JP4765689B2 - 平滑コンデンサの劣化検出回路及びこれを備えた電子機器 - Google Patents

平滑コンデンサの劣化検出回路及びこれを備えた電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、脈流を含む直流電圧を電源電圧として供給される電子機器に係わり、より詳細には、直流電圧の脈流を平滑する平滑コンデンサの劣化度合いを検出する平滑コンデンサの劣化検出回路に関する。
従来、平滑コンデンサの劣化検出回路を備えた電子機器として、例えば図6のシステム構成概略図に示す電気自動車がある。電気自動車の車両走行用のモータ42の駆動電力はインバータ44を介してバッテリ46から供給されている。すなわち、バッテリ46の放電電力はインバータ44によって三相交流に変換され、モータ42の各相巻線(コイル)に供給されている。インバータ44は、直流から三相交流への電力変換のための複数個のスイッチング素子を含んだ変換部48の直流側に、バッテリ46と並列に平滑コンデンサ40が設けられている。
この平滑コンデンサ40は、バッテリ46から変換部48へ供給される電力を平均化するために設けられている。すなわち、バッテリ46は、大きな電気量を蓄えているが過渡的な応答性は高くないので、負荷であるモータ42をバッテリ46で直接、駆動しようとすると変換部48でのインバータ動作に追随できず、変換部48に供給される電力が変動してしまう。
これに対し、平滑コンデンサ40は、バッテリ46ほど電気量を蓄えられないが過渡的な応答性は高いので、バッテリ46と変換部48との間に介在して、バッテリ46から変換部48へ供給される電力を平均化することができる。また、変換部48の直流側にはバッテリ46と並列に、電圧センサ43が設けられている。
インバータ44の動作は、電子制御ユニット(以下、ECUという)20を構成するマイコンによって制御される。ECU20に入力されるアナログ信号はA/D(analog-to-degital )変換回路によってデジタル信号に変換された上で、マイコンに入力される。ECU20には、インバータ44からモータ42に供給される各相電流のフィードバック信号や、上述した電圧センサ43にて測定される電圧を示す信号も入力される。なお、ECU20は、モータ42の制御を行うモータ制御処理部22と電圧変動監視処理部30とを含んでいる。
モータ制御処理部22は、従来から行われているモータ42の駆動制御を行うものである。例えば、モータ制御処理部22は、入力される走行状況データに対応してトルク指令を算出する。ECU20には、パルス幅変調(PWM)のキャリア周波数がパラメータとして設定・格納されており、モータ制御処理部22は算出したトルク指令とPWMキャリア周波数に基づきPWM信号を生成し、この生成したPWM信号に基づきインバータ44の変換部48を構成する各スイッチング素子のスイッチング動作を制御する。また、モータ制御処理部22は、電圧センサ43からの電圧信号に基づいて、例えばバッテリ46の電圧が車両走行に充分であるか否かを検出するバッテリ電圧監視処理などを行う。
一方、電圧変動監視処理部30は、平滑コンデンサ40の異常判定処理を行うものである。平滑コンデンサ40に劣化、破損等の異常が生じると、その変換部48の直流側での電力の平滑化機能が低下する。すなわち、平滑コンデンサ40に異常が生じると、電圧センサ43の両端に生じる電圧変動幅が増大する。この電圧変動は、変換部48でのPWM動作に伴うものである。
図7は、このPWMキャリア周波数fc とモータ駆動に用いられる電流I0 とに対する電圧変動δVの関係を表す模式的なグラフである。変換部48の直流側での電圧変動δVは、fc に反比例し、I0 に応じて増加する性質を有している。
電圧変動監視処理部30は、電圧変動成分に基づいて、平滑コンデンサ40の異常を検出する異常判定処理部34を含んでいる。異常判定処理部34も、マイコンで実行されるプログラムにより実現される。
ECU20が起動されると、異常判定処理部34も処理を開始する。異常判定処理部34は、ECU20に入力されるモータの各相電流のデジタル値に基づいて、例えば、リアルタイムでの波形や、その絶対値の平均を計算して決定される実効値を監視し、それに基づいてI0 を決定する。また、ECU20に格納されているPWMキャリア周波数fc を取り出す。そしてこれらI0 及びfc に基づいて、図7に示す関係を表す数式またはテーブルから、平滑コンデンサ40の劣化、異常の判定の基準となる電圧判定基準値を決定する。
異常判定処理部34は、バンドパスフィルタ32での演算により電圧センサ43の出力波形から抽出された電圧変動波形に基づいて、その波形に振幅(pp値)に応じた電圧変動値の測定値を求める。そして、この電圧変動値が異常判定基準値以上である場合には、平滑コンデンサ40が異常であると判断している(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この従来技術はインバータ制御のモータのみを対象としており、インバータ制御を行なわない他の電子機器には適用できないという問題があった。
また、インバータ制御のモータに適用する場合でも、モータの各相の電流を個別に監視して実効値を計算したり、キャリア周波数を考慮してコンデンサの劣化判断を行なわなければならないために制御が複雑となり、また、これらの処理を行なうために高性能なマイコン、つまり、高価なマイコンが必要となっていた。
特許第3019063号公報(第3−4頁、図1)
本発明は以上述べた問題点を解決し、多様な電子機器に使用可能であると共に、検出制御が簡単で、かつ安価に構成できる平滑コンデンサの劣化検出回路を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、脈流を含む直流電圧が印加された平滑コンデンサに接続された負荷の負荷電流を測定する負荷電流検出部と、前記平滑コンデンサ両端の直流電圧を測定するリップル電圧検出部と、前記リップル電圧検出部と前記負荷電流検出部とが接続される制御部と、前記負荷電流と対応する比較リップル電圧値を記憶する記憶部とを備え、前記比較リップル電圧値は、基準リップル電圧値と、基準リップル電圧値から算出される警告リップル電圧値、及び異常リップル電圧値を内容とし、前記制御部は、前記負荷の大きさを連続的に変化させ、前記負荷の変化に対応する前記負荷電流と前記平滑コンデンサに印加された前記直流電圧とを測定し、同測定した前記直流電圧の値からリップル電圧値を算出し、同リップル電圧値を、測定した前記負荷電流値と対応する前記基準リップル電圧値として記憶部に記憶し、前記制御部は、前記平滑コンデンサに印加された直流電圧からリップル電圧値を算出すると共に、同リップル電圧値と、前記負荷電流検出部で検出した前記負荷電流の値に対応する前記比較リップル電圧値とを比較して前記平滑コンデンサの劣化を検出してなる構成とする平滑コンデンサの劣化検出回路とする。
また、この平滑コンデンサの劣化検出回路を、脈流を含む直流電圧が電源電圧として供給される電子機器に搭載する。
以上の手段を用いることにより、本発明によるコンデンサの劣化検出回路によれば、電子機器ごとに平滑コンデンサが劣化しているか否かの判断基準値を算出するため、設計値を用いて一律に平滑コンデンサが劣化しているか否かの判断基準値を規定する場合に比較して、より、正確な平滑コンデンサの劣化検出が可能になる。
また、この平滑コンデンサの劣化検出回路を電子機器に搭載することにより、負荷変動が激しい場合でも正確に平滑コンデンサの劣化検出を行うことができ、また、劣化の度合いに対応して電子機器の運転の制限することができ、平滑コンデンサの劣化に伴う電子機器の故障を未然に防止して、安全な運転を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。本発明の特徴は、負荷電流とリップル電圧とを簡単な回路で測定するだけで、幅広い電子機器に応用可能であり、また、予め規定した負荷電流とリップル電圧との関係と、実際に測定した負荷電流とリップル電圧との関係とをリアルタイムで比較し、負荷電流やリップル電圧が小さい場合でも平滑コンデンサの劣化を検出できることにある。
電子機器へ応用した場合の効果としては、インバータ回路を使用しない直流モータ駆動において、脈流による回転数の変動を低減させたり、インバータ回路を備えたエアコンや炊飯器や電磁調理器の回路破損防止、半導体式アンプにおいて、大出力時の直流電源電圧低下による音割れを低減させたりすることなどが考えられる。
図1はエアコン室外機の電力変換装置を示す要部ブロック図であり、図示しない圧縮機に使用されるインバータを用いたモータの駆動回路と、このモータの駆動回路に電源を供給し、本発明によるコンデンサの劣化検出回路を備えた電源回路を示している。
この電源回路は交流電源1に接続された4本の整流ダイオードからなる整流部2と、平滑コンデンサ3と、この平滑コンデンサ3のリップル電圧を検出するリップル電圧検出部4と、モータの駆動回路全体の負荷電流を検出する負荷電流検出部5とで構成されている。
一方、モータの駆動回路は、ダイオードを並列に接続したスイッチ素子を2個直列に接続して構成したアームを3組配置した変換部6と、この変換部6を駆動するモータ駆動部8と、モータ駆動部8に駆動信号を出力するマイコンからなる制御部9とで構成されている。なお、制御部9は内部に記憶部9aを備えている。そして、変換部6の各アームのスイッチ素子の接続点が、それぞれに対応する三相モータ7の各巻線に接続されている。
リップル電圧検出部4は、例えば、直列に接続された2本の抵抗の両端が平滑コンデンサ3に並列に接続されて構成されており、平滑コンデンサ3の直流電圧を所定の電圧に分圧し、この分圧した電圧を制御部9のA/D変換端子9bに出力している。制御部9では分圧されてA/D変換端子9bに入力したアナログ電圧を所定のサンプリング期間、例えば30mS(ミリセカンド)の期間内で1mS毎にデジタル変換し、変換したデジタル電圧を平滑コンデンサの直流電圧値として記憶部9aに記憶している。
負荷電流検出部5は、三相モータ7から還流する負荷電流を測定するため、例えば変換部6と整流部2との間に直列に抵抗を接続し、この抵抗の両端の電圧を制御部9のA/D変換端子9cに出力している。制御部9では、前述の分圧した直流電圧の測定タイミングで、同時にA/D変換端子9cに入力されたアナログ電圧(負荷電流と対応)をデジタル変換し、変換したデジタル電圧を負荷電流を示す値として記憶部9aに記憶している。
なお、平滑コンデンサの劣化検出回路は、リップル電圧検出部4と負荷電流検出部5と制御部9とで構成されている。また、この実施例ではサンプリング期間を30mSとしているが、商用電源の周期、例えば50Hzでの1周期である20mSとしてもよい。また、所定のサンプリング期間と対応するデジタル変換回数としてもよい。例えば1回の変換時間が1mSかかるなら、20mSで20回のサンプリング回数とする。
ところで、一般的に平滑コンデンサの寿命は、このコンデンサの容量が経年変化により徐々に減少し、当初の容量よりも所定の割合まで減少した場合を言う。ただし、所定の割合とはコンデンサに印加する電圧や負荷によっても異なるため、このコンデンサを使用する機器の設計時に、最大負荷を考慮して決定される。
また、一定の交流電圧を整流して平滑コンデンサに印加し、この平滑コンデンサに一定の負荷を与えた場合、平滑コンデンサの容量の減少はリップル電圧の増加として現れる。つまり、容量が大きい場合はリップル電圧が小さく、容量が小さい場合はリップル電圧が大きくなる。一方、平滑コンデンサの容量が同じ場合、負荷が重い、つまり、負荷電流が大きい程リップル電圧は大きくなる。
この状態を図2のグラフに示す。図2(A)は平滑コンデンサが未劣化時、つまり、容量が大きい場合の平滑コンデンサ両端の直流電圧と、その時の負荷電流の関係を示し、図2(B)は平滑コンデンサが劣化時、つまり、容量が小さい場合の平滑コンデンサ両端の直流電圧と、その時の負荷電流の関係を示している。
図2では、直流電圧の最大値と最小値との間の電圧をVr:リップル電圧と呼称している。制御部9は、この直流電圧の最大値と最小値とを検出するため、サンプリング期間、つまり、測定時間:Tm=30mSの間、直流電圧とその時の負荷電流とを同時にペアで所要回数、例えば30回測定し、記憶部9aに格納している。なお、リップル電圧の変化は交流電源の周波数に同期しているため、全波整流の場合は最低でも50Hz(ヘルツ)での1/2周期時間、つまり、10mSの間、監視する必要がある。
なお、この実施例では直流電圧とその時の負荷電流とを同時にペアで測定しているが、負荷電流の変化は直流電圧の変化に比較して変化の度合いが低いため、それぞれ、別の周期で測定してもよい。例えば、直流電圧は1mS毎に測定し、負荷電流は20mSごとに測定してもよい。このように、負荷電流の測定周期を長くすることにより、測定にかかる制御部9の処理能力の負担を軽減させることができる。
本実施例では直流電圧と負荷電流とを1回測定するために約1mSを要する。このため、10mSの測定では10回の測定しかできないので精度が出ない。従って、サンプリング期間(測定時間)を30mSに規定し、サンプリング回数を30回としている。従って10mSの測定よりも3倍の精度で測定している。
30mSのサンプリング期間(測定時間)が経過すると、図2の波形が直流電圧値と負荷電流値との30組のデータとして記憶部9aに格納されることになる。そして、制御部9は格納された直流電圧の最大値と最小値を検索し、この間の電圧差、つまり、リップル電圧:Vrを求める。同時に最大値と最小値とに対応する負荷電流の値を求め、平均の負荷電流を算出する。なお、この実施例では30mSの期間内でVrを決定しているが、商用電源電圧の変動による誤差があるため、複数回、例えば8回のサンプリング期間で求めたVrの平均値で最終的なリップル電圧を決定してもよい。
そして制御部9は、算出された平均の負荷電流と求めたリップル電圧を予め定められた値である比較リップル電圧値で構成された特性テーブルと比較して平滑コンデンサ3の劣化状態を判定する。この特性テーブルは、図3に示すテーブルとして、記憶部9aに予め格納されている。
図3は特性テーブルの内容を示す表である。表の縦方向の項目は左から負荷電流(単位:アンペア)、比較リップル電圧(単位:ボルト)となっており、比較リップル電圧はさらに、基準リップル電圧と、警告リップル電圧と、異常リップル電圧とに分類されている。そして、負荷電流は縦方向に1〜14アンペアに分類されており、各比較リップル電圧もこれに対応してそれぞれの値が規定されている。
基準リップル電圧は新しい平滑コンデンサ3の特性を表しており、警告リップル電圧はこれ以上のリップル電圧の場合、すぐには機器の故障とならないが、場合によっては故障になる可能性があるリップル電圧であることを示しており、異常リップル電圧はこれ以上のリップル電圧の場合、すでに機器の定格動作ができない、つまり故障の可能性があるリップル電圧であることを示している。
警告リップル電圧と、異常リップル電圧とは機器の特性に応じて決定すればよいが、本実施例では図4に示すように規定している。なお、この実施例では、16.5V以上のリップル電圧をリップル限界電圧と規定し、これを越えた場合は機器を停止するようにしている。
図4はリップル電圧を縦軸に、負荷電流を横軸とした時の基準リップル電圧と、警告リップル電圧と、異常リップル電圧とに対応する特性のグラフである。ここで定格最大負荷電流とは、対象となる電子機器、例えばイギリス向けエアコンの運転電圧範囲がAC207〜253V(定格230V)であった場合、207Vの電圧で使用され、最大能力で運転した場合の負荷電流を示している。一方、定格最小負荷電流とは、253Vの電圧で使用され、最大能力で運転した場合の負荷電流を示している。一般的にインバータ制御のエアコンの場合、同じ能力で運転した場合、入力電圧が低い時に負荷電流が多くなり、入力電圧が高い時に負荷電流が少なくなる特性がある。
基準特性線は定格最大負荷電流が14Aの時でもリップル電圧が14.6Vであり、リップル限界電圧16.5Vに対して1.9Vのマージンを持たせてある。警告特性線は定格最大負荷電流が14Aの時にリップル電圧が16.5Vであり、リップル限界電圧と同じになる。従ってリップル電圧がこれ以上上昇すると、定格による最大能力運転ができなくなる可能性の限界ラインを示している。
異常特性線は定格最小負荷電流、ここでは負荷電流が10Aのときにリップル限界電圧16.5Vに達する限界ラインを示しており、この定格最小負荷電流を越えて運転するとリップル限界電圧を越えてしまい、もはや定格電圧内では最大能力運転ができなくなることを意味する。一般的には定格運転ができなくなる場合を故障と位置づけているが、最大能力運転以下であれば継続運転することができる。従って、この異常特性線以上でリップル限界電圧以下の場合を故障と判断するか、警告運転の範囲内とするかは機器の仕様で決定されるべきものである。本実施例では故障の範囲としている。
なお、基準特性線は設計値として標準的なコンデンサ特性を用いてもよいが、コンデンサ容量の初期のバラツキによりマージンが減少する場合がある。従って本実施例では、エアコン製造時の製品テストにおいて負荷電流、つまりエアコンの運転能力を変化させながら、装着されている平滑コンデンサ3の直流電圧を測定してリップル電圧を算出し、図3のテーブルの基準リップル電圧のデータを書き換えるようにしている。
これにより、個々のコンデンサの特性に対応して精度の高い制御が可能になる。なお、この場合、警告リップル電圧と、異常リップル電圧とは、基準リップル電圧のデータに所定の係数を乗算したり、所定値を加算することで求められる。また、このように、基準リップル電圧値から警告リップル電圧値と異常リップル電圧値とを算出しているため、平滑コンデンサの特性に対応する正確な比較電圧値を規定することができる。
なお、図3の特性テーブルは負荷電流が1A刻みで規定されているが、これに限るものでなく、さらに細かく規定してもよい。また、隣接する負荷電流値の差と、これに対応する隣接する各リップル電圧値の差とにより、負荷電流値と各リップル電圧値とを算出して補間してもよい。
また、警告リップル電圧と異常リップル電圧とは、予め特性テーブルとして記憶部9aに記憶させておいてもよいし、平滑コンデンサ3の特性を検査する場合に、基準リップル電圧値からその都度算出して用いてもよい。
また、本実施例では平滑コンデンサ3が初期状態であるエアコン製造時の製品テストにおいて基準リップル電圧を測定しているが、これに限るものでなく、製品修理の場合や所定のタイミング、例えば1年毎や所定の運転時間毎に再測定してもよい。ただし、この場合には、平滑コンデンサ3は経年変化により、測定した基準リップル電圧値は初期状態よりも大きくなっているため、警告リップル電圧と異常リップル電圧との算出は、初期状態とは異なる経年変化に対応した係数を乗算したり、所定値を加算することで求められる。
次に図5のフローチャートを用いて制御部9の動作を説明する。図5(A)はリップル電圧を監視する処理を表しており、機器が設置されて通常動作している時は常に動作している。一方、図5(B)はリップル基準特性測定の処理を示しており、工場の生産ラインや機器の修理現場で実施される機器の検査プログラムの一部として構成されている。
なお、図5でSTはステップを表し、これに続く番号はステップ番号を示す。また、YはYesを、NはNoを表している。
まず、図5(A)のリップル電圧を監視する処理において制御部9は、リップル電圧を算出するための測定回数として初期値0を設定する(ST0)。次にカウンタに1を加算し(ST1)、リップル電圧検出部4で直流電圧を測定し、記憶部9aへ格納する(ST2)。次に、負荷電流検出部5で負荷電流を測定し、記憶部9cへ格納する(ST3)。
そして、30回の測定が終了、つまり30mSのサンプリング期間が経過したか確認する(ST4)。なお、ST1〜ST4までの処理は1mSで行なうようになっている。30回の測定が終了していない場合は(ST4−N)、ST1へジャンプして測定を継続する。30回の測定が終了した場合は(ST4−Y)、記憶部9cへ格納された30個の最大電圧と最小電圧とを検索し、最大電圧から最小電圧を減算することにより、リップル電圧を算出する(ST5)。
次に、記憶部9cへ格納された30個の最大電圧と最小電圧と対応する負荷電流を取り出して、その平均値を算出する(ST6)。そして、特性テーブルを検索して負荷電流の平均値に最も近い値の負荷電流と対応する警告リップル電圧を取り出し、ST5で算出したリップル電圧と比較する(ST7)。
そして、リップル電圧が警告特性線の値以下の場合、つまり、測定したリップル電圧が警告リップル電圧以下の場合(ST7−Y)、平滑コンデンサ3は正常であるため、ST0へジャンプして監視を継続する。
一方、特性テーブルを検索して負荷電流の平均値に最も近い値の負荷電流と対応する異常リップル電圧を取り出し、ST5で算出したリップル電圧と比較する(ST8)。そして、リップル電圧が異常特性線の値以下の場合、つまり、測定したリップル電圧が異常リップル電圧以下の場合(ST8−Y)、図4で示す警告動作範囲であるため、例えば図示しない表示部で警告メッセージを表示(ST9)する。そして、ST0へジャンプして監視を継続する。
一方、リップル電圧が異常特性線の値以下でない場合、つまり、測定したリップル電圧が異常リップル電圧以上の場合(ST8−N)、図4で示す故障範囲であるため、機器の運転を停止し(ST10)、例えば図示しない表示部で故障メッセージを表示(ST11)して制御を終了する。
なお、この実施例では、測定したリップル電圧が異常リップル電圧以上の場合、機器の故障として運転を停止させているが、この方法に限るものではない。前述したように、測定したリップル電圧値がリップル限界電圧以下ならば、運転を継続できる可能性がある。従って、機器の運転において、測定したリップル電圧値がリップル限界電圧値以下となるように負荷を運転、いわゆる電流制限による運転を行なうようにしてもよい。これにより、修理を行なうまでの間、機器を使用し続けることができる。
また、この実施例では、比較リップル電圧と測定したリップル電圧とを直接比較して、平滑コンデンサの劣化を判定しているが、この方法に限るものではない。例えば、平滑コンデンサの両端の電圧を所定のサンプリング期間内で複数回検出し、検出した電圧の平均値を求め、この平滑コンデンサの両端の平均電圧値に対する測定したリップル電圧値の割合(以下リップル比率と呼称する)で判定するようにしてもよい。この場合、前述した図3の特性テーブルは、各比較リップル電圧に対応するリップル比率がそれぞれ記憶されることになる。
このように、リップル比率で平滑コンデンサの劣化を判定するため、瞬時的なAC電圧の変動があって平滑コンデンサの両端の電圧が変動したとしても、測定誤差を小さくして誤判定を低減することができる。
また、前述したように、複数回測定した平滑コンデンサの両端の電圧値から算出したリップル電圧値:Vrの平均値を最終的なリップル電圧として決定し、リップル比率を求めてもよい。これにより、さらに測定誤差を小さくして誤判定を低減することができる。
次に図5(B)のリップル基準特性測定の処理を説明する。処理が開始されると制御部9は、まず測定する負荷電流の値としてカウンタに1を設定する(ST20)。そして、、例えばエアコンを暖房運転モードで動作させ、暖房能力を停止状態から徐々に高めて行く。この結果、機器の負荷電流が徐々に増加する(ST21)。
そして負荷電流検出部5によって負荷電流を測定し(ST22)、負荷電流とカウンタ値が等しいか確認する(ST23)。負荷電流とカウンタ値が等しくない場合(ST23−N)、ST21へジャンプする。
負荷電流とカウンタ値が等しい場合(ST23−Y)、カウンタに1を加算する(ST24)。そして、30mSの間、1mS毎に直流電圧を測定し、30mS間、つまり30個の最大電圧値と最小電圧値とからリップル電圧を算出し、これをカウンタ値(負荷電流)と対応する特性テーブルの基準リップル電圧値としてテーブルへ格納する(ST25)。
次にカウンタが15か確認し(ST26)、つまり、特性テーブルの終わりかを確認し、カウンタが15でなければ(ST26−N)、ST21へジャンプする。カウンタが15ならば(ST26−Y)、測定は終了しているため、テーブルの基準特性線、つまり、基準リップル電圧の値を元にして警告特性線と異常特性線、つまり、警告リップル電圧と異常リップル電圧の値を算出してテーブルへ格納(ST27)する。
この算出方法としては、この実施例の場合、例えばテーブル内において、同じ負荷電流の場合に警告リップル電圧は、基準リップル電圧の値に2(V)を加算した値とし、異常リップル電圧は警告リップル電圧にさらに2を加算した値としており、基準リップル電圧に所定の値を加算する方法を用いている。
以上説明したように、負荷電流に対応して、測定したリップル電圧値と予め定められた比較リップル電圧値とを比較して平滑コンデンサの劣化を判定するため、負荷が軽い場合から重い場合まで、負荷の軽重にかかわらず、正確に平滑コンデンサの劣化を判定することができるため、事前に平滑コンデンサの劣化を警告することができる。また、通常、機器の制御を行なう制御部に、負荷電流検出部とリップル電圧検出部とを追加するだけで、安価に又、簡単にコンデンサの劣化検出回路を構成することができる。
また、比較リップル電圧値が、平滑コンデンサの初期特性を示す基準リップル電圧値と、平滑コンデンサの劣化を警告する警告リップル電圧値と、平滑コンデンサを劣化と判断する異常リップル電圧値とで構成されているため、平滑コンデンサの劣化状態を正常、警告、異常の3つの状態に区分でき、それぞれの状態に応じて適切な処理を行い、また、適切なメッセージを使用者に通知することができる。
さらに、1台の機器ごとにコンデンサの劣化検出回路の比較リップル電圧値を予め算出するため、設計値を用いて一律に比較リップル電圧値を規定する場合に比較して、より、正確なコンデンサの劣化検出が可能になる。
なお、製造時に記憶部9aに記憶した基準特性線と対応する比較リップル電圧を検索し、定格最大負荷電流の時にすでにリップル限界電圧を越えている場合は、該当コンデンサが初期不良品と判断できるため、その旨をエラー表示させるようにしている。このようにすると、製品の信頼性を向上させることができる。
なお、本実施例ではエアコンの室外機に平滑コンデンサの劣化検出回路を設けた例を説明しているが、これに限るものでなく、脈流を含む嫡流電圧が印加された平滑コンデンサを備え、負荷の変動が大きい電子機器に幅広く応用できるものである。
また、本実施例では負荷電流検出部5を変換部6と整流部2との間に設けているがこれに限るものでなく、電子機器に備えられている機器の消費電流(商用電源)のAC電流測定回路を流用してもよい。例えばエアコンなどでは機器の電流制限を行なうため、AC消費電流を測定する回路が既に設けられているものがあり、このAC消費電流測定回路での測定電流値を本実施例での負荷電流として対応させることができる。
これにより、新たに負荷電流検出部5を設けなくてよいため、コストダウンを図ることができる。
また、本実施例では比較リップル電圧値を、平滑コンデンサの初期特性を示す基準リップル電圧値と、平滑コンデンサの劣化を警告する警告リップル電圧値と、平滑コンデンサを劣化と判断する異常リップル電圧値とで構成しているがこれに限るものでなく、基準リップル電圧値と異常リップル電圧値とで構成してもよいし、3つのリップル電圧値をさらに細かく区分して平滑コンデンサの劣化を検出してもよい。
AC電源回路に使用する高耐圧の平滑コンデンサは一般的に高価であり、また、従来の電子機器設計においては、経年変化によるコンデンサの容量減少を考慮し、さらにマージンを持たせて必要以上の大容量のコンデンサを採用する場合があった。従って、本実施例の平滑コンデンサの劣化検出回路を設けることにより、この不必要なマージンを持たせることなく、経年変化によるコンデンサの容量減少のみを考慮すればよい。つまり、採用する平滑コンデンサを必要最小限の容量のものに選定することができるため、コストダウンを図ることができる。
本発明によるコンデンサの劣化検出回路を備えたエアコン室外機の電力変換装置を示す要部ブロック図である。 平滑コンデンサの直流電圧と負荷電流とを示すグラフであり、(A)は平滑コンデンサが未劣化時を、(B)は平滑コンデンサが劣化時をそれぞれ示す。 特性テーブルの内容を示す表である。 基準リップル電圧と、警告リップル電圧と、異常リップル電圧と対応する各特性線のグラフである。 制御の動作を説明する動作フローチャートである。 従来のコンデンサの劣化検出回路を備えた電気自動車のシステム構成概略図である。 キャリア周波数とモータ駆動に用いられる電流とに対する電圧変動の関係を表す模式的なグラフである。
符号の説明
1 交流電源
2 整流部
3 平滑コンデンサ
4 リップル電圧検出部
5 負荷電流検出部
6 変換部
7 三相モータ
8 モータ駆動部
9 制御部
9a 記憶部
9b、9c A/D変換端子

Claims (2)

  1. 脈流を含む直流電圧が印加された平滑コンデンサに接続された負荷の負荷電流を測定する負荷電流検出部と、
    前記平滑コンデンサ両端の直流電圧を測定するリップル電圧検出部と、
    前記リップル電圧検出部と前記負荷電流検出部とが接続される制御部と、
    前記負荷電流と対応する比較リップル電圧値を記憶する記憶部とを備え、
    前記比較リップル電圧値は、基準リップル電圧値と、基準リップル電圧値から算出される警告リップル電圧値、及び異常リップル電圧値を内容とし、
    前記制御部は、前記負荷の大きさを連続的に変化させ、前記負荷の変化に対応する前記負荷電流と前記平滑コンデンサに印加された前記直流電圧とを測定し、同測定した前記直流電圧の値からリップル電圧値を算出し、同リップル電圧値を、測定した前記負荷電流値と対応する前記基準リップル電圧値として記憶部に記憶し、
    前記制御部は、前記平滑コンデンサに印加された直流電圧からリップル電圧値を算出すると共に、同リップル電圧値と、前記負荷電流検出部で検出した前記負荷電流の値に対応する前記比較リップル電圧値とを比較して前記平滑コンデンサの劣化を検出してなることを特徴とする平滑コンデンサの劣化検出回路。
  2. 請求項1に記載の平滑コンデンサの劣化検出回路を備えた電子機器。
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