JP4762863B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、ストップスイッチを一定時間操作しない場合には、回転リールを自動的に停止させる遊技機に関するものである。
従来の遊技機、例えばスロットマシンにおいては、回転リールの回転中にストップスイッチを押下しないと、回転リールがいつまでも回り続けることとなるので、このような無駄をなくすため、回転リールの回転開始後一定時間(例えば30秒間)ストップスイッチが操作されない場合には、回転リールを自動的に停止させるように形成されていた。
そして、回転リールを自動停止させる際には、遊技者の停止操作なしで図柄が入賞の態様に停止してしまう不合理を防ぐため、いずれの入賞態様にも停止図柄が揃わないように、停止させる図柄を選択して回転リールの停止制御を行うようにしている。例えば特許文献1に記載の発明では、回転リールを自動停止させる際には、いずれの当選役も構成しない表示態様となるよう停止図柄を選択するようにしており、特許文献2に記載の発明では、回転リールを自動停止させる際には、「ハズレ停止テーブル」に変更して停止制御を行い、いかなる入賞の態様にも停止図柄が揃わないように形成してある。
特開2005−312467号公報 特開2006−34449号公報
しかし、上述した従来の遊技機では、回転リールを自動停止させる場合、当選に係る図柄が揃わない位置を検索しながら停止させる制御を行わなければならないので、プログラム処理に負担がかかっていた。また、ハズレ停止テーブルを用いて停止制御を行う場合であっても、自動停止を行わせるための指令信号が生成されるタイミングに応じて、多数ある停止テーブルの中から使用するテーブルを検索する処理が必要であった。また、従来の遊技機では、単に入賞しないような態様に回転リールを自動的に停止させるというだけで、そこには何ら、ゲーム性も面白みも無かった。
そこで、本願発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、以下の点にある。
すなわち、本願発明は、回転リールを自動停止させる際には、あらかじめ記憶してあるはずれ停止位置で各回転リールを停止させることにより、遊技機のプログラム処理を軽減させるとともに、自動停止時の出目を多様化させ、遊技者を飽きさせない遊技機を提供することを目的とする。また、上記目的に加え、自動停止によって特定の当選役の内部当選を察知できるようにすることを目的とする。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、周囲に複数の図柄を表示した複数の回転リール(40)と、前記回転リール(40)の全てを回転開始させるためのスタートスイッチ(30)と、前記各回転リール(40)の回転を個々に停止させるためのストップスイッチ(50)と、前記各回転リール(40)に対応して設置され、各回転リール(40)に設けられたスタートインデックスを検知することにより回転リール(40)の回転を検知するとともに、回転リール(40)に表示されている図柄位置を特定するための回転検知装置(インデックスセンサ44)と、当選か否かの当選判定の抽選を行うための当選抽選手段(110)及び回転リール(40)の停止を制御するための停止制御手段(120)を有する制御装置(20)とを少なくとも備え、前記当選判定の抽選結果が所定の当選役に当選している場合に、正面側から視認可能な停止図柄が予め定められた入賞の態様で表示されることを条件に入賞となる遊技機に係る。
本発明は、遊技場に設置されるスロットマシン等の遊技機に適している。
ここで、「図柄が、予め定められた入賞の態様で表示」されるとは、当選役に係る図柄が予め定められた位置に停止することや、当選役に係る複数の図柄が予め定められた入賞有効ライン上に予め定められた配列となるよう停止することを含む。
また、前記「回転検知装置」とは、各回転リール(40)に設けられたスタートインデックスを検知するインデックスセンサ(44)とすることができ、回転リール(40)に表示されている図柄の現在位置を認識できるようにしたものである。
前記停止制御手段(120)は、当選判定の抽選結果に基づいて、回転リール(40)の所定の図柄を入賞有効ライン上に停止させ、あるいは停止させない制御を行うためのものである。
また、本発明においては、前記制御装置(20)は、前記ストップスイッチ(50)の操作によって前記回転リール(40)を停止させたときに停止図柄を入賞の態様に表示できなかった場合、当該はずれ遊技におけるストップスイッチ(50)の操作に基づく各回転リールのはずれ停止位置を記憶するはずれ停止記憶手段(123)と、前記回転リール(40)の回転開始後、回転リール(40)の回転に関する計測値を測定するためのリール回転計測手段(151)と、前記回転リール(40)の回転開始後、いずれのストップスイッチ(50)も操作されずに前記リール回転計測手段(151)の計測値があらかじめ定められた値を超えた場合に、ストップスイッチ(50)の操作によらず、回転リール(40)を自動的に回転停止させるための自動停止手段とをさらに備えている。
そして、前記停止制御手段(120)は、ストップスイッチ(50)の操作に基づいて回転リール(40)の回転を停止させる場合には、ストップスイッチ(50)の操作信号及び前記回転検知装置(44)による図柄検知に基づき、当選判定の抽選結果に応じて回転リール(40)の停止位置を決定した上で、回転リール(40)を回転停止させ、前記自動停止手段の作動により回転リール(40)を自動停止させる場合には、当選判定の抽選結果にかわらず、前記リール回転計測手段(151)の計測値があらかじめ定められた値を超えた後に前記回転検知装置(44)が最初に前記スタートインデックスを検知してから、当該回転リール(40)が、当該回転リール(40)について前記はずれ停止記憶手段(123)が記憶しているはずれ停止位置となるまで回転したときに、当該回転リール(40)の回転を停止させることを、全ての回転リール(40)について実行するように形成されている。
ここで、「回転リール(40)の回転に関する計測値」とは、回転リール(40)の回転している時間や、回転数とすることができる。すなわち、リール回転計測手段(151)は、タイマーや回転検知装置の検知数をカウントするカウンタとすることができる。
またここで、「自動停止手段」とは、ストップスイッチ(50)が操作されなくても回転リール(40)を停止可能とするための手段であって、例えば、停止制御手段(120)に、ストップスイッチ(50)の代わりに停止指令信号(自動停止信号)を出力する手段(自動停止信号出力手段152)とすることができる。
前記はずれ停止記憶手段(123)は、当選判定の抽選結果が所定の当選役に当選している当選遊技、あるいは当選判定の抽選結果がいずれの当選役にも当選していない不当選遊技の如何をとわず、結果として入賞させられなかった遊技における回転リール(40)の停止態様、具体的にはストップスイッチ(50)の停止履歴に基づく停止図柄の配列(いわゆる出目)を記憶可能なものである。はずれ停止記憶手段(123)としては、回転リール(40)の所定の図柄がどの位置で停止したかを特定した「停止位置」の他に、ストップスイッチ(50)がどの時点で操作されたかを回転リール(40)の図柄位置との関係で特定した「操作位置」を記憶可能であってもよい。
なお、前記停止制御手段(120)が「ストップスイッチ(50)の操作信号及び・・・図柄検知に基づき、当選判定の抽選結果に応じて前記回転リール(40)の停止位置を決定」することには、回転リール(40)の図柄の現在位置を把握しつつその図柄をその位置で停止させてよいか否かを判断し、停止させてよいと判断した場合には停止を決定し、停止させてはいけないと判断した場合には停止させない決定をすることの他に、ストップスイッチ(50)の操作位置その他の条件に応じてあらかじめ停止位置が定められた停止テーブルに従って回転リール(40)を停止させる場合において、条件に対応する停止テーブルを選択することも含まれる。
(作用)
本発明においては、回転リール(40)の回転開始により回転リール(40)の回転に関する計測が開始される。例えばタイマーがタイムカウントを開始し、検知信号カウンターが回転数のカウントを開始する。そして、ストップスイッチ(50)の操作がされることなくタイムカウントが所定値(例えば30秒)に達した(又は超過した)場合には、自動停止手段が作動する。例えば、自動停止信号出力手段(152)から自動停止信号が出力される。
前記停止制御手段(120)は、自動停止手段の作動に基づかないで回転リール(40)を停止させる場合(すなわち、回転リール(40)の回転開始後、所定期間内にストップスイッチ(50)が操作された場合)には、当該遊技が当選遊技であれば、当該当選図柄を極力入賞の態様に停止させるように、ストップスイッチ(50)の操作により回転リール(40)を停止させるタイミングを遅らせる引き込み制御を行うとともに、他の当選図柄が入賞有効ライン上に停止しないように蹴飛ばし制御を行う。一方、当該遊技が不当選遊技であれば、いかなる当選図柄も入賞の態様に停止しないように蹴飛ばし制御を行う。これらの制御は、「図柄検知装置」の図柄検知をもとに、停止可能な図柄を検索しながら行われる。なお「極力入賞の態様に」とは、ストップスイッチ(50)の操作タイミングによっては、当選図柄を引き込めない場合もあることを示唆する意味である。例えば、ストップスイッチ(50)の操作後、一定時間内に回転リール(40)を停止させるように形成されている場合を含むものである。
一方、前記はずれ停止記憶手段(123)は、遊技毎に、ストップスイッチ(50)の操作履歴に基づく停止図柄の位置などを一時記憶し、当該遊技がはずれ遊技だった場合には、その記憶を保存するが、当該遊技で入賞した場合にはその記憶は保存しない。このようにして、はずれ遊技の停止態様のみが記憶される。
そして、前記自動停止手段が作動した場合には、停止制御手段(120)は、当選判定の抽選結果にかかわらず、前記はずれ停止記憶手段(123)の記憶している過去のはずれ遊技の停止態様に従って、回転リール(40)を停止させる。この場合、停止図柄について、入賞の態様になるのを避けるために停止させてもよいか否かの判定を行わなくても、回転リール(40)の図柄の現在位置を把握して記憶されている停止位置通りに各回転リール(40)を停止させれば、停止図柄は必然的にはずれの態様となる。
本発明によれば、回転リール(40)が空回しされた場合に自動停止によって入賞することがないと同時に、自動停止時には停止可能な図柄の検索が必要ないので、制御装置(20)のプログラム処理の負担を軽減できる。
なお、本発明では、自動停止の際には、図柄の種類に応じて回転リール(40)を停止させるのではなく、回転リール(40)の位置(位相)により停止位置が決定されるので、通常の停止制御のように、停止可能な図柄があればそこで停止させるということがない。すなわち、特定の位置となるまで回転リール(40)を回転させた後に停止させるので、場合によっては、停止指令信号が出されてから回転リール(40)がほとんど一回転してから停止するということもあり得る。
請求項1記載の発明は、さらに、次の点を特徴とする。
すなわち、前記はずれ停止記憶手段(123)は、複数のはずれ停止態様を記憶可能であり、前記停止制御手段(120)は、前記自動停止手段の作動に基づいて回転リール(40)を自動停止させる場合には、当該自動停止に係る遊技において特定の当選役が当選している場合と、特定の当選役が当選していない場合とで、前記複数回のはずれ遊技における各回転リール(40)のはずれ停止位置のうちから、異なるはずれ遊技における各回転リール(40)のはずれ停止位置を選択可能に形成されており、前記選択されたはずれ遊技における各回転リールのはずれ停止位置に従って、各回転リール(40)を停止させることを特徴とする。
本発明は、自動停止に係る遊技が、特定の当選役に当選している場合には、特定の当選役が当選していない場合(抽選結果がはずれの場合、特定の当選役以外の当選役に当選している場合)とは異なる停止態様で回転リール(40)を停止させることにより、特定の当選役の当選を報知しようとするものである。
ここで、「特定の当選役」は、例えばボーナスゲームを開始させるための特別当選とすることができる。またここで、「複数のはずれ停止態様」は、必ずしも、過去のはずれ遊技において発生した停止態様だけには限られない。
本発明においては、自動停止に係る遊技で、当選判定の結果が特定の当選役に当選していない場合には、例えば前回のはずれ遊技に係るはずれ停止態様で回転リール(40)を自動停止させ、特定の当選役に当選している場合には、例えば前々回のはずれ遊技に係るはずれ停止態様で回転リール(40)を自動停止させるように形成することができる。あるいは、特定の当選役に当選している場合には、あらかじめ定められたはずれの停止態様で回転リール(40)を自動停止させるようにしてもよい。
本発明は、以上のように構成されているので、以下のような効果を奏する。
すなわち、本願発明によれば、回転リールを自動停止させる際には、あらかじめ記憶してあるはずれ停止位置で各回転リールを停止させることにより、遊技機のプログラム処理を軽減させるとともに、自動停止時の出目を多様化させ、遊技者を飽きさせない遊技機を提供することができる。また、上記効果に加え、自動停止によって特定の当選役の内部当選を察知できるようにすることができる。
本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
(図面の説明)
図1乃至図9は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1はスロットマシンの入力、制御及び出力のブロック図、図2はスロットマシンの外観正面図、図3は回転リールの図柄位置を示す概略図、図4乃至図9はスロットマシンの動作の概略のフローをそれぞれ示すものである。
(スロットマシン10)
スロットマシン10は、図2に示すように、四角箱状の筐体11を有し、筐体11には、筐体11の正面開口を開閉自在に塞ぐ前扉3が取り付けられている。この前扉3には、遊技者側に向かって臨む表示窓12が形成されており、さらに表示窓12には、回転リール40の図柄を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。そして、前扉3の高さ方向略中央端部には、メダル投入口14が設けられている。前扉3は、鍵穴3Aに所定の鍵を挿入して解錠し、開閉することができるようになっている。
筐体11の内部には、三個のモータM(図1参照)及び三個の回転リール40を備えたリールユニット60、スロットマシン10の全体の動作を制御するための制御装置20(図1参照)及び電源装置(図示せず)が内蔵されている。
(制御装置20)
上記制御装置20は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。ここでCPUは、一個に限定されず、二個以上のCPUで制御するようにしてもよい。また、CPU、ROM、RAM及びI/O等は一体化されてワンチップを構成してもよい。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、次の(1)及び(2)の装置を構成する。
(1)遊技制御装置21
(2)演出制御装置22
遊技制御装置21は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を制御するためのものである。この遊技制御装置21の詳細については後述する。
演出制御装置22は、ランプ68やスピーカ69等の演出表示装置66を制御するためのものである。
ここで、制御装置20を、主制御装置と、主制御装置からの信号を受信して作動する副制御装置とから構成し、前記遊技制御装置21を主制御装置に、前記演出制御装置22を副制御装置に配置することができる。このように、遊技を司る制御装置と演出を司る制御装置を別個に形成することにより、演出制御に当てられるメモリを大幅に増やすことができると共に、演出のみを変更することもできる。
(入力段)
上記制御装置20の入力段には、図1に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)投入スイッチ15
(2)ベットスイッチ16
(3)精算スイッチ17
(4)スタートスイッチ30
(5)ストップスイッチ50
(6)インデックスセンサ44
なお、入力段としては、上記した(1)乃至(6)のパーツに限定されるものではない。
(投入スイッチ15)
投入スイッチ15は、図2に示すように、メダル投入口14の下方に内蔵されたスイッチであって、投入された遊技メダルを検知するためのものである。
(ベットスイッチ16)
ベットスイッチ16は、図2に示すように、回転リール40の下方に位置するスイッチであって、クレジットとしてスロットマシン10に貯留されていることになっているメダル数を減じて、メダル投入に代えるためのものである。具体的には、ベットスイッチ16の操作により、後述するクレジット表示部18の表示が減算され、減算された数のメダルが投入されたものとして扱われるものである。
(精算スイッチ17)
精算スイッチ17は、図2に示すように、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであって、クレジットとして貯留されたメダルを払い出すためのものである。
(スタートスイッチ30)
スタートスイッチ30は、図2に示すように、回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、リールユニット60に設けられたモータMの駆動を開始させるためのものである。
なお、ここで、「再遊技(Replay)」とは、当選抽選手段110の抽選により、「再遊技(Replay)」のフラグが成立し、「再遊技(Replay)」の図柄が入賞有効ライン上に揃うことにより、次の遊技において、遊技メダルを新たに投入することなく、再度、遊技を行うことができるものである。
(ストップスイッチ50)
ストップスイッチ50は、モータMの駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ50は、図2に示すように、三個の回転リール41,42,43にそれぞれ対応した三個のボタン51,52,53から構成され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置されている。そして、回転リール40に対応したストップスイッチ50の操作により、当該対応した回転リール40が回転を停止するように設定されているものである。
なお、ストップスイッチ50が操作されると、後述する演出制御装置22の制御により、停止操作音が出力される。
さらに、本実施の形態におけるスロットマシン10は、回転リール40の回転開始から所定時間が経過してもストップスイッチ50が操作されない場合には、回転リール40が自動的に停止するように形成されているものであるが、これについては後述する。
(インデックスセンサ44)
インデックスセンサ44は、特に図示しないが、回転リール40に表示されている図柄の位置を検知するためのセンサである。具体的には、インデックスセンサ44が回転リール40の回転ドラム又はスポークに設けられたスタートインデックス(図示せず)を検知し、当該検知から回転リール40がどれだけ回転したかをステッピングモータの発信パルス数から割り出し、所定位置にある図柄の種類を特定できるようになっているものである。
(出力段)
前記制御装置20の出力段には、図1に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)リールユニット60(回転リール40及びモータM)
(2)ホッパーユニット65
(3)クレジット表示部18
(4)演出表示装置66(画像表示部67及びランプ68及びスピーカ69)
なお、出力段としては、上記した(1)乃至(4)のパーツに限定されるものではない。
(リールユニット60)
リールユニット60は、図2に示すように、スロットマシン10の内部に設置された枠体又は箱体であり、支持枠に固定又は支持された三個のモータMと、各モータMの出力軸にそれぞれ固定された三個の回転リール40を有している。
回転リール40は、図2に示すように、左リール41、中リール42、右リール43の三個のリールから成り、これらはそれぞれ、三個のモータM1,M2,M3(図示せず)に回転可能に軸止されている。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、複数(例えば21個)の図柄が表示され回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。そして、スタートスイッチ30の操作により、モータM1,M2,M3が同時に駆動を開始し、左リール41はモータM1の、中リール42はモータM2の、右リール43はモータM3により、一斉に回転開始するようになっている。また、各ストップスイッチ51,52,53の操作により、モータM1,M2,M3がそれぞれ駆動を停止し、左リール41は左ボタン51の、中リール42は中ボタン52の、右リール43は右ボタン53の操作により、各々回転停止するようになっている。
(ホッパーユニット65)
ホッパーユニット65は、図2に示すように、筐体11の内部に設けられた、遊技の結果に基づいて遊技者にメダルを払い出すための払い出し装置である。
(クレジット表示部18)
クレジット表示部18は、クレジットとして貯留されているメダル数を表示するための表示部である。
具体的には、1回の遊技を開始するための最大枚数である3枚を超えて、メダル投入口14からメダルが投入された場合、当該枚数分のメダルがクレジットされたものとして、クレジット表示部18の表示を加算する。クレジットは最大50枚まで可能であり、クレジット表示部18の表示が50に達した場合には、それ以降の投入メダルは、メダル投入口14からホッパーユニット65までの間のメダル移送経路に設けられたキャンセル装置によって、下皿に排出される。また、クレジット表示部18の表示は、ベットスイッチ16の操作により減算され、当該枚数分のメダルが投入されたものとして扱われる。
(演出表示装置66)
演出表示装置66は、演出制御装置22の制御により、遊技者に入賞等を報知させるなど、種々の演出を行うものである。具体的には、演出表示装置66は、画像表示部67及びランプ68及びスピーカ69から構成されている。
画像表示部67は、図2に示すように、回転リール40の上方に設けられた窓部であり、LED、ドットマトリックス、液晶画面等を用いて、入賞の報知その他の演出を表示するためのものである。なお、画像表示部67としては上記のものに限られず、例えば演出専用の回転リールを設け、リールの図柄や文字等により演出を表示するようにしても良い。
ランプ68及びスピーカ69は、発光体の点灯又は点滅、入賞音の発生により入賞等を報知するためのものである。
(遊技制御装置21)
次に、遊技制御装置21について詳述する。
遊技制御装置21は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を制御するためのものである。そして、この遊技制御装置21は、次の(1)乃至(7)の手段として機能する。
(1)通常遊技制御手段70
(2)特別遊技制御手段80
(3)当選抽選手段110
(4)リール回転停止制御手段120
(5)入賞判定手段130
(6)ホッパー制御手段140
(7)自動停止制御手段150
なお、遊技制御装置21としては、上記した(1)乃至(7)の手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいても良い。
(通常遊技制御手段70)
通常遊技制御手段70は、通常遊技を行わせるためのものである。
すなわち、メダルの投入若しくはメダルがクレジットされている場合にはベットスイッチ16の押下を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動され、三個の回転リール40が回転を開始する。
その後、ストップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回転リール40の回転が停止する。
そして、ストップスイッチ50を三個全て操作し終わると、三個の回転リール40の回転が全て停止する。このとき、表示窓12の入賞有効ライン上に、予め設定された図柄が停止すると、ホッパーユニット65を介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしても良い。
当選には、入賞により遊技メダルの払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する小役当選と、この小役当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別当選と、遊技メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる「再遊技(Replay)」とを備えている。そして、その抽選結果がいずれかの役に当選となった場合、その当選に対応した当選フラグが成立し、当選フラグ成立中に、回転リール40の停止図柄の組み合わせが、予め定められた所定の当選図柄と一致したことを条件に入賞し、遊技者に有利な特別遊技を行わせるように形成されている。
また、いずれかの当選フラグが成立中に、対応する当選図柄を入賞有効ライン上に揃えることができるか否かは、回転リール40の回転速度が一定の場合、ストップスイッチ50のタイミングによるものである。具体的には、ストップスイッチ50を操作した後、190ms以内に回転リール40が停止するように設定されているため、ストップスイッチ50を操作した後、そのまま停止させるか、或いは190ms以内に停止可能な回転リール40の円周上の引き込み可能図柄、例えば停止図柄から連続する4コマの引き込み可能図柄の中に、対応する入賞図柄が含まれているような場合には、停止するまでの時間を遅らせて、回転リール40は入賞有効ライン上にその当選図柄を引き込んで停止する。一方、かかる4コマの引き込み可能図柄の中に、対応する当選図柄が含まれていないような場合には、入賞有効ライン上にその当選図柄を引き込んで停止することができない。
(特別遊技制御手段80)
特別遊技制御手段80は、抽選手段の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものである。
上記特別遊技としては、大別すると、次のゲームがある。
(1)特定導入遊技(BBゲーム)
(2)特定遊技(RBゲーム)
(3)特定当選遊技(JACゲーム)
なお、特定遊技、例えばRBゲームは、特定導入遊技、例えばBBゲーム中に行われる場合と、BBゲーム中でないときにも単独で行われる場合がある。また、上記特定当選遊技、いわゆるJACゲームは、RBゲーム中に行われるものである。また、特別遊技としては、上記した(1)乃至(3)の遊技に限定されるものではない。
特別遊技制御手段80は、図1に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)特定導入遊技制御手段90
(2)特定遊技制御手段100
(特定導入遊技制御手段90)
特定導入遊技制御手段90は、BBゲームを制御するためのものである。
具体的には、通常遊技において、図示しないが、例えば「7」等の図柄が入賞有効ライン上に三個揃うと、ホッパーユニット65を介して、例えば15枚のメダルが払い出される。このとき、BBゲームが開始される。
BBゲームに移行すると、通常遊技と同様に最大3枚のメダルの投入によって開始され、3つの回転リールの回転を各々停止させた際に、入賞有効ライン上に当選図柄が揃っているか否かによって、メダルの払い出しが行われるものである。
したがって、BBゲーム中では、通常遊技と同様に小役を含めた抽選が毎回行われるものである。ただ、このBBゲーム中にRBゲームに移行するための特定当選図柄が入賞有効ライン上に揃った場合には、その後RBゲームに移行するものである。
なお、BBゲーム中はRBゲームと通常遊技とが交互に行われるようになっており、1回目のRBゲームが終了した後は、また前述したような通常遊技と同様な抽選及び制御が行われるものである。そして、BBゲームは、あらかじめ定められた枚数(例えば250枚)のメダルの払い出しが終了することにより終了するものである。
(特定遊技制御手段100)
特定遊技制御手段100は、RBゲームを制御するためのものである。
具体的には、RBゲームに移行すると、メダルが1枚投入となり、回転リール40の所定の図柄が表示窓12のセンターライン上に揃った場合に入賞となる特定当選遊技が行われるものである。そして、RBゲームでは、入賞するか否かの特定当選遊技が最大12回行えるものであり、そのうち、最大8回の入賞が可能である。すなわち、最大8回の入賞するか、或いは最大12回の特定当選遊技の終了により、RBゲームは終了するものである。
(当選抽選手段110)
当選抽選手段110は、予め定めた抽選確率に基づいて、当選か否かの当選判定の抽選を行うものである。そして、当選抽選手段110による抽選の結果、所定の当選役に当選である場合に当選フラグが成立し、この当選フラグ成立中に、回転リール40の停止図柄の組み合わせが予め定められた当選図柄と一致したことを条件に入賞し、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
ここで、当選フラグとは、各当選役毎に設けられた「当たり」を記憶するメモリに立てられたビットのことである。当選抽選手段110の抽選結果が小役当選の場合には小役フラグが、特別当選である場合には特別当選フラグが、それぞれ成立する。そして、小役当選フラグについては、フラグ成立に係る遊技における入賞の有無にかかわらず、当該遊技の終了(全ての回転リール40の回転停止又は入賞による払い出し終了)によって消滅する。一方、特別当選フラグについては、フラグ成立に係る遊技において入賞させられなかった場合でも消滅せず、特別当選役が入賞するまで、次遊技以降に持ち越される(特別当選フラグを成立させたままにしておく)ようになっている。
上記当選抽選手段110は、図1に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)乱数発生手段111
(2)乱数抽出手段112
(3)当選判定テーブル113
(4)判定手段114
なお、当選抽選手段110としては、上記した(1)乃至(4)に限定されるものではない。
(乱数発生手段111)
乱数発生手段111は、当選抽選用の乱数を所定の領域内(例えば十進数で0〜65535)で発生させるものである。
(乱数抽出手段112)
乱数抽出手段112は、乱数発生手段111が発生する乱数を、所定の条件(例えば、スタートスイッチ30の操作)で抽出するものである。なお、この抽出した乱数を抽出乱数データとする。
なおここで、「乱数発生手段」としては、ソフト乱数としての平均採中法等で乱数を発生させることができるものの他に、一定範囲の数字を高速で1づつ加算するカウンタを用いて構成することもできる。例えば、0〜16383の範囲の数字を、1秒間に700万回程度順次繰り返すようにしたカウンタが考えられる。そして、「乱数抽出手段」としては、スタートスイッチを押したタイミングでカウンタの数字を読みとることなる。
このように形成すると、「乱数発生手段」では乱数を発生しているわけではないものの、「乱数抽出手段」によって抽出される数字は、あたかも乱数のような分布となる。このように、結果として乱数のような分布を示す数字が得られる手段を、ここでは「乱数発生手段」あるいは「乱数抽出手段」に含めて考えるものとする。
(当選判定テーブル113)
当選判定テーブル113は、乱数発生手段111がとる乱数の全領域中、各当選項目の当選領域を有するものである。
なお、当選抽選手段110は、スロットマシン10の設定や、遊技状態に対応して、当選領域がそれぞれ異なる複数の当選判定テーブル113を有している。そして、設定値や遊技状態(例えば通常遊技か特別遊技か)に応じて、判定に使用する当選判定テーブルを使い分けている。
(判定手段114)
判定手段114は、乱数抽出手段112が抽出した抽出乱数データと、当選判定テーブル113の抽選確率データを基に、乱数発生手段111がとる乱数の全領域中の各当選項目の当選領域からなる当選判定領域データとを照合し、当該抽出乱数データが属する当選領域に対応する当選を決定するものである。
(リール回転停止制御手段120)
リール回転停止制御手段120は、前記当選抽選手段110の抽選結果と、ストップスイッチ50の操作信号(停止信号)及び自動停止信号に基づいて、回転リール40の停止を制御するためのものである。そして、リール回転停止制御手段120は図1に示すように、次の手段を備える。
(1)停止位置決定手段121
(2)駆動停止信号出力手段122
(3)はずれ停止記憶手段123
なお、リール回転停止制御手段120としては、上記以外の手段を有していてもかまわない。
(停止位置決定手段121)
停止位置決定手段121は、当選抽選手段110の抽選結果、ストップスイッチ50の操作タイミングに基づいて所定の停止データを取得し、複数の回転リール40の停止図柄の配列が所定の並びとなるように、あるいはならないように、各回転リール40の停止位置を決定する(停止図柄を決定する)ためのものである。
ここで、リール回転停止制御手段120は、特に図示しないが、複数の停止データを記憶しており、停止データには、回転リール40の所定の図柄を入賞有効ライン上に停止させる引き込み制御を行わせるための引き込み停止データと、所定の図柄を入賞ライン上に停止させない蹴飛ばし制御を行わせるためのはずれ停止データとがある。
引き込み制御とは、当選フラグが成立している遊技において、その当選フラグに対応する図柄が入賞有効ライン上に極力揃うように、ストップスイッチ50の操作時に直ちに停止可能な図柄から所定コマ数当選図柄を引き込んで回転リール40を停止させることである。また、蹴飛ばし制御とは、当選フラグが成立している遊技においては、フラグ成立に係る当選役以外の当選図柄が入賞の態様にならないように、当選フラグが成立していないときには、いかなる当選図柄も入賞有効ライン上に揃わないように、ストップスイッチ50の操作時に入賞有効ライン上に停止可能な他の当選図柄をその位置から所定コマ数ずらして回転リール40を停止させることである。
なお、ストップスイッチ50を押すタイミングで予め定めた停止テーブルに従って回転リール40の停止位置を決定する、いわゆるテーブル停止制御を行う場合の「停止テーブル」も、停止データに含まれるものである。「停止テーブル」とは、当選の有無及びストップスイッチ50の操作タイミングに応じて、回転リールをどこで停止させるべきかを、各図柄毎にあらかじめ規定してあるものである。具体的には、各回転リール40に対応するよう、各当選役及び「はずれ」について、各図柄番号ごとに設けられる。従って、どの当選役が当選した場合(あるいはどの当選役も当選しなかった場合)に、どの回転リール40をどのタイミングで停止操作したかにより、停止させる図柄が決められる。すなわち、当選フラグが成立しているときには、その当選フラグに対応する図柄が入賞有効ライン上に揃うように、予めテーブルの上で停止位置が決定されてあり、いわゆる引き込み設定の一種を備えているとともに、当選フラグが成立していないときには、他の当選図柄が入賞有効ライン上に揃わないように、予めテーブルの上で停止位置が決定されてあり、いわゆる蹴飛ばし設定の一種を備えているものである。
また、回転リール40の停止位置の決定は、回転リール40に設けられたスタートインデックスがインデックスセンサ44に検知されて、リール上の図柄の位置を特定することにより可能となる。従って、インデックスセンサ44がスタートインデックスを検知する前には、回転リール40の停止制御を行うことができない。
(図柄位置の特定)
ここで、停止位置決定手段121が行う図柄位置の特定について詳述する。
図柄位置の特定は、特に図示しないが、ステッピングモータの発信パルス数(ステップ数)をカウントするステップカウンタを設け、このステップカウンタのカウント値によって、スタートインデックス(基準点)の位置にある図柄から何コマずれた図柄かを特定することができる。
前記ステップカウンタは、インデックスセンサ44が回転リール40のスタートインデックスを検知するたびにカウントをクリアーするようにし、例えば、ステッピングモータの総ステップ数を全領域として、所定のステップ単位を規定したステップ単位テーブルと、所定時におけるカウント値とを照合させて、図柄の現在位置を特定する。なお「ステップ」は1パルスで回転リール40が回転する角度を意味する。具体的には、「1ステップ」は、ステッピングモータの全ステップ数を360で除した角度に対応する。
前記ステップ単位テーブルについて図3に基づき説明する。図3の左端に示す長方形の帯は、ステップ単位テーブルを概念的に表したものである。ステップ単位テーブルは、ストップスイッチ50操作時におけるステップ数に対応した図柄を特定するためのものである。なお、図中「図柄番号」とは回転リール40のリールテープに表示される図柄を番号で表したものであり、帯の左側の数字はステップ数を表したものである。また、基準点はスタートインデックスの位置を示す。そして図3の「左リール」「中リール」「右リール」は、回転リール40のリールテープを展開したものを模式的に示す図であり、各数字は図柄番号を表す。なお、一つのリールにおいて同じ図柄であっても配列された位置によって図柄番号は異なり、同じ図柄番号の図柄でも、各リールごとに異なる(同じ場合もある)。
前記ステップ単位テーブルは、回転リール40が一回転するあいだのステッピングモータの総ステップ数(例えば504ステップ)を、リールテープに表示される図柄の個数(例えば21個)で割った数(24ステップ)が、一のステップ図柄を構成するステップ単位となっていて、基準点からのステップ数に応じて、所定の図柄に対応するステップ単位が特定されるようになっている。例えば、基準点から121〜144ステップの範囲は、図柄番号6の図柄に対応するステップ単位となってといる。なお、ステップ単位テーブルに規定されているステップ単位が、右側に示す実際の回転リール40上の図柄位置に対して、回転方向と逆方向にステップ数をずらして設けてあるのは、ストップスイッチ50を操作してから、回転リール40の慣性を含めて図柄が正面を向いて停止するまでの時間を考慮したものである。
そして、例えばステップカウンタのカウント値が384を超えて(つまり385から)408まで間(例えば390)であるときに、ストップスイッチ50が操作された場合(いずれかのストップボタン51,52,53の操作信号を受信した場合)には、当該操作されたストップスイッチ(例えばボタン51)に対応する回転リール40(例えば左リール41)の停止操作時の図柄が、図柄番号17の図柄と特定される。停止位置決定手段121は、このようにして特定された停止操作時の図柄を基準図柄として、基準図柄を含む最大5コマの範囲内で、停止可能な図柄位置を検索する。
例えば左リールにおいて、図柄番号17で停止操作された場合、当該図柄を停止させても良いと判断した場合にはその図柄を停止図柄として決定する。しかし、当該図柄を停止させてはいけないと判断した場合(例えば不当入賞となる場合)には、次の図柄番号18について、停止させても良いか否かの判断し、図柄番号18も停止させてはいけない図柄であると判断した場合には、次の次の図柄番号19の図柄について判断する。そして、停止させても良いと判断した図柄番号の図柄を、停止図柄として決定する(最小引き込み制御)。逆に、基準図柄17から4コマ目の図柄番号21より、上記したような停止の可否の判断を行うようにしてもよい(最大引き込み制御)。
ところで、回転リール40が、後述する自動停止制御手段150の制御に基づき自動停止される場合、具体的には自動停止制御手段150から自動停止信号が出力された場合には、停止位置決定手段121は、上記したような停止位置の検索は行わず、あらかじめ記憶してある「はずれ停止データ」に基づいて停止位置の決定を行うようになっている。この詳細については後述する。
さらに、停止位置決定手段121は、前記はずれ停止データに基づいて回転リール40の回転を停止させる場合には、特に図示しない信号出力手段から、演出制御装置22に「停止操作音出力指令信号」を出力するように形成されている。この詳細についても後述する。
(駆動停止信号出力手段122)
駆動停止信号出力手段122は、リールユニット60に設けられた各駆動モータMに、駆動停止信号を出力するためのものである。
すなわち、駆動停止信号出力手段122は、前記停止位置決定手段121の決定に基づいて、決定された停止図柄が所定位置(例えば図柄表示窓13のセンターライン)に停止するタイミングで駆動停止信号を出力する。駆動モータMは、駆動停止信号によって駆動を停止し、これにより回転リール40が回転停止する。
前述したように、停止位置決定手段121の決定する停止位置に係る図柄は、必ずしもストップスイッチ50の操作タイミングで即時に停止可能な図柄(基準図柄)とは一致しないので、駆動停止信号出力手段122の駆動停止信号出力タイミングはストップスイッチ50の操作タイミングとずれる(遅れる)ことになる。この「ずれ」により、いわゆる「滑りコマ」が生じるものである。
(はずれ停止記憶手段123)
はずれ停止記憶手段123は、ストップスイッチ50の操作に基づく回転リール40の操作位置及び停止位置を一時記憶し、全てのストップスイッチ50を操作し終えたときに当該遊技が入賞しなかった場合には、一時記憶した前記操作位置及び停止位置を、はずれ操作位置データ及びはずれ停止位置データ(双方まとめてはずれ停止データという)として保存するためのものである。
ここで、回転リール40の操作位置とは、ストップスイッチ50の操作時における回転リール40上の位置であって、前述した基準図柄の位置と同じである。例えば、図3に示す例によれば、左リールにおいて図柄番号17で停止操作がされた場合には、左リールの操作位置は17と記憶される。また中リールにおいて図柄番号6で停止操作がされた場合には、中リールの操作位置は6と記憶される。同様に、右リールの操作位置は2と記憶される。
そして、操作位置の記憶データは、最後の停止操作によって入賞しないことが確定した場合に、「はずれ操作位置データ」として各リール毎に記憶保存され、このデータに基づき、後述する演出制御装置22の停止操作音出力手段160が、回転リール40の自動停止時にいわゆるストップ音を再現させるようになっている。
また、回転リール40の停止位置とは、実際に回転リール40を停止させたときの回転リール40上の位置であって、これは引き込み、蹴飛ばしの制御により変動する。具体的には、例えば、上記した例において、左リールが図柄番号19でリール停止したとすると、左リールの停止位置は19と記憶される。また、中リールは図柄番号6の位置でリール停止したとすると、中リールの停止位置は6と記憶される。同様に、右リールの停止位置は5と記憶される。
そして、停止位置の記憶データは、最後の停止操作によって入賞しないことが確定した場合に、「はずれ停止位置データ」として各リール毎に記憶保存され、このデータに基づき、前記停止位置決定手段121が、回転リール40の自動停止時の図柄の停止位置を決定することとなる。これにより、はずれの「出目」が再現されることとなる。
なお、一時記憶される操作位置データ及び停止位置データは、当該遊技が入賞した場合には消去される。
また、はずれ停止記憶手段123は、複数のはずれ停止データを記憶することができる。具体的には、本実施の形態においては、今回のはずれ遊技(入賞させることができなかった遊技)で一時記憶したはずれ停止データと、前回のはずれ遊技のはずれ停止データを記憶している。さらに、これらの停止操作履歴に基づくはずれ停止データとは別に、特定の場合(例えばBB当選中)に使用される固定的なはずれ停止データを記憶していてもよい。
(停止位置決定手段121のはずれ停止データに基づく停止位置の決定)
ここで、回転リール40が自動停止する場合の、前記停止位置決定手段121の停止位置決定について説明する。
前述したように、通常の停止操作に基づく回転リール40の停止処理は、停止位置決定手段121がリールの現在位置を把握して、停止可能な停止位置を検索し、停止可能な位置を決定したら、駆動停止信号出力手段122がモータMに駆動停止信号を出力するようになっている。一方、はずれ停止位置データに基づき回転リール40を停止させる場合には、ステップカウンタのカウント値が、あらかじめ定められた所定の値になった場合、すなわち記憶されている所定の図柄位置を表す数値と合致した場合に、停止位置決定手段121が停止位置を決定する。すなわち、停止位置決定手段121は、リールの現在位置を把握するのみで、停止させるか否かの判断を行う必要がない。
例えば、はずれ停止位置データが、左−19、中−6、右−5(数字は図柄番号。図3参照)であった場合には、左リールについてはステップカウンタのカウント値が432を超えたら停止を決定し、中リールについてはステップカウンタのカウント値が120を超えたら停止を決定し、右リールについてはステップカウンタのカウント値が96を超えたら停止を決定する。カウント値の照合(図柄の現在位置の把握)を、回転リール40の左、中、右の順で行えば、駆動停止信号もこれにならって出力され、3個の回転リール40を左リールから順に停止させていくようにすることができる。あるいは3個の回転リール40全てについて同時に停止位置の決定を行うようにしてもよい。
ただし、はずれ停止データに基づいて回転リール40を停止させると決まった時点(自動停止信号出力時。正確には、自動停止信号出力後の、使用するはずれ停止データの選択時)において、各回転リール40のスタートインデックスの位置はまちまちである。従って、例えば、図3における右リールにおいて、自動停止信号出力時のステップカウンタのカウント値が図柄番号5の位置(ステップ数97〜120)を過ぎて図柄番号6の位置(ステップ数121〜144)だったような場合、次に右リールのスタートインデックスが検知されてカウント値がゼロクリアされ、さらにカウントが96を超えるまで、右リールの停止を決定することができない。
つまり、回転リール40の左、中、右の順番に図柄の現在位置の把握を行うようにした場合、直前に停止した回転リール40(例えば中リール42)の回転停止後、次の回転リール40(例えば右リール43)がほとんど一回転してから回転停止するということもあり、3個の回転リール40の停止タイミングはまちまちとなる。
しかし、自動停止は、遊技者の停止操作によらず(つまり遊技とは無関係に)回転リール40を停止させるものであるため、どの順番でリールが停止しようが、各回転リール40の停止間隔が同一でなかろうが、問題にはならない。
なお、本実施の形態においては、停止位置決定手段121は、回転リール40の自動停止時に、所定条件に応じて、複数のはずれ停止データの中から、リール停止に用いるはずれ停止データを選択するようになっている。具体的には、自動停止信号出力時においてBBフラグが成立している場合には、BBフラグが成立していない場合と異なるはずれ停止データを選択する。
(はずれ停止データに基づく停止操作音出力指令信号の出力)
停止位置決定手段121は、上記したはずれ停止データに基づく停止位置の決定をする際、演出制御装置22に対する停止操作音出力指令信号(以下指令信号と省略する)の出力を同時に行うようになっている。
すなわち、停止位置決定手段121は、ステップカウンタのカウント値がはずれ操作位置データに対応する図柄位置を表す数値と合致した場合に、指令信号の出力を行う。
例えば図3の例で、はずれ操作位置データが左−17、中−6、右−2(数字は図柄番号)であった場合には、左リールについてはステップカウンタのカウント値が384を超えたら指令信号を出力し、中リールについてはステップカウンタのカウント値が120を超えたら指令信号を出力し、右リールについてはステップカウンタのカウント値が24を超えたら指令信号を出力する。
この指令信号を受けた演出制御装置22は、後述する停止操作音出力手段160にストップ音の出力をさせ、これにより停止操作音の再現が行われる。そして、停止位置決定手段121が続けて停止位置の決定を行い駆動停止信号が出力されることによって、停止操作音の出力後に、回転リール40が停止することになる。これにより、はずれ遊技におけるはずれの出目が再現されると同時に、ストップスイッチ50を操作してから実際にリールが停止するまでに図柄いくつ分リールが回転したか、すなわち滑りコマを再現することができるものである。
ここで、前記したはずれ停止データに基づく停止図柄の決定の場合と同様に、自動停止決定時の各回転リール40のスタートインデックスの位置によっては、はずれ操作位置とはずれ停止位置の間の図柄位置(例えば図3の右リールの図柄番号3、4の位置)で自動停止が決定されると、指令信号の出力前に停止位置の決定がされる場合が生じ得る。従って、はずれ操作位置を把握した後でないとはずれ停止位置の把握を行わない、あるいは指令信号を出力してない場合には駆動停止信号を出力しないように形成するとよい。
(入賞判定手段130)
入賞判定手段130は、当選抽選手段110の抽選結果及びモータ駆動停止信号による回転リール40の停止に基づいて、遊技結果が入賞か否かを判定するためのものである。
具体的には、モータ駆動信号出力手段160がモータ駆動停止信号を出力して全ての回転リール40が停止した場合に、インデックスセンサ44の検知信号に基づいて、全ての回転リール40の停止時における有効入賞ライン上の図柄配列を認識する。そして、当選判定の抽選結果が当選の場合であって当選図柄が入賞の態様に停止している場合には入賞を決定し、当選判定の抽選結果がハズレの場合や、抽選結果は当選であったが当選図柄を入賞の態様に引き込めなかった場合には、入賞の決定を行わない。そして、前記入賞の決定に基づき、メダルの払い出し要請信号や特別遊技への移行指令が出力される。
(ホッパー制御手段140)
ホッパー制御手段140は、前記入賞判定手段130の決定及び精算スイッチ17の操作に基づいて、ホッパーユニット65を作動させるためのものである。すなわち、入賞判定手段130からのメダル払い出し要請信号を受けた場合には、当該入賞に対応する枚数のメダルを払い出し、精算スイッチ17の操作信号を受信した場合には、クレジットとして貯留扱いにされているメダルを払い出すようになっている。
(自動停止制御手段150)
自動停止制御手段150は、回転リール40が所定時間停止操作されない場合には、回転リール40を自動的に停止させるためのものである。そして、自動停止制御手段150は、図1に示すように、次の手段を有している。
(1)リール回転計測手段151
(2)自動停止信号出力手段152
なお、自動停止制御手段130としては、上記(1)(2)以外の手段を有していてもよい。
(リール回転計測手段151)
リール回転計測手段151は、回転リール40の回転に関する数値を計測するためのものである。本実施の形態では、回転リール40の回転に関する数値として、回転リール40の回転時間を計測する。
すなわち、リール回転計測手段151は、回転リール40の回転開始(モータMの駆動開始)を契機にタイムカウントを開始するタイマーである。そして、このタイマーは、すべての回転リール40が回転停止しないまま30秒が経過した場合には、タイムアップする。
具体的には、スタートスイッチ30の操作後、いずれのストップスイッチ50も操作されなかった場合には、回転リール40が回転開始してから30秒経過後に、タイムアップ信号が出力されカウント値がクリアされる。そして、このタイムアップ信号に基づき、以下に述べる自動停止信号が出力される。
一方、全回転リール40の回転中に1個目のストップスイッチ50(例えばストップスイッチ51)が操作されると、カウント値はクリアされ、以後のタイムカウントは行わない。すなわち、本実施の形態においては、リール回転計測手段151は、3個のストップスイッチ50のうち1個についてでも停止操作がされたなら、タイムアップ信号は出力されない。
なお、リール回転計測手段151として、回転リール40の回転数や回転ステップ数を計測するカウンタを設けてもよい。この場合も、上記と同様に、カウンタの計測値が所定値に達した(あるいは超過した)場合には、カウントアップ信号を出力する。
(自動停止信号出力手段152)
自動停止信号出力手段152は、前記リール回転計測手段151のカウント値が所定値に達した場合に、前記リール回転停止制御手段120に自動停止信号を出力するためのものである。自動停止信号の出力により、リール回転停止制御手段120は当該自動停止信号に基づく回転リール40の停止処理を行う。
すなわち、スタートスイッチ30の操作後、いずれのストップスイッチ50も操作されなかった場合には、30秒経過後に前記リール回転計測手段151からタイムアップ信号が出力され、これを受けて自動停止信号出力手段152が自動停止信号を出力する。自動停止信号を入力したリール回転停止制御手段120では、停止位置決定手段121が所定のはずれ停止データを選択決定する。そして、決定されたはずれ停止データに基づいて、回転リール40が自動停止する。つまり、内部当選していても、自動停止によって入賞図柄が入賞ライン上に揃う場合はない。
なお、自動停止に伴い、はずれ停止操作データに基づく停止操作音の再現処理が行われるが、これについては後述する。
(演出制御装置22)
次に、演出制御装置22について説明する。
演出制御装置22は、遊技制御装置21からの出力信号に応じて、画像表示部67への画像表示、ランプ68の点灯点滅、スピーカ69からの音声出力など、遊技に付随する演出を行わせるためのものであり、少なくとも以下の手段を有している。
(1)停止操作音出力手段160
なお、演出制御装置22としては、上記以外の手段を有していてもかまわない。例えば、複数の演出パターンデータや、遊技状況や演出を実行するか否かの演出抽選の結果に基づいて、演出表示装置66に演出表示を行わせるための手段などを有していてもよい。
そして、演出制御装置22によって、停止操作音の出力以外の演出を実行可能であるのは言うまでもない。例えば、遊技制御装置21からの当選や入賞の信号に基づき、画像表示部67やランプ68に当選の報知演出、入賞の告知演出を行わせたり、スピーカ69から画像表示に伴う音声を出力させたりすることができるものである。またこれらの演出を、遊技の進行状況又は遊技成績、あるいは演出抽選の結果に応じて適宜、実行、変更、中断又は中止させることができる。
(停止操作音出力手段160)
停止操作音出力手段160は、ストップスイッチ50の操作信号、又はリール回転停止制御手段120からの停止操作音出力指令信号を受信して、スピーカ69から所定の停止操作音を出力させるためのものである。
具体的には、停止操作音出力手段160は、通常の遊技進行時においては、ストップスイッチ50の操作信号受信を契機に、電子音などの停止操作音をスピーカ69から出力させる。一方、回転リール40が回転したまま一定期間停止操作がなされず自動停止する場合には、停止位置決定手段121がはずれ操作位置を特定したときに出力される停止操作音出力指令信号の受信を契機に、前記した停止操作音を出力させるようになっている。
(スロットマシン10の動作)
次に、上記構成を備えたスロットマシン10の動作の概略について、図4乃至図9に示したフローを用いて説明する。
先ず、図4に示すステップ100において、メダルの投入又はベットスイッチ16の操作後、スタートスイッチ30が操作されることによりスタートスイッチ30がONとなる。そして次のステップ101に進む。
ステップ101において、当選抽選手段110により抽選処理が行われる。そして、次のステップ102に進む。
前記ステップ102において、すべての回転リール40が回転開始する。そして、次のステップ103に進む。
ステップ103において、リール回転計測手段151がタイムカウント(あるいはスタートインデックスの検知回数のカウント)を開始する。そして次のステップ104に進む。
ステップ104において、リール回転計測手段151の測定値が一定値を超過しているか否かが判断される。一定値を超過していない場合には、次のステップ105に進む。
ステップ105において、いずれかのストップスイッチ50が操作されたかどうか判断される。ストップスイッチ50が操作されない場合には、ステップ104に戻る。一方、ストップスイッチ50が操作された場合には、次のステップ106に進む。
ステップ106において、リール回転計測手段151の測定カウントをゼロクリアして、リール回転計測手段151は測定を終了する。そして次のステップ107に進む。
ステップ107において、停止操作に係る回転リール40の回転停止処理が行われる。そして、次のステップ108に進む。
ステップ108において、いずれかのストップスイッチ50が操作されたかどうか判断される。ストップスイッチ50が操作されない場合には、ステップ108に戻る。一方、ストップスイッチ50が操作された場合には、次のステップ109に進む。
ステップ109において、停止操作に係る回転リール40の回転停止処理が行われる。そして、次のステップ110に進む。
ステップ110において、全ての回転リール40が停止したか否かが判断される。全ての回転リール40が停止していない場合、すなわち回転中の回転リール40がある場合には、ステップ108に戻る。一方、全ての回転リール40が停止している場合には、次のステップ111に進む。
ステップ111において、当選図柄が入賞有効ライン上に揃ったか否か、すなわち、入賞したか否かが判定される。そして、入賞したと判定された場合、次のステップ112に進む。
ステップ112において、当選図柄に相当するメダルの払い出しや特別遊技への移行処理など、所定の入賞処理が行われる。そして、遊技が終了する。
前記ステップ111において、入賞していないと判定された場合、ステップ112を飛び越して、遊技が終了する。
前記ステップ104において、リール回転計測手段151の測定値が一定値を超過していると判断された場合には、ステップ120に進む。
ステップ120において、回転リール40の自動停止処理を行う。そして遊技が終了する。
上述したステップ101の抽選処理について、図5のフローを用いて説明する。
ステップ200において、当選抽選手段110の乱数発生手段111により発生された乱数の中から乱数抽出手段112により乱数が抽出される。そして、次のステップ201に進む。
ステップ201において、抽出された乱数が乱数抽出手段112の内部に記憶される。そして、次のステップ202に進む。
ステップ202において、判定手段114により、抽出された乱数と、当選判定テーブル113の当選判定領域データとの比較が行われる。そして、次のステップ203に進む。
ステップ203において、判定手段114により、抽出された乱数が、当選判定テーブル113のどの当選領域に含まれるか決定され、抽選処理の評価が決定される。ここで、所定の当選の評価を得た場合には、当選フラグを成立させる。そして、次のステップ204に進む。
ステップ204において、所定の図柄の蹴飛ばしと、所定図柄の引き込みとが設定される。そして、抽選処理が終了する。
上述したステップ108の回転リール40の回転停止処理について、図6のフローを用いて説明する。
ステップ300において、所定の図柄に対して、蹴飛ばしの設定が達成されたか否かが判定される。そして、所定の図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていないと判定された場合、次のステップ301に進む。
ステップ301において、1個の図柄分だけ、回転リール40を回転させる。すなわち、1個の図柄分だけ蹴飛ばしを行う。そして、次のステップ302に進む。
ステップ302において、上述した1個の図柄分だけ回転リール40を回転させた当該図柄の数がストップスイッチ50の操作後の4個目に該当するか否かが判定される。ストップスイッチ50を操作した後、1図柄ずつ回転リール40を回転させてずらした図柄の数が4個目でない場合には、ステップ300に戻る。一方、図柄の数が4個目の場合には、次のステップ303に進む。
ステップ303において、回転リール40の回転を停止させる。これにより、メダル投入から回転リール40の回転停止までのスロットマシン10の動作が終了する。
前記ステップ300において、所定の図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていると判定された場合、次のステップ304に進む。
ステップ304において、いずれかの図柄に対して引き込みが設定されているか否かが判定される。いずれの図柄に対しても引き込みが設定されていないと判定された場合には、ステップ303に進む。一方、いずれかの図柄に対して引き込みが設定されていると判定された場合には、次のステップ305に進む。
ステップ305において、引き込み設定が達成されたか否かが判定される。引き込み設定が達成されていないと判定された場合には、ステップ301に進む。一方、引き込み設定が達成されたと判定された場合には、次のステップ303に進む。
なお、上述したステップ301〜ステップ305で説明した回転リール40の停止処理は、いわゆる最小引き込み停止制御の例である。
ここで、はずれ停止位置記憶手段123によるはずれ停止データの記憶処理について、図7のフローに基づき説明する。はずれ停止データの記憶処理は、遊技中において図4のフローとは別ルーティンで行われているものである。
まず、図7のステップ400において、いずれかのストップスイッチ50が操作されたか否かが判断される。いずれのストップスイッチ50も操作されない場合には、ステップ400に戻る。一方、いずれかのストップスイッチ50が操作された場合には、次のステップ401に進む。
ステップ401において、停止操作に係る回転リール40の操作位置(停止位置決定手段121が特定した回転リール上の位置すなわち基準図柄の位置)を一時記憶する。そして、次のステップ402に進む。
ステップ402において、回転リール40が停止したか否かが判断される。回転リール40が停止していない場合にはステップ402に戻る。回転リールが停止した場合には、次のステップ403に進む。
ステップ403において、停止操作に係る回転リール40の停止位置(駆動停止信号出力手段122が駆動停止信号を出力した回転リール上の位置)を一時記憶する。そして、次のステップ404に進む。
ステップ404において、3個の回転リール40について操作位置及び停止位置を記憶したかどうかについて判断がされる。3個の回転リール40全てについて操作位置及び停止位置を記憶していない場合、例えば、各リール毎に設けられた一時記憶用のメモリに空きがある場合にはステップ400に戻る。一方、3個の回転リール40全てについて操作位置及び停止位置を記憶した場合には、次のステップ405に進む。
ステップ405において、当該遊技が入賞したか否かが判断される。入賞しなかった場合には、次のステップ406に進む。
ステップ406において、前記ステップ401及びステップ403一時記憶した操作位置及び停止位置を、はずれ操作位置データ及びはずれ停止位置データ(はずれ停止データ)として保存する。この場合、例えば保存用のメモリを2個設けておき、2個のメモリについて交互にデータ更新していくようにすることにより、常時、今回(次の遊技においては前回)のはずれ遊技に係るはずれ停止データと、前回(次の遊技においては前々回)のはずれ遊技に係るはずれ停止データを保有できる。そして、はずれ停止データの記憶処理を終了する。
前記ステップ405において、当該遊技が入賞であった場合には、ステップ407に進む。
ステップ407において、一時記憶した操作位置及び停止位置のデータを消去する。すなわち、入賞した場合の操作位置及び停止位置は記憶されない。そして、はずれ停止データの記憶処理を終了する。
次に、図4におけるステップ120の自動停止処理について、図8のフローを用いて説明する。
まず、ステップ500において、リール回転計測手段151の測定カウントをゼロクリアして、リール回転計測手段151は測定を終了する。そして次のステップ501に進む。
ステップ501において、自動停止信号出力手段162がリール回転停止制御手段120に自動停止信号を出力する。そして、次のステップ502に進む。
ステップ502において、BBフラグが成立しているか否かが判断される。BBフラグが成立していない場合には、ステップ503に進む。
ステップ503において、停止位置決定手段121は、はずれ停止記憶手段123の記憶しているはずれ停止データのうち、前回の(記憶履歴の新しい方の)はずれ停止データを選択する。そして、ステップ505に進む。
前記ステップ502において、BBフラグが成立していると判断された場合には、ステップ504に進む。
ステップ504において、停止位置決定手段121は、はずれ停止記憶手段123の記憶しているはずれ停止データのうち、前々回の(記憶履歴の古い方の)はずれ停止データを選択する。そして、ステップ505に進む。
ステップ505において、各回転リール40について、選択されたはずれ停止データに基づいて、滑りコマの再現付き(停止操作音の再現付き)でリール回転停止処理を行う。そして、自動停止処理を終了する。
なお、上記したフローでは、BBフラグ成立中に、前々回のはずれ遊技に係るはずれ停止データを選択するようにしてあるが、BBフラグ成立中には、BB当選時用に設けられた固定的なはずれ停止データを選択するようにしてもよい。また、BBフラグが成立していない場合に前々回のはずれ停止データを選択し、BBフラグ成立中に前回のはずれ停止データを選択するようにしてもよい。要は、BBフラグの有無によって、自動停止時に選択されるはずれ停止データが異なるようになっていればよい。
続いて、上記ステップ505におけるリール回転停止処理について、図9のフローを用いて説明する。なお、図中「X」は回転リール40を特定するものであって、例えば左・中・右などの配置を表すものであってもよいし、1番目に停止可能なリール、2番目に停止可能なリール、のように停止する順番を表すものであってもよい。また「N」は正の整数であって、初期値は0である。
まず、ステップ600において、停止位置決定手段121がXリールのはずれ操作位置を特定したか否かが判断される。ここで、回転リール40を左、中、右の順番で停止させる場合には、最初に判断するXは左リール41、次の判断時(後述するステップ605がNOで戻ってきた場合)は中リール42、最後(二度目のステップ605がNOで再度戻ってきた場合)は右リール43となる。また、回転リール40をランダムに停止させる場合には、Xは回転中のいずれかの回転リール40である。Xリールのはずれ操作位置が特定されない場合には、ステップ600に戻る。一方、Xリールのはずれ操作位置が特定された場合には、次のステップ601に進む。
ステップ601において、停止操作音出力指令信号が出力される。これにより、停止操作音出力手段160が所定のストップ音を出力させる。そして、次のステップ602に進む。
ステップ602において、停止位置決定手段121が、前記Xリールのはずれ停止位置を特定したか否かが判断される。Xリールのはずれ停止位置が特定されない場合には、ステップ602に戻る。一方、Xリールのはずれ停止位置が特定された場合には、次のステップ603に進む。
ステップ603において、Xリールの駆動モータMに対して駆動停止信号出力手段122が駆動停止信号を出力する。これにより、Xリールが回転停止する。そして、次のステップ604に進む。
ステップ604において、N=N+1とする。そして、次のステップ605に進む。
ステップ605において、N=3かどうかを判断する。N=3でない場合には、ステップ600に戻る。N=3の場合には、自動停止時におけるリール回転停止処理を終了する。
このように、本実施の形態によれば、過去のはずれ遊技の停止履歴を記憶し、自動停止時にはその停止態様を再現させて回転リール40を停止させているので、自動停止によってその遊技が入賞するということがない。そして、あらかじめ記憶してある停止履歴を再現させるだけでよいので、図柄の現在位置さえ把握できれば、他の停止図柄とのかねあいで停止の可否を判断する必要が無く、プログラム処理に負担がかからない。
また、BBフラグの有無により、停止時に用いる停止態様を異ならせてあるので、はずれ遊技での出目を覚えておき、自動停止時の停止態様を観察することにより、BB当選の有無を察知できるという、新しいゲーム性が生まれる。例えば、はずれ遊技での出目がいわゆるリーチ目であった場合、内部当選しているのに目押しのミスで引き込めなかったのか、BBが当選していないのか、次の遊技で回転リール40が自動停止したときの出目を見て判断することができる。
なお、上記実施の形態では、BBフラグ成立時に、自動停止時に選択されるはずれ停止データが変更されるように形成されていたが、RBフラグ成立時にはずれ停止データが変更されるようにしてもよい。あるいは、BB、RB以外の特別当選に係る当選フラグ成立時に、はずれ停止データが変更されるようにしてもよい。
さらに、本実施の形態では、自動停止時には、停止操作音の再現を行うようにしてあるので、停止図柄の配列だけでなく、その図柄位置に停止するまで何コマ分リールが滑ったかも観察することができる。
また、上記実施の形態では、ストップスイッチ50の操作時に停止操作音を出力し、自動停止時にも、停止操作表示として、停止操作音を再現させるように形成されていたが、停止操作表示としては、停止操作音の出力に限られない。例えば各回転リール40ごとに対応して設けられた所定のランプを点灯させたり、ストップスイッチ50の各ボタンを点灯させたりすることにより、停止操作タイミングを再現するようにしてもよい。この場合、遊技中のストップスイッチ50の操作時に停止操作音を出力するか否かは問わず、スイッチ操作とリール停止のずれ(滑りコマ)を表現できるようになっていればよい。
ところで、本発明に係るスロットマシン10は、遊技機を、複数の図柄を停止表示及び変動表示可能な図柄表示手段、前記図柄表示手段の図柄変動を開始させるための図柄変動開始手段、前記図柄表示手段の図柄変動を停止させるための図柄変動停止手段、前記各図柄表示手段の図柄変動を検知するとともに、図柄表示手段に表示されている図柄位置を特定するための変動検知手段、当選か否かの当選判定の抽選を行うための当選抽選手段110、前記当選判定の抽選結果が所定の当選役に当選している当選遊技において、変動表示中の前記図柄表示手段の図柄がすべて停止表示された状態で、正面側から視認可能な複数の図柄が、予め定められた入賞の態様に表示されることにより、入賞として取り扱うための入賞手段、前記図柄変動停止手段の操作によって前記図柄表示手段の図柄変動を停止させたときに停止図柄を入賞の態様に表示できなかった場合、当該はずれ遊技における図柄変動停止手段の操作履歴に基づく図柄の停止態様を、はずれ停止態様として記憶するはずれ停止記憶手段123、前記図柄表示手段の図柄変動に関する計測値を測定するための図柄変動計測手段、図柄変動計測手段の計測値があらかじめ定められた値を超えた場合に、前記図柄表示手段の図柄変動を自動的に停止させるための自動停止手段、前記図柄変動停止手段の操作に基づいて前記図柄表示手段の図柄変動を停止させる場合には、前記図柄変動停止手段の操作信号及び前記回転検知装置による図柄検知に基づき、当選判定の抽選結果に応じて前記図柄表示手段の図柄停止位置を決定した上で、前記図柄表示手段の図柄変動を停止させ、前記自動停止手段の作動により前記図柄表示手段を自動停止させる場合には、前記はずれ停止記憶手段123の記憶しているはずれ停止態様に従って、前記図柄表示手段の図柄変動を停止させる停止制御手段、として機能させるための遊技機用プログラムによって制御することができる。
さらに、前記遊技用プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を用いて制御することができる。
ここで、前記図柄表示手段は、回転リール40を用いたものでもよいし、液晶ディスプレイやCRT等の画像表示装置に複数の図柄を順次表示させるようにしたものでもよい。
また、入賞手段としては、前記遊技機用プログラムを用いてスロットマシンを制御する場合には、ホッパーユニット65を介して遊技者にメダルを払い出すように形成することができる。一方、前記遊技機用プログラムを用いて、業務用若しくは家庭用のテレビゲーム機を制御しようとする場合には、現実の遊技メダルの払い出しは行えないので、例えば液晶ディスプレイやCRT等の画像表示装置に、獲得メダル数の枚数表示をしたり、メダルの増減がわかるような絵(動画でも静止画でもよい)を表示するように形成することができる。
本発明は、スロットマシン以外の遊技機にも応用することができる。例えば、メダルの代わりにパチンコ球を用いてスロットマシンと同様の遊技を行わせるパロット遊技機に応用することができる。
本発明の実施の形態であって、スロットマシンの入力、制御及び出力を示すブロック図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンを示す外観正面図である。 本発明の実施の形態であって、回転リールの図柄位置を示す概略図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、抽選処理の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、リール回転停止処理の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、はずれ停止データ記憶処理の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、自動停止処理の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態であって、自動停止時におけるリール回転停止処理を示すフローである。
符号の説明
3 前扉 3A 鍵穴
10 スロットマシン 11 筺体
12 表示窓 13 図柄表示窓
15 投入スイッチ 16 ベットスイッチ
17 精算スイッチ 18 クレジット表示部
20 制御装置 21 遊技制御装置
22 演出制御装置
30 スタートスイッチ 40 回転リール
41 左リール 42 中リール
43 右リール 44 インデックスセンサ(回転検知装置)
50 ストップスイッチ 60 リールユニット
65 ホッパーユニット 66 演出表示装置
67 画像表示部 68 ランプ
69 スピーカ M モータ
70 通常遊技制御手段 80 特別遊技制御手段
90 特定導入遊技制御手段 100 特定遊技制御手段
110 当選抽選手段 111 乱数発生手段
112 乱数抽出手段 113 当選判定テーブル
114 判定手段 120 リール回転停止制御手段
121 停止位置決定手段 122 駆動停止信号出力手段
123 はずれ停止記憶手段
130 入賞判定手段 140 ホッパー制御手段
150 自動停止制御手段 151 リール回転計測手段
152 自動停止信号出力手段(自動停止手段)
160 停止操作音出力手段(停止操作表示手段)

Claims (1)

  1. 周囲に複数の図柄を表示した複数の回転リールと、
    前記回転リールの全てを回転開始させるためのスタートスイッチと、
    前記各回転リールの回転を個々に停止させるためのストップスイッチと、
    前記各回転リールに対応して設置され、各回転リールに設けられたスタートインデックスを検知することにより回転リールの回転を検知するとともに、回転リールに表示されている図柄位置を特定するための回転検知装置と、
    当選か否かの当選判定の抽選を行うための当選抽選手段及び回転リールの停止を制御するための停止制御手段を有する制御装置とを少なくとも備え、
    前記当選判定の抽選結果が所定の当選役に当選している場合に、正面側から視認可能な停止図柄が予め定められた入賞の態様で表示されることを条件に入賞となる遊技機において、
    前記制御装置は、
    前記ストップスイッチの操作によって回転リールを停止させたときに停止図柄を入賞の態様に表示できなかった場合、当該はずれ遊技におけるストップスイッチの操作に基づく各回転リールのはずれ停止位置を記憶するはずれ停止記憶手段と、
    前記回転リールの回転開始後、回転リールの回転に関する計測値を測定するためのリール回転計測手段と、
    前記回転リールの回転開始後、いずれのストップスイッチも操作されずに前記リール回転計測手段の計測値があらかじめ定められた値を超えた場合に、ストップスイッチの操作によらず、回転リールを自動的に回転停止させるための自動停止手段とをさらに備え、
    前記停止制御手段は、
    ストップスイッチの操作に基づいて回転リールの回転を停止させる場合には、ストップスイッチの操作信号及び回転検知装置による図柄検知に基づき、当選判定の抽選結果に応じて回転リールの停止位置を決定した上で、回転リールを回転停止させ、
    前記自動停止手段の作動により回転リールを自動停止させる場合には、当選判定の抽選結果にかわらず、前記リール回転計測手段の計測値があらかじめ定められた値を超えた後に前記回転検知装置が最初に前記スタートインデックスを検知してから、当該回転リールが、当該回転リールについて前記はずれ停止記憶手段が記憶しているはずれ停止位置となるまで回転したときに、当該回転リールの回転を停止させることを、全ての回転リールについて実行するように形成され、
    前記はずれ停止記憶手段は、複数回のはずれ遊技における各回転リールのはずれ停止位置を記憶可能であり、
    前記停止制御手段は、前記自動停止手段の作動に基づいて回転リールを自動停止させる場合には、当該自動停止に係る遊技において特定の当選役が当選している場合と、特定の当選役が当選していない場合とで、前記複数回のはずれ遊技における各回転リールのはずれ停止位置のうちから、異なるはずれ遊技における各回転リールのはずれ停止位置を選択可能に形成されており、
    前記選択されたはずれ遊技における各回転リールのはずれ停止位置に従って、各回転リールを停止させることを特徴とする遊技機。
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