JP4769155B2 - モーア - Google Patents
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Description
前記前バッフルプレートは、前記刈り草排出口が位置する刈り刃ハウジングの横一端部と前記刈り草排出口が位置する側とは反対側の横端部とにわたって位置し、かつその下端が前バッフルプレートの全長にわたって前記回転刈り刃の起風羽根の上端よりも高く位置するように形成してあり、
前記刈り刃ハウジングの前記刈り草排出口が位置する側とは反対側の横端部で刈り刃ハウジングの横縦壁と前縦壁とによって刈り刃ハウジング内に形成される角部に、前記前バッフルプレートの下端よりも低く位置させた底面を形成した角部ガイドを備え、
前記刈り刃ハウジングの前縦壁の下端部から刈り刃ハウジング内後方側に向かって延出され、かつ前記前バッフルプレートの下端よりも低く位置するガイド面を形成したガイドを、前記角部ガイドと前記刈り草排出口との間に前記前縦壁に沿わせて設け、
前記刈り草排出口が位置する側とは反対側の横端部に配設されている回転刈り刃の起風羽根の回転によって発生し前記前バッフルプレートの下方を通って前記角部に漏れ出た風を、前記角部ガイドの底面によって刈り刃ハウジングの横縦壁と前縦壁とに沿って流動案内し、前記角部ガイドからの風と、各回転刈り刃の起風羽根の回転によって発生し、各回転域から前記前バッフルプレートの下方を通って前縦壁の付近に漏れ出た風を、前記ガイドのガイド面によって流動案内して、前記前バッフルプレートと前記前縦壁との間を通して前記刈り草排出口に流動案内するように構成してある。
これにより、刈り刃ハウジングの前方に位置する草を刈り刃ハウジング内に適切な姿勢でスムーズに導入して切断処理され、刈り高さが揃うなど仕上がりのよい草刈り作業を能率よく行うことができる。
この角部ガイドとは別体で前記刈り刃ハウジングの前縦壁に沿って設けられるガイドは、前記刈り草排出口が位置する側の横端部に近い側における前記刈り刃ハウジングの前縦壁の直線部分に沿って平面視で直線状に形成された部分と、前記刈り草排出口が位置する側とは反対側の横端部に近い側における前記刈り刃ハウジングの前縦壁の直線部分に沿って平面視で直線状に形成された部分とに分割して構成してある。
図1は、乗用型草刈機の全体側面図である。図2は、乗用型草刈機の全体平面図である。これらの図に示すように、乗用型草刈機は、左右一対の前車輪1,1と左右一対の後車輪2,2とを有した自走車体と、この自走車体の車体フレーム3の前輪1と後輪2との間にリンク機構4を介して装着された本発明の実施例に係るモーア20とを備えている。
すなわち、リンク機構4の左右一対の後揺動リンク4b,4bを一体揺動自在に支持している支軸4dに連結された昇降シリンダ14を操作すると、リンク機構4が昇降シリンダ14によって車体フレーム3に対して上下に揺動操作され、モーア20をゲージ輪25が地面に接地した下降作業状態と、ゲージ輪25が地面から上昇した上昇非作業状態とに昇降操作する。モーア20を下降作業状態にして自走車体を走行させると、モーア20は、刈り刃ハウジング21の内部に位置する3枚の回転刈り刃22L,22C,22R(図3参照)によって草や芝の刈り処理を行い、刈り草や刈り草を各回転刈り刃22L,22C,22Rの回転によって発生した風によって刈り刃ハウジング21の内部を刈り刃ハウジング21の横一端部に位置する刈り草排出口23(図3参照)に搬送し、この刈り草排出口23から放出ガイド24によって案内させながら自走車体横外側に放出する。
自走車体は、前記左右一対の前車輪1,1と前記左右一対の後車輪2,2とを備える他、車体後部に設けたエンジン5を有した原動部と、運転座席6及び左右一対の操縦レバー7,7を有した運転部と、運転座席6の後側近くに位置した転倒保護枠8と、前記左右の後車輪2,2を支持する伝動装置9と、伝動装置9の前部に位置する動力取り出し軸10の駆動力をモーア20の刈り刃駆動機構20Dに伝達する回転軸11とを備えている。左右の前車輪1は、車体フレーム3の前部に連結された前輪支持フレーム12の端部に前輪支持フォーク13を介して遊転自在に支持されている。左右の前車輪1は、前輪支持フォーク13と共に前輪支持フレーム12に対して揺動操向する。左右の後車輪2,2は、伝動装置9が備える一対の静油圧式無段変速装置(図示せず)によって各別に駆動され、前記左右一対の操縦レバー7,7による一対の静油圧式無段変速装置の各別な変速操作によって各別に前進側及び後進側に変速され、かつ停止操作される。
リンク機構4は、車体フレーム3とモーア20の刈り刃ハウジング21の前端側とにわたって連結されて、モーア20の前端側を車体フレーム3に昇降自在に連結している左右一対の前揺動リンク4a,4aと、車体フレーム3と前記刈り刃ハウジング21の後端側とにわたって連結されて、モーア20の後端側を車体フレーム3に昇降自在に連結している左右一対の後揺動リンク4b,4bと、左右両側において前揺動リンク4aと後揺動リンク4bとにわたって連結された連動リンク4cとを備えている。
これらの図に示すように、モーア20は、前記刈り刃ハウジング21と、前記3枚の回転刈り刃22L,22R,22Cと、前記刈り草排出口23と、前記ゲージ輪25とを備える他、刈り刃ハウジング21の内部に各回転刈り刃22L,22R,22Cよりも前側に配置して設けた前バッフルプレート40と、刈り刃ハウジング21の内部に各回転刈り刃22L,22R,22Cよりも後側に配置して設けた後バッフルプレート50とを備えている。
つまり、角部ガイド71は、反排出側回転刈り刃22Lの起風羽根29の回転によって発生し、回転域22LAから前バッフルプレート40のサイド刈り刃対応部41の下方を通って角部70に漏れ出た風を横縦壁21dと前縦壁21bとに沿って刈り草排出口23に向けて流動するよう底面71aによって流動案内する。
つまり、ガイド72は、前記角部ガイド71からの風と、各回転刈り刃22L,22C,22Rの起風羽根29の回転によって発生し、各回転域22LA,22CA,22RAから前バッフルプレート40の下方を通って前縦壁21bの付近に漏れ出た風を前縦壁21bに沿って刈り草排出口23に向けて流動するようガイド面72aによって流動案内する。
21b 前縦壁
21d 横縦壁
22L,22C,22R 回転刈り刃
22LA,22CA,22RA 回転域
40 前バッフルプレート
70 角部
71 角部ガイド
71a 底面
72 ガイド
X 軸芯
Claims (2)
- 刈り刃ハウジングの内部に刈り刃ハウジング横方向に並んで位置するとともに刈り刃ハウジング上下向き軸芯まわりで回転自在な複数の回転刈り刃と、前記刈り刃ハウジングの内部の前記各回転刈り刃の回転域の前方に位置した前バッフルプレートと、前記刈り刃ハウジングの横一端部に位置した刈り草排出口とを備えたモーアであって、
前記前バッフルプレートは、前記刈り草排出口が位置する刈り刃ハウジングの横一端部と前記刈り草排出口が位置する側とは反対側の横端部とにわたって位置し、かつその下端が前バッフルプレートの全長にわたって前記回転刈り刃の起風羽根の上端よりも高く位置するように形成してあり、
前記刈り刃ハウジングの前記刈り草排出口が位置する側とは反対側の横端部で刈り刃ハウジングの横縦壁と前縦壁とによって刈り刃ハウジング内に形成される角部に、前記前バッフルプレートの下端よりも低く位置させた底面を形成した角部ガイドを備え、
前記刈り刃ハウジングの前縦壁の下端部から刈り刃ハウジング内後方側に向かって延出され、かつ前記前バッフルプレートの下端よりも低く位置するガイド面を形成したガイドを、前記角部ガイドと前記刈り草排出口との間に前記前縦壁に沿わせて設け、
前記刈り草排出口が位置する側とは反対側の横端部に配設されている回転刈り刃の起風羽根の回転によって発生し前記前バッフルプレートの下方を通って前記角部に漏れ出た風を、前記角部ガイドの底面によって刈り刃ハウジングの横縦壁と前縦壁とに沿って流動案内し、前記角部ガイドからの風と、各回転刈り刃の起風羽根の回転によって発生し、各回転域から前記前バッフルプレートの下方を通って前縦壁の付近に漏れ出た風を、前記ガイドのガイド面によって流動案内して、前記前バッフルプレートと前記前縦壁との間を通して前記刈り草排出口に流動案内するように構成してあるモーア。 - 前記角部ガイドは、前記刈り刃ハウジングの横縦壁と前縦壁とによって刈り刃ハウジング内に形成される前記角部に沿って平面視で湾曲形状に形成してあり、
この角部ガイドとは別体で前記刈り刃ハウジングの前縦壁に沿って設けられるガイドは、前記刈り草排出口が位置する側の横端部に近い側における前記刈り刃ハウジングの前縦壁の直線部分に沿って平面視で直線状に形成された部分と、前記刈り草排出口が位置する側とは反対側の横端部に近い側における前記刈り刃ハウジングの前縦壁の直線部分に沿って平面視で直線状に形成された部分とに分割して構成してある請求項1記載のモーア。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006252809A JP4769155B2 (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | モーア |
US11/726,357 US7448194B2 (en) | 2006-08-29 | 2007-03-21 | Mower deck with ventilation hole |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006252809A JP4769155B2 (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | モーア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008072910A JP2008072910A (ja) | 2008-04-03 |
JP4769155B2 true JP4769155B2 (ja) | 2011-09-07 |
Family
ID=39345639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006252809A Active JP4769155B2 (ja) | 2006-08-29 | 2006-09-19 | モーア |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4769155B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
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JPH0313137Y2 (ja) * | 1984-11-01 | 1991-03-27 | ||
JPH0224419Y2 (ja) * | 1984-12-01 | 1990-07-04 | ||
JPH0715380Y2 (ja) * | 1989-09-11 | 1995-04-12 | 株式会社クボタ | モーア |
JP4204496B2 (ja) * | 2004-03-12 | 2009-01-07 | 株式会社クボタ | モーア |
-
2006
- 2006-09-19 JP JP2006252809A patent/JP4769155B2/ja active Active
Also Published As
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JP2008072910A (ja) | 2008-04-03 |
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