JP4768169B2 - プリンタ - Google Patents

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JP4768169B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙収納部から給紙された用紙を印刷して用紙収納部の上の排紙トレイに出力するタイプのプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
印刷部としてラインサーマルヘッドおよびプラテンローラを備えたサーマルタイプのプリンタが知られている。このタイプのプリンタは、インクやトナーなどの消耗品が不要で、これを収納するスペースやシリアルプリンタのように印刷ヘッドが移動するスペースが不要であるので、全体のサイズをコンパクトに纏めるのに適している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このサーマルプリンタを、PDAや携帯電話などの携帯端末と共に持ち運び、外出先で手軽に印刷できるよりコンパクトなプリンタとするには、用紙収納部と排紙トレイとを上下に配置すると共にハウジングの一方に用紙収納部を配置し、他方に印刷部を配置することが望ましい。
【0004】
さらに、プリンタと携帯端末との共用を考えると、プリンタのサイズを小さくすることに加えて、使用状況に左右されずにユーザが常に快適に使用できるプリンタが要求される。すなわち、携帯型の小型のプリンタは立てたり、斜めに傾けた状態でも快適に使用できるものであることが望ましい。そこで、排紙トレイの印刷部の側に紙押えを設け、この紙押えで印刷物の末端を押えてプリンタの姿勢に左右されずに印刷物を確実に排紙トレイにストックすることが考えられる。しかしながら、この位置に紙押えを設けると、用紙収納部のカバーを開けるときに、紙押えが邪魔になり、紙押えを開いてからカバーを開く必要があり、作業が面倒になる。
【0005】
すなわち、ハウジングの印刷部の側を第1の側とし、反対側を第2の側としたときに、用紙収納部のカバーを第1の側を中心とし第2の側を旋回してオープンすることが可能である。しかしながら、このとき、用紙収納部の第1の側には用紙をピックアップして印刷部に供給するピックアップローラが配置されており、カバーの第1の側には、このピックアップローラに用紙を押圧するバネが裏面に取り付けられている。したがって、第1の側を中心として第2の側を旋回しても裏面のバネがピックアップローラから離れ難いので、用紙のセットは難しく、また、紙詰まりしたときにそれを解消することも難しい。また、ハウジングの第1の側の印刷部に紙を供給する経路がオープンされないので、その点でも紙詰まりの解消には有効ではない。
【0006】
したがって、カバーは第2の側を中心として第1の側を旋回させることが望ましい。しかしながら、カバーの第1の側の上方には上述したように紙押さえが配置されるので、カバーの第1の側を単純に旋回させることができず、まず、紙押さえを第1の側を中心に第2の側を旋回し、次いで、カバーを第2の側を中心に第1の側を旋回させることになる。したがって、用紙をセットするのに、少なくとも紙押さえとカバーとを別々に動かす必要があり、面倒である。
【0007】
そこで、本発明においては、プリンタを立てたり、傾けて使用しても印刷物を確実に排紙トレイに保持することができるように紙押さえが設けられたプリンタにおいて、さらに簡単に用紙収納部に用紙をセットすることができ、紙詰まりの解消も簡単に行うことができるプリンタを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明の請求項1に係るプリンタにおいては、カバーを第1の側に配置された印刷部のフィードローラの軸を中心に旋回させることにより、カバーの旋回軸を用紙収納部から離れた位置にし、旋回半径を大きくして第1の側の開放度を大きくしている。すなわち、本発明のプリンタは、ハウジングの第1の側に配置された排紙のためのフィードローラを含む印刷部と、ハウジングの第1の側とは反対側の第2の側に配置された用紙収納部と、用紙収納部の上側に配置された排紙トレイと、印刷部から排紙された用紙を排紙トレイの上に導き、当該用紙の末端を抑える紙押さえと、排紙トレイと用紙収納部とを仕切るカバーとを有し、カバーが印刷部のフィードローラの軸を中心に旋回する。さらに、このプリンタは、用紙収納部に収納された用紙を印刷部に給紙するピックアップローラを有し、カバーと紙押さえとが一体となって印刷部の前記フィードローラの軸を中心に旋回し、カバーは第1の側に、用紙収納部に収納された用紙をピックアップローラに押圧するとともに用紙収納部と排紙トレイとの間で可動する仕切り板を兼ねた弾性部材を含み、用紙収納部に収納された用紙が減ると紙押さえと弾性部材との間が広がり排紙トレイの容量が増加する。
【0009】
旋回の中心を用紙収納部から印刷部に移して旋回半径を大きくすることにより、カバーの第2の側を旋回させたときに、カバーの第1の側に配置されるバネあるいはその他の弾性部材の旋回半径が大きくなり、ピックアップローラから容易に外れる。それと共に、カバーの第1の側に旋回の中心が移るので、請求項2に係るプリンタにおいては、第1の側に配置された紙押さえとカバーとを一体にして旋回させることができる。このため、カバーの裏面の第1の側に、用紙収納部に収納された用紙をピックアップローラに押圧する弾性部材が取り付けられていても、あるいは、カバーの第1の側が、用紙収納部に収納された用紙をピックアップローラに押圧する弾性部材となっていても、カバーの旋回中心がピックアップローラの近傍から印刷部に移動しているので弾性部材近傍の半径が大きくなり、カバーを旋回させたときに弾性部材をピックアップローラから離すようにできる。したがって、カバーとその上に位置する紙押さえとを一体で旋回するだけで、用紙収納部に用紙をセットするのに十分な空間が確保でき、また、紙詰まりが発生したときにも紙詰まりを解消しやすいプリンタを提供できる。
【0010】
印刷部として、ラインサーマルヘッドと、このラインサーマルヘッドとの間に用紙を挟んで紙送りすると共に印刷部から排紙するフィードローラとしてのプラテンローラとを備えている請求項3に係るプリンタにおいては、カバーをプラテンローラの軸を中心に旋回させることができる。さらに、プラテンローラとの間に用紙を挟んで当該用紙の進行方向をプラテンローラに沿ってほぼ180度変える反転ガイドとを備えている請求項4に係るプリンタにおいては、プラテンローラの軸を中心にカバーに連動して旋回し、ラインサーマルヘッドの一部に当り第1のギャップを形成する第1のカムと、プラテンローラの軸を中心にカバーに連動して旋回し、反転ガイドの一部に当り第2のギャップを形成する第2のカムとを設けることにより、カバーを動かすだけでプラテンローラ周りがフリーになり、紙詰まりを解消することができる。すなわち、フィードローラとの間に用紙を挟んで当該用紙の進行方向をフィードローラに沿ってほぼ180度変える反転ガイドを備えたプリンタにおいては、フィードローラの軸を中心にカバーに連動して旋回し、反転ガイドの一部に当り第2のギャップを形成する第2のカムを設けることが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。図1に本発明に係るプリンタの外観を斜視図を用いて示してある。本例のプリンタ1は、A6サイズ((105mm×148mm)あるいはそれ以下の用紙(または感熱紙)を収納可能な箱型のハウジング2を有しており、用紙3をセットする部分となる用紙収納部11がハウジング2の前方側(上側または第2の側)1aに配置され、この用紙収納部11の一方の側(後方)1bの部分に繋がった印刷部(印刷処理部あるいは印刷機構)12がハウジング2の後方側(下側または第1の側)1bに配置されている。また、用紙収納部11のカバー、すなわち、用紙収納部11の上部を構成するハウジング2の上壁が印刷された用紙3が排紙されて蓄積されるストッカ(排紙トレイ)4の底壁になっており、印刷処理部12で印刷された用紙3は、排紙トレイ4の後方側1bから排紙されて前方側1aに向かって紙送りされ、排紙トレイ4の上で上方に順番に蓄積される。
【0012】
本例のプリンタ1は、図示されていないがUSBインターフェイスや赤外線インターフェイスなどのデータ送受信用の適当なインターフェイスを備えており、これらのインターフェイスのいずれかを介してホストとなる携帯電話あるいはPDAなどのモバイルコンピュータ、デスクトップ型あるいはノート型のパーソナルコンピュータから印刷用のデータを受信してプリントアウトできるようになっている。
【0013】
図2および図3に、本例のプリンタ1の概略構成を断面図により示してある。図2は、本例のプリンタ1を側方から見た断面図であり、図3は、本例のプリンタ1を上方から見たときの断面図である。プリンタ1のハウジング2の前方1aに設けられた用紙収納部11には、複数枚の感熱紙3を紙パッケージ5aに収納した用紙カートリッジ5が収納されている。感熱紙3の束をそのまま用紙収納部11にセットすることも可能である。用紙収納部11の後方側1bの下方、すなわち、用紙収納部11の底側にピックアップローラ17が配置され、用紙収納部11の上壁となるカバー30の板バネ状の部分19の先端18とピックアップローラ17とで感熱紙3の先端3aを挟み、ピックアップローラ17で感熱紙3を一枚ずつ印刷部12に給紙することができる。
【0014】
用紙収納部11の上部には、用紙収納部11のカバー30が底板となる排紙トレイ4が重ねて配置されており、用紙収納部11から給紙されて印刷部12で印刷された用紙3は反転して排紙トレイ4に排紙される。用紙収納部11の上部を構成するカバー30の前方側1aは平板状の上下に動かない板状の部分20になっており、板バネ状の弾性部材19は板状の部分20の端Pに取り付けられ、端Pを中心に旋回し、板バネ19の先端18が弾性的に感熱紙3の先端3aをピックアップローラ17に適当な力で加圧あるいは押圧する。
【0015】
ハウジング2の後方側1bに設けられた印刷部12は、上方に配置されたラインサーマルヘッド15と、その下方に配置されたプラテンローラ16とを備えている。ピックアップローラ17でピックアップされ、給紙された感熱紙3は、プラテンローラ16に沿って反転し、プラテンローラ16とラインサーマルヘッド15との間で挟まれ、ラインサーマルヘッド15で印刷された後に排紙口(排紙経路)35を通って排紙トレイ4に排紙される。このため、プラテンローラ16の後方(図面の右側)1bには、プラテンローラ16の外周面に沿った紙経路を構成する反転ガイド25が配置されており、感熱紙3の進行方向をプラテンローラ16に沿ってほぼ180度向きを変え、前方1aの用紙収納部11から供給された感熱紙3を再び前方1aの排紙トレイ4に出力する。
【0016】
反転ガイド25は、プラテンローラ16の外周形状の一部と接する形状のガイド面25aを備えており、プラテンローラ16とガイド面25aでプラテンローラ16の下側に送られてきた感熱紙3を挟んで上方のラインサーマルヘッド15にスムーズに導く。さらに、プラテンローラ16の前方(図面の左側)1aには、断面がほぼ平行四辺形で後方1bの側が前方1aの側より下がった形状のガイド23が配置されており、サーマルヘッド15で印刷された用紙3は、ガイド23の上面の斜面23bに沿って排紙口35に導かれる。なお、ガイド23の下側の斜面23aは、ピックアップされた用紙3をプラテンローラ16の下側に案内する。
【0017】
この反転ガイド25は、ハウジング2の底面に対し前後方向にスライド可能な状態で取り付けられており、さらに、図3に示すように、プラテンローラ16の軸方向に伸びる板バネ27によってプラテンローラ16に対して弾性的に押し付けられている。したがって、反転ガイド25とプラテンローラ16との間に導かれた用紙3は、適度な力でプラテンローラ16に押し付けられるので、プラテンローラ16の回転に伴って搬送され、プラテンローラ16に沿って確実にサーマルヘッド15に導かれる。
【0018】
平板状のラインサーマルヘッド15は前後方向のほぼ中心の支点45を中心に旋回できるようにハウジング2あるいはシャーシーに取り付けられ、ラインサーマルヘッド15の後方1bの部分がハウジング2に対しバネ33によって上方に加圧されている。したがって、ラインサーマルヘッド15の前方1aの印刷部分(感熱紙3に実際に印刷を行う部分)15bは、プラテンローラ16に対して弾性的に所定の圧力で押し付けられており、用紙3に確実に接し、用紙3上に文字等を印刷する。また、プラテンローラ16とサーマルヘッド15で用紙3を挟み込むことにより、用紙3を確実に紙送りできる。
【0019】
印刷部12には、さらに、プラテンローラ16およびピックアップローラ17を駆動するモータ21と、その動力をそれぞれのローラ16および17に伝達する機構22が配置されている。
【0020】
印刷部12により印刷された用紙3は、排紙経路35を通って、ハウジング2の上面に用意された平板状の排紙ガイドあるいは紙押さえ(キャノピー)28によって排紙トレイ4に導かれて蓄積される。その際、本例のプリンタ1においては、ラインサーマルヘッド15の前方1aの隅15aが排紙経路35に突き出るように配置されており、サーマルヘッド15を通過した感熱紙3の上面側が前記隅15aに当ることによって、感熱紙3は上方からガイドされる。次に、感熱紙3の下面側がガイド23の上側の斜面23bに当ることにより、感熱紙3は下方から排出方向が上方となるようにガイドされる。さらに、排紙トレイ4に進入した感熱紙3は、紙押さえ28により排出方向が上方に向う方向から下方の排紙トレイ4へ向う方向となるようにガイドされる。このようにして、感熱紙3は排紙トレイ4の上にほぼ全体が排紙される。
【0021】
しかしながら、感熱紙3の末端部分は排紙経路35に残された状態となる。これに対しては、プラテンローラ16から次に紙送りされた感熱紙3の先端部分が、その末端部分に上方から重なって先の感熱紙3を押し、印刷された感熱紙3は印刷された順番に排紙トレイ4に確実に排紙される。この方式で感熱紙3を排紙トレイ4に導くことにより、プリンタ1を水平に設置して使用する場合に限らず、プリンタ1を立てたり、傾斜させて使用する場合でも、プラテンローラ16だけで印刷部12と並んだ排紙トレイ4に感熱紙3を確実に送り出すことができる。したがって、排紙ローラを設けたり、排紙トレイ4に排紙するために印刷部12と排紙トレイ4とを一部重ねて配置する必要はなく、簡易な構成で、薄いプリンタを実現できる。
【0022】
また、排紙トレイ4に排出された感熱紙3は、その後方側1bの端が紙押さえ28とカバー30の板バネ状の部分19により上下で支持される。したがって、プリンタ1を立てたり斜めにした状態でも、排紙トレイ4に排紙された用紙3は排紙トレイ4の上に確実にストックされ、散逸することはない。このため、紙押さえ28は、用紙3の後方側1bを十分な面積で支持できるように、ある程度の大きさをもった部材であることが望ましい。
【0023】
さらに、本例の印刷部12では、印刷された面が上になるように感熱紙3が排紙される。したがって、排紙トレイ4に排紙された用紙に印刷された内容は随時見ることが可能である。このため、紙押さえ28も透明な部材で構成し、印刷部12から排紙される紙に印刷された内容が見られるようにしておくことが望ましい。
【0024】
本例のプリンタ1に採用されている紙押さえ28は、図4に示すように用紙収納部11のカバー30と一体に構成されている。上述したように、カバー30は排紙トレイ4の底板も兼ねており、前方1aの側から平板状の部分20と、それに旋回可能なように繋がった板バネ状の部分19を備えている。平板状の部分20の左右両端から後方1bに向けて、板バネ状の部分19の動きを阻害しないように2本の枠材31aおよび31bがほぼ直線的に延びており、それらにより紙押さえ28とカバー30が一体となるように接続されている。
【0025】
これらの枠材31aおよび31bの後方側1bの先端には、紙押さえ28からさらに印刷部12のプラテンローラ16の方向に斜めに延びたアーム32aおよび32bが取り付けられている。各アーム32aおよび32bの先端33はプラテンローラ16のシャフト16aの端部に、シャフト16aを中心として旋回可能に取り付けられるようになっている。したがって、カバー30は、後方側1bのプラテンローラ16を中心として、前方側1aの平板状の部分20を旋回させることが可能である。そして、平板状の部分20を旋回させると板バネ19と、その上に位置する紙押さえ28も一体となって旋回する。
【0026】
さらに、本例のプリンタ1は、カバー30が旋回するのに連動してプラテンローラ16のシャフト16aの回りに旋回する第1のカム41および第2のカム42を有している。第1のカム41は、ラインサーマルヘッド15を支点45を中心に旋回させてラインサーマルヘッド15をプラテンローラ16から離すためのヘッド逃がし用カムである。一方、第2のカム42は、反転ガイド25を後方1bにスライドさせて反転ガイド25をプラテンローラ16から離すためのガイド逃がし用カムである。したがって、サーマルヘッド15は、その幅方向における両端が第1のカム41と当接するのに十分なプラテンローラ16の長さよりも大きな幅にて形成されており、反転ガイド25もまた、その幅方向における両端が第2のカム42と当接するのに十分なプラテンローラ16の長さよりも大きな幅に形成されている。各カム41および42は半円板形状をしており、カバー30の各アーム32aおよび32bの各々の先端33に取り付けられるようになっている。したがって、カバー30を旋回すると、各カム41および42は、アーム32aおよび32bの先端33と一体となってプラテンローラ16のシャフト16aを中心に旋回する。
【0027】
図5にカバー30を開いた様子を示してある。本例のプリンタ1では、用紙収納部11のカバー30を上方に旋回すると、カバー30と紙押さえ28が一体となって旋回する。この際、カバー30の旋回の中心は、プラテンローラ16のシャフト16a、すなわち、用紙収納部11から離れた印刷部12の内部にある。したがって、カバー30の旋回半径を十分に大きくでき、板バネ19の先端18の旋回半径も大きくなるので、先端18がピックアップローラ17から簡単に離れる程度の旋回半径にすることができる。このため、図6にも示すように、カバー30を上方に開くだけで、紙押さえ28も一体となって旋回し、ワンタッチで用紙カートリッジ5を挿入し易い状態まで用紙収納部11を開放できる。したがって、カバー30を開くだけで、用紙カートリッジ5を用紙収納部11に適当な姿勢で簡単にセットできる。
【0028】
用紙カートリッジ5を用紙収納部11にセットした後は、図7に示すように、カバー30をハウジング2の側に倒して用紙収納部11を閉じると、セットされた用紙3の先端3aはカバー30の板バネ状部分19の先端18によりピックアップローラ17に自動的に加圧され、ピックアップローラ17により印刷部12に向けて給紙できる状態になる。したがって、用紙カートリッジ5を収納部11に入れてカバー30を閉じるだけで、プリンタ1を印刷動作可能な状態にセットできる。
【0029】
さらに、このプリンタ1では、カバー30に連動して第1のカム41と第2のカム42が動くようになっている。したがって、カバー30を開けると、図8(a)に示すように、第1のカム41および第2のカム42がプラテンローラのシャフト16aを中心として旋回する。第1のカム41の突起41aはラインサーマルヘッド15の前方側1aの部分に当ってラインサーマルヘッド15を押し上げ、第2のカム42の突起42aは反転ガイド25のガイド面25aに当って反転ガイド25を後方1bに押す。この結果、図8(b)に示すように、プラテンローラ16とラインサーマルヘッド15の間に第1のギャップG1が形成され、プラテンローラ16と反転ガイド25との間に第2のギャップG2が形成される。
【0030】
したがって、カバー30を開くと、第1のカム41および第2のカム42によりプラテンローラ16とラインサーマルヘッド15および反転ガイド25との間に隙間G1およびG2を形成できるので、プラテンローラ16の周りに挟まれた用紙をリリースできる。このため、紙詰まりを起こしたときにも、カバー30を開くだけで、紙詰まりになった用紙3を抵抗無く取り除くことができる。さらに、カバー30はプラテンローラ16の側の旋回半径が大きいので、プラテンローラ16の側を大きく開くことができ、プラテンローラから排紙される紙経路やピックアップローラ17の周辺部分の紙詰まりしやすい箇所に手が届き易く、詰まった紙を取り除き易い。したがって、本例のプリンタ1は、カバー30を開くだけで用紙カセット5をセットしやすいと共に、紙詰まりの解消も簡単に行うことができる。
【0031】
そして、図9(a)に示すように、カバー30を閉じると、第1のカム41の突起41aと、第2のカム42の突起42aは、それぞれ、ラインサーマルヘッド15および反転ガイド25から外れた位置に移動する。したがって、図9(b)に示すようにラインサーマルヘッド15および反転ガイド25は、バネ33および27の力により用紙をプラテンローラ16に押圧できる状態に戻り、印刷可能な状態に復帰する。
【0032】
このように、本例のプリンタ1では、用紙収納部11のカバー30と紙押さえ28とを一体にしてプラテンローラ16のシャフト16aを中心に旋回可能としている。したがって、カバー30を紙押さえ28と同じ方向を中心として旋回させることが可能となり、さらに、旋回の中心を用紙収納部11に隣接する印刷部12に設定してあるので、カバー30の印刷部12の側の端、たとえば、バネ19の先端18の旋回半径を大きく確保できる。このため、紙押さえ28とカバー30とを別々に開ける動作は不要であり、カバー30を開放するという動作だけで、紙押さえ28との干渉もなく、簡単に、そして大きく用紙収納部11を開放できる。したがって、用紙収納部11の上側が排紙トレイ4となりその上に用紙3を保持するための紙押さえ28を有するプリンタ1において、カバー30をオープンするだけで紙押さえ28との干渉もなく用紙収納部11を開放できる。同時に、さらに、プラテンローラ16から用紙3をリリースし紙詰まりが生じたときもそれを解消することができる。
【0033】
さらに、カバー30と紙押さえ28とが一体に成形されているので、プリンタ1を構成する部品点数が少なくなる。加えて、カバー30がプラテンローラ16からサーマルヘッド15と紙ガイド25との間にギャップを形成するレバーとしての機能も備えているので、その点でも部品点数が少なくなる。したがって、用紙のセットが容易でメンテナンスをしやすいだけではなく、コンパクトで低コストなプリンタに適した構成となっている。
【0034】
また、カバー30と紙押さえ28とが一体で同時に動くので、カバー30の上方に構成される排紙トレイ(ストッカ)4の構成の自由度が大きくなる。たとえば、紙押さえ28を前方側1aに長く伸ばすことも可能であり、排紙された用紙3を保持し易くなるので、水平のみではなく、斜めにしたり、立てたりしても印刷された用紙が散逸しにくいプリンタを提供できる。
【0035】
なお、本例のプリンタ1では、カバー30の後方側1bを、それ自体が弾性部材である板バネ状の部分19とし、その先端18で用紙3を押圧している。これに対し、平板状の部分20を伸ばして、その下方に板バネやコイルバネなどの弾性部材を取り付けることも可能ではある。しかしながら、本例の構成のカバー30であると、カバー自体を板バネ状にすることにより部品点数を少なくできる。それと共に、板ばね状の部分19が用紙収納部11と排紙トレイ14との間で可動する仕切り板となり、用紙収納部11にセットされている用紙3の枚数が減ると、板バネ状部分19が平板状の部分20の端Pを中心にピックアップローラ17の側に旋回する。このため、紙押さえ28との間が広がり、排紙トレイ4としての容量を増やすことができるというメリットもある。したがって、薄く、コンパクトでありながら、十分な排紙トレイの容量を備えたプリンタを提供できる。
【0036】
また、印刷部12はラインサーマルヘッドを備えた感熱型に限らず、インクジェット方式などの他のタイプのプリンタであっても良い。ラインサーマル方式は、ヘッドが動かず、インクなどの消耗品がないために最も簡易な構成でコンパクトにできる。一方、インクジェット方式などの他のタイプのプリンタであっても、用紙収納部と排紙トレイとを上下に積層して、その一方の端に印刷部を設けたプリンタであれば、用紙を反転して給紙するフィードローラが必要であり、そのフィードローラのシャフトを中心に用紙収納部のカバーを旋回することにより、上述したような本発明の効果を得ることができる。
【0037】
用紙サイズは、A6サイズ(105×148mm)に限らず、それ以下およびそれ以上のサイズの用紙を対象としたプリンタにも本発明を適応できる。
【0038】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のプリンタでは、用紙収納部と排紙トレイが上下に配置され、その第1の端に印刷部が配置され、さらに、排紙トレイの上に印刷済みの用紙をプリンタの姿勢に左右されずに排紙トレイに保持するための紙押さえを有するプリンタにおいて、排紙トレイと用紙収納部とを仕切るカバー印刷部に配置されたプラテンローラなどのローラの軸を中心に旋回するようにしている。これにより、カバーと紙押さえとを一体で大きな半径で旋回できるので、カバーを紙押さえとの干渉なく、開けることができ、カバーを開けるだけで簡単に用紙をセットし、また、紙詰まりを解消できるプリンタを提供できる。さらに、用紙収納部の紙押さえとなる弾性部材が用紙収納部と排紙トレイとの間で可動する仕切り板を兼ねている。このため、用紙収納部に収納された用紙が減ると、排紙トレイの紙押さえと用紙収納部の紙押さえである弾性部材との間が広がり排紙トレイの容量が増加する。したがって、用紙収納部に用紙をセットする際のカバーなどの開閉が極めて簡単であり、さらに、用紙が減った分だけ排紙トレイの容量が増加するので、薄くコンパクトでありながら、用紙収納部および排紙トレイの実質的な容量の大きなプリンタを提供できる。
【0039】
また、携帯型のようなコンパクトなプリンタであっても、用紙収納部を大きく開放することができるので、用紙がセットしやすく、また、紙詰まりも解消しやすい、使いやすいプリンタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリンタの概略の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示すプリンタの側断面図であり、カバーを閉じた状態を示す図である。
【図3】図1に示すプリンタの平断面図である。
【図4】図1に示すプリンタのカバーを示す斜視図である。
【図5】図1に示すプリンタの側断面図であり、カバーを開いたときの状態を示す図である。
【図6】図1に示すプリンタの側断面図であり、カバーを開いて用紙カートリッジを用紙収納部にセットする様子を示す図である。
【図7】図1に示すプリンタの側断面図であり、用紙収納部に用紙カートリッジをセットした後に、カバーを閉じたときの様子を示す図である。
【図8】図1に示すプリンタのプラテンローラの周辺部分を示す図であり、カバーを開いたときの状態を示す図である。
【図9】図1に示すプリンタのプラテンローラの周辺部分を示す図であり、カバーを閉じたときの状態を示す図である。
【符号の説明】
1 プリンタ
1a 前方
1b 後方
2 ハウジング
3 用紙
4 排紙トレイ
5 用紙カートリッジ
11 用紙収納部
12 印刷部
15 ラインサーマルヘッド
16 プラテンローラ
17 ピックアップローラ
18 先端
19 板バネ状の部分
20 板状の部分
25 反転ガイド
28 紙押さえ
30 カバー
31a、31b 枠材
32a、32b アーム
33 先端
35 排紙経路
41 第1のカム
42 第2のカム
G1 第1のギャップ
G2 第2のギャップ

Claims (4)

  1. ハウジングの第1の側に配置された排紙のためのフィードローラを含む印刷部と、
    前記ハウジングの前記第1の側とは反対側の第2の側に配置された用紙収納部と、
    前記用紙収納部の上側に配置された排紙トレイと、
    前記印刷部から排紙された用紙を前記排紙トレイの上に導き、前記排紙された用紙の前記第1の側の末端を抑える紙押さえと、
    前記排紙トレイと前記用紙収納部とを仕切るカバーと、
    前記用紙収納部に収納された用紙を前記印刷部に給紙するピックアップローラとを有し、
    前記カバーと前記紙押さえとが一体となって前記印刷部の前記フィードローラの軸を中心に旋回し、さらに、前記カバーは前記第1の側に、前記用紙収納部に収納された用紙を前記ピックアップローラに押圧するとともに前記用紙収納部と前記排紙トレイとの間で可動する仕切り板を兼ねた弾性部材を含み、前記用紙収納部に収納された用紙が減ると前記紙押さえと前記弾性部材との間が広がり前記排紙トレイの容量が増加するプリンタ。
  2. 請求項1において、前記印刷部は、ラインサーマルヘッドと、このラインサーマルヘッドとの間に前記用紙を挟んで紙送りすると共に前記印刷部から排紙する前記フィードローラとしてのプラテンローラとを備えており、
    前記カバーは、前記プラテンローラの軸を中心に旋回するプリンタ。
  3. 請求項において、前記プラテンローラとの間に前記用紙を挟んで当該用紙の進行方向を該プラテンローラに沿ってほぼ180度変える反転ガイドと、
    前記プラテンローラの軸を中心に前記カバーに連動して旋回し、前記ラインサーマルヘッドの一部に当り第1のギャップを形成する第1のカムと、
    前記プラテンローラの軸を中心に前記カバーに連動して旋回し、前記反転ガイドの一部に当り第2のギャップを形成する第2のカムとを有するプリンタ。
  4. 請求項1において、前記フィードローラとの間に前記用紙を挟んで当該用紙の進行方向を該フィードローラに沿ってほぼ180度変える反転ガイドと、
    前記フィードローラの軸を中心に前記カバーに連動して旋回し、前記反転ガイドの一部に当り第2のギャップを形成する第2のカムとを有するプリンタ。
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