JP4312575B2 - 部品実装方法 - Google Patents

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Description

本発明は、部品吸着用のノズルを先端に具備した実装用ヘッドを備えた移動可能なヘッドユニットにより部品供給部からIC等の電子部品を吸着し、この電子部品をプリント基板等の基板上に移送して実装する部品実装方法に関し、特に、前記ノズルを部品の種類に応じて交換しながら実装作業を進める方法に関するものである。
従来から、部品吸着用のノズルを先端に具備した一乃至複数本の実装用ヘッドを備えた移動可能なヘッドユニットを有し、このヘッドユニットの移動に伴い前記ノズルによりIC等の電子部品を部品供給部から吸着してプリント基板上に移送し、プリント基板上の所定位置に実装するようにした表面実装機が一般に知られている。
この種の表面実装機において、実装用ヘッドの前記ノズルは交換可能に構成されており、実装部品の形状や大きさに応じて適宜交換されるようになっている。例えば、特許文献1には、複数種類のノズルを交換可能に保持したノズルストッカをヘッドユニットの可動領域に設け、必要に応じてこのノズルストッカ上にヘッドユニットを移動させてノズルの交換を自動的に行うものが開示されている。
特開平9−266399号公報
近年、実装部品の多品種化に伴い、上記ノズルについてもより多種類のものを使用する必要が生じており、そのため、より多種類のノズルをノズルストッカに交換可能に収納することが望まれている。その一方で、ノズルストッカの容量(収納数)を増やすと、ノズルストッカの占有スペースが拡大し、装置の省スペース化を図る上でのマイナス要素となる。従って、このような二律背反する課題を合理的に解決することが望まれる。
なお、従来のこの種の表面実装機では、一般に、実装作業に使用する全てのノズルが予めノズルストッカに収納されており、実装作業が開始されると、まずノズルストッカ内のノズルが実装用ヘッドに装着されてから実装作業が開始されるようになっている。そのため、実装作業中は、ノズルストッカ内に多くの空きスペースが生じおり、この点に改善の余地がある。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、装置の省スペース化の要請に応えつつ(ノズルストッカの容量を増大させることなく)、実装作業においてより多品種の部品に対応できるようにすることを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の部品実装方法は、部品吸着用のノズルが交換可能に装着される複数の実装用ヘッドを備えた移動可能なヘッドユニットにより部品供給部から部品を吸着して基板上に実装するとともに、ノズルストッカ内に保持されるノズルを部品の種類に応じて前記実装用ヘッドに装着して実装作業を行う表面実装機の部品実装方法であって、前記実装用ヘッドに装着されているノズルの総数と前記ノズルストッカ内に保持されているノズルの総数との合計値が、前記ノズルストッカに保持可能なノズルの総数よりも大きく、かつ前記実装用ヘッドに装着可能なノズルの総数と前記ノズルストッカに保持可能なノズルの総数との合計値から、前記実装用ヘッドに装着されているノズルの総
数と前記ノズルストッカ内に保持されているノズルの総数との合計値を減算した値が1以上となる状態で実装作業を開始し、部品の種類に応じて前記実装用ヘッドに装着されているノズルと前記ストッカに保持されているノズルとを交換しながら実装作業を行うようにしたものである(請求項1)。
この方法においては、前記ヘッドユニットの移動に伴う前記実装用ヘッドの移動領域のうち各実装用ヘッドに共通する領域内に予め前記ノズルストッカを配置した状態で実装作業を行うようにするのが好ましい(請求項2)。
本発明の部品実装方法(請求項1)によれば、ノズルストッカに保持可能なノズル数よりも多くのノズルを実装作業に用いることが可能となる。そのため、従来の方法、すなわち実装作業に使用する全てのノズルをノズルストッカに予め収納(保持)しておき、ノズルストッカ内のノズルを実装用ヘッドに装着してから実装作業を開始する方法に比べると、ノズルストッカに収納可能なノズル数が同じ場合でも、より多数のノズルを使用することが可能となる。従って、ノズルストッカの容量を増大させることなく、より多品種の部品実装に対応することができるようになる。
また、請求項2に係る方法によれば、ノズルの配列や種類の交換に際し、全ての実装用ヘッドがノズルストッカの全てのノズルに対してアクセスできるため、上記交換作業を比較的簡単に行うことが可能となる。
本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1及び図2は本発明に係る部品実装方法が適用される表面実装機を概略的に示している。同図に示すように表面実装機(以下、実装機と略す)の基台1上には、プリント基板搬送用のコンベア2が配置され、プリント基板3がこのコンベア2上を搬送されて所定の装着作業位置で停止されるようになっている。なお、プリント基板3は同図中の右側から搬入されて左側へと搬出される。
上記コンベア2の両側には、部品供給部4が配置されている。これら部品供給部4には、多数列のテープフィーダー4aが設けられている。各テープフィーダー4aは、それぞれ、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状のチップ部品を所定間隔おきに収納、保持したテープがリールから導出されるように構成されており、後述するヘッドユニット5により部品が取出されるに伴い間欠的に部品を繰り出すように構成されている。
上記基台1の上方には、部品装着用のヘッドユニット5が装備されている。このヘッドユニット5は、部品供給部4とプリント基板3が位置する実装作業位置とにわたって移動可能とされ、X軸方向(コンベア2と平行な方向)及びY軸方向(コンベア2と直交する方向)に移動可能となっている。
すなわち、上記基台1上には、Y軸方向の固定レール7と、Y軸サーボモータ9により回転駆動されるボールねじ軸8とが配設され、上記固定レール7上にヘッドユニット支持部材11が配置され、この支持部材11に設けられたナット部分12が上記ボールねじ軸8に螺合している。また、上記支持部材11には、X軸方向のガイド部材13と、X軸サーボモータ15により駆動されるボールねじ軸14とが配設され、上記ガイド部材13にヘッドユニット5が移動可能に保持され、このヘッドユニット5に設けられたナット部分(図示せず)がボールねじ軸14に螺合している。そして、Y軸サーボモータ9の作動により上記支持部材11がY軸方向に移動するとともに、X軸サーボモータ15の作動によりヘッドユニット5が支持部材11に対してX軸方向に移動するようになっている。
ヘッドユニット5には部品装着用の複数の実装用ヘッド18が搭載されており、当実施形態では6本の実装用ヘッド18がX軸方向に等間隔で一列に並べて搭載されている。なお、以下の説明において特に各実装用ヘッド18を区別する必要がある場合には、図1,図2における右側から順に第1、第2……第6の実装用ヘッド18とよぶものとする。
実装用ヘッド18は、それぞれヘッドユニット5のフレームに対してZ軸方向の移動及びR軸(ノズル中心軸)回りの回転が可能とされ、サーボモータを駆動源とする昇降駆動手段および回転駆動手段により駆動されるようになっている。また、各実装用ヘッド18には、その先端(下端)に吸着ノズル19が装着されており、図外の負圧供給手段から吸着ノズル先端に負圧が供給されることにより、この負圧による吸引力で部品を吸着するようになっている。
吸着ノズル19は各実装用ヘッド18に対して着脱可能に構成されており、必要に応じてノズル形状の異なる吸着ノズル19と交換されるようになっている。具体的に説明すると、図5に示すように、実装用ヘッド18には吸着ノズル19を装着するシャフト18aが設けられ、このシャフト18aの周りに、バネ18bの弾発力により前記シャフト18aと直交する方向に弾性的に変位可能に保持される位置決め用の剛球18cが設けられている。そして、同図に示すように吸着ノズル19を前記シャフト18aに対してその先端側から挿着すると前記剛球18cが吸着ノズル19の周面に形成された凹部19bに嵌合、圧接し、その結果、吸着ノズル19が実装用ヘッド18の下端部に保持される。その一方で、シャフト18aに装着された吸着ノズル19に下向きの外力を与えると、前記バネ18bの弾発力に抗して剛球18cが押し戻されつつ吸着ノズル19がシャフト18aから引き抜かれるように構成されている。
なお、同図中、符号19aは吸着ノズル19の途中部分に設けられる鍔状の係止板で、後述するノズルストッカ32A,32Bとの間でノズル交換を行う際には、この係止板19aにノズルストッカ32A,32Bのシャッター部材34が係合することにより吸着ノズル19の取外しが行われるようになっている。
ヘッドユニット5には、さらに実装作業位置に位置決めされたプリント基板3を画像認識するための2台のカメラ(基板認識カメラ20、実装位置認識カメラ22)と、各実装用ヘッド18に装着される部品を画像認識するための部品認識ユニット24とが搭載されている。
前記カメラ20,22は、例えばCCDエリアセンサを備えたカメラで、それぞれ実装用ヘッド18を挟んでその並び方向両側に下向きに設けられている。これらカメラ20,22のうち基板認識カメラ20は、当装置の絶対座標軸上におけるプリント基板3の位置を認識するために同基板3の上面に付されるフィデューシャルマークを撮像するもので、一方、実装位置認識カメラ22は、プリント基板3上の部品の実装位置を認識するために、例えばプリント基板3上に付されるマークや回路パターンを撮像するものである。
部品認識ユニット24は、図4に示すように、ヘッドユニット5のフレームに移動可能に支持され、かつサーボモータにより駆動されてX軸方向(同図では紙面に直交する方向)に移動する可動フレーム25を有している。可動フレーム25には、CCDエリアセンサを備えたカメラ26、ミラー27および照明装置28が組込まれており、例えば、部品吸着後、同図に示すように実装用ヘッド18が上昇端位置にセットされた状態で、可動フレーム25が実装用ヘッド18の並び方向(X軸方向)に移動することにより、各吸着ノズル19に吸着された部品をその下側から順次撮像するように構成されている。
なお、前記基板認識カメラ20は、吸着ノズル19を撮像するための手段(ノズル認識手段)としても共用されており、後述する吸着ノズル19の認識時には、基板認識カメラ20により後記ノズルストッカ32A,32B内に収納されている吸着ノズル19をその上側から撮像するようになっている。具体的には、吸着ノズル19の前記係止板19aの上面に印されるIDマークを撮像する。
前記基台1上には、図1、図3に示すように、さらに前記部品認識ユニット24とは別に、実装用ヘッド18に吸着された部品を撮像するための一対の部品認識カメラ30A,30Bと、交換用の吸着ノズル19を保持するための一対のノズルストッカ32A,32Bとが配置されている。
部品認識カメラ30A,30Bは、例えば互いに解像度の異なるCCDラインセンサを備えたカメラで、コンベア2と一方側(同図では上側)の部品供給部4との間のスペースに上向きに配置されており、前記ヘッドユニット5がこれら部品認識カメラ30A,30B上をX軸方向に移動することにより各実装用ヘッド18に吸着された部品をその下側から撮像するようになっている。なお、これら部品認識カメラ30A,30Bと前記部品認識ユニット24は共に実装用ヘッド18による吸着部品を撮像するものであるが、前記部品認識ユニット24は主に吸着部品がIC等の小型のチップ部品である場合の部品認識に使用され、部品認識カメラ30A,30Bは吸着部品がQFP等の大型部品である場合の部品認識に使用される。部品認識カメラ30A,30Bは、例えば吸着ノズル19の係止板19aの下面にIDマークが設けられる場合には、実装用ヘッド18に装着された吸着ノズル19の同IDマークを下側から撮像するのに用いてもよい。
ノズルストッカ32A,32Bは、それぞれ吸着ノズル19を収納するための複数の収納孔(ノズル保持部)をX軸方向に一列に備えており、これら収納孔に吸着ノズル19をその先端側から挿入した状態で収納(保持)するように構成されている。
図6に示すように、各ノズルストッカ32A,32Bの収納孔の上方には、図外のアクチュエータの作動により開閉する一対のシャッター部材34が設けられており、このシャッター部材34の開閉に応じて吸着ノズル19が実装用ヘッド18に対して脱着(交換)されるようになっている(図6は、シャッター部材34が閉止した状態を示している)。
具体的に説明すると、吸着ノズル19の取外し時には、まずシャッター部材34が開放され、ヘッドユニット5がシノズルストッカ32A(32B)上方に移動した後、実装用ヘッド18が下降することにより吸着ノズル19を空きスペースに挿入する。次いで、シャッター部材34が閉止され、この状態(図6に示す状態)で実装用ヘッド18が上昇する。このようにすると吸着ノズル19の前記係止板19aにシャッター部材34が係合し、その結果、実装用ヘッド18から吸着ノズル19が引き抜かれて収納孔内に保持されることとなる。一方、吸着ノズル19の装着時には、シャッター部材34が閉止された状態で実装用ヘッド18が下降し、これにより収納孔内に収納された吸着ノズル19が実装用ヘッド18に装着される。そしてその後、シャッター部材34が開放されて実装用ヘッド18が上昇することにより、実装用ヘッド18に吸着ノズル19が装着された状態で収納孔から引き出されることとなる。
これらノズルストッカ32A,32Bのうち一方側のノズルストッカ32Aは、最大20本の吸着ノズル19が収納可能(20個の収納孔を有する)に構成され、他方側のノズルストッカ32Bは、最大12本の吸着ノズル19が収納可能(12個の収納孔を有する)に構成とされている。
ここで、これらノズルストッカ32A,32Bのうち容量の小さいノズルストッカ32Bは、ヘッドユニット5の移動に伴う実装用ヘッド18の移動領域のうち各実装用ヘッド18に共通する領域(以下、共通領域Coという;図3中に斜線で示す部分)、換言すれば、ノズルストッカ32Bに収納される全ての吸着ノズル19に対してヘッドユニット5の全ての実装用ヘッド18がアクセス可能な領域内に配置されている。これに対して、容量の大きいノズルストッカ32Aは、その一部が前記共通領域Co外に延設されており、具体的にはノズルストッカ32Aに収納される吸着ノズル19のうち右側(図3において右側)の8本の吸着ノズル19が共通領域Coから外側(プリント基板3の搬出方向側)にはみ出して設けられている。その結果、ヘッドユニット5の各実装用ヘッド18のうち第1,第2の実装用ヘッド18についてはノズルストッカ32Aに収納される全ての吸着ノズル19に対してアクセス可能となっているが、他の第3〜第6の実装用ヘッド18については以下のようにアクセス制限が課せられている。
次表1は、ノズルストッカ32A(ANC)に収納される吸着ノズル19とこれらに対してアクセス可能な実装用ヘッド18との関係を示している。なお、表中ANC1〜20は、ノズルストッカ32Aに収納される吸着ノズル19のうち最右側(図3中右側)の吸着ノズル19を「1」としたときの各吸着ノズル19の位置を番号で示したもので、アクセス可能な実装用ヘッド18を丸印で示している。
なお、当実施形態では、上記のように第1〜第6の実装用ヘッド18のうち第1,第2の実装用ヘッド18がノズルストッカ32Aに収納される全ての吸着ノズル19にアクセス可能に構成されることにより、後述するような吸着ノズル19の並び換えが可能となり、その結果、ノズルストッカ32Aを共通領域Coの外側まで延設しながらも同ストッカ32A内の全てのノズルを第1〜第6の任意の実装用ヘッド18に対して装着できるようになっている。
上記のような実装機には、図示を省略するが、論理演算を実行する周知のCPU、そのCPUを制御する種々のプログラムなどを予め記憶するROMおよび装置動作中に種々のデータを一時的に記憶するRAM等から構成されるコントローラが設けられており、実装動作中は、予め記憶されたプログラムに従ってヘッドユニット5等を作動させるべく前記サーボモータ9,15等がこのコントローラにより統括的に駆動制御されるように構成されている。以下、このコントローラによる実装動作の制御について図9〜図15を参照しつつ図7,図8のフローチャートに従って説明する。
上記の実装機で生産が開始されると、部品の実装動作に先立って、実装作業で使用する吸着ノズル19を準備するための動作(準備動作)が実行される。
具体的には、まず、予め記憶されている実装データ、つまり実装部品の種類、数、実装位置等の情報を読出しノズルストッカ32A,32Bに収納する吸着ノズル19の種類および配置等に関するデータ(ノズルリストという)を作成する(ステップS1)。
ノズルリストの作成が完了すると、次に現在のノズル情報、すなわち現時点でノズルストッカ32A,32Bに収納されている吸着ノズル19の種類、数および配置等に関するデータの有無を判断し(ステップS2)、ここでノズル情報が無いと判断した場合にはステップS20に移行してノズル認識処理を実行する。
具体的には、まずヘッドユニット5をノズルストッカ32A(又は32B)の上方でX軸方向に移動させながら、ノズルストッカ32A,32Bに収納されている吸着ノズル19を前記基板認識カメラ20により順次撮像し、係止板19a(上面)に印されるIDマークを画像認識することによりノズルストッカ32A,32Bに収納されている吸着ノズル19の種類等を認識する。なお、この場合、既に実装用ヘッド18に吸着ノズル19が装着されている場合には、吸着ノズル19を全てノズルストッカ32A,32Bに戻した状態でノズル認識処理を実行する。
ステップS2でYESと判断した場合、およびステップS20のノズル認識処理が完了した場合にはステップS3に移行し、ステップS1で作成したノズルリストと前記ノズル情報との比較に基づきノズル不足(種類の不足)の有無を判断する。
ここで、不足が有ると判断した場合には、ノズルストッカ32A,32Bに空きスペースが有るか否かを判断し、空きスペースが有ると判断した場合には、さらに不足分を補えるか、すなわち不足数の吸着ノズル19を収納するだけの空きスペースが有るか否かを判断する(ステップS21,S22)。ここで、不足分を補えると判断した場合には、ステップS24に移行する。
これに対してステップS21で空きスペースがないと判断した場合(ステップS21でNO)、又はステップS22で不足分を補えないと判断した場合(ステップS22でNO)には、実装用ヘッド18にノズルストッカ32A,32B内の吸着ノズル19を装着し、これにより不足分の吸着ノズル19を収納するための空きスペースをノズルストッカ32A,32Bに設ける(ステップS23)。この際、第1〜第6の実装用ヘッド18のうち5つの実装用ヘッド18に吸着ノズル19を装着する。
ステップS24では、吸着ノズル19が不足している旨、および不足している吸着ノズル19の種類、数、あるいはさらに、次の実装作業で不要となる吸着ノズル19の種類、ノズルストッカ32A,32B内での吸着ノズル19の位置、さらに作業指示内容等を実装機の図外の表示部(表示手段、報知手段)に表示してオペレータに報知した後、ステップS25に移行する。なお、ノズルストッカ32A,32Bの収納孔毎にその横にランプを設け、次の実装作業で不要となる吸着ノズル19の位置のランプを点灯表示させてオペレータに報知するようにしてもよい。これにより不要となる吸着ノズル19のオペレータによる除去作業が容易となる。
ステップS25では、ヘッドユニット5の移動は停止されており、オペレータは前記表示に基づきノズルストッカ32A,32Bに不足分の吸着ノズル19を補充し、あるいはさらに補充に先行して不要吸着ノズル19の除去を行う。また、表示部において入替情報の表示がある場合にオペレータは、ヘッドユニット5によるノズルストッカ32A,32Bにおける吸着ノズル19の自動入替を待つことなく、吸着ノズル19の補充のついでに入替を行うようにしてもよい。そして、図外の操作パネル上の入力手段により吸着ノズル19の補充や入替データおよび作業終了データが装置入力されるとステップS2に移行し、再度ノズル情報の有無判断を行う。
なお、オペレータが吸着ノズル19の入替データではなく入替が終了したことのみを前記入力手段により装置入力した場合には、補充した吸着ノズル19、あるいはさらに除去した吸着ノズル19を実装機に確認させるべく、ステップS2ではなくステップS20に移行する。なお、このフローチャートには示していないが、例えばIDマークの認識ミス等により、再度のステップS20の処理後も依然として吸着ノズル19が不足していると判断した場合にはステップS3からステップS25に移行してその旨が報知される。
この段階では、何れの実装用ヘッド18にも吸着ノズル19が装着されていない状態、又は第1〜第6の実装用ヘッド18のうち5つの実装用ヘッド18に吸着ノズル19が装着された状態の何れかの状態にあり、例えば、実装用ヘッド18に5つの吸着ノズル19が装着され、かつノズルストッカ32A,32Bの全ての収納孔に吸着ノズル19が収納されている場合には最大37個の吸着ノズル19が実装作業に使用可能となる。
一方、ステップS3においてNOと判断した場合には、実装用ヘッド18に吸着ノズル19が装着されているか否か(第1〜第6の実装用ヘッド18のうち5つの実装用ヘッド18に吸着ノズル19が装着されているか否か)を判断し、装着されていると判断した場合には、実装用ヘッド18のカウンタに初期値「1」をセットした後、第1の実装用ヘッド18について吸着ノズル19の交換(ノズルチェンジ;未装着の場合には装着)、つまり最適化のための交換(装着)が必要か否かを判断する(ステップS4〜S6)。なお、この最適化とは、実装部品の種類、数、実装位置等の諸条件から最も効率的に実装作業を行い得る種類および配列で実装用ヘッド18に吸着ノズル19を装着した状態にすることをいう。
ステップS6において、交換(装着)の必要が無いと判断した場合にはステップS26に移行して前記カウンタ値をインクリメントした後、ステップS6に移行し、第2の実装用ヘッド18について同様の判断を行う。
これに対し、ステップS6で第1の実装用ヘッド18に装着されている吸着ノズル19の交換が必要と判断した場合には、交換(装着)対象となる吸着ノズル19がノズルストッカ32A,32Bのうちヘッド可動エリアに有るか否か、つまり第1の実装用ヘッド18がアクセス可能な位置に交換対象の吸着ノズル19が有るか否かを判断し(ステップS7)、ここでYESと判断した場合には、ステップS9に移行し、(1)第1の実装用ヘッド18に吸着ノズル19が未装着の場合には、ノズルストッカ32A,32B内の吸着ノズル19を同実装用ヘッド18に装着し、(2)第1の実装用ヘッド18に既に吸着ノズル19が装着されている場合には、同実装用ヘッド18に装着されている吸着ノズル19をノズルストッカ32A,32Bの空きスペースに収納した後、対象となる吸着ノズル19を第1の実装用ヘッド18に装着する。そして、ステップS10に移行し、ここで前記カウンタ値が「6」か否か、つまり全ての実装用ヘッド18に対して最適化の処理が終了したか否かを判断し、装着されていると判断した場合にはステップS11に移行して実装動作を開始する。一方、ステップS10において、装着されていないと判断した場合にはステップS26に移行する。
なお、上述したように第1および第2の実装用ヘッド18はノズルストッカ32A,32Bに収納される全ての吸着ノズル19に対してアクセス可能に構成されているので、ステップS7では、前記カウンタ値がn=3〜6の場合(すなわち、対象が第3〜第6の実装用ヘッド18の場合)であって、かつ交換対象となる吸着ノズル19がノズルストッカ32Aのうち前記共通領域Co外の領域に収納されている場合にNOと判断され得ることとなる。
ステップS7においてNOと判断された場合には、ステップS8に移行され、ここでノズルストッカ32A,32B内の吸着ノズル19の並べ替えを行う。つまり、交換対象となる吸着ノズル19がアクセス不可能な位置に収納されている場合には、吸着ノズル19を空きスペースに取外したとしても、実装用ヘッド18に対して対象となる吸着ノズル19を直ちに装着することができないため、ステップS8において吸着ノズル19の並べ替えを行い、当該実装用ヘッド18がアクセス可能となる位置まで対象吸着ノズル19を移動させてからステップS9に移行するようにしている。
ここで、具体的な並び替えの手順について図9〜図15を使って説明する。
図9は、並び替え前のノズルストッカ32Aおよびヘッドユニット5を模式的に示している。この図では、並び替えの手順を簡単に説明するためにノズルストッカ32Aの収納ノズル数を実際よりも少なく示している。
同図に示すように、ノズルストッカ32Aは、その左端が空きスペース(図中「0」で示す)とされ、それ以外の収納孔には、右側から順に種別「7」,「6」,「5」「4」,「3」,「2」の吸着ノズル19が収納されており、種別「7」,「6」の吸着ノズル19は共通領域Co外に収納されている。一方、第1〜第6の実装用ヘッド18(図中H1〜H6で示す)には、それぞれ種別「1」,「3」,「3」,「3」,「2」「2」の吸着ノズル19が装着されている。以下の説明では、共通領域Co外に収納された吸着ノズル19に対して第1および第2の実装用ヘッド18のみがアクセスできるものとし、ノズルストッカ32Aの共通領域Co外に収納された種別「6」の吸着ノズル19を第6の実装用ヘッド18に装着する場合を例に説明する。
〔1〕第1の実装用ヘッド18に装着されている種別「1」の吸着ノズル19をノズルストッカ32Aの空きスペースに取外し、その後、ノズルストッカ32A内の種別「6」の吸着ノズル19を第1の実装用ヘッド18に装着する(図10)。
〔2〕第2の実装用ヘッド18に装着されている種別「3」の吸着ノズル19をノズルストッカ32Aの空きスペースに取外し、その後、ノズルストッカ32内の種別「1」の吸着ノズル19を第2の実装用ヘッド18に装着する(図11)。
〔3〕第1の実装用ヘッド18に装着されている種別「6」の吸着ノズル19をノズルストッカ32Aの空きスペースに取外し、その後、ノズルストッカ32内の種別「2」の吸着ノズル19を第1の実装用ヘッド18に装着する(図12)。
〔4〕第6の実装用ヘッド18に装着されている種別「2」の吸着ノズル19をノズルストッカ32Aの空きスペースに取外し、その後、ノズルストッカ32内の種別「6」の吸着ノズル19を第6の実装用ヘッド18に装着する(図13)。
〔5〕第2の実装用ヘッド18に装着されている種別「1」の吸着ノズル19をノズルストッカ32Aの空きスペースに取外し、その後、ノズルストッカ32内の種別「3」の吸着ノズル19を第2の実装用ヘッド18に装着する(図14)。
〔6〕第1の実装用ヘッド18に装着されている種別「2」の吸着ノズル19をノズルストッカ32Aの空きスペースに取外し、その後、ノズルストッカ32内の種別「1」の吸着ノズル19を第1の実装用ヘッド18に装着する(図15)。
以上の〔1〕〜〔6〕の手順に従うことによりノズルストッカ32Aの共通領域Co外に収納された種別「6」の吸着ノズル19を第6の実装用ヘッド18に装着することができる。
なお、ステップS4においてNOと判断した場合には、ステップS27に移行し、ノズルストッカ32A,32B内に収納された吸着ノズル19から最適化の条件を満たす吸着ノズル19を各実装用ヘッド18に装着する。この際、当該実装用ヘッド18に装着するべき吸着ノズル19がアクセス不可能な位置に収納されている場合には、必要に応じてステップS8に準じた並び替えを行う。
また、このフローチャートには示していないが、ステップS6においてYESと判断する場合には、実装用ヘッド18へ装着されている吸着ノズル19の数とステップS20において認識されたノズルストッカ32A,32B内の吸着ノズル19の数との合計値が、実装用ヘッド18の数とノズルストッカ32A,32B内に収納可能なノズルの数(収納孔の数)との合計値に一致するか否かを判断し、一致する場合には、ノズル並び替えが不能となるため、つまり、吸着ノズル19を取外すための空きスペースをノズルストッカ32A,32B内に設けることができず、ノズルの並び替えが不要となるため、その旨を前記表示部上に表示してオペレータに報知するとともに、ヘッドユニット5の移動を停止するか、停止状態を維持する。そして、ノズルストッカ32A,32Bに保持されている吸着ノズル19のうち不要なものを前記表示部に併せて表示することによりオペレータに報知し、これに基づきオペレータが不要吸着ノズル19の除去等の作業を行い、前記操作パネルを介して作業終了データ等が装置入力されると、ヘッドユニット5の移動が再開される。この場合、再度ステップS20に移行してノズル認識処理を行うことによりノズル情報を再取得するようにしてもよい。
以上のようにして各実装用ヘッド18に対して吸着ノズル19を最適化した状態で装着すると、図8のステップS11に移行して、実装動作を開始する。
具体的には、ヘッドユニット5を部品供給部4に移動させ、実装用ヘッド18の昇降に伴い所望のテープフィーダー4aから部品を吸着して取出させる。そして、ヘッドユニット5を部品供給部4からプリント基板3上へ移動させるとともに、この移動途中、部品認識ユニット24を作動させるとともに必要に応じてヘッドユニット5を、部品認識カメラ30A,30Bに対してその上方を通過させ、これにより吸着部品の画像認識を行い、この認識結果に基づきヘッドユニット5の移動目標位置を補正する。
そして、ヘッドユニット5がプリント基板3上に到達すると、実装用ヘッド18の昇降に伴い最初の部品をプリント基板3上に実装し、以後、ヘッドユニット5を間欠的に次の目標位置に移動させながら順次残りの吸着部品をプリント基板3上に実装する(ステップS12)。
次いで、プリント基板3に対する部品の実装が終了したか否かを判断し、ここで終了していないと判断した場合には、次の部品を部品供給部4から吸着するための前処理としてステップS14〜ステップS19(ステップS28含む)のノズル交換処理を実行する。
この処理は、実装用ヘッド18毎に現在装着されている吸着ノズル19のうち次ぎの実装動作で使用しないものがある場合に、これを次の実装動作で使用するノズルストッカ32A,32B内の吸着ノズル19と交換する処理であって、具体的な内容は上述したステップS5〜ステップS10(ステップS26含む)と同じである。すなわち、実装用ヘッド18毎にノズル交換の要否を判断しながら、必要な場合にはノズル交換を行う。この場合に、交換対象となる吸着ノズル19がノズルストッカ32Aのうち前記共通領域Co外にある場合には、上記同様に必要な並べ替えを行いながらノズル交換を行う。
ノズル交換処理が終了すると(ステップS19でYES)、ステップS11に移行して次の部品の実装動作を開始し、こうしてステップS11〜S19の処理を繰り返しながら、最終的に全ての部品がプリント基板3上に実装されたと判断すると(ステップS13でYES)、ヘッドユニット5を所定の待機位置にリセットして本フローチャートが終了する。
以上のような実装機(部品実装方法)によると、上述のように、必要な場合には、実装用ヘッド18に5つの吸着ノズル19が装着され、かつノズルストッカ32A,32Bの全ての収納孔に吸着ノズル19が収納されることにより最大37個の吸着ノズル19が装置内に交換可能に搭載された状態で実装動作が開始されるので、従来のこの種の実装機(部品実装方法)に比べると、実装作業中により多品種の吸着ノズル19を使用することが可能となる。つまり、実装作業に使用する全ての吸着ノズル19をノズルストッカに予め収納して(実装用ヘッドに吸着ノズルを未装着の状態)実装作業を開始し、開始後、直ちにノズルストッカ内から必要な吸着ノズルを実装用ヘッドに装着して実装作業を行う従来の実装機と比べると、ノズルストッカの容量が同じ場合でも、予め実装用ヘッド18に吸着ノズル19が装着されている分だけ上記実装機では多くの吸着ノズル19を実装作業で使用することができる。
従って、上記実装機によると、ノズルストッカ32A,32Bの容量を抑えながら、より多くの数および種類の吸着ノズル19を実装作業で使用することが可能となる。そのため、装置の省スペース化の要請に応えながら、より多品種の部品を実装することができるようになる。
なお、以上説明した実装機は、本発明に係る部品実装方法が適用される表面実装機の一形態であって、部品実装方法および具体的な装置構成等は本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、必要な場合には、実装用ヘッド18に5つの吸着ノズル19が装着され、かつノズルストッカ32A,32Bの全ての収納孔に吸着ノズル19が収納された状態で実装作業を開始するようにしているが、例えば、全ての実装用ヘッド18に吸着ノズル19を装着し、ノズルストッカ32A,32Bの収納孔のうち1つの収納孔を空きスペースとした状態で実装作業を開始するようにしてもよい。要は、各実装用ヘッド18に装着されている吸着ノズル19の総数とノズルストッカ32A,32Bに保持されているノズルの総数との合計値が、ノズルストッカ32A,32Bに収納(保持)可能な吸着ノズル19の総数よりも大きい状態で実装作業を開始するようにすればよい。このようにすれば、従来装置とノズルストッカ32A,32Bの容量が同じ場合でも、実装作業で使用できる吸着ノズル19の数は増えることとなるので、上記実施形態の実装機と同様の効果を得ることができる。
但し、上記実施形態のような状態、つまり実装用ヘッド18に装着可能な吸着ノズル19の総数とノズルストッカ32A,32Bに保持可能な吸着ノズル19の総数との合計値から、各実装用ヘッド18に装着されている吸着ノズル19の総数とノズルストッカ32A,32Bに収納されている吸着ノズル19の総数との合計値を減算した値が「1」となる状態で実装作業を開始するようにすれば、実装用ヘッド18又はノズルストッカ32A,32Bを無駄なく使用した状態、つまりノズル交換が可能な範囲の最大数(37個)の吸着ノズル19を装置に搭載した状態で実装作業を行うことができるため、より効果的である。
また、上記実施形態では、ノズルストッカ32A,32Bのうち一方のノズルストッカ32Aについては収納孔を共通領域Coの外側にまで延設しているが、基台1上にスペース的な余裕がある場合には、収納される全ての吸着ノズル19が共通領域Co内に収まるようにノズルストッカ32Aを構成するのが好ましい。このようにすれば全ての実装用ヘッド18がノズルストッカ32A,32B内の全ての吸着ノズル19に対してアクセス可能となるため、ノズル交換に際して図7のステップS8(図8のステップS17)のような複雑な並べ替え処理が必要なくなり、吸着ノズル19の交換作業を比較的簡単に、かつ効率良く行うことが可能になる。
本発明に係る部品実装方法が適用される表面実装機を示す平面図である。 表面実装機を示す正面図である。 実装用ヘッドの可動領域(共通領域)とノズルストッカとの関係を示す表面実装機の平面模式図である。 部品認識ユニットの構成を説明するヘッドユニットの側面略図である。 吸着ノズルの着脱構造を説明するための実装用ヘッド先端の断面図である。 ノズルストッカの構成を示す平面略図である。 実装動作の制御例(実装作業開始前の準備時)を示すフローチャートである。 実装動作の制御例(実装作業時)を示すフローチャートである。 吸着ノズルの交換方法(並替え処理)を説明するヘッドユニットおよびノズルストッカの平面模式図である。 吸着ノズルの交換方法(並替え処理)を説明するヘッドユニットおよびノズルストッカの平面模式図である。 吸着ノズルの交換方法(並替え処理)を説明するヘッドユニットおよびノズルストッカの平面模式図である。 吸着ノズルの交換方法(並替え処理)を説明するヘッドユニットおよびノズルストッカの平面模式図である。 吸着ノズルの交換方法(並替え処理)を説明するヘッドユニットおよびノズルストッカの平面模式図である。 吸着ノズルの交換方法(並替え処理)を説明するヘッドユニットおよびノズルストッカの平面模式図である。 吸着ノズルの交換方法(並替え処理)を説明するヘッドユニットおよびノズルストッカの平面模式図である。
符号の説明
4 部品供給部
4a テープフィーダー
5 ヘッドユニット
18 実装用ヘッド
30A,30B 部品認識カメラ
32A,32B ノズルストッカ

Claims (2)

  1. 部品吸着用のノズルが交換可能に装着される複数の実装用ヘッドを備えた移動可能なヘッドユニットにより部品供給部から部品を吸着して基板上に実装するとともに、ノズルストッカ内に保持されるノズルを部品の種類に応じて前記実装用ヘッドに装着して実装作業を行う表面実装機の部品実装方法であって、
    前記実装用ヘッドに装着されているノズルの総数と前記ノズルストッカ内に保持されているノズルの総数との合計値が、前記ノズルストッカに保持可能なノズルの総数よりも大きく、かつ前記実装用ヘッドに装着可能なノズルの総数と前記ノズルストッカに保持可能なノズルの総数との合計値から、前記実装用ヘッドに装着されているノズルの総数と前記ノズルストッカ内に保持されているノズルの総数との合計値を減算した値が1以上となる状態で実装作業を開始し、部品の種類に応じて前記実装用ヘッドに装着されているノズルと前記ストッカに保持されているノズルとを交換しながら実装作業を行うことを特徴とする部品実装方法。
  2. 請求項1に記載の部品実装方法において、
    前記ヘッドユニットの移動に伴う前記実装用ヘッドの移動領域のうち各実装用ヘッドに共通する領域内に予め前記ノズルストッカを配置した状態で実装作業を行うことを特徴とする部品実装方法。
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