JP4843378B2 - アクチュエータ - Google Patents

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本発明は、仕切り部材によって密閉状態に仕切られた一方面側から他方面側に向けて端子を引き出すための端子引き出し構造備えたアクチュエータに関するものである。
仕切り部材によって密閉状態に仕切られた一方面側から他方面側に向けて端子を引き出すための構造としては、例えば、図4に示すように、仕切り板2′の他方面側12′で端子穴20′を塞ぐようにゴム製のシール部材4′を配置するとともに、矢印Yで示すように、シール部材4′を仕切り板2′に向けてカバー3′で押し付けて端子穴20′を塞ぎ、ストレートの端子9′をシール部材4′に対して上下方向に貫通させた構造が考えられる。
しかしながら、図4に示す構造では、シール部材4′を端子9′が延びている方向に向けて押し付けてシール部材4′が押し付け方向に弾性変形した際、シール部材4′が押し付け方向と直交する方向にも弾性変形することを利用して端子9′の周りを塞ぐ構造であるため、シール性が低く、仕切り板2′の一方面側11′から端子9′とシール部材4′との隙間を経て仕切り板2′の他方面側12′にガスなどが漏れるという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、仕切り部材によって密閉状態に仕切られた一方面側から他方面側に向けて端子を引き出した場合でも高いシール性を備えた端子引き出し構造備えたアクチュエータを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、密閉空間を構成するための仕切り部材の一方面側から他方面側に向けて端子を引き出すための端子引き出し構造を備え、前記仕切り部材によって前記一方面側がモータ出力部分に区画され、前記他方面側がモータ本体部分に区画されているアクチュエータであって、前記端子引き出し構造は、前記仕切り部材に向けてシール部材を押し付けるカバーを有し、前記仕切り部材には端子穴が形成され、前記シール部材は、前記仕切り部材の他方面側で前記端子穴を塞ぐように配置され、前記カバーは、前記端子穴を塞ぐ方向に前記シール部材を押し付け、前記端子は、前記仕切り部材の一方面側から前記端子穴を通過して前記シール部材の内部を当該シール部材の厚さ方向の途中位置まで前記カバーの押し付け方向と平行あるいは略平行に延びているとともに、当該途中位置で屈曲して前記仕切り部材と前記カバーとの間で前記押し付け方向と交差する方向に延びて前記シール部材から突出し、前記仕切り部材の他方面側に到達しており、前記仕切り部材の一方面側に位置する部分と、前記仕切り部材と前記カバーとの間で延びる部分とが直交するL字形状を有しており、前記モータ本体部分に設けられているモータ端子は、前記端子において前記仕切り部材と前記カバーとの間で延びる部分と平行で、かつ、前記仕切り部材の他方面側で前記シール部材から突出している前記端子の突出方向に向かって延びており、前記モータ端子と前記端子とは、共通のフレキシブルプリント回路基板に接続されることを特徴とする。
本発明において、端子は、シール部材の厚さ方向の途中位置で屈曲して仕切り部材とカバーとの間で延びているため、仕切り部材とカバーとの間ではシール部材を押し付ける方向と交差している。従って、仕切り部材とカバーとの間でシール部材を押し付けて弾性変形させると、シール部材が弾性変形する方向は、端子の周りを塞ぐ方向と一致するため、シール性が高い。それ故、仕切り部材の一方面側から端子とシール部材との隙間を経て仕切り部材の他方面側にガスなどが漏れることを確実に防止することができる。
また、このように構成すると、カバーがシール部材を押し付けて弾性変形させると、シール部材は押し付け方向に変形するとともに、押し付け方向と直交する方向にも弾性変形する。従って、シール部材は、端子において押付け方向と平行あるいは略平行に延びる部分の周りにも密着するので、ガスなどの漏れを確実に防止することができる。
本発明において、前記仕切り部材および前記カバーは、少なくとも前記シール部材と当接する部分が板状であることが好ましい。このように構成すると、端子の周りを広い領域にわたって塞ぐ状態にシール部材を弾性変形させることができる。
本発明において、前記シール部材は、前記端子穴を前記仕切り部材の他方面側から塞ぐ本体部分と、当該本体部分の上面から突出して前記端子穴に嵌る突起部分とを備え、前記突起部分の根元に構成される当該突起部分と前記本体部分との段差は、前記突起部分の全周に構成されることが好ましい。
本発明において、前記シール部材は、ゴム製あるいは樹脂製であり、前記端子と一体成形されていることが好ましい。このように構成すると、端子が途中で屈曲している場合でも、端子がシール部材を貫通している構造を容易に構成することができる。
本発明において、前記カバーにおいて前記板状とされた部分には、前記シール部材から離れる方向に窪んだ凹部が設けられていることが望ましい。
本発明において、端子は、シール部材の厚さ方向の途中位置で屈曲して仕切り部材とカバーとの間で延びているため、仕切り部材とカバーとの間ではシール部材を押し付ける方向と交差している。従って、仕切り部材とカバーとの間でシール部材を押し付けて弾性変形させると、シール部材が弾性変形する方向は、端子の周りを塞ぐ方向と一致するため、シール性が高い。それ故、仕切り部材の一方面側から端子とシール部材との隙間を経て仕切り部材の他方面側にガスなどが漏れることを確実に防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
[全体構成]
図1(a)、(b)は各々、本発明を適用したアクチュエータの斜視図、およびこのアクチュエータからケース、ステータ、パッキンなどを外した状態を示す斜視図である。図2および図3は各々、図1に示すアクチュエータの分解斜視図、および断面図である。
図1(a)、(b)および図2に示すアクチュエータ1は、平板状の仕切り板2(仕切り部材)の一方面側11に環状のパッキン19を介してモータ機器(図示せず)に搭載され、このモータ機器において、仕切り板2の一方面側11はガスなどが通る密閉空間100になっている。
図3に示すように、仕切り板2の他方面側12には有底筒状のケース5が被せられており、このケース5内は、仕切り板2の他方面側12に接合されたカバー3により2つの空間に仕切られている。また、ケース5とカバー3とによって囲まれた空間、および仕切り板2とカバー3とにより囲まれた空間を利用して、後述するステッピングモータ10が構成され、ステッピングモータ10のロータ7の回転に伴って、矢印Xで示すように直動する出力軸81(出力部)が仕切り板2の中央に形成された出力用開口部29から仕切り板2の一方面側11に突出している。なお、ケース5の側面部には端子台65が一体に構成されており、この端子台65には、ステッピングモータ10の電機子6(ステータ)に対する給電などを行うモータ端子66が固着されている。
また、端子台65の上方位置では、仕切り板2に形成された端子穴20を介して仕切り板2の一方面側11から他方面側12に2本の端子9が引き出されており、端子穴20を密閉しながら端子9を引き出す構造の詳細は後述する。
[ステッピングモータ10などの構成]
本形態のアクチュエータ1において、仕切り板2では、平板状のフランジ部21の中央部分に他方面側12に突出する円筒部22が形成されており、この円筒部22の底部には出力用開口部29が形成されている。カバー3には、放射状に延びた3枚の平板状のフランジ部31と、これらのフランジ部31の中央部分で凹む円筒状の受け部32とが形成されており、モータ機器に搭載する際、仕切り板2のフランジ部21とカバー3のフランジ部31とが穴211、311でのボルト止めなどの方法で接合される。また、仕切り板2には位置決め用の小穴210が形成されている一方、カバー3にも小穴210と重なる位置に位置決め用の小穴310が形成されており、ケース5には、これらの小穴210、310を貫通する小突起58が形成されている。
カバー3において、受け部32は、大径部分33と小径部分35とからなり、大径部分33の内側には、仕切り板2の円筒部22が嵌っている。ここで、円筒部22の外周面には、円筒部22の外周面と受け部32の大径部33の内周面との間で弾性変形したリング状弾性体18が装着されており、この部分での気密が確保されている。また、受け部32において、大径部分33と小径部分35とを接続する円環状の段部34と、仕切り板2の円筒部22の底部との間には、円筒状のガイド部材85の基端側で広がるフランジ部88が保持され、ガイド部材85の円筒部87は、仕切り板2の出力用開口部29から一方面側11に突出している。
ケース5の開口縁部分は、仕切り板2のフランジ部21とカバー3のフランジ部31との重なり部分に対して接合されている。ここで、ケース5とカバー3の受け部32とによって囲まれた環状の空間では、受け部32の小径部分35の周りに、コア61に電機子コイル62が巻回された電機子6(ステータ)が配置されている。また、受け部32の内側には、電機子6に対して受け部32を介して対向するマグネット71を備えたロータ7が配置され、このロータ7は、支軸72に回転可能に支持されている。このようにしてステッピンモータ10が構成されている。なお、支軸72の両端は各々、受け部32の底部36と、ガイド部材85の先端部に形成された支持板部86とに支持されている。
ガイド部材85の内側には、出力軸81が軸線方向に移動可能に配置され、出力軸81の先端部は、2分割された状態で支持板部86に形成された2つの穴の各々から突出している。ここで、出力軸81は、ガイド部材85との干渉によって軸線周りの回転が阻止され、仕切り板2およびガイド部材85には、回り止めの小穴26、およびこの小穴26に嵌る小突起89が形成されている。また、出力軸81の内周部分には雌ネジ82が形成されている。支軸72にはスリーブ73が回転可能に支持されており、このスリーブ73はロータ7と一体に回転可能である。また、スリーブ73の外周面には、出力軸81の雌ネジ82に噛み合う雄ネジ730が形成されている。従って、電機子コイル62に給電してロータ7を回転させると、ロータ7とともにスリーブ73が回転する。その結果、出力軸81は、矢印Xで示すように、軸線方向の一方側に移動するとともに、電機子コイル62に対する通電条件を変えてロータ7を反転させると、出力軸81は軸線方向の他方側に移動する。
(端子引き出し構造)
このように構成したアクチュエータ1において、仕切り板2の一方面側11から他方面側12に2本の端子9を引き出すにあたって、仕切り板2の一方面側11はガスが充満する密閉空間100であることから、本形態では、以下の構造が採用されている。まず、仕切り板2には、矩形の貫通穴からなる端子穴20が形成されている。カバー3は複数箇所で折り曲げられて、仕切り板2の端子穴20が形成されている領域に対向する部分が平板部30になっている。また、端子穴20を塞ぐために、ゴム製のシール部材4が用いられ、シール部材4は2本の端子9と一体に成形されている。ここで、シール部材4は、端子穴20を仕切り板2の他方面側12から塞ぐ大きな直方体形状の本体部分41と、この本体部分41の上面から突出する小さな直方体形状の突起部分42とを備えており、シール部材4を仕切り板2の他方面側12に重ねた状態で、突起部分42は端子穴20に嵌るようになっている。また、2本の端子9はいずれもL字形状を有しており、一方の端部がシール部材4の突起部分42から上方に突出し、他方の端部は、シール部材4の本体部分41の側面で突出するようにシール部材4を貫通している。すなわち、2本の端子9は、突起部分42(仕切り板2の一方面側11に位置する部分)からシール部材4の厚さ方向(カバー3の押し付け方向と平行あるいは略平行な方向)に延びる第1の直線部分91と、第1の直線部分91の下端部(シール部材4の厚さ方向の途中位置)で直角に屈曲して仕切り板2とカバー3との間で外側に向けて延びる第2の直線部分92とを備えており、第1の直線部分91の端部がシール部材4の突起部分42から上方に突出し、第2の直線部分92の端部は、シール部材4の本体部分41の側面で突出している。
このようなシール部材4を用いて端子9を引き出しながら、アクチュエータ1を組み立てるにあたっては、図2および図3に示すように、まず、仕切り板2の他方面側12にシール部材4を配置し、端子穴20に突起部分42を嵌める。次に、仕切り板2にカバー3を重ねる。その際、仕切り板2の円筒部22の外周面にはリング状弾性体18を装着しておき、円筒部22をカバー3の受け部32の内側に嵌める。その結果、リング状弾性体18は、仕切り板2の円筒部22の外周面とカバー3の受け部32の大径部分33の内周面との間で弾性変形し、その形状復帰力で、仕切り板2とカバー3とが重なった状態が保持される。この状態で、仕切り板2とカバー3の平板部30との間にはシール部材4が保持されており、端子9において、第1の直線部分91の端部は仕切り板2の一方面側11に位置し、第2の直線部分92の端部は、仕切り板2の他方面側12で端子台65の上方に位置する。
なお、仕切り板2とカバー3とを重ねる際、図2に示すように、仕切り板2の側にガイド部材85、出力軸81、支軸72、ロータ7などを取り付けておく。
次に、仕切り板2のフランジ部21とカバー3のフランジ部31とが密着するように、矢印Yで示すように、仕切り板2に向けてカバー3を押し付けた後、仕切り板2のフランジ部21とカバー3のフランジ部31とをボルト(図示せず)などで接合する。その結果、シール部材4は、仕切り板2とカバー3との間で弾性変形し、端子9の第2の直線部分92とシール部材4との隙間が塞がれる。また、シール部材4は、端子9の第1の直線部分91との間を塞ぐ方向にも弾性変形する。
次に、カバー3の小径部分35の周りに電機子6を配置した後、ケース5を被せ、ケース5をカバー3や仕切り板2と固着する。次に、端子台65のモータ端子66および端子9にフレキシブルプリント回路基板69を接続すると、アクチュエータ1が完成する。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、端子9は、シール部材4の厚さ方向の途中位置で屈曲して仕切り板2とカバー3との間で延びているため、仕切り板2とカバー3との間ではシール部材4を押し付ける方向と交差している。従って、仕切り板2とカバー3との間でシール部材4を押し付けて弾性変形させると、シール部材4が弾性変形する方向は、端子9の周りを塞ぐ方向と一致するため、シール性が高い。従って、仕切り板2の一方面側11をガスが充満する密閉空間100とした状態で、密閉空間100と外部との間で端子9を介して通電することができ、その場合でも、仕切り板2の一方面側11から端子9とシール部材4との隙間を経て仕切り板2の他方面側12にガスなどが漏れることがない。
また、シール部材4は、ゴム製であり、端子9と一体成形されているので、端子9が途中で屈曲している場合でも、端子9がシール部材4を貫通している構造を容易に構成することができる。また、仕切り板2およびカバー3は、シール部材4と当接する部分が板状であるため、端子9の第2の直線部分92を広い領域にわたって塞ぐ状態にシール部材4を弾性変形させることができる。
さらに、リング状弾性体18の形状復帰力によって、仕切り板2の円筒部22がカバー3の受け部32に嵌った状態を保持するので、仕切り板2とカバー3とを接合してシール部材4が弾性変形した状態を保持する際、カバー3と仕切り板2とを治具などで仮固定する必要がない。それ故、アクチュエータ1の組み立ての作業性がよい。
さらにまた、ロータ7などが配置された空間の周りでは、仕切り板2とカバー3との間はリング状弾性体18で密封されている。また、受け部32の内側にロータ7が配置され、受け部32の外側に電機子6が配置されているため、カバー3の外側から内側に配線を行わなくてもステッピングモータ10を構成できる。それ故、カバー3の内側と外側との密閉状態を保持したまま、ロータ7の回転を仕切り板2の一方面側11に伝達することができる。
(その他の実施の形態)
上記形態では、出力軸81がロータ7の回転に伴って直線運動を行うように構成されていたが、ロータ7の回転により、出力軸81が回転するアクチュエータ1に本発明を適用してもよい。また、上記形態では、仕切り板2の一方面側11は、ガスが充満する密閉空間100とした例を説明したが、密閉空間100液体が充満する場合に本発明を適用することができる。
さらに、上記形態では、シール部材4がゴム製の場合を例に説明したが、シール部材4が弾性を備えた樹脂製のシール部材を用いた場合に本発明を適用してもよい。
(a)、(b)は各々、本発明を適用したアクチュエータの斜視図、およびこのアクチュエータからケース、ステータ、パッキンなどを外した状態を示す斜視図である。 図1に示すアクチュエータの分解斜視図である。 図1に示すアクチュエータの断面図である。 従来の端子引き出し構造を示す説明図である。
符号の説明
1 アクチュエータ
2 仕切り板(仕切り部材)
3 カバー
4 シール部材
6 電機子
7 ロータ
9 端子
10 ステッピングモータ
11 仕切り板の一方面側
12 仕切り板の他方面側
18 リング状弾性体
20 端子穴
22 仕切り板の円筒部
29 出力用開口部
30 カバーの平板部
32 カバーの受け部
84 出力軸
91 端子の第1の直線部分
92 端子の第2の直線部分

Claims (5)

  1. 密閉空間を構成するための仕切り部材の一方面側から他方面側に向けて端子を引き出すための端子引き出し構造を備え、前記仕切り部材によって前記一方面側がモータ出力部分に区画され、前記他方面側がモータ本体部分に区画されているアクチュエータであって、
    前記端子引き出し構造は、前記仕切り部材に向けてシール部材を押し付けるカバーを有し、
    前記仕切り部材には端子穴が形成され、
    前記シール部材は、前記仕切り部材の他方面側で前記端子穴を塞ぐように配置され、
    前記カバーは、前記端子穴を塞ぐ方向に前記シール部材を押し付け、
    前記端子は、前記仕切り部材の一方面側から前記端子穴を通過して前記シール部材の内部を当該シール部材の厚さ方向の途中位置まで前記カバーの押し付け方向と平行あるいは略平行に延びているとともに、当該途中位置で屈曲して前記仕切り部材と前記カバーとの間で前記押し付け方向と交差する方向に延びて前記シール部材から突出し、前記仕切り部材の他方面側に到達しており、前記仕切り部材の一方面側に位置する部分と、前記仕切り部材と前記カバーとの間で延びる部分とが直交するL字形状を有しており、
    前記モータ本体部分に設けられているモータ端子は、前記端子において前記仕切り部材と前記カバーとの間で延びる部分と平行で、かつ、前記仕切り部材の他方面側で前記シール部材から突出している前記端子の突出方向に向かって延びており、
    前記モータ端子と前記端子とは、共通のフレキシブルプリント回路基板に接続されることを特徴とするアクチュエータ。
  2. 請求項1において、
    前記仕切り部材および前記カバーは、少なくとも前記シール部材と当接する部分が板状であることを特徴とするアクチュエータ。
  3. 請求項2または3において、
    前記シール部材は、前記端子穴を前記仕切り部材の他方面側から塞ぐ本体部分と、当該本体部分の上面から突出して前記端子穴に嵌る突起部分とを備え、
    前記突起部分の根元に構成される当該突起部分と前記本体部分との段差は、前記突起部分の全周に構成されることを特徴とするアクチュエータ。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記シール部材は、ゴム製あるいは樹脂製であり、前記端子と一体成形されていることを特徴とするアクチュエータ。
  5. 請求項2において、
    前記カバーにおいて前記板状とされた部分には、前記シール部材から離れる方向に窪んだ凹部が設けられていることを特徴とするアクチュエータ。
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