JP4768519B2 - 表面実装機の段取り確認方法および表面実装機 - Google Patents

表面実装機の段取り確認方法および表面実装機 Download PDF

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Description

本発明は、複数の部品を担持する部品供給手段から部品を取り出してプリント基板等の基板上に実装する表面実装機において、部品供給手段の段取りが正しく行われたか否かを確認する段取り確認方法およびその段取り確認方法を実行する表面実装機に関するものである。
従来から、一乃至複数の実装用ヘッドを備えた移動可能なヘッドユニットによりIC等の電子部品を部品供給部から吸着して実装作業位置に位置決めされている基板上に実装するようにした表面実装機が一般に知られている。この種の表面実装機では、前記部品供給部に、各種の部品を供給可能な多数のフィーダ等の部品供給手段が装備されている。
例えば、特許文献1に記載の表面実装機では、各部品供給手段にバーコードが付されていて、バーコードリーダーにより各部品供給手段のバーコードを読み取ることにより、部品供給手段の選択および配置が正しくなされているか否かを確認できるようになっている。
特開平6−6098号公報
ところで、このような表面実装機においては、通常、過去の基板の平均生産数等を基にして、1日の生産にほぼ必要な部品数が算出されていた。そして、このように算出された部品数が部品準備数として設定され、日々の運転開始前の段取り時には、部品供給手段が担持する部品の部品数が部品準備数に満たない場合には、部品を補充すべきである旨が表示されるようになっていた。
しかしながら、実際には、部品供給手段が担持する部品の部品数が部品準備数に満たない場合でも、その部品数でその日の基板の生産量を賄うことが可能な場合もある。このため、その日の基板の生産が可能な状態であれば、部品を補充する作業を省略して、生産開始までの段取り時間を短縮したいという要望があった。
本発明は、このような事情に鑑み、生産開始までの段取り時間を短縮することが可能となる表面実装機の段取り確認方法およびその段取り確認方法を実行する表面実装機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る表面実装機の段取り確認方法は、複数の部品を担持する部品供給手段から部品を取り出して基板上に実装する表面実装機の段取り確認方法であって、日々の運転開始前の段取り時に、その日に生産する基板の生産量からその生産量の基板を生産するのに必要な第1の部品数を算出してこの第1の部品数と前記部品供給手段が現時点で担持する第2の部品数とを比較し、第2の部品数の方が多い場合に運転可能である旨を表示する一方、第2の部品数の方が少ない場合に部品を補充すべきである旨を表示し、さらに前記第2の部品数の方が第1の部品数よりも多い場合であってかつ当該第2の部品数が当該基板の過去の平均生産数に基づき算出された1日の生産に必要な部品準備数に満たない場合には、前記運転可能である旨の表示の後に、前記第2の部品数が前記部品準備数を満たしていない旨を表示することを特徴とするものである。
この構成によれば、その日に生産する基板の生産量を基に運転可能か部品を補充すべきかを表示することにより、作業者は部品が基板の生産に不足する場合にのみ部品を補充する作業を行うことが可能になる。換言すれば、基板の生産に部品が足りる場合には、作業者は部品を補充する作業を行わなくてよいため、生産開始までの段取り時間を短縮することが可能になる。
前記実装機の段取り確認方法において、生産する基板の種類を変更する段取り時にも、前記第1の部品数の算出および前記第1の部品数と第2の部品数との比較を行って、運転可能である旨または部品を補充すべきである旨を表示することが好ましい。
この構成によれば、生産する基板の種類を変更する段取りの際にも生産までの段取り時間を短縮することが可能になる。
また、本発明に係る表面実装機は、複数の部品を担持する部品供給手段から部品を取り出して基板上に実装する表面実装機であって、日毎の基板の生産量を入力するための入力手段と、前記入力手段で入力された日毎の基板の生産量を記憶する生産量記憶手段と、情報を表示可能な表示手段と、日々の運転開始前の段取り時に、前記生産量記憶手段からその日の基板の生産量を読み出して、その生産量の基板を生産するのに必要な第1の部品数を算出し、この第1の部品数と前記部品供給手段が現時点で担持する第2の部品数とを比較し、第2の部品数の方が多い場合には、前記表示手段に運転可能である旨を表示させる一方、第2の部品数の方が少ない場合には、前記表示手段に部品を補充すべきである旨を表示させ、さらに前記第2の部品数の方が第1の部品数よりも多い場合であってかつ当該第2の部品数が当該基板の過去の平均生産数に基づき算出された1日の生産に必要な部品準備数に満たない場合には、前記運転可能である旨の表示の後に、前記第2の部品数が前記部品準備数を満たしていない旨を表示させる演算処理手段とを備えるものである。
この構成によれば、その日に生産する基板の生産量を基に運転可能か部品を補充すべきかが表示されるようになっているので、作業者は基板の生産に部品が不足する場合にのみ部品を補充する作業を行うことが可能になる。換言すれば、基板の生産に部品が足りる場合には、作業者は部品を補充する作業を行わなくてよいため、生産開始までの段取り時間を短縮することが可能になる。
前記表面実装機において、前記生産量記憶手段は、生産する基板の種類毎に日毎の基板の生産量を記憶するものであり、前記演算処理手段は、生産する基板の種類を変更する段取り時にも、前記第1の部品数の算出および前記第1の部品数と第2の部品数との比較を行って、前記表示手段に運転可能である旨または部品を補充すべきである旨を表示させるものであることが好ましい。
この構成によれば、生産する基板の種類を変更する段取り時にも生産までの段取り時間を短縮することが可能になる。
例えば、生産する基板の種類毎に単位基板あたりに必要な第3の部品数を記憶した基板データ記憶手段をさらに備え、前記演算処理手段は、前記基板データ記憶手段から生産する基板の種類に応じた第3の部品数を読み出して、この第3の部品数および前記生産量から前記第1の部品数を算出し、前記第1の部品数と第2の部品数との比較を行うものである構成を採用してもよく、入力された前記第2の部品数を記憶するとともに、実装時に消費される部品数をカウントすることにより第2の部品数を書き換える部品数記憶手段をさらに備え、前記演算処理手段は、前記部品数記憶手段から第2の部品数を読み出して、前記第1の部品数と第2の部品数との比較を行うものである構成を採用してもよい。
本発明によれば、生産開始までの段取り時間を短縮することが可能になる。
本発明の好ましい実施の形態について図面を用いて説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る表面実装機を概略的に示しており、図1は斜視図で、図2は正面図でそれぞれ表面実装機を示している。
これらの図において、表面実装機(以下、実装機と略す)の基台1上には基板搬送用のコンベア2が配置されており、このコンベア2上をプリント基板P(以下、基板Pと略す)が搬送されて所定の実装作業位置で停止され、図外の基板保持手段により保持されるようになっている。なお、以下の説明では、コンベア2の方向をX軸方向、水平面上でこれと直交する方向をY軸方向、X軸およびY軸に直交する方向をZ軸方向として説明を進めることにする。
コンベア2の両側には、基板Pに実装する部品を供給するための部品供給部4,5が設けられている。これらの部品供給部4,5のうち装置フロント側に位置する部品供給部4にはX軸方向に多数列のテープフィーダ4aが配置されている。各テープフィーダ4aには、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状のチップ部品を収納、保持したテープがリール4bに巻回されて装着されており、これによりチップ部品がテープフィーダ4aに担持されている。そして、テープフィーダ4aは、リール4bからフィーダ先端の部品取出部に前記テープを間欠的に繰り出しながら、後述するヘッドユニット6により部品をピックアップさせるように構成されている。
なお、図示は省略するが、リール4bおよびテープフィーダ4aには、バーコードラベルが貼着されることによりバーコードが付されている。リール4bに付されたバーコードは、当該リール4bが保有する部品を識別する部品IDがバーコード化されたものであり、テープフィーダ4aに付されたバーコードは、テープフィーダ4aを識別するIDがセット位置IDとしてバーコード化されたものである。
一方、装置リア側に位置する部品供給部5にはトレイフィーダ5aが配置されている。トレイフィーダ5aには、QFP、BGA等のパッケージ型電子部品、あるいは実装型コネクタ等の大型部品をマトリクス状に収納した複数のトレイTが上下複数段に収納されており、これにより大型部品がトレイフィーダ5aに担持されている。そして、トレイフィーダ5aは、トレイTをコンベア2側方に引き出しながら、ヘッドユニット6によりトレイT内に収納された部品をピックアップさせるように構成されている。
なお、これらのテープフィーダ4aおよびトレイフィーダ5aが本発明の部品供給手段に相当する。
前記基台1の上方には、さらに部品実装用のヘッドユニット6が設けられている。
このヘッドユニット6は、部品供給部4,5から部品を吸着して基板P上に実装し得るように、一定の領域内でX軸方向およびY軸方向にそれぞれ移動可能とされている。すなわち、基台1上には、ヘッドユニット6の支持部材11がY軸方向のレール7に移動可能に配置され、ヘッドユニット6がこの支持部材11に搭載されるとともにX軸方向のガイド部材14に沿って移動可能に支持されている。そして、Y軸サーボモータ9により駆動されるボールねじ8に支持部材11が螺合装着され、これによって支持部材11のY軸方向の移動が行われる一方で、X軸サーボモータ15により駆動されるボールねじ13にヘッドユニット6が装着され、これによってヘッドユニット6のX軸方向の移動が行われるように構成されている。
前記ヘッドユニット6には、部品を吸着して基板Pに実装するための複数の実装用ヘッド20が搭載されており、本実施形態では、6本の軸状の実装用ヘッド20がX軸方向に一列に並べられた状態で搭載されている。
これらの実装用ヘッド20は、図外のZ軸サーボモータを駆動源とする昇降機構に連結されるとともに図外のR軸サーボモータを駆動源とする回転機構にそれぞれ連結されており、これらの機構によりヘッドユニット6に対してそれぞれ上下方向(Z軸方向)および自軸回り(R軸方向)に駆動されるようになっている。
また、各実装用ヘッド20の先端には部品吸着用のノズル21が設けられている。各ノズル21はそれぞれ図外のバルブ等を介して負圧供給手段に接続されており、前記各フィーダ4a,5aからの部品取出し時には、ノズル21の先端に負圧が供給されることにより部品の吸着が行われるようになっている。なお、ノズル21は、実装用ヘッド20に対して着脱可能に装着されており、必要に応じて基台1上の図外のノズルステーションに収納された先端形状や大きさの異なる他のノズル21と自動交換されるようになっている。
ヘッドユニット6には、さらに基板P上に形成される各種マークを認識するための基板認識カメラ26が設けられている。このカメラ26は、CCDエリアセンサ等をもつカメラ本体と照明装置とから構成されており、撮像方向が下向きに指向するようにヘッドユニット6に取付けられている。これによりヘッドユニット6の移動に伴い基板P上のマークを順次撮像するようになっている。
一方、基台1上には、ヘッドユニット6の各実装用ヘッド20により吸着された部品を認識するための部品認識カメラ17が設けられている。この部品認識カメラ17は、CCDリニアセンサ等をもつカメラ本体と照明装置とからなり、それぞれ撮像方向が上向きに指向する状態で部品供給部4,5のコンベア2側方の位置に設けられている。これにより部品吸着後、部品認識カメラ17に対してヘッドユニット6を移動させることにより当該移動に伴い各実装用ヘッド21による吸着部品をその下側から撮像するようになっている。
図3は、この実装機を制御するコントローラ30の構成をブロック図で示している。
コントローラ30は、論理演算を実行するCPU、そのCPUを制御する種々のプログラムなどを記憶するROM、作業中に種々のデータを一時的に記憶するRAMおよびHDD等から構成されており、主な機能構成として、演算処理手段31、制御部32、生産量記憶手段33、基板データ記憶手段34、および部品数記憶手段35等を含んでいる。また、コントローラ30には、ディスプレイ装置からなる表示手段41、キーボードまたはタッチパネル等からなる入力手段42、およびバーコードリーダー43が接続されており、後述する各種の情報が入出力可能となっている。
前記制御部32は、実装機の作動を制御するため、実装機に設けられている各種モータ等の駆動部に対して制御信号を出力する。
前記演算処理手段31は、図外の記憶部から予め記憶された生産プログラムや各種データを読み出し、前記制御部32を介して実装機の作動を制御するとともに、日々の運転開始前の段取り時および生産する基板の種類を変更する段取り時に、図4に示すフローチャートに基づいて段取り確認を行う。なお、詳細は後述するが、演算処理手段31は、前記段取り時には、その日に生産する基板の生産量からその生産量の基板を生産するのに必要な第1の部品数を算出し、この第1の部品数と前記各フィーダ4a,5aが現時点で担持する第2の部品数とを比較する。なお、トレイフィーダ5aについては、第1の部品数および第2の部品数としてトレイ数を用いることも可能である。
前記入力手段42は、生産する基板の種類毎に日毎の基板の生産量を含む各種の情報を入力するためのものであり、この入力手段42で入力された前記生産量が生産量記憶手段33に記憶されるようになっている。なお、この生産量の入力は、予め行われるようになっていてもよいし、日々の運転開始前に行われるようになっていてもよい。
前記基板データ記憶手段34には、生産する基板の種類毎に前記セット位置IDと部品IDとを対応付けたセット位置データが記憶されているとともに、生産する基板の種類毎に単位基板あたりに必要な第3の部品数が記憶されている。
前記部品数記憶手段35には、前記各フィーダ4a,5aにセットした部品数が前記入力手段42で入力されると、この部品数が第2の部品数として記憶されるようになっている。なお、リール4bのバーコードには部品数もバーコード化されていて、このバーコードをバーコードリーダー43で読み込んだときに部品数の入力が行われるようになっていてもよい。そして、部品数記憶手段35は、実装時に消費される部品数をカウントすることにより、記憶されている部品数から消費された部品数を差し引いた残数を第2の部品数として新たに記憶することで第2の部品数を書き換える。
次に、図4を参照して、演算処理手段31が実行する段取り確認方法を説明する。
まず、演算処理手段31は、日々の運転開始前の段取り時または生産する基板の種類を変更する段取り時に、前記生産量記憶手段33からその日の基板の生産量を、前記基板データ記憶手段34から生産する基板の種類に応じたセット位置データおよび第3の部品数を、前記部品数記憶手段35から第2の部品数をそれぞれ読み出して、段取り情報の読み込みを行う(ステップS1)。なお、日々の運転開始前の段取り時に、生産する基板の種類を変更する段取りが行われるようになっていてもよい。そして、演算処理手段31は、読み出した生産量および第3の部品数からその生産量の基板を生産するのに必要な第1の部品数を算出する。
その後に、演算処理手段31は、当該基板に実装される各部品についてそれぞれ算出した第1の部品数と読み出した第2の部品数とを比較することにより、生産量を満たした段取りが完了しているか否かを判断する(ステップS2)。すなわち、第2の部品数の方が第1の部品数よりも多い場合には、演算処理手段31は、生産量を満たした段取りが完了していると判断し(ステップS2でYES)、前記表示手段41に運転可能である旨を表示させる(ステップS3)とともに、実装機の運転を可能な状態にする。逆に、第2の部品数の方が第1の部品数よりも少ない場合には、演算処理手段31は、生産量を満たした段取りが完了していないと判断し(ステップS2でNO)、前記表示手段41に段取り中である旨および部品を補充すべきである旨を表示させる(ステップS4)。
前記表示手段41に部品を補充すべきである旨が表示されると、作業者は不足分の部品をテープフィーダ4aまたはトレイフィーダ5aにセットする(ステップS5)。具体的には、作業者は、テープフィーダ4aのリール4bやトレイフィーダ5aのトレイTの取り替え等を行う。その後に、作業者は、セット後のテープフィーダ4aまたはトレイフィーダ5aが担持する部品数を入力手段42で入力する。このとき、部品数記憶手段35によって第2の部品数が入力した部品数に書き換えられる。
部品のセットが完了すると、作業者がバーコードリーダー43によって新たにテープフィーダ4aに装着したリール4aに付されたバーコードとテープフィーダ4aに付されたバーコードを順次読み取ることにより、部品IDとセット位置IDとが読み取られる(ステップS6)。そして、演算処理手段31は、この読み取った部品IDおよびセット位置IDがステップS1で読み出した段取り情報のうちセット位置データと一致するか否かを判断し(ステップS7)、部品のセットが正しく行われているか否かを判断する。
部品のセットが正しく行われていると判断した場合は(ステップS7でYES)、演算処理手段31は、表示手段41にセット位置OKである旨を表示させ、逆に、部品のセットが正しく行われていないと判断した場合は(ステップS7でNO)、演算処理手段31は、表示手段41にセット位置NGである旨を表示させた後に、ステップS2に戻る。
ステップS2に戻り、再度第1の部品数と第2の部品数とが比較され、第2の部品数の方が多い場合には、ステップS3に進む。なお、ステップS9を経由してステップS2に戻った場合には、演算処理手段31は、生産量を満たした段取りが完了していないものとみなし、第2の部品数の大小に拘らずステップS4に戻る。
ステップS3で表示手段41に運転可能である旨が表示された後も、第2の部品数が部品準備数に満たない場合には、作業者は、部品準備数を満たすまでの残りの部品を段取りするか否かを選択することができる(ステップS10)。ここで、部品準備数とは、過去の基板の平均生産数等を基にして算出された、1日の生産にほぼ必要な部品数である。
そして、作業者が残りの部品を段取りすることを選択した場合には(ステップS10でYES)、ステップS5に進み、逆に、作業者が残りの部品を段取りしないことを選択した場合には(ステップS10でNO)、生産開始可能な状態になる。
以上説明したように、本実施形態の実装機では、その日に生産する基板の生産量を基に運転可能か部品を補充すべきかが表示されるようになっているので、作業者は基板の生産に部品が不足する場合にのみ部品を補充する作業を行うことが可能になる。換言すれば、基板の生産に部品が足りる場合には、作業者は部品を補充する作業を行わなくてよいため、生産開始までの段取り時間を短縮することが可能になる。
すなわち、図5に示すように、第1の部品数が部品準備数と一致するA日では、部品準備数の部品をセットする必要があるが、第1の部品数が部品準備数よりも少ないB日およびC日では、第1の部品数の部品をセットすればよくなる。
また、前記演算処理手段31は、日々の運転開始前の段取り時だけでなく、生産する基板の種類を変更する段取り時にも、図4に示す段取り確認を行うようになっているので、生産する基板の種類を変更する段取り時にも生産までの段取り時間を短縮することが可能になる。
なお、本発明のスクリーン印刷機の具体的構造は前記実施形態に限定されず、種々変更可能である。すなわち、本発明のスクリーン印刷機は、日々の運転開始前の段取り時に、その日に生産する基板の生産量からその生産量の基板を生産するのに必要な第1の部品数を算出し、この第1の部品数と前記部品供給手段が現時点で担持する第2の部品数とを比較し、第2の部品数の方が多い場合に運転可能である旨を表示する一方、第2の部品数の方が少ない場合に部品を補充すべきである旨を表示する段取り確認方法を実行できるようになっていればよい。
本発明の一実施形態に係る表面実装機の斜視図である。 前記実装機の正面図である。 前記実装機のコントローラの構成を示すブロック図である。 段取り確認方法の一例を示すフローチャートである。 日毎の第1の部品数を示したグラフである。
符号の説明
4a テープフィーダ(部品供給手段)
5a トレイフィーダ(部品供給手段)
31 演算処理手段
33 生産量記憶手段
34 基板データ記憶手段
35 部品数記憶手段
41 表示手段
42 入力手段

Claims (6)

  1. 複数の部品を担持する部品供給手段から部品を取り出して基板上に実装する表面実装機の段取り確認方法であって、
    日々の運転開始前の段取り時に、その日に生産する基板の生産量からその生産量の基板を生産するのに必要な第1の部品数を算出してこの第1の部品数と前記部品供給手段が現時点で担持する第2の部品数とを比較し、第2の部品数の方が多い場合に運転可能である旨を表示する一方、第2の部品数の方が少ない場合に部品を補充すべきである旨を表示し、さらに前記第2の部品数の方が第1の部品数よりも多い場合であってかつ当該第2の部品数が当該基板の過去の平均生産数に基づき算出された1日の生産に必要な部品準備数に満たない場合には、前記運転可能である旨の表示の後に、前記第2の部品数が前記部品準備数を満たしていない旨を表示することを特徴とする表面実装機の段取り確認方法。
  2. 生産する基板の種類を変更する段取り時にも、前記第1の部品数の算出および前記第1の部品数と第2の部品数との比較を行って、運転可能である旨または部品を補充すべきである旨を表示することを特徴とする請求項1に記載の表面実装機の段取り確認方法。
  3. 複数の部品を担持する部品供給手段から部品を取り出して基板上に実装する表面実装機であって、
    日毎の基板の生産量を入力するための入力手段と、
    前記入力手段で入力された日毎の基板の生産量を記憶する生産量記憶手段と、
    情報を表示可能な表示手段と、
    日々の運転開始前の段取り時に、前記生産量記憶手段からその日の基板の生産量を読み出して、その生産量の基板を生産するのに必要な第1の部品数を算出し、この第1の部品数と前記部品供給手段が現時点で担持する第2の部品数とを比較し、第2の部品数の方が多い場合には、前記表示手段に運転可能である旨を表示させる一方、第2の部品数の方が少ない場合には、前記表示手段に部品を補充すべきである旨を表示させ、さらに前記第2の部品数の方が第1の部品数よりも多い場合であってかつ当該第2の部品数が当該基板の過去の平均生産数に基づき算出された1日の生産に必要な部品準備数に満たない場合には、前記運転可能である旨の表示の後に、前記第2の部品数が前記部品準備数を満たしていない旨を表示させる演算処理手段とを備えることを特徴とする表面実装機。
  4. 前記生産量記憶手段は、生産する基板の種類毎に日毎の基板の生産量を記憶するものであり、
    前記演算処理手段は、生産する基板の種類を変更する段取り時にも、前記第1の部品数の算出および前記第1の部品数と第2の部品数との比較を行って、前記表示手段に運転可能である旨または部品を補充すべきである旨を表示させるものであることを特徴とする請求項3に記載の表面実装機。
  5. 生産する基板の種類毎に単位基板あたりに必要な第3の部品数を記憶した基板データ記憶手段をさらに備え、前記演算処理手段は、前記基板データ記憶手段から生産する基板の種類に応じた第3の部品数を読み出して、この第3の部品数および前記生産量から前記第1の部品数を算出し、前記第1の部品数と第2の部品数との比較を行うものであることを特徴とする請求項4に記載の表面実装機。
  6. 入力された前記第2の部品数を記憶するとともに、実装時に消費される部品数をカウントすることにより第2の部品数を書き換える部品数記憶手段をさらに備え、前記演算処理手段は、前記部品数記憶手段から第2の部品数を読み出して、前記第1の部品数と第2の部品数との比較を行うものであることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の表面実装機。
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