JP4843378B2 - アクチュエータ - Google Patents
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Description
図1(a)、(b)は各々、本発明を適用したアクチュエータの斜視図、およびこのアクチュエータからケース、ステータ、パッキンなどを外した状態を示す斜視図である。図2および図3は各々、図1に示すアクチュエータの分解斜視図、および断面図である。
本形態のアクチュエータ1において、仕切り板2では、平板状のフランジ部21の中央部分に他方面側12に突出する円筒部22が形成されており、この円筒部22の底部には出力用開口部29が形成されている。カバー3には、放射状に延びた3枚の平板状のフランジ部31と、これらのフランジ部31の中央部分で凹む円筒状の受け部32とが形成されており、モータ機器に搭載する際、仕切り板2のフランジ部21とカバー3のフランジ部31とが穴211、311でのボルト止めなどの方法で接合される。また、仕切り板2には位置決め用の小穴210が形成されている一方、カバー3にも小穴210と重なる位置に位置決め用の小穴310が形成されており、ケース5には、これらの小穴210、310を貫通する小突起58が形成されている。
このように構成したアクチュエータ1において、仕切り板2の一方面側11から他方面側12に2本の端子9を引き出すにあたって、仕切り板2の一方面側11はガスが充満する密閉空間100であることから、本形態では、以下の構造が採用されている。まず、仕切り板2には、矩形の貫通穴からなる端子穴20が形成されている。カバー3は複数箇所で折り曲げられて、仕切り板2の端子穴20が形成されている領域に対向する部分が平板部30になっている。また、端子穴20を塞ぐために、ゴム製のシール部材4が用いられ、シール部材4は2本の端子9と一体に成形されている。ここで、シール部材4は、端子穴20を仕切り板2の他方面側12から塞ぐ大きな直方体形状の本体部分41と、この本体部分41の上面から突出する小さな直方体形状の突起部分42とを備えており、シール部材4を仕切り板2の他方面側12に重ねた状態で、突起部分42は端子穴20に嵌るようになっている。また、2本の端子9はいずれもL字形状を有しており、一方の端部がシール部材4の突起部分42から上方に突出し、他方の端部は、シール部材4の本体部分41の側面で突出するようにシール部材4を貫通している。すなわち、2本の端子9は、突起部分42(仕切り板2の一方面側11に位置する部分)からシール部材4の厚さ方向(カバー3の押し付け方向と平行あるいは略平行な方向)に延びる第1の直線部分91と、第1の直線部分91の下端部(シール部材4の厚さ方向の途中位置)で直角に屈曲して仕切り板2とカバー3との間で外側に向けて延びる第2の直線部分92とを備えており、第1の直線部分91の端部がシール部材4の突起部分42から上方に突出し、第2の直線部分92の端部は、シール部材4の本体部分41の側面で突出している。
以上説明したように、本形態では、端子9は、シール部材4の厚さ方向の途中位置で屈曲して仕切り板2とカバー3との間で延びているため、仕切り板2とカバー3との間ではシール部材4を押し付ける方向と交差している。従って、仕切り板2とカバー3との間でシール部材4を押し付けて弾性変形させると、シール部材4が弾性変形する方向は、端子9の周りを塞ぐ方向と一致するため、シール性が高い。従って、仕切り板2の一方面側11をガスが充満する密閉空間100とした状態で、密閉空間100と外部との間で端子9を介して通電することができ、その場合でも、仕切り板2の一方面側11から端子9とシール部材4との隙間を経て仕切り板2の他方面側12にガスなどが漏れることがない。
上記形態では、出力軸81がロータ7の回転に伴って直線運動を行うように構成されていたが、ロータ7の回転により、出力軸81が回転するアクチュエータ1に本発明を適用してもよい。また、上記形態では、仕切り板2の一方面側11は、ガスが充満する密閉空間100とした例を説明したが、密閉空間100に液体が充満する場合に本発明を適用することができる。
2 仕切り板(仕切り部材)
3 カバー
4 シール部材
6 電機子
7 ロータ
9 端子
10 ステッピングモータ
11 仕切り板の一方面側
12 仕切り板の他方面側
18 リング状弾性体
20 端子穴
22 仕切り板の円筒部
29 出力用開口部
30 カバーの平板部
32 カバーの受け部
84 出力軸
91 端子の第1の直線部分
92 端子の第2の直線部分
Claims (5)
- 密閉空間を構成するための仕切り部材の一方面側から他方面側に向けて端子を引き出すための端子引き出し構造を備え、前記仕切り部材によって前記一方面側がモータ出力部分に区画され、前記他方面側がモータ本体部分に区画されているアクチュエータであって、
前記端子引き出し構造は、前記仕切り部材に向けてシール部材を押し付けるカバーを有し、
前記仕切り部材には端子穴が形成され、
前記シール部材は、前記仕切り部材の他方面側で前記端子穴を塞ぐように配置され、
前記カバーは、前記端子穴を塞ぐ方向に前記シール部材を押し付け、
前記端子は、前記仕切り部材の一方面側から前記端子穴を通過して前記シール部材の内部を当該シール部材の厚さ方向の途中位置まで前記カバーの押し付け方向と平行あるいは略平行に延びているとともに、当該途中位置で屈曲して前記仕切り部材と前記カバーとの間で前記押し付け方向と交差する方向に延びて前記シール部材から突出し、前記仕切り部材の他方面側に到達しており、前記仕切り部材の一方面側に位置する部分と、前記仕切り部材と前記カバーとの間で延びる部分とが直交するL字形状を有しており、
前記モータ本体部分に設けられているモータ端子は、前記端子において前記仕切り部材と前記カバーとの間で延びる部分と平行で、かつ、前記仕切り部材の他方面側で前記シール部材から突出している前記端子の突出方向に向かって延びており、
前記モータ端子と前記端子とは、共通のフレキシブルプリント回路基板に接続されることを特徴とするアクチュエータ。 - 請求項1において、
前記仕切り部材および前記カバーは、少なくとも前記シール部材と当接する部分が板状であることを特徴とするアクチュエータ。 - 請求項2または3において、
前記シール部材は、前記端子穴を前記仕切り部材の他方面側から塞ぐ本体部分と、当該本体部分の上面から突出して前記端子穴に嵌る突起部分とを備え、
前記突起部分の根元に構成される当該突起部分と前記本体部分との段差は、前記突起部分の全周に構成されることを特徴とするアクチュエータ。 - 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
前記シール部材は、ゴム製あるいは樹脂製であり、前記端子と一体成形されていることを特徴とするアクチュエータ。 - 請求項2において、
前記カバーにおいて前記板状とされた部分には、前記シール部材から離れる方向に窪んだ凹部が設けられていることを特徴とするアクチュエータ。
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Family Applications (1)
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JP2006141633A Active JP4843378B2 (ja) | 2006-05-22 | 2006-05-22 | アクチュエータ |
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- 2006-05-22 JP JP2006141633A patent/JP4843378B2/ja active Active
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