JP4772203B2 - 糖骨格を有する化合物の製法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧料等に有用な糖骨格を有する化合物の製法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
キチンは、エビ、カニ、昆虫等の節足動物や菌類の骨格構造を形成する多糖であり、生物により莫大な量が生産され、人類最後のバイオマスと言われている。このため、キチンを脱アセチル化して得られるキトサンも豊富に得ることが可能であり、酵素固定化担体、徐放性農医薬担体、タンパク質排水の凝集処理・回収剤、タンニン吸収剤等に利用されているほか、生体適合材料として手術用の吸収性縫合糸や人工皮膚が実用化されている。ところが、キトサン等の1級アミノ基を有する多糖化合物は酸によってアミノ基が塩を形成すると水に可溶となるが、中性、アルカリ性の水溶液には溶解せず、有機溶媒には実質的不溶である。このため、キトサン等の1級アミノ基を有する多糖化合物の用途は限られたものであった。
【0003】
上記のキトサンの溶解性を改善する手段としては、カルボキシメチル基を導入する方法(特開昭63−11021号公報)、アルキレンオキサイドを付加してポリオキシアルキレン基を導入する方法(特開昭63−14714号公報、特開平5−139939号公報)、還元的アミノ化によりキトサンの遊離アミノ基にアルデヒドを持つ化合物を導入する方法(米国特許4424346号公報、特開平2−133401号公報)等が開示されている。
【0004】
しかし、上記の方法は、操作が煩雑である、選択性が低い、応用範囲が制限される等の問題点があった。
【0005】
本発明の課題は、応用範囲が広く、化粧料等にも利用できる、キトサン等の1級アミノ基を有する多糖化合物の誘導体を、簡便な操作で確実に製造する方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、1級アミノ基を有する多糖化合物(A成分)と、電子吸引性基のα位に炭素−炭素原子間の不飽和基を有する化合物(B成分)とを反応させる、糖骨格を有する化合物の製法を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
[1級アミノ基を有する多糖化合物(A成分)]
A成分の1級アミノ基を有する多糖化合物として、キチンの脱アセチル化物であるキトサン、及びその一部がアルキル化されたキトサン、例えば、N−メチルキトサン、N−エチルキトサン、N−プロピルキトサン、N−ブチルキトサン、N−ヘキシルキトサン等が挙げられる。またヒアルロン酸やコンドロイチンの脱アセチル化物及びその分解物も好ましい。これらの中では、キトサンが、特に好ましい。
【0008】
本発明に使用されるキトサンとは、(1→4)−2−アセトアミド−2−デオキシ−β−D−グルカン構造を有するキチンの脱アセチル化物であって、(1→4)−2−アミノ−2−デオキシ−β−D−グルカン構造を有するもので、本発明においては脱アセチル化されたアミノ基の一部、または同一分子内にある水酸基の一部がアシル化反応、エーテル化反応、エステル化反応、その他反応によって化学修飾されたキトサン誘導体も含まれる。一般に、天然に存在するキチンは、アセトアミド基の一部がアセチル化されていないアミノ基となっているため本発明で用いるキトサンとは脱アセチル化度が30%以上のものをいう。
【0009】
[電子吸引性基のα位に炭素−炭素原子間の不飽和基を有する化合物(B成分)]
B成分の電子吸引性基のα位に炭素−炭素原子間の不飽和基を有する化合物とは、電子吸引性基として、シアノ基(−CN)、ニトロ基(−NO2)、カルボニル基(−CO−)、スルホン酸基(−SO3H)等を持つ化合物の、電子吸引性基のα位に炭素−炭素原子間の不飽和基を有する鎖式化合物であり、好ましくは、シアノ基(−CN)またはカルボニル基(−CO−)を電子吸引性基として有する化合物である。さらに好ましくは、電子吸引性基のα位にビニル基を有する化合物である。不飽和基は、炭素−炭素原子間の二重結合であることが好ましい。
【0010】
かかる化合物として、例えば式(I)
【0011】
【化2】
【0012】
で表されるアクリル酸骨格を有する化合物群、式(II)
【0013】
【化3】
【0014】
で表されるアクリロニトリル骨格を有する化合物群、式(III)
【0015】
【化4】
【0016】
で表されるアクリルアミド骨格を有する化合物群が好ましく挙げられる。具体的には、アクリル酸骨格を有する化合物群としては、アクリル酸又はその塩、マレイン酸又はその塩、イタコン酸又はその塩(塩としては、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニア、又はモノエタノールアミンやトリエタノールアミン等の有機アミン類等が挙げられるが、ナトリウム、カリウム、カルシウム及びマグネシウムからなる群から選ばれる1つ以上が好ましい)、アクリル酸メチル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、ポリオキシエチレンアクリレート、エチレングリコールモノアクリレート、アクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル等を、アクリロニトリル骨格を有する化合物群としては、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等を、アクリルアミド骨格を有する化合物群としては、アクリルアミド、2−アクリルアミド−2−メチルプロピルスルホン酸等を例示することができる。これらの化合物を1種以上混合して用いることができる。これらの中で、アクリル酸骨格を有する化合物から選ばれる1種以上が好ましい。電子吸引性基を有さない不飽和化合物を用いると、付加反応に高温や触媒等を必要とするので好ましくない。
【0017】
[製法]
A成分とB成分の反応は、それらを混合し、必要に応じて加熱するだけでよい。A成分が、完全に溶解せず膨潤した状態であっても反応は進行するが、反応速度、反応の均一性の面から、均一に溶解した状態で反応するのが好ましい。
【0018】
反応溶媒としては、水、メタノール、エタノール等の低級アルコール;ジメチルホルムアミド等のアミド類;ジエチルエーテル、ジオキサン等のエーテル類等から、1種以上を適宜選択して用いることができるが、水が最も好適に用いられる。
【0019】
A成分が、キトサンのように水、有機溶媒に溶解しない場合には、塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸、ギ酸、酢酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ酸、シュウ酸、グルコール酸、ジクロル酢酸、トリフルオロ酢酸等の有機酸等の酸水溶液を用い、溶解もしくは膨潤させて反応することが好ましい。酸の添加量は、キトサンの単糖ユニット当たりに換算して、0.5〜10倍モルの範囲が望ましい。B成分が、アクリル酸等のように酸である場合には、溶解するための酸と兼ねることができる。
【0020】
反応温度は、高温で反応すると生成物が着色しやすいことから、低温での反応が好ましいが、加熱する場合には、好ましくは100℃以下、更に好ましくは80℃以下、好ましくは20℃以上、さらに好ましくは30℃以上で反応させるのがよい。
【0021】
A成分の1級アミノ基ヘの、B成分の付加反応率は、配合時のモル比を変えることによりコントロールすることができる。A成分の1級アミノ基に対するB成分の付加モル比は、0.3〜2.0モル比が好ましく、0.5〜2.0モル比がさらに好ましく、0.6〜1.0モル比が特に好ましい。
【0022】
反応後、必要に応じて、水酸化ナトリウム等のアルカリで中和した後、有機溶媒等で沈澱精製するか、ゲル濾過、透析等によって精製することができる。
【0023】
【実施例】
実施例1
キトサン(甲陽ケミカル(株)製 SK−10)5gに、水182.89g、80%アクリル酸(東亜合成(株)製)2.11gを加え、室温で攪拌し、キトサンを溶解した。不溶物をステンレス製金網(100メッシュ)で濾別した後の溶液180gを、75℃で24時間反応した。反応後の溶液に10重量%水酸化ナトリウム水溶液25gを加え、溶液のpHを13.2とした後、透析膜((株)日本メディカルサイエンス製ヴィスキングチューブ)を用いて精製した。この溶液を吸引濾過し、不溶物を取り除いた後、凍結乾燥を行うことによってキトサン誘導体5.4gを得た。IR、1H−NMRより、生成物は式(1)で示されるキトサンのアクリル酸付加体であり、付加モル比(グルコサミン残基当たりのアクリル酸の付加モル数)は0.7であった。
【0024】
【化5】
【0025】
実施例2
キトサン(甲陽ケミカル(株)製 SK−50)3gに、水295.73g、80%アクリル酸(東亜合成(株)製)1.27gを加え、室温で攪拌してキトサンを溶解した後、75℃で24時間反応した。反応後の溶液に10重量%水酸化ナトリウム水溶液15gを加え、溶液のpHを13.1とした後、透析膜((株)日本メディカルサイエンス製ヴィスキングチューブ)を用いて精製した。溶液中の不溶物をステンレス製金網(200メッシュ)で濾別した後、凍結乾燥を行うことによってキトサン誘導体2.85gを得た。IR、1H−NMRより、生成物は式(1)で示されるキトサンのアクリル酸付加体であり、付加モル比は0.63であった。
【0026】
実施例3
キトサン(甲陽ケミカル(株)製 SK−10)2.5gに、水46.8g、酢酸(和光純薬(株)製)0.70gを加え、室温で攪拌し、キトサンを溶解した。不溶物をステンレス製金網(100メッシュ)で濾別した後の溶液45gに、2−ヒドロキシエチルアクリレート(和光純薬(株)製)1.23g、水48.77gを加え、75℃で24時間反応した。反応後の溶液に10重量%水酸化ナトリウム水溶液12.0gを加え、溶液のpHを13.0とした後、透析膜((株)日本メディカルサイエンス製ヴィスキングチューブ)を用いて精製した。この溶液を吸引濾過し、不溶物を取り除いた後、凍結乾燥を行うことによってキトサン誘導体2.82gを得た。IR、1H−NMRより、生成物は式(2)で示されるキトサンの2−ヒドロキシエチルアクリレート付加体であり、付加モル比は0.78であった。
【0027】
【化6】
【0028】
実施例4
キトサン(甲陽ケミカル(株)製 SK−10)2.5gに、水46.8g、酢酸(和光純薬(株)製)0.70gを加え、室温で攪拌し、キトサンを溶解した。不溶物をステンレス製金網(100メッシュ)で濾別した後の溶液45gに、ポリエチレングリコールモノアクリレート(日本油脂(株)製、ブレンマーAE−400)5.41g、水44.59gを加え、75℃で24時間反応した。反応後の溶液に10重量%水酸化ナトリウム水溶液11.4gを加え、溶液のpHを13.0とした後、透析膜((株)日本メディカルサイエンス製ヴィスキングチューブ)を用いて精製した。この溶液を吸引濾過し、不溶物を取り除いた後、凍結乾燥を行うことによってキトサン誘導体2.85gを得た。IR、1H−NMRより、生成物は式(3)で示されるキトサンのポリエチレングリコールモノアクリレート付加体であり、付加モル比は0.83であった。
【0029】
【化7】
【0030】
〔式中、pは約9〕
実施例5
キトサン(甲陽ケミカル(株)製 SK−10)2.5gに、水46.8g、酢酸(和光純薬(株)製)0.70gを加え、室温で攪拌し、キトサンを溶解した。不溶物をステンレス製金網(100メッシュ)で濾別した後の溶液45gに、酢酸(和光純薬(株)製)0.74g、ジメチルアミノエチルアクリレート(和光純薬(株)製)1.51g、水47.75gを加え、75℃で24時間反応した。反応後の溶液に10重量%水酸化ナトリウム水溶液20.47gを加え、溶液のpHを13.2とした後、透析膜((株)日本メディカルサイエンス製ヴィスキングチューブ)を用いて精製した。この溶液を吸引濾過し、不溶物を取り除いた後、凍結乾燥を行うことによってキトサン誘導体2.84gを得た。IR、1H−NMRより、生成物は式(4)で示されるキトサンのジメチルアミノエチルアクリレート付加体であり、付加モル比は0.58であった。
【0031】
【化8】
【0032】
比較例1
キトサン(甲陽ケミカル(株)製 SK−10)2.5gに、水46.8g、酢酸(和光純薬(株)製)0.70gを加え、室温で攪拌し、キトサンを溶解した。不溶物をステンレス製金網(100メッシュ)で濾別した後の溶液45gに水50gを加え、75℃で24時間反応した。反応後の溶液に10重量%水酸化ナトリウム水溶液12gを加えたところ、系がゲル化し、水溶性のキトサン誘導体は得られなかった。
【0033】
比較例2
キトサン(甲陽ケミカル(株)製 SK−10)2.5gに、水46.1g、酢酸(和光純薬(株)製)1.40gを加え、室温で攪拌し、キトサンを溶解した。不溶物をステンレス製金網(100メッシュ)で濾別した後の溶液45gに、ポリエチレングリコール400(和光純薬(株)製)5.41g、水44.59gを加え、75℃で24時間反応した。反応後の溶液に10重量%水酸化ナトリウム水溶液12gを加えたところ、系がゲル化し、水溶性のキトサン誘導体は得られなかった。
【0034】
比較例3
キトサン(甲陽ケミカル(株)製 SK−10)2.5gに、水46.8g、酢酸(和光純薬(株)製)0.7gを加え、室温で攪拌し、キトサンを溶解した。不溶物をステンレス製金網(100メッシュ)で濾別した後の溶液45gに、N−ビニルピロリドン1.18g、水48.82gを加え、75℃で24時間反応した。反応後の溶液に10重量%水酸化ナトリウム水溶液12gを加えたところ、系がゲル化し、水溶性のキトサン誘導体は得られなかった。
【0035】
【発明の効果】
本発明の方法によれば、キトサン等の1級アミノ基を有する多糖化合物の溶解性、イオン性を任意に調整できるとともに、水溶液とした場合に増粘、ゲル化する特性を有し、化粧料等に好適に用いることが可能な、糖骨格を有する化合物を製造することができる。
Claims (2)
- 1級アミノ基を有する多糖化合物(A成分)と、電子吸引性基のα位に炭素−炭素原子間の不飽和基を有する化合物(B成分)とを反応させる、糖骨格を有する化合物の製法であって、
B成分が、アクリル酸又はその塩、マレイン酸又はその塩、イタコン酸又はその塩、アクリル酸メチル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、ポリオキシエチレンアクリレート、エチレングリコールモノアクリレート、アクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド、2−アクリルアミド−2−メチルプロピルスルホン酸から選ばれるものであり、
得られた糖骨格を有する化合物が、A成分のアミノ基から1原子の水素原子が脱離した後の窒素原子と、B成分のβ位の炭素原子が結合してなる飽和基を有しているものである、糖骨格を有する化合物の製法。 - A成分が、キトサンである請求項1記載の糖骨格を有する化合物の製法。
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