JPH0715380Y2 - モーア - Google Patents

モーア

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JPH0715380Y2
JPH0715380Y2 JP1989106488U JP10648889U JPH0715380Y2 JP H0715380 Y2 JPH0715380 Y2 JP H0715380Y2 JP 1989106488 U JP1989106488 U JP 1989106488U JP 10648889 U JP10648889 U JP 10648889U JP H0715380 Y2 JPH0715380 Y2 JP H0715380Y2
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JP
Japan
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cutting blade
cutting
blade housing
mower
lawn
Prior art date
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Application number
JP1989106488U
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JPH0348429U (ja
Inventor
和夫 鮫島
紘明 河北
昭義 竹本
輝郎 島村
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、刈刃ハウジング内に、縦軸芯周りで高速駆動
回転する刈刃を内装したモーアの改良に関する。
〔従来の技術〕
芝刈り作業をする場合、芝面の端縁における道路等の隣
接地との境の仕切部においては、芝草が隣接地側に向け
て倒れ込むことが多く、このような箇所での刈取作業を
行う際には、縦軸芯周りで刈刃が回転するモーアでは対
応できず、従来では、一般に際刈り専用のモーアを用い
て作業を行っていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来技術においては、通常の芝面内での
芝刈り作業を行うモーアと際刈り専用のモーアとの2種
のモーアを常に用意しなければならず、費用が高くなる
難点があると共に、取換え作業も煩わしいといった欠点
もあった。
そこで、上記欠点を解消する方法として、芝面内での芝
刈り用モーアの車輪の近傍に、車軸から動力が与えられ
横軸芯周りで駆動する際刈り用刈刃を付設する構造も考
えられるが、車輪は低速で回転するので上記刈刃は低速
回転にならざるを得ず、言わば押し切り作用で芝草を切
断することになって、充分な芝刈り機能を発揮できない
ものである。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであって、芝
草の刈取作業において際刈り作業を良好に行うことので
きるモーアの提供を目的とす。
〔課題を解決するための手段〕
本考案にかかるモーアは、上記目的を達成するために、
刈刃ハウジング内に、縦軸芯周りで高速駆動回転する刈
刃を内装すると共に、前記刈刃で刈り取られた処理物を
前記刈刃ハウジング内から排出するブロア装置を、前記
刈刃ハウジングの左右方向での一端側に配設し、前記刈
刃の駆動軸から伝動機構を介して動力が与えられ、横軸
芯周りで駆動回転する際刈り装置を、前記刈刃ハウジン
グの前記ブロア装置の配設箇所に対して反対側となる左
右方向での他端側における前記刈刃の他端側外周縁の前
方位置に配備してあることを特徴構成とする。
〔作用〕
芝面内での通常の芝刈り作業を行う場合には、縦軸芯周
りで高速回転する刈刃によって、芝を一定高さに刈り揃
えながら作業を行うことができ、芝面の端縁を刈る場合
には、横軸芯周りで前記刈刃と同速度の高速回転で駆動
される際刈り装置によって、隣接地側に倒れ込んでいる
芝草を有効に刈り取ることができる。
また、際刈り装置は、ブロア装置の配設箇所に対して刈
刃ハウジングにおいて反対側となる左右方向での他端側
に配設してあるから、際刈り装置の位置を目視する上で
ブロア装置が邪魔になるようなことはなく、さらに、際
刈り装置が刈刃ハウジングの他端側における刈刃の他端
側外周縁の前方位置に配備してあるから、際刈り装置を
指標にして目視しながら際刈りすることにより、その際
まで通常の刈刃による刈取作業も良好に行うことができ
る。
〔考案の効果〕
従って、本考案によれば、芝面内刈取り用のモーアに伝
動機構及び際刈り装置を付加するという改良により、芝
面全域の芝刈り作業を行えることになって、作業能率の
向上とトータルコストの低減を図れるものを提供できる
とともに、際刈り装置を芝面の際箇所の指標として利用
して目視しながら際刈り作業するだけで、その際箇所ま
での通常の芝刈も良好に行え、際箇所近くの刈り残し等
を回避できるに至った。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に本考案に係るモーア(1)を装着した乗用型芝
刈機を示している。この芝刈機は、乗用型走行機体の前
部に左右一対のリンク(2)を介してモーア(1)を昇
降自在に連結し、刈取った芝刈屑をブロア装置(3)及
びダクト(4)を介して機体後部に搭載した集草容器
(5)に回収するよう構成してある。
走行機体は、左右向き固定の一対の前輪(6)と中央の
縦軸芯周りで一体的に操向回動操作自在な一対の後輪
(7)とを夫々駆動して走行するよう構成すると共に、
機体の前部に操縦部(8)を配設して芝刈り作業を行い
易くするよう考慮してある。又、前後中央部にエンジン
(9)を配備し、このエンジン(9)の動力をベルト伝
動機構(10)を介して走行用静油圧式無段変速装置(1
1)と前記モーア(1)とに分配供給し、前記無段変速
装置(11)の出力を前後輪(6),(7)に伝えるよう
構成してある。
次に、モーア(1)の構成について説明する。第1図に
示すように、刈刃ハウジング(12)内に刈刃の一例であ
る3個のバーブレード(13)を並列状態で内装し、各バ
ーブレード(13)を夫々縦軸芯周りで高速で回転駆動す
るよう構成してある。つまり、エンジン(9)の動力が
前記ベルト伝動機構(10)及び伝動軸(14)を介して左
右中央の駆動軸(15a)の上部に設けたベベルギヤ伝動
機構(16)に与えられ、前記刈刃駆動軸(15a)及び左
右両側の各刈刃駆動軸(15b),(15c)に取付けたプー
リ(17a),(17b),(17c)夫々に亘って伝動ベルト
(18)を巻回してあり、各バーブレード(13)を一体的
に同方向に同速度で高速回転駆動するよう構成してあ
る。尚、刈刃ハウジング12の右端部に配設した前記ブロ
ア装置(3)に中央の刈刃駆動軸(15a)から動力が供
給される。
前記刈刃ハウジング(12)の左側及び前部側下端縁に
は、第4図に示すように、外物の衝突による損傷を防止
するための緩衝部材(19)を固定してあり、この緩衝部
材(19)下端部内面側は内方に向けて延出し、バーブレ
ード(13)による刈芝案内風が外方に逃げるのを防止す
る風案内部(20)を形成してある。又、第5図に示すよ
うに、前記緩衝部材(19)の左側下端部の一部分を滑ら
かな円弧状に突出成形して接地案内部(21)を形成して
ある。刈刃ハウジング(2)の前部側に、刈高さ調節用
のゲージ輪(22)を一対配備すると共に、刈刃ハウジン
グ(12)の後部側内方に一対の遊転輪(23),(23)を
支承してある。前記遊転輪(23),(23)は、刈刃ハウ
ジング(12)の内方において各バーブレード(13)の回
転軌跡の外周部に沿って延設したバキュームプレート
(24)と後部側縦壁部とにより形成される空領域に配設
してある。このようにして、例えば立木の周りを旋回し
ながら芝刈り作業を行う場合に遊転輪(23)が邪魔にな
らないよう考慮してある。
そして、刈刃ハウジング(12)の左側端部前方位置に、
横軸芯(P1)周りで駆動回転する際刈り装置を配備して
ある。この際刈り装置は左側の刈刃駆動軸(15b)から
伝動機構(A)を介して動力を供給するよう構成してあ
る。詳述すると、第3図に示すように、左側刈刃駆動軸
(15b)の上部側のベベルギヤケース(25)内におい
て、前記刈刃駆動軸(15b)と左側方に突設した横向き
伝動軸(26)とをベベルギヤ連動させると共に、横向き
伝動軸(26)と刈刃ハウジング(12)前方の際刈り装置
としての円盤形カッタ(27)の駆動軸(28)とを伝動ベ
ルト(29)を介して伝動連係させてある。又、伝動ベル
ト(29)を内装するベルトケース(30)を前記ベベルギ
ヤケース(25)に横向き伝動軸(26)の軸芯(P2)周り
で回動自在に連結すると共に、ベルトケース(30)を油
圧シリンダ(31)の駆動によって昇降揺動調整可能に構
成してある。ここで、円盤型カッタ(27)は、前記左端
のバーブレード(13)の回転によって描かれる外周縁の
左端部の前方位置に位置するように設定している。尚、
ベルトケース(30)の前部側には、円盤形カッタ(27)
の上部を覆う安全カバー(32)を形成してある。
このようにして、芝面の端縁を際刈りするときは、前記
ベルトケース(30)を下降揺動させて前記カッタ(27)
が地面に近接する状態に設定して有効に際刈り作業を行
え、通常の芝面内での芝刈り作業時はベルトケース(3
0)を上昇設定することで支障なく前記各バーブレード
(13)による芝刈り作業を行えるのである。
前記バーブレード(13)に代えて円盤形カッタ等を用い
てもよい。又、ベルトケース(30)の昇降はワイヤ連係
による手動操作で行うものであってもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るモーアの実施例を示し、第1図は平
面図、第2図は芝刈機の全体側面図、第3図は伝動機構
の縦断背面図、第4図は第1図のIV−IV線断面図、第5
図は第1図のV−V線断面図である。 (3)……ブロア装置、(12)……刈刃ハウジング、
(13)……刈刃、(15b)……駆動軸、(27)……際刈
り装置、(A)……伝動機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 島村 輝郎 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (56)参考文献 実開 昭61−128901(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】刈刃ハウジング(12)内に、縦軸芯周りで
    高速駆動回転する刈刃(13)を内装すると共に、前記刈
    刃(13)で刈り取られた処理物を前記刈刃ハウジング
    (12)内から排出するブロア装置(3)を、前記刈刃ハ
    ウジング(12)の左右方向での一端側に配設し、前記刈
    刃(13)の駆動軸(15b)から伝動機構(A)を介して
    動力が与えられ、横軸芯周りで駆動回転する際刈り装置
    (27)を、前記刈刃ハウジング(12)の前記ブロア装置
    (3)の配設箇所に対して反対側となる左右方向での他
    端側における前記刈刃(13)の他端側外周縁の前方位置
    に配備してあるモーア。
JP1989106488U 1989-09-11 1989-09-11 モーア Expired - Lifetime JPH0715380Y2 (ja)

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JP1989106488U JPH0715380Y2 (ja) 1989-09-11 1989-09-11 モーア

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JP1989106488U JPH0715380Y2 (ja) 1989-09-11 1989-09-11 モーア

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Publication Number Publication Date
JPH0348429U JPH0348429U (ja) 1991-05-09
JPH0715380Y2 true JPH0715380Y2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=31655217

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JP1989106488U Expired - Lifetime JPH0715380Y2 (ja) 1989-09-11 1989-09-11 モーア

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4769155B2 (ja) * 2006-09-19 2011-09-07 株式会社クボタ モーア
JP5124005B2 (ja) * 2010-10-26 2013-01-23 本田技研工業株式会社 歩行型芝刈機

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JPH0528965Y2 (ja) * 1985-02-01 1993-07-26

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