JP4772349B2 - ライトバルブユニットおよびそれを装填した投影型映像表示装置 - Google Patents

ライトバルブユニットおよびそれを装填した投影型映像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4772349B2
JP4772349B2 JP2005075095A JP2005075095A JP4772349B2 JP 4772349 B2 JP4772349 B2 JP 4772349B2 JP 2005075095 A JP2005075095 A JP 2005075095A JP 2005075095 A JP2005075095 A JP 2005075095A JP 4772349 B2 JP4772349 B2 JP 4772349B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light valve
light
holder
valve unit
optical axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005075095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006259111A (ja
Inventor
国雄 山宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Imaging Corp
Original Assignee
Olympus Imaging Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Imaging Corp filed Critical Olympus Imaging Corp
Priority to JP2005075095A priority Critical patent/JP4772349B2/ja
Publication of JP2006259111A publication Critical patent/JP2006259111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4772349B2 publication Critical patent/JP4772349B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Description

本発明は、液晶プロジェクタ等の投影型映像表示装置に用いるライトバルブユニットおよびそれを装填した投影型映像表示装置に関するものである。
従来の投射型映像表示装置として、例えば、光源から出射された光(白色光)を、ダイクロイックミラーを用いてR(赤)、G(緑)、B(青)の三原色光に分光し、各原色光をR,G,B用の対応する液晶ライトバルブに入射させて、変調されたR,G,Bの分光画像を出射させ、それらのR,G,B分光画像を合成プリズムで合成して、投射レンズを経てスクリーンに拡大投射するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、液晶ライトバルブが透過型の場合には、その入射面側および出射面側の近傍にそれぞれ偏光板が配置され、また、光源と液晶ライトバルブとの間には、リレーレンズやフィールドレンズが配置される場合もある。
このような投射型映像表示装置では、液晶ライトバルブやその近傍に配置された偏光板、あるいはリレーレンズやフィールドレンズの表面に塵埃が付着すると、その付着した塵埃がスクリーンに拡大表示されて投影画像の品質を低下させることになるため、付着した塵埃を除去する必要がある。
その塵埃除去機構として、例えば、液晶ライトバルブ、その入射側および出射側にそれぞれ配置された偏光板の少なくとも一つを振動付加手段により加振させて、付着した塵埃を表面から離脱させると共に、その離脱した塵埃粒子を送風手段により外部に吹き飛ばすようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−117791号公報 特開2004−219852号公報
しかしながら、上記の特許文献2には、振動付加手段として、ピエゾ素子を用いて加振することが記載されているものの、加振される液晶ライトバルブや偏光板の支持手段を含む具体的構成については何ら言及されておらず、構成が不明瞭となっている。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、簡単な構成で確実に加振できる加振機能を有するライトバルブユニットおよびそれを装填した投影型映像表示装置を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に係る発明は、投影型映像表示装置に装填されるライトバルブユニットであって、
光源からの光を変調する液晶ライトバルブおよび該液晶ライトバルブを保持する第1ホルダと、
上記液晶ライトバルブで変調された光を透過する偏光板および該偏光板を保持する第2ホルダと、
上記第1ホルダを支持するための第1支持部材と、
上記第1支持部材に結合されて上記第2ホルダを支持するための第2支持部材と、
上記第1ホルダを光軸方向に変位可能に上記第1支持部材に支持する第1弾性支持手段と、
上記第1ホルダまたは上記第1支持部材の一方の側に設けた第1コイルおよび他方の側に設けた第1永久磁石を有し、上記第1ホルダを光軸方向に駆動する第1電磁駆動手段と、
を有することを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のライトバルブユニットにおいて、
上記第1コイルは、第1プリント基板に搭載して、該第1プリント基板を上記第1コイルが光軸方向に延在するように上記第1支持部材に固定し、
上記第1永久磁石は、その厚さ方向を磁極面として上記第1コイルと対向して上記第1ホルダに固定したことを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のライトバルブユニットにおいて、
上記第1プリント基板には、第1フォトリフレクタを設け、
上記第1ホルダには、光軸方向に傾斜して上記第1フォトリフレクタからの光を反射させる第1反射部材を設けて、
上記第1フォトリフレクタの出力に基づいて上記第1ホルダの光軸方向の位置を検出し得るよう構成したことを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項2に記載のライトバルブユニットにおいて、
上記第1永久磁石は、光軸方向に2分割して厚さ方向の磁極面を逆極性にして配置し、
上記第1プリント基板には、上記第1永久磁石の分割境界線に対向するように第1ホール素子を設けて、
上記第1ホール素子の出力に基づいて上記第1ホルダの光軸方向の位置を検出し得るよう構成したことを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のライトバルブユニットにおいて、
上記第1支持部材および/または上記第2支持部材を、上記液晶ライトバルブおよび/または上記偏光板の光軸の傾きを調整可能に支持する補助支持部材と、
上記補助支持部材に対して上記液晶ライトバルブおよび/または上記偏光板の光軸の傾きを調整する傾き調整手段と、
を有することを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のライトバルブユニットにおいて、
上記第2ホルダを光軸方向に変位可能に上記第2支持部材に支持する第2弾性支持手段と、
上記第2ホルダまたは上記第2支持部材の一方の側に設けた第2コイルおよび他方の側に設けた第2永久磁石を有し、上記第2ホルダを光軸方向に駆動する第2電磁駆動手段と、
を有することを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載のライトバルブユニットにおいて、
上記第2コイルは、第2プリント基板に搭載して、該第2プリント基板を上記第2コイルが光軸方向に延在するように上記第2支持部材に固定し、
上記第2永久磁石は、その厚さ方向を磁極面として上記第2コイルと対向して上記第2ホルダに固定したことを特徴とするものである。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載のライトバルブユニットにおいて、
上記第2プリント基板には、第2フォトリフレクタを設け、
上記第2ホルダには、光軸方向に傾斜して上記第2フォトリフレクタからの光を反射させる第2反射部材を設けて、
上記第2フォトリフレクタの出力に基づいて上記第2ホルダの光軸方向の位置を検出し得るよう構成したことを特徴とするものである。
請求項9に係る発明は、請求項7に記載のライトバルブユニットにおいて、
上記第2永久磁石は、光軸方向に2分割して厚さ方向の磁極面を逆極性にして配置し、
上記第2プリント基板には、上記第2永久磁石の分割境界線に対向するように第2ホール素子を設けて、
上記第2ホール素子の出力に基づいて上記第2ホルダの光軸方向の位置を検出し得るよう構成したことを特徴とするものである。
請求項10に係る発明は、請求項6乃至9のいずれか一項に記載のライトバルブユニットにおいて、
上記第1支持部材および上記第2支持部材は、共通のユニット受けに固定し、
上記第2ホルダには、上記偏光板の出射側に透過光の一部を回折させるホログラム素子を設け、
上記ユニット受けには、上記ホログラム素子での回折光を受光する光検出器を設けたことを特徴とするものである。
請求項11に係る発明は、請求項10に記載のライトバルブユニットにおいて、
上記光検出器は、上記ホログラム素子での回折方向に2分割された受光領域を有することを特徴とするものである。
請求項12に係る発明は、請求項10に記載のライトバルブユニットにおいて、
上記光検出器は、半導体位置検出器からなることを特徴とするものである。
請求項13に係る発明は、光源からの光を、液晶ライトバルブおよび偏光板を有するライトバルブユニットに入射させて、上記液晶ライトバルブにより変調して上記偏光板を透過させ、上記ライトバルブユニットを透過した光を投射手段により拡大投射する投影型映像表示装置において、
上記ライトバルブユニットを、請求項1乃至12のいずれか一項に記載のライトバルブユニットをもって構成したことを特徴とするものである。
請求項14に係る発明は、光源からの光を、液晶ライトバルブおよび偏光板を有するライトバルブユニットに入射させて、上記液晶ライトバルブにより変調して上記偏光板を透過させ、上記ライトバルブユニットを透過した光を投射手段により拡大投射する投影型映像表示装置において、
上記ライトバルブユニットを、請求項3に記載のライトバルブユニットをもって構成すると共に、上記第1電磁駆動手段に上記第1ホルダを光軸方向に加振させる加振信号を供給する第1加振信号供給手段と、上記第1フォトリフレクタの出力に基づいて上記第1電磁駆動手段による上記第1ホルダの加振動作の正常・異常を判別する第1判別手段とを設けたことを特徴とするものである。
請求項15に係る発明は、請求項14に記載の投影型映像表示装置において、
上記第1フォトリフレクタの出力に基づいて、上記第1ホルダの光軸方向の位置を制御する第1サーボ手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項16に係る発明は、光源からの光を、液晶ライトバルブおよび偏光板を有するライトバルブユニットに入射させて、上記液晶ライトバルブにより変調して上記偏光板を透過させ、上記ライトバルブユニットを透過した光を投射手段により拡大投射する投影型映像表示装置において、
上記ライトバルブユニットを、請求項4に記載のライトバルブユニットをもって構成すると共に、上記第1電磁駆動手段に上記第1ホルダを光軸方向に加振させる加振信号を供給する第2加振信号供給手段と、上記第1ホール素子の出力に基づいて上記第1電磁駆動手段による上記第1ホルダの加振動作の正常・異常を判別する第2判別手段とを設けたことを特徴とするものである。
請求項17に係る発明は、請求項16に記載の投影型映像表示装置において、
上記第1ホール素子の出力に基づいて、上記第1ホルダの光軸方向の位置を制御する第2サーボ手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項18に係る発明は、光源からの光を、液晶ライトバルブおよび偏光板を有するライトバルブユニットに入射させて、上記液晶ライトバルブにより変調して上記偏光板を透過させ、上記ライトバルブユニットを透過した光を投射手段により拡大投射する投影型映像表示装置において、
上記ライトバルブユニットを、請求項8に記載のライトバルブユニットをもって構成すると共に、上記第2電磁駆動手段に上記第2ホルダを光軸方向に加振させる加振信号を供給する第3加振信号供給手段と、上記第2フォトリフレクタの出力に基づいて上記第2電磁駆動手段による上記第2ホルダの加振動作の正常・異常を判別する第3判別手段とを設けたことを特徴とするものである。
請求項19に係る発明は、請求項18に記載の投影型映像表示装置において、
上記第2フォトリフレクタの出力に基づいて、上記第2ホルダの光軸方向の位置を制御する第3サーボ手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項20に係る発明は、光源からの光を、液晶ライトバルブおよび偏光板を有するライトバルブユニットに入射させて、上記液晶ライトバルブにより変調して上記偏光板を透過させ、上記ライトバルブユニットを透過した光を投射手段により拡大投射する投影型映像表示装置において、
上記ライトバルブユニットを、請求項9に記載のライトバルブユニットをもって構成すると共に、上記第2電磁駆動手段に上記第2ホルダを光軸方向に加振させる加振信号を供給する第4加振信号供給手段と、上記第2ホール素子の出力に基づいて上記第2電磁駆動手段による上記第2ホルダの加振動作の正常・異常を判別する第4判別手段とを設けたことを特徴とするものである。
請求項21に係る発明は、請求項20に記載の投影型映像表示装置において、
上記第2ホール素子の出力に基づいて、上記第2ホルダの光軸方向の位置を制御する第4サーボ手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項22に係る発明は、光源からの光を、液晶ライトバルブおよび偏光板を有するライトバルブユニットに入射させて、上記液晶ライトバルブにより変調して上記偏光板を透過させ、上記ライトバルブユニットを透過した光を投射手段により拡大投射する投影型映像表示装置において、
上記ライトバルブユニットを、請求項11または12に記載のライトバルブユニットをもって構成すると共に、上記第2電磁駆動手段に上記第2ホルダを光軸方向に加振させる加振信号を供給する第5加振信号供給手段と、上記光検出器の出力に基づいて上記第2電磁駆動手段による上記第2ホルダの加振動作の正常・異常を判別する第5判別手段とを設けたことを特徴とするものである。
請求項23に係る発明は、請求項22に記載の投影型映像表示装置において、
上記光検出器の出力に基づいて、上記第2ホルダの光軸方向の位置を制御する第5サーボ手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項24に係る発明は、光源からの光を、液晶ライトバルブおよび偏光板を有するライトバルブユニットに入射させて、上記液晶ライトバルブにより変調して上記偏光板を透過させ、上記ライトバルブユニットを透過した光を投射手段により拡大投射する投影型映像表示装置において、
上記ライトバルブユニットを、請求項10乃至12のいずれか一項に記載のライトバルブユニットをもって構成すると共に、上記光検出器の出力に基づいて上記光源から出射される光の発光量を制御する発光量制御手段を設けたことを特徴とするものである。
本発明の液晶ライトバルブユニットによれば、少なくとも、液晶ライトバルブを、第1弾性支持手段を介して第1支持部材に光軸方向に変位可能に支持して、第1電磁駆動手段により駆動するようにしたので、液晶ライトバルブを簡単な構成で確実に加振することができる。
また、本発明の投影型映像表示装置によれば、少なくとも液晶ライトバルブを確実に加振して塵埃を除去することができるので、装置の信頼性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態における投影型映像表示装置の概略構成を示すものである。本実施の形態の投影型映像表示装置は、R,G,B用の液晶ライトバルブを有する三板式の液晶プロジェクタを示すもので、筐体1に装填された光学ボックス2および投射レンズ3を有している。
光学ボックス2には、水銀ランプ等のランプ11およびリフレクタ12から成る光源13が配置されており、ランプ11から発せられた光はリフレクタ12によって反射された後、UV/IR(紫外/赤外光)除去フィルタ14を経てフライアイレンズ15に入射する。
フライアイレンズ15を通過した光は、コンデンサレンズ16および反射ミラー17を経てダイクロイックミラー18に入射し、ここでR光が反射、その他の光が透過されて、R光が分離される。このダイクロイックミラー18で分離されたR光は、反射ミラー19で反射された後、フィールドレンズ20aおよび入射側の偏光板21を経て液晶ライトバルブ(液晶パネル)22に入射して変調され、その変調されたR光(R光の分光画像)が出射側の偏光板23を経てダイクロイックプリズム24に入射される。
ダイクロイックミラー18を透過した光は、ダイクロイックミラー25に入射し、ここでG光が反射、B光が透過されて、G光とB光とが分離される。ダイクロイックミラー25で分離されたG光は、フィールドレンズ20bおよび入射側の偏光板27を経て液晶ライトバルブ28に入射して変調され、その変調されたG光(G光の分光画像)が出射側の偏光板29を経てダイクロイックプリズム24に入射される。
また、ダイクロイックミラー25で分離されたB光は、リレーレンズ30、反射ミラー31、リレーレンズ32、反射ミラー33、フィールドレンズ20cおよび入射側の偏光板34を経て液晶ライトバルブ35に入射して変調され、その変調されたB光(B光の分光画像)が出射側の偏光板36を経てダイクロイックプリズム24に入射される。
ダイクロイックプリズム24に入射したR,G,B光の分光画像は、該ダイクロイックプリズム24で合成され、その合成像が投射レンズ3により図示しないスクリーンに投影される。
さらに、ランプ13や液晶ライトバルブ22,28,35等を冷却すると共に、後述する加振手段によって液晶ライトバルブ22,28,35およびそれらの出射側の偏光板23,29,36から離脱した塵埃粒子を外部に吹き飛ばすため、光学ブロック2内への外気導入用のファン37と排気用のファン38が設けられている。なお、図1では、ファン37によって導入された外気が光学ブロック2内にこもることなく、ファン38からスムーズに排気されるように、光学ブロック2内に排気ダクト39を設けて、導入された外気が光学ブロック2内の適宜の箇所から排気ダクト39に逃げるようにしてある。
本実施の形態では、R,G,B光を変調する液晶ライトバルブ22,28,35の各々と、対応する出射側の偏光板23,29,36とを、それぞれライトバルブユニットとして、対応する液晶ライトバルブおよび偏光板を加振可能に構成する。
以下、ライトバルブユニットの構成について説明するが、R,G,B光用の各ライトバルブユニットは同一構成であるので、R光を変調する液晶ライトバルブ22およびその出射側の偏光板23を有するライトバルブユニットについて、代表して説明する。
図2〜図4はライトバルブユニットの構成を説明するための図で、図2は要部の部分断面図、図3は図2のA矢視方向から見た正面図、図4は図3に示す弾性支持部材および補助筒の部分斜視図である。
このライトバルブユニット40は、図1に示したダイクロイックプリズム24に取り付けられるユニット受け41を有しており、このユニット受け41には、液晶ライトバルブ22を支持するための第1支持部材である液晶ライトバルブ支持部材42および偏光板23を支持するための第2支持部材である偏光板支持部材43が取り付けネジ44によって取り付けられている。
ユニット受け41には、変調された投射光が出射する開口部41aの周囲に突起部41bが形成されており、この突起部41bを、ダイクロイックプリズム24の二次加工面に接着固定することで、ダイクロイックプリズム24に取り付けられるようになっている。
液晶ライトバルブ支持部材42および偏光板支持部材43は、それぞれ磁性材からなり、適宜の箇所において位置決めピン45により相対位置が位置決めされて固定されている。
液晶ライトバルブ22は、第1ホルダであるホルダ51に保持されている。ホルダ51には、その対向する両側面に、第1弾性支持手段である2枚の板バネ52a,52bのそれぞれの一端部が固定されている。板バネ52a,52bのそれぞれの他端部は、液晶ライトバルブ支持部材42に形成された一対の立ち上がり部42aを貫通して、一対の立ち上がり部42a上に跨って固定された第1プリント基板であるプリント基板53に半田付けして固定され、これにより液晶ライトバルブ22を保持するホルダ51を、液晶ライトバルブ22を透過する投射光の光軸方向に変位可能に液晶ライトバルブ支持部材42に支持している。
なお、板バネ52a,52bは、ホルダ51を光軸方向にスムーズに変位可能とするため、図4に詳細に示すように、幅方向中央部が長さ方向に亘って開口していると共に、ホルダ51側の取り付け端部は、U字状にくびれており、このくびれ部分にシリコンゲル等のダンパ材54が保持されている。また、立ち上がり部42aには、板バネ52a,52bが貫通する補助筒55a,55bが取り付けられ、これら補助筒55a,55bの内部に、シリコンゲル等のダンパ材56が充填されている。
プリント基板53には、ホルダ51側の表面で、一対の立ち上がり部42aの間に位置して、光軸方向に延在する空芯の第1コイルであるコイル61が装着されている。本実施の形態では、液晶ライトバルブ支持部材42に、コイル61のコア内に進入するヨーク片42bを一体に設けている。
一方、コイル61と対向するホルダ51の側面には、厚さ方向に磁化された第1永久磁石である永久磁石62が取り付けられ、コイル61にフレキシブル配線基板66を介して電流を流すことにより、永久磁石62との電磁作用によって、液晶ライトバルブ22およびホルダ51が光軸方向に変位するようになっている。すなわち、コイル61と永久磁石62とにより、ムービングマグネット方式の第1電磁駆動手段が構成されている。なお、液晶ライトバルブ22は、フレキシブル配線基板66を介して駆動信号が供給されるようになっている。また、液晶ライトバルブ22の入射側表面には、入射光(この場合には、R光)に対する反射防止膜が施されている。
また、ホルダ51の光軸方向の位置を検出するため、図3に詳細に示すように、ホルダ51の側面には、光軸方向に傾斜した第1反射部材である反射部材63が配置されており、一方の立ち上がり部42aには、反射部材63に光を投射してその反射光を受光する第1フォトリフレクタであるフォトリフレクタ64が配置されている。なお、フォトリフレクタ64の受光部は、ホルダ51の光軸方向の位置を検出するため、半導体位置検出器(PSD)、光軸方向に延在する一次元受光アレイ、あるいは光軸方向に少なくとも2分割された受光領域を有するピンフォトダイオードからなる光検出器で構成されている。このフォトリフレクタ64の発光部および受光部は、フレキシブル配線基板66を介して所要の回路に接続される。
偏光板23も、第2ホルダであるホルダ71に保持されて、液晶ライトバルブ22の場合と同様の構成からなる第2弾性支持手段により、偏光板支持部材43に形成された一対の立ち上がり部43aに光軸方向に変位可能に支持されていると共に、液晶ライトバルブ22の場合と同様の構成からなる第2電磁駆動手段により光軸方向に駆動されるようになっている。なお、図2において、符号72は、一対の立ち上がり部43a上に跨って固定された第2プリント基板を示しており、符号73はプリント基板72に装着した第2コイルを示しており、符号43bはコイル73のコア内に進入するように偏光板支持部材43に一体に形成されたヨーク片を示しており、符号74はコイル73と対向してホルダ71に設けられた厚さ方向に磁化された第2永久磁石を示している。なお、コイル73には、フレキシブル配線基板66を介して電流が供給される。
ホルダ71には、その光軸方向の位置およびこのライトバルブユニット40を透過する投射光の光量を検出するため、偏光板23の出射側にホログラム素子81が保持されている。このホログラム素子81には、投射光の周辺光を回折させて集光させるレンズパワーを有する輪帯形状の回折格子81aが形成されている。また、ユニット受け41には、回折格子81aでの回折光を受光する光検出器82が設けられている。光検出器82は、ホルダ71の光軸方向の位置を検出するため、半導体位置検出器、回折格子81aの回折方向に延在する一次元受光アレイ、あるいは回折方向に少なくとも2分割された受光領域を有するピンフォトダイオードから構成されており、フレキシブル配線基板66を介して所要の回路に接続される。なお、回折格子81aは、輪帯形状に限らず、ホログラム素子81の出射面側全面に形成して、投射光全体の回折光を光検出器82で受光するようにすることもできる。
次に、本実施の形態に係る投影型映像表示装置の制御回路の構成について説明する。
図5は、制御回路の概略構成を示すブロック図である。図5において、ライトバルブユニットについては、図2〜図4に示したR光を変調するライトバルブユニット40の一部の回路構成を示し、G光およびB光を変調するライトバルブユニットについては、R光を変調するライトバルブユニット40と同様の回路構成であるので、図示を省略してある。
この制御回路は、操作スイッチ101、CPU102、発振回路(OSC)103、液晶ライトバルブ用共振駆動回路104、偏光板用共振駆動回路105、判別回路106、アナログ/デジタル(A/D)変換回路107、サーボ回路108、温度センサ109、ファン駆動回路110、光源駆動回路111、オートパワーコントロール(APC)回路112、および表示回路113を有している。
操作スイッチ101は、赤外線式のリモコンや手動操作によって投影型映像表示装置の電源をオン/オフするもので、そのオン/オフ状態はCPU102で検出される。
OSC103は、CPU102の制御のもとに選択的に駆動され、その発振周波数によって液晶ライトバルブ用共振駆動回路104および偏光板用共振駆動回路105を介して液晶ライトバルブ駆動用のコイル61および偏光板駆動用のコイル73がそれぞれ駆動されるようになっている。
判別回路106は、例えばウインドコンパレータにより構成され、液晶ライトバルブ22および偏光板23の加振時に、液晶ライトバルブ支持部材42に設けられたフォトリフレクタ64の受光部64aおよびユニット受け41に設けられた光検出器82の出力に基づいて、液晶ライトバルブ駆動用のコイル61および偏光板駆動用のコイル73の断線をそれぞれ検出するもので、それらの検出結果はCPU102に供給される。
A/D変換回路107は、フォトリフレクタ64の受光部64aおよび光検出器82からのアナログ出力信号をデジタル信号に変換してサーボ回路108に供給する。
サーボ回路108は、ゲイン回路や位相補償回路等を有しており、CPU102の制御のもとに選択的に駆動されて、A/D変換回路107の出力に基づいてコイル61,73に駆動電流を供給し、これにより液晶ライトバルブ22および偏光板23をそれぞれ光軸方向の基準位置に位置決めするようになっている。
温度センサ109は、例えば光源13の近傍に配置され、その出力はCPU102に供給される。
ファン駆動回路110は、外気導入用のファン37および排気用のファン38を駆動するもので、操作スイッチ101の状態および温度センサ109の出力に基づいてCPU102により制御されるようになっている。
光源駆動回路111は、CPU102により制御されてランプ11を駆動する。また、APC回路112は、CPU102により制御され、光検出器82の出力に基づいて光源駆動回路111を介してランプ11の発光量を制御するようになっている。なお、APC回路112は、上記のR光用の偏光板23に対応して設けられた光検出器82、あるいはG光用の偏光板に対応して設けられた光検出器やB光用の偏光板に対応して設けられた光検出器のいずれか一つの出力のみ入力して発光量を制御するようにしてもよいし、これら三つの光検出器の出力を入力して、ランプ11から出射される可視光であるR,G,Bの領域毎のピーク値に基づいた加重平均値から発光量を制御するようにしてもよい。
表示回路113は、CPU102によって制御されるもので、メッセージ等を表示する表示素子や、液晶ライトバルブ22や偏光板23の加振動作状態や、ファン37,38の動作状態を表示する赤色、緑色、黄色等の複数のLEDを有している。
なお、CPU102は、操作スイッチ101の状態、判別回路106および温度センサ109の出力に基づいて所定のプログラムに従って各部の動作を制御するもので、このCPU102には、液晶ライトバルブ22および偏光板23の加振時間やファン37,38の駆動時間等をプログラムに従った各種の設定時間駆動するための複数のタイマを内蔵している。
以下、本実施の形態の要部の動作について、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
先ず、操作スイッチ1により電源がオンされたのをCPU102によって検出したら(ステップS1)、光源駆動回路111を介してランプ11を点灯させると共に、液晶ライトバルブ22の加振(ステップS2)、偏光板23の加振(ステップS3)および外気導入用・排気用ファン37,38の駆動(ステップS4)を並行して開始させる。
すなわち、電源オンによってOSC103を駆動し、その出力に基づいて、液晶ライトバルブ用共振駆動回路104を介してコイル61に所要の交番電流を供給して液晶ライトバルブ22を光軸方向に加振させると共に、偏光板用共振駆動回路105を介してコイル73に所要の交番電流を供給して偏光板23を光軸方向に加振させる。また、ファン駆動回路110を介してファン37,38を駆動する。
液晶ライトバルブ22の加振を開始したら、表示回路113における液晶ライトバルブ動作表示用の例えば緑色LEDを点灯させる(ステップS5)と共に、CPU102の内蔵タイマをリセットして(ステップS6)、第1設定時間(例えば、15秒)が経過したか否かを監視する(ステップS7)。また、この第1設定時間中、CPU102は、判別回路106の出力に基づいて、液晶ライトバルブ22が正常に加振されているか否か、すなわちコイル61の断線等の異常があるか否かを判断し(ステップS8)、異常がある場合には、液晶ライトバルブ用共振駆動回路104からのコイル61への電流の供給を遮断して、液晶ライトバルブ22の加振を中止する(ステップS9)と共に、表示回路113における緑色LEDを点滅させる(ステップS10)。
これに対し、液晶ライトバルブ22が正常に加振され、かつ第1設定時間が経過したら、引き続き第2設定時間(第1設定時間経過時点から例えば15秒)が経過するまで液晶ライトバルブ22を加振させ(ステップS11)、その時間が経過した時点で液晶ライトバルブ22の加振を終了させる(ステップS12)と共に、緑色LEDを消灯させる(ステップS13)。
偏光板23の加振においても、上記と同様に、表示回路113における偏光板動作表示用の例えば赤色LEDを点灯させる(ステップS14)と共に、CPU102の内蔵タイマをリセットして(ステップS15)、第3設定時間(例えば、15秒)が経過したか否かを監視する(ステップS16)。また、この第3設定時間中、CPU102は、判別回路106の出力に基づいて、偏光板23が正常に加振されているか否か、すなわちコイル73の断線等の異常があるか否かを判断し(ステップS17)、異常がある場合には、偏光板共振駆動回路105からのコイル73への電流の供給を遮断して、偏光板23の加振を中止する(ステップS18)と共に、表示回路113における赤色LEDを点滅させる(ステップS19)。
これに対し、偏光板23が正常に加振され、かつ第3設定時間が経過したら、引き続き第4設定時間(第3設定時間経過時点から例えば15秒)が経過するまで偏光板23を加振させ(ステップS20)、その時間が経過した時点で偏光板23の加振を終了させる(ステップS21)と共に、赤色LEDを消灯させる(ステップS22)。
一方、外気導入用・排気用のファン37,38の駆動においては、その駆動開始により表示回路113におけるファン動作表示用の例えば黄色LEDを点灯させる(ステップS23)と共に、該表示回路113の表示素子に例えば「塵埃除去動作中」のメッセージを表示させ(ステップS24)、さらにCPU102の内蔵タイマをリセットして(ステップS25)、第5設定時間(例えば、60秒〜90秒の任意の時間)が経過したか否かを監視する(ステップS26)。
また、この第5設定時間中、CPU102は、ステップS8やステップS17の判断結果が正常か否か、すなわち液晶ライトバルブ22の加振や偏光板23の加振が正常であったか否かを判断し(ステップS27)、異常があった場合には、表示回路113の表示素子にその旨のメッセージ、例えば「液晶ライトバルブ加振異常」や「偏光板加振異常」を表示して(ステップS28)、全ての動作を終了する。
これに対し、液晶ライトバルブ22の加振および偏光板23の加振が正常で、かつ第5設定時間が経過したら、黄色LEDを消灯させる(ステップS29)と共に、表示素子に例えば「塵埃除去動作終了」等のメッセージを表示する(ステップS30)。
その後、CPU102は、サーボ回路108の駆動に切り替え、これによりA/D変換回路107から得られるフォトリフレクタ64の受光部64aの出力および光検出器82の出力に基づいて、液晶ライトバルブ22および偏光板23をそれぞれ光軸方向の所定位置に位置させるようにサーボ制御する(ステップS31)と共に、温度センサ109の出力を監視して設定温度以下か否かを判断し(ステップS32)、設定温度を超えるときはファン37,38を駆動して(ステップS33)、光学ボックス2内を設定温度以下に維持する。
上記のステップS31〜S33を、操作スイッチ101による電源のオフが検出されるまで(ステップS34)繰り返し、電源のオフが検出されたら全ての動作を終了する。
以上のように、本実施の形態によれば、R,G,B光を変調する液晶ライトバルブ22,28,35の各々と、対応する出射側の偏光板23,29,36とを、それぞれライトバルブユニットとして、各ユニットの液晶ライトバルブおよび偏光板を、それぞれ板バネを介して光軸方向に変位可能に対応する支持部材に支持してムービングマグネット方式の電磁駆動手段により駆動するようにしたので、簡単な構成で液晶ライトバルブおよび偏光板を加振することができる。しかも、液晶ライトバルブおよび偏光板の光軸方向の位置をそれぞれ検出する光学的な位置検出手段を設け、その出力に基づいて加振動作の異常も検出するようにしたので、液晶ライトバルブおよび偏光板を確実に加振して塵埃を除去することができ、信頼性を向上することができる。
(第2実施の形態)
図7は、本発明の第2実施の形態におけるライトバルブユニットの要部の構成を示す図である。
本実施の形態は、第1実施の形態に示したライトバルブユニットと比較して、主として、偏光板23の傾きを調整可能に構成した点と、偏光板23の対向する両側面側に一対の電磁駆動手段を設けた点と、偏光板23の光軸方向の位置を第2フォトリフレクタであるフォトリフレクタ131により検出するようにした点とが異なるものである。
このため、ユニット受け41(図2参照)には、偏光板支持部材43を、偏光板23の光軸の傾きを調整可能に支持する補助支持部材122が設けられ、この補助支持部材122に2個のピポット支点(突起)123が設けられている。2個のピポット支点123は、光軸から直角方向に設けられ、その各々の先端部は、偏光板支持部材43に形成された貫通孔を有するピポット受け124に当接するようになっている。なお、図7では1個のピポット支点123と、そのピポット受け124とを示している。
補助支持部材122には、各ピポット支点123に対応して光軸と反対側にばか穴125が形成されて、これらばか穴125を通して偏光板支持部材43に傾き調整手段である調整ネジ126がそれぞれ螺着されていると共に、各調整ネジ126を巻回して偏光板支持部材43と補助支持部材43との間にコイルバネ127が介挿されている。これにより、各調整ネジ126を回転させることで、光軸に対する偏光板23の傾きが調整可能になっている。
また、偏光板支持部材43には、偏光板23を保持するホルダ71の対向する2つの側面にそれぞれ対向して立ち上がり部43c,43dが形成されている。これら立ち上がり部43c,43dには、プリント基板72a,72bのホルダ71側の表面に、それぞれ光軸方向に延在して装填されたコイル73a,73bが、それらのコア内に立ち上がり部43c,43dを進入させた状態で接着固定されている。また、コイル73a,73bと対向するホルダ71の側面には、厚さ方向に磁化された永久磁石74a,74bが設けられている。
なお、一方のコイル73aは、光軸方向に2分割された2つのコイル73a−1,73a−2から成っており、それらのコイル間のプリント基板72aには、フォトリフレクタ131が設けられている。また、フォトリフレクタ131と対向する永久磁石74a上には、光軸方向に傾斜した非磁性体からなる反射部材132が接着固定され、この反射部材132に対してフォトリフレクタ131から光を照射して、その反射光を受光することにより、その受光出力に基づいて偏光板23の光軸方向の位置検出が可能となっている。
これにより、コイル73aと永久磁石74aとによりムービングマグネット方式の一方の電磁駆動手段が構成され、コイル73bと永久磁石74bとにより他方の電磁駆動手段が構成されて、塵埃除去時には、一対の電磁駆動手段により偏光板23が光軸方向に加振されると共に、その加振動作の正常・異常がフォトリフレクタ131の出力に基づいて判定され、サーボ制御時には、フォトリフレクタ131の出力に基づいて、一対の電磁駆動手段により偏光板23が光軸方向に駆動されて所定の位置に位置制御されるようになっている。なお、ホルダ71は、第1実施の形態と同様に、板バネを介して偏光板支持部材43に光軸方向に変位可能に支持される。
本実施の形態によれば、調整ネジ126を回すことで、偏光板23の光軸に対する傾きを調整できるので、各部品の加工精度による組み立て誤差を除去することができる。また、一対の電磁駆動手段で偏光板23を駆動するので、大きな駆動力を得ることができ、これにより偏光板23に付着した塵埃をより確実に除去することが可能となる。
なお、上記の偏光板23における光軸傾き調整機構、一対の電磁駆動手段による駆動機構は、偏光板23とともにライトバルブユニットを構成する液晶ライトバルブ22にも適用することができる。また、光源の発光量を制御する場合には、第1実施の形態と同様に、ホルダ71の偏光板23の出射側にホログラム素子を保持して、その回折光をユニット受け41に設けた光検出器で受光するようにすればよい。
(第3実施の形態)
図8は、本発明の第3実施の形態におけるライトバルブユニットの要部の構成を示す図である。
本実施の形態は、第2実施の形態に示したライトバルブユニットにおいて、フォトリフレクタ131に代えて第2ホール素子であるホール素子135を用いて、偏光板23の光軸方向の位置や加振動作を検出するようにしたものである。
このため、ホール素子135側の永久磁石74aは、コイル73a−1,73a−2にそれぞれ対向するように、光軸方向に2つの永久磁石74a−1,74a−2に分割されて極性を反転してホルダ71に取り付けられ、ホルダ71の光軸方向の変位により、永久磁石74a−1,74a−2の境界(分割線)がホール素子135と対向する領域を移動するようになっている。これにより、ホール素子135によって、ホルダ71の光軸方向の位置、すなわち偏光板23の光軸方向の位置や加振動作が検出される。
なお、本実施の形態では、永久磁石74aが2つの永久磁石74a−1,74a−2に分割されて極性を反転して取り付けられているので、これら永久磁石74a−1,74a−2とそれぞれ対向するコイル73a−1,73a−2には、互いに逆方向に駆動電流が供給されることになる。
上記のホール素子135による偏光板23の位置検出および加振動作の検出機構は、液晶ライトバルブ22側にも、同様に、フォトリフレクタ64に代えて第1ホール素子を設けると共に、これと対向する永久磁石62を光軸方向に2分割して逆極性にして配置することにより適用することができる。また、光源の発光量を制御する場合には、第1実施の形態と同様に、ホルダ71の偏光板23の出射側にホログラム素子を保持して、その回折光をユニット受け41に設けた光検出器で受光するようにすればよい。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、投影型映像表示装置の電源をオンした際に、塵埃除去動作を行うようにしたが、電源のオフ時、あるいは適宜のタイミングで塵埃除去動作を行うように構成することもできる。また、液晶ライトバルブのみを加振可能に構成することもできる。さらに、電磁駆動手段による加振や位置制御(サーボ制御)は、ムービングコイル方式とすることもできる。また、上記実施の形態では、一つの光源13を用いたが、2灯式等、複数の光源を用いる場合にも有効に適用することができる。
本発明の第1実施の形態に係る投影型映像表示装置の概略構成を示す図である。 図1に示すライトバルブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。 図2のA矢視方向から見たライトバルブユニットの正面図である。 図3に示す弾性支持部材および補助筒の部分斜視図である。 第1実施の形態に係る投影型映像表示装置の制御回路の概略構成を示すブロック図である。 第1実施の形態の要部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施の形態に係るライトバルブユニットの要部の構成を示す図である。 同じく、第3実施の形態に係るライトバルブユニットの要部の構成を示す図である。
符号の説明
1 筐体
2 光学ボックス
3 投射レンズ
11 ランプ
12 リフレクタ
13 光源
14 UV/IR除去フィルタ
15 フライアイレンズ
16 コンデンサレンズ
17,19,31,33 反射ミラー
18,25 ダイクロイックミラー
20a,20b,20c フィールドレンズ
21,23,27,29,34,36 偏光板
22,28,35 液晶ライトバルブ(液晶パネル)
24 ダイクロイックプリズム
30,32 リレーレンズ
37,38 ファン
39 排気ダクト
40 ライトバルブユニット
41 ユニット受け
42 液晶ライトバルブ支持部材
42a 立ち上がり部
42b ヨーク片
43 偏光板支持部材
43a,43c,43d 立ち上がり部
43b ヨーク片
44 取り付けネジ
45 位置決めピン
51,71 ホルダ
52a,52b 板バネ
53,72,72a,72b プリント基板
54,56 ダンパ材
55a,55b 補助筒
61,73,73a,73a−1,73a−2,73b コイル
62,74,74a,74b 永久磁石
63,132 反射部材
64,131 フォトリフレクタ
66 フレキシブル配線基板
81 ホログラム素子
81a 回折格子
82 光検出器
101 操作スイッチ
102 CPU
103 発振回路(OSC)
104 液晶ライトバルブ用共振駆動回路
105 偏光板用共振駆動回路
106 判別回路
107 アナログ/デジタル(A/D)変換回路
108 サーボ回路
109 温度センサ
110 ファン駆動回路
111 光源駆動回路
112 オートパワーコントロール(APC)回路
113 表示回路
122 補助支持部材
123 ピポット支点(突起)
124 ピポット受け
125 ばか穴
126 調整ネジ
127 コイルバネ
135 ホール素子

Claims (24)

  1. 投影型映像表示装置に装填されるライトバルブユニットであって、
    光源からの光を変調する液晶ライトバルブおよび該液晶ライトバルブを保持する第1ホルダと、
    上記液晶ライトバルブで変調された光を透過する偏光板および該偏光板を保持する第2ホルダと、
    上記第1ホルダを支持するための第1支持部材と、
    上記第1支持部材に結合されて上記第2ホルダを支持するための第2支持部材と、
    上記第1ホルダを光軸方向に変位可能に上記第1支持部材に支持する第1弾性支持手段と、
    上記第1ホルダまたは上記第1支持部材の一方の側に設けた第1コイルおよび他方の側に設けた第1永久磁石を有し、上記第1ホルダを光軸方向に駆動する第1電磁駆動手段と、
    を有することを特徴とするライトバルブユニット。
  2. 上記第1コイルは、第1プリント基板に搭載して、該第1プリント基板を上記第1コイルが光軸方向に延在するように上記第1支持部材に固定し、
    上記第1永久磁石は、その厚さ方向を磁極面として上記第1コイルと対向して上記第1ホルダに固定したことを特徴とする請求項1に記載のライトバルブユニット。
  3. 上記第1プリント基板には、第1フォトリフレクタを設け、
    上記第1ホルダには、光軸方向に傾斜して上記第1フォトリフレクタからの光を反射させる第1反射部材を設けて、
    上記第1フォトリフレクタの出力に基づいて上記第1ホルダの光軸方向の位置を検出し得るよう構成したことを特徴とする請求項2に記載のライトバルブユニット。
  4. 上記第1永久磁石は、光軸方向に2分割して厚さ方向の磁極面を逆極性にして配置し、
    上記第1プリント基板には、上記第1永久磁石の分割境界線に対向するように第1ホール素子を設けて、
    上記第1ホール素子の出力に基づいて上記第1ホルダの光軸方向の位置を検出し得るよう構成したことを特徴とする請求項2に記載のライトバルブユニット。
  5. 上記第1支持部材および/または上記第2支持部材を、上記液晶ライトバルブおよび/または上記偏光板の光軸の傾きを調整可能に支持する補助支持部材と、
    上記補助支持部材に対して上記液晶ライトバルブおよび/または上記偏光板の光軸の傾きを調整する傾き調整手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のライトバルブユニット。
  6. 上記第2ホルダを光軸方向に変位可能に上記第2支持部材に支持する第2弾性支持手段と、
    上記第2ホルダまたは上記第2支持部材の一方の側に設けた第2コイルおよび他方の側に設けた第2永久磁石を有し、上記第2ホルダを光軸方向に駆動する第2電磁駆動手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のライトバルブユニット。
  7. 上記第2コイルは、第2プリント基板に搭載して、該第2プリント基板を上記第2コイルが光軸方向に延在するように上記第2支持部材に固定し、
    上記第2永久磁石は、その厚さ方向を磁極面として上記第2コイルと対向して上記第2ホルダに固定したことを特徴とする請求項6に記載のライトバルブユニット。
  8. 上記第2プリント基板には、第2フォトリフレクタを設け、
    上記第2ホルダには、光軸方向に傾斜して上記第2フォトリフレクタからの光を反射させる第2反射部材を設けて、
    上記第2フォトリフレクタの出力に基づいて上記第2ホルダの光軸方向の位置を検出し得るよう構成したことを特徴とする請求項7に記載のライトバルブユニット。
  9. 上記第2永久磁石は、光軸方向に2分割して厚さ方向の磁極面を逆極性にして配置し、
    上記第2プリント基板には、上記第2永久磁石の分割境界線に対向するように第2ホール素子を設けて、
    上記第2ホール素子の出力に基づいて上記第2ホルダの光軸方向の位置を検出し得るよう構成したことを特徴とする請求項7に記載のライトバルブユニット。
  10. 上記第1支持部材および上記第2支持部材は、共通のユニット受けに固定し、
    上記第2ホルダには、上記偏光板の出射側に透過光の一部を回折させるホログラム素子を設け、
    上記ユニット受けには、上記ホログラム素子での回折光を受光する光検出器を設けたことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載のライトバルブユニット。
  11. 上記光検出器は、上記ホログラム素子での回折方向に2分割された受光領域を有することを特徴とする請求項10に記載のライトバルブユニット。
  12. 上記光検出器は、半導体位置検出器からなることを特徴とする請求項10に記載のライトバルブユニット。
  13. 光源からの光を、液晶ライトバルブおよび偏光板を有するライトバルブユニットに入射させて、上記液晶ライトバルブにより変調して上記偏光板を透過させ、上記ライトバルブユニットを透過した光を投射手段により拡大投射する投影型映像表示装置において、
    上記ライトバルブユニットを、請求項1乃至12のいずれか一項に記載のライトバルブユニットをもって構成したことを特徴とする投影型映像表示装置。
  14. 光源からの光を、液晶ライトバルブおよび偏光板を有するライトバルブユニットに入射させて、上記液晶ライトバルブにより変調して上記偏光板を透過させ、上記ライトバルブユニットを透過した光を投射手段により拡大投射する投影型映像表示装置において、
    上記ライトバルブユニットを、請求項3に記載のライトバルブユニットをもって構成すると共に、上記第1電磁駆動手段に上記第1ホルダを光軸方向に加振させる加振信号を供給する第1加振信号供給手段と、上記第1フォトリフレクタの出力に基づいて上記第1電磁駆動手段による上記第1ホルダの加振動作の正常・異常を判別する第1判別手段とを設けたことを特徴とする投影型映像表示装置。
  15. 上記第1フォトリフレクタの出力に基づいて、上記第1ホルダの光軸方向の位置を制御する第1サーボ手段を設けたことを特徴とする請求項14に記載の投影型映像表示装置。
  16. 光源からの光を、液晶ライトバルブおよび偏光板を有するライトバルブユニットに入射させて、上記液晶ライトバルブにより変調して上記偏光板を透過させ、上記ライトバルブユニットを透過した光を投射手段により拡大投射する投影型映像表示装置において、
    上記ライトバルブユニットを、請求項4に記載のライトバルブユニットをもって構成すると共に、上記第1電磁駆動手段に上記第1ホルダを光軸方向に加振させる加振信号を供給する第2加振信号供給手段と、上記第1ホール素子の出力に基づいて上記第1電磁駆動手段による上記第1ホルダの加振動作の正常・異常を判別する第2判別手段とを設けたことを特徴とする投影型映像表示装置。
  17. 上記第1ホール素子の出力に基づいて、上記第1ホルダの光軸方向の位置を制御する第2サーボ手段を設けたことを特徴とする請求項16に記載の投影型映像表示装置。
  18. 光源からの光を、液晶ライトバルブおよび偏光板を有するライトバルブユニットに入射させて、上記液晶ライトバルブにより変調して上記偏光板を透過させ、上記ライトバルブユニットを透過した光を投射手段により拡大投射する投影型映像表示装置において、
    上記ライトバルブユニットを、請求項8に記載のライトバルブユニットをもって構成すると共に、上記第2電磁駆動手段に上記第2ホルダを光軸方向に加振させる加振信号を供給する第3加振信号供給手段と、上記第2フォトリフレクタの出力に基づいて上記第2電磁駆動手段による上記第2ホルダの加振動作の正常・異常を判別する第3判別手段とを設けたことを特徴とする投影型映像表示装置。
  19. 上記第2フォトリフレクタの出力に基づいて、上記第2ホルダの光軸方向の位置を制御する第3サーボ手段を設けたことを特徴とする請求項18に記載の投影型映像表示装置。
  20. 光源からの光を、液晶ライトバルブおよび偏光板を有するライトバルブユニットに入射させて、上記液晶ライトバルブにより変調して上記偏光板を透過させ、上記ライトバルブユニットを透過した光を投射手段により拡大投射する投影型映像表示装置において、
    上記ライトバルブユニットを、請求項9に記載のライトバルブユニットをもって構成すると共に、上記第2電磁駆動手段に上記第2ホルダを光軸方向に加振させる加振信号を供給する第4加振信号供給手段と、上記第2ホール素子の出力に基づいて上記第2電磁駆動手段による上記第2ホルダの加振動作の正常・異常を判別する第4判別手段とを設けたことを特徴とする投影型映像表示装置。
  21. 上記第2ホール素子の出力に基づいて、上記第2ホルダの光軸方向の位置を制御する第4サーボ手段を設けたことを特徴とする請求項20に記載の投影型映像表示装置。
  22. 光源からの光を、液晶ライトバルブおよび偏光板を有するライトバルブユニットに入射させて、上記液晶ライトバルブにより変調して上記偏光板を透過させ、上記ライトバルブユニットを透過した光を投射手段により拡大投射する投影型映像表示装置において、
    上記ライトバルブユニットを、請求項11または12に記載のライトバルブユニットをもって構成すると共に、上記第2電磁駆動手段に上記第2ホルダを光軸方向に加振させる加振信号を供給する第5加振信号供給手段と、上記光検出器の出力に基づいて上記第2電磁駆動手段による上記第2ホルダの加振動作の正常・異常を判別する第5判別手段とを設けたことを特徴とする投影型映像表示装置。
  23. 上記光検出器の出力に基づいて、上記第2ホルダの光軸方向の位置を制御する第5サーボ手段を設けたことを特徴とする請求項22に記載の投影型映像表示装置。
  24. 光源からの光を、液晶ライトバルブおよび偏光板を有するライトバルブユニットに入射させて、上記液晶ライトバルブにより変調して上記偏光板を透過させ、上記ライトバルブユニットを透過した光を投射手段により拡大投射する投影型映像表示装置において、
    上記ライトバルブユニットを、請求項10乃至12のいずれか一項に記載のライトバルブユニットをもって構成すると共に、上記光検出器の出力に基づいて上記光源から出射される光の発光量を制御する発光量制御手段を設けたことを特徴とする投影型映像表示装置。
JP2005075095A 2005-03-16 2005-03-16 ライトバルブユニットおよびそれを装填した投影型映像表示装置 Expired - Fee Related JP4772349B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005075095A JP4772349B2 (ja) 2005-03-16 2005-03-16 ライトバルブユニットおよびそれを装填した投影型映像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005075095A JP4772349B2 (ja) 2005-03-16 2005-03-16 ライトバルブユニットおよびそれを装填した投影型映像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006259111A JP2006259111A (ja) 2006-09-28
JP4772349B2 true JP4772349B2 (ja) 2011-09-14

Family

ID=37098472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005075095A Expired - Fee Related JP4772349B2 (ja) 2005-03-16 2005-03-16 ライトバルブユニットおよびそれを装填した投影型映像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4772349B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6822080B2 (ja) * 2016-03-15 2021-01-27 株式会社リコー 画像生成ユニット及び画像投影装置
KR102652992B1 (ko) * 2018-04-11 2024-04-01 엘지이노텍 주식회사 렌즈 구동 장치

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3899917B2 (ja) * 2001-12-10 2007-03-28 日本ビクター株式会社 液晶プロジェクタ装置及び液晶パネルブロック
JP2004219852A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Hitachi Ltd 投射型映像表示装置及びこれに用いる偏光板装置
JP4400105B2 (ja) * 2003-06-18 2010-01-20 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006259111A (ja) 2006-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5624475B2 (ja) 画像表示装置
KR100640843B1 (ko) 박형 프로젝터의 파워 온/오프 시스템 및 그의 제어방법
JP2008250277A (ja) 投写型表示装置
US8016429B2 (en) Optical projection system and smooth picture device thereof
JP2016066060A (ja) 光学装置、及び投写型映像表示装置
JP4772349B2 (ja) ライトバルブユニットおよびそれを装填した投影型映像表示装置
JP4271242B2 (ja) 絞り駆動装置及び投写型画像表示装置
JP4103803B2 (ja) 光学装置およびプロジェクタ
JP4898243B2 (ja) 照明装置およびこれを用いる投影型映像表示装置
EP2175317A1 (en) Image display device
JP2007147728A (ja) 投影型映像表示装置用照明装置およびこれを用いる投影型映像表示装置
KR20080018054A (ko) 조리개 유닛 및 이를 갖는 영상투사장치와 디스플레이장치
JP4772376B2 (ja) ライトバルブユニットおよびそれを装填した投影型映像表示装置
JP2007052299A (ja) 投影型映像表示装置用照明装置
US9684181B2 (en) Optical device and projection video display device
JP2007017687A (ja) 投影型映像表示装置用照明装置
JP2007121890A (ja) 投影型映像表示装置
JP2006284744A (ja) 投影型映像表示装置用照明装置
JP2007094095A (ja) 投影型映像表示装置
JP2003149729A (ja) プロジェクタ
JP2007065195A (ja) 光学装置
JP2007226012A (ja) 照明装置およびこれを用いる投影型映像表示装置
JP2010211114A (ja) プロジェクター
KR20070100579A (ko) 화소 증진 조립체 및 이를 포함하는 영상투사장치
JP3767579B2 (ja) プロジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110614

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110622

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees