JP4765845B2 - ヘアーケア装置 - Google Patents

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本発明は、ヘアー(髪)をケアーするためのヘアーケア装置に関するものである。
従来からスチームをイオン化したイオン化スチーム粒子をスチーム噴出孔から噴出して髪をケアーするようにしたスチームヘアーカール器が特許文献1により知られている。
この特許文献1に示された従来例は、スチーム発生室内にスチームをイオン化するための放電部を備え、発生したスチームをイオン化してスチーム吐出孔から噴出するものであるから、発生したスチームが殆どイオン化スチーム粒子となり、スチーム噴出口側に向かって流れてスチーム噴出口から噴出される。このため、イオン化スチーム粒子がイオンの付着力によりスチーム噴出口までの間の流路壁に付着し易く、また、スチーム噴出口から出た後でスチームヘアーカール器のハウジングの外面部あるいはブリッスル等に付着し易い。このため、目的とする髪に到達するまでの間にスチームヘアーカール器に付着する水分量が多く、その分、毛髪に到達する水分量が少なくなるという問題がある。また、上記のように髪に到達するまでの間にスチームヘアーカール器に付着する水分量が多いため、多量に付着した水分が滴となって零れ落ち、スチームヘアーカール器を持つ手やその他のものを濡らしたり、あるいは、髪に局部的に水滴が滴下して、快適なヘアーケア操作の支障となるという問題がある。
特開平8−317814号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、ヘアーケア装置側に付着する水分量を減らし、より水分が豊富なマイナスイオンを髪に供給して、マイナスイオンと豊富な水分量のミストによる相互作用でよりしっとりとした髪の仕上がりを得ることができ、また、ヘアーケア装置側に多量に水分が付着して水滴となって滴下するのを防ぎ、快適にヘアーケア操作ができるヘアーケア装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係るヘアーケア装置は、髪をケアーするためのヘアーケア装置1であって、マイナスイオンを発生するためのマイナスイオン発生装置2と、ミストを発生するためのミスト発生装置3とを備え、一端が外部にマイナスイオンとミストとを吐出するための吐出口4となった流路6を形成し、該流路6内にマイナスイオン発生装置2におけるイオン発生部5を設けると共に該流路6のイオン発生部5よりも下流にミスト発生装置3で発生させたミストを供給して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、マイナスイオン発生装置2で発生させたマイナスイオンと、ミスト発生装置3で発生させたミストとを吐出してマイナスイオンによる髪をしっとりさせる効果と、ミストによる水分の供給による髪をしっとりさせる効果との相互作用によりよりしっとりとした髪の仕上がりを得ることができる。この場合、ミスト発生装置3で発生したミストの一部にマイナスイオン付着して髪に至るが、ミスト発生装置3で発生させたミストのうちマイナスイオンが付着しないものもあり、したがって、ミストの殆どがイオン化するものに比べ、髪に到達するまでの間にヘアーケア装置1に付着する水分量が少なくて、毛髪に到達する水分量が少なくなり、十分な水分量を髪に供給することが可能となり、また、ヘアーケア装置1に付着するミストが少なく、多量にヘアーケア装置1に付着した水分が滴となって零れ落ちるというような現象を防止することが可能となる。
そして、流路6のイオン発生部5よりも下流にミスト発生装置3で発生させたミストを供給するので、ミストに影響されず確実且つ安定してマイナスイオンを発生させ、吐出口4からミストとマイナスイオンとを吐出して髪をケアーすることができる。
また、ヘアーケア装置1がファン7により風を発生させて噴出口8から吹き出すヘアードライヤ1Aであって、該ヘアードライヤ1Aに一端がファン7で発生させた風の一部が流入する入口9となり且つ他端が吐出口4となった流路6を設け、該流路6にマイナスイオン及びミストを供給することが好ましい。
このような構成とすることで、ヘアードライヤ1Aで発生させた風の一部を利用してマイナスイオン発生装置2で発生させたマイナスイオンとミスト発生装置3で発生させたミストとを吐出口4から効果的に吐出してマイナスイオンとミストとを髪に効果的に到達させることができる。
また、ヘアーケア装置1が、加熱板10aを有するヘアーアイロン本体11と、ヘアーアイロン本体11に回動自在に取付けた加熱板10bを有する挟持板12とを備えてヘアーアイロン本体11の加熱板10aと挟持板12の加熱板10bとで髪を加熱挟持するように構成したヘアーアイロン1Bであって、ヘアーアイロン本体11の側面に外部にマイナスイオンとミストとを吐出するための吐出口4を設け、吐出口4から吐出するマイナスイオン、ミストの吐出方向を、ヘアーアイロン本体11の側方位置において、該ヘアーアイロン本体11の加熱板10aのヘアーアイロン本体11の側方への仮想延長面と交差するように設定することが好ましい。
このような構成とすることで、ヘアーアイロン本体11の加熱板10aと挟持板12の加熱板10bとで髪を挟持して加熱するに当り、髪の、挟持して加熱されている箇所の側方にずれた部位にマイナスイオンとミストとを吐出することができ、これにより、両加熱板10a、10bにより髪を加熱挟持しながらヘアーアイロン1Bを移動して髪のストレート癖付けをするに当って、マイナスイオンとミストとを髪を挟持した状態のヘアーアイロン1Bの移動方向の前側方に吐出する場合は、髪の加熱挟持する前の部位にマイナスイオンとミストとを吐出してしっとりと湿らせることができ、このようにしっとりと湿らせた髪を加熱挟持することで髪のストレート癖付けが確実にできることになり、また、マイナスイオンとミストとを髪を挟持した状態のヘアーアイロン1Bの移動方向の後側方に吐出する場合は、髪の加熱挟持によってストレート癖付けがなされた部位にマイナスイオンとミストとを吐出してしっとりと湿らせることができ、よりしっとりとした髪の仕上がりを得ることができる。
本発明は、ヘアーケア装置に設けたマイナスイオン発生装置と、ミスト発生装置とによりマイナスイオンとミストとをそれぞれ発生させて髪に供給することで、マイナスイオンによる髪をしっとりとさせる効果と、髪へのミストによる水分の供給による髪をしっとりさせる効果との相互作用でよりしっとりとした髪の仕上がりを得ることができる。しかも、マイナスイオン発生装置でマイナスイオンを発生させると共に、ミスト発生装置でミストを発生させ、マイナスイオンとミストとを髪に供給するのであるが、ミスト発生装置で発生させたミストのうちマイナスイオンが付着しないものもあり、髪に到達するまでの間にヘアーケア装置に付着する水分量が少なくて、毛髪に到達する水分量が少なくなり、十分な水分量を髪に供給することが可能となり、また、ヘアーケア装置に付着するミストが少なく、ヘアーケア装置に付着した水分が滴となって零れ落ちるというような現象が生じないようにできて、快適なヘアーケア操作ができる。そして、流路のイオン発生部よりも下流にミスト発生装置で発生させたミストを供給することで、ミストに影響されず確実且つ安定してマイナスイオンを発生させ、吐出口からミストとマイナスイオンとを吐出して髪をケアーすることができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1、図2にはそれぞれ本発明のヘアーケア装置1がヘアードライヤ1Aである例が示してある。
ヘアードライヤ1Aは、筒状をした風洞部13と風洞部13の後部の外周部の一部からグリップ部28を突出して主体を構成してある。
風洞部13は内部が筒状をした空気通路14となって該空気通路14の前端が噴出口8、後端が空気吸入口15となっており、風洞部13内に後から前にかけて順にファン7、ファン7を回転駆動するためのモータ16、ヒータ17が設けてある。
風洞部13のグリップ部28を突出した側を下面側と定義した場合、風洞部13の上面側には第2風洞部18が設けてあり、該第2風洞部18内がファン7で発生させた風の一部が流れる流路6となっており、この流路6の後端が空気通路14の途中に連通していて該連通部分がファン7で発生させた風の一部が連通する入口9となっており、流路6の前端が吐出口4となっている。
上記ヘアードライヤ1Aに設けたファン7で発生させた風の一部が流れる流路6内には、マイナスイオンを発生するためのマイナスイオン発生装置2におけるイオン発生部5と、ミストを発生するためのミスト発生装置3とを設けてある。
図1に示す実施形態では、上記流路6の上流側、つまり、流路6の入口9付近にミスト発生装置3を設け、流路6内のミスト発生装置3よりも下流側にマイナスイオン発生装置2におけるイオン発生部5を設けてある。
また、図2に示す実施形態では、流路6内にミスト発生装置3とマイナスイオン発生装置2におけるイオン発生部5を設け、イオン発生部5を流路6内の下流側に配置すると共に、ミスト発生装置3で発生させたミストを供給するミスト供給管19の先端のミスト出口20を流路6内のイオン発生部5よりも下流側(イオン発生部5と吐出口4との間)に開口させてある。
マイナスイオン発生装置2は放電極21と対向電極22とを備えたイオン発生部5と、放電極21と対向電極22との間に高電圧を印加するための高圧回路部23とで構成してあり、放電極21と対向電極22との間に高電圧を印加するとコロナ放電してマイナスイオンが発生するようになっている。
ミスト発生装置3としては、スプレー噴霧により水のような液体を噴霧してミストを発生させるもの(液体をノズルから噴射するに当ってノズルに圧力をかけてミストとして噴霧するもの)、あるいは、超音波ホーンに水のような液体を供給して超音波ホーンによりミストを発生させるもの、あるいは、ヒータに水のような液体を供給することでミスト(スチームミスト)を発生させるもの、あるいは、流路6内に水のような液体を保湿した保湿材を配置して流路6を流れる空気が保湿材に当ることでミストが発生するもの等種々のものが採用できる。
上記の構成のヘアーケア装置1であるヘアードライヤ1Aは、操作スイッチ24を操作することで、ファン7のオン、オフ、ヒータ17のオン、オフを行って、風洞部13の前端の噴出口8から温風や冷風を吹き出すことができるようになっており、同時に、上記操作スイッチ24の操作によりマイナスイオン発生装置2のオン、オフ、ミスト発生装置3のオン、オフを行うことができるようになっていて、マイナスイオン発生装置2のイオン発生部5でマイナスイオンを発生させると共に、ミスト発生装置3でミストを発生させるようになっている。この場合、ファン7で発生させた風の一部が入口9から流路6に流入し、該流路6内を流れる空気流れに乗せて上記マイナスイオン、ミストを吐出口4から効果的に吐出してマイナスイオンとミストとを髪に効果的に吹き付け、マイナスイオンによって髪にしっとり感を与えると共に、ミストにより髪に水分を供給するものであり、これにより、マイナスイオンとミストの相互作用(より水分が豊富なマイナスイオン)によりしっとりした髪の仕上がりを得ることができる。
ここで、図1の実施形態のように、流路6内のミスト発生装置3よりも下流側にマイナスイオン発生装置2におけるイオン発生部5を設けた場合、イオン発生部5で発生させたマイナスイオンは、ミスト発生装置3で発生させたミストが流路6を通って吐出口4から吐出する流れに乗って吐出すると共にミストの一部に付着して吐出することになり、発生したマイナスイオンが流路6を経て吐出口4から吐出するまでの間に流路6の内壁に直接付着するのを抑制し、多量のマイナスイオンをミストと共に吐出口4から吐出させて髪をケアーすることができるものである。
また、図2の実施形態のように、ミスト発生装置3で発生させたミストを供給するミスト供給管19の先端のミスト出口20を流路6内のイオン発生部5よりも下流側に開口させてミストを供給するようにした場合、ミストに影響されず確実且つ安定してマイナスイオンを発生させ、吐出口4からミストとマイナスイオンとを吐出して髪をケアーすることができるものである。
次に、図3乃至図5、図6にはそれぞれ本発明のヘアーケア装置1がヘアーアイロン1Bである例が示してある。
ヘアーアイロン1Bは、図3、図4に示すように、ヘアーアイロン本体11の後端部に挟持板12の後端部を軸部25により回動自在に取付けて構成してある。図中26はヘアーアイロン本体11の側部に設けた操作スイッチである。
ヘアーアイロン本体11の前部と挟持板12の前部との各対向面にはそれぞれ略平板状をした加熱板10a、10bが設けてあり、加熱板10a、10bはそれぞれヒータ(図示せず)により加熱されるようになっている。
ヘアーアイロン本体11の前後方向の略中間部の左右両側面部にはそれぞれ側方に突出した突出部27が設けてあり、突出部27内は流路6となっており、該流路6の前端部が突出部27の前端面に開口して吐出口4となっている。ここで、ヘアーアイロン本体11の加熱板10aを設けた面を下面、ヘアーアイロン本体11の加熱板10aを設けた面と反対側を上面と定義し(つまり、ヘアーアイロン本体11の加熱板10a側が下、加熱板10aを設けた面と反対側が上と定義し)、また、ヘアーアイロン本体11の軸部25を設けた端部側を後、軸部25と反対側の端部を前と定義し、ヘアーアイロン本体11の両側面側をそれぞれ左右と定義した場合、上記吐出口4の位置は、加熱板10aの後端近くの位置で、且つ、加熱板10aよりも上にずれた位置に位置し、しかも左右の吐出口4はそれぞれ加熱板10aの左右側端よりも左側方及び右側方にそれぞれずれている。
上記流路6内には、マイナスイオンを発生するためのマイナスイオン発生装置2におけるイオン発生部5と、ミストを発生するためのミスト発生装置3とを設けてあって、吐出口4からマイナスイオンとミストとを吐出するようになっている。
ここで、吐出口4から吐出するマイナスイオン、ミストの吐出方向が、ヘアーアイロン本体11の側方位置において、該ヘアーアイロン本体11の加熱板10aのヘアーアイロン本体11の側方への仮想延長面と交差するように設定してあり、このため、吐出口4の向き(軸方向)は斜め前下側方を向いている。つまり、ヘアーアイロン本体11の両側面部に設けた突出部27の吐出口4からの吐出方向は、それぞれ前に行くほどヘアーアイロン本体11から離れ且つ前に行くほど下となるように斜め前下側方となるように設定してあり、これにより両加熱板10a、10bで髪を挟持した場合、ヘアーアイロン本体11の両側方に位置する髪の挟持部位の両側の挟持されていない部分にマイナスイオンとミストとが当って(つまり交差して)、マイナスイオンとミストとを髪の挟持されていない部位に供給するようになっている。
図5に示す実施形態では、上記流路6の上流側、つまり、流路6の入口9付近にミスト発生装置3を設け、流路6内のミスト発生装置3よりも下流側にマイナスイオン発生装置2におけるイオン発生部5を設けてある。
また、図6に示す実施形態では、流路6内にミスト発生装置3とマイナスイオン発生装置2におけるイオン発生部5を設け、イオン発生部5を流路6内の下流側に配置すると共に、ミスト発生装置3で発生させたミストを供給するミスト供給管19の先端のミスト出口20を流路6内のイオン発生部5よりも下流側(イオン発生部5と吐出口4との間)に開口させてある。
マイナスイオン発生装置2は放電極21と対向電極22とを備えたイオン発生部5と、放電極21と対向電極22との間に高電圧を印加するための高圧回路部23とで構成してあり、放電極21と対向電極22との間に高電圧を印加するとコロナ放電してマイナスイオンが発生するようになっている。高圧回路部23はヘアーアイロン本体11の後部内に内装してある。
ミスト発生装置3としては、前述のヘアードライヤ1Aの説明の際に述べたのと同じ種々の形態のものが採用できる。
上記の構成のヘアーケア装置1であるヘアーアイロン1Bは、操作スイッチ26を操作することで、加熱板10a、10bのヒータのオン、オフを行うことができるようになっており、両加熱板10a、10bにより髪を加熱挟持することでいわゆるストレートパーマを行うのであるが、同時に、上記操作スイッチ26の操作によりマイナスイオン発生装置2のオン、オフ、ミスト発生装置3のオン、オフを行うことができるようになっていて、マイナスイオン発生装置2のイオン発生部5でマイナスイオンを発生させると共に、ミスト発生装置3でミストを発生させるようになっている。
発生したマイナスイオンとミストとは吐出口4から吐出される。左右両側の吐出口4から吐出したマイナスイオンとミストとはヘアーアイロン本体11の斜め前下側方に向けて流れ、ヘアーアイロン本体11の両側方に位置する髪の挟持部位の両側の挟持されていない部分にマイナスイオンとミストとが当り、マイナスイオンとミストとを髪の挟持されていない部位に供給される。
ヘアーアイロン1Bで髪のストレートパーマを行うに当っては、ヘアーアイロン1Bで髪の一部を加熱挟持しながら髪の根元側から先端側に向けて移動することで、髪のストレート癖付けを行うのであるが、この時、本実施形態においては、ヘアーアイロン1Bの両加熱板10a、10bによる髪の挟持部位の両側方の挟持されていない部分にそれぞれマイナスイオンとミストとが供給されることになる。
したがって、マイナスイオンとミストとを髪を挟持した状態のヘアーアイロン1Bの移動方向の前側方に吐出されたマイナスイオンとミストは、加熱挟持する前の髪の部位に吐出されることになって加熱挟持する直前の髪の部位をしっとりと湿らせることができ、ヘアーアイロン1Bを移動させると上記のように事前にしっとりと湿らせた髪を加熱挟持することとなるので、加熱挟持による髪のストレート癖付けが確実にできることになる。
また、髪を挟持した状態のヘアーアイロン1Bの移動方向の後側方に吐出されたマイナスイオンとミストは、髪の加熱挟持によってストレート癖付けがなされた加熱直後の部位に供給されることになり、加熱挟持によりストレートパーマされた直後の髪の部位をしっとりと湿らせることができ、よりしっとりとした髪の仕上がりを得ることができることになる。
ここで、図5の実施形態のように、流路6内のミスト発生装置3よりも下流側にマイナスイオン発生装置2におけるイオン発生部5を設けた場合、イオン発生部5で発生させたマイナスイオンは、ミスト発生装置3で発生させたミストが流路6を通って吐出口4から吐出する流れに乗って吐出すると共にミストの一部に付着して吐出することになり、発生したマイナスイオンが流路6を経て吐出口4から吐出するまでの間に流路6の内壁に直接付着するのを抑制し、多量のマイナスイオンをミストと共に吐出口4から吐出させて髪をケアーすることができるものである。
また、図6の実施形態のように、ミスト発生装置3で発生させたミストを供給するミスト供給管19の先端のミスト出口20を流路6内のイオン発生部5よりも下流側に開口させてミストを供給するようにした場合、ミストに影響されず確実且つ安定してマイナスイオンを発生させ、吐出口4からミストとマイナスイオンとを吐出して髪をケアーすることができるものである。また、この場合は、マイナスイオンはコロナ放電により生じる電気力線に沿って移動するので、放電極21の斜め前下側方に対向電極22を配置することにより、移動方向に指向性を持たせることができて吐出口4側に移動し、下流側のミスト出口20から出たミストが吐出口4から吐出する流れに乗って吐出口4から吐出する。
なお、上記した各実施形態においてはヘアーケア装置1としてヘアードライヤ1A、ヘアーアイロン1Bの例を示したが、本発明のヘアーケア装置1としては上記例にのみに限定されるものではなく、ヘアーカールやヘアーウエーブをするものであってもよい。
本発明のヘアーケア装置がヘアードライヤの場合の一実施形態を示す断面図である。 同上のヘアーケア装置がヘアードライヤの場合の他の実施形態を示す断面図である。 同上のヘアーケア装置がヘアーアイロンの場合の実施形態を示す側面図である。 同上の斜視図である。 同上の図3のX−X線の断面図である。 本発明の他の実施形態における図3のX−X線の断面図である。
符号の説明
1 ヘアーケア装置
1A ヘアードライヤ
1B ヘアーアイロン
2 マイナスイオン発生装置
3 ミスト発生装置
4 吐出口
5 イオン発生部
6 流路
7 ファン
8 噴出口
9 入口
10 加熱板
11 ヘアーアイロン本体
12 挟持板

Claims (3)

  1. 髪をケアーするためのヘアーケア装置であって、マイナスイオンを発生するためのマイナスイオン発生装置と、ミストを発生するためのミスト発生装置とを備え、一端が外部にマイナスイオンとミストとを吐出するための吐出口となった流路を形成し、該流路内にマイナスイオン発生装置におけるイオン発生部を設けると共に該流路のイオン発生部よりも下流にミスト発生装置で発生させたミストを供給して成ることを特徴とするヘアーケア装置。
  2. ヘアーケア装置がファンにより風を発生させて噴出口から吹き出すヘアードライヤであって、該ヘアードライヤに一端がファンで発生させた風の一部が流入する入口となり且つ他端が吐出口となった流路を設け、該流路にマイナスイオン及びミストを供給して成ることを特徴とする請求項1に記載のヘアーケア装置。
  3. ヘアーケア装置が、加熱板を有するヘアーアイロン本体と、ヘアーアイロン本体に回動自在に取付けた加熱板を有する挟持板とを備えてヘアーアイロン本体の加熱板と挟持板の加熱板とで髪を加熱挟持するように構成したヘアーアイロンであって、ヘアーアイロン本体の側面に外部にマイナスイオンとミストとを吐出するための吐出口を設け、吐出口から吐出するマイナスイオン、ミストの吐出方向を、ヘアーアイロン本体の側方位置において、該ヘアーアイロン本体の加熱板のヘアーアイロン本体の側方への仮想延長面と交差するように設定して成ることを特徴とする請求項1に記載のヘアーケア装置。
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