JPH10164827A - コンデンサの容量抜け検出装置 - Google Patents

コンデンサの容量抜け検出装置

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JPH10164827A
JPH10164827A JP31911596A JP31911596A JPH10164827A JP H10164827 A JPH10164827 A JP H10164827A JP 31911596 A JP31911596 A JP 31911596A JP 31911596 A JP31911596 A JP 31911596A JP H10164827 A JPH10164827 A JP H10164827A
Authority
JP
Japan
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frequency
ripple
current
load
detecting
Prior art date
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Application number
JP31911596A
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English (en)
Inventor
Satoshi Tokushige
智 徳重
Hiroshi Okui
博司 奥井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP31911596A priority Critical patent/JPH10164827A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンデンサの容量抜け検出装置において、入
力電源が50Hzの場合でも60Hzの場合でもコンデ
ンサの容量抜けを検出することを可能としたものであ
る。 【解決手段】 電源の周波数を検出する周波数検出部5
と負荷電流検出部6を設け、周波数と負荷電流に応じた
基準リップル電圧を作成するリップル電圧基準作成部8
を設けた。このことにより周波数に応じたリップル電圧
の基準値を作成しコンデンサの容量抜けを検出すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンデンサの容量抜
けを検知する電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の技術としては、特開昭6
3−287363号公報に記載されたものがある。以下
図面を用いて説明する。図4に示すように入力電流検出
手段23を設け、カレントトランス24で入力電流の大
きさを検知して整流、平滑し、レベル調整手段25に供
給する。この調整手段25は電圧分割回路を構成し、比
較回路27からなる比較手段26に入力させる。さらに
コンデンサ21の両端電圧がリップル電圧検出手段22
を通して前記比較手段26に入力される。これによりリ
ップル電圧検出手段22の出力が入力電流検出手段23
の出力より大きくなったときにコンデンサの容量抜けを
検出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、入力電源の周波数によってリップル電圧
の値が異なるため、入力電源が50Hzの場合と60H
zの場合でレベル調整手段25の電圧分割比率を変える
必要がある。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、入力電源が50Hzの場合でも60Hzの
場合でもコンデンサの容量抜けを検出することができる
コンデンサの容量抜け検出装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、周波数検出部と負荷電流検出部を設け、周
波数と負荷電流に応じたリップル基準値を演算するリッ
プル基準値演算部を設けたものである。上記リップル基
準値演算部によって、入力電源が50Hzの場合でも6
0Hzの場合でもコンデンサの容量抜けを検出すること
が可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するための請求項
1記載の発明は、電源の周波数を検出する周波数検出部
と負荷電流検出部を設け、その出力より周波数と負荷電
流に応じた基準リップル電圧を、あらかじめメモリに記
憶していたデータから読み出すリップル電圧基準値演算
部を設けたものである。リップル電圧検出部で検出され
たリップル電圧値はリップル電圧基準値演算部から入力
された基準値と比較部で比較演算され、リップル電圧が
基準値より大きくなったとき制御部に信号が送られる。
制御部では比較部からの信号により容量抜けが起きたと
判断し、負荷に流れる電流のスイッチをオフにする。こ
のことにより周波数に応じたリップル電圧の基準値を演
算し、入力電源が50Hzの場合でも60Hzの場合で
もコンデンサの容量抜けを検出することができる。
【0007】また、請求項2記載の発明は、リップル電
圧の交流分周波数から電源周波数を検出する周波数検出
部を設けたものである。これにより周波数検出部の入力
側の交流部分と出力側の直流部分を絶縁する必要がなく
なる。
【0008】請求項3記載の発明は、電源の周波数を検
出する周波数検出部と負荷電流検出部を設け、その出力
より周波数と負荷電流に応じた基準リップル電流値を、
あらかじめメモリに記憶していたデータから読み出すリ
ップル電流基準値演算部を設けたものである。リップル
電流検出部で検出されたリップル電流値はリップル電流
基準値演算部から入力された基準値と比較部で比較演算
され、リップル電流が基準値より大きくなったとき制御
部に信号が送られる。制御部では比較部からの信号によ
り容量抜けが起きたと判断し、負荷に流れる電流のスイ
ッチをオフにする。このことにより周波数に応じたリッ
プル電流の基準値を演算し、入力電源が50Hzの場合
でも60Hzの場合でもコンデンサの容量抜けを検出す
ることができる。
【0009】また、請求項4記載の発明は、リップル電
流の交流分周波数から電源周波数を検出する周波数検出
部を設けたものである。これにより負荷電流を計測する
ことで、周波数とリップル電流値と負荷電流の実効値を
検出することができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0011】(実施例1)図1において、周波数検出部
5は交流電源1の周波数を検出し、負荷電流検出部6は
負荷4に流れる直流電流の大きさを検出する。リップル
電圧基準値演算部8は、周波数が50Hzと60Hzの
場合の負荷電流の値に対応したリップル電圧の基準値デ
ータをメモリ内に持っており、周波数検出部5と負荷電
流検出部6の出力よりリップル電圧の基準値を演算す
る。この基準値とリップル電圧検出部7で検出されたリ
ップル電圧値が比較部9で比較演算され、リップル電圧
が基準値よりも大きい場合、制御部10に信号が送られ
る。制御部10では比較部9からの信号によりコンデン
サ2の容量抜けを判断して負荷に流れる電流のスイッチ
3をオフにする。
【0012】上記の構成により入力電源が50Hzの場
合でも60Hzの場合でも周波数に対応したリップル電
圧基準値をリップル電圧と比較することができ、コンデ
ンサの容量抜けを検出することができる。
【0013】なお、上記実施形態では周波数検出部は交
流電源から直接、周波数を検出したが、他の形態として
図2のようにリップル電圧の交流分周波数から電源周波
数を検出する方法もある。この方法によれば周波数検出
部の入力側の交流部分と出力側の直流部分を絶縁する必
要がなくなる。
【0014】(実施例2)図3において、周波数検出部
5は交流電源1の周波数を検出し、負荷電流検出部6は
負荷4に流れる直流電流の大きさを検出する。リップル
電流基準値演算部12は、周波数が50Hzと60Hz
の場合の負荷電流の値に対応したリップル電流の基準値
データをメモリ内に持っており、周波数検出部5と負荷
電流検出部6の出力よりリップル電流の基準値を演算す
る。この基準値とリップル電流検出部11で検出された
リップル電流値が比較部9で比較演算され、リップル電
流が基準値よりも大きい場合、制御部10に信号が送ら
れる。制御部10では比較部9からの信号によりコンデ
ンサ2の容量抜けを判断して負荷に流れる電流のスイッ
チ3をオフにする。
【0015】上記の構成により入力電源が50Hzの場
合でも60Hzの場合でも周波数に対応したリップル電
流基準値をリップル電流と比較することができ、コンデ
ンサの容量抜けを検出することができる。
【0016】なお、上記実施形態では周波数検出部は交
流電源から直接、周波数を検出したが、他の形態として
図4のようにリップル電流の交流分周波数から電源周波
数を検出する方法もある。この方法によれば周波数検出
部の入力側の交流部分と出力側の直流部分を絶縁する必
要がなくなり、さらに負荷電流を計測することで、周波
数とリップル電流値と負荷電流の実効値を検出すること
ができる。
【0017】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、電源の周波数を検出する周波数
検出部と負荷電流検出部を設け、周波数と負荷電流に応
じた基準リップル電圧を演算するリップル電圧基準値演
算部を設けたことで、周波数に応じたリップル電圧の基
準値を演算することができるようになる。したがって入
力電源が50Hzの場合でも60Hzの場合でもコンデ
ンサの容量抜けを検出することが可能となる。
【0018】また、請求項2記載の発明のように、リッ
プル電圧の交流分周波数から電源周波数を検出する周波
数検出部を設けると、上述した効果とともに、周波数検
出部の入力側の交流部分と出力側の直流部分を絶縁する
必要がなくなる。
【0019】さらに、請求項4記載の発明のように負荷
電流から周波数とリップル電流値と負荷電流の実効値と
を検出するような構成にすれば回路の簡素化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すコンデンサの容量抜け
検出装置のブロック図
【図2】本発明の他の実施の形態を示すコンデンサの容
量抜け検出装置のブロック図
【図3】本発明の他の実施例を示すコンデンサの容量抜
け検出装置のブロック図
【図4】本発明のさらに他の実施の形態を示すコンデン
サの容量抜け検出装置のブロック図
【図5】従来のコンデンサの容量抜け検出回路図
【符号の説明】
5 周波数検出部 6 負荷電流検出部 7 リップル電圧検出部 8 リップル電圧基準値演算部 9 比較部 10 制御部 11 リップル電流検出部 12 リップル電流基準値演算部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源の周波数を検出する周波数検出
    部と、コンデンサのリップル電圧を検出するリップル電
    圧検出部と、負荷に流れる電流を検出する負荷電流検出
    部と、前記周波数検出部の出力と前記負荷電流検出部の
    出力からリップル電圧の基準値を演算するリップル電圧
    基準値演算部と、前記リップル電圧検出部の出力が前記
    リップル電圧基準値演算部の出力より大きくなったとき
    に制御部に信号を送る比較部と、前記比較部からの信号
    によりコンデンサの容量抜けが起きたと判断し、負荷に
    流れる電流のスイッチをオフにする制御部とを有するコ
    ンデンサの容量抜け検出装置。
  2. 【請求項2】 リップル電圧波形より電源周波数を検出
    する周波数検出部を有する請求項1記載のコンデンサの
    容量抜け検出装置。
  3. 【請求項3】 交流電源の周波数を検出する周波数検出
    部と、コンデンサのリップル電流を検出するリップル電
    流検出部と、負荷に流れる電流を検出する負荷電流検出
    部と、前記周波数検出部の出力と前記負荷電流検出部の
    出力からリップル電流の基準値を演算するリップル電流
    基準値演算部と、前記リップル電流検出部の出力が前記
    リップル電流基準値演算部の出力より大きくなったとき
    に制御部に信号を送る比較部と、前記比較部からの信号
    によりコンデンサの容量抜けが起きたと判断し、負荷に
    流れる電流のスイッチをオフにする制御部とを有するコ
    ンデンサの容量抜け検出装置。
  4. 【請求項4】 リップル電流波形より電源周波数を検出
    する周波数検出部を有する請求項3記載のコンデンサの
    容量抜け検出装置。
JP31911596A 1996-11-29 1996-11-29 コンデンサの容量抜け検出装置 Pending JPH10164827A (ja)

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JP (1) JPH10164827A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007240450A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Fujitsu General Ltd 平滑コンデンサの劣化検出回路及びこれを備えた電子機器
JP2012213264A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Daikin Ind Ltd モータ駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007240450A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Fujitsu General Ltd 平滑コンデンサの劣化検出回路及びこれを備えた電子機器
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