JP4766090B2 - クローラ式車両の下部走行体 - Google Patents

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Description

本発明は、左右のクローラの間隔(以下、クローラ幅という)が拡縮可能に構成されるクローラ式車両の下部走行体に関するものである。
クローラクレーン、油圧ショベル等のクローラ式車両において、作業時には安定度を高めるためにクローラ幅を拡張し、トレーラによる輸送時には法制限に基づいてクローラ幅を縮小し得るように構成のものが公知である。このようなクローラ幅拡縮式をとるクローラ式車両においては、クローラが装着される両クローラフレームを、トラックフレームに対し、クローラ幅拡張位置とクローラ幅縮小位置との間で左右移動可能に取付け、両位置でトラックフレームに対して連結する構成が採られている。
トラックフレームとサイドフレームとを連結リンクを用いて連結する連結構造としては、例えば後述する構成になるものが公知である。以下、この従来例1に係る連結構造を、添付図面を参照しながら説明する。図6はクローラ幅拡張状態の一部断面平面図、図7はクローラ幅縮小状態の一部断面平面図、図8(a)はクローラ幅拡張状態におけるフレーム連結部分の拡大平面図、図8(b)は図8(a)のD矢視図である。なお、図1中Wは拡張時クローラ幅、図2中Wは縮小時クローラ幅である。また、この従来例1に係る連結構造は左右同構造であるため、図8(a),(b)には図6,7における左側の連結構造のみが示されている。
図6,7に示す符号51はトラックフレーム、符号52はクローラ53が装着される左右のサイドフレーム(以下、クローラフレームという)である。トラックフレーム51の左右には、相反する方向に突出するアクスル51aが設けられ、クローラフレーム52にはアクスル嵌入孔52aが設けられており、このアクスル嵌入孔52aにアクスル51aがスライド可能に嵌入されることにより、クローラフレーム52がトラックフレーム51に対して、クローラ幅拡張位置(図6)と、クローラ幅縮小位置(図7)との間で移動可能に取付けられている。左右のクローラフレーム52のそれぞれに、連結リンク54がブラケット52bおよびピン52cによって内向きに取付けられ、クローラ幅拡張および縮小両位置で連結リンク54が、トラックフレーム51に固着されたリンク連結部材55に連結用ピン56で連結されることにより、クローラフレーム52がトラックフレーム51の左右のそれぞれに固定されている。
次に、図8(a),(b)を順次参照しながら連結構造の詳細を説明する。前記連結リンク54には、先端部に拡張位置用ピン孔54bが設けられ、サイドフレーム52側の基端部に縮小位置用ピン孔54cが設けられている。この連結リンク54の両ピン孔54b,54c間の部分の上面54aが、クローラ幅拡縮操作時に連結用ピン56を下側から支持して直立状態に保持するためのピン支持面(以下、上面54aをピン支持面54aという)となっている。また、連結リンク54の先端部上面に拡張時ストッパ54dが、基端部上面に縮小時ストッパ54eが設けられている。即ち、クローラ幅拡張時には拡張時ストッパ54dが、またクローラ幅縮小時には縮小時ストッパ54eがリンク連結部材55に当接して、クローラフレーム52のそれ以上の移動が阻止されるように構成されている。
このリンク連結部材55は、拡張時ストッパ54d、縮小時ストッパ54eに当接する上板55aと、この上板55aと平行な下板55bとからなっており、これら両板55a,55bの間に前記連結リンク54が挿通されている。
前記リンク連結部材55には、上板55aと下板55bの双方に第1ピン孔(以下、上部第1ピン孔、下部第1ピン孔という)55c,55dと、第2ピン孔(以下、上部第2ピン孔、下部第2ピン孔という)55e,55fとが左右に間隔を隔てて設けられ、クローラ幅拡張時には第1ピン孔55c,55dが連結リンク54の拡張位置用ピン孔54bに、クローラ幅縮小時には第2ピン孔55e,55fが連結リンク54の縮小位置用ピン孔54cにそれぞれ合致するようになっている。また、リンク連結部材55には、上板55aの上面における第1,2両ピン孔55c,55eに対応する位置に、短管状のピン保持筒(以下、第1ピン保持筒、第2ピン保持筒という)55g,55hが垂直に固着されている(例えば、特許文献1参照。)。
次に、トラックフレームとサイドフレームとを連結リンクを用いずに連結する連結構造としては、例えば後述する構成になるものが公知である。以下、この従来例2に係る連結構造を、添付図面を参照しながら説明する。図10はクローラ式作業機械の下部走行体の後部部分の平面図、図11は右側のクローラフレームとトラックフレームのアクスルとの結合構造を示す平面図、図12は図11のE−E線における断面図である。
即ち、クローラフレーム102には、その内側側面から突出する突出部122が設けられている。この突出部122の天板部122aの先端部に、アクスル113の上面に沿って内側にさらに突出しする結合プレート131が固着され、この結合プレート131にはクローラ側ピン孔132が設けられている。また、前記アクスル113の上面に拡張位置用ピン孔133と縮小位置用ピン孔134とが設けられており、クローラフレーム102が拡張位置にある場合には前記クローラ側ピン孔132と前記拡張位置用ピン孔133とが一致し、これら孔に締結ピン135が嵌挿される一方、クローラフレーム102が縮小位置にある場合には前記クローラ側ピン孔132と前記縮小位置用ピン孔134とが一致し、これら孔に締結ピン135が嵌挿されるように構成されている。なお、図10において示す符号115は、図示しないトランスリフタを支持するためのアーム部材であり、また符合123は、トラックフレーム102を拡張位置と縮小位置との間で移動させる拡縮用の油圧シリンダである。
また、前記突出部122の後側側板部122bの先端にパイプ部材などからなるピン挿入部136が設けられ、このピン挿入部136に前記突出部122の内包空間側に突出する位置決めピン137が取外し可能に設けられている。一方、前記アクスル113の後側側面には、クローラフレーム102の貫通孔121の側壁面121bおよび突出部122の後側側板部122bの内面との隙間を詰めるための矩形平板状のパッドプレート138が固定されている。このパッドプレート138には、図11に示すように、長手方向の一端から中心線に沿って中央部まで延びる切り欠き溝139が設けられており、この切り欠き溝139は、クローラフレーム102をトラックフレーム101のアクスル113の拡張位置と縮小位置との間で移動させる時前記位置決めピン137との干渉を回避するためのものであり、クローラフレーム102をトラックフレーム101のアクスル113の拡張位置に移動させた時位置決めピン137が切り欠き溝139の底部に当接してパッドプレート138が拡張位置用ストッパの機能を発揮するようになっている(例えば、特許文献2参照。)。
実公平7−15828号公報 特開2006−290020号公報
上記従来例1に係る連結構成は、クローラ幅拡張状態のクローラフレーム52が縮小される場合、連結リンク54の縮小時ストッパ54eがリンク連結部材55に当接すると縮小位置用ピン孔54cが第2ピン孔55e,55fに合致し、ピン保持筒55hに垂直支持されている連結用ピン56が自然落下して、クローラフレーム52がクローラ幅縮小位置でトラックフレーム51に固定される。また、クローラ幅縮小状態のクローラフレーム52が拡張される場合、連結リンク54の拡張時ストッパ54dがリンク連結部材55に当接すると拡張位置用ピン孔54bが第1ピン孔55c,55dに合致し、ピン保持筒55gに垂直支持されている連結用ピン56が自然落下して、クローラフレーム52がクローラ幅拡張位置でトラックフレーム51に固定される。
ところが、下部走行対のクローラ幅拡縮寸法にもよるが、一般に、クローラ幅縮小状態においては、従来の連結リンク先端側のオーバーラップ状態説明図の図9(a)に示すように、左右の連結リンク54の先端側が互いにオーバーラップし、左右の連結リンク54の先端同士の間にスペースを確保することができないから、左右の連結リンク54は上下にずれた位置に配設される。従って、クローラ幅拡縮作業を行うに際してクローラ式車両を持上げるためのトランスリフタ装置60のトランスリフタ61をトラックフレーム51に装着するトランスリフタアーム62の状況は、従来のトランスリフタ装置取付け状態説明図の図9(b)に示すように、トランスリフタアーム62の基端側取付け部の高さ寸法に制約があり、トランスリフタアーム62の断面係数確保するために、構成板材の板厚を厚くする必要があるのに加えて、トランスリフタアーム62を垂直軸心回りに回動可能に支持するアーム取付けピン63の太さを太くする必要があるから、トランスリフタ装置60が大重量で高価になる。
また、上記従来例2に係る連結構成は、単に各クローラフレームの貫通孔の周縁部に突出部を形成し、この突出部の先端にクローラ側ピン孔を有する結合プレートを突設し、アクスルに拡張位置用ピン孔と縮小位置用ピン孔を設けると共に、突出部122の後側側板部の内面との隙間を詰めるための矩形平板状のパッドプレート138を、アクスル113の後側側面に固定している。
ところが、パッドプレートと貫通孔との間に数mmの隙間があって、クローラ側ピン孔と拡張位置用ピン孔同士、クローラ側ピン孔と縮小位置用ピン孔同士の径中心が合わないため、後述するような問題が生じる。
(1)クローラ側ピン孔、拡張位置用ピン孔、縮小位置用ピン孔の内径を締結ピンの外径よりも大きくしてガタを大きくするか、油圧機器などによる強力な押圧力で締結ピンをクローラ側ピン孔と拡張位置用ピン孔同士、クローラ側ピン孔と縮小位置用ピン孔同士に押込み、かつこれらピン孔から抜取る必要がある。換言すれば、連結リンクを用いる連結構造に比較して連結精度が劣り、またクローラ幅拡縮作業が極めて困難である。
(2)構成上、締結ピンは片持ち構成にならざるを得ないので、締結ピンの径を大径にする必要がある。
(3)アクスルの上部面に拡張位置用ピン孔と縮小位置用ピン孔が設けられていて、これらピン孔の孔縁に高応力が発生する。
従って、本発明の目的は、連結精度が優れ、クローラ幅拡縮作業が容易な連結リンクを用いる連結構造を採用するにもかかわらず、トランスリフタ装置を小重量で低価格にすることを可能ならしめるクローラ式車両の下部走行体を提供することである。
上記課題を解決するために、第1の発明に係るクローラ式車両の下部走行体が採用した手段は、トラックフレームの左右のアクスルに、それぞれの外周にクローラが装着されるクローラフレームが、左右のクローラの間隔が最大となるクローラ幅拡張位置と、最小となるクローラ幅縮小位置との間で左右移動可能に設けられ、前記トラックフレームの前後に、前記トラックフレームと前記左右のクローラフレームとを、クローラ幅拡張位置と、クローラ幅縮小位置とのそれぞれで連結する連結装置、および着脱自在なトランスリフタ装置が一対ずつ設けられたクローラ式車両の下部走行体において、前記一対の連結装置は、前記下部走行体の左右方向の中心をとおる垂直線に対して線対称であって、それぞれの連結装置は、連結ピンが挿脱されるピン孔を有し、前記クローラフレームに設けられた拡縮用ブラケットと、前記トラックフレームの幅方向の中心よりも前記拡縮用ブラケット側に設けられた取付けブラケットと、この取付けブラケットに基端側が連結され、先端側に拡縮用ブラケットの外側端面に当接する先端ストッパ、およびこの先端ストッパが前記外側端面に当接すると前記ピン孔に合致し、前記連結ピンの嵌挿により前記クローラフレームをクローラ幅拡張位置に連結する拡張用ピン孔を有すると共に、基端側で、かつ前記取付けブラケットより先端側に、前記拡縮用ブラケットの内側端面が当接する基端ストッパ、およびこの基端ストッパに前記内側端面が当接すると前記ピン孔に合致し、前記連結ピンの嵌挿により前記クローラフレームをクローラ幅縮小位置に連結する縮小用ピン孔を有する連結リンクとを備えたことを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係るクローラ式車両の下部走行体では、一対の連結装置それぞれの連結リンクの基端側がトラックフレームの幅方向の中心よりも拡縮用ブラケット側に設けられた取付けブラケットに連結されている。従って、本発明の請求項1に係る連結装置によると、左右一対の連結装置の連結リンクの基端側が連結される取付けブラケット同士の間にスペースが形成されている。
また、本発明の請求項1に係るクローラ式車両の下部走行体では、左右一対の連結装置それぞれの連結リンクは先端側に拡縮用ブラケットの外側端面に当接する先端ストッパ、およびこの先端ストッパが前記外側端面に当接するとクローラフレームに設けられた拡縮用ブラケットの連結ピンが挿脱されるピン孔に合致し、前記連結ピンの嵌挿により前記クローラフレームをクローラ幅拡張位置に連結する拡張用ピン孔を有している。さらに、基端側で、かつ取付けブラケットより先端側に、前記拡縮用ブラケットの内側端面が当接する基端ストッパ、およびこの基端ストッパに前記内側端面が当接すると前記ピン孔に合致し、前記連結ピンの嵌挿により前記クローラフレームをクローラ幅縮小位置に連結する縮小用ピン孔を有している。従って、本発明の請求項1に係るクローラ式車両の下部走行体によれば、一対の連結装置それぞれの連結リンクの先端側の先端ストッパに拡縮用ブラケットの外側端面が当接すると、連結リンクの拡張用ピン孔と拡縮用ブラケットのピン孔とが合致する。また、連結リンクの基端側の基端ストッパに拡縮用ブラケットの内側端面が当接すると、連結リンクの縮小用ピン孔と拡縮用ブラケットのピン孔とが合致する。
本発明の請求項2に係るクローラ式車両の下部走行体が採用した手段は、第1の発明のクローラ式車両の下部走行体において、前記クローラフレームに、クローラ幅縮小操作に際して前記連結リンクの先端側が遊嵌するリンク用開口が設けられてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係るクローラ式車両の下部走行体では、クローラフレームに、クローラ幅縮小操作に際して連結リンクの先端側が遊嵌するリンク用開口が設けられている。
従って、本発明の請求項2に係るローラ式車両の下部走行体によれば、クローラ幅縮小状態においては、連結装置の連結リンクの先端側がリンク用開口に突入していて、クローラフレーム内に位置している。
本発明の請求項1に係るクローラ式車両の下部走行体によれば、左右一対の連結装置それぞれの連結リンクの基端側がトラックフレームの幅方向の中心よりも拡縮用ブラケット側に設けられた取付けブラケットに連結されている。従って、左右一対の連結装置それぞれの連結リンクの基端側が連結される取付けブラケット同士の間にスペースが形成されていて、トランスリフタアームの基端側取付け部の高さ寸法に制約がないので、トランスリフタ装置の重量を軽減することができ、そしてトランスリフタ装置を低価格にすることができる。
また、本発明の請求項1に係るクローラ式車両の下部走行体によれば、左右一対の連結装置それぞれの連結リンクの先端側の先端ストッパに拡縮用ブラケットの外側端面が当接すると、連結リンクの拡張用ピン孔と拡縮用ブラケットのピン孔とが合致するから、これらの孔に容易に連結ピンを嵌挿することができる。また、連結リンクそれぞれの基端側の基端ストッパに拡縮用ブラケットの内側端面が当接すると、連結リンクの縮小用ピン孔と拡縮用ブラケットのピン孔とが合致するから、これらの孔に容易に連結ピンを嵌挿することができる。従って、連結リンクに設けられている拡張用ピン孔、縮小用ピン孔の内径を、連結ピンの外径に対して従来例2のように大径にする必要がないから、従来例1と同様に、連結精度が優れており、しかもクローラ幅拡縮作業を極めて容易、かつ短時間のうちに行うことができる。
本発明の請求項2に係るクローラ式車両の下部走行体によれば、クローラ幅縮小状態においては、左右一対の連結装置それぞれの連結リンクの先端側がクローラフレームに設けられているリンク用開口に遊嵌状態で突入する。従って、常に左右一対の連結装置それぞれの連結リンクの基端側を連結する取付けブラケット同士の間にスペースを確保することができるから、それらの配設位置を上下にずらす必要がない。
以下、本発明の実施の形態に係るクローラ式車両の下部走行体を、添付図面を参照しながら説明する。図1は、クローラ式車両の下部走行体のクローラ幅拡張状態を示す平面図である。図2は、クローラ式車両の下部走行体の後部側の一部切欠き平面図であって、図における左側はクローラ幅縮小状態を示し、図における右側はクローラ幅拡張状態を示す図である。図3は、図2のA矢視図であって、クローラ式車両の下部走行体を後部側から見た図である。図4(a)はクローラ幅拡張状態における左側の連結装置の拡大平面図、図4(b)は図4(a)のB矢視図である。図5(a)はクローラ幅縮小状態における左側の連結装置の拡大平面図、図5(b)は図5(a)のC矢視図である。なお、図1,2,3に示すWは拡張時クローラ幅を示し、図2,3に示すWは縮小時クローラ幅を示している。また、一対の連結装置は、下部走行体の左右方向の中心をとおる垂直線に対して線対称であって、左右全く同構造である。
図に示す符号1はトラックフレームで、符号2はクローラ3が装着された左右のクローラフレームである。これらトラックフレーム1と、左右のクローラフレーム2とによりクローラ式車両の下部走行体10が構成されている。この下部走行体10の前記トラックフレーム1の左右には、相反する方向に突出するアクスル1aが設けられている。また、前記下部走行体10のクローラフレーム2には、アクスル嵌入孔2aが設けられており、このアクスル嵌入孔2aに前記アクスル1aがスライド可能に嵌入されている。このような嵌入構成により、前記クローラフレーム2が前記トラックフレーム1に対して、左右のクローラ3の外側寸法が最大の拡張時クローラ幅Wとなるクローラ幅拡張位置と、左右のクローラ3の外側寸法が最小の縮小時クローラ幅Wとなるクローラ幅縮小位置との間で移動可能になる。
これら左右のクローラフレーム2,2は、前記トラックフレーム1に基端側が連結され、前記クローラフレーム2側の先端側に自由端を有する連結リンク7を備えた、後述する構成になる1対の連結装置4よって、クローラ幅拡張位置とクローラ幅縮小位置に固定されるように構成されている。そして、左右のクローラフレーム2,2の拡縮操作は、図1において示すように、トラックフレーム1の前後方向の中間付近に配設された左右一対のクローラ拡縮用の油圧シリンダ11の伸縮ロッドの伸縮操作によって行われるように構成されている。
次に、前記連結装置の構造の詳細を、図3、図4(a),(b)および図5(a),(b)に基づいて説明する。即ち、前記連結装置4は、左右のクローラフレーム2,2とトラックフレーム1とを連結する後述する拡縮用ブラケット5と、取付けブラケット6と、連結リンク7と、連結ピン8とから構成されている。
前記拡縮用ブラケット5は、前記クローラフレーム2のアクスル嵌入孔を構成し、下部走行体の中心方向に突出する突出側板部2bに固着されている。この拡縮用ブラケット5は上板5aと、この上板5aと平行、かつこの上板5aとの間に前記連結リンク7の先端側を挿入し得る間隔を隔てた下側の下板5cとからなっている。そして、これら上板5aと下板5cには、これら上板5aと下板5cに介在する前記連結リンク7を固定して、クローラフレーム2をトラックフレーム1に対してクローラ幅拡大位置とクローラ幅縮小位置とに保持する前記連結ピン8が挿脱自在に嵌挿される上ピン孔5bと下ピン孔5dが穿設されている。なお、前記下板5cの上面に植設され、前記連結リンク7の外側の側に接してなるものは、連結ピン8が抜取られた場合に連結リンク7が拡縮用ブラケット5から外れるのを防止するリンク外れ防止ピン5eである。
前記取付けブラケット6は、前記トラックフレーム1の後部側板部で、かつこのトラックフレーム1の幅方向の中心よりも拡縮用ブラケット5側に固着されている。この取付けブラケット6は上板6aと、この上板6aと平行で、かつこの上板6aとの間に前記連結リンク7の基端側を挿入し得る間隔を隔てた下側の下板6cとからなっている。そして、これら上板6aには上取付けピン孔6bが穿設され、下板6cには下取付けピン孔6dが穿設されており、これら上取付けピン孔6bと下取付けピン孔6dに挿通された取付けピン6eによって前記連結リンク7の基端側が連結されている。
前記連結リンク7は、平板から構成されてなる長尺平板状のリンク本体7aを備えている。このリンク本体7aの先端側(図4,5における左側)には、前記拡縮用ブラケット5の上板5aの外側端面5aoに当接する先端ストッパ7bが設けられると共に、この先端ストッパ7bが前記外側端面5aoに当接すると、前記拡縮用ブラケット5の上ピン孔5bと下ピン孔5dとに合致し、前記連結ピン8の嵌挿により前記クローラフレーム2をクローラ幅拡張位置に連結する拡張用ピン孔7cが設けられている。
また、このリンク本体7aの基端側(図4,5における右側)であって、かつ前記取付けブラケット6より先端側に、前記拡縮用ブラケット5の上板5aの内側端面5aiが当接する基端ストッパ7eが設けられると共に、この基端ストッパ7eに前記内側端面5aiが当接すると前記拡縮用ブラケット5の上ピン孔5bと下ピン孔5dとに合致し、前記連結ピン8の嵌挿により前記クローラフレーム2をクローラ幅縮小位置に連結する縮小用ピン孔7dが設けられている。前記クローラフレーム2がクローラ幅縮小位置に保持されている場合には、前記連結リンク7のリンク本体7aの先端側は、このクローラフレーム2に設けられてなるリンク用開口2c(図3参照)に遊嵌状態で突入している。なお、符号7fは取付けピン孔で、この取付けピン孔7fに前記取付けピン6eが嵌挿されることにより、この連結リンク7の基端側が前記取付けブラケット6に連結されるものである。
前記トランスリフタ装置9は、図2,3に示すように、下方に伸縮する伸縮ロッドを有する油圧シリンダと、前記伸縮ロッドの下端にルーズに連結された図示しない接地盤部材とからなるトランスリフタ9aを備えている。このトランスリフタ9aの前記油圧シリンダのヘッド側は、トランスリフタアーム9bの一端に固着されており、このトランスリフタアーム9bの基端側で分岐して形成されてなる側取付け部、つまり上部取付け部9buと、下部取付け部9bdとが、前記トラックフレーム2に突設され、後方に突出する上部アーム取付けブラケット1bと下部アーム取付けブラケット1cに挿脱自在なアーム取付けピン9cを介して取付けられている。即ち、このトランスリフタ装置9は、前記アーム取付けピン9cの垂直軸心を旋回中心として旋回し得るように構成されている。
以下、本発明の実施の形態に係るクローラ式車両の下部走行体10の作用態様を説明する。即ち、本発明の実施の形態に係るクローラ式車両の下部走行体10によれば、左右一対の連結装置4それぞれの連結リンク7の基端側がトラックフレーム1の幅方向の中心よりも拡縮用ブラケット5側に設けられた取付けブラケット6に連結されている。従って、左右一対の連結装置4それぞれの連結リンク7の基端側が連結される取付けブラケット6同士の間にスペースが形成されている。そのため、従来例2の場合と同様に、トランスリフタアーム9bの上部取付け部9buと、下部取付け部9bdとの高さ寸法に制約がないので、トランスリフタ装置9の重量を小重量にすることができ、そしてトランスリフタ装置9を低価格にすることができる。
また、本発明の実施の形態に係るクローラ式車両の下部走行体10によれば、クローラ幅縮小状態においては、上記のとおり、左右一対の連結装置4それぞれの連結リンク7の先端側がクローラフレーム2に設けられているリンク用開口2cに遊嵌状態で突入する。
従って、常に左右一対の連結装置4それぞれの連結リンク7の基端側を連結する取付けブラケット6同士の間にスペースを確保することができるから、それらの配設位置を上下にずらす必要がない。
さらに、本発明の実施の形態に係るクローラ式車両の下部走行体10によれば、クローラ幅縮小位置にあるクローラフレーム2をクローラ幅拡張位置にする場合、拡縮シリンダによる拡縮用ブラケット5の外側方向への移動により、左右一対の連結装置4それぞれの連結リンク7の先端側の先端ストッパ7bに前記拡縮用ブラケット5の上板5aの外側端面5aoが当接すると、連結リンク7の拡張用ピン孔7cが拡縮用ブラケット5の上板5aの上ピン孔5bおよび下板5cの下ピン孔5dに合致するから、これらの孔に容易に連結ピン8を嵌挿することができる。
また、クローラ幅拡張位置にあるクローラフレーム2をクローラ幅縮小位置にする場合、拡縮シリンダによる拡縮用ブラケット5の内側方向への移動により、連結リンク7それぞれの基端側の基端ストッパ7eに拡縮用ブラケット5の上板5aの外側端面5aiが当接すると、連結リンク7の縮小用ピン孔7dが拡縮用ブラケット5の上板5aの上ピン孔5bおよび下板5cの下ピン孔5dに合致するから、これらの孔に容易に連結ピン8を嵌挿することができる。従って、連結リンク7に設けられている拡張用ピン孔7c、および縮小用ピン孔7dの内径を、連結ピン8の外径に対して従来例2のように大径にする必要がないから、従来例1と同様に、連結精度が優れており、しかもクローラ幅拡縮作業を極めて容易、かつ短時間のうちに行うことができる。
なお、以上の実施の形態においては、クローラ幅拡縮操作に際して左右に移動する拡縮用ブラケット5の上板5aと下板5cとのそれぞれには、一個ずつのピン孔(上ピン孔、下ピン孔)が設けられているだけの構成である。しかしながら、上記従来例1の場合と同様に、二個ずつのピン孔を設け、上板5aの上面に前記連結ピン8を起立状態で保持するピン保持筒を設けると共に、前記連結リンク7の上面をピン支持面とすることができる。
また、上記実施の形態は、本発明の1具体例に過ぎないから、上記実施の形態に係る構成に限定されるものではなく、そして本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内における設計変更などは自由自在である。
本発明の実施の形態に係り、クローラ式車両の下部走行体のクローラ幅拡張状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係り、クローラ式車両の下部走行体の後部側の一部切欠き平面図であって、図における左側はクローラ幅縮小状態を示し、図における右側はクローラ幅拡張状態を示す図である。 図2のA矢視図であって、クローラ式車両の下部走行体を後部側から見た図である。 本発明の実施の形態に係り、図4(a)はクローラ幅拡張状態における左側の連結装置の拡大平面図、図4(b)は図4(a)のB矢視図である。 本発明の実施の形態に係り、図5(a)はクローラ幅縮小状態における左側の連結装置の拡大平面図、図5(b)は図5(a)のC矢視図である。 従来例1に係り、クローラ幅拡張状態の一部断面平面図である。 従来例1に係り、クローラ幅縮小状態の一部断面平面図である。 従来例1に係り、図8(a)はクローラ幅拡張状態におけるフレーム連結部分の拡大平面図、図8(b)は図8(a)のD矢視図である。 図9(a)は従来例に係り、連結リンク先端側のオーバーラップ状態説明図、図9(b)トランスリフタ装置取付け状態説明図である。 従来例2に係り、クローラ式作業機械の下部走行体の後部部分の平面図である。 従来例2に係り、右側のクローラフレームとトラックフレームのアクスルとの結合構造を示す平面図である。 図11のE−E線における断面図である。
符号の説明
1…トラックフレーム,1a…アクスル,1b…上部アーム取付けブラケット,1c…下部アーム取付けブラケット
2…クローラフレーム,2a…アクスル嵌入孔,2b…突出側板部,2c…リンク用開口
3…クローラ
4…連結装置(5,6,7,8)
5…拡縮用ブラケット,5a…上板,5ao…外側端面,5ai…内側端面,5b…上ピン孔,5c…下板,5d…下ピン孔,5e…リンク外れ防止ピン
6…取付けブラケット,6a…上板,6b…上取付けピン孔,6c…下板,6d…下取付けピン孔,6e…取付けピン
7…連結リンク,7a…リンク本体,7b…先端ストッパ,7c…拡張用ピン孔,7d…縮小用ピン孔,7e…基端ストッパ,7f…取付けピン孔
8…連結ピン
9…トランスリフタ装置,9a…トランスリフタ,9b…トランスリフタアーム,9bu…上部取付け部,9bd…下部取付け部,9c…アーム取付けピン
10…下部走行体
11…油圧シリンダ(クローラ拡縮用)

Claims (2)

  1. トラックフレームの左右のアクスルに、それぞれの外周にクローラが装着されるクローラフレームが、左右のクローラの間隔が最大となるクローラ幅拡張位置と、最小となるクローラ幅縮小位置との間で左右移動可能に設けられ、前記トラックフレームの前後に、前記トラックフレームと前記左右のクローラフレームとを、クローラ幅拡張位置と、クローラ幅縮小位置とのそれぞれで連結する連結装置、および着脱自在なトランスリフタ装置が一対ずつ設けられたクローラ式車両の下部走行体において、前記一対の連結装置は、前記下部走行体の左右方向の中心をとおる垂直線に対して線対称であって、それぞれの連結装置は、連結ピンが挿脱されるピン孔を有し、前記クローラフレームに設けられた拡縮用ブラケットと、前記トラックフレームの幅方向の中心よりも前記拡縮用ブラケット側に設けられた取付けブラケットと、この取付けブラケットに基端側が連結され、先端側に拡縮用ブラケットの外側端面に当接する先端ストッパ、およびこの先端ストッパが前記外側端面に当接すると前記ピン孔に合致し、前記連結ピンの嵌挿により前記クローラフレームをクローラ幅拡張位置に連結する拡張用ピン孔を有すると共に、基端側で、かつ前記取付けブラケットより先端側に、前記拡縮用ブラケットの内側端面が当接する基端ストッパ、およびこの基端ストッパに前記内側端面が当接すると前記ピン孔に合致し、前記連結ピンの嵌挿により前記クローラフレームをクローラ幅縮小位置に連結する縮小用ピン孔を有する連結リンクとを備え
    前記連結リンクの長手方向と前記アクスルの軸方向とが平行であることを特徴とするクローラ式車両の下部走行体。
  2. 前記クローラフレームに、クローラ幅縮小操作に際して前記連結リンクの先端側が遊嵌するリンク用開口が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載のクローラ式車両の下部走行体。
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