JP4769619B2 - 空気攪拌装置および空気攪拌方法 - Google Patents

空気攪拌装置および空気攪拌方法 Download PDF

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本発明は空気攪拌装置および空気攪拌方法に関する。
従来の室内空気攪拌装置として、シロッコファンをファンモーターにより回転させて、空気を攪拌するものがある(例えば、特許文献1参照)。しかし、この空気攪拌装置は、ファンモーターを使用するため、その材料コストとともに電気配線工事のコストを必要とし、設置コストが嵩むとともに、電気代による運転コストも嵩むという問題があった。この問題を解決するために、送風ダクトから室内に送風される空調空気により空調風車を回転させ、その空調風車の回転とともに室内ファンを回転させて、空調風車の下流側で空調空気と混合されるよう送風する空気攪拌装置がある(特願2005−363127参照)。
特開2003−328983号公報
一般的に、風車は、回転数が大きくなるに従って、送風量が次第に頭打ちになることが知られている。このため、従来の空気攪拌装置では、空調風車の回転数が大きくなるに従って、室内空気の送風量に対する空調空気の送風量の割合が大きく低下するという課題があった。これにより、回転数が大きいときには空調効率が悪くなるという課題もあった。
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、室内空気の送風量に対する空調空気の送風量の割合の低下を抑えることができ、空調効率を高めることができる空気攪拌装置および空気攪拌方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る空気攪拌装置は、送風ダクトからの空調空気と室内空気とを混合するための空気攪拌装置であって、上流側ガイド筒とチャンバと空調風車と室内ファンと整流部とを有し、前記上流側ガイド筒は前記送風ダクトから送風される空調空気の一部を一方の開口から取り入れて他方の開口から排出可能に設けられ、前記チャンバは前記送風ダクトから送風される空調空気の残部を取り入れる取入口と、前記取入口から取り入れられた空調空気の風力を低下させて排出する排出口とを有し、前記空調風車は前記上流側ガイド筒の下流に配置され、前記上流側ガイド筒の他方の開口から排出される空調空気により回転して送風可能に設けられ、前記室内ファンは前記排出口の下流に配置され、前記排出口から排出される空調空気と周囲の室内空気とを回転により吸引して前記空調風車の送風方向に送風するよう前記空調風車の周囲に一体的に設けられ、前記整流部は前記空調風車および前記室内ファンの下流に、前記空調風車および前記室内ファンによる送風を混合するよう設けられていることを、特徴とする。
本発明に係る空気攪拌方法は、本発明に係る空気攪拌装置を用いた空気攪拌方法であって、前記上流側ガイド筒により、送風ダクトから送風される空調空気の一部を前記空調風車に当てて前記空調風車とともに前記室内ファンを回転させ、前記送風ダクトから送風される空調空気の残部を前記チャンバの取入口から取り入れ、風力を低下させて前記チャンバの排出口から排出された空調空気と、前記室内ファンの周囲の室内空気とを前記室内ファンの回転により吸引して前記空調風車の送風方向に送風し、前記整流部により、前記空調風車および前記室内ファンの下流で、前記空調風車および前記室内ファンによる送風を混合することを、特徴とする。
本発明に係る空気攪拌装置および空気攪拌方法では、送風ダクトから送風される空調空気の一部を空調風車が送風し、空調空気の残部と室内空気とを室内ファンが送風し、空調風車および室内ファンによるそれらの送風を混合する。このため、空調空気のみまたは室内空気のみで攪拌する場合に比べ、短時間で室内の空気の温度・湿度むらを減少させ、均一化を図ることができる。
空調風車の回転数が大きくなって空調風車による空調空気の送風量が限界に近づいた場合、室内ファンが室内空気とともに空調空気も送風するため、室内ファンが室内空気のみを送風する場合に比べ、室内空気の送風量に対する空調空気の送風量の割合の低下を抑えることができる。このため、室内ファンが室内空気のみを送風する場合に比べ、空調効率を高めることができる。電気を使用することなく、室内ファンを回転して室内の空気を攪拌することができるため、ファンモーターの購入や電気配線工事が不要で、設置コストを低減することができる。また、電気代を節約することができ、運転コストを低減することもできる。
本発明に係る空気攪拌装置で、チャンバが、取り入れられた空調空気の風力を低下させて排出するため、室内ファンが空調空気の風力により室内空気を吸引できなくなるのを防止することができる。これにより、室内ファンで、風力の低下した空調空気とともに室内空気を送風することができる。また、室内ファンの回転数の変化に対応して、チャンバの排出口から空調空気を排出することができる。上流側ガイド筒およびチャンバにより、空調装置から送風される空調空気の一部および残部を、互いに流れが乱されることなく、スムーズに送風することができる。
本発明に係る空気攪拌装置は、送風ダクトからの空調空気と室内空気とを混合するための空気攪拌装置であって、上流側ガイド筒とチャンバとケーシングと空調風車と下流側ガイド筒と室内ファンと整流部とを有し、前記上流側ガイド筒は前記送風ダクトから送風される空調空気の一部を一方の開口から取り入れて他方の開口から排出可能に、前記送風ダクトの下流に設けられ、前記チャンバは前記上流側ガイド筒の外周を囲むよう前記送風ダクトの下流に設けられ、前記送風ダクトから送風される空調空気の残部を取り入れる取入口と、前記取入口から取り入れられた空調空気の送風の風力を低下させて排出する排出口とを有し、前記ケーシングは前記チャンバの下流に設けられ、前記上流側ガイド筒に接続された接続口と、前記チャンバの排出口に連通した連通口と、吹出口と、空気取入口とを有し、前記空調風車は前記ケーシングの内部で前記上流側ガイド筒の下流に配置され、前記上流側ガイド筒の他方の開口から排出される空調空気により回転して送風可能に設けられ、前記下流側ガイド筒は前記空調風車からの送風を前記吹出口に誘導するよう前記空調風車の下流に設けられ、前記室内ファンは前記ケーシングの内部で前記連通口の下流に配置され、前記排出口から排出されて前記連通口から前記ケーシングの内部に取り入れられる空調空気と、前記空気取入口から前記ケーシングの内部に取り入れられる室内空気とを回転により吸引して前記空調風車の送風方向に送風するよう前記空調風車の周囲に一体的に設けられ、前記整流部は前記空調風車および前記室内ファンの下流に、前記空調風車および前記室内ファンによる送風を混合するよう設けられていることが好ましい。この場合、下流側ガイド筒により、空調風車が送風する空調空気および、室内ファンが送風する空気を、互いに流れが乱されることなく、スムーズに送風することができる。
本発明に係る空気攪拌装置は、誘引ガイド筒を有し、前記誘引ガイド筒は前記連通口から前記ケーシングの内部に取り入れられる空調空気を前記室内ファンに誘導するよう一端開口が前記連通口に接続され、他端開口と前記室内ファンとの間隔を調整可能に前記室内ファンの上流に設けられていることが好ましい。この場合、誘引ガイド筒の他端開口と室内ファンとの間隔を調整することにより、室内ファンが吸引する空調空気の量と室内空気の量との比率を調整することができる。このため、室内の空調状態に応じてその間隔を調整することにより、空調効率をさらに高めることができる。
本発明に係る空気攪拌装置は、前記送風ダクトに、空調空気を通過させる開口面積を変化させて空調空気の送風量を調節可能なダンパーを有していてもよい。この場合、室内の空調状態に応じてダンパーで空調空気の送風量を調節することにより、空調効率をさらに高めることができる。
本発明によれば、室内空気の送風量に対する空調空気の送風量の割合の低下を抑えることができ、空調効率を高めることができる空気攪拌装置および空気攪拌方法を提供することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図4は、本発明の実施の形態の空気攪拌装置を示している。なお、本発明の実施の形態の空気攪拌方法は、その空気攪拌装置により実施される方法である。
図1に示すように、空気攪拌装置10は、ダンパー11と上流側ガイド筒12とチャンバ13とケーシング14と誘引ガイド筒15と空調風車16と室内ファン17と隔壁18と下流側ガイド筒19と外形筒20と整流部21とを有している。
図2に示すように、空気攪拌装置10は、空調装置とともに使用される。空調装置は、天井裏1に設けられ、空調機本体2と送風ダクト3とを有している。空調装置は、空調機本体2が室内4の空気を吸い込み、空調空気を送風ダクト3に送り、室内4に送風するようになっている。
図1に示すように、ダンパー11は、送風ダクト3に取り付けられている。ダンパー11は、空調空気Aを通過させる開口面積を変化させて空調空気Aの送風量を調節可能になっている。ダンパー11は、開口面積を小さくして空調空気Aの送風量を減らし、開口面積を大きくして空調空気Aの送風量を増やすようになっている。ダンパー11は、空調空気Aの送風量をあらかじめ調節して取り付けられている。なお、図2に示すように、ダンパー11は、送風ダクト3の途中に取り付けられていてもよい。
図1に示すように、上流側ガイド筒12は、円筒形状を成し、送風ダクト3の下流で、天井板5を貫通して設けられている。上流側ガイド筒12は、上端がダンパー11に位置するよう、ケーシング14に固定されている。上流側ガイド筒12は、送風ダクト3から送風される空調空気Aの一部の空調空気Bを、一方の開口12aから取り入れて他方の開口12bから排出可能になっている。
図1に示すように、チャンバ13は、天井裏1の天井板5に固定され、送風ダクト3の下流で、上流側ガイド筒12の外周を囲むよう設けられている。チャンバ13は、取入口31と排出口32とを有している。取入口31は、チャンバ13の上面に、上流側ガイド筒12の外周に沿って設けられ、ダンパー11に接続されている。排出口32は、チャンバ13の下面に、上流側ガイド筒12の外周に沿って設けられている。チャンバ13は、送風ダクト3から送風される空調空気Aの残部の空調空気Cを取入口31から取り入れ、取入口31から取り入れられた空調空気Cの送風の風力を低下させて、排出口32から排出するようになっている。
図1に示すように、ケーシング14は、上板33とカバー部材34とを有し、上板33でチャンバ13の下流の室内4の天井板5に固定されている。図1および図3に示すように、ケーシング14は、上板33に、上流側ガイド筒12が貫通された接続口35と、チャンバ13の排出口32に連通し、接続口35を取り囲むよう設けられた4つの連通口36とを有している。ケーシング14は、接続口35に上流側ガイド筒12の外周を固定している。また、図1に示すように、ケーシング14は、カバー部材34の下部に吹出口37を有し、カバー部材34の側部に4つの空気取入口38を有している。ケーシング14は、各空気取入口38より下方の、カバー部材34の内側面から中央部に向かってすり鉢状に傾斜した傾斜面39と、傾斜面39の中心に設けられた円形の風車取付孔40とを有している。ケーシング14は、風車取付孔40の中央付近の上方に、上流側ガイド筒12の他方の開口12bが位置するよう取り付けられている。
図1に示すように、誘引ガイド筒15は、円筒形状を成し、上流側ガイド筒12より大きい径を有している。誘引ガイド筒15は、ケーシング14の内部で、上流側ガイド筒12の外側に配置されている。誘引ガイド筒15は、一端開口15aが連通口36に接続され、他端開口15bが風車取付孔40の周縁に位置するよう、ケーシング14の上板33に取り付けられている。こうして、誘引ガイド筒15は、連通口36の下方空間を包囲している。誘引ガイド筒15は、連通口36からケーシング14の内部に取り入れられる空調空気Cを、一端開口15aから取り入れて他端開口15bから排出するようになっている。誘引ガイド筒15は、他端開口15bの位置を上下に調整可能になっている。
図4に示すように、空調風車16は、複数枚の羽根、一例で4枚羽根の羽根車から成り、上流側ガイド筒12の径とほぼ同じ外径を有している。図1に示すように、空調風車16は、回転軸が上下方向になるよう、風車取付孔40に取り付けられた支持部材(図示せず)に取り付けられている。支持部材は、風車取付孔40の中央に設けられて上流側ガイド筒12と同じ径を有する円環部材と、風車取付孔40の中心に設けられた軸受けと、風車取付口40と円環部材とを接続する複数の棒状の外側接続部材と、円環部材と軸受けとを接続する複数の棒状の内側接続部材とから成っている。空調風車16は、回転軸が支持部材の軸受けに支持されて、スムーズに回転するよう取り付けられている。空調風車16は、ケーシング14の内部で上流側ガイド筒12の下流に配置されている。空調風車16は、上流側ガイド筒12の他方の開口12bから排出される空調空気Aの一部の空調空気Bにより回転して送風可能になっている。
図4に示すように、室内ファン17は、複数枚の羽根、一例で7枚羽根で、空調風車16の周囲に、空調風車16と一体的に設けられている。室内ファン17は、空調風車16の回転軸と同軸で、空調風車16の回転とともに回転し、同じ方向に送風可能になっている。図1に示すように、室内ファン17は、ケーシング14の内部で誘引ガイド筒15の下流に配置されている。室内ファン17は、誘引ガイド筒15の他端開口15bから排出される空調空気Cと、空気取入口38からケーシング14の内部に取り入れられる室内空気Dとを回転により吸引して空調風車16の送風方向に送風するようになっている。なお、これにより、誘引ガイド筒15は、他端開口15bの位置を上下に調整することにより、室内ファン17との間隔を調整可能になっている。
図4に示すように、隔壁18は、上流側ガイド筒12と同じ径の円筒形状を成し、内側に空調風車16、外側に室内ファン17が位置するよう、空調風車16と室内ファン17との間に設けられ、空調風車16および室内ファン17と一体をなしている。図1に示すように、隔壁18は、上流側ガイド筒12の他方の開口12bに近接して配置されている。
図1に示すように、下流側ガイド筒19は、上流側ガイド筒12と同じ径の円筒形状を成し、ケーシング14の内部で、空調風車16の下流に配置されている。下流側ガイド筒19は、隔壁18に近接して、支持部材の円環部材に取り付けられている。下流側ガイド筒19は、空調風車16からの空調空気Bの送風を吹出口37に誘導するようになっている。
図1に示すように、外形筒20は、室内ファン17の外径よりやや大きい径の円筒形状を成し、ケーシング14の内部で、室内ファン17の下流に配置されている。外形筒20は、下流側ガイド筒19の外側で、室内ファン17の下方空間を包囲するよう風車取付孔40に取り付けられている。外形筒20は、下流側ガイド筒19より下方まで伸びて、吹出口37に連通している。外形筒20は、室内ファン17から送風される空調空気Cおよび室内空気Dを吹出口37に誘導するようになっている。
図1に示すように、整流部21は、格子状で、空調風車16および室内ファン17の下流に配置されている。整流部21は、ケーシング14の内部の下流側ガイド筒19の下方で、外形筒20の下部に取り付けられている。整流部21は、空調風車16による下流側ガイド筒19からの空調空気Bの送風、および室内ファン17による外形筒20からの空調空気Cおよび室内空気Dの送風を混合して、吹出口37から下方に送風するようになっている。
次に、作用について説明する。
空気攪拌装置10および空気攪拌方法では、送風ダクト3から送風される空調空気Aの一部の空調空気Bを空調風車16に当てて、空調風車16とともに室内ファン17を回転させる。チャンバ13により、送風ダクト3から送風される空調空気Aの残部の空調空気Cの風力を低下させる。その風力の低下した空調空気Cと室内ファン17の周囲の室内空気Dとを、室内ファン17の回転により吸引して空調風車16の送風方向に送風する。空調風車16および室内ファン17の下流で、空調風車16および室内ファン17による送風を混合する。これにより、空調空気Aのみまたは室内空気Dのみで攪拌する場合に比べ、短時間で室内の空気の温度・湿度むらを減少させ、均一化を図ることができる。また、これにより、空調装置の消費電力を減らすことができ、運転コストを低減することができる。
空調風車16の回転数が大きくなって空調風車16による空調空気Bの送風量が限界に近づいた場合、室内ファン17が室内空気Dとともに空調空気Cも送風するため、室内ファン17が室内空気Cのみを送風する場合に比べ、室内空気Dの送風量に対する空調空気の送風量の割合の低下を抑えることができる。このため、室内ファン17が室内空気Dのみを送風する場合に比べ、空調効率を高めることができる。電気を使用することなく、室内ファン17を回転して室内4の空気を攪拌することができるため、ファンモーターの購入や電気配線工事が不要で、設置コストを低減することができる。また、電気代を節約することができ、運転コストを低減することもできる。
チャンバ13が、取り入れられた空調空気Cの風力を低下させて排出するため、室内ファン17が空調空気Cの風力により室内空気Dを吸引できなくなるのを防止することができる。これにより、室内ファン17で、風力の低下した空調空気Cとともに室内空気Dを送風することができる。また、室内ファン17の回転数の変化に対応して、チャンバ13の排出口32から空調空気Cを排出することができる。
上流側ガイド筒12、チャンバ13、隔壁18、下流側ガイド筒19および外形筒20により、空調風車16を通る空調空気B、並びに室内ファン17が送風する空調空気Cおよび室内空気Dを、互いに流れを乱されることなく、スムーズに送風することができる。誘引ガイド筒15の他端開口15bと室内ファン17との間隔を調整することにより、室内ファン17が吸引する空調空気Cの量と室内空気Dの量との比率を調整することができる。このため、室内4の空調状態に応じてその間隔を調整することにより、空調効率をさらに高めることができる。
空調空気Aの送風量の増減に応じて空調風車16の回転数が増減すると、室内ファン17の回転数も増減するため、空調装置による空調空気Aの送風量を調節することにより、室内4への混合された空気の送風量を調節することができる。また、室内4の空調状態に応じてダンパー11で空調空気Aの送風量を調節することにより、空調効率をさらに高めることもできる。
本発明の実施の形態の空気攪拌装置を示す縦断面図である。 図1に示す空気攪拌装置の使用状態を示す斜視図である。 図1に示す空気攪拌装置のケーシングを示す平面図である。 図1に示す空気攪拌装置の空調風車、室内ファンおよび隔壁を示す平面図である。
符号の説明
1 天井裏
2 空調機本体
3 送風ダクト
4 室内
5 天井板
10 空気攪拌装置
11 ダンパー
12 上流側ガイド筒
13 チャンバ
14 ケーシング
15 誘引ガイド筒
16 空調風車
17 室内ファン
18 隔壁
19 下流側ガイド筒
20 外形筒
21 整流部
35 接続口
36 連通口
37 吹出口
38 空気取入口

Claims (5)

  1. 送風ダクトからの空調空気と室内空気とを混合するための空気攪拌装置であって、
    上流側ガイド筒とチャンバと空調風車と室内ファンと整流部とを有し、
    前記上流側ガイド筒は前記送風ダクトから送風される空調空気の一部を一方の開口から取り入れて他方の開口から排出可能に設けられ、
    前記チャンバは前記送風ダクトから送風される空調空気の残部を取り入れる取入口と、前記取入口から取り入れられた空調空気の風力を低下させて排出する排出口とを有し、
    前記空調風車は前記上流側ガイド筒の下流に配置され、前記上流側ガイド筒の他方の開口から排出される空調空気により回転して送風可能に設けられ、
    前記室内ファンは前記排出口の下流に配置され、前記排出口から排出される空調空気と周囲の室内空気とを回転により吸引して前記空調風車の送風方向に送風するよう前記空調風車の周囲に一体的に設けられ、
    前記整流部は前記空調風車および前記室内ファンの下流に、前記空調風車および前記室内ファンによる送風を混合するよう設けられていることを、
    特徴とする空気攪拌装置。
  2. 送風ダクトからの空調空気と室内空気とを混合するための空気攪拌装置であって、
    上流側ガイド筒とチャンバとケーシングと空調風車と下流側ガイド筒と室内ファンと整流部とを有し、
    前記上流側ガイド筒は前記送風ダクトから送風される空調空気の一部を一方の開口から取り入れて他方の開口から排出可能に、前記送風ダクトの下流に設けられ、
    前記チャンバは前記上流側ガイド筒の外周を囲むよう前記送風ダクトの下流に設けられ、前記送風ダクトから送風される空調空気の残部を取り入れる取入口と、前記取入口から取り入れられた空調空気の送風の風力を低下させて排出する排出口とを有し、
    前記ケーシングは前記チャンバの下流に設けられ、前記上流側ガイド筒に接続された接続口と、前記チャンバの排出口に連通した連通口と、吹出口と、空気取入口とを有し、
    前記空調風車は前記ケーシングの内部で前記上流側ガイド筒の下流に配置され、前記上流側ガイド筒の他方の開口から排出される空調空気により回転して送風可能に設けられ、
    前記下流側ガイド筒は前記空調風車からの送風を前記吹出口に誘導するよう前記空調風車の下流に設けられ、
    前記室内ファンは前記ケーシングの内部で前記連通口の下流に配置され、前記排出口から排出されて前記連通口から前記ケーシングの内部に取り入れられる空調空気と、前記空気取入口から前記ケーシングの内部に取り入れられる室内空気とを回転により吸引して前記空調風車の送風方向に送風するよう前記空調風車の周囲に一体的に設けられ、
    前記整流部は前記空調風車および前記室内ファンの下流に、前記空調風車および前記室内ファンによる送風を混合するよう設けられていることを、
    特徴とする空気攪拌装置。
  3. 誘引ガイド筒を有し、
    前記誘引ガイド筒は前記連通口から前記ケーシングの内部に取り入れられる空調空気を前記室内ファンに誘導するよう一端開口が前記連通口に接続され、他端開口と前記室内ファンとの間隔を調整可能に前記室内ファンの上流に設けられていることを、
    特徴とする請求項2記載の空気攪拌装置。
  4. 前記送風ダクトに、空調空気を通過させる開口面積を変化させて空調空気の送風量を調節可能なダンパーを有することを、特徴とする請求項1、2または3記載の空気攪拌装置。
  5. 請求項1または2記載の空気攪拌装置を用いた空気攪拌方法であって、
    前記上流側ガイド筒により、送風ダクトから送風される空調空気の一部を前記空調風車に当てて前記空調風車とともに前記室内ファンを回転させ、
    前記送風ダクトから送風される空調空気の残部を前記チャンバの取入口から取り入れ、風力を低下させて前記チャンバの排出口から排出された空調空気と、前記室内ファンの周囲の室内空気とを前記室内ファンの回転により吸引して前記空調風車の送風方向に送風し、
    前記整流部により、前記空調風車および前記室内ファンの下流で、前記空調風車および前記室内ファンによる送風を混合することを、
    特徴とする空気攪拌方法。
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