JP7282857B2 - 部品管理方法 - Google Patents

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本明細書は、部品実装システム及びフィーダ作業用アタッチメントを開示する。
部品実装機は、フィーダセット台にセットされた複数のフィーダから供給される部品を、ヘッドに備えられた吸着ノズルで吸着して基板に実装する。フィーダセット台は、部品実装機の手前側に配置されている。フィーダは、部品保持テープが巻回されたリールを備えている。部品保持テープは、テープの長手方向に沿って設けられた凹部内に部品が保持されている。フィーダは、部品保持テープを所定ピッチで送り出すことにより、部品が吸着ノズルによって吸着されるようにする。こうした部品実装機の稼働中に、いずれかのフィーダの部品残量がなくなった時には、そのフィーダをフィーダセット台から取り外し、部品実装機から離れた位置に設けられた作業台上で部品補給作業を実施する。
このように部品実装機から離れた位置で部品補給作業を実施するのは、作業効率上、好ましいとはいえない。この点を考慮して、特許文献1では、フィーダセット台にフィーダ作業用アタッチメントをセットし、そのフィーダ作業用アタッチメントにフィーダを連結し、そのフィーダの部品補給作業を行うことが提案されている。部品補給作業は、フィーダのリールに巻かれた部品保持テープを掛け替えたりリールを交換したりする作業である。フィーダをフィーダセット台にセットしたまま部品補給作業を実施すると、部品実装機のヘッドやカバー等が部品補給作業を妨げることがある。これに対して、フィーダ作業用アタッチメントに連結したフィーダの部品補給作業を実施する場合、フィーダ作業用アタッチメントの長さ分だけフィーダは部品実装機の手前側に退避した状態になっている。そのため、部品補給作業を実装機と干渉することなく実施することができる。
特開2008-130851号公報
ところで、あるフィーダについて、それまで部品実装機へ供給していた部品とは異なる部品を次回から供給するように変更することがある。その場合、作業者は、管理装置において、そのフィーダのフィーダIDに対応づけられた部品の部品IDを更新する。こうしたフィーダIDと部品IDとの対応関係を更新する作業も、できるだけ簡略化することが望まれていた。
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであり、フィーダ識別情報と部品識別情報との対応関係を容易に管理することを主目的とする。
本開示の部品実装システムは、
フィーダセット台にセットされたフィーダから供給される部品を基板上に実装する部品実装機と、
前記フィーダの代わりに前記フィーダセット台にセット可能で、前記フィーダセット台にセットされる側とは反対側に前記フィーダを連結可能なフィーダ作業用アタッチメントと、
前記フィーダのフィーダ識別情報と前記フィーダによって供給される部品の部品識別情報との対応関係を記憶する記憶装置と、
前記記憶装置に記憶された前記対応関係を管理する管理装置と、
を備え、
前記管理装置は、前記フィーダセット台に前記フィーダ作業用アタッチメントがセットされ、前記フィーダ作業用アタッチメントに前記フィーダが連結されたあと、前記連結されたフィーダから該フィーダのフィーダ識別情報を受信すると、前記記憶装置に記憶された前記対応関係のうち、受信した前記フィーダ識別情報に対応する前記部品識別情報を書き換え可能な状態にする、
ものである。
この部品実装システムでは、管理装置は、フィーダセット台にフィーダ作業用アタッチメントがセットされ、フィーダ作業用アタッチメントにフィーダが連結されたあと、連結されたフィーダから該フィーダのフィーダ識別情報を受信すると、記憶装置に記憶された対応関係のうち、受信したフィーダ識別情報に対応する部品識別情報を書き換え可能な状態にする。そのため、作業者は、管理装置において、フィーダのフィーダ識別情報に対応づけられた部品の部品識別情報を書き換え可能な状態にする作業を行う必要がない。したがって、フィーダ識別情報と部品識別情報との対応関係を容易に管理することができる。
本開示のフィーダ作業用アタッチメントは、
フィーダセット台にセットされたフィーダから供給される部品を基板上に実装する部品実装機の前記フィーダセット台に前記フィーダの代わりにセット可能で、前記フィーダセット台にセットされる側とは反対側に前記フィーダを連結可能なフィーダ作業用アタッチメントであって、
前記フィーダセット台にセットされた前記フィーダ作業用アタッチメントに連結された前記フィーダと、前記フィーダのフィーダ識別情報と前記フィーダによって供給される部品の部品識別情報との対応関係を管理する管理装置とを、前記部品実装機を介して通信可能なように接続する、
ものである。
このフィーダ作業用アタッチメントでは、フィーダ作業用アタッチメントに連結されたフィーダと、フィーダのフィーダ識別情報とフィーダによって供給される部品の部品識別情報との対応関係を管理する管理装置とを、部品実装機を介して通信可能なように接続する。そのため、フィーダ識別情報と部品識別情報との対応関係を管理する管理装置は、フィーダ作業用アタッチメントを介して、フィーダからその管理に必要な情報を容易に取得することができる。
部品実装システム10の概略説明図。 フィーダセット台60にフィーダ40をセットする様子を示す斜視図。 フィーダセット台60にセットされたフィーダ40の概略を示す側面図。 部品実装システム10の電気的接続を示すブロック図。 アタッチメント80にフィーダ40を連結したときの概略を示す側面図。 部品実装システム10の電気的接続を示すブロック図。 部品管理処理のフローチャート。 フィーダIDと部品IDとの対応関係を示す説明図。 フィーダIDと部品IDとの対応関係を示す説明図。
本開示の作業管理装置を含む好適な実施形態を、図面を参照しながら以下に説明する。図1は部品実装システム10の概略説明図、図2はフィーダセット台60にフィーダ40をセットする様子を示す斜視図、図3はフィーダセット台60にセットされたフィーダ40の概略を示す側面図、図4は部品実装システム10の電気的接続を示すブロック図である。なお、本実施形態において、左右方向(X軸)、前後方向(Y軸)及び上下方向(Z軸)は、図1に示した通りとする。
部品実装システム10は、図1に示すように、部品実装機20と、管理装置70とを備えている。
部品実装機20は、基板搬送装置22と、ヘッドユニット30と、パーツカメラ39、フィーダ40と、フィーダセット台60と、実装機コントローラ68とを備えている。
基板搬送装置22は、前後に間隔を開けて設けられ左右方向に延びる一対のコンベアベルト26,26(図1では片方のみ図示)を備えている。基板12は、一対のコンベアベルト26,26の上面に乗せられて左から右へと搬送される。この基板12は、所定の取込位置に到達すると、裏面側に多数立設された支持ピン28によって支持される。
ヘッドユニット30は、X軸スライダ32の前面に着脱可能に取り付けられている。X軸スライダ32は、Y軸スライダ34の前面に設けられた左右方向に延びる上下一対のガイドレール34a,34aにスライド可能に取り付けられている。Y軸スライダ34は、前後方向に延びる左右一対のガイドレール36,36にスライド可能に取り付けられている。ヘッドユニット30は、X軸スライダ32が左右方向に移動するのに伴って左右方向に移動し、Y軸スライダ34が前後方向に移動するのに伴って前後方向に移動する。なお、各スライダ32,34は、それぞれ駆動モータ(図示せず)により駆動される。ヘッドユニット30は、ノズル38を備えたヘッド37を有している。ノズル38は、圧力を利用して、ノズル先端に部品を吸着したり、ノズル先端に吸着している部品を離したりするものである。このノズル38は、ヘッドユニット30に搭載された図示しないZ軸ボールネジ機構によって高さ調整が可能となっている。ヘッド37やノズル38は、部品の種類や大きさなどに応じて適宜交換される。
パーツカメラ39は、フィーダセット台60と基板搬送装置22との間であって左右方向の長さの略中央にて、撮像方向が上向きとなるように設置されている。このパーツカメラ39は、その上方を通過するノズル38に吸着された部品を撮像し、撮像により得られた画像を実装機コントローラ68へ出力する。
フィーダ40は、図2及び図3に示すように、リール41と、リール41を回転可能に支持するフィーダ本体43とを備えている。リール41には、長手方向に沿って複数の収容凹部(図示せず)を有するテープ42が巻回されている。各収容凹部には、部品が収容されている。これらの部品は、テープ42の表面を覆うフィルム(図示せず)によって保護されている。フィーダ本体43の後端面には、上下一対の位置決めピン44,44が設けられ、その一対の位置決めピン44,44の間にコネクタ45が設けられている。フィーダ本体43の下面には、前後方向に延びる断面逆T字形のレール46が設けられている。フィーダ本体43の下面のうちレール46の手前側には、クランプ部材47が設けられている。クランプ部材47は、図3に示すように、バネ47aにより下面から下方に突出するように付勢されている。クランプ部材47は、フィーダ本体43の前方上面に設けられたクランプレバー48にワイヤ49を介して連結されている。クランプレバー48を操作していない状態では、クランプレバー48はクランプ位置(図3の実線参照)にあり、クランプ部材47は下面から突出している。このクランプレバー48がクランプ解除位置(図3の点線参照)に回動されると、クランプ部材47はワイヤ49を介して引っ張られて下面から没入する。テープ送り装置50は、サーボモータ52の動力を各種ギヤを介してスプロケット54に伝達してスプロケット54を回転させ、スプロケット54に係合されたテープ42を後方へ送り出す。テープ42の収容凹部に収容された部品を覆うフィルムは、所定の部品供給位置56へ到達する前に剥離される。フィーダ本体43は、部品供給位置56の近傍にテープセンサ58を備えている。テープセンサ58は、テープ42を検出するセンサである。フィーダ本体43は、フィーダコントローラ51(図4参照)を内蔵している。フィーダコントローラ51は、テープセンサ58から検出信号を入力したり送り装置50へ制御信号を出力したりする。
フィーダセット台60は、図2及び図3に示すように、上面に複数のスロット62を有している。スロット62は、前後方向に延びる断面逆T字溝であり、フィーダ40のレール46が差し込まれるようになっている。スロット62の途中にはクランプ溝67が設けられている。フィーダセット台60は、後端に立壁を有している。この立壁には、各スロット62に対応する位置にコネクタ65が設けられると共に、コネクタ65の上下に位置決め穴64,64が設けられている。フィーダ40のレール46をスロット62の前方から後方へ差し込んでいくと、フィーダ40の下面に設けられたクランプ部材47がクランプ溝67に嵌まり込む。これにより、フィーダ40は、スロット62に縦置き状態に支持されると共に、クランプ部材47とクランプ溝67とによって前後方向の位置が決まる。また、フィーダ40の位置決めピン44,44がフィーダセット台60の位置決め穴64,64に嵌まり込むと共に、フィーダ40のコネクタ45がフィーダセット台60のコネクタ65に電気的に接続される。これにより、フィーダ40には、部品実装機20から電源が供給される。また、図4に示すように、フィーダコントローラ51は、実装機コントローラ68と双方向通信可能になると共に、実装機コントローラ68を介して管理装置70と双方向通信可能になる。
実装機コントローラ68は、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、各種プログラムを記憶するROM、各種データを記憶するHDD、作業領域として用いられるRAMなどを備えている。これらは、図示しないバスを介して電気的に接続されている。また、実装機コントローラ68は、基板搬送装置22やX軸スライダ32、Y軸スライダ34、Z軸ボールネジ機構などへ制御信号を出力可能なように接続されると共に、パーツカメラ39から画像を入力可能なように接続されている。
管理装置70は、図4に示すように、CPU71を中心とするマイクロプロセッサであって、各種プログラムを記憶するROM72、各種データを記憶するHDD73、作業領域として用いられるRAM74などを備えている。これらは、図示しないバスを介して電気的に接続されている。この管理装置70は、部品管理データベース75(記憶装置に相当)とアクセス可能に接続されている。部品管理データベース75は、部品実装機20のフィーダセット台60にセットされた各フィーダ40のフィーダIDとそのフィーダ40のリール41から供給される部品の部品IDとを対応づけて記憶している。フィーダIDはフィーダ40を識別するための符号であり、部品IDは部品を識別するための符号である。
次に、部品実装機20の動作について説明する。部品実装機20の実装機コントローラ68は、管理装置70から受信した生産ジョブに基づいて、基板搬送装置22やX軸スライダ32、Y軸スライダ34、Z軸ボールネジ機構、パーツカメラ39などを制御して複数の部品が実装された基板12を生産する。具体的には、実装機コントローラ68は、各フィーダ40によって供給される部品をノズル38に吸着させ、パーツカメラ39にその部品を撮像させ、撮像された画像に基づいて補正を行い、その後、ノズル38に吸着された部品が基板12上に順次実装されるように制御する。
部品実装機20の生産ジョブを別の生産ジョブに切り替えるとき、作業者は段取り替えを行う。段取り替えでは、作業者はリール41の掛け替え作業を行う。具体的には、作業者は、別の生産ジョブに使用する部品を保持するテープ42が巻回されているリール41を用意し、そのリール41をフィーダ40のフィーダ本体43に掛け替える。リール41には、テープ42に保持された部品の部品IDを示すバーコードシール41a(図2参照)が貼付されている。
リール41の掛け替え作業は、フィーダ40をフィーダセット台60にセットしたままの状態では実施することはできない。図3に示すように、フィーダセット台60にフィーダ40がセットされた状態では、フィーダ40のうちリール41よりも後方の部分は部品実装機20の前カバー14によって覆われているからである。そのため、リール41の掛け替え作業を行うには、まず、作業者は、フィーダ40のクランプレバー48をクランプ解除位置に回動してクランプ部材47をクランプ溝67から外し、フィーダ40をフィーダセット台60のスロット62から抜き取る。続いて、作業者は、空いているスロット62にアタッチメント80(図5参照、フィーダ作業用アタッチメントに相当)を差し込み、そのアタッチメント80の前方にフィーダ40を連結する。こうすることにより、フィーダ40の全体が前カバー14から前方に露出した状態になるため、リール41の掛け替え作業を実施することができる。
ここで、アタッチメント80について図5及び図6を参照しながら説明する。図5はスロット62に差し込まれたアタッチメント80の前方にフィーダ40を連結したときの概略を示す側面図であり、図6はそのときの電気的接続を示すブロック図である。
アタッチメント80は、フィーダセット台60にセットされるアタッチメント本体81と、アタッチメント本体81の前方に設けられたフィーダ支持部材90とを有している。アタッチメント80の左右方向の幅は、フィーダ40の左右方向の幅と同等である。そのため、フィーダセット台60のスロット62にアタッチメント80を差し込んだ場合、そのスロット62の両側にフィーダ40が差し込まれていたとしても、それらのフィーダ40とアタッチメント80とが干渉することはない。
アタッチメント本体81は、後端面に上下一対の位置決めピン84,84を備え、一対の位置決めピン84,84の間に第1中継コネクタ85を備えている。アタッチメント本体81は、下面に前後方向に延びる断面逆T字形のレール86を備えている。このレール86は、フィーダ本体43のレール46と同じ形状である。アタッチメント本体81は、下面のうちレール86の手前側にクランプ部材87を備えている。クランプ部材87は、フィーダ本体43のクランプ部材47と同様、クランプレバー88によって下面から突出させたり没入させたりすることができる。
フィーダ支持部材90は、アタッチメント本体81の前方に伸び出した細長い部材である。フィーダ支持部材90の上面には、フィーダセット台60のスロット62と同様のスロット92が一つ設けられている。そのため、フィーダ支持部材90は、アタッチメント80のうちフィーダセット台60にセットされる側とは反対側にフィーダ40を連結可能となっている。スロット92の途中にはクランプ溝97が設けられている。フィーダ支持部材90とアタッチメント本体81との境界には立壁が設けられている。この立壁には、第2中継コネクタ95と、この第2中継コネクタ95の上下に位置決め穴94,94が設けられている。第2中継コネクタ95は、アタッチメント本体81の内部に設けられたケーブル82を介して第1中継コネクタ85と電気的に接続されている。
アタッチメント本体81のレール86をフィーダセット台60のスロット62の前方から後方へ差し込んでいくと、アタッチメント本体81の下面に設けられたクランプ部材87がクランプ溝67に嵌まり込む。これにより、アタッチメント80は、スロット62に縦置き状態に支持されると共に、クランプ部材87とクランプ溝67とによって前後方向の位置が決まる。また、アタッチメント80の第1中継コネクタ85及び位置決めピン84,84は、フィーダセット台60のコネクタ65及び位置決め穴64,64に嵌まり込む。なお、アタッチメント80をスロット62から外す場合、クランプレバー88をクランプ解除位置(図5の点線参照)に回動してクランプ溝67とクランプ部材87との係合を解除し、その状態でアタッチメント80を手前に引き抜くようにする。
フィーダ40のレール46をスロット92の前方から後方へ差し込んでいくと、フィーダ40の下面に設けられたクランプ部材47がクランプ溝97に嵌まり込む。これにより、フィーダ40は、スロット92に縦置き状態に支持されると共に、クランプ部材47とクランプ溝97とによって前後方向の位置が決まる。また、フィーダ40の位置決めピン44,44がアタッチメント80の位置決め穴94,94に差し込まれると共にフィーダ40のコネクタ45がアタッチメント80の第2中継コネクタ95に電気的に接続される。これにより、図6に示すように、フィーダ40には、アタッチメント80のケーブル82を介して部品実装機20から電源が供給される。また、フィーダコントローラ51は、アタッチメント80を介して実装機コントローラ68と双方向通信可能になり、アタッチメント80及び実装機コントローラ68を介して管理装置70と双方向通信可能になる。アタッチメント80には、通信機器83が内蔵されており、この通信機器83はケーブル82を介して実装機コントローラ68や管理装置70と通信可能に接続されている。通信機器83は、アタッチメント80を識別するためのアタッチメントIDが記憶されたメモリ83aを備えている。なお、フィーダ40をアタッチメント80から外す場合、クランプレバー48をクランプ解除位置に回動してクランプ溝97とクランプ部材47との係合を解除し、その状態でフィーダ40を手前に引き抜くようにする。
次に、リール41の掛け替え作業を実施する際に管理装置70によって実行される部品管理処理について説明する。リール41の掛け替え作業は、図5に示すように、スロット62にアタッチメント80を差し込み、そのアタッチメント80の前方にフィーダ40を連結した状態で行われる。図7は部品管理処理のフローチャートである。
管理装置70のCPU71は、部品管理処理を開始すると、まず、アタッチメント80がフィーダセット台60にセットされているか否かを判定する(S100)。具体的には、CPU71は、フィーダセット台60にセットされている機材の通信機器と通信を行い、その機材の機材IDを取得し、その機材IDがアタッチメントIDか否かによって、アタッチメント80がフィーダセット台60にセットされているか否かを判定する。S100でアタッチメント80がフィーダセット台60にセットされていなかったならば、CPU71はこの部品管理処理を終了する。
一方、S100でアタッチメント80がフィーダセット台60にセットされていたならば、CPU71は、そのアタッチメント80にフィーダ40が連結されているか否かを判定する(S110)。具体的には、CPU71は、アタッチメント80に連結されている機材のコントローラと通信を行い、その機材の機材IDを取得し、その機材IDがフィーダIDか否かを判定することによって、アタッチメント80にフィーダ40が連結されているか否かを判定する。S110でフィーダ40がアタッチメント80にセットされていなかったならば、CPU71は再びS110に戻る。
一方、S110でフィーダ40がアタッチメント80にセットされていたならば、CPU71は、そのフィーダ40からリール41が外されたか否かを判定する(S120)。具体的には、CPU71は、そのフィーダ40のテープセンサ58の検出信号に基づいてリール41が外されたか否かを判定する。すなわち、テープセンサ58がテープ42を検出していなかったならば、CPU71はフィーダ40からリール41が外されたと判定する。フィーダ40からリール41が外されていなかったならば、CPU71は再びS120に戻る。
一方、S120でフィーダ40からリール41が外されていたならば、CPU71は、アタッチメント80に連結されたフィーダ40のフィーダIDとそのフィーダIDに対応づけられた部品IDとの対応付けを解除して書き換え可能な状態にする(S130)。すなわち、CPU71は、部品管理データベース75において、そのフィーダ40のフィーダIDに部品IDが対応づけられていない状態にする。例えば、フィーダIDが“F001”だったとすると、図6に示すように、元々、このフィーダIDには部品ID“P006”が対応づけられていたのを、図8に示すように、部品IDが何も対応づけられていない状態にする。
続いて、CPU71は、新たな部品IDを取得したか否かを判定する(S140)。ここでは、作業者が、アタッチメント80に連結されたフィーダ40に掛け替えようとしているリール41のバーコードシール41aをバーコードリーダ(図示せず)で読み取る。読み取った情報は、管理装置70に送信される。バーコードリーダで読み取られた情報には、そのリール41から供給される部品の部品IDが含まれている。そのため、CPU71は、S140ではバーコードリーダから新たな部品IDを取得したか否かを判定する。S140で新たな部品IDを取得しなかったならば、CPU71は再びS140に戻る。
一方、S140で新たな部品IDを取得したならば、CPU71はリール41がフィーダ40に掛け替えられたか否かを判定する(S150)。具体的には、CPU71は、アタッチメント80に連結されたフィーダ40のテープセンサ58の検出信号に基づいてリール41が掛け替えられたか否かを判定する。テープセンサ58がテープ42を検出していたならば、CPU71はリール41がフィーダ40に掛け替えられたと判定する。S150でリール41がフィーダ40に掛け替えられていなかったならば、CPU71は再びS150に戻る。
一方、S150でリール41がフィーダ40に掛け替えられたならば、CPU71はアタッチメント80に連結されたフィーダ40のフィーダIDとS140で取得した部品IDとを対応づけて部品管理データベース75に記憶し(S160)、この部品管理処理を終了する。例えば、フィーダIDが“F001”、新たに取得した部品IDが“P010”だったとすると、図8に示すように、フィーダID“F001”に部品IDが何も対応づけられていない状態から、図9に示すように部品ID“P010”が対応づけられた状態にする。
以上説明した部品実装システム10によれば、管理装置70は、フィーダセット台60にアタッチメント80がセットされ、そのアタッチメント80にフィーダ40が連結されたあと、連結されたフィーダ40から該フィーダ40のフィーダIDを受信すると、部品管理データベース75に記憶された対応関係のうち、受信したフィーダIDに対応する部品IDを解除して書き換え可能な状態にする。そのため、作業者は、管理装置70において、フィーダ40のフィーダIDに対応づけられた部品の部品IDを書き換え可能な状態にする作業を行う必要がない。したがって、フィーダIDと部品IDとの対応関係を容易に管理することができる。
また、アタッチメント80に連結されたフィーダ40のテープセンサ58からテープ42がないことを示す情報を受信したあと、そのフィーダIDに対応する部品IDを解除して書き換え可能な状態にする。ここで、テープがないということは、そのフィーダ40のフィーダIDに対応する部品IDをリセットしても問題ない状況であるといえる。そのため、誤って、フィーダIDに対応する部品IDを書き換え可能な状態にしてしまうのを回避できる。
更に、フィーダIDに対応する部品IDを書き換え可能な状態にしたあと、アタッチメント80に連結されたフィーダ40からテープ42があることを示す情報を受信し、新たに掛けられたリール41の部品IDを認識したときに、そのフィーダIDに対応する部品IDを書き換える。そのため、部品管理データベース75に記憶された対応関係を自動的に更新することができる。
更にまた、アタッチメント80は、アタッチメント80に連結されたフィーダ40と管理装置70とを、部品実装機20を介して通信可能なように接続する。そのため、管理装置70は、アタッチメント80を介して、フィーダ40からその管理に必要な情報を容易に取得することができる。
そしてまた、アタッチメント80は、アタッチメント80に連結されたフィーダ40に部品実装機20側からの電力を供給する。そのため、フィーダ40は、テープ42の頭出しなどを行うのに必要な電力をアタッチメント80を介して部品実装機20から容易に受け取ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態のアタッチメント80は、アタッチメント80に連結されたフィーダ40と管理装置70との通信の可否を設定するスイッチ(例えばディップスイッチ)を備えていてもよい。こうすれば、フィーダ40と管理装置70との通信を行う必要がない場合には、スイッチによりその通信ができないように設定することができる。なお、このスイッチのオンオフにかかわらず、フィーダ40にはケーブル82を介して部品実装機20から電源が供給されるようにしてもよい。
上述した実施形態では、アタッチメント80は、通信機器83を備えるものとしたが、通信機器83を備えず、アタッチメントIDを記憶するメモリ83aを備えるようにしてもよい。その場合、管理装置70のCPU71は、S100においてフィーダセット台60にセットされたアタッチメント80のメモリ83aから機器IDを取得し、その機器IDがアタッチメントIDか否かを判定すればよい。
上述した実施形態では、アタッチメント80のフィーダ支持部材90をアタッチメント本体81から左側又は右側にオフセットして設けてもよい。
本開示の部品実装システムやフィーダ作業用アタッチメントは、以下のように構成してもよい。
本開示の部品実装システムにおいて、前記フィーダは、リールに巻かれたテープに保持された部品を前記部品実装機に供給可能で、且つ、前記テープの有無を検出可能であり、前記管理装置は、前記フィーダセット台に前記フィーダ作業用アタッチメントがセットされ、前記フィーダ作業用アタッチメントに前記フィーダが連結されたあと、前記連結されたフィーダから、該フィーダのフィーダ識別情報と前記テープがないことを示す情報とを受信すると、前記記憶装置に記憶された前記対応関係のうち、受信した前記フィーダ識別情報に対応する前記部品識別情報を書き換え可能な状態にしてもよい。テープがないということは、そのフィーダのフィーダ識別情報に対応する部品識別情報をリセットしても問題ない状況であるといえる。そのため、誤って、フィーダ識別情報に対応する部品識別情報を書き換え可能な状態にしてしまうのを回避できる。
その場合、前記管理装置は、前記記憶装置に記憶された前記対応関係のうち、受信した前記フィーダ識別情報に対応する前記部品識別情報を書き換え可能な状態にしたあと、前記フィーダから前記テープがあることを示す情報を受信すると共に、前記テープに保持された部品の部品識別情報を認識すると、前記記憶装置に記憶された前記対応関係のうち、受信した前記フィーダ識別情報に対応する前記部品識別情報を書き換えてもよい。こうすれば、記憶装置に記憶された対応関係を自動的に更新することができる。
本開示のフィーダ作業用アタッチメントは、前記フィーダ作業用アタッチメントに連結された前記フィーダに前記部品実装機側からの電力を供給可能であってもよい。こうすれば、フィーダは、テープの頭出しなどを行うのに必要な電力をフィーダ作業用アタッチメントを介して部品実装機から容易に受け取ることができる。
本開示のフィーダ作業用アタッチメントは、前記フィーダ作業用アタッチメントに連結された前記フィーダと前記管理装置との通信の可否を設定するスイッチを備えていてもよい。こうすれば、フィーダと管理装置との通信を行う必要がない場合には、スイッチによりその通信ができないように設定することができる。
本発明は、フィーダから供給される部品を基板上に実装する作業を行う各種産業に利用可能である。
10 部品実装システム、12 基板、14 前カバー、20 部品実装機、22 基板搬送装置、26 コンベアベルト、28 支持ピン、30 ヘッドユニット、32 X軸スライダ、34 Y軸スライダ、34a ガイドレール、36 ガイドレール、37 ヘッド、38 ノズル、39 パーツカメラ、40 フィーダ、41 リール、41a バーコードシール、42 テープ、43 フィーダ本体、44 位置決めピン、45 コネクタ、46 レール、47 クランプ部材、47a バネ、48 クランプレバー、49 ワイヤ、50 送り装置、51 フィーダコントローラ、52 サーボモータ、54 スプロケット、56 部品供給位置、58 テープセンサ、60 フィーダセット台、62 スロット、64 位置決め穴、65 コネクタ、67 クランプ溝、68 実装機コントローラ、70 管理装置、71 CPU、72 ROM、73 HDD、74 RAM、75 部品管理データベース、80 アタッチメント、81 アタッチメント本体、82 ケーブル、83 通信機器、83a メモリ、84 位置決めピン、85 第1中継コネクタ、86 レール、87 クランプ部材、88 クランプレバー、90 フィーダ支持部材、92 スロット、94 位置決め穴、95 第2中継コネクタ、97 クランプ溝。

Claims (1)

  1. 複数の部品を収容するテープが巻回されたリールと、前記リールを備えると共に前記テープを検出するテープセンサを備えたフィーダと、前記フィーダが連結されたフィーダ作業用アタッチメントとを備えた部品実装機において、前記部品をマイクロプロセッサにより管理する方法であって、
    (a)前記フィーダのフィーダ識別情報と、前記フィーダによって供給される部品の部品識別情報とを対応付けた対応関係を、記憶装置に記憶するステップと、
    (b)前記マイクロプロセッサは、前記テープセンサの検出信号を入力し該検出信号に基づいて前記リールが前記フィーダから外されたと判定すると、前記記憶装置に記憶された前記対応関係のうち、前記フィーダのフィーダ識別情報に対応する部品識別情報を解除して書き換え可能な状態にするステップと、
    を含む部品管理方法。
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