、一対の放射スロット3,4から同じ周波数の電波が同時に放射される。このとき、放射スロット3で生成される電波の偏波方向(合成ベクトルEvの振動方向)と、放射スロット4で生成される電波の偏波方向(合成ベクトルEhの振動方向)とは互いに直交しているため、これら一対の放射スロット3,4によって偏波ダイバーシティを構成することができる。したがって、このアンテナ装置は、無線LANなどの信号電波を効果的に受信することができる。
上記の如く本実施形態例に係るアンテナ装置は、線対象に並設された一方の放射スロット3で生成される電波の偏波方向と他方の放射スロット4で生成される電波の偏波方向とが直交する設定にしてあるため、両放射スロット3,4どうしの間隔が狭くても良好なアイソレーション特性を確保することができ、よってアイソレーション特性を犠牲にすることなく装置全体の小型化が促進されている。すなわち、周波数に応じたSパラメータの変化をグラフ化した図4において、実線で示す特性曲線Rは各放射スロット3,4のリターンロス(S11やS22)を示し、破線で示す特性曲線Iは放射スロット3,4どうしのアイソレーション(S21)を示している。同図に明らかなように、放射スロット3,4は動作周波数が2.22GHzのときにリターンロスが−25dB以上と良好な共振特性を示し、このとき放射スロット3,4どうしのアイソレーションも−25dB以上と極めて良好になる。
なお、このように良好なアイソレーション特性が得られる他の理由として、一対の放射スロット3,4が、第1スロット部3a,4cの一側縁どうしが向き合って第2スロット部3b,4dが互いに離反する向きに延びるという背中合わせの配置になっていることが挙げられる。つまり、両放射スロット3,4の第1スロット部3a,4cは、装置全体が小型化されても金属平板2の外縁から十分に離れた位置に開設されることになるので、これら第1スロット部3a,4cで発生する電界は側方へ放射されにくく、よってアイソレーション特性の劣化要因とはなりにくい。
また、このアンテナ装置では両放射スロット3,4の給電手段として、金属平板2から延出した金属片からなる給電線路5,7と接地線路6,8を用いているため、給電手段を含めたアンテナ装置全体を板金のみによって形成することができる。したがって、このアンテナ装置は極めて安価に製造することができる。
図5は本発明の第2実施形態例に係るアンテナ装置の平面図であって、図3と対応する部分には同一符号が付してあるため、重複する説明は省略する。
図5に示すアンテナ装置は、各放射スロット3,4が、第2スロット部3b,4dの先端に第3スロット部3e,4fを有している点が、前述した第1実施形態例と大きく異なっている。すなわち、放射スロット3には、第1および第2スロット部3a,3bに加えて、第2スロット部3bの第1スロット部3aと連通している側とは逆側の端部に連通する短寸な第3スロット部3eが設けられており、この第3スロット部3eは金属平板2の外縁(図5中の上辺)に沿って延びている。同様に、放射スロット4には、第1および第2スロット部4c,4dに加えて、第2スロット部4dの第1スロット部4cと連通している側とは逆側の端部に連通する短寸な第3スロット部4fが設けられており、この第3スロット部4fは金属平板2の外縁(図5中の右辺)に沿って延びている。これにより、スペースファクタを損なうことなく各放射スロット3,4の共振長を長くすることができるため、アンテナ装置の小型化を促進するうえで有利となる。
なお、上述した各実施形態例では、金属平板2が正方形になっているが、金属平板2を正方形の四隅を切除した面取り形状の略正方形にすれば、アンテナ装置のさらなる小型化が可能となる。
また、一対の放射スロット3,4を金属板に設ける代わりに、誘電体基板上の金属膜に設けてもよく、その場合、上述した各実施形態例と比べて製造コストは高くなるものの、誘電体による波長短縮効果によってアンテナ装置全体の小型化が促進しやすくなる。
本発明の第1実施形態例に係るアンテナ装置の斜視図である。 図1のA部拡大図である。 第1実施形態例に係るアンテナ装置の平面図である。 第1実施形態例に係るアンテナ装置のSパラメータを示す特性図である。 本発明の第2実施形態例に係るアンテナ装置の平面図である。 従来例に係るアンテナ装置の平面図である。
符号の説明
1 金属ケース
2 金属平板
3,4 放射スロット
3a,4c 第1スロット部
3b,4d 第2スロット部
3e,4f 第3スロット部
5,7 給電線路
6,8 接地線路
9 対象軸

Claims (7)

  1. 共通の導体部材に所定の対象軸に関して線対象な配置で開設された一対の放射スロットと、これら放射スロットをそれぞれ励振するための給電手段とを備え、
    前記各放射スロットは、一側縁が前記対象軸に隣接する第1スロット部と、該第1スロット部の一端に連通して前記対象軸から離反する向きに延びる第2スロット部とを有しており、かつ、一方の放射スロットで生成される電波の偏波方向と他方の放射スロットで生成される電波の偏波方向とが直交するように設定されていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 請求項1の記載において、前記第1スロット部が前記対象軸に対して平行に延びていることを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項2の記載において、前記導体部材の外形が平面視略正方形であって、該略正方形の一方の対角線が前記対象軸と合致していると共に、前記第1および第2スロット部のなす角度が略45度に設定されていることを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項3の記載において、前記放射スロットが、前記第2スロット部の前記第1スロット部と連通している側とは逆側の端部に連通して前記略正方形の外縁に沿って延びる第3スロット部を有することを特徴とするアンテナ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項の記載において、前記導体部材が金属板からなることを特徴とするアンテナ装置。
  6. 請求項5の記載において、前記各放射スロットの周縁部に前記給電手段として、該放射スロットを幅方向に挟む2箇所を基端として前記金属板の延出部分を折曲してなる2本の金属片を配設し、このうち一方の金属片を給電線路となし他方の金属片を接地線路となしたことを特徴とするアンテナ装置。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項の記載において、前記導体部材が誘電体基板上に形成された金属膜からなることを特徴とするアンテナ装置。
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