JP4768183B2 - 不飽和の分枝エステルオイルの製造方法 - Google Patents
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Description
(技術分野)
本発明は、一般に化粧用オイル成分、とりわけ炭化水素鎖中の分枝の存在を通じて有意に向上した特性により直鎖同族体と区別される実質的不飽和のエステルオイルの製造方法に関する。
【0002】
(背景技術)
エステルオイルは、その酸およびアルコール成分が一緒に少なくとも20個の炭素原子を有し、室温で液状である化粧用オイル成分であると専門家に理解されている。これら物質の望ましい特性は、酸および/またはアルコール成分中に1つまたはそれ以上の二重結合が存在することに関連するが、その存在が問題を起こす。なぜならエステルオイルは容易に自動酸化、変色の被害をこうむり、望ましくない化学変化(例えばペルオキシドおよびヒドロペルオキシドの形成)をうけるからである。
【0003】
従って、少なくとも同等の性能特性を有するエステルオイルまたは適当な物質に対する要求が市場で存在することは明らかである。しかしながら、ほとんど純粋なイソステアリルアルコールエステルは、従来、不飽和エステルオイルの唯一の代替であった。しかしながら、これらのほとんど純粋なイソステアリルアルコールエステルを製造するために、まずオレイン酸を二量化し、モノマー分枝脂肪酸画分を分離し、水素化して分別結晶に付する必要があり、イソステアリル酸が豊富である蓄積液状画分を取り出し、メタノールを用いてエステル化し、次いで得られたエステルを水素化してアルコールを形成し、最後に該アルコールを、適当な酸を用いて縮合することにより再びエステルに転化する必要がある。
【0004】
上記方法は、2つの水素化工程の故に工業的に複雑であり、イソステアリルアルコールスルフェートにおいて、限られた程度でだけ不飽和脂肪アルコールに置き換えることができる代用物を提供する。
【0005】
(発明の開示)
(発明が解決しようとする技術的課題)
従って本発明が扱う課題は、向上した性能特性により、好ましくは高酸化安定性により区別される不飽和エステルオイルの製造方法を提供することである。
【0006】
(その解決方法)
本発明は、
(a)不飽和C16〜22脂肪酸を既知の方法により二量化し、
(b)二量化工程において蓄積するモノマー画分を取り出し、
(c)この画分中に存在する実質的不飽和の分枝脂肪酸を、対応する脂肪酸メチルエステルに転化し、
(d)実質的不飽和の分枝脂肪酸メチルエステルを、二重結合を損なわずに水素化して対応する実質的不飽和の分枝脂肪アルコールを形成し、次いで
(e)実質的不飽和の分枝脂肪アルコールを既知の方法によりエステル化する、
不飽和の分枝エステルオイルの製造方法に関する。
【0007】
驚くべきことに、実質的に不飽和の分枝エステルオイルは、同じ鎖長および同じヨウ素価を有する直鎖同族体と比べて、際立って向上した自動酸化安定性を有することを見出した。さらなる利点は、向上した塗布挙動および容易な生分解性を含む。
【0009】
(発明を実施するための最良の形態)
脂肪アルコールの製造
脂肪酸の二量化およびダイマーからのモノマー脂肪酸の回収は、先行技術から十分に周知である。例えば、A. Behr らによる概説[Fat Sci. Technol. 93, 340 (1991年)]および H. Moehring らによる概説[ibid. 94, 41 (1992) および 94, 241 (1992)]参照。一連の工程(a)〜(d)により、二量化された、好ましくはモノ不飽和C16〜22脂肪酸、即ちオレイン酸、エライジン酸、ペトロセリン酸、ガドレイン酸およびエルカ酸およびこれらの混合物を基礎とし、ヨウ素価45〜85を有する実質的に不飽和の分枝脂肪アルコールが生ずる。これは、多くの適用に対して疑い無しに、全く十分である。しかしながら比較的高含有量の不飽和化合物を有する脂肪化合物が要求されている場合、二量化工程で蓄積するモノマー画分を分別結晶に付し、次いで得られた液相を、所望により蒸留後にエステル化に付すことが望ましい。得られた脂肪酸およびそのメチルエステルは、既にかなり純粋な、ヨウ素価75〜95を有するイソオレイン酸またはイソオレイン酸メチルエステルである。とにかく、メチルエステルおよび/または脂肪アルコールを、蒸留および/または分別結晶に付すること(「防寒処理」)が望ましい。脂肪酸のメタノールを用いるエステル化を既知の方法により行い、該エステル化は、比較的容易に自己を水素化するメチルエステルを製造することを目的とする。メチルエステルの代わりに、他の低級アルキルエステル、例えばエチル、プロピルまたはブチルエステルを当然製造し、次いで水素化することもできる。アルコールの選択は基本的に重要ではなく、単に経済的判断および入手可能性により決定される。メチルまたは低級アルキルエステルの代わりに、基本的に脂肪酸を直接エステル化することもできるが、これは、酸と塩を形成しない特別な触媒を使用することを含む。さらに、反応器材料は耐腐食性である必要がある。不飽和メチルエステルを水素化して対応するアルコールを形成することを、既知の方法でも行うことができる。対応する方法および触媒、特に銅および亜鉛をベースとする触媒は、例えば以下の文書:DE 43 357 81 C1、EP 0 602 108 B1、US 3,193,586 および US 3,729,520(Henkel)(これら文書の開示をはっきりと言及する。)に開示されている。
【0010】
エステル化
エステル化を、例えば式(I):
【化1】
〔式中R1COは、1〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝、脂肪族または芳香族、飽和または不飽和のアシル基である。〕
で表されるモノカルボン酸を用いて行うことができる。その典型例は、1〜5個の炭素原子を有する低級脂肪族カルボン酸、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸および吉草酸である。また適当なものは、6〜22個の炭素原子を有する脂肪酸、例えばカプロン酸、カプリル酸、2-エチルヘキサン酸、カプリン酸、ラウリン酸、イソトリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、ペトロセリン酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン酸、アラキン酸、ガドレイン酸、ベヘン酸およびエルカ酸、および例えば天然油脂の加圧加水分解、レーレン(Roelen)オキソ合成からのアルデヒドの還元または不飽和脂肪酸の二量化で得られるそれらの工業混合物である。12〜18個の炭素原子を有する工業脂肪酸、例えばココヤシ脂肪酸、パーム油脂肪酸、パーム核油脂肪酸または獣脂脂肪酸が好ましい。芳香族カルボン酸の例は、安息香酸およびケイ皮酸である。モノ塩基性カルボン酸の他に、2〜12個の炭素原子を有するポリ塩基性、場合によりヒドロキシ置換のカルボン酸、例えばコハク酸、マレイン酸、アジピン酸、フタル酸、リンゴ酸、酒石酸およびクエン酸およびそれらの混合物も、好適である。エステル化を、既知の方法、即ちアルカリまたは酸触媒の存在下、過剰の一成分および平衡から反応水を連続的に除去することにより、行い得る。
【0011】
産業上利用
新規な実質的に不飽和の分枝エステルオイルは、酸化に対して特に安定であることにより区別され、それゆえ化粧用および/または医薬製剤の製造のためのオイル成分として好適であり、該製剤中、それらは1〜90質量%、好ましくは5〜50質量%、とりわけ10〜35質量%の量で存在し得る。
【0012】
化粧品および/または医薬製剤
本発明の実質的不飽和の分枝エステルオイルを、化粧品および/または医薬製剤、例えばヘアシャンプー、ヘアローション、フォームバス、シャワーバス、クリーム、ゲル、ローション、アルコール性および水性/アルコール性溶液、乳液、ワックス/脂肪化合物、粘着性製剤、粉末または軟膏の製造のために使用し得る。これらの製剤は、穏やかな界面活性剤、オイル成分、乳化剤、過脂肪剤、真珠光沢ワックス、粘稠要素、増粘剤、ポリマー、シリコーン化合物、脂肪、ワックス、安定剤、生物起源薬剤、脱臭剤、発刊抑制剤、フケ抑制剤、被膜形成剤、膨潤剤、UV保護要素、酸化防止剤、ヒドロトロープ、保存料、駆虫剤、自己なめし剤、可溶化剤、香油、染料並びにさらなる助剤および添加剤なども含有し得る。
【0013】
穏やかな、すなわち特に皮膚化学的に融和性の適当な界面活性剤の典型例は、脂肪アルコールポリグリコールエーテルスルフェート、硫酸モノグリセリド、スルホコハク酸モノアルキルおよび/またはジアルキル、脂肪酸イセチオネート、脂肪酸サルコシネート、脂肪酸タウリド、脂肪酸グルタメート、α-オレフィンスルホネート、エーテルカルボン酸、アルキルオリゴグルコシド、脂肪酸グルカミド、アルキルアミドベタインおよび/またはタンパク質脂肪酸縮合物、好ましくはコムギタンパクをベースとする縮合物である。
【0014】
好適なオイル成分は、例えば、6〜18個、好ましくは8〜10個の炭素原子を有する脂肪アルコールをベースとするゲルベアルコール、直鎖C6 〜 22脂肪酸と直鎖C6 〜 22脂肪アルコールとのエステル、分枝C6 〜 13カルボン酸と直鎖C6 〜 22脂肪アルコールとのエステル、例えばミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸ミリスチル、ステアリン酸ミリスチル、イソステアリン酸ミリスチル、オレイン酸ミリスチル、ベヘン酸ミリスチル、エルカ酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸セチル、イソステアリン酸セチル、オレイン酸セチル、ベヘン酸セチル、エルカ酸セチル、ミリスチン酸ステアリル、パルミチン酸ステアリル、ステアリン酸ステアリル、イソステアリン酸ステアリル、オレイン酸ステアリル、ベヘン酸ステアリル、エルカ酸ステアリル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソステアリル、オレイン酸イソステアリル、ベヘン酸イソステアリル、オレイン酸イソステアリル、ミリスチン酸オレイル、パルミチン酸オレイル、ステアリン酸オレイル、イソステアリン酸オレイル、オレイン酸オレイル、ベヘン酸オレイル、エルカ酸オレイル、ミリスチン酸ベヘニル、パルミチン酸ベヘニル、ステアリン酸ベヘニル、イソステアリン酸ベヘニル、オレイン酸ベヘニル、ベヘン酸ベヘニル、エルカ酸ベヘニル、ミリスチン酸エルシル、パルミチン酸エルシル、ステアリン酸エルシル、イソステアリン酸エルシル、オレイン酸エルシル、ベヘン酸エルシルおよびエルカ酸エルシルである。
【0015】
また好適なものは、直鎖C6 〜 22脂肪酸と分枝アルコール、とりわけ2-エチルヘキサノールとのエステル、ヒドロキシカルボン酸と直鎖または分枝C6 〜 22脂肪アルコールとのエステル、特にリンゴ酸ジオクチル、直鎖および/または分枝脂肪酸と多価アルコール(例えばプロピレングリコール、ダイマージオールまたはトリマートリオール)および/またはゲルベアルコールとのエステル、C6 〜 10脂肪酸をベースとするトリグリセリド、C6 〜 18脂肪酸をベースとする液状モノ/ジ/トリグリセリド混合物、C6 〜 22脂肪アルコールおよび/またはゲルベアルコールと芳香族カルボン酸、とりわけ安息香酸とのエステル、C2 〜 12ジカルボン酸と、1〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝アルコール、または2〜10個の炭素原子および2〜6個のヒドロキシル基を有するポリオールとのエステル、植物油、分枝第1級アルコール、置換シクロヘキサン、直鎖および分枝C6 〜 22脂肪アルコールカーボネート、ゲルベカーボネート、安息香酸と、直鎖および/または分枝C6 〜 22アルコールとのエステル(例えば Finsolv(商標) TN)、アルキル基1個につき6〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝の対称または非対称ジアルキルエーテル、エポキシド化脂肪酸エステルとポリオールとの開環生成物、シリコーンオイルおよび/または脂肪族またはナフタレン性炭化水素、例えばスクアラン、スクアレンまたはジアルキルシクロヘキサンである。
【0016】
好適な乳化剤は、例えば以下の群の少なくとも1種からの非イオン界面活性剤である:
・エチレンオキシド2〜30molおよび/またはプロピレンオキシド0〜5molの、直鎖C8 〜 22脂肪アルコール、C12 〜 22脂肪酸、アルキル基中に8〜15個の炭素原子を有するアルキルフェノールおよびアルキル基中に8〜22個の炭素原子を有するアルキルアミンへの付加生成物、
・アルキル基中に8〜22個の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド、およびそのエトキシル化類似体、
・エチレンオキシド1〜15molとヒマシ油および/または水素化ヒマシ油との付加生成物、
・エチレンオキシド15〜60molとヒマシ油および/または水素化ヒマシ油との付加生成物
【0017】
・グリセロールおよび/またはソルビタンと、12〜22個の炭素原子を有する不飽和、直鎖または飽和、分枝の脂肪酸、および/または3〜18個の炭素原子を有するヒドロキシカルボン酸との部分エステル、およびエチレンオキシド1〜30molとのその付加生成物、
・ポリグリセロール(平均自己縮合度2〜8)、ポリエチレングリコール(分子量400〜5,000)、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、糖アルコール(例えばソルビトール)、アルキルグルコシド(例えばメチルグルコシド、ブチルグルコシド、ラウリルグルコシド)およびポリグルコシド(例えばセルロース)と、12〜22個の炭素原子を有する飽和および/または不飽和、直鎖または分枝の脂肪酸、および/または3〜18個の炭素原子を有するヒドロキシカルボン酸との部分エステル、およびエチレンオキシド1〜30molとのその付加生成物、
・DE 11 65 574 PS に従うペンタエリスリトール、脂肪酸、クエン酸および脂肪アルコールの混合エステル、および/または6〜22個の炭素原子を有する脂肪酸、メチルグルコースおよびポリオール、好ましくはグリセロールまたはポリグリセロールの混合エステル
【0018】
・モノ-、ジ-およびトリアルキルホスフェート、およびモノ-、ジ-および/またはトリPEGアルキルホスフェート、およびその塩、
・羊毛ろうアルコール、
・ポリシロキサン/ポリアルキルポリエーテルコポリマー、および対応する誘導体、
・ポリアルキレングリコール、および
・グリセロールカーボネート。
【0019】
エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドと、脂肪アルコール、脂肪酸、アルキルフェノール、またはヒマシ油との付加生成物は、既知の市販製品である。それらは、平均アルコキシル化度がエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシド量とそれにより付加反応が行われる基質量との間の比に対応する、同族体混合物である。エチレンオキシドとグリセロールとの付加生成物のC12/18脂肪酸モノエステルおよびジエステルは、化粧用配合物のための再脂肪剤として DE 20 24 051 PS から知られている。
【0020】
アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド、それらの製造および使用は先行技術から知られている。それらは、特にグルコースまたはオリゴ糖類と8〜18個の炭素原子を有する第1級アルコールとを反応させることにより製造される。グルコシド単位に関する限り、環式糖単位がグリコシド結合により脂肪アルコールに結合しているモノグリコシド、および好ましくは約8までのオリゴマー度を有するオリゴマーグリコシドの、両方が好適である。オリゴマー度は、そのような工業生成物に典型的な同族体分布が基礎とする統計平均値である。
【0021】
好適な部分グリセリドの典型例は、ヒドロキシステアリン酸モノグリセリド、ヒドロキシステアリン酸ジグリセリド、イソステアリン酸モノグリセリド、イソステアリン酸ジグリセリド、オレイン酸モノグリセリド、オレイン酸ジグリセリド、リシノール酸モノグリセリド、リシノール酸ジグリセリド、リノール酸モノグリセリド、リノール酸ジグリセリド、リノレン酸モノグリセリド、リノレン酸ジグリセリド、エルカ酸モノグリセリド、エルカ酸ジグリセリド、酒石酸モノグリセリド、酒石酸ジグリセリド、クエン酸モノグリセリド、クエン酸ジグリセリド、リンゴ酸モノグリセリド、リンゴ酸ジグリセリド、および製造プロセスからの少量のトリグリセリドをなお含有し得るそれらの工業混合物である。エチレンオキシド1〜30mol、好ましくは5〜10molと記載した部分グリセリドとの付加生成物も好適である。
【0022】
好適なソルビタンエステルは、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンセスキイソステアレート、ソルビタンジイソステアレート、ソルビタントリイソステアレート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタンジオレエート、ソルビタントリオレエート、ソルビタンモノエルケート、ソルビタンセスキエルケート、ソルビタンジエルケート、ソルビタントリエルケート、ソルビタンモノリシノレエート、ソルビタンセスキリシノレエート、ソルビタンジリシノレエート、ソルビタントリリシノレエート、ソルビタンモノヒドロキシステアレート、ソルビタンセスキヒドロキシステアレート、ソルビタンジヒドロキシステアレート、ソルビタントリヒドロキシステアレート、ソルビタンモノタルトレート、ソルビタンセスキタルトレート、ソルビタンジタルトレート、ソルビタントリタルトレート、ソルビタンモノシトレート、ソルビタンセスキシトレート、ソルビタンジシトレート、ソルビタントリシトレート、ソルビタンモノマレエート、ソルビタンセスキマレエート、ソルビタンジマレエート、ソルビタントリマレエートおよびそれらの工業混合物である。エチレンオキシド1〜30mol、好ましくは5〜10molと記載したソルビタンエステルとの付加生成物も好適である。
【0023】
好適なポリグリセロールエステルの典型例は、ポリグリセロール-2 ジプロピルヒドロキシステアレート(Dehymuls(商標) PGPH)、ポリグリセリン-3 ジイソステアレート(Lameform(商標) TGI)、ポリグリセリル-4 イソステアレート(Isolan(商標) GI 34)、ポリグリセリル-3 オレエート、ジイソステアロイルポリグリセリル-3 ジイソステアレート(Isolan(商標) PDI)、ポリグリセリル-3 メチルグルコースジステアレート(Tego Care(商標) 450)、ポリグリセリル-3 蜜ろう(Beeswax)(Cera Bellina(商標))、ポリグリセリル-4 カプレート(Polyglycerol Caprate T2010/90)、ポリグリセリル-3 セチルエーテル(Chimexane(商標) NL)、ポリグリセリル-3 ジステアレート(Cremophor(商標) GS 32)およびポリグリセリルポリリシノレエート(Admul(商標) WOL 1403)、ポリグリセリルジメレート(Dimerate)イソステアレートおよびそれらの混合物である。
【0024】
他の好適なポリエステルの例は、トリメチロールプロパンまたはペンタエリスリトールと、ラウリン酸、ココ脂肪酸、獣脂脂肪酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘン酸とのモノ-、ジ-およびトリエステル、および場合によりエチレンオキシド1〜30molと反応した類似物である。
【0025】
他の好適な乳化剤は、両性イオン界面活性剤である。両性イオン界面活性剤は、少なくとも1個の第4級アンモニウム基および、少なくとも、1個のカルボキシレートおよび1個のスルフォネート基を分子中に有する界面活性化合物である。特に好適な両性イオン界面活性剤はいわゆるベタインであり、アルキルまたはアシル基中に8〜18個の炭素原子を有する、N-アルキル-N,N-ジメチルアンモニウムグリシネート、例えばココアルキルジメチルアンモニウムグリシネート、N-アシルアミノプロピル-N,N-ジメチルアンモニウムグリシネート、例えばココアシルアミノプロピルジメチルアンモニウムグリシネート、および2-アルキル-3-カルボキシメチル-3-ヒドロキシエチルイミダゾリン、およびココアシルアミノエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルグリシネートのようなものである。コカミドプロピル(Cocamidopropyl)ベタインのCTFA名で知られている脂肪酸アミド誘導体が特に好ましい。
【0026】
両性界面活性剤も、好適な乳化剤である。両性界面活性剤は、C8/18アルキルまたはアシル基に加えて、少なくとも1個の遊離アミノ基および少なくとも1個の-COOH-または-SO3H基を分子中に有し、分子内塩を形成することができる界面活性化合物である。好適な両性界面活性剤の例は、アルキル基中に約8〜18個の炭素原子を有する、N-アルキルグリシン、N-アルキルプロピオン酸、N-アルキルアミノ酪酸、N-アルキルイミノジプロピオン酸、N-ヒドロキシエチル-N-アルキルアミドプロピルグリシン、N-アルキルタウリン、N-アルキルサルコシン、2-アルキルアミノプロピオン酸およびアルキルアミノ酢酸である。特に好ましい両性界面活性剤は、N-ココアルキルアミノプロピオネート、ココアシルアミノエチルアミノプロピオネートおよびC12/18アシルサルコシンである。
【0027】
最後に、他の好適な乳化剤は、カチオン界面活性剤、エステルクアット(Esterquats)型のものであり、メチル4級化ジ脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩が特に好ましい。
【0028】
過脂肪剤を、例えばラノリンおよびレシチン、さらにポリエトキシル化またはアシル化ラノリンおよびレシチン誘導体、ポリオール脂肪酸エステル、モノグリセリドおよび脂肪酸アルカノールアミドのような物質から選択し得る。脂肪酸アルカノールアミドは、気泡安定剤としても作用する。
【0029】
好適な真珠光沢ワックスは、例えばアルキレングリコールエステル、特にエチレングリコールジステアレート、脂肪酸アルカノールアミド、特にココ脂肪酸ジエタノールアミド、部分グリセリド、特にステアリン酸モノグリセリド、ポリ塩基性、場合によりヒドロキシ置換のカルボン酸と6〜22個の炭素原子を有する脂肪アルコールとのエステル、特に酒石酸の長鎖エステル、脂肪化合物、例えば合計で少なくとも24個の炭素原子を有する、脂肪アルコール、脂肪ケトン、脂肪アルデヒド、脂肪エーテルおよび脂肪カーボネート、特にラウロンおよびジステアリルエーテル、脂肪酸、例えばステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸またはベヘン酸、12〜22個の炭素原子を有するオレフィンエポキシドと、12〜22個の炭素原子を有する脂肪アルコールおよび/または2〜15個の炭素原子および2〜10個のヒドロキシル基を有するポリオールとの開環生成物、およびそれらの混合物である。
【0030】
主に用いる粘稠要素は、12〜22個、好ましくは16〜18個の炭素原子を有する脂肪アルコールまたはヒドロキシ脂肪アルコール、さらに部分グリセリド、脂肪酸またはヒドロキシ脂肪酸である。これら物質とアルキルオリゴグリコシドおよび/または同じ鎖長の脂肪酸N-メチルグリカミドおよび/またはポリグリセロールポリ-12-ヒドロキシステアレートとの組合せを、好ましくは使用する。
【0031】
好適な増粘剤は、例えば、Aerosil(商標) タイプ(親水性シリカ)、多糖類、とりわけキサンタンガム、グアール、寒天、アルギナートおよびチロース、カルボキシメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロース、さらに比較的高分子量のポリエチレングリコール脂肪酸モノエステルおよびジエステル、ポリアクリレート(例えば Carbopols(商標)[Goodrich]または Synthalens(商標)[Sigma])、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコールおよびポリビニルピロリドン、界面活性剤、例えばエトキシル化脂肪酸グリセリド、脂肪酸と、ポリオール、例えばペンタエリスリトールまたはトリメチロールプロパンとのエステル、狭範囲の脂肪アルコールエトキシレートまたはアルキルオリゴグルコシドおよび電解質、例えば塩化ナトリウムおよび塩化アンモニウムである。
【0032】
好適なカチオン性ポリマーは、例えば、カチオン性セルロース誘導体、例えば Amerchol から Polymer JR 400(商標) の名前で入手できる4級化ヒドロキシエチルセルロース、カチオン性デンプン、ジアルキルアンモニウム塩およびアクリルアミドのコポリマー、4級化ビニルピロリドン/ビニルイミダゾールポリマー、例えば Luviquat(商標)(BASF)、ポリグリコールおよびアミンの縮合生成物、4級化コラーゲンポリペプチド、例えばラウリルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン(Lamequat(商標) L、Gruenau)、4級化小麦ポリペプチド、ポリエチレンイミン、カチオン性シリコーンポリマー、例えばアモジメチコーン、アジピン酸およびジメチルアミノヒドロキシプロピルジエチレントリアミンのコポリマー(Cartaretine(商標)、Sandoz)、アクリル酸とジメチルジアリルアンモニウムクロリドとのコポリマー(Merquat(商標) 550、Chemviron)、例えば FR-A 2 252 840 A に記載されているようなポリアミノポリアミドおよびその架橋化水溶性ポリマー、カチオン性キチン誘導体、例えば場合により微結晶分布の4級化キトサン、ジハロアルキル、例えばジブロモブタンと、ビスジアルキルアミン、例えばビスジメチルアミノ-1,3-プロパンとの縮合生成物、カチオン性グアールゴム、例えば Celanese の Jaguar(商標) CBS、Jaguar(商標) C-17、Jaguar(商標) C16、4級化アンモニウム塩ポリマー、例えば Miranol の Miranol(商標) A-15、Miranol(商標) AD-1、Miranol(商標) AZ-1 である。
【0033】
好適なアニオン性、両性イオン性、両性および非イオン性ポリマーは、例えば、ビニルアセテート/クロトン酸コポリマー、ビニルピロリドン/ビニルアクリレートコポリマー、ビニルアセテート/ブチルマレエート/イソボルニルアクリレートコポリマー、メチルビニルエーテル/無水マレイン酸コポリマーおよびそのエステル、未架橋および多架橋化ポリアクリル酸、アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド/アクリレートコポリマー、オクチルアクリルアミド/メチルメタクリレート/tert-ブチルアミノエチルメタクリレート/2-ヒドロキシプロピルメタクリレートコポリマー、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/ビニルアセテートコポリマー、ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレート/ビニルカプロラクタムターポリマー、および任意に誘導化されているセルロースエーテルおよびシリコーンである。
【0034】
好適なシリコーン化合物は、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、環式シリコーン、および室温で液状および樹脂状の両方であり得るアミノ-、脂肪酸-、アルコール-、ポリエーテル-、エポキシ-、フッ素-、グリコシド-および/またはアルキル-変性シリコーン化合物である。他の好適なシリコーン化合物は、平均鎖長200〜300のジメチルシロキサン単位を有するジメチコーンの混合物であるシメチコーン、および水素化シリケートである。好適な揮発性シリコーンの詳細な全体像は、Todd らの、Cosm. Toil. 91, 27 (1976年) で見出すことができる。
【0035】
脂肪の典型例はグリセリドであり、一方、好適なワックスは、とりわけ天然ワックス、例えばカンデリラろう、カルナウバろう、木ろう、アフリカハネガヤろう、コルクろう、グアルマろう、ライスオイルろう、サトウキビろう、オウリカリろう、モンタンろう、蜜ろう、セラックろう、鯨ろう、ラノリン(羊毛ろう)、尾羽脂、セレシン、オゾセライト(地ろう)、ペトロラタム、パラフィンワックスおよびマイクロワックス、化学変性ワックス(硬ろう)、例えばモンタンエステルろう、サソールろう、水素化ホホバろう、および合成ワックス、例えばポリアルキレンワックスおよびポリエチレングリコールワックスである。
【0036】
脂肪酸の金属塩、例えば、ステアリン酸またはリシノール酸のマグネシウム、アルミニウムおよび/または亜鉛塩を、安定剤として使用し得る。
本発明における生物起源薬剤は、例えば、トコフェロール、酢酸トコフェロール、パルミチン酸トコフェロール、アスコルビン酸、デオキシリボ核酸、レチノール、ビサボロール、アラントイン、フィタントリオール、パンテノール、AHA酸、アミノ酸、セラミド、疑似セラミド、精油、植物抽出物およびビタミン錯体である。
【0037】
化粧用脱臭剤は、体臭を中和し、隠し、または除去する。体臭は、アポクリン腺発汗に皮膚細菌が作用する結果、不快臭の分解生成物が形成されることを通じて形成される。従って脱臭剤は、微生物阻害剤、酵素阻害剤、臭気吸収剤または臭気マスキング剤として作用する活性要素を含有する。
【0038】
基本的に好適な微生物阻害剤は、グラム陽性細菌に対して作用するあらゆる物質、例えば4-ヒドロキシ安息香酸、その塩およびエステル、N-(4-クロロフェニル)-N'-(3,4-ジクロロフェニル)-尿素、2,4,4'-トリクロロ-2'-ヒドロキシジフェニルエーテル(トリクロサン)、4-クロロ-3,5-ジメチルフェノール、2,2'-メチレン-ビス-(6-ブロモ-4-クロロフェノール)、3-メチル-4-(1-メチルエチル)-フェノール、2-ベンジル-4-クロロフェノール、3-(4-クロロフェノキシ)-プロパン-1,2-ジオール、3-ヨード-2-プロピルブチルカーバメート、クロルへキシジン、3,4,4'-トリクロロカーバニリド(TTC)、抗細菌性香料、チモール、サイム油、オイゲノール、イラクサ油、メントール、ハッカ油、ファルネソール、フェノキシエタノール、グリセロールモノラウレート(GML)、ジグリセロールモノカプレート(DMC)、サリチル酸-N-アルキルアミド、例えばサリチル酸-n-オクチルアミドまたはサリチル酸-n-デシルアミドである。
【0039】
好適な酵素阻害剤は、例えばエステラーゼ阻害剤である。エステラーゼ阻害剤は、好ましくはトリアルキルシトレート、例えばトリメチルシトレート、トリプロピルシトレート、トリイソプロピルシトレート、トリブチルシトレート、特にトリエチルシトレート(Hydagen(商標) CAT、Henkel KGaA、デュッセルドルフ、FRG)である。エステラーゼ阻害剤は酵素活性を阻害し、それにより臭気形成を減少させる。他のエステラーゼは、ステロールスルフェートまたはホスフェート、例えばラノステロール、コレステロール、カンペステロール、スチグマステロールおよびシトステロールスルフェートまたはホスフェート、ジカルボン酸およびそのエステル、例えばグルタル酸、グルタル酸モノエチルエステル、グルタル酸ジエチルエステル、アジピン酸、アジピン酸モノエチルエステル、アジピン酸ジエチルエステル、マロン酸およびマロン酸ジエチルエステル、ヒドロキシカルボン酸およびそのエステル、例えばクエン酸、リンゴ酸、酒石酸または酒石酸ジエチルエステル、および亜鉛グリシネートである。
【0040】
好適な臭気吸収剤は、臭気形成化合物を吸収し、たいてい保持することができる物質である。それらは個々の成分の分圧を減少させ、それによりそれらの拡散速度も減少させる。これに関して重要な要件は、香料が損なわれないことである。臭気吸収剤は、細菌に対して活性ではない。それらは、例えばリシノール酸亜鉛錯体塩、または専門家に「フィクサトイレ(Fixateure)」として知られている主として天然臭気の特別な香料、例えばラダナムまたはエゴノキ属低木の抽出物、またはそれらの基本成分としての或る種のアビエチン酸誘導体を含有する。臭気マスキング剤は、臭気マスキング機能のほかにその特定の香りを脱臭剤に加える香料または香油である。
【0041】
好適な香油は、例えば天然および合成香料の混合物である。天然香料は、花、茎および葉、果物、果皮、根、木、ハーブおよび草、針状葉および枝、樹脂およびバルサムの抽出物を含む。動物原料、例えばジャコウネコおよびビーバー原料も使用し得る。典型的な合成香料化合物は、エステル、エーテル、アルデヒド、ケトン、アルコールおよび炭化水素型の生成物である。
【0042】
エステル型の香料化合物の例は、ベンジルアセテート、p-tert-ブチルシクロヘキシルアセテート、リナリルアセテート、フェニルエチルアセテート、リナリルベンゾエート、ベンジルホルメート、アリルシクロヘキシルプロピオネート、スチラリルプロピオネートおよびベンジルサリチラートである。エーテルは、例えばベンジルエチルエーテルを含み、一方アルデヒドは、例えば8〜18個の炭素原子を有する直鎖アルカナール、シトラール、シトロネラール、シトロネリルオキシアセトアルデヒド、シクラメンアルデヒド、ヒドロキシシトロネラール、リリアールおよびボルゲオナールを含む。
【0043】
好適なケトンの例は、イオノンおよびメチルセドリルケトンである。好適なアルコールは、アネトール、シトロネロール、オイゲノール、イソオイゲノール、ゲラニオール、リナロール、フェニルエチルアルコールおよびテルピネオールである。炭化水素は主としてテルペンおよびバルサムを含む。しかしながら、調和した芳香を一緒に生み出す異なる香料化合物の混合物を使用することが好ましい。他の好適な香油は、比較的低揮発性の精油であり、それらはたいてい芳香成分として使用される。その例は、セージ油、カミツレ油、チョウジ油、メリッサ油、ハッカ油、シナモンリーフ油、ライム花油、杜松子油、ベチベル油、オリバナム油、ガルバヌム油、ラブダナム油およびラバンジン油である。
【0044】
以下のものを、個々または混合物の形態のいずれかで好ましくは使用する:ベルガモット油、ジヒドロミルセノール、リリアール、リラ-ル(Lyral)、シトロネロール、フェニルエチルアルコール、α-ヘキシルシンナムアルデヒド、ゲラニオール、ベンジルアセトン、シクラメンアルデヒド、リナロール、ボイサムブレンフォルテ(Boisambrene Forte)、アムブロキサン(Ambroxan)、インドール、ヘジオン、サンデライス(Sandelice)、シトラス油、マンダリン油、オレンジ油、アリルアミルグリコラート、シクロベルタール、ラバンジン油、サルビア油、β-ダマスコン、ゼラニウム油バーボン、シクロヘキシルサリチラート、バートフィックスコオイル(Vertofix Coeur)、イソイースーパー(Iso-E-Super)、フィキソリドNP(Fixolide NP)、エバーニル(Evernyl)、イラルダインガンマ(Iraldein gamma)、フェニル酢酸、ゲラニルアセテート、ベンジルアセテート、ローズオキシド、ロミラート(Romilat)、イロチル(Irotyl)およびフローラマット。
【0045】
発汗抑制剤は発汗を減少させ、そうしてエクリン汗腺の活動に影響することにより、わきの下の湿りおよび体臭を打ち消す。水性または無水発汗抑制配合物は、典型的に以下の成分を含有する:
・収斂活性要素、
・オイル成分、
・非イオン乳化剤、
・共乳化剤、
・粘稠促進剤
・例えば増粘剤または錯生成剤の形態の助剤、および/または
・非水溶媒、例えばエタノール、プロピレングリコールおよび/またはグリセロール。
【0046】
発汗抑制剤の好適な収斂活性要素は、とりわけ、アルミニウム、ジルコニウムまたは亜鉛の塩である。この種の好適な抗ハイドロティック(antihydrotisch)剤は、例えば、アルミニウムクロリド、アルミニウムクロロヒドレート、アルミニウムジクロロヒドレート、アルミニウムセスキクロロヒドレート、およびそれらと例えば1,2-プロピレングリコールとの錯体化合物、アルミニウムヒドロキシアラントイネート、アルミニウムクロリドタートレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロヒドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロヒドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロヒドレート、およびそれらと例えばグリシンのようなアミノ酸との錯体化合物である。発汗抑制剤中で典型的に出くわす油溶性および水溶性助剤はまた、比較的少量で存在し得る。このような油溶性助剤は、例えば
・炎症阻害、皮膚保護または心地よい香りの精油、
・合成皮膚保護剤、および/または
・油溶性香油
を含む。
【0047】
典型的な水溶性添加剤は、例えば保存料、水溶性香料、pH調整剤、例えば緩衝液混合物、水溶性増粘剤、例えば水溶性の天然または合成ポリマー、例えばキサンタンガム、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロリドンまたは高分子量ポリエチレンオキシドである。
好適なフケ抑制剤は、クリムバゾール、オクトピロクス(Octopirox)および亜鉛ピリチオンである。
【0048】
標準的な被膜形成剤は、例えば、キトサン、微結晶キトサン、4級化キトサン、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/ビニルアセテートコポリマー、アクリル酸系ポリマー、第4級セルロース誘導体、コラーゲン、ヒアルロン酸およびその塩、並びに類似化合物である。
【0049】
水相のために好適な膨潤剤は、、モンモリロナイト、粘土鉱物、ペムレン(Pemulen)およびアルキル変性カルボポール(Carbopol)タイプ(Goodrich)である。他の好適なポリマーおよび膨潤剤は、Cosm. Toil. 108, 95 (1993年) 中の R. Lochhead のレヴューで見出すことができる。
【0050】
UV保護要素の例は、室温で液体または結晶であり、紫外線を吸収することができ、吸収したエネルギーを長波長放射、例えば熱の形態で放出することができる有機物質(光フィルター)を含む。UV-Bフィルターは、油溶性または水溶性であり得る。
【0051】
以下のものは、油溶性物質の例である:
・EP 0693471 B1 に記載されているような3-ベンジリデンカンファーまたは3-ベンジリデンノルカンファーおよびそれらの誘導体、例えば3-(4-メチルベンジリデン)-カンファー、
・4-アミノ安息香酸誘導体、好ましくは4-(ジメチルアミノ)-安息香酸-2-エチルヘキシルエステル、4-(ジメチルアミノ)-安息香酸-2-オクチルエステルおよび4-(ジメチルアミノ)-安息香酸アミルエステル、
・ケイ皮酸エステル、好ましくは4-メトキシケイ皮酸-2-エチルヘキシルエステル、4-メトキシケイ皮酸プロピルエステル、4-メトキシケイ皮酸イソアミルエステル、2-シアノ-3,3-フェニルケイ皮酸-2-エチルヘキシルエステル(オクトクリレン)、
・サリチル酸エステル、好ましくはサリチル酸-2-エチルヘキシルエステル、サリチル酸-4-イソプロピルベンジルエステル、サリチル酸ホモメンチルエステル、
・ベンゾフェノン誘導体、好ましくは2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシ-4'-メチルベンゾフェノン、2,2'-ジヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン、
・ベンザルマロン酸エステル、好ましくは4-メトキシベンザルマロン酸-ジ-2-エチルヘキシルエステル、
・EP 0 818 450 A1 に記載されているようなトリアジン誘導体、例えば2,4,6-トリアニリノ-(p-カルボ-2'-エチル-1'-ヘキシロキシ)-1,3,5-トリアジンおよびオクチルトリアゾン、またはジオクチルブタミドトリアジン(Uvasorb(商標) HEB)、
・プロパン-1,3-ジオン、例えば1-(4-tert-ブチルフェニル)-3-(4'-メトキシフェニル)-プロパン-1,3-ジオン、
・EP 0 694 521 B1 に記載されているようなケトトリシクロ[5.2.1.0]デカン誘導体。
【0052】
好適な水溶性物質は以下のものである:
・2-フェニルベンズイミダゾール-5-スルホン酸、およびそのアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルキルアンモニウム、アルカノールアンモニウムおよびグルクアンモニウム塩、
・ベンゾフェノンのスルホン酸誘導体、好ましくは2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸およびその塩、
・3-ベンジリデンカンファーのスルホン酸誘導体、例えば4-(2-オキソ-3-ボルニリデンメチル)-ベンゼンスルホン酸および2-メチル-5-(2-オキソ-3-ボルニリデン)スルホン酸およびそれらの塩。
【0053】
典型的なUV-Aフィルターは、特にベンゾイルメタン誘導体、例えば1-(4'-tert-ブチルフェニル)-3-(4'-メトキシフェニル)-プロパン-1,3-ジオン、4-tert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン(Parsol 1789)、1-フェニル-3-(4'-イソプロピルフェニル)-プロパン-1,3-ジオンおよび DE 19712033 A1(BASF)に記載されているエナミン化合物である。UV-AおよびUV-Bフィルターを、当然混合物の形態でも使用し得る。
【0054】
記載した溶解性物質の他に、不溶性顔料、即ち微分散金属酸化物または塩もこの目的のために使用し得る。好適な金属酸化物の例は、特に酸化亜鉛および二酸化チタン、さらに鉄、ジルコニウム、ケイ素、マンガン、アルミニウムおよびセリウムの酸化物、およびそれらの混合物である。シリケート(タルク)、硫酸バリウムおよびステアリン酸亜鉛も、塩として使用し得る。
【0055】
酸化物および塩を、スキンケアおよび皮膚保護用乳液のための顔料の形態で使用する。粒子は、100nm未満の平均直径を有すべきであり、好ましくは5〜50nm、より好ましくは15〜30nmの平均直径を有する。それらは球形であり得るが、楕円形粒子および他の非球形粒子も使用し得る。顔料をまた、表面処理、即ち親水化または疎水化し得る。その典型例は、被覆二酸化チタン、例えば Titandioxid T 805(Degussa)または Eusolex(商標) T2000(Merck)である。好適な疎水被覆物質は、特にシリコーン、とりわけトリアルコキシオクチルシランまたはシメチコンである。いわゆるマイクロ顔料またはナノ顔料を、好ましくは太陽光保護製品中で使用する。マイクロ化酸化亜鉛を好ましくは使用する。他の好適なUVフィルターは、SOEFW-Journal 122, 543(1996年)中の P. Finkel レヴューで見出すことができる。
【0056】
第1保護要素の上記2つの群の他に、酸化防止剤型の第2保護要素も使用し得る。酸化防止剤型の第2太陽光保護要素は、UV線が皮膚に浸透した時に開始する光化学反応連鎖を中断する。
【0057】
好適な酸化防止剤の典型例は、アミノ酸(例えばグリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン)およびその誘導体、イミダゾール類(例えばウロカニン酸)およびその誘導体、ペプチド、例えば D,L-カルノシン、D-カルノシン、L-カルノシンおよびそれらの誘導体(例えばアンセリン)、カロチノイド、カロテン(例えばα-カロテン、β-カロテン、リコペン)およびその誘導体、クロロゲン酸およびその誘導体、リポン酸およびその誘導体(例えばジヒドロリポン酸)、アウロチオグルコース、プロピルチオウラシルおよび他のチオール(例えばチオレドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミンおよびそれらのグリコシル、N-アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブチルおよびラウリル、パリミトイル、オレイル、γ-リノレイル、コレステリルおよびグリセリルエステル)およびそれらの塩、ジラウリルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート、チオジプロピオン酸およびその誘導体(エステル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌクレオチド、ヌクレオシドおよび塩)およびスルホキシミン化合物(例えばブチオニンスルホキシミン、ホモシステインスルホキシミン、ブチオニンスルホン、ペンタ-、ヘキサ-およびヘプタ-チオニンスルホキシミン)を非常に少量の混和可能な適用量(例えばp mol〜μ mol/kg)で、さらに(金属)キレート化剤(例えばα-ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸、ラクトフェリン)、α-ヒドロキシ酸(例えばクエン酸、乳酸、リンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリルビン、ビルベルジン、EDTA、EGTAおよびそれらの誘導体、不飽和脂肪酸およびその誘導体(例えばγ-リノレイン酸、リノール酸、オレイン酸)、葉酸およびその誘導体、ユビキノンおよびユビキノールおよびそれらの誘導体、ビタミンCおよびその誘導体(例えばアスコルビルパルミテート、Mgアスコルビルホスフェート、アスコルビルアセテート)、トコフェロールおよび誘導体(例えばビタミンEアセテート)、ビタミンAおよび誘導体(ビタミンAパルミテート)およびベンゾイン樹脂のコニフェリルベンゾエート、ルチン酸およびその誘導体、α-グリコシルルチン、フェルラ酸、フルフリリデングルシトール、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアヤック樹脂酸、ノルジヒドログアイアレチン酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸およびその誘導体、マンノースおよびその誘導体、スーパーオキシド-ジムスターゼ、亜鉛およびその誘導体(例えばZnO、ZnSO4)、セレンおよびその誘導体(例えばセレンメチオニン)、スチルベンおよびその誘導体(例えばスチルベンオキシド、トランススチルベンオキシド)および本発明の目的のために好適なこれら活性成分の誘導体(塩、エステル、エーテル、糖、ヌクレオチド、ヌクレオシド、ペプチドおよび脂質)である。
【0058】
さらにヒドロトロープ、例えばエタノール、イソプロピルアルコールまたはポリオールを、流れ挙動を向上させるために使用し得る。好適なポリオールは、好ましくは2〜15個の炭素原子および少なくとも2個のヒドロキシル基を有する。ポリオールは、他の官能基、とりわけアミノ基を含有することができ、あるいはポリオールを、窒素を用いて変性し得る。典型例は、以下のものである:
・グリセロール、
・アルキレングリコール、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコールおよび100〜1,000ダルトンの平均分子量を有するポリエチレングリコール、
・自己縮合度1.5〜10を有する工業用オリゴグリセロール混合物、例えばジグリセロール含有量40〜50質量%を有する工業用ジグリセロール混合物、
・メチロール化合物、例えば特にトリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロールブタン、ペンタエリスリトールおよびジペンタエリスリトール、
・低級アルキルグリコシド、特にアルキル基中に1〜8個の炭素原子を有するもの、例えばメチルグリコシドおよびブチルグリコシド、
・5〜12個の炭素原子を有する糖アルコール、例えばソルビトールまたはマンニトール、
・5〜12個の炭素原子を有する糖、例えばグルコースまたはスクロース、
・アミノ糖、例えばグルカミン、
・ジアルコールアミン、例えばジエタノールアミンまたは2-アミノプロパン-1,3-ジオール。
【0059】
好適な保存料は、例えばフェノキシエタノール、ホルムアルデヒド溶液、パラベン、ペンタンジオールまたはソルビン酸、および Kosmetikverordnung の付録6, パートAおよびBに掲げられている他の群の化合物である。好適な駆虫剤は、N,N-ジエチル-m-トルアミド、ペンタン-1,2-ジオールまたはエチルブチルアセチルアミノプロピオネートである。好適な自己なめし剤はジヒドロキシアセトンである。
【0060】
好適な香油は、例えば天然および合成香料の混合物である。天然香料は、花(ユリ、ラベンダー、バラ、ジャスミン、橙花、イランイランノキ)、茎および葉(フクロウソウ、パチョリ、プチグレン)、果物(アニス、コエンドロ、ヒメウイキョウ、ビャクシン)、果皮(ベルガモット、レモン、オレンジ)、根(ナツメグ、アンゼリカ、セロリ、カルダモン、コスツス(Costus)、アイリス、カルムス(Calmus))、木(松材、ビャクダン、ユソウボク、シーダー材、シタン)、ハーブおよび草(タラゴン、レモングラス、セージ、タイム)、針状葉および枝(トウヒ、モミ、松、低松(Latschen))、樹脂およびバルサム(ガルバヌム、エレミ、ベンゾイン、ミルラ、乳香、オポパナックス)の抽出物を含む。動物原料、例えばジャコウネコおよびビーバー原料も使用し得る。典型的な合成香料化合物は、エステル、エーテル、アルデヒド、ケトン、アルコールおよび炭化水素型の生成物である。
【0061】
エステル型の香料化合物の例は、ベンジルアセテート、フェノキシエチルイソブチレート、p-tert-ブチルシクロヘキシルアセテート、リナリルアセテート、ジメチルベンジルカルビニルアセテート、フェニルエチルアセテート、リナリルベンゾエート、ベンジルホルメート、エチルメチルフェニルグリシネート、アリルシクロヘキシルプロピオネート、スチラリルプロピオネートおよびベンジルサリチラートである。エーテルは、例えばベンジルエチルエーテルを含み、一方アルデヒドは、例えば8〜18個の炭素原子を有する直鎖アルカナール、シトラール、シトロネラール、シトロネリルオキシアセトアルデヒド、シクラメンアルデヒド、ヒドロキシシトロネラール、リリアールおよびボルゲオナールを含む。
【0062】
好適なケトンの例は、イオノン、α-イソメチリオノンおよびメチルセドリルケトンである。好適なアルコールは、アネトール、シトロネロール、オイゲノール、イソオイゲノール、ゲラニオール、リナロール、フェニルエチルアルコールおよびテルピネオールである。炭化水素は主としてテルペンおよびバルサムを含む。しかしながら、調和した芳香を一緒に生み出す異なる香料化合物の混合物を使用することが好ましい。他の好適な香油は、比較的低揮発性の精油であり、それらはたいてい芳香成分として使用される。その例は、セージ油、カミツレ油、チョウジ油、メリッサ油、ハッカ油、シナモンリーフ油、ライム花油、杜松子油、ベチベル油、オリバナム油、ガルバヌム油、ラブダナム油およびラバンジン油である。
【0063】
以下のものを、個々または混合物の形態のいずれかで好ましくは使用する:ベルガモット油、ジヒドロミルセノール、リリアール、リラ-ル(Lyral)、シトロネロール、フェニルエチルアルコール、α-ヘキシルシンナムアルデヒド、ゲラニオール、ベンジルアセトン、シクラメンアルデヒド、リナロール、ボイサムブレンフォルテ(Boisambrene Forte)、アムブロキサン(Ambroxan)、インドール、ヘジオン、サンデライス(Sandelice)、シトラス油、マンダリン油、オレンジ油、アリルアミルグリコラート、シクロベルタール、ラバンジン油、サルビア油、β-ダマスコン、ゼラニウム油バーボン、シクロヘキシルサリチラート、バートフィックスコオイル(Vertofix Coeur)、イソイースーパー(Iso-E-Super)、フィキソリドNP(Fixolide NP)、エバーニル(Evernyl)、イラルダインガンマ(Iraldein gamma)、フェニル酢酸、ゲラニルアセテート、ベンジルアセテート、ローズオキシド、ロミラート(Romilat)、イロチル(Irotyl)およびフローラマット。
【0064】
好適な染料は、例えば Verlag Chemie, Weinheim により出版された Farbstoffkommission der Deutschen Forschungsgemeinschaft の刊行物 "Kosmetishce Faerbemittel", 1984年, 第81〜106頁に列挙されているような化粧用途のために定評があり好適なあらゆる物質である。これらの染料を、混合物全体を基準に通常0.001〜0.1質量%の濃度で使用する。
【0065】
助剤および添加剤含有量の全割合(%)は、所定配合物を基準に1〜50質量%であり得、好ましくは5〜40質量%である。配合物を、標準的な熱または常温方法により製造することができ、好ましくは転相温度法により製造する。
【0066】
(実施例)
実施例1
モノマー脂肪酸 Edenor(商標) 935(Henkel KGaA)23kgを、メタノール20kgを用いて240℃/100barで2時間エステル化した。水/メタノール混合物を除去した後、同量の清メタノールを添加し、該手順を2回繰り返した。こうして得られたエステルは酸価0.8を有した。メチルエステルを、固定床Zn/Cr触媒で二重結合を損なわずに水素化した。メチルエステルの処理量は、反応器の全容積を基準に1時間あたり0.5容積単位であった。メタノールの除去後、粗アルコールを蒸留した(初期流出物3%、主要流出物90%、残留物6%)。得られたアルコールはヒドロキシル価192、ケン化価0.9およびヨウ素価74(固相点25.8℃)を有した。工業用オレイン酸(Edenor(商標) PK 1805、Henkel KGaA)283.3gを、窒素下、先に得られたイソオレイルアルコール292gおよびスズ(II)オキサレート0.17gを用い、水分離器を有する攪拌反応器内200〜220℃の温度でエステル化した。2時間後に酸価10の値に達した。次いでエステル化を、220℃でもう1時間水流ポンプによる減圧で続けた。得られたオレイン酸イソオレイルは酸価2.5を有した。
【0067】
実施例2
モノマー脂肪酸から、直鎖飽和脂肪酸をメタノール/水からの結晶化(エマーゾル(Emersol)法)により実質的に無くした。約20質量%の脂肪酸、優勢なパルミチン酸およびステアリン酸を、このようにして除去した。溶媒の留去後に得られた液状脂肪酸混合物は5℃のタイターを有し、これを実施例1と同じ方法でまずメチルエステルに転化し、次いで不飽和脂肪アルコールに水素化した。不飽和脂肪アルコールは、ヒドロキシル価191、ケン化価1.7およびヨウ素価87(固相点3.8℃)を有した。工業用エライジン酸283.3gを、窒素下、先に得られたイソオレイルアルコール292gおよびスズ(II)オキサレート0.17gを用い、水分離器を有する攪拌反応器内200〜220℃の温度でエステル化した。2時間後に酸価10の値に達した。次いでエステル化を、220℃でもう1時間水流ポンプによる減圧で続けた。得られたエライジン酸イソオレイルは酸価2.5を有した。
以下の表1は、多くの配合物例を示す。
【0068】
【表1】
【0069】
【表2】
【0070】
【表3】
【0071】
【表4】
【0072】
【表5】
【0073】
【表6】
Claims (6)
- (a)不飽和C16〜22脂肪酸を既知の方法により二量化し、
(b)二量化工程において蓄積するモノマー画分を取り出し、
(c)この画分中に存在する不飽和の分枝脂肪酸を、対応する脂肪酸メチルエステルに転化し、
(d)不飽和の分枝脂肪酸メチルエステルを、二重結合を損なわずに水素化して対応する不飽和の分枝脂肪アルコールを形成し、次いで
(e)その不飽和の分枝脂肪アルコールを既知の方法によりエステル化する、
不飽和の分枝エステルオイルの製造方法。 - 二量化工程において蓄積するモノマー画分を、まず分別結晶に付し、得られた液相をエステル化することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- メチルエステルおよび/または脂肪アルコールを、蒸留および/または分別結晶に付すことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
- 不飽和の分枝脂肪アルコールを、モノカルボン酸を用いてエステル化することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- 不飽和の分枝脂肪アルコールを、ジカルボン酸を用いてエステル化することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
- 不飽和の分枝脂肪アルコールを、ヒドロキシカルボン酸を用いてエステル化することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
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