JP4769156B2 - モーア - Google Patents
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Description
前記前バッフルプレートに、前記複数の回転刈り刃において刈り刃ハウジング横方向に隣り合う一対の回転刈り刃のうちの刈り草流動方向での上手側に位置する上手側刈り刃の回転域に凹入湾曲案内面で面した上手側刈り刃用プレート部と、前記隣り合う一対の回転刈り刃のうちの刈り草流動方向での下手側に位置する下手側刈り刃の回転域に凹入湾曲案内面で面した下手側刈り刃用プレート部とを設け、
前記前バッフルプレートにおける前記上手側刈り刃用プレート部と前記下手側刈り刃用プレート部との境界と、前記上手側刈り刃の回転域との間隔が、前記境界と前記下手側刈り刃の回転域との間隔よりも大になるよう、かつ、前記上手側刈り刃用プレート部の前記境界が位置する側の領域での前記上手側刈り刃の回転域との間隔が、前記境界に至るほど大になるよう前バッフルプレートを構成し、
前記上手側刈り刃用プレート部の前記上手側刈り刃の回転域との間隔が前記境界に至るほど大になる前記領域での案内面を、前記上手側刈り刃の回転域の外方側に凸状に湾曲する湾曲案内面に形成し、
前記上手側刈り刃用プレート部の前記領域での前記湾曲案内面に沿った状態で前記境界から延出する延長線が、前記下手側刈り刃の回転軸芯を通るよう前記上手側刈り刃用プレート部を構成してある。
本第2発明は、前記下手側刈り刃に対して前記刈り草排出口が位置する側に位置する排出口側刈り刃を備え、
前記排出口側刈り刃の回転域の前方に、前記下手側刈り刃用プレート部の終端から前記刈り草排出口に向かって延出して刈り草を前記刈り草排出口に向けて流動案内する排出口側刈り刃用プレート部を設け、
前記排出口側刈り刃用プレート部の流動案内終点を、前記下手側刈り刃用プレート部の案内終端側での案内面に沿った状態で前記下手側刈り刃用プレート部の前記終端から前記刈り草排出口に向かって延出する直線上に配置するとともに、前記排出口側刈り刃用プレート部を前記排出口側刈り刃の回転域の外方側に突の湾曲形状に形成して、前記直線に対して前記排出口側刈り刃が位置する側とは反対側に合流空間を形成してある。
図1は、乗用型草刈機の全体側面図である。図2は、乗用型草刈機の全体平面図である。これらの図に示すように、乗用型草刈機は、左右一対の前車輪1,1と左右一対の後車輪2,2とを有した自走車体と、この自走車体の車体フレーム3の前輪1と後輪2との間にリンク機構4を介して装着された本発明の実施例に係るモーア20とを備えている。
すなわち、リンク機構4の左右一対の後揺動リンク4b,4bを一体揺動自在に支持している支軸4dに連結された昇降シリンダ14を操作すると、リンク機構4が昇降シリンダ14によって車体フレーム3に対して上下に揺動操作され、モーア20をゲージ輪25が地面に接地した下降作業状態と、ゲージ輪25が地面から上昇した上昇非作業状態とに昇降操作する。モーア20を下降作業状態にして自走車体を走行させると、モーア20は、刈り刃ハウジング21の内部に位置する3枚の回転刈り刃22L,22C,22R(図3参照)によって草や芝の刈り処理を行い、刈り草や刈り草(以下、これらを刈り草と称する。)を各回転刈り刃22L,22C,22Rの回転によって発生した風によって刈り刃ハウジング21の内部を刈り刃ハウジング21の横一端部に位置する刈り草排出口23(図3参照)に搬送し、この刈り草排出口23から放出ガイド24によって案内させながら自走車体横外側に放出する。
自走車体は、前記左右一対の前車輪1,1と前記左右一対の後車輪2,2とを備える他、車体後部に設けたエンジン5を有した原動部と、運転座席6及び左右一対の操縦レバー7,7を有した運転部と、運転座席6の後側近くに位置した転倒保護枠8と、前記左右の後車輪2,2を支持する伝動装置9と、伝動装置9の前部に位置する動力取り出し軸10の駆動力をモーア20の刈り刃駆動機構20Dに伝達する回転軸11とを備えている。左右の前車輪1は、車体フレーム3の前部に連結された前輪支持フレーム12の端部に前輪支持フォーク13を介して遊転自在に支持されている。左右の前車輪1は、前輪支持フォーク13と共に前輪支持フレーム12に対して揺動操向する。左右の後車輪2,2は、伝動装置9が備える一対の静油圧式無段変速装置(図示せず)によって各別に駆動され、前記左右一対の操縦レバー7,7による一対の静油圧式無段変速装置の各別な変速操作によって各別に前進側及び後進側に変速され、かつ停止操作される。
リンク機構4は、車体フレーム3とモーア20の刈り刃ハウジング21の前端側とにわたって連結されて、モーア20の前端側を車体フレーム3に昇降自在に連結している左右一対の前揺動リンク4a,4aと、車体フレーム3と前記刈り刃ハウジング21の後端側とにわたって連結されて、モーア20の後端側を車体フレーム3に昇降自在に連結している左右一対の後揺動リンク4b,4bと、左右両側において前揺動リンク4aと後揺動リンク4bとにわたって連結された連動リンク4cとを備えている。
これらの図に示すように、モーア20は、前記刈り刃ハウジング21と、前記3枚の回転刈り刃22L,22R,22Cと、前記刈り草排出口23と、前記ゲージ輪25とを備える他、刈り刃ハウジング21の内部に各回転刈り刃22L,22R,22Cよりも前側に配置して設けた前バッフルプレート40と、刈り刃ハウジング21の内部に各回転刈り刃22L,22R,22Cよりも後側に配置して設けた後バッフルプレート50とを備えている。
これにより、最上手刈り刃用プレート部41は、回転域22LAと22CAとの間に適切な広さおよび適切な形状の風流路を形成し、最上手刈り刃22Lからの風が前記風流路で中央刈り刃22Cからの風と合流しながら回転域22CAに流入する際、前記風流路に乱気流や強い刈り刃ハウジング下方向き風を発生しにくくしている。
これにより、排出側プレート部44は、回転域22CAと22RAの間と、その付近とにわたって適切な広さの合流空間を形成し、かつ、この合流空間と刈り草排出口23との間に適切な広さの風流路を形成し、中央刈り刃22Cからの風と最排出口側刈り刃22Rからの風とが前記合流空間で合流し、前記風流路を最排出口側刈り刃用プレート部43に案内されて刈り草排出口23に流動する際、前記合流空間や前記風流路に速度が速いあるいは強い空気流れや刈り刃ハウジング下方向き風を発生しにくくしている。
本発明は、上記実施例の如く3枚の回転刈り刃を備えたモーアの他、2枚の回転刈り刃を備えたモーアにも適用できる。また、本発明は、4枚以上の回転刈り刃を備えたモーアにおいて、刈り草流動方向で隣接し合ういずれか一対の回転刈り刃に対応する前プレート部にも適応できる。従って、最上手刈り刃22Lを上手側刈り刃と呼称し、中央刈り刃22Cを下手側刈り刃と呼称し、最上手刈り刃用プレート部41を上手側刈り刃用プレート部と呼称し、中央刈り刃用プレート部42を下手側刈り刃用プレート部と呼称する。
22L 上手側刈り刃
22C 下手側刈り刃
22R 排出口側刈り刃
22LA,22CA,22RA 回転域
23 刈り草排出口
40 前バッフルプレート
41 上手側刈り刃用プレート部
41a 上手側刈り刃用プレート部の湾曲案内面
42 下手側刈り刃用プレート
42a 上手側刈り刃用プレート部の湾曲案内面
43 排出口側刈り刃用プレート部
43a 流動案内終点
47 境界
D1 境界と、上手側刈り刃の回転域との間隔
D2 境界と、下手側刈り刃の回転域との間隔
D3 上手側刈り刃用プレート部と、上手側刈り刃の回転域との間隔
L 直線
S 延長線
X 軸芯
Claims (2)
- 刈り刃ハウジングの内部に刈り刃ハウジング横方向に並んで位置するとともに刈り刃ハウジング上下向き軸芯まわりで回転自在な複数の回転刈り刃と、前記刈り刃ハウジングの横一端部に位置した刈り草排出口と、前記各回転刈り刃からの刈り草を前記刈り草排出口に流動案内するよう、前記刈り刃ハウジングの内部の前記各回転刈り刃の回転域の前方に位置した前バッフルプレートとを備えたモーアであって、
前記前バッフルプレートに、前記複数の回転刈り刃において刈り刃ハウジング横方向に隣り合う一対の回転刈り刃のうちの刈り草流動方向での上手側に位置する上手側刈り刃の回転域に凹入湾曲案内面で面した上手側刈り刃用プレート部と、前記隣り合う一対の回転刈り刃のうちの刈り草流動方向での下手側に位置する下手側刈り刃の回転域に凹入湾曲案内面で面した下手側刈り刃用プレート部とを設け、
前記前バッフルプレートにおける前記上手側刈り刃用プレート部と前記下手側刈り刃用プレート部との境界と、前記上手側刈り刃の回転域との間隔が、前記境界と前記下手側刈り刃の回転域との間隔よりも大になるよう、かつ、前記上手側刈り刃用プレート部の前記境界が位置する側の領域での前記上手側刈り刃の回転域との間隔が、前記境界に至るほど大になるよう前バッフルプレートを構成し、
前記上手側刈り刃用プレート部の前記上手側刈り刃の回転域との間隔が前記境界に至るほど大になる前記領域での案内面を、前記上手側刈り刃の回転域の外方側に凸状に湾曲する湾曲案内面に形成し、
前記上手側刈り刃用プレート部の前記領域での前記湾曲案内面に沿った状態で前記境界から延出する延長線が、前記下手側刈り刃の回転軸芯を通るよう前記上手側刈り刃用プレート部を構成してあるモーア。 - 前記下手側刈り刃に対して前記刈り草排出口が位置する側に位置する排出口側刈り刃を備え、
前記排出口側刈り刃の回転域の前方に、前記下手側刈り刃用プレート部の終端から前記刈り草排出口に向かって延出して刈り草を前記刈り草排出口に向けて流動案内する排出口側刈り刃用プレート部を設け、
前記排出口側刈り刃用プレート部の流動案内終点を、前記下手側刈り刃用プレート部の案内終端側での案内面に沿った状態で前記下手側刈り刃用プレート部の前記終端から前記刈り草排出口に向かって延出する直線上に配置するとともに、前記排出口側刈り刃用プレート部を前記排出口側刈り刃の回転域の外方側に突の湾曲形状に形成して、前記直線に対して前記排出口側刈り刃が位置する側とは反対側に合流空間を形成してある請求項1記載のモーア。
Priority Applications (2)
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JP2006256042A JP4769156B2 (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | モーア |
US11/726,370 US7437865B2 (en) | 2006-09-21 | 2007-03-21 | Mower with baffle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006256042A JP4769156B2 (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | モーア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008072959A JP2008072959A (ja) | 2008-04-03 |
JP4769156B2 true JP4769156B2 (ja) | 2011-09-07 |
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ID=39345684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006256042A Active JP4769156B2 (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | モーア |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4769156B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3859562B2 (ja) * | 2002-07-10 | 2006-12-20 | 株式会社クボタ | モーア |
-
2006
- 2006-09-21 JP JP2006256042A patent/JP4769156B2/ja active Active
Also Published As
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---|---|
JP2008072959A (ja) | 2008-04-03 |
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