JP2007205641A - 送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 空気の流れを阻害することなく空気を誘導するとともに、ファンの外周側における風量の違いによって生ずる騒音を低減させること。
【解決手段】 本発明に係る送風装置1は、室内の空気を吸気する吸気口30と、吸気された空気を排出する排出口16と、吸気口30を介して空気を吸入するシロッコファン9と、シロッコファン9により吸入された空気を排出口16へと導くための導通路20、21を有する本体ケース3とを備えている。導通路20、21には、シロッコファン9の外周側9cと外周側9cに対向する本体ケース3の側壁面12bとによって形成される狭通路20と、狭通路20から排出口16へと連通するとともに連通方向に進むに従って通路幅が拡幅される拡通路21とが形成されている。拡通路21の上面には、拡通路21を通過する空気を整流するための整流板25a〜25dが連通方向に沿って設けられている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ファンにより吸気口を介して室内の空気を吸気し、吸入された空気を排出口より排出する送風装置に関する。
一般的な建築物には、建物内の空調を行うために多くの送風装置が設置されている。特に近年では、居室を有する建物に24時間換気システムを設置することが義務づけられたことから、浴室空調装置等を室内換気用の送風装置として利用することが多くなっている。
屋内換気用の送風装置には、一般的にシロッコファンが用いられている。シロッコファンは、周縁部に複数の翼が配設された円盤状のファンを回転させることによって、回転中心から周方向へと空気を吸入・排出させる構造となっている。シロッコファンを使用した送風装置は、その構造から設備の厚み(高さ)を低くすることができるため、装置本体をコンパクトに設計することが容易である。このため、シロッコファンを用いた送風装置は、設置スペースが限られる浴室天井等に設置し易く、浴室空調装置等においても最も多く用いられる構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−340407号公報(第4−6頁、第1図)
シロッコファンを使用した送風装置では、本体ケース内に導入される空気の風速がシロッコファンの厚み方向によって異なるという特徴がある。具体的には、シロッコファンの駆動部が上に位置するようにしてシロッコファンを本体ケースに設置し、シロッコファンを回転させて下方向より空気を吸入する場合、吸入された空気はファンの周側部より斜め上方向に向かう流れとなって本体ケース内に導入されるので、シロッコファンの厚み方向上側の空気の導入風量の方が厚み方向下側の空気の導入風量よりも多くなるという傾向があった。
このため、シロッコファンにより本体ケース内に導入された空気は、本体ケース内で空気の剥離や渦を発生させ易くなり、ファン回転時にバサバサという騒音(バサバサ音)を発生させるおそれがあるという問題があった。
この騒音を低減させるために、導入される空気の流れを整流する整流板を、本体ケースのシロッコファン周側部近傍に複数設置する方法が考えられているが、この位置に整流板を設置してもシロッコファンにより吸入された空気が合流されて流れて行く部分(本体ケースにおけるシロッコファン収納部の出口部分近傍)における空気の乱れは防止することができないため、結果として騒音が発生するおそれがあるという問題があった。
さらに、シロッコファンの周側部近傍から空気が合流されて流れて行く箇所まで各整流板を延設させ、複数の整流板を整列させる方法も考えられるが、整流板を延設・整列させると、整流板の設置方向と実際の空気の流れ方向とにズレが生じ易くなるため、整流板が空気の流れを阻害して風量を低下させてしまうおそれがあるという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、空気の流れを阻害することなく空気を誘導するとともに、ファンの外周側における風量の違いによって生ずる騒音を低減させることが可能な送風装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る送風装置は、室内の空気を吸気する吸気口と、該吸気口より吸気された空気を排出する排出口と、前記吸気口を介して前記空気を吸入するファンと、該ファンの駆動部が上面部に設けられるとともに、当該ファンにより吸入された空気を前記排出口へと導くための導通路が形成される本体ケースとを備え、前記導通路は、前記ファンの外周側と該外周側に対向する本体ケースの側壁面とによって形成される狭通路と、該狭通路から前記排出口へと連通するとともに連通方向に進むに従って通路幅が拡幅される拡通路とを有し、該拡通路の上面には、当該拡通路を通過する空気を整流するための整流板が前記連通方向に沿って設けられることを特徴とする。
また、本発明に係る送風装置は、前記整流板は前記上面に複数並設され、該複数の整流板のうち前記ファン寄りに位置する一の整流板の高さが、該一の整流板よりも外側に位置する他の整流板の高さに比べて低くなっているものであってもよい。
さらに、本発明に係る送風装置は、前記整流板の下端部が、前記上面側端部に比べて前記ファン側に傾斜しているものであってもよい。
また、本発明に係る送風装置は、前記本体ケースに、空気を前記排出口へと導くため送風部が形成され、前記整流板が、当該整流板の後端部を、前記狭通路と前記送風部との境界を形成する舌状壁部の送風部側側壁に向けて設置されるものであってもよい。
本発明に係る送風装置によれば、拡通路に整流板が設置されるため、狭通路から流れ込む空気の流れを阻害することなく排気口へ導くことができる。特に、拡通路は連通方向に進むに従って通路幅が拡幅しているので、空気の乱れが発生しやくなるが、整流板をこの位置に設けることによって空気の乱れを生じさせることなく空気を誘導することが可能となる。
また、本発明に係る送風装置では、整流板が複数並設され、ファン寄りに位置する一の整流板の高さがその外側に位置する他の整流板の高さに比べて低くなっており、各整流板の高さが階段状に変化する構造となっている。このため、ファンにより導入される空気を各整流板で分担して整流することができ、拡通路の幅方向に対する空気の渦の発生を抑制することができる。このように空気の渦の発生を抑制することにより、ファンの外周側近傍で発生するバサバサ音を低減させることが可能となる。
さらに、各整流板は、整流板の下端部が上面側端部に比べてファン側に傾斜しているため、各整流板により受けとめられた空気は、整流板の端部で空気の乱れを生ずることなく整流板の延設方向へと導かれ易くなり、狭通路より流れてくる空気と相まって空気を円滑に排出口へと導くことが可能となる。
また、ファンに最も近い位置に形成される整流板の後端部が、舌状壁部の送風部側側壁に向かうように設置されているため、ファンの外周側上側に排出される風速の速い空気をこの整流板により積極的に送風部の舌状壁部近傍へ導くことが可能となる。このため、舌状壁部近傍に導き入れられた風速の速い空気により、舌状壁部近傍に留まり易い空気を排出口へ積極的に排出させることができ、送風部における空気の密度差による騒音の発生を防止することができる。
以下、本発明に係る送風装置を浴室空調装置として使用する場合について説明を行う。
図1は、浴室空調装置を示した斜視図であり、図2は、浴室空調装置を示す側方断面図である。浴室空調装置1は、ファンユニット2と、本体ケース3と、ダンパー4と、ファンカバー5と、ヒータ6と、フロントパネル7とを有している。
ファンユニット2は、ファンモータ8とシロッコファン9とを有している。シロッコファン9は、円盤状の基盤9aの周縁部に複数の翼9bが配設されたものであり、基盤9aの中心にはファンモータ8の回転軸8aが固定される。ファンモータ8の駆動により回転軸8aに駆動力が加えられると、シロッコファン9が回転軸8aとともに回転し、基盤9a前方の空気をシロッコファン9の翼9bを介してシロッコファン9の側方へと吸入する。
本体ケース3は、下方に解放された開口を有す箱体であり、図3に示すように、ファンユニット2を設置するためのファン収納部12と、送風部としてダンパー4を収納するためのダンパー収納部13とが形成されている。
ダンパー収納部13は、ダンパー4を回動自在に収納することが可能な凹所であり、ダンパー収納部13の下方にはヒータ6が設置されると共に、後述する吹出口(排出口)15が形成され、ダンパー収納部13の側壁には、屋外に空気を排気するための排気口(排出口)16が形成されている。
ここで、ダンパー4は平面視略長方形状を呈し、図2に示すように側方視で中央部が凸状となる緩やかな湾曲形状を有している。ダンパー4の下端部には軸4aが形成されており、この軸4aの両端はダンパー収納部13の側壁に回動自在に軸支される。また、ダンパー4の下面にはリブ4bが形成されており、このリブ4bには浴室空調装置1の運転モードに応じて回動されるカム18の突起部19を案内するガイド孔4cが形成されている。カム18が回動するとその回動角度に応じて突起部19の停止位置が変化してダンパー4の回動角度の調整が行われる。
ファン収納部12は、シロッコファン9の直径よりも拡径の略円柱状凹所であり、ファンモータ8を本体ケース3の上面部に設置し、ファン収納部12の中心に形成される開口12aより回動軸8aを突出させた状態でシロッコファン9をファン収納部12に収納することによって、シロッコファン9の基盤9a中心を回動軸8aの先端に固定する構造となっている。
ファン収納部12の側壁面12bとシロッコファン9の外周側9cとの間には、図4に示すように、吸入された空気を通すための狭通路20が、シロッコファン9の外周側9cに沿って反時計回りに約3/4周程度延設されている。さらに、狭通路20は、狭通路20を通る空気をダンパー収納部13へと導く拡通路21に連通されている。
拡通路21は、狭通路20からダンパー収納部13へと進むに従って通路幅が拡幅されており、通路の一の側壁21aはファン収納部12の側壁面12bから排気口16へと延設される側壁により形成され、他の側壁21bは、シロッコファン9の外周側9dと、狭通路20とダンパー収納部13との境界を形成する舌状壁部22の側壁22aとにより形成されている。
拡通路21には、図4、図5に示すように、4つの整流板25a〜25dが形成されており、各整流板25a〜25dは、拡通路21の通路幅に対してほぼ均一の間隔を保つようにして本体ケース3の上面に配設される。各整流板25a〜25dは、狭通路20より流れてきた空気をダンパー収納部13へとスムーズに誘導させるために、緩やかにカーブしており、その後端の間隔は、拡通路21の通路幅の拡幅に応じて徐々に広がるようにして配設されている。
また、各整流板25a〜25dは、図5に示すように、本体ケース3の上端から下方に進むに従って、徐々にシロッコファン9方向に傾斜されるように反り返っている。さらに、整流板25a〜25dの水平断面形状は、図4に示すように、狭通路20よりの前端部の幅をダンパー収納部13側の後端部よりも太くするとともに端部を丸く加工した尾翼形状となっている。
整流板25a〜25dの高さはシロッコファン9寄りの整流板の方が隣接する後ろ側の整流板よりも高さが低くなるように調整されており、配設される4つの整流板25a〜25dはその高さの違いによって階段状に構成されている。シロッコファン9に最も近い位置に形成される整流板25aは、整流板25aの側壁がシロッコファン9の外周側9d上部を臨み、後端部25aが舌状壁部22のダンパー収納部13側の側壁22aに向かうように設置されている。
ダンパー収納部13における舌状壁部22の側壁は、本体ケース3上面側に比べて下側に進むに従って曲率が大きくなる凹状の湾曲面(凹状湾曲面)26によって構成されている。さらに、この湾曲面26に対向するダンパー収納部13の対向側壁27は、この湾曲面に対応する曲面により構成されており、舌状壁部22の湾曲面26とその対向側壁27とにより、ダンパー収納部13の舌状壁部22近傍には略すり鉢状の湾状凹所28が形成されている。
また、ダンパー収納部13の排気口16近傍の側壁は、対向側壁27から排気口16へと繋がる連続的な曲面29によって形成されている。
ファンカバー5は、図1、図2に示すように、本体ケース3の下面を覆うようにして設置される。ファンカバー5には、シロッコファン9の中心部へ空気を導くための吸入孔5aと、ダンパー収納部13へと運ばれてきた空気を屋内へ循環させるための吹出孔5bとが形成されている。吸入孔5aはシロッコファン9の基盤9a正面を臨むようにして形成された円形状の開口であり、吹出孔5bはダンパー収納部13を臨むようにして形成される略四角形状の開口である。このファンカバー5が本体ケース3の下面に設置されることにより、狭通路20と拡通路21との下面がファンカバー5により構成されることとなる。
ファンカバー5の吹出孔5bには、ヒータ6が設置されている。ヒータ6には、PTCヒータが用いられており、図示を省略するセンサーにより暖められた空気の温度を計測することによってヒータ6のON/OFF制御が行われる。
ファンカバー5が設置された本体ケース3の下面には、フロントパネル7が設置されている。フロントパネル7には、ファンカバー5の吸入孔5aに対応する位置に吸入口(吸気口)30が形成され、さらにファンカバー5の吹出孔5bに対応する位置に吹出口15が形成されている。吸入口30には、埃の吸入を防止するためのフィルタが着脱可能に取り付けられている。浴室空調装置1は、本体ケース3を天井裏方向に突出させるようにして天井面33に固定され、フロントパネル7だけを浴室の天井面33に露呈させた状態で浴室に設置される。
次に、このようにして構成される浴室空調装置1が稼働する場合について説明する。
浴室空調装置1を動作させる場合、ユーザーは浴室の脱衣所等に設置される操作パネル40を操作することによって運転モードの選択を行う。具体的には、浴室の暖房を行う暖房モード、浴室の換気を行う換気モード、浴室の乾燥を行う乾燥モード、浴室に涼風を導き入れる涼風モードを選択する。さらにマンション等の24時間換気を行う必要がある建物では、浴室空調装置1の運転モードが選択されていない場合に24時間換気モードの運転が行われる。
ユーザーにより運転モードの選択が行われると、図6に示すように、選択された運転モード情報が浴室空調装置1に設置される制御部41に伝達される。制御部41では、選択された運転モードに応じてカム駆動用モータ42を駆動させてカム18の回動角度を制御し、ダンパー4の回動位置を全開、半開、全閉のいずれかに調整する。さらに制御部41は、選択された運転モードに応じて、ファンユニット2のファンモータ8を駆動させてシロッコファン9の回転速度を強、弱のいずれかに調整するとともに、ヒータ6のON/OFF制御を行う。
なお、ダンパー4の回動位置が全閉の状態とは、図2に示すように、排気口16を塞ぐ位置にダンパー4を回動させて狭通路20、拡通路21を通って流れてくる空気を吹出口15へと導く状態(図2の矢印Aから矢印Bに示す空気の流れ参照)を意味し、全開の状態とは、図7aに示すように、吹出口15を塞ぐ位置にダンパー4を回動させて狭通路20、拡通路21を通って流れてくる空気を排気口16へと導く状態(図7aの矢印Aから矢印Cに示す空気の流れ参照)を意味し、半開の状態とは、狭通路20、拡通路21を通って流れてくる空気を、吹出口15と排気口16との両方に導くために、ダンパー4を図7bに示す中間位置に回動させた状態(図7bの矢印Aから矢印Bおよび矢印Aから矢印Cに示す空気の流れ参照)を意味する。
次に、空調装置の稼働動作を運転モード毎に分けて説明する。
<暖房モードの場合>
ユーザーにより暖房モードの設定が行われると、制御部41は、図2に示すように、ダンパー4を全閉位置に回動させるとともに、シロッコファン9の回転速度を強に設定し、ヒータ6をONにする。シロッコファン9の回転速度が強に設定されると、シロッコファン9の回転に伴って吸入口30より浴室内の空気が本体ケース3内へと吸入される。
吸入された空気は、シロッコファン9の翼9bの間を通って狭通路20へと案内され、拡通路21へと導かれる。拡通路21では、拡通路21の通路幅が狭通路20の通路幅に比べて広くなっているため、狭い通路から広い通路へと流れてきた空気が気流の乱れを発生させ易くなる。しかしながら、拡通路21には通路幅が広がり始める箇所に4つの整流板25a〜25dが等間隔に配設されているため、この整流板25a〜25dにより空気の流れが整流される。このため、狭通路20より流れてくる気流を拡通路21で乱すことなくダンパー収納部13へと導くことが可能となる。
一方で、拡通路21では、シロッコファン9の回転により吸入された空気が、図5に示すように、整流板25の延設方向と直行する方向より導入される。特に、導入される空気は、シロッコファン9の外周側9d上方(図5(a)、図5(b)の矢印参照)に向けて風量が増す傾向にあるため、拡通路21の断面方向における空気の乱れを生じ易くなり、拡通路21において気流の渦を発生させるおそれがある。
しかしながら、整流板25a〜25dは、図5に示すように、シロッコファン9寄りの整流板がその後ろに形成される整形板よりも高さが低くなるよう階段状に構成されているため、シロッコファン9の高さ(厚み)毎に異なる空気の流れを各整流板25a〜25dで分担して受け止めることができる。このため、シロッコファン9から導入される空気が拡通路21の断面方向に渦を巻きにくくなり、空気の乱れ(渦)により発生するバサバサ音を低減させることが可能となる。
特に、各整流板25a〜25dは、本体ケース3の上面側端部から下端部に進むに従って、徐々にシロッコファン9方向へ傾斜するように(反り返えるように)形成されているため、各整流板25a〜25dにより受け止められた空気は、整流板25a〜25dの端部で空気の乱れを生ずることなく整流板25a〜25dの延設方向へと導かれ易くなり、狭通路20より流れてくる空気と相まって円滑にダンパー収納部13へ導かれる。
また、整流板25a〜25dの断面形状が尾翼形状により構成されているので、整流板25a〜25dに対する気流の空気抵抗を低減させることができ、風きり音等の騒音を低減させることが可能となる。
各整流板25a〜25dにより整流された空気は整流板25a〜25dの延設方向に導かれる。各整流板25a〜25dは、緩やかなカーブを描くようにして延設され、さらに、その後端の間隔を、拡通路21の通路幅の拡幅に応じて徐々に広げるようにして配設されるため、整流板25a〜25dにより導かれた空気は、空気の流れの速度を整流板25a〜25dの間隔の広がりに応じて徐々に緩めることができるとともに、ダンパー収納部13に均等に広げて空気を導くことができる。
ダンパー収納部13へと導かれた空気は、ダンパー4の下面側の凹状湾曲面4dに沿ってヒータ6へと流れて行き、ヒータ6で加熱された後に吹出口15を介して浴室内に循環される。このとき、シロッコファン9より遠い位置に配置された整流板25dにより狭通路20からダンパー収納部13へと導かれた空気は、ダンパー収納部13に留まることなくダンパー4の凹状湾曲面4dに沿ってヒータ6へと流れて行くが、シロッコファン9寄りに位置する整流板25aにより狭通路20からダンパー収納部13へと導かれた空気は湾状凹所28に入り込んでしまい、この部分に空気が留まり易くなる。
湾状凹所28に空気が留まってしまうと、湾状凹所28に新たに入ってくる空気と留まっている空気とがぶつかって空気の乱れを生じ、空気の乱れによる騒音を発生させ易くなる。また、湾状凹所28において空気の乱れが生じると、ヒータ6へ流れ込む風量が吹出口15の位置によって異なって(ムラとなって)しまうおそれがあるため、浴室内に吹き出される温風に温度ムラが生じ、浴室で乾燥される衣類の乾き状態が干す位置によって異なってしまうという傾向があった。
しかしながら、ダンパー収納部13における舌状壁部22の側壁は湾曲面26で構成されているため、ダンパー収納部13へ流れて込んできた空気は、ダンパー4裏面から舌状壁部22の湾曲面26へと導かれ、大きな螺旋状の流れを形成してヒータ6へと導かれることとなる(図4の矢印参照)。
特に、シロッコファン9に最も近い位置に形成される整流板25aの後端部25aが、舌状壁部22のダンパー収納部13側の側壁22aに向かうようにして設置され、さらに、舌状壁部22の湾曲面26が下側に進むに従って曲率が大きくなる曲面により構成されているので、風速の速い空気は、舌状壁部22の湾曲面26上寄りの曲率の小さな曲面により回転半径の小さな螺旋の流れを形成し、風速の遅い空気は、湾曲面26下寄りの曲率が大きな曲面により回転半径の大きな螺旋の流れを形成してヒータ6へと導かれる。
このように、湾曲面26が形成される浴室空調装置1では、湾曲面26に沿って空気が旋回されるため、湾状凹所における空気の留まりを防止して排気口に向かう風速の均一化を図ることができ、空気の密度差等に起因する騒音の発生を低減させることが可能となる。
また、湾状凹所28において空気を螺旋状に旋回させてヒータ6へと導くことができるので、ヒータ6に均一な風速の空気を送り込みことができ、吹出口15より浴室に循環される温風の温度ムラを低減させることが可能となる。
さらに、螺旋状の空気の流れにより湾状凹所28に空気が留まりにくくなるため、空気の留まり減少による送風量の向上を図ることが可能となる。
<換気モードおよび24時間換気の場合>
ユーザーにより換気モードの設定が行われると、制御部41は、図7aに示すように、ダンパー4を全開位置に回動させるとともに、シロッコファン9の回転速度を強に設定し、ヒータ6をOFFにする。シロッコファン9の回転速度が強に設定されると、シロッコファン9の回転に伴って吸入口30より浴室内の空気が本体ケース3内に吸入される。
吸入された空気は、シロッコファン9の翼9bの間を通って狭通路20へと案内され、拡通路21へと導かれる。拡通路21では、拡通路21の通路幅が狭通路20の通路幅に比べて広くなっているため、狭い通路から広い通路へと流れてきた空気が気流の乱れを発生させ易くなる。しかしながら、拡通路21には通路幅が広がり始める箇所に4つの整流板25a〜25dが等間隔に配設されているため、上述した暖房モードの場合と同じように整流板25a〜25dにより空気の流れが整流される。このため、狭通路20より流れてくる気流を拡通路21で乱すことなくダンパー収納部13へと導くことが可能となる。
また、整流板25a〜25dは、図5に示すように、シロッコファン9寄りの整流板がその後ろに形成される整形板よりも高さが低くなるよう階段状に構成されているため、シロッコファン9の高さ(厚み)毎に異なる空気の流れを各整流板25a〜25dで分担して受け止めることができる。このため、シロッコファン9から導入される空気が拡通路21の断面方向に渦を巻きにくくなり、空気の乱れ(渦)により発生するバサバサ音を低減させることが可能となる。
特に、各整流板25a〜25dは、本体ケース3の上面側端部から下端部に進むに従って、徐々にシロッコファン9方向に傾斜するように形成されているため、各整流板25a〜25dにより受け止められた空気は、整流板25a〜25dの端部で空気の乱れを生ずることなく整流板25a〜25dの延設方向へと導かれ易くなり、狭通路20より流れてくる空気と相まって円滑にダンパー収納部13へ導かれる。
また、整流板25a〜25dの断面形状が尾翼形状により構成されているので、整流板25a〜25dに対する気流の空気抵抗を低減させることができ、風きり音等の騒音を低減させることが可能となる。
各整流板25a〜25dにより整流された空気は整流板25の延設方向に導かれる。各整流板25a〜25dは、緩やかなカーブを描くようにして延設され、さらに、その後端の間隔を、拡通路21の通路幅の拡幅に応じて徐々に広げるようにして配設されるため、整流板25a〜25dにより導かれた空気は、空気の流れの速度を整流板25a〜25dの間隔の広がりに応じて徐々に緩めることができるとともに、ダンパー収納部13に均等に広げて空気を導くことができる。
このように間隔を保って整流板25a〜25dが設置される浴室空調装置1では、整流板が設置されていない浴室空調装置に比べて、5%程度騒音値を低減させることが可能となる。
ダンパー収納部13へと流れてきた空気は、そのまま排気口16へと流れて行き、排気口16に連結される排気管によって屋外または他の部屋等に排出される。また、整流板25aに案内されて湾状凹所28に流れ込んできた空気は、舌状壁部22の湾曲面26と対向側壁27の曲面とにより形成されるすり鉢形状の湾状凹所28によって螺旋状の流れを形成しつつ排気口16方面に導かれることとなる。
特に、ダンパー収納部13の排気口16近傍の側壁が、対向側壁27から排気口16へと繋がる連続的な曲面29によって形成されているので、螺旋状に旋回された空気は排気口16の近傍(ダンパー収納部13から排気管への連結部分等)で気流の乱れを生ずることなく排気口16へと流れ、空気の乱れによる騒音等の発生を低減させることが可能となる。
また、空気の流れを螺旋状に整流して排気口16へと導くことができるので、湾状凹所28の空気が留まりにくくなり、空気の排気効率の向上を図ることが可能となる。
なお、24時間換気を行う場合、制御部41は、ダンパー4を全開位置に回動させるとともに、シロッコファン9の回転速度を弱に設定し、ヒータ6をOFFにする。24時間換気モードでは、本体ケース3内に導入される空気の風速が弱くなるという違いはあるが、上述した換気モードと同様の経路を経て空気が吸入・排出されることとなる。
24時間換気を行う場合、湾曲面26が形成される浴室空調装置1の騒音値と湾曲面26形成されていない浴室空調装置の騒音値とを比較すると、湾曲面26が形成される浴室空調装置1の方が湾曲面26の形成されていない浴室空調装置よりも騒音値が低減され、騒音を抑制することが可能となる。
このように、24時間換気を行う場合であっても、本発明に係る浴室空調装置を用いることによって、空気の乱れにより発生するバサバサ音を抑制させることでき、空気の排気効率の向上を図ることが可能となる。
特に、24時間換気の場合には深夜もファンユニット2が稼働するので、2[dB]程度の騒音の低減は顕著な消音効果を奏するものであり、ユーザーに浴室空調装置の稼働を意識させることなく屋内の換気を行うことが可能となる。
<乾燥モードおよび涼風モードの場合>
ユーザーにより乾燥モードの設定が行われると、制御部41は、図7bに示すように、ダンパー4を半開位置に回動させるとともに、シロッコファン9の回転速度を強に設定し、ヒータ6をONにする。シロッコファン9の回転速度が強に設定されると、シロッコファン9の回転に伴って吸入口30より浴室内の空気が本体ケース3内に吸入される。
吸入された空気は、シロッコファン9の翼9bの間を通って狭通路20へと案内され、拡通路21へと導かれる。拡通路21に導かれた空気は、上述した暖房モード、換気モードおよび24時間換気モードと同様に整流板25a〜25dによって整流されるため、気流の乱れを発生させることなく空気をダンパー収納部13へ案内することが可能となる。
また、整流板25a〜25dは、シロッコファン9寄りの整流板がその後ろに形成される整形板よりも高さが低くなるよう階段状に構成されているため、シロッコファン9から導入される空気が拡通路21の断面方向に渦を巻き難くなり、空気の渦等により生ずる騒音を低減させることが可能となる。
特に、各整流板25a〜25dは、本体ケース3の上面側端部から下端部に進むに従って、徐々にシロッコファン9方向に傾斜するように形成されているため、各整流板25a〜25dにより受け止められた空気は、整流板25a〜25dの端部で空気の乱れを生ずることなく整流板25a〜25dの延設方向へと導かれ易くなり、狭通路20より流れて行く空気と相まって円滑にダンパー収納部13へ導かれる。
また、整流板25a〜25dの断面形状が尾翼形状により構成されているので、整流板25a〜25dに対する気流の空気抵抗を低減させることができ、風きり音等の騒音を低減させることが可能となる。
さらに、各整流板25a〜25dは、緩やかなカーブを描くようにして延設され、その後端の間隔を、拡通路21の通路幅の拡幅に応じて徐々に広げるようにして配設されるため、整流板25a〜25dにより導かれた空気は、空気の流れの速度を整流板25a〜25dの間隔の広がりに応じて徐々に緩めることができるとともに、ダンパー収納部13に均等に広げて空気を導くことができる。
ダンパー収納部13へと流れてきた空気は、半開位置に回動されたダンパー4により、一部の空気は排気口16を介して屋外等へ排出され、他の空気は吹出口15を介して浴室へと循環される。
吹出口15へと流れる空気は、ダンパー収納部13に導かれた後、ダンパー4の凹状湾曲面に沿ってヒータ6へと導かれる。
排気口16へと流れる空気は、拡通路21を介して湾状凹所28に流れ込み、すり鉢状に形成された湾状凹所28の湾曲面26により螺旋状の流れを形成しつつ排気口16に搬送される。特に、ダンパー収納部13の排気口16近傍の側壁が連続的な曲面29によって形成されているので、螺旋状に旋回された空気は、排気口16の近傍で気流の乱れを生ずることなく排気口16へと流れ、空気の乱れによる騒音等の発生を低減させることが可能となる。
また、空気の流れを螺旋状に整流して排気口16へと導くことができるので、湾状凹所28の空気が留まりにくくなり、空気の排気効率の向上を図ることが可能となる。
なお、ユーザーにより涼風モードが選択された場合には、制御部41が、図7bに示すように、ダンパー4を半開位置に回動させるとともに、シロッコファン9の回転速度を強に設定し、ヒータ6をOFFにする。このように涼風モードにおいても、上述した乾燥モードと同様の経路を経て空気が吸入・排出されることとなるため、空気の乱れにより生ずるバサバサ音等の発生を抑制し、空気の排気効率の向上を図ることが可能となる。
以上説明したように、浴室空調装置1では、拡通路21に整流板25a〜25dが設置されるため、狭通路20から流れ込む空気の流れを阻害することなく吹出口15または排気口16へと空気を導くことができる。特に、拡通路21は連通方向に進むに従って通路幅が拡幅しているので空気の乱れが発生しやくなるが、整流板25a〜25dをこの位置に設けることによって空気の乱れを生じさせることなく空気を誘導することが可能となる。
また、各整流板25a〜25dの高さが階段状に変化しているので、シロッコファン9により導入される風量が高さ方向に応じて異なる場合であっても各整流板25a〜25dで分担して空気を整流させることができ、拡通路21の幅方向に対する空気の渦の発生を抑制することができる。このように空気の渦の発生を抑制することができるため、シロッコファン9による空気の吸入により生じやすいバサバサ音を低減させることが可能となる。
さらに各整流板25a〜25dは、本体ケース3の上面側端部から下端部に進むに従って、徐々にシロッコファン9方向に傾斜しているため、各整流板25a〜25dにより受け止められた空気は、整流板25a〜25dの端部で空気の乱れを生ずることなく整流板25a〜25dの延設方向へと導かれ易くなり、狭通路20より流れてくる空気と相まって空気を円滑にダンパー収納部13へと導くことが可能となる。
また、整流板25a〜25dの断面形状が尾翼形状により構成されているので、整流板25a〜25dに対する気流の空気抵抗を低減させることができ、風きり音等の騒音を低減させることが可能となる。
さらに、整流板25a〜25dを本体ケース3の成型時に一体に形成することによって、部品点数を増加させることなく整流板25a〜25dを設置することができるので、コスト上昇を抑えることが可能となる。
また、舌状壁部22の側面を湾曲面26で形成することによって、ダンパー収納部13に流れ込んでくる空気を螺旋状に旋回させて吹出口15または排気口16に案内することができるので、ダンパー収納部13における空気の留まりを防止して吹出口15または排気口16に向かう風速の均一化を図ることができ、空気の密度差等に起因する騒音の発生を低減させることが可能となる。
さらに、湾状凹所に入り込んだ空気が円滑に吹出口15へと運ばれるので、ヒータ6を通る空気の均一化を図ることができ、ヒータ6で暖められる空気の温度ムラを低減させることが可能となる。
また、舌状壁部22に対向するダンパー収納部13の対向側壁27も湾曲面26に対応する曲面により構成され、湾曲面26と対向側壁27とによりすり鉢状の湾曲凹所が形成されるので、この湾状凹所のすり鉢状の曲面によってより一層気流を旋回させ易くすることが可能となる。
さらに、シロッコファン9に最も近い位置に形成される整流板25aの後端が、舌状壁部22のダンパー収納部13側の側壁22aにと向かうようにして設置されているため、シロッコファン9の外周側9d上側に排出される風速の速い空気がこの整流板25aにより舌状壁部22近傍へ積極的に導き入れられる。導き入れられた風速の速い空気は、舌状壁部22の湾曲面26上寄りの曲率の小さな曲面により回転半径の小さな螺旋の流れを形成することとなり、さらに風速の遅い空気は、舌状壁部22の湾曲面26下寄りの曲率が大きな曲面により回転半径の大きな螺旋の流れを形成することとなるため、螺旋状の空気の流れを積極的に作ることが可能となる。
また、ダンパー収納部13の排気口16近傍の側壁が、連続的な曲面29によって構成されているため、螺旋状に旋回された空気は、排気口16近傍で気流の乱れを生ずることなく排気口16へと流れて行き易くなり、空気の乱れによる騒音等の発生を低減させることが可能となる。
以上、本発明に係る送風装置を浴室空調装置1に使用した実施形態を、運転モード毎に場合分けをして説明したが、本発明に係る空調装置は上述した実施形態に限定されるものではない。いわゆる当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態では、シロッコファン9がファンモータ8とともにユニット化されたファンユニット2を用いた場合について説明を行ったが、ファンは必ずしもユニット化されたものに限定されるものではなく、ファン、モータ等が別体に構成されるものであってもよい。さらに、実施形態では、送風用のファンとしてシロッコファンを用いた場合について説明を行ったが、ファンは必ずしもシロッコファンに限定されるものではなく、ラジアルファンのような多翼ファンを用いるものであってもよい。
また、上記実施形態では、1台のファンユニットを用いて空気の換気(循環)と排気とを行う空調装置を説明したが、換気用のファンユニットと排気用のファンユニットとの両方を備えた送風装置であっても、本発明に係る送風装置の構成を適用することによって、同様の効果を奏することが可能である。
さらに、上述した実施形態では浴室用空調装置についての説明を行ったが、本発明に係る送風装置は浴室用の空調装置に限定されるものではなく、浴室以外に用いられる空調装置であってもよい。
実施形態に係る浴室空調装置を示す斜視図である。 全閉の状態にダンパーが回動された浴室空調装置を示す側方断面図である。 実施形態に係る本体ケースを下側開口方向より示した斜視図である。 実施形態に係る本体ケースを示した底面図である。 実施形態に係るシロッコファンと狭通路と拡通路と整流板との関係を示した斜視図である。 実施形態に係る浴室空調装置の制御機能を示したブロック図である。 全開の状態にダンパーが回動された浴室空調装置と半開の状態にダンパーが回動された浴室空調装置とを示す側方断面図である。
符号の説明
1 …浴室空調装置
2 …ファンユニット
3 …本体ケース
4 …ダンパー
4a …(ダンパーの)軸
4b …(ダンパーの)リブ
4c …(リブの)ガイド孔
4d …(ダンパーの)凹状湾曲面
5 …ファンカバー
5a …(ファンカバーの)吸入孔
5b …(ファンカバーの)吹出孔
6 …ヒータ
7 …フロントパネル
8 …ファンモータ
8a …(ファンモータの)回転軸
9 …シロッコファン(ファン)
9a …(シロッコファンの)基盤
9b …(シロッコファンの)翼
9c …(シロッコファンの)外周側
9d …(拡通路の側壁を構成するシロッコファンの)外周側
12 …ファン収納部
12a …(ファン収納部の)開口
12b …(ファン収納部の)側壁面
13 …ダンパー収納部(送風部)
15 …吹出口(排出口)
16 …排気口(排出口)
18 …カム
19 …(カムの)突起部
20 …狭通路
21 …拡通路
21a …(拡大通路の)一の側壁
21b …(拡大通路の)他の側壁
22 …舌状壁部
22a …(舌状壁部)側壁
25a〜25d …整流板
26 …(舌状壁部の)湾曲面
27 …対向側壁
28 …湾状凹所
29 …(排気口近傍の)曲面
30 …吸入口(吸気口)
33 …天井面
40 …操作パネル
41 …制御部
42 …カム駆動用モータ

Claims (4)

  1. 室内の空気を吸気する吸気口と、
    該吸気口より吸気された空気を排出する排出口と
    前記吸気口を介して前記空気を吸入するファンと、
    該ファンの駆動部が上面部に設けられるとともに、当該ファンにより吸入された空気を前記排出口へと導くための導通路が形成される本体ケースとを備え、
    前記導通路は、前記ファンの外周側と該外周側に対向する本体ケースの側壁面とによって形成される狭通路と、該狭通路から前記排出口へと連通するとともに連通方向に進むに従って通路幅が拡幅される拡通路とを有し、
    該拡通路の上面には、当該拡通路を通過する空気を整流するための整流板が前記連通方向に沿って設けられること
    を特徴とする送風装置。
  2. 前記整流板は前記上面に複数並設され、該複数の整流板のうち前記ファン寄りに位置する一の整流板の高さが、該一の整流板よりも外側に位置する他の整流板の高さに比べて低くなっていることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 前記整流板の下端部が、前記上面側端部に比べて前記ファン側に傾斜していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の送風装置。
  4. 前記本体ケースには、空気を前記排出口へと導くため送風部が形成され、
    前記整流板は、当該整流板の後端部を、前記狭通路と前記送風部との境界を形成する舌状壁部の送風部側側壁に向けて設置されること
    を特徴等する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の送風装置
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