JP4765335B2 - 燃料電池用金属セパレータの成形方法および成形装置 - Google Patents

燃料電池用金属セパレータの成形方法および成形装置 Download PDF

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Description

本発明は燃料電池用金属セパレータの成形方法および成形装置に関する。
燃料電池の単セルは、燃料ガスと酸化剤ガスとを分離するためのセパレータを有する。金属材料は、厚さが薄くても優れた強度が得られるため、セパレータに適用することが試みられており、流路溝に対応する凹部および凸部を有する2枚の金属プレートを重ね合せることで、金属セパレータを形成している(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。
特開2002−373673号公報 特開2003−331859号公報
しかし、2枚の金属プレートは、金属板材からプレス加工によって個々に形成された後で、接合されるため、多くの工程を必要とし、また、接合の際における金属プレートの位置決めは、容易ではない。そのため、生産性の向上が困難であり、金属セパレータの製造コストが上昇する問題を有する。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、良好な生産性を有する燃料電池用金属セパレータの成形方法および成形装置を提供することを目的とする
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、
重ね合わせて接合された第1プレートおよび第2プレートを有し、
前記第1プレートは、前記第2プレートに対する重ね合わせ面の逆側に位置する第1流路面を有し、
前記第2プレートは、前記第1プレートに対する重ね合わせ面の逆側に位置する第2流路面を有し、
前記第1流路面には、第1反応ガスの流路溝を構成する凹部および凸部が配置され、
前記第2流路面には、第2反応ガスの流路溝を構成する凹部および凸部が配置され、
前記第1流路面の凹部および凸部は、前記第2流路面の凹部および凸部に対応しており、
前記第1流路面の凹部の表面と、前記第2流路面の凹部の背面との間には、冷却流体の流路を構成する隙間が形成され、
前記第1流路面の凸部の表面と前記第2流路面の凸部の背面とは、かしめ構造により、接合されている
燃料電池用金属セパレータを製造するための成形装置であって、
前記第1流路面に対応するキャビティを有する第1成形型、
前記第1プレートにおける前記第2プレートに対する重ね合わせ面に対応するキャビティを有する第2成形型、
前記第2流路面に対応するキャビティを有する第3成形型、
前記第2成形型および前記第3成形型を、切換え式に位置決めし、前記第1成形型に相対させるための成形型切換機構、
前記成形型切換機構によって位置決めされて前記第1成形型に相対する前記第2成形型と、前記第1成形型とを型締めし、押圧するための第1押圧手段
前記成形型切換機構によって位置決めされて前記第1成形型に相対する前記第3成形型と、前記第1成形型とを型締めし、押圧するための第2押圧手段、および、
前記第1プレートおよび前記第2プレートに、かしめ加工を施すことにより、前記かしめ構造を形成するためのかしめ加工手段を有し、
前記第1成形型のキャビティは、前記第1反応ガスの流路溝を形成するための凹部および凸部を有し、
前記第3成形型のキャビティは、前記第2反応ガスの流路溝を形成するための凹部および凸部を有し、
前記第1成形型のキャビティの凹部および凸部は、前記第3成形型のキャビティの凸部および凹部に対応し、
前記第1成形型のキャビティの凸部の高さは、当該凸部に対応する前記第3成形型のキャビティの凹部の深さより大きくなるように設定されており、
前記第1成形型のキャビティの凹部によって形成される前記第1プレートの凹部の表面と、前記第3成形型のキャビティの凸部によって形成される前記第2プレートの凹部の背面との間には、前記冷却流体の流路を構成する隙間が形成され、
前記かしめ加工手段は、前記第1流路面の凸部の表面と前記第2流路面の凸部の背面とに、前記かしめ加工を施す
ことを特徴とする成形装置である。
上記目的を達成するための請求項に記載の発明は、
重ね合わせて接合された第1プレートおよび第2プレートを有し、
前記第1プレートは、前記第2プレートに対する重ね合わせ面の逆側に位置する第1流路面を有し、
前記第2プレートは、前記第1プレートに対する重ね合わせ面の逆側に位置する第2流路面を有し、
前記第1流路面には、第1反応ガスの流路溝を構成する凹部および凸部が配置され、
前記第2流路面には、第2反応ガスの流路溝を構成する凹部および凸部が配置され、
前記第1流路面の凹部および凸部は、前記第2流路面の凹部および凸部に対応しており、
前記第1流路面の凹部の表面と、前記第2流路面の凹部の背面との間には、冷却流体の流路を構成する隙間が形成され、
前記第1流路面の凸部の表面と前記第2流路面の凸部の背面とが、かしめ構造により、接合されている
燃料電池用金属セパレータを製造するための成形方法であって、
前記第1流路面に対応するキャビティを有する第1成形型に、第1金属板材を配置し、
前記第1成形型に相対して、前記第1プレートにおける前記第2プレートに対する重ね合わせ面に対応するキャビティを有する第2成形型を位置決めし、
前記第1成形型と前記第2成形型とを型締めし、前記第1金属板材を押圧することで、前記第1プレートを形成し、
前記第1成形型と前記第2成形型とを型開きした後で、前記第2流路面に対応するキャビティを有する第3成形型を、前記第2成形型と切換えて、前記第1成形型に相対して位置決めし、
前記第3成形型に相対しかつ前記第1成形型に配置される前記第1プレートに重ね合せて、第2金属板材を配置し、
前記第1成形型と前記第3成形型とを型締めし、前記第1プレートと前記第2金属板材とを、同時に押圧することで、前記第1プレートと接合された第2プレートを形成し、
前記第1成形型のキャビティは、前記第1反応ガスの流路溝を形成するための凹部および凸部を有し、
前記第3成形型のキャビティは、前記第2反応ガスの流路溝を形成するための凹部および凸部を有し、
前記第1成形型のキャビティの凹部および凸部は、前記第3成形型のキャビティの凸部および凹部に対応し、
前記第1成形型のキャビティの凸部の高さは、当該凸部に対応する前記第3成形型のキャビティの凹部の深さより大きくなるように設定されており、
前記第1成形型のキャビティの凹部によって形成される前記第1プレートの凹部の表面と、前記第3成形型のキャビティの凸部によって形成される前記第2プレートの凹部の背面との間には、冷却流体の流路を構成する隙間が形成され、
前記第1流路面の凸部の表面と前記第2流路面の凸部の背面とに、かしめ加工手段によって、かしめ加工を施すことにより、前記かしめ構造を形成する
ことを特徴とする成形方法である。
上記のように構成した本発明は、以下の効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、第1金属板材が配置される第1成形型と、第2成形型とを型締めし、第1金属板材を押圧することで、第1流路面に対応する形状を有する第1プレートを形成し、その後、成形型切換機構によって第2成形型の代わりに第3成形型を配置し、第3成形型に相対しかつ第1成形型に配置される第1プレートに重ね合せて、第2金属板材が配置される第1成形型と、第3成形型とを型締めし、第1プレートと第2金属板材とを、同時に押圧することで、第1プレートと接合されかつ第2流路面に対応する形状を有する第2プレートを形成することが可能である。つまり、燃料電池用金属セパレータを構成する第1プレートおよび第2プレートを、同一装置内で、連続的に成形かつ接合することができる。この場合、セパレータを製造するために必要とされる工程は、削減され、また、接合の際における位置決めは不要であるため、ハンドリング性が向上する。そのため、生産性を向上させ、セパレータの製造コストを低減させることが可能であり、良好な生産性を有する燃料電池用金属セパレータの成形装置を提供することができる。また、第1プレートの第1流路面における第1反応ガスの流路溝を構成する凸部の表面と、第2プレートの第2流路面における第2反応ガスの流路溝を構成する凸部の背面とを、かしめ構造により接合することができるため、第1プレートと第2プレートとを完全に接合し、接触面積の低下を抑制し、導電性を向上させことが可能である。
請求項に記載の発明によれば、燃料電池用金属パレータを構成する第1プレートおよび第2プレートは、連続的に成形かつ接合されるため、セパレータを製造するために必要とされる工程は、削減され、また、接合の際における位置決めは不要であるため、ハンドリング性が向上する。そのいため、生産性を向上させ、セパレータの製造コストを低減させることが可能であり、良好な生産性を有する燃料電池用金属セパレータの成形方法を提供することができる。また、第1プレートの第1流路面における第1反応ガスの流路溝を構成する凸部の表面と、第2プレートの第2流路面における第2反応ガスの流路溝を構成する凸部の背面部とを、かしめ構造により接合するため、第1プレートと第2プレートとを完全に接合し、接触面積の低下を抑制し、導電性を向上させことが可能である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る燃料電池およびセパレータを説明するための断面図、図2は、図1に示されるセパレータの平面図、図3は、図1に示される上層プレートおよび下層プレートの合せ面を説明するための断面図である。
燃料電池10は、単セルを多数積層してなる積重ね体の形態で、例えば、自動車の駆動源として使用される。単セルは、水の電気分解の逆の原理を利用し、水素と酸素とを反応させて水を得る過程で電気を得ることができる電池であり、電極部20および金属セパレータ30を有する。
電極部20は、金属セパレータ30の間に配置され、固体高分子電解質膜と、その両面に配置されるガス拡散層部を有する。固体高分子電解質膜は、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸されて構成されている。ガス拡散層部は、カーボンペーパー等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子からなる電極触媒層とを有する。
金属セパレータ30は、第1流路面および第1流路面の逆側に位置する第2流路面を有する。第1流路面および第2流路面は、流路溝が配置される中央部32と、中央部32の両側に位置する端部33とを有する。端部33は、反応ガスである水素および酸素と、冷却流体である水とを流通させるための開口部(マニホールド)34,35,36を有する。
金属セパレータ30は、第1流路面を構成する下層プレート(第1プレート)51と、第2流路面を構成する上層プレート(第2プレート)41とを有する。上層プレート41および下層プレート51は、重ね合わされて接合されており、かしめ構造を有する。
上層プレート41および下層プレート51は、対応する凸部42,52および凹部46,56を有し、凹凸形状を呈する。凸部42,52および凹部46,56は、第1流路面および第2流路面における第1反応ガスおよび第2反応ガスの流路溝を構成する。第1反応ガスおよび第2反応ガスは、酸化剤ガス(空気)および燃料ガス(水素)である。
上層プレート41および下層プレート51の材料は、ステンレス鋼鈑である。ステンレス鋼鈑は、複雑な機械加工を施しやすくかつ導電性が良好である点で好ましいが、チタン、チタン系合金等の耐食性金属や、アルミニウム合金や、クラッド材を適用することも可能である。耐食性を向上させるために、貴金属(例えば、金)によるメッキや、導電性を有する樹脂のコーティングなどの耐食性の被覆層を形成することも好ましい。
上層プレート41の凸部42の上部面(表面)43は、上方に位置する電極部20の下部面と接触している。凹部46の上部面47と電極部20の下部面とによって定義される空間Sは、燃料ガスを流通させるための流路溝を形成する。
下層プレート51の凸部52の上部面53は、上層プレート41の凸部42の下部面(背面)44と接触し、合せ面が形成されている。凸部52の下部面54と、下方に位置する電極部20の上部面とによって定義される空間Sは、酸化剤ガスを流通させるための流路溝を形成する。凹部56の下部面58は、下方に位置する電極部20の上部面と接触している。
下層プレート51の凹部56の深さは、上層プレート41の凹部56の深さより大きくなるように設定されており、上層プレート41の凹部56の下部面58と、下層プレート51の凹部56の上部面57とによって定義される空間(隙間)Sは、冷却水を流通させるための流路溝を形成する。空間Sは、上層プレート41の凹部56を介し、燃料ガスを流通させるための流路溝(空間S)の下方に位置する。
隣接する金属セパレータ30は、凹部および凸部がオフセットされて配置される。したがって、金属セパレータ30の酸化剤ガスを流通させるための流路溝(空間S)は、上方に位置する電極部20を介して隣接する金属セパレータ30の燃料ガスを流通させるための流路溝(空間S)および冷却水を流通させるための流路溝(空間S)と相対する。
一方、金属セパレータ30の燃料ガスを流通させるための流路溝(空間S)および冷却水を流通させるための流路溝(空間S)は、下方に位置する電極部20を介して隣接する金属セパレータ30の酸化剤ガスを流通させるための流路溝(空間S)と相対している。
下層プレート51の凸部52の上部面53は、凸凹部74を有し、上層プレート41の凸部42の下部面44は、凸凹部64を有する(図3参照)。凸凹部74と凸凹部63とは、嵌合し、かしめ構造を形成している。かしめ構造は、上層プレート41と下層プレート51とを完全に接合し、接触面積の低下を抑制し、導電性を向上させる。なお、符号74は、凸凹部73の背面部であり、下層プレート51の凸部52の下部面54に配置される凸凹部であり、凸凹部73の形状に対応している。符号63は、凸凹部64の背面部であり、上層プレート41の凸部42の上部面43に配置される凸凹部であり、凸凹部64の形状に対応している。
空間(流路溝)S〜Sの形状および配置は、ガスの拡散性、圧力損失、生成水の排出性、冷却性能等を考慮し、適宜設定される。
図4および図5は、本発明の実施の形態に係る成形装置を説明するための側面図であり、第1および第2ポジションを示しており、図6は、図4に示される下型および第1上型を説明するための断面図、図7は、図4に示される第2上型を説明するための断面図である。
成形装置100は、第1上型(第2成形型)110、第2上型(第3成形型)130、下型(第1成形型)150、押圧装置(押圧手段)170、および成形型切換機構を有する。
下型150は、固定式に配置され、下層プレート51および上層プレート41を構成することとなる下ブランク材(第1金属板材)241および上ブランク材(第2金属板材)251が、順次配置される。下型150は、金属セパレータ30の下部面(第1流路面)の中央部32および端部33に対応する下部中央ダイ151および下部端部ダイ161を有する。下部中央ダイ151および下部端部ダイ161と、周囲に配置されるホルダー部166とは、支持部168に連結されて支持されている。
下部中央ダイ151のキャビティ153は、酸化剤ガスの流路溝を形成するための凸部155および凹部158と、下層プレート51および上層プレート41に、かしめ加工を施すための第1かしめ加工手段とを有する。凸部155は、下層プレート51の凸部52の下部面54に対応する。凹部158は、下層プレート51の凹部56の下部面58に対応する。
第1かしめ加工手段は、凸部155の表面に配置される第1凸凹部156を有する。第1凸凹部156は、第2上型130に配置される第2かしめ加工手段と連動し、下層プレート51の凸部52の下部面54を押圧することよって、凸部52の上部面53に、凸凹部74を形成するために使用される。
第1上型110および第2上型130は、成形型切換機構によって切換式に位置決めされ、下型150に対して相対するように配置される。図4に示される第1ポジションにおいては、第1上型110は、下型150に対して近接離間可能である。図5に示される第2ポジションにおいては、第2上型130は、下型150に対して近接離間可能である。
第1上型110は、上部中央ダイ111および上部端部ダイ121を有する。上部中央ダイ111および上部端部ダイ121と、周囲に配置されるホルダー部126とは、支持部128に連結されて保持されている。
上部中央ダイ111のキャビティ113は、下層プレート51における第1流路面の逆側に位置する面に対応しており、下部中央ダイ151のキャビティ153の凸部155および凹部158に対応する凹部118および凸部115を有する。凸部115は、下層プレート51の凹部56の上部面57に対応し、凹部118は、下層プレート51の凸部52の上部面53に対応する。
したがって、第1ポジションにおいて、第1上型110は、下型150に配置される下ブランク材241を押圧することで、下層プレート51を形成することが可能である。
第2上型130は、金属セパレータ30の上部面(第2流路面)の中央部32および端部33に対応する上部中央ダイ131および上部端部ダイ141を有する。上部中央ダイ131および上部端部ダイ141と、周囲に配置されるホルダー部146とは、支持部148に連結されて保持されている。
上部中央ダイ131のキャビティ133は、燃料ガスの流路溝を形成するための凸部135および凹部138と、下層プレート51および上層プレート41に、かしめ加工を施すための第2かしめ加工手段とを有する。凸部135は、上層プレート41の凹部46の上部面47に対応し、凹部118は、上層プレート41の凸部42の上部面43に対応する。
下部中央ダイ151のキャビティ153の凸部155の高さは、当該凸部155に対応する上部中央ダイ131のキャビティ133の凹部138の深さより大きくなるように設定されている。
そのため、下部中央ダイ151のキャビティ153の凸部155によって形成される下層プレート51の凸部52の上部面53と、第2上型130の上部中央ダイ131の凹部138によって形成される上層プレート41の凸部42の下部面44とは、接触し、合せ面が形成される。下部中央ダイ151のキャビティ153の凹部158によって形成される下層プレート51の凹部56の上部面57と、第2上型130の上部中央ダイ131の凸部135によって形成される上層プレート41の凹部46の下部面48との間には、冷却流体の流路を構成する隙間が形成される。
したがって、第2ポジションにおいて、第2上型130は、下型150に配置される下層プレート51と、下層プレート51に重ね合せて配置される上ブランク材251とを、同時に押圧することで、下層プレート51に接合された上層プレート41を形成することが可能である。
第2かしめ加工手段は、凹部138の表面に配置される第2凸凹部139を有する。第2凸凹部139は、下型150に配置される第1かしめ加工手段(第1凸凹部156)と連動し、上層プレート41の凸部42の上部面43を押圧することよって、凸部42の下部面44に、凸凹部64を形成するために使用される。つまり、第2上型130に配置される第2かしめ加工手段と、下型150に配置される第1かしめ加工手段とは、上層プレート41および下層プレート51にかしめ加工を施すことで、上層プレート41の凸部42の下部面44の凸凹部64と、下層プレート51の凸部52の上部面53の凸凹部74とが嵌合し、接合されたかしめ構造を形成する
押圧装置170は、第1上型110に配置される駆動装置(第1押圧手段)172および第2上型130に配置される駆動装置(第2押圧手段)174を有する。駆動装置172,174は、例えば、油圧シリンダである。
駆動装置172は、第1ポジションに位置決めされた際に、第1上型110の支持部128を、下型150に向って移動させ、第1上型110と下型150を型締めし、押圧するために使用される。駆動装置174は、第2ポジションに位置決めされた際に、第2上型130の支持部148を、下型150に向って移動させ、第2上型130と下型150を型締めし、押圧するために使用される。
成形型切換機構は、下型150に対して平行な水平方向に、第1上型110および第2上型130を移動させるためのスライド装置180を有する。スライド装置180は、第1上型110および第2上型130を、切換え式に位置決めし、下型150に相対させるために使用される。図4に示される第1ポジションにおいては、第1上型110は、下型150に対して近接離間可能であり、図5に示される第2ポジションにおいては、第2上型130は、下型150に対して近接離間可能となる。
以上のように、成形装置100においては、下ブランク材241が配置される下型150と、第1上型110とを型締めし、下ブランク材241を押圧することで、下層プレート51を形成し、成形型切換機構によって、第1上型110の代わりに第2上型130が位置決めされ、下層プレート51に重ね合せて上ブランク材251が配置される下型150と、第2上型130とを型締めし、下層プレート51と上ブランク材251とを、同時に押圧することで、下層プレート51と接合された上層プレート41を形成することが可能である。
つまり、金属パレータ30を構成する第1プレート(下層プレート)および第2プレート(上層プレート)を、同一装置内で、連続的に成形かつ接合することができる。この場合、金属パレータ30を製造するために必要とされる工程は、削減され、また、接合の際における位置決めは不要であるため、ハンドリング性が向上する。したがって、生産性を向上させ、金属パレータ30の製造コストを低減させることが可能である。
次に、本発明の実施の形態に係る成形方法を説明する。図8は、下ブランク材の載置を説明するための断面図、図9は、図8に続く、第1上型による押圧を説明するための断面図、図10は、図9に続く、上ブランク材の載置を説明するための断面図、図11は、図10に続く、第2上型による押圧を説明するための断面図である。
下層プレート51を構成することとなる下ブランク材241が、下型150の下部中央ダイ151のキャビティ153および下部端部ダイ161のキャビティに、配置される(図8参照)。下ブランク材241は、キャビティ153の凸部155と当接する。
成形型切換機構のスライド装置180は、第1上型110および第2上型130を移動させ、第1上型110を、下型150に相対する第1ポジションに、位置決めする(図4参照)。
駆動装置172は、第1上型110の支持部128を、下型150に向って移動させ、第1上型110と下型150を型締めし、下ブランク材241を押圧する。
下型150の下部中央ダイ151のキャビティ153に配置される凸部155は、下層プレート51の凸部52の下部面54に対応し、凹部158は、下層プレート51の凹部56の下部面58に対応する。第1上型110の上部中央ダイ111のキャビティ113は、下層プレート51における第1流路面の逆側に位置する面に対応し、凸部155および凹部158に対応する凹部118および凸部115を有する。したがって、下ブランク材241から下層プレート51を形成される(図9参照)。
駆動装置172は、第1上型110の支持部128を、下型150から離間するように上昇させ、下型150と第1上型110とを型開きする。
成形型切換機構のスライド装置180は、第1上型110および第2上型130を移動させ、第2上型130を、下型150に相対する第2ポジションに、位置決めする(図5参照)。つまり、成形型切換機構は、第2上型130を、第1上型110と切換えて、下型150に相対して位置決めする。
上層プレート41を構成することとなる上ブランク材251が、第2上型130に相対しかつ下層プレート51に重ね合せて、配置される(図10参照)。
駆動装置174は、第2上型130の支持部148を、下型150に向って移動させ、第2上型130と下型150を型締めし、下層プレート51および上ブランク材251を同時に押圧する。
第2上型130の上部中央ダイ131のキャビティ133の凸部135は、上層プレート41の凹部46の上部面47に対応し、凹部118は、上層プレート41の凸部42の上部面43に対応する。そのため、上ブランク材251から、下層プレート51に接合された上層プレート41が形成され(図11参照)。
金属パレータ30を構成する下層プレート51および上層プレート41は、連続的に成形かつ接合されるため、金属パレータ30を製造するために必要とされる工程は、削減され、また、接合の際における位置決めは不要であるため、ハンドリング性が向上する。したがって、生産性を向上させ、金属パレータ30の製造コストを低減させることが可能である。
下部中央ダイ151のキャビティ153の凸部155の高さは、当該凸部155に対応する上部中央ダイ131のキャビティ133の凹部138の深さより大きくなるように設定されている。
そのため、下部中央ダイ151のキャビティ153の凸部155によって形成される下層プレート51の凸部52の上部面53と、第2上型130の上部中央ダイ131の凹部138によって形成される上層プレート41の凸部42の下部面44とは、接触し、合せ面が形成される。下部中央ダイ151のキャビティ153の凹部158によって形成される下層プレート51の凹部56の上部面57と、第2上型130の上部中央ダイ131の凸部135によって形成される上層プレート41の凹部46の下部面48との間には、冷却流体の流路を構成する隙間が形成される。
下部中央ダイ151のキャビティ153の凸部155の表面には、第1かしめ加工手段である第1凸凹部156が配置され、上部中央ダイ131のキャビティ133の凹部138の表面には、第2かしめ加工手段である第2凸凹部139が配置されている。
第1凸凹部156および第2凸凹部139は、連動し、下層プレート51の凸部52の下部面54を押圧することよって、凸部52の上部面53に、凸凹部74を形成し、上層プレート41の凸部42の上部面43を押圧することよって、凸部42の下部面44に、凸凹部64を形成する。凸凹部64および凸凹部74は、嵌合し、接合することで、かしめ構造を形成する。かしめ構造は、上層プレート41と下層プレート51とを完全に接合し、接触面積の低下を抑制し、導電性を向上させる。
以上のように本実施の形態は、良好な生産性を有する燃料電池用金属セパレータの成形方法および成形装置を提供することができる。また、得られる燃料電池用金属セパレータは、良好な生産性を有する成形方法が適用されているため、製造コストの上昇が抑制される。したがって、低コストの燃料電池用金属セパレータを提供することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。
例えば、成形型切換機構は、スライド装置を利用する形態に限定されない。また、第1上型に配置される駆動装置および第2上型に配置される駆動装置を、成形型切換機構と一体化することも可能である。
本発明の実施の形態に係る燃料電池およびセパレータを説明するための断面図である。 図1に示されるセパレータの平面図である。 図1に示される上層プレートおよび下層プレートの合せ面を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態に係る成形装置を説明するための側面図であり、第1ポジションを示している。 本発明の実施の形態に係る成形装置を説明するための側面図であり、第2ポジションを示している。 図4に示される下型および第1上型を説明するための断面図である。 図4に示される第2上型を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態に係る成形方法を説明するための断面図であり、下ブランク材の載置を示している。 図8に続く、第1上型による押圧を説明するための断面図である。 図9に続く、上ブランク材の載置を説明するための断面図である。 図10に続く、第2上型による押圧を説明するための断面図である。
符号の説明
10・・燃料電池、
20・・電極部、
30・・金属セパレータ、
32・・中央部、
33・・端部、
41・・上層プレート、
42・・凸部、
43・・上部面、
44・・下部面、
46・・凹部、
47・・上部面、
48・・下部面、
51・・下層プレート、
52・・凸部、
53・・上部面、
54・・下部面、
56・・凹部、
57・・上部面、
58・・下部面、
63・・凸凹部、
64・・凸凹部、
72・・凸凹部、
73・・凸凹部、
100・・成形装置、
110・・第1上型、
111・・上部中央ダイ、
113・・キャビティ、
115・・凸部、
118・・凹部、
121・・上部端部ダイ、
126・・ホルダー部、
128・・支持部、
130・・第2上型、
131・・上部中央ダイ、
133・・キャビティ、
135・・凸部、
138・・凹部、
139・・凸凹部、
141・・上部端部ダイ、
146・・ホルダー部、
148・・支持部、
150・・下型、
151・・下部中央ダイ、
153・・キャビティ、
155・・凸部、
156・・凸凹部、
158・・凹部、
161・・下部端部ダイ、
166・・ホルダー部、
168・・支持部、
170・・押圧装置、
172,174・・駆動装置、
180・・スライド装置、
241・・下ブランク材、
251・・上ブランク材、
,S,S・・空間。

Claims (8)

  1. 重ね合わせて接合された第1プレートおよび第2プレートを有し、
    前記第1プレートは、前記第2プレートに対する重ね合わせ面の逆側に位置する第1流路面を有し、
    前記第2プレートは、前記第1プレートに対する重ね合わせ面の逆側に位置する第2流路面を有し、
    前記第1流路面には、第1反応ガスの流路溝を構成する凹部および凸部が配置され、
    前記第2流路面には、第2反応ガスの流路溝を構成する凹部および凸部が配置され、
    前記第1流路面の凹部および凸部は、前記第2流路面の凹部および凸部に対応しており、
    前記第1流路面の凹部の表面と、前記第2流路面の凹部の背面との間には、冷却流体の流路を構成する隙間が形成され、
    前記第1流路面の凸部の表面と前記第2流路面の凸部の背面とは、かしめ構造により、接合されている
    燃料電池用金属セパレータを製造するための成形装置であって、
    前記第1流路面に対応するキャビティを有する第1成形型、
    前記第1プレートにおける前記第2プレートに対する重ね合わせ面に対応するキャビティを有する第2成形型、
    前記第2流路面に対応するキャビティを有する第3成形型、
    前記第2成形型および前記第3成形型を、切換え式に位置決めし、前記第1成形型に相対させるための成形型切換機構、
    前記成形型切換機構によって位置決めされて前記第1成形型に相対する前記第2成形型と、前記第1成形型とを型締めし、押圧するための第1押圧手段、
    前記成形型切換機構によって位置決めされて前記第1成形型に相対する前記第3成形型と、前記第1成形型とを型締めし、押圧するための第2押圧手段、および、
    前記第1プレートおよび前記第2プレートに、かしめ加工を施すことにより、前記かしめ構造を形成するためのかしめ加工手段を有し、
    前記第1成形型のキャビティは、前記第1反応ガスの流路溝を形成するための凹部および凸部を有し、
    前記第3成形型のキャビティは、前記第2反応ガスの流路溝を形成するための凹部および凸部を有し、
    前記第1成形型のキャビティの凹部および凸部は、前記第3成形型のキャビティの凸部および凹部に対応し、
    前記第1成形型のキャビティの凸部の高さは、当該凸部に対応する前記第3成形型のキャビティの凹部の深さより大きくなるように設定されており、
    前記第1成形型のキャビティの凹部によって形成される前記第1プレートの凹部の表面と、前記第3成形型のキャビティの凸部によって形成される前記第2プレートの凹部の背面との間には、前記冷却流体の流路を構成する隙間が形成され、
    前記かしめ加工手段は、前記第1流路面の凸部の表面と前記第2流路面の凸部の背面とに、前記かしめ加工を施す
    ことを特徴とする成形装置。
  2. 第1金属板材が配置された前記第1成形型と、前記第2成形型とが型締され、前記第1金属板材を押圧することで、前記第1プレートが形成され、
    前記成形型切換機構によって、前記第2成形型の代わりに前記第3成形型が位置決めされ、
    前記第3成形型に相対しかつ前記第1成形型に配置された前記第1プレートに重ね合せて、第2金属板材が配置された前記第1成形型と、前記第3成形型とが型締めされ、前記第1プレートと前記第2金属板材とを、同時に押圧することで、前記第1プレートと接合された前記第2プレートが形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の成形装置。
  3. 前記第1流路面は、前記第1反応ガスの流路溝を構成する凹部および凸部が配置される中央部と、当該中央部の両側に位置し、前記第1反応ガス、前記第2反応ガスおよび前記冷却流体を流通させるための開口部を有する端部と、を有し、
    前記第2流路面は、前記第2反応ガスの流路溝を構成する凹部および凸部が配置される中央部と、当該中央部の両側に位置し、前記第1反応ガス、前記第2反応ガスおよび前記冷却流体を流通させるための開口部を有する端部と、を有する。
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の成形装置。
  4. 前記かしめ加工手段は、前記第1成形型のキャビティの凸部の表面に配置される第1凸凹部と、当該第1凸凹部に対応し、前記第3成形型のキャビティの凹部の表面に配置される第2凸凹部とを有しており、
    前記第1流路面の凸部の表面および前記第2流路面の凸部の背面は、前記第1凸凹部および前記第2凸凹部によって前記かしめ加工が施されることで凸凹部が形成され、
    前記第1流路面の前記凸凹部と前記第2流路面の前記凸凹部とが、嵌合することで、前記かしめ構造が形成される
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の成形装置。
  5. 前記第1反応ガスおよび前記第2反応ガスの一方および他方は、水素ガスおよび酸素ガスであり、前記冷却流体は、水であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の成形装置。
  6. 重ね合わせて接合された第1プレートおよび第2プレートを有し、
    前記第1プレートは、前記第2プレートに対する重ね合わせ面の逆側に位置する第1流路面を有し、
    前記第2プレートは、前記第1プレートに対する重ね合わせ面の逆側に位置する第2流路面を有し、
    前記第1流路面には、第1反応ガスの流路溝を構成する凹部および凸部が配置され、
    前記第2流路面には、第2反応ガスの流路溝を構成する凹部および凸部が配置され、
    前記第1流路面の凹部および凸部は、前記第2流路面の凹部および凸部に対応しており、
    前記第1流路面の凹部の表面と、前記第2流路面の凹部の背面との間には、冷却流体の流路を構成する隙間が形成され、
    前記第1流路面の凸部の表面と前記第2流路面の凸部の背面とが、かしめ構造により、接合されている
    燃料電池用金属セパレータを製造するための成形方法であって、
    前記第1流路面に対応するキャビティを有する第1成形型に、第1金属板材を配置し、
    前記第1成形型に相対して、前記第1プレートにおける前記第2プレートに対する重ね合わせ面に対応するキャビティを有する第2成形型を位置決めし、
    前記第1成形型と前記第2成形型とを型締めし、前記第1金属板材を押圧することで、前記第1プレートを形成し、
    前記第1成形型と前記第2成形型とを型開きした後で、前記第2流路面に対応するキャビティを有する第3成形型を、前記第2成形型と切換えて、前記第1成形型に相対して位置決めし、
    前記第3成形型に相対しかつ前記第1成形型に配置される前記第1プレートに重ね合せて、第2金属板材を配置し、
    前記第1成形型と前記第3成形型とを型締めし、前記第1プレートと前記第2金属板材とを、同時に押圧することで、前記第1プレートと接合された第2プレートを形成し、
    前記第1成形型のキャビティは、前記第1反応ガスの流路溝を形成するための凹部および凸部を有し、
    前記第3成形型のキャビティは、前記第2反応ガスの流路溝を形成するための凹部および凸部を有し、
    前記第1成形型のキャビティの凹部および凸部は、前記第3成形型のキャビティの凸部および凹部に対応し、
    前記第1成形型のキャビティの凸部の高さは、当該凸部に対応する前記第3成形型のキャビティの凹部の深さより大きくなるように設定されており、
    前記第1成形型のキャビティの凹部によって形成される前記第1プレートの凹部の表面と、前記第3成形型のキャビティの凸部によって形成される前記第2プレートの凹部の背面との間には、冷却流体の流路を構成する隙間が形成され、
    前記第1流路面の凸部の表面と前記第2流路面の凸部の背面とに、かしめ加工手段によって、かしめ加工を施すことにより、前記かしめ構造を形成する
    ことを特徴とする成形方法。
  7. 前記第1流路面は、前記第1反応ガスの流路溝を構成する凹部および凸部が配置される中央部と、当該中央部の両側に位置し、前記第1反応ガス、前記第2反応ガスおよび前記冷却流体を流通させるための開口部を有する端部と、を有し、
    前記第2流路面は、前記第2反応ガスの流路溝を構成する凹部および凸部が配置される中央部と、当該中央部の両側に位置し、前記第1反応ガス、前記第2反応ガスおよび前記冷却流体を流通させるための開口部を有する端部と、を有する。
    ことを特徴とする請求項6に記載の成形方法。
  8. 前記かしめ加工手段は、前記第1成形型のキャビティの凸部の表面に配置される第1凸凹部と、当該第1凸凹部に対応し、前記第3成形型のキャビティの凹部の表面に配置される第2凸凹部と、を有しており、
    前記第1流路面の凸部の表面および前記第2流路面の凸部の背面は、前記第1凸凹部および前記第2凸凹部によって前記かしめ加工が施されることで凸凹部が形成され、
    前記第1流路面の前記凸凹部と前記第2流路面の前記凸凹部とが、嵌合することで、前記かしめ構造が形成される
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の成形方法。
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