JP4767094B2 - ケース体、およびこのケース体を備えたアクチュエータ - Google Patents
ケース体、およびこのケース体を備えたアクチュエータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4767094B2 JP4767094B2 JP2006158152A JP2006158152A JP4767094B2 JP 4767094 B2 JP4767094 B2 JP 4767094B2 JP 2006158152 A JP2006158152 A JP 2006158152A JP 2006158152 A JP2006158152 A JP 2006158152A JP 4767094 B2 JP4767094 B2 JP 4767094B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case member
- cylindrical
- case
- receiving portion
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 16
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
図1(a)、(b)は各々、本発明を適用したアクチュエータの斜視図、およびこのアクチュエータからケース、ステータ、パッキンなどを外した状態を示す斜視図である。図2および図3は各々、図1に示すアクチュエータの分解斜視図、および断面図である。
本形態のアクチュエータ1において、第1のケース部材2では、平板状のフランジ部21(第1のフランジ部/第1の固定部)の中央部分に他方面側12に突出する円筒部22(筒部)が形成されており、この円筒部22の底部には出力用開口部29が形成されている。第2のケース部材3には、放射状に延びた3枚の平板状のフランジ部31(第2のフランジ部/第2の固定部)と、これらのフランジ部31の中央部分で凹む円筒状の受け部32とが形成されており、モータ機器に搭載する際、第1のケース部材2のフランジ部21と第2のケース部材3のフランジ部31とを重ねた状態で穴211、311にボルトを通して、ケース体15を装置本体側に固定する。すなわち、フランジ部21、31は、重なった状態でケース体側固定部として用いられる。
本形態のアクチュエータ1において、第1のケース部材2の一方面側11から他方面側12に2本の端子9を引き出すにあたって、第1のケース部材2の一方面側11はガスが充満する密閉空間100であることから、本形態では、以下の構造が採用されている。まず、第1のケース部材2には、矩形の貫通穴からなる端子穴20が形成されている。第2のケース部材3は複数箇所で折り曲げられて、第1のケース部材2の端子穴20が形成されている領域に対向する部分が平板部30になっている。また、端子穴20を塞ぐために、ゴム製のシール部材4が用いられ、シール部材4は2本の端子9と一体に成形されている。ここで、シール部材4は、端子穴20を第1のケース部材2の他方面側12から塞ぐ大きな直方体形状の本体部分41と、この本体部分41の上面から突出する小さな直方体形状の突起部分42とを備えており、シール部材4を第1のケース部材2の他方面側12に重ねた状態で、突起部分42は端子穴20に嵌るようになっている。
このようなシール部材4を用いて端子9を引き出しながら、アクチュエータ1を組み立てるにあたっては、図2および図3に示すように、まず、第1のケース部材2の他方面側12にシール部材4を配置し、端子穴20に突起部分42を嵌める。次に、第1のケース部材2に第2のケース部材3を重ねる。その際、第1のケース部材2の円筒部22の外周面にはOリング18を装着しておき、円筒部22を第2のケース部材3の受け部32の内側に嵌める。その結果、Oリング18は、第1のケース部材2の円筒部22の外周面と第2のケース部材3の受け部32の大径部分33の内周面との間で弾性変形し、その形状復帰力で、第1のケース部材2と第2のケース部材3とが重なった状態が保持される。この状態で、第1のケース部材2と第2のケース部材3の平板部30との間にはシール部材4が保持されており、端子9において、第1の直線部分91の端部は第1のケース部材2の一方面側11に位置し、第2の直線部分92の端部は、第1のケース部材2の他方面側12で端子台65の上方に位置する。
以上説明したように、本形態では、円筒部22および受け部32の軸線方向と直交する方向に延びたフランジ部21、31同士を重ねるだけで、Oリング18は、第1のケース部材2の円筒部22の外周面と受け部32の内周面との間で弾性変形した状態に保持され、第1のケース部材2と第2のケース部材3とをOリング18で仮固定している。このため、第1のケース部材2と第2のケース部材3とを治具などで仮固定する必要がなく、組み立ての作業性が高い。
上記形態では、出力軸81がロータ7の回転に伴って直線運動を行うように構成されていたが、ロータ7の回転により、出力軸81が回転するアクチュエータ1に本発明を適用してもよい。また、上記形態では、第1のケース部材2の一方面側11は、ガスが充満する密閉空間100とした例を説明したが、密閉空間100が液体が充満する場合に本発明を適用することができる。
2 第1のケース部材
3 第2のケース部材
4 シール部材
5 第3のケース部材
6 電機子
7 ロータ
9 端子
10 ステッピングモータ
11 仕切り板の一方面側
12 仕切り板の他方面側
15 ケース体
18 Oリング
21 第1のケース部材のフランジ部(第1のフランジ部/第1の固定部)
22 第1のケース部材の円筒部
29 出力用開口部
30 第2のケース部材の平板部
31 第2のケース部材のフランジ部(第2のフランジ部/第2の固定部)
32 第2のケース部材の受け部
84 出力軸(出力部材)
85 ガイド部材(円筒体)
200 閉鎖空間
Claims (7)
- 第1のケース部材と第2のケース部材との間にOリングを挟んで当該Oリングの内側を閉鎖空間とするケース体において、
前記第1のケース部材は、前記第2のケース部材の側に突出する筒部と、前記筒部の外側に第1の固定部とを備え、
前記第2のケース部材は、前記筒部を内側に受け入れる受け部と、前記受け部の外側に第2の固定部とを備え、
前記第1の固定部は、前記筒部の外側で当該筒部の軸線方向と直交する方向に延びた第1のフランジ部として構成され、
前記第2の固定部は、前記受け部の外側で前記軸線方向と直交する方向に延びた第2のフランジ部として構成され、
前記第1のフランジ部と前記第2のフランジ部は、前記軸線方向で重なった状態でケース体が固定される際のケース体側固定部を構成しており、
前記Oリングは、前記筒部の前記軸線方向に延びる外周面に装着されて当該筒部の外周面と前記受け部の前記軸線方向に延びる内周面との間で弾性変形しており、前記Oリングの形状復帰力によって、前記第1のケース部材の前記筒部が前記第2のケース部材の前記受け部に嵌った状態に保持されていることを特徴とするケース体。 - 請求項1において、
前記受け部は、前記第2のケース部材において前記筒部と同一方向に突出して当該筒部を内側に受け入れる有底筒部であることを特徴とするケース体。 - 請求項2において、
前記筒部の内側には、前記第1のケース部材と前記第2のケース部材との間に挟持された固定板部を基端側に備えた円筒体が配置されていることを特徴とするケース体。 - 請求項3において、
前記受け部は内側に段部を備え、
前記固定板部は、前記段部と前記筒部の端部との間に挟持されていることを特徴とするケース体。 - 請求項3または4に規定するケース体を備えたアクチュエータであって、
前記受け部の外側には、ステータコイルを備えた電機子が配置され、
前記受け部の内側には、前記電機子とモータを構成するロータが配置され、
前記ロータの回転中心軸は、一方端が前記受け部の底部に支持され、他方端は前記円筒体に形成された支持部に支持されていることを特徴とするアクチュエータ。 - 請求項5において、
前記円筒体の内側には、前記モータのピニオンと噛み合う出力部材が軸線方向に移動可能に配置され、
前記出力部材と前記円筒体との間には、当該出力部材の回転を阻止する第1の回転阻止部が形成され、
前記出力部材は、前記ロータの回転に伴って軸線方向への直線運動を行うことを特徴とするアクチュエータ。 - 請求項6において、
前記円筒体と前記第1のケース部材との間には、当該円筒体の回転を阻止する第2の回転阻止部が形成されていることを特徴とするアクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006158152A JP4767094B2 (ja) | 2006-06-07 | 2006-06-07 | ケース体、およびこのケース体を備えたアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006158152A JP4767094B2 (ja) | 2006-06-07 | 2006-06-07 | ケース体、およびこのケース体を備えたアクチュエータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007326595A JP2007326595A (ja) | 2007-12-20 |
JP4767094B2 true JP4767094B2 (ja) | 2011-09-07 |
Family
ID=38927349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006158152A Active JP4767094B2 (ja) | 2006-06-07 | 2006-06-07 | ケース体、およびこのケース体を備えたアクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4767094B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101740054B1 (ko) | 2010-01-20 | 2017-05-25 | 니혼 덴산 산쿄 가부시키가이샤 | 리니어 액츄에이터 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5318631B2 (ja) * | 2009-03-27 | 2013-10-16 | 日本電産サンキョー株式会社 | リニアアクチュエータ |
JP5484092B2 (ja) * | 2010-01-20 | 2014-05-07 | リンナイ株式会社 | リニアアクチュエータ |
CN106655566A (zh) * | 2015-10-30 | 2017-05-10 | 大陆汽车电子(芜湖)有限公司 | 转子总成及包含该转子总成的步进驱动电机 |
EP3369162A1 (en) * | 2015-10-30 | 2018-09-05 | Continental Automotive GmbH | Rotor assembly and stepping motor including same |
DE202017100708U1 (de) * | 2017-02-09 | 2017-05-03 | Johnson Electric Germany GmbH & Co. KG | Linearschrittmotor mit einer Rotorspindel für einen linear geführten Stellantrieb |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0348346A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-03-01 | Omron Corp | メモリチェック装置 |
JP4245100B2 (ja) * | 1999-09-27 | 2009-03-25 | アスモ株式会社 | ステッピングモータ、及びその組付方法 |
-
2006
- 2006-06-07 JP JP2006158152A patent/JP4767094B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101740054B1 (ko) | 2010-01-20 | 2017-05-25 | 니혼 덴산 산쿄 가부시키가이샤 | 리니어 액츄에이터 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007326595A (ja) | 2007-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4767094B2 (ja) | ケース体、およびこのケース体を備えたアクチュエータ | |
JP6746372B2 (ja) | 電磁式アクチュエータおよび能動型制振装置と能動型防振装置 | |
US8004134B2 (en) | Electric motor, rotary actuator and rotary apparatus | |
JP4303162B2 (ja) | アクチュエータ | |
JP6278684B2 (ja) | 弁体駆動装置 | |
JP4960506B2 (ja) | ステップアクチュエータ装置 | |
JP5972007B2 (ja) | ギアユニット | |
WO2011065394A1 (ja) | モータ装置、このモータ装置を装備するポンプ及びこのポンプを装備する液体循環装置 | |
WO2018151265A1 (ja) | 電気部品組立体および車両用ブレーキ液圧制御装置 | |
WO2018151263A1 (ja) | コイル組立体およびブレーキ制御装置 | |
US20090140194A1 (en) | Valve device and multi-layer substrate | |
US20200298426A1 (en) | Rotary actuator and robot | |
JP2017200364A (ja) | 電磁式アクチュエータおよび能動型制振装置 | |
JP6785606B2 (ja) | ブレーキ付きモータ | |
WO2018151264A1 (ja) | 電気部品組立体および車両用ブレーキ液圧制御装置 | |
JP6740631B2 (ja) | 駆動装置 | |
JP4843378B2 (ja) | アクチュエータ | |
JP4728108B2 (ja) | 直動アクチュエータ | |
JP5952678B2 (ja) | 電動モータ | |
JP7219138B2 (ja) | モータおよび弁体駆動装置 | |
WO2017170821A1 (ja) | 直動回転駆動装置および直動回転駆動装置の製造方法 | |
JPWO2018151266A1 (ja) | 電気部品組立体および車両用ブレーキ液圧制御装置 | |
KR100519022B1 (ko) | 자동차의 아이들공기제어밸브의 조립방법 | |
JP2017163695A (ja) | モータ及びモータの製造方法 | |
JP2011054383A (ja) | 電気部品組立体の電気接続方法および電気接続構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080827 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20090226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110118 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110318 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110524 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110614 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4767094 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |