JP2007159849A - 回胴式遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボーナ遊技の終了時期(最終ゲーム)を明確に認識することができ、また、ボーナス遊技で遊技者がより多い利益を獲得可能な回胴式遊技機を提供する。
【解決手段】ボーナス遊技が開始されると、CPU71の計数部74は、CPU51からの遊技媒体払出しに関するコマンドを受信して、そのボーナス遊技における遊技媒体の総払出枚数を計数する。その計数値を用いて、CPU71の演算部75は、ボーナスで付与される遊技媒体規定枚数に対する総払出枚数の比較演算を行なう。演算の結果、「総払出枚数」>「規定枚数」−「小役入賞による最大払出枚数」の条件が成立したと判別されたとき、次の小役の入賞により、ボーナス遊技が終了する可能性の有ることを、画像表示装置5への表示により報知する。また、最大の総払出枚数にするため、即ち、遊技者が最大の遊技媒体数を獲得するために、入賞させるべき小役の種類の順番を表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、所定の遊技状態の報知、特に、ボーナス遊技中において最終ゲームに達したことの報知を行うことができるパチスロ機、パロット機、スロットマシン等の回胴式遊技機に関するものである。
回胴式遊技機の一つであるスロットマシンにおいて、特定の遊技状態が発生したとき、例えば、ビッグボーナスやレギュラーボーナスが内部当選したときに、その旨を報知するというものは従来から知られている。下記に示す特許文献1には、遊技に関わる所定のイベントが発生したことを、リールに照射する光を変化させることによって、遊技者に分かり易く報知することができるスロットマシンについて開示されている。
このスロットマシンによれば、ゲームを進行開始させるために遊技者が所定の操作(賭数設定のためのコイン投入操作、BETボタンの操作、或いはスタートレバーの操作など)を行なった場合、発光手段の発光色が変化し、リールに照射される光の態様が変化する。また、遊技者によるコインの投入によって、設定した賭数に達した場合、或いは、最大数に達した場合、また、ビッグボーナスに移行している期間において、遊技者に付与された遊技媒体の数が所定数に達した場合にリールに照射される光の態様が変化する。また、リールの回胴が変動開始から所定の時間を経過したときに、自動停止されるものであるとき、リールが自動停止されるまでの残り時間が所定時間となった場合、また、特定の遊技状態、例えば、ビッグボーナス、レギュラーボーナスが、終了しそうな状態となった場合にリールに照射される光の態様が変化する。さらに、ビッグボーナスやレギュラーボーナスに内部当選している、又はその可能性がある場合に、当選の信頼度に応じてリールに照射される光の態様が変化する。
特開2002−78850号公報
しかしながら、上記特許文献1のスロットマシンにおける所定の操作に対する報知は、遊技に関わるイベントの発生の単なる報知であって、その発光手段をどのタイミングで発光させれば、より遊技性を向上させることができるかについて考慮されるものではなかった。また、ボーナス等の特定遊技の終了時期に関する報知では、遊技者が獲得したコインの枚数に応じてリールを照射するランプの発光色を変化させているため、遊技者はその終了時期をおおよそ予測できるものの、そのボーナス遊技の最終ゲームに達したことまでは正確に認識できるものではなかった。したがって、特許文献1のスロットマシンでは、ボーナス遊技が終了したときに、実際には予め定められた所定枚数のコインが払出されたので遊技が終了しているにも拘わらず、急にボーナス遊技が終了してしまったと感じる遊技者の錯覚を払拭することはできなかった。
そこで、本願発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、遊技者がボーナス等の特別遊技の終了時期、つまり特別遊技の最終ゲームを明確に認識することができると共に、特別遊技で遊技者が獲得できる利益を増加させることが可能な回胴式遊技機の提供を目的とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る回胴式遊技機の発明は、遊技媒体の払出枚数が設定された小役と、遊技者に有利な大役遊技に移行するための大役とを備え、前記大役遊技の終了条件が該大役遊技中の総払出枚数が予め定められた規定枚数を超えたことである回胴式遊技機において、前記大役遊技の開始から終了まで、前記総払出枚数を計数する計数手段と、該計数手段が計数した前記総払出枚数と所定の払出枚数との和からなる予想総払出枚数と、前記規定枚数との比較を行なう演算手段と、前記比較にて前記予想総払出枚数の方が大きいと判断された場合に、前記大役遊技が終了する、若しくは終了する可能性がある旨を報知する制御手段が設けられていることを特徴とするものである。
大役の遊技状態において、現在行なわれているゲームで小役が入賞してその払出枚数が、(規定枚数−総払出枚数)<(小役の払出枚数)の関係を満たすとき、大役遊技はその小役の入賞により終了することになる。つまり現在のゲームの結果次第で、遊技媒体の総払出枚数がその大役の規定枚数を超えて、大役遊技は終了する可能性がある。
また、請求項2に係る回胴式遊技機の発明は、請求項1に記載の発明において、前記所定の払出枚数は、前記小役に設定された最大の払出枚数であることを特徴とするものである。
CTボーナス遊技においては、複数種類設けられている小役の中から、いずれか特定の小役を、遊技者の技量により、入賞させることが可能である。即ち、いずれの小役も入賞する可能性がある。各小役の入賞に対する払出枚数は予め定められており、小役の種類により枚数の多少がある。そこで、払出枚数の最も多い小役が入賞し、その小役に対する遊技媒体が払い出され、それまでの総払出枚数にその払出枚数が加算されると、加算された総払出枚数が大役の規定枚数を超える状態になった場合には、大役遊技は次のゲームで最大払出枚数の小役が入賞することを条件として終了する。即ち、次のゲームで大役の遊技状態が終了する可能性があることになる。
また、請求項3に係る回胴式遊技機の発明は、請求項1に記載の発明において、前記所定の払出枚数は、当選した前記小役に設定された払出枚数であることを特徴とするものである。
大役遊技中の次のゲームで必ずいずれかの小役が入賞し、あるいは所定の小役が必ず入賞し、その入賞する小役の払出枚数が、(規定枚数−総払出枚数)<(小役の払出枚数)の関係を満たすときには、大役遊技は次のゲームにより必ず終了することになる。また、大役遊技中の次のゲームで、当選した小役が必ずしも入賞するとは限らない場合、即ち、図柄が揃わず外れとなって遊技媒体の払出しが無いことがある場合、あるいは、いずれかの小役に入賞する可能性があるものの、入賞する小役の種類によっては、即ち、入賞した小役に対して払出される遊技媒体の枚数によっては、(規定枚数−総払出枚数)<(小役の払出枚数)の関係を満たさない場合には、次のゲームで必ず大役遊技が終了するとは限らないことになる。即ち、このような場合には、次のゲームで大役遊技が終了する可能性があるという状態になる。
また、請求項4に係る回胴式遊技機の発明は、請求項2に記載の発明において、前記制御手段は、前記大役遊技が終了する若しくは終了する可能性がある旨を報知することに替えて、前記大役遊技中の遊技媒体の純増枚数が可能な範囲で最大となる前記小役の組合わせ及びその入賞順番を報知することを特徴とするものである。
本発明に係る回胴式遊技機によれば、特別遊技状態の終了時期である特別遊技の最終ゲームに達したことを、遊技者に明確に認識させることができ、特別遊技による利益を獲得できたという満足感を遊技者に提供することができる。また、報知された入賞させるべき役の順番にしたがってその役を入賞させることにより、より多くの遊技媒体の獲得が可能になるので、遊技者の利益をより大きくすることができる。
以下、本発明に係る回胴式遊技機の一つであるパチスロ機の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、パチスロ機の一形態を示す正面図である。箱形に形成されたパチスロ機1の本体(筐体)枠(図示は省略する)の前面開口部を覆うように前面扉2が設けられている。前面扉2は、本体枠に対して上下ヒンジ部により片開き可能に取り付けられた開閉扉である。前面扉2の上部には、ランプ表示により予め定められている所定の役(後述する大役、小役)の入賞を報知するための、あるいは遊技の演出内容を表示するためのトップ表示器3、及びサイド表示器7a、7b(両者を含めて発光装置25ともいう)が設けられている。
トップ表示器3の下側中央部には、画像表示により予め定められている所定の役(後述する大役、小役)の入賞を報知するための、遊技の演出内容を表示するための、あるいは発生している大役の遊技状況を報知する(詳細は後述する)ための画像表示装置(例えば、液晶表示装置からなる)5が配設されている。液晶表示装置5の左右両側には、音の出力により予め定められている所定の役(後述する大役、小役)の入賞を報知するための、あるいは遊技の演出内容を出力するための一対のスピーカ6a、6bが設けられている。また、スピーカ6bの下側には、液晶表示装置5に、遊技状態に応じた遊技情報を表示・消去、あるいは選択・決定するためのメニュー操作ボタン9が設けられている。
液晶表示装置5の下側には、窓部8が設けられ、窓部8には透明のガラス板が取り付けられている。この窓部8を介して、本体枠内に配設されているリールユニットの各リール(後述する)が視認可能となっている。窓部8の下側には、パチスロ機1の遊技媒体であるコインの払出し枚数を表示する払出枚数表示器10と、遊技者が貯留装置にデータとして貯留して保有しているコインの貯留枚数を表示する貯留枚数表示器(クレジット数表示器)11が設けられている。
また、払出枚数表示器10の左側には、遊技者が1回のリール回転遊技(ゲーム)において投入したコイン枚数(ベット枚数)を表示するコイン投入枚数表示器12が設けられている。詳しくは後述するが、コインを1枚投入する毎に表示器が一つずつ点灯し、1回の遊技で投入することができる最大枚数(MAXベット枚数)は3枚に設定されている。貯留枚数表示器11の右側には、遊技を開始させるためのスタートレバーの操作が可能/不可能状態にあることを表示するためのスタート表示器13が設けられている。スタート表示器13の下側には、パチスロ機にコインを投入することが可能であるか否かを表示するための投入可能表示器14が設けられている。さらに、投入可能表示器14の下側には、リール回転遊技の表示態様(小役)の一種である「リプレイ図柄」が揃って再遊技が開始されることを表示するリプレイ表示器15が設けられている。
払出枚数表示器10及び貯留枚数表示器11の右下方には、パチスロ機1の遊技媒体であるコインを投入するためのコイン投入口(投入手段)16が設けられている。
また、左下方には、1回のゲームにおいてMAXベット枚数のコインを投入するためのMAXベットボタン17が設けられている。遊技者はMAXベットボタン17を1回操作するだけで、1回の遊技でパチスロ機1に投入することができる最大枚数を投入した状態、つまりMAXベット状態にすることができる。MAXベットボタン17の左側には、1回のゲームにおいてパチスロ機1にコインを1枚ずつ投入するための1枚投入ボタン18が設けられている。1枚投入ボタン18を1回押すと、コインを1枚賭けてゲームを行なうことが選択され、2回押すとコインを2枚賭けてゲームを行なうことが選択され、三回押すと、コインを3枚賭けてゲームを行なうことが選択される。
MAXベットボタン17あるいは1枚投入ボタン18が押し操作されると、操作されるたびに貯留装置に貯留されているコインの貯留枚数、即ち、貯留枚数表示器11に表示されている貯留枚数が、投入された枚数分だけ減算されていく。また、これとは逆に、コイン投入口16からコインが投入されると、貯留枚数表示器11に表示されている貯留枚数が、投入された枚数分だけ加算されていく。
1枚投入ボタン18の左側には、貯留装置に貯留されているコインを精算するため、即ち、コインを後述する受け皿24に払出すための精算ボタン19が設けられている。
これらの部材の下側左方には、リール(ドラムともいう)の回転を始動させるためのスタートレバー(始動用レバー)20が設けられている。また、下側中央部、即ち、スタートレバー20の右側には、後述する3個の回転リールにそれぞれ対応するように3個の停止ボタン21a、21b、21cが設けられている。停止ボタンの右側には、コインセレクター内に詰まったコインを返却するためのコイン返却ボタン22が設けられている。コインセレクターはコイン投入口16に連結されており、コイン投入口16から投入されたコインを選別および検知する装置である。また、前面扉2の下部には、パチスロ機1内に設けられているコイン払出装置から払出されるコインおよび返却されるコインの出口としてのコイン払出し口23が設けられ、このコイン払出し口23の前面部には払出・返却されたコインを貯留しておくための受け皿24が設けられている。
図2は、前面扉2を開いたときのパチスロ機1の本体(筐体)枠29内部を示す図である。上部にはパチスロ機1の遊技の主な制御を行う主制御基板30が配設されている。主制御基板30の下側には、リールユニット31が配設されている。リールユニット31は、回転動作を行う3個のリール(第一回胴リール32a、第二回胴リール32b、第三回胴リール32c)と、リールを回転動作させるステッピングモータ33a、33b、33cと、各リールの図柄および回転速度を把握するためにリールの特定の位置を検知するためのリールセンサー34a、34b、34cから概略構成されている。リールユニット31の左側には、主制御基板30から送信されてくるコマンドにしたがって画像表示装置5、発光装置25、および音出力装置45等の制御を行っているサブ制御基板37が配設されている。
リールユニット31の各リール32a、32b、32cには複数種の図柄(例えば、7種類、21個の図柄)が設けられており、停止表示された各リールの図柄の組合せにより入賞か否かが決定する。具体的な図柄としては、赤字の数字「7」図柄、青字の数字「7」図柄、BAR図柄、リプレイ図柄、スイカ図柄、ベル図柄、チェリー図柄等がある。また、リール毎に各図柄の数、及びその配置順序は相違している。
本体枠29の下部中央には、コインを貯蔵すると共に、コインの払出しを行うコイン払出装置35が設けられている。この払出装置35から払出されたコインは払い出し口23から受け皿24へ放出される。また、コイン投入口16から投入されたコインは、この払出装置35内に貯蔵される。
払出装置35の左側には、電源ユニット36が配設されている。電源ユニット36は、電源基板37とそれを収納するためのケース等から構成されており、パチスロ機1に電源が供給されていることを表示する電源LED39と、パチスロ機1の遊技の出率調整、即ち、ビッグボーナス、チャレンジタイムボーナス等の大役当り状態の当選確率を複数(通常は6)段階の中から選択設定するための設定変更スイッチ(設定手段)40と、その出率調整の設定の変更および確認を行う際に操作される設定キースイッチ(設定手段)41が設けられている。また、電源が供給されていることを表示する100V表示LED42と、パチスロ機1への電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ43が設けられている。
ここで本形態では、3個のリール(第一回胴リール32a、第二回胴リール32b、第三回胴リール32c)を停止させて所定の図柄を揃えるための、いわゆる入賞ラインが5ライン設けられている(図1参照)。窓部8の中央部、上部、下部のそれぞれを通り、水平方向に延びた3つのライン(aライン、bライン、b'ライン)と、窓部8の対角線方向に延びる2つのライン(cライン、c'ライン)である。有効となる入賞ライン数はコインを何枚賭けるかによって異なる。コインを1枚賭けてゲームを行なう場合には、aラインだけが有効な入賞ラインとなり、コインを2枚賭けてゲームを行なう場合には、aライン、bライン、b'ラインが有効なラインとなり、コインを3枚賭けてゲームを行なう場合には、cライン、c'ラインまでを含めた5ライン全てが有効なラインとなる。3個のリールが停止したときに、5つの入賞ラインのうち有効となっている入賞ライン上に所定の図柄が揃い、所定の役(例えば、大役、小役)が成立すると、そのゲームが入賞となり所定数のコインが払出される。
役の種類には、大きく分けて、大当りである大役(ボーナス)と、小当たりである小役とがある。大役には、例えば、赤色の数字「7」の図柄(ビッグボーナス(BB)図柄という)が有効な入賞ライン上に揃った場合の役であるビッグボーナスと、青色の数字「7」の図柄、または「BAR」の図柄(チャレンジタイム(CT)図柄)が有効な入賞ライン上に揃った場合の役であるチャレンジタイム1、2ボーナスとがある。大役になると短期間の間に多くの遊技媒体を獲得することが可能になり、回胴式遊技機は遊技者に有利な遊技状態に移行する。
例えば、BBが成立(入賞)した場合には、遊技者が短期間で最も多量のコインを獲得可能なBBゲームに突入する。BBゲームでは、小役の当選確率が飛躍的に向上する。但し、BBゲームでは、いずれの役も成立していない通常の遊技状態と同様に、各ゲームにおいては内部抽選により当選した役のみが入賞可能な役であり、遊技者の技量に拘わらず当選していない役を入賞させることはできない。BBゲームは、コインの払出し枚数が所定数(例えば、345枚)に達すると終了する。また、CT1、CT2が成立した場合には、BBゲームに次いで遊技者が多量のコインを獲得可能なCTゲームに突入する。CTゲームでは、遊技者の技量によって、即ち、停止ボタン21a、21b、21cの押下の順、押下の位置(押下タイミング)によって、所望の小役を入賞させることが可能な遊技状態となる。CTゲームは、コインの払出し枚数が所定数に達すると終了する。その所定枚数はCT1とCT2とで相違しており、CT1(例えば、253枚)の方がCT2(例えば、110枚)よりも多い枚数に設定されている。尚、BB図柄、CT1、2図柄のことを、ボーナス図柄あるいは大当り図柄ともいう。
小役には、スイカ図柄が有効な入賞ライン上に揃った場合の役(スイカ小役)と、ベル図柄が有効な入賞ライン上に揃った場合の役(ベル小役)と、チェリー図柄が有効な入賞ライン上の所定の位置に停止した場合の役(チェリー小役)とがある。これらの小役が成立(入賞)したときは、それぞれ予め定められた所定枚数のコインが払出される。その他、リプレイ図柄が有効な入賞ライン上に揃った場合の役(リプレイ)がある。リプレイが入賞した場合には、回胴式遊技機1は再遊技の状態、即ち、今回のゲーム(リプレイが入賞したゲーム)に賭けたコインと同数のコインが無償で自動投入された状態となり、遊技者が新たにコインを投入することなく、再度、ゲームを行うことが可能な状態となる。リプレイはコインの払出しはないが、次の遊技のための賭け数設定、即ち、新たなコインの投入操作が不要であり、その遊技に使用したコインが払出されたと仮定することも可能であるため、本実施の形態では、リプレイを小役として取扱う。尚、役を構成する図柄が有効な入賞ライン上に揃わなかった場合には外れとなる。
図3は、パチスロ機1の主制御基板30およびサブ制御基板(演出制御基板)37周辺の電気的な接続状態(概略)を示すブロック図である。
主制御基板30は、主に遊技内容やコインの払出しの制御および管理を行なう制御基板であり、CPU(主制御手段)51と、ROM52と、RAM53と、乱数発生手段54が搭載されている。ROM52には、遊技内容の制御等に関する各種のプログラムが格納されている。RAM53には、遊技に関するデータを一時的に記憶するための作業用領域が設けられている。また、乱数発生手段54は、取得した乱数値をCPU51に送信するものである。CPU51は、ROM52に格納されたプログラムを実行することにより、遊技状態の管理、乱数値に基づく内部抽選処理、回胴リール32a、32b、32cの駆動処理と停止処理、及びサブ制御基板37へのコマンドの送信処理等を行なっている。
コマンドの送信処理についてさらに詳しく言えば、CPU51は、スタートレバー20が押下されたときに、内部抽選処理の結果に基づいて遊技状態コマンドおよび当選番号コマンドを生成し、その生成したコマンドをサブ制御基板37に出力している。遊技状態コマンドとは、現在の遊技状態が図4に示す遊技状態のうちのどの遊技状態であるかを情報として含んでいるコマンドである。また、当選番号コマンドとは、その回の抽選によって当選した役の情報を含んでいるコマンドである。さらに、CPU51は、リールユニット31が備えるリール32a、32b、32cの駆動若しくは停止に関する状態の変化があった際に、リールの状態コマンドをサブ制御基板37に出力する。リールの状態コマンドとは、現在どのリールが回転中か、現在どのリールが停止しているか、停止指示はいつされたのか、現在どの図柄が停止表示されているのか、現在どの入賞ラインが有効化されているか等の情報を含んでいる。そして、サブ制御基板37は、遊技情報コマンド、当選番号コマンド、リールの状態コマンドのいずれか、若しくはこれらのコマンドの組合わせに基づいて、画像表示装置5と発光装置25と音出力装置45等による遊技の演出内容を決定する。また、演出内容は、コマンドに基づいて予め定められているものと、コマンドを用いて抽選により決定されるものとがある。
主制御基板30には、詳しくは主制御基板のCPU51には、図示を省略する入力ポートを介して、コイン投入口16、MAXベットボタン17、1枚投入ボタン18、スタートレバー20、停止ボタン左21a、中21b、右21c等が接続されている。これら入力部にはそれぞれ検出センサが備えられており、各入力部が操作されるとその操作が検出センサによって検出され、その操作信号が入力ポートを介してCPU51に入力される。
また、主制御基板30には、詳しくは主制御基板のCPU51には、図示を省略する出力ポートを介して、第1回胴リール32a、第2回胴リール32b、第3回胴リール32c、クレジット枚数表示器11、コイン投入枚数表示器12、払出枚数表示器10、コインの払出装置35等が接続されている。
遊技者によってコイン投入口16にコインが投入されると、そのコインは投入コイン検出センサ56によって検出される。センサ56による検出結果はコイン検出信号としてCPU51に入力される。CPU51はコイン検出信号を受信すると、その投入されたコインの枚数分をクレジット数表示器11に加算して表示する。パチスロ機内に貯留できる遊技者保有のコイン枚数、即ち、クレジット数表示器11の最大表示枚数は、例えば50枚までと予め定められており、投入されたコインは、貯留枚数表示器11の表示が最大表示枚数になるまではそこに加算されて貯留され、最大表示枚数を超えた場合には、その超えた分は払い出し口23から払出される。
MAXベットボタン17が操作されると、その操作はMAXベットボタン操作検出センサ57によって検出される。センサ57による検出結果はMAXベット検出信号としてCPU51に入力される。CPU51はMAXベット検出信号を受信すると、クレジット枚数表示器11の表示枚数をMAXベット分(例えば、3枚)減算すると共に、コイン投入枚数表示器12を3個点灯して、コインが3枚投入されたことを報知する。これにより当りを発生させるリール図柄の有効ラインは、a、b、b'、c、c'ラインの5ラインに設定される。
また、一枚投入ボタン18が操作されると、その操作は一枚投入ボタン操作検出センサ58によって検出される。センサ58による検出結果は一枚投入検出信号としてCPU51に入力される。CPU51は一枚投入検出信号を受信すると、クレジット枚数表示器11の表示枚数を1ベット分(1枚)減算すると共に、コイン投入枚数表示器12を1個点灯して、コインが1枚投入されたことを報知する。これにより当りを発生させるリール図柄の有効ラインは、aラインの1ラインに設定される。一枚投入ボタン18がさらに操作されると、同様の処理が行なわれ、操作される度にリール図柄の有効ラインは、a、b、b'ラインの3ライン、a、b、b'、c、c'ラインの5ラインと、最大5ラインまで増加していく。
次に、スタートレバー20が操作されると、その操作はスタートレバー操作検出センサ60によって検出される。センサ60による検出結果は開始信号としてCPU51に入力される。CPU51は開始信号を受信すると、リール32a、32b、32cの回転動作を開始させる(駆動開始制御を行なう)と共に、各リール32a、32b、32cの停止図柄を決定するために乱数値に基づく内部抽選処理を行なう(詳しくは後述する)。
停止ボタン左21a、中21b、右21cが操作されると、その操作は各停止ボタン操作検出センサ61a、61b、61cによって検出される。センサ61a、61b、61cによる検出結果は停止信号としてCPU51に入力される。CPU51は停止信号を受信すると、それぞれ対応しているリール32a、32b、32cの回転動作を停止させる(リール駆動停止制御を行なう)。この他、CPU51は、例えば、役に当選した場合のリール引き込み制御、役に当選しなかった場合の外れ制御も行なっている。
リール引き込み制御とは、停止ボタンが押されたときに、その押されたタイミングで有効なライン上にある図柄を含めてその図柄から所定のコマ数(例えば、5コマ)の範囲内に当選した役を構成する図柄が存在するときに、その図柄を有効なライン上に引き込むように回胴リールの停止位置を制御することをいう。但し、遊技者が停止ボタンを押したタイミングにおいて、所定のコマ数の範囲内に当選した役を構成する図柄が存在しないときには、リールの引き込み制御が働かず、押したタイミングなりの図柄が有効な入賞ライン上に停止する。したがって、このときには当選した役を構成する図柄は有効なライン上に揃わず、当選した役は入賞しないことになる。また、外れ制御とは、有効なライン上にはいずれの役も成立しないように、リールの停止位置を制御することをいう。したがって、この場合には、遊技者がいずれかの役を狙って停止ボタンを押したとしても、どの役も成立せず、ゲームの結果は外れとなる。
リール駆動停止制御の結果、有効ライン上に予め定められている当り(大役、小役)図柄の組み合わせが停止表示されると、その当り図柄に対応して定められている払出しコインの枚数が払出枚数表示器10に表示されると共に、コイン払出手段としての払出装置35からコインが払い出し口23に払出される。パチスロ機内に貯留できる遊技者保有のコイン枚数、即ち、クレジット枚数表示器11の最大表示枚数は、例えば50枚までと予め定められているため、当り図柄により遊技者に払出されるコインは、クレジット枚数表示器11の表示が最大表示枚数になるまではそこに加算されて貯留され、最大表示枚数を超えた場合には、その超えた分が払い出し口23から払出されるようにしてもよい。一回のゲームは、スタートレバー20が操作されることにより開始し、3つの停止ボタン21a、21b、21cが全て押されることにより終了する。これらCPU51に接続された各リール、表示器、払出装置等は全てCPU51からのコマンドに基いて制御されている。従って、払出装置35から払出されたコインの枚数、クレジット枚数表示器11に加算表示されたコインの枚数等はCPU51によって認識、管理されている。
ここで、乱数値に基づく内部抽選処理について詳しく説明する。図3の乱数発生手段54は、所定範囲の数値を順次発生すると共に、所定のタイミングでその発生した数値を乱数値として取得し、その取得した乱数値をCPU51に送出するものである。本形態では、乱数発生手段54として、2バイトのハードウエア乱数カウンタを用いている。乱数発生手段54の発生する数値の範囲は、0から65535までの範囲である。したがって、取得される乱数値もこの範囲内の数であり、乱数発生手段54は、スタートレバー操作検出センサ61aからのゲーム開始信号を受けたときに、乱数値を取得する。CPU51は、乱数発生手段54から送られてきた乱数値に基づいて内部抽選処理を行なう。内部抽選処理は、乱数発生手段54によって取得された乱数値を、ROM52に記憶されている抽選データと照合することにより行なう。
ROM52に記憶されている抽選データとは、取得された乱数値と当選内容(BB、CT、各小役(リプレイを含む)、不当選)との対応関係を示すデータである。その一形態を図4に示す。データは、遊技状態(62〜67)毎に、最大数7個(「0」から「6」)の当選エリア61に格納されている。本形態では、0から65535までの合計65536個の全数値データを、各当選エリアに振り分けている。例えば、パチスロ機1がBB未作動時の一般遊技状態62にあり、乱数発生手段54によって一つの乱数値「A」が取得されたとすると、CPU51は、図4の抽選データにおいて、乱数値「A」が当選エリア「0」から「6」のいずれに振り分けられているかを照合する。そして、もし乱数値「A」が当選エリア「1」に振り分けられていれば、内部抽選の結果はチェリー小役の当選ということになる。尚、当選エリアの個数、及び、各当選エリアに振り分けられる数値データの個数は、一般的には遊技状態毎に相違している。
当選エリア61と数値データの範囲との対応関係を示すデータも抽選データとしてROM52に記憶されている。65536個の全数値データは、各遊技状態毎に各当選エリアに振り分けられている。例えば、BB未作動時の一般遊技状態(単に、通用遊技状態とも言う)62についての当選エリアと数値データの範囲との対応関係を示すデータでは、当選エリア「0」に対応する数値データの範囲は、47699/65536の確率で「不当選」に当選するような範囲に設定されている。また、当選エリア「1」に対応する数値データの範囲は、837/65536の確率で「チェリー小役」に当選するような範囲に設定され、当選エリア「2」に対応する数値データの範囲は、6810/65536の確率で「ベル小役」に当選するような範囲に設定され、当選エリア「3」に対応する数値データの範囲は、660/65536の確率で「スイカ小役」に当選するような範囲に設定され、当選エリア「4」に対応する数値データの範囲は、8980/65536の確率で「リプレイ」に当選するような範囲に設定されている。さらに、当選エリア「5」に対応する数値データの範囲は、220/65536の確率で「CT1又はCT2」に当選するような範囲に設定され、当選エリア「6」に対応する数値データの範囲は、330/65536の確率で「BB」に当選するような範囲に設定されている。
また、例えば、RT遊技状態63についての当選エリアと数値データの範囲との対応関係を示すデータでは、当選エリア「4」に対応する数値データの範囲は、約1.2回に1回だけリプレイに当選するような確率に設定されている。上述したようにBB未作動時の一般遊技状態62についての当選エリアと数値データの範囲との対応関係を示すデータにおいては、当選エリア「4」に対応する数値データの範囲は、約7.3回に1回(8980/65536)だけリプレイに当選するような確率に設定されている。従って、RT遊技状態ではリプレイに当選する確率が一般遊技状態での確率よりも遥かに高く設定されている。以下、RT遊技状態のことをリプレイ高確率発生の遊技状態ともいう。尚、RT遊技状態63において、リプレイ以外の他の役(各小役、CT、BB)に当選する確率に関しては、BB未作動時の一般遊技状態において役に当選する確率と略同じに設定されている。
パチスロ機1がBB未作動時の一般遊技状態62にあり、乱数発生手段54によって乱数値が取得され、その乱数値が図4の抽選データにおいて、当選エリア「6」に振り分けられていれば、内部抽選の結果はBBが当選したことになる。内部抽選でBBが当選すると、遊技者自身の停止ボタン21a、21b、21cの操作によりBB図柄を有効な入賞ライン上に揃えることが可能な状態となる。そして、BB図柄が有効な入賞ライン上に揃うと、BB中状態(ビッグボーナス遊技状態)66に移行する。また、内部抽選でBBが当選したにも拘わらず、遊技者がBB図柄を有効な入賞ライン上に揃えることができない場合には、揃えることができるまでそのBBの当選が持ち越されるBB内部中状態65に移行する。
ビッグボーナス遊技状態66中においては、図4に示すように、内部抽選によって当選エリア「0」から「3」に対応する「不当選」、「チェリー小役」、「ベル小役」、「スイカ小役」のいずれかが当選する。BB中のゲームでは、リール駆動停止制御の引き込み可能コマ数が、例えば、第1回胴リール32a、第2回胴リール32b、第3回胴リール32cのいずれも5図柄分(190msec分)に設定される。ゲーム開始に基づき内部抽選により当選図柄が決定され、遊技者の停止ボタン押下タイミングにおいて、当選図柄が停止ボタン押下時の図柄から(その図柄も含む)5コマ以内に存在すれば、当選図柄を有効な入賞ライン上に揃えることができる。
ここで、回胴リール32a、32b、32cに設けられている図柄、及びその配置の一形態を図5に示す。BB中のゲームにおいて、内部抽選により当選図柄が「ベル」に決定されたとする。そして、遊技者があるタイミングで第1の回胴リール32aを押下し、その押下時の図柄が、例えば、図柄番号4の「リプレイ」図柄であったとする。この場合、第1回胴リール32aには、図柄番号4の「リプレイ」図柄を含む5コマ以内に図柄番号3から0の「赤セブン」「スイカ」「ベル」「リプレイ」図柄が配置されているので、引き込みコマ数内に当選図柄である「ベル」が存在することになり、第1回胴リールの「ベル」図柄を有効な入賞ライン上に停止表示させることができる。以降、第2回胴リール、第3回胴リールに関しても同様である。
パチスロ機1がBB未作動時の一般遊技状態62にあり、乱数発生手段54によって乱数値が取得され、その乱数値が図4の抽選データにおいて、当選エリア「5」に振り分けられていれば、内部抽選の結果はCTが当選したことになる。内部抽選でCTが当選すると、遊技者自身の停止ボタン21a、21b、21cの操作によりCT図柄を有効な入賞ライン上に揃えることが可能な状態となる。そして、CT図柄が有効な入賞ライン上に揃うと、CT中状態(チャレンジタイムボーナス遊技状態)67に移行する。また、内部抽選でCTが当選したにも拘わらず、遊技者がCT図柄を有効な入賞ライン上に揃えることができない場合には、揃えることができるまでそのCTの当選が持ち越されるCT内部中状態64に移行する。
チャレンジタイムボーナス遊技では、遊技者の技量により所望の図柄を停止表示させることができる遊技状態となる。つまり、停止ボタン21a、21b、21cの押下の順、押下タイミングによって、所望の小役を入賞させることが可能な遊技状態となる。これはリールの制御が当選した図柄以外の図柄を停止表示させることができる状態になっていることを意味する。即ち、チャレンジタイムボーナス遊技状態67中においては、図4に示すように、内部抽選によって当選エリア「0」から「3」に対応する「不当選」、「チェリー小役」、「ベル小役」、「スイカ小役」のいずれかが当選することになるが、この当選結果は停止表示される図柄には反映されず、遊技者が操作する停止ボタン21a、21b、21cの押下の順、押下タイミングによって停止表示図柄が決定されることになる。
CTボーナス中のゲームでは、リール駆動停止制御の引き込み可能コマ数が、例えば、第1回胴リール32aのみ2図柄分(75msecの引き込み範囲)に、第2回胴リール32bと第3回胴リール32cは5図柄分に設定される。回胴リール32a、32b、32cに設けられている図柄、及びその配置は図5に示す形態とし、CTボーナス中において、遊技者があるタイミングで第1の回胴リール32aに対応する停止ボタン21aを押下したとする。そして、その押下時の図柄が、例えば、図柄番号1の「ベル」図柄であったとする。この場合、第1回胴リール32aには、図柄番号1の「ベル」図柄を含む2コマ以内に図柄番号0の「リプレイ」図柄が配置されているので、引き込みコマ数(2コマ)内に小役図柄である「ベル」が存在することになり、第1回胴リールの「ベル」図柄を有効な入賞ライン上に停止表示させることができる。
続いて第2回胴リール、さらには第3回胴リールであるが、これらの回胴リールは引き込み可能コマ数が共に5コマであり、図5に示す形態の図柄配置を見ると、どの図柄番号から始めても5コマ以内に少なくとも1つの「ベル」図柄が存在している。従って、第2回胴リール32b、第3回胴リール32cについては、遊技者がどのタイミングで停止ボタンを押下しても、第1回胴リール32aで有効ライン上に停止表示した「ベル」図柄と同じ図柄を、第2回胴リール32b及び第3回胴リール32cの有効ライン上に停止表示させることができる。これにより「ベル小役」を入賞させることができ、対応する払出し枚数のコインを獲得することができる。
また、遊技者が停止ボタン21aを押下したときの図柄が、例えば、図柄番号2の「スイカ」図柄であったとする。この場合、第1回胴リール32aには、図柄番号2の「スイカ」図柄を含む2コマ以内に図柄番号1の「ベル」図柄が配置されているので、引き込みコマ数(2コマ)内に小役図柄である「スイカ」及び「ベル」が存在することになる。このように引き込みコマ数の範囲内に複数の小役図柄が存在する場合には、予め定められている優先図柄が、優先して入賞小役図柄として有効ライン上に停止表示される。この形態では、「スイカ小役」よりも払出し枚数の多い「ベル小役」の方が優先順位が上であり、「ベル」図柄が入賞図柄として有効ライン上に停止表示されることになる。
第2回胴リール、第3回胴リールに関しては、上記と同様であり、引き込み可能コマ数が共に5コマで、図5に示す形態の図柄配置から、遊技者がどのタイミングで停止ボタンを押下しても、第1回胴リール32aで有効ライン上に停止表示した「ベル」図柄と同じ図柄を、第2回胴リール32b及び第3回胴リール32cの有効ライン上に停止表示させることができる。これにより「ベル小役」を入賞させることができ、対応する払出し枚数のコインを獲得することができる。
また、遊技者が停止ボタン21aを押下したときの図柄が、例えば、図柄番号3の「赤セブン」図柄であったとする。この場合、第1回胴リール32aには、図柄番号3の「赤セブン」図柄を含む2コマ以内に図柄番号2の「スイカ」図柄が配置されているので、引き込みコマ数(2コマ)内に小役図柄である「スイカ」が存在することになり、第1回胴リールの「スイカ」図柄を有効な入賞ライン上に停止表示させることができる。
第2回胴リール、第3回胴リールに関しては、引き込み可能コマ数が共に5コマである。図5に示す形態の図柄配置を見ると、「スイカ」図柄は、第2回胴リール及び第3回胴リールにおいて図柄番号11と16に配置されている。従って、この場合には遊技者の停止ボタンの押下タイミングによって、押下時の図柄から数えて5コマ以内に「スイカ」図柄が存在しない場合が生じる。即ち、取りこぼしが発生することになる。従って、CTゲームにおいて第1回胴リールに「スイカ」図柄が停止表示された場合には、必ずしも「スイカ小役」を入賞させることができるとは限らないこととなる。
また、遊技者が停止ボタン21aを押下したときの図柄が、例えば、図柄番号4の「リプレイ」図柄であったとする。この場合、第1回胴リール32aには、図柄番号4の「リプレイ」図柄を含む2コマ以内に図柄番号3の「赤セブン」図柄が配置されている。従って、引き込みコマ数(2コマ)内に小役図柄である「リプレイ」が存在することになり、第1回胴リールの「リプレイ」図柄を有効な入賞ライン上に停止表示させることができる。
第2回胴リール、第3回胴リールに関しては、引き込み可能コマ数が共に5コマである。図5に示す形態の図柄配置を見ると、「リプレイ」図柄は、第2回胴リール及び第3回胴リールにおいて、どの図柄番号から始めても5コマ以内に少なくとも1つの「リプレイ」図柄が存在している。従って、第2回胴リール32b、第3回胴リール32cについては、遊技者がどのタイミングで停止ボタンを押下しても、第1回胴リール32aで有効ライン上に停止表示した「リプレイ」図柄と同じ図柄を、第2回胴リール32b及び第3回胴リール32cの有効ライン上に停止表示させることができる。これにより「リプレイ小役」を入賞させることができ、コインを投入することなく再ゲームを行なうことができる。
以上までに述べたリールの制御は、停止データテーブル等の公知技術を適用している。尚、CTボーナスの進行をスムースにするために、リプレイ小役を引き込み対象外としてもよい。
大役(BB、CT)遊技終了後の所定回数のゲーム期間においては、RT遊技状態が発生するように設定されている。したがって、大役遊技終了後の所定ゲームの期間においては、内部抽選の結果、高い確率(約1.2回に1回)でリプレイに当選することになる。大役終了後の所定ゲームとは、大役遊技が終了した後の最初に行なわれるゲームから、例えば、50ゲームを意味する。このゲーム数は仕様により予め定められているものであり、任意のゲーム数であってよい。RT遊技状態は大役終了後に発生するように設定されているため、大役遊技開始時にRT遊技状態の期間、即ち、ゲームの所定回数が決定されている。
このRT遊技状態は、所定回数のゲームが終了するか、あるいはそのRT遊技状態中に内部抽選により大役が当選したときに終了する。大役終了後に行なわれるゲーム数のカウントは、CPU51によって行なわれている。このカウント数は、カウントが行なわれる度に毎回、CPU51からサブ制御基板37のCPUに送信されている。サブ制御基板37は、CPU51から送信されてくるこの信号に基づいて演出制御を行なっている。尚、RT遊技状態を設けるタイミングは、大役遊技終了後に限定されるものではなく、小役(例えば、チェリー小役、スイカ小役)ゲーム終了後に発生させるようにしてもよい。
回胴リール32a、32b、32cに設けられている図柄、及びその配置を図5に示す形態とすると、各回胴リールにおいて、リプレイ図柄は、引き込み範囲内(5コマ以内)に必ず1個の割合で配置されている。したがって、RT遊技状態中にリプレイが内部当選した場合には、遊技者がどのタイミングで停止ボタンを押下しても、100%の確率でリプレイに入賞(有効になった入賞ラインにリプレイ−リプレイ−リプレイが揃う)することが可能である。即ち、高い確率(約1.2回に1回)でリプレイが成立することになる。
図3において、サブ制御基板37は、主制御基板30からの遊技状態コマンド若しくは当選番号コマンド若しくはリールの状態コマンドに基づいて、画像表示装置5、発光装置25、音出力装置45等による遊技演出を制御する基板であり、CPU(副制御手段)71と、ROM72と、RAM73が搭載されている。
CPU71には、現在成立している大役(ビッグボーナス、チャレンジタイムボーナス)において、大役遊技の開始から終了までに払出されたコインの総払出枚数を計数する計数部(計数手段)74と、計数部74によって計数された払出枚数に基づき、その総払出枚数と成立している大役の規定枚数とを比較、あるいは総払出枚数に所定の払出枚数を加算したときの予想総払出枚数と成立している大役の規定枚数とを比較して、総払出枚数が規定枚数に達するまでの残り払出枚数を計数する演算部(演算手段)が設けられている。計数部74は、CPU51から送信されてくる遊技状態コマンドに基いて払出装置35に払出されたコインの払出枚数を計数して行く。CPU71は、計数部74の計数結果、演算部75の演算結果から、成立している大役の遊技状態が、次のゲームの結果次第により、即ち、次のゲームでいずれかの小役が入賞しその小役に対するコインが払出されたとき、コインの総払出枚数値、あるいは予想総払出枚数値がその大役の規定枚数値を超える可能性があるか否かの判別を行なう。そして、大役の遊技状態が次のゲームで終了すると判別した、あるいは次のゲームで終了する可能性があると判別した場合には、その旨を画像表示装置5への画像表示、発光装置25による発光表示、さらには音出力装置45による音出力等によって報知する。
ROM72には、演出内容の制御等に関する各種のプログラムの他、各種演出データ等が格納されている。また、RAM73には、演出に関するデータを一時的に記憶するための作業用領域が設けられている。ROM72に格納されている演出データには、演出の種類に応じて、通常演出のときに読み出され使用される通常演出用データと、連続演出のときに読み出されて使用される連続演出用データとがある。通常演出とは、1回のゲーム期間の遊技に対して設けられた演出データにしたがって行われる演出をいう。連続演出とは、複数回のゲーム期間の遊技に対して設けられた演出データにしたがって行なわれる演出をいう。即ち、連続演出用のデータとは、スタートレバー20の操作、各停止ボタン21a、21b、21cの操作等によるゲームが複数回行なわれる期間を通して一つの連続した内容の演出を行なうためのデータのことをいう。CPU71は、ROM72に格納されたプログラムを実行することにより、CPU51から受信した遊技状態コマンド、当選コマンド、リールの状態コマンド、若しくはこれらのコマンドの組合わせに基づいて遊技の演出内容を決定し、その決定した遊技の演出内容にしたがって画像表示装置5、発光装置25、音出力装置45を制御している。
サブ制御基板37には、詳しくはサブ制御基板のCPU71には、図示を省略する出力ポートを介して、画像表示装置5、トップ表示器3とサイド表示器7a、7bからなる発光装置25、スピーカ6a、6bからなる音出力装置45が接続されている。画像表示装置5は、複数の文字、数字、図形やキャラクター等の静止画あるいは動画を表示することにより、役の成立の予告、役の終了の予告、所定の情報の告知、その他の遊技の演出を行なう。例えば、大当り確定を予告するプレミアム演出を行なったり、大役の終了に際しどの小役をどのような順番に入賞させたときにコインをより多く獲得することができるか(可能な範囲で純増加枚数が最大となるか)をガイドしたり、有効な入賞ライン上に揃えるべき図柄の種類、あるいは成立した役の図柄を告知する。発光装置25は、光により各種の遊技状態を報知したり、遊技の演出を行なう。例えば、役の成立を、トップ表示器3およびサイド表示器7a、7bの点灯、点滅表示により告知する。音出力装置45は、音により各種の遊技状態を報知したり、遊技の演出を行なうものであり、例えば、役の成立、あるいは成立の予告画像に合わせて音をスピーカ6a、6bから出力することにより演出を行なう。
次に、図6、図7のフローチャートに従って、CPU71による大役遊技終了に関する報知処理について説明する。
コインが投入され、スタートレバー20の押下によりゲームが開始されると、CPU51によって、当選役の抽選が行なわれると共に、回胴リール23a〜23cの回転動作が行なわれる。
図6において、CPU71は、ステップ81で、CPU51からコマンドを受信すると、ステップ82に進み、その受信したコマンドが当選役コマンドであるか否か、即ち、ゲームが開始され、CPU51の当選役抽選結果を示すコマンド信号をCPU51から受信したか否かの判別を行なう。CPU51からのコマンドが当選役コマンドでないと判別した場合には、ステップ81に戻り、CPU51からのコマンドを待つ。
一方、ステップ82において、当選役コマンドを受信したと判別した場合には、ステップ83に進み、現在の遊技状態がBB遊技中であるか否かの判別を行なう。BB遊技中であると判別した場合には、ステップ84に進み、いずれかの役、即ち、「ベル小役」「スイカ小役」「チェリー小役」等のうちのいずれかの小役に当選しているか否かの判別を行なう。ステップ84で、いずれの小役にも当選していないと判別した場合には、ステップ90に進み、CPU51からのコマンド信号の受信を待つ。一方、ステップ84で、いずれかの小役に当選したと判別した場合には、ステップ85に進み、現在行なわれているゲームの結果次第によっては、即ち、次に得られるゲーム結果次第によっては、現在、成立しているBB遊技が終了する可能性があるか否かの判別が行なわれる。この判別は、CPU71において、計数部74の計数した現在までの総払出枚数と、演算部75の演算した規定枚数から当選役の払出枚数を減算した値とを比較(現在までの総払出枚数>規定枚数−当選役の払出枚数)することにより行なわれている。
ここで「終了する可能性」について説明する。ボーナス遊技は、ボーナス遊技中の遊技媒体の総払出枚数が、そのボーナスの発生に対して付与される遊技媒体の予め定められた規定枚数を超えた時点で終了するように決められている。そして、ボーナス遊技中のゲームでは、入賞し得る小役が複数種類設けられ、それらの小役の入賞に対して付与される遊技媒体の払出枚数は異なっている。ボーナス遊技中の遊技媒体の総払出枚数がその規定枚数に近づいている場合において、次に小役が入賞し、その入賞した小役が遊技媒体の払出枚数の多い小役であれば、その払出枚数が加算されることにより総払出枚数が規定枚数を超え、入賞した小役が遊技媒体の払出枚数の少ない小役であれば、その払出枚数が加算されても総払出枚数は規定枚数を超えないとする。このように次の入賞による遊技媒体の払出しにより総払出枚数が規定枚数を超える得る状態になることを「終了する可能性」という。この可能性の発生は、設けられている小役の種類数、小役の入賞に対する遊技媒体の払出枚数、小役の当選・入賞確率等によって、即ち、パチスロ機の仕様により異なる。以下に、その具体的態様について説明する。
先ず、現在行なわれている遊技によりボーナス遊技が終了する可能性がある場合について説明する。
現在、成立している大役遊技がBB遊技であるとする。BBに対して付与される遊技媒体の規定枚数は、例えば、345枚と決められている。従って、BB遊技は、総払出枚数が345枚を超えた時点で終了することになる。BB遊技であるため入賞させることができる小役は内部抽選により当選した小役のみである。各回胴リール32a、32b、32cの図柄の種類およびその配列は、例えば、図5に示されるようになっているが、図柄の配列上、当選した小役の種類によっては、停止ボタン21a、21b、21cの押下する順序、あるいは押下位置(押下タイミング)により、当選した小役の図柄を必ずしも有効ライン上に停止表示させることができない、つまり入賞させることができない場合があるとする。
例えば、当選し得る小役の種類としては、A小役、B小役、C小役が設けられている。A小役は、内部抽選で当選した場合、その図柄の配列上、停止ボタンの押下順および押下タイミングによらず100%の確率で入賞する小役であり、その入賞に対して払出される遊技媒体は15枚である。B小役は、内部抽選で当選した場合、その図柄の配列上、停止ボタンの押下順および押下タイミングによって入賞しないことがある小役であり、その入賞に対して払出される遊技媒体は15枚である。C小役は、内部抽選で当選した場合、その図柄の配列上、停止ボタンの押下順および押下タイミングによって入賞しないことがある小役であり、その入賞に対して払出される遊技媒体は8枚である。
成立しているBB遊技において、現在までのコインの総払出枚数が331枚に達している状態とする(X状態)。この場合においてゲームが開始され内部抽選によりB小役が当選すると、上記のようにB小役の入賞に対する払出枚数は15枚であり、且つ、B小役は停止ボタンの押下順および押下タイミングによって入賞しないことがある役であるため、もしB小役を入賞させることができれば、その払出枚数(15枚)が現在の総払出枚数(331枚)に加算され、その総払出枚数は346枚(331+15=346枚)になって、BBの規定枚数(345枚)を超えてBB遊技は終了することになる。即ち、X状態においては、B小役を入賞させることにより(現在行なわれているゲームの結果次第によっては)BB遊技が終了する可能性があるということになる。
次に、現在行われている遊技によりボーナス遊技が必ず(100%の確率で)終了する場合について説明する。
上記の場合と同様に、現在、BB遊技が成立しており、その規定枚数が345枚で、BB遊技は、総払出枚数が345枚を超えた時点で終了するとする。また、入賞させることができる小役は当選した小役のみであり、各回胴リール32a、32b、32cの図柄は、その配列上、当選した小役の種類によっては、停止ボタン21a、21b、21cの押下する順序、あるいは押下タイミングにより、当選した小役の図柄を必ずしも有効ライン上に停止表示させることができない、つまり入賞させることができない場合があるとする。
また、当選し得る小役の種類としてはA小役、B小役、C小役が設けられている。A小役は、内部抽選で当選した場合、その図柄の配列上、停止ボタンの押下順および押下タイミングによらず100%の確率で入賞する小役であり、その入賞に対して払出される遊技媒体は15枚である。B小役は、内部抽選で当選した場合、その図柄の配列上、停止ボタンの押下順および押下タイミングによって入賞しないことがある小役であり、その入賞に対して払出される遊技媒体は15枚である。C小役は、内部抽選で当選した場合、その図柄の配列上、停止ボタンの押下順および押下タイミングによって入賞しないことがある小役であり、その入賞に対して払出される遊技媒体は8枚である。
成立しているBB遊技において、現在までのコインの総払出枚数が331枚に達している状態とする(Y状態)。この場合においてゲームが開始され内部抽選によりA小役が当選すると、上記のようにA小役の入賞に対する払出枚数は15枚であり、且つ、A小役は停止ボタンの押下順および押下タイミングによらず100%の確率でその図柄を有効ライン上に停止表示させることができる役、つまり必ず入賞させることができる小役であるため、そのゲームの終了と共にA小役の入賞に対する払出枚数(15枚)が現在の総払出枚数(331枚)に加算され、その総払出枚数は346枚(331+15=346枚)になって、BBの規定枚数(345枚)を超えてBB遊技は終了することになる。即ち、Y状態においては、A小役が当選した場合には、A小役は100%の確率で入賞し、現在行なわれているゲームによって、必ずBB遊技が終了することになる。このような場合のことを、終了する可能性が100%であると言ってもよい。
図6のステップ85において、BB遊技の終了する可能性がないと判別した場合には、ステップ90に進み、CPU51からのコマンド信号の受信を待つ。一方、ステップ85で、BB遊技の終了する可能性があると判別した場合には、ステップ86に進み、このゲームで当選している小役を入賞させることができるとBB遊技が終了する旨が報知される。この報知は、例えば、画像表示装置5による画像表示、発光装置25のトップ表示器3、サイド表示器7a、7bによる表示、あるいは音出力装置45のスピーカ6a、6bによる音声等によって行なわれる。画像表示装置5による表示例を図8(a)に示す。これは、規定枚数に対する総払出枚数を331/345と表示し、このゲームがラストゲームとなる可能性があることを文字で報知する。
尚、報知の方法はこの表示形態に限定されず、例えば、このゲームで「ベル小役」を入賞させることができればラストゲームとなることを文字で報知してもよいし、またはベル図柄を表示して報知してもよい。また、100%の確率でBB遊技が終了する場合には、例えば「当選役の入賞により、このゲームでボーナスが終了する」旨を報知してもよい。尚、このような報知により、そのゲームで、どの小役が当選しているかを遊技者は間接的に知ることができ、ボーナス遊技の正確な終了時期と、小役の入賞による遊技媒体の獲得を認識することができる。
続いてステップ90に進み、CPU51からのコマンド信号の受信を待つ。
尚、この図6のフローチャートでは、ゲームが開始され、回胴リールが回転動作している最中に、そのゲームの結果次第では、即ち、当選している小役を入賞させると、現在、成立しているボーナス遊技が終了することを報知する形態について説明しているが、この形態に限定されず、例えば、各回胴リールが停止表示されて1回のゲームが終了し、次のゲームが開始される前の時点(当然に、次のゲームの内部抽選は行なわれていない時点)でボーナス遊技が終了する可能性があることを報知するようにしてもよい。具体的には、そのときのボーナス遊技状態が、総払出枚数が331枚に達し、次のゲームで、上記C小役が入賞したときは、規定枚数(345枚)>現在の総払出枚数(331枚)+小役に対する払出枚数(8枚)であるためボーナス遊技は終了しないが、A小役またはB小役が入賞したときは、規定枚数(345枚)<現在の総払出枚数(331枚)+小役に対する払出枚数(15枚)となってボーナス遊技が終了するというような場合である。このような場合には、例えば、次のゲーム結果次第によってはボーナス遊技が終了する旨、あるいは次のゲームでA小役またはB小役を入賞させた場合にはボーナス遊技は終了する旨を報知するようにしてもよい。
一方、ステップ83において、BB遊技中ではないと判別した場合には、ステップ87に進み、現在の遊技状態がCT遊技中であるか否かの判別を行なう。CT遊技中ではないと判別した場合には、ステップ94に進み処理を終了する。一方、ステップ87で、CT遊技中であると判別した場合には、ステップ88に進み、現在行なわれているゲームの結果次第によっては、即ち、次に得られるゲーム結果次第によっては、現在、成立しているCT遊技が終了する可能性があるか否かの判別が行なわれる。この判別は、CPU71において、計数部74の計数した「現在までの総払出枚数」と、演算部75の演算した「規定枚数」から「1ゲームでの最大払出枚数」を減算した値とを比較(「現在までの総払出枚数」>「規定枚数」−「1ゲームでの最大払出枚数」)することにより行なわれている。
ここで「終了する可能性」については、上記と同様に、設けられている小役の種類数、小役の入賞に対する遊技媒体の払出枚数、小役の当選・入賞確率等によって、即ち、パチスロ機の仕様により異なる。以下に、その具体的態様について説明する。
先ず、現在行なわれている遊技によりボーナス遊技が終了する可能性がある場合について説明する。
現在、成立している大役遊技がCT遊技であるとする。CTに対して付与される遊技媒体の規定枚数は、例えば、345枚と決められている。従って、CT遊技は、総払出枚数が345枚を超えた時点で終了することになる。CT遊技であるため入賞させることができる小役は、内部抽選結果の如何に拘わらず、遊技者の技量により所望の狙った小役図柄を有効ライン上に停止表示させることができる。即ち、遊技者の技量により所望の小役を入賞させることができるリール制御になっている。これは逆の言い方をすれば、遊技者がある小役図柄を狙って停止ボタンを押下したとしても、その押下タイミングによっては他の小役図柄を引き込んで、狙いとは違う小役図柄を有効ライン上に停止表示させてしまうこともあることを意味している。
各回胴リール32a、32b、32cの図柄の種類およびその配列は、例えば、図5に示されるようになっているが、図柄の配列上、停止ボタン21a、21b、21cの押下する順序、あるいは押下位置(押下タイミング)により、いずれの小役の図柄も有効ライン上に停止表示させることができない、つまりいずれの小役も入賞させることができない場合がある。例えば、各回胴リール32a、32b、32cには、小役図柄としてA小役図柄、B小役図柄、C小役図柄が設けられており、A小役およびB小役の入賞に対して払出される遊技媒体は15枚であり、C小役の入賞に対して払出される遊技媒体は8枚であるとする。
成立しているCT遊技において、現在までのコインの総払出枚数が331枚に達している状態とする(X'状態)。この場合においてゲームが開始され、遊技者の押下タイミングによりA小役またはB小役を入賞させることができた場合には、その払出枚数(15枚)が現在の総払出枚数(331枚)に加算され、その総払出枚数は346枚(331+15=346枚)になって、CTの規定枚数(345枚)を超えるためCT遊技は終了することになる。しかし、遊技者の押下タイミングによりA小役またはB小役を入賞させることができず、C小役が入賞した場合には、その払出枚数(8枚)が現在の総払出枚数(331枚)に加算されるが、その総払出枚数は339枚(331+8=339枚)であり、CTの規定枚数(345枚)を超えず、CT遊技は終了しない。また、いずれの小役も入賞させることができなかった場合(外れの場合)には、その総払出枚数は331枚のままであり、CTの規定枚数(345枚)を超えずCT遊技は終了しない。即ち、X'状態においては、A小役またはB小役を入賞させることにより(現在行なわれているゲームの結果次第によっては)CT遊技が終了する可能性があるということになる。
尚、CT遊技中の制御は上記のような形態に限定されるものではなく、例えば、内部抽選結果の如何に拘わらず、遊技者の技量により所望の狙った小役を入賞させることができるが、各回胴リール32a、32b、32cの図柄の種類およびその配列上、停止ボタン21a、21b、21cを左から21a→21b→21cの順に押下すると、押下タイミングに拘わらず、A小役またはB小役のいずれかが入賞するような制御形態であってもよい。但し、この形態では、停止ボタンを左から21a→21b→21cの順で押下しない場合には、押下タイミングによっては、いずれの小役も入賞しないことがある。このような形態の場合でも、例えば、現在までのコインの総払出枚数が331枚で、遊技者の押下タイミングによりA小役またはB小役を入賞させることにより、その総払出枚数は346枚になって規定枚数(345枚)を超えCT遊技は終了することになり、A小役またはB小役を入賞させることができずC小役が入賞した場合、あるいは外れの場合には、その総払出枚数は規定枚数(345枚)を超えずCT遊技は終了しない。即ち、A小役またはB小役を入賞させることにより(現在行なわれているゲームの結果次第によっては)CT遊技が終了する可能性があるということになる。
次に、現在行われている遊技によりボーナス遊技が必ず(100%の確率で)終了する場合について説明する。
上記の場合と同様に、現在、CT遊技が成立しており、その規定枚数が345枚で、CT遊技は、総払出枚数が345枚を超えた時点で終了するとする。回胴リール32a、32b、32cは、内部抽選結果の如何に拘わらず、遊技者の技量により所望の狙った小役を入賞させることができるように制御されている。また、各回胴リールには、小役図柄としてA小役図柄、B小役図柄、C小役図柄が設けられており、その図柄の配列、およびリール停止の制御により、停止ボタン21a、21b、21cの押下順、および押下タイミングによらずA小役またはB小役のいずれかが必ず入賞するようになっている。A小役およびB小役の入賞に対して払出される遊技媒体は15枚であり、C小役の入賞に対して払出される遊技媒体は8枚であるとする。
成立しているCT遊技において、現在までのコインの総払出枚数が331枚に達している状態とする(Y'状態)。この場合においてゲームが開始され、停止ボタンが押下された場合には、遊技者の押下順および押下タイミングによらず、必ずA小役またはB小役を入賞させることができる。従って、その払出枚数(15枚)が現在の総払出枚数(331枚)に加算され、その総払出枚数は346枚(331+15=346枚)になって、CTの規定枚数(345枚)を超えるためCT遊技は終了することになる。即ち、Y'状態においては、必ずA小役またはB小役が入賞することとなり、現在行なわれているゲームによって、必ずCT遊技が終了することになる。このような場合のことを、終了する可能性が100%であると言ってもよい。
図6のステップ88において、CT遊技の終了する可能性がないと判別した場合には、ステップ90に進み、CPU51からのコマンド信号の受信を待つ。一方、ステップ88で、CT遊技の終了する可能性があると判別した場合には、ステップ89に進み、このゲームが最終ゲームとなる可能性があることが報知される。この報知は、例えば、画像表示装置5による画像表示、発光装置25のトップ表示器3、サイド表示器7a、7bによる表示、あるいは音出力装置45のスピーカ6a、6bによる音声等によって行なわれ、具体的には、上記したステップ86の報知方法と同様である。
続いてステップ90に進み、CPU51からのコマンド信号の受信を待ち、ステップ91において、受信したコマンドがリール停止コマンドであるか否かの判別を行なう。リール停止コマンドではないと判別した場合には、ステップ90に戻り、CPU51からのコマンド信号の受信を待つ。一方、リール停止コマンドであると判別した場合には、ステップ92に進み、計数部74によってカウントしたコインの総払出枚数を認識する。続いて、ステップ93に進み、演算部75によって演算した現在までの総払出枚数と各ボーナス(BB、CT)の規定枚数との比較値を認識し、ボーナス終了条件が成立しているか(「現在までの総払出枚数」>「規定枚数」)否かを判別する。ボーナスが終了していないと判別した場合には、ステップ81に戻り、CPU51からのコマンド信号の受信を待つ。一方、ステップ93で、ボーナスが終了していると判別した場合には、ステップ94に進み処理を終了する。
図7のフローチャートに従って、CPU71による大役遊技終了に関する報知処理の別の形態を説明する。
コインが投入され、スタートレバー20の押下によりゲームが開始されると、CPU51によって、当選役の抽選が行なわれると共に、回胴リール23a〜23cの回転動作が開始される。
図7において、CPU71は、ステップ101で、CPU51からコマンドを受信すると、ステップ102に進み、その受信したコマンドが当選役コマンドであるか否か、即ち、ゲームが開始され、CPU51の当選役抽選結果を示すコマンド信号をCPU51から受信したか否かの判別を行なう。CPU51からのコマンドが当選役コマンドでないと判別した場合には、ステップ101に戻り、CPU51からのコマンドを待つ。
一方、ステップ102において、当選役コマンドを受信したと判別した場合には、ステップ103に進み、現在の遊技状態がCT遊技中であるか否かの判別を行なう。CT遊技中ではないと判別した場合には、ステップ112に進み処理を終了する。一方、ステップ103で、CT遊技中であると判別した場合には、ステップ104に進み、現在行なわれているゲームの結果次第によっては、即ち、次に得られるゲーム結果次第によっては、現在、成立しているCT遊技が終了する可能性があるか否かの判別が行なわれる。この判別は、CPU71において、計数部74の計数した「現在までの総払出枚数」と、演算部75の演算した「規定枚数」から「1ゲームでの最大払出枚数」を減算した値とを比較(「現在までの総払出枚数」>「規定枚数」−「1ゲームでの最大払出枚数」)することにより行なわれている。
ここで「終了する可能性」については、上記と同様に、設けられている小役の種類数、小役の入賞に対する遊技媒体の払出枚数、小役の当選・入賞確率等によって、即ち、パチスロ機の仕様により異なる。以下に、その具体的態様について説明する。
CT遊技の発生に対して付与される遊技媒体の規定枚数は、例えば、345枚と決められている。従って、CT遊技は、総払出枚数が345枚を超えた時点で終了することになる。CT遊技であるため入賞させることができる小役は、内部抽選結果の如何に拘わらず、遊技者の技量により所望の狙った小役図柄を有効ライン上に停止表示させることができる。即ち、遊技者の技量により所望の小役を入賞させることができるリール制御になっている。これは逆の言い方をすれば、遊技者がある小役図柄を狙って停止ボタンを押下したとしても、その押下タイミングによっては他の小役図柄を引き込んで、狙いとは違う小役図柄を有効ライン上に停止表示させてしまうこともあることを意味している。
各回胴リール32a、32b、32cの図柄の種類およびその配列は、例えば、図5に示されるようになっているが、図柄の配列上、停止ボタン21a、21b、21cの押下する順序、あるいは押下位置(押下タイミング)により、いずれの小役の図柄も有効ライン上に停止表示させることができない、つまりいずれの小役も入賞させることができない場合がある。例えば、各回胴リール32a、32b、32cには、小役図柄としてA小役図柄、B小役図柄が設けられており、A小役の入賞に対して払出される遊技媒体は15枚であり、B小役の入賞に対して払出される遊技媒体は8枚であるとする。
成立しているCT遊技において、現在までのコインの総払出枚数が331枚に達している状態とする(Z状態)。この場合においてゲームが開始され、遊技者の押下タイミングによりA小役を入賞させた場合には、その払出枚数(15枚)が現在の総払出枚数(331枚)に加算され、その総払出枚数は346枚(331+15=346枚)になって、CTの規定枚数(345枚)を超えるためCT遊技は終了することになる。しかし、遊技者の押下タイミングによりB小役を入賞させた場合には、払出枚数(8枚)が加算され、その総払出枚数は339枚(331+8=339枚)であり、CTの規定枚数(345枚)を超えず、CT遊技は終了しない。また、いずれの小役も入賞させることができなかった場合(外れの場合)にも、その総払出枚数は規定枚数(345枚)を超えずCT遊技は終了しない。即ち、Z状態においては、A小役を入賞させることにより(現在行なわれているゲームの結果次第によっては)CT遊技が終了する可能性があるということになる。
図7のステップ104において、CT遊技の終了する可能性がないと判別した場合には、ステップ108に進み、CPU51からのコマンド信号の受信を待つ。一方、ステップ104で、CT遊技の終了する可能性があると判別した場合には、ステップ105に進み、CT遊技の中で複数種類設けられている小役のうち、B小役(払出枚数8枚)を取得した方が得か否か、即ち、現在の総払出枚数において払出枚数が少ない方の小役を先に入賞させた方が総獲得枚数として得か、払出枚数が多い方の小役を先に入賞させた方が得かの判別を行う。具体的には以下のような判別を行なっている。
成立しているCT遊技において、現在までのコインの総払出枚数が331枚に達している状態でゲームが開始されたとする。ここで、遊技者の押下タイミングによりA小役を入賞させた場合には、その払出枚数(15枚)が現在の総払出枚数(331枚)に加算され、その総払出枚数は346枚(331+15=346枚)になって、CTの規定枚数(345枚)を超えるためCT遊技は終了することになる。しかし、遊技者の押下タイミングによりC小役を入賞させた場合には、払出枚数(8枚)が加算され、その総払出枚数は339枚(331+8=339枚)であり、CTの規定枚数(345枚)を超えず、CT遊技は終了しない。従って、このゲームにおいて先にB小役を入賞させた場合には、遊技者は総払出枚数339枚のコインを獲得した状態から、さらにゲームを継続することが可能である。そして、次のゲームでA小役を入賞させることができれば、A小役に対する15枚の払出コインを獲得することができ、それまでの総払出枚数(339枚)にその払出枚数15枚を加算した354枚のコイン総払出枚数を獲得することができることになる。よって、このような状態のゲームにおいては、遊技者にとっては、B小役を、A小役よりも先に入賞させた方が大きい利益を得ることができる。尚、B小役の対象として、1ゲームの実行に必要なコイン数よりも払出枚数の多い小役のみとすれば、遊技者のコインの純増を増やすことができる。
これに対して、現在までのコインの総払出枚数が338枚に達している状態でゲームが開始されたとする。遊技者の押下タイミングによりA小役を入賞させた場合には、その払出枚数(15枚)が現在の総払出枚数(338枚)に加算され、その総払出枚数は353枚(338+15=353枚)になって、CTの規定枚数(345枚)を超えるためCT遊技は終了することになる。また、遊技者の押下タイミングによりB小役を入賞させた場合には、払出枚数(8枚)が加算され、その総払出枚数は346枚(338+8=346枚)になって、同様にCTの規定枚数(345枚)を超え、CT遊技は終了する。従って、この状態のゲームにおいては、いずれの小役(払出枚数の多いA小役および少ないB小役)を先に入賞させてもCT遊技は終了することとなるため、総払出枚数がより多くなるA小役(総払出枚数353枚)を入賞させて終了させた方が遊技者にとっては大きい利益を得ることができる。
ステップ105において、B小役を取得した方が遊技者にとって得であると判別した場合には、ステップ107に進み、B小役を取得すれば得となることが報知される。一方、B小役を取得した方が遊技者にとって得ではない、即ち、A小役を取得した方が得であると判別した場合には、ステップ106に進み、A小役を取得すれば得となることが報知される。この報知は、例えば、画像表示装置5による画像表示、発光装置25のトップ表示器3、サイド表示器7a、7bによる表示、あるいは音出力装置45のスピーカ6a、6bによる音声等によって行なわれる。画像表示装置5による表示例を図8(b)に示す。これは、規定枚数に対する総払出枚数を331/345と表示し、このゲームではスイカ小役(上記のB小役に相当)を入賞させることが遊技者にとって得となるということを文字および図柄で報知している。尚、報知の方法はこの表示形態に限定されず、例えば、画像表示装置5に「スイカ小役」(B小役に相当)→「ベル小役」(A小役に相当)と表示し、以後のゲームにおいて利益を最大にする小役の組み合わせ、および入賞させる小役の順番を報知するようにしてもよい。
続いてステップ108に進み、CPU51からのコマンド信号の受信を待ち、ステップ109において、受信したコマンドがリール停止コマンドであるか否かの判別を行なう。リール停止コマンドではないと判別した場合には、ステップ108に戻り、CPU51からのコマンド信号の受信を待つ。一方、リール停止コマンドであると判別した場合には、ステップ110に進み、計数部74によってカウントしたコインの総払出枚数を認識する。続いて、ステップ111に進み、演算部75によって演算した現在までの総払出枚数とボーナス(CT)の規定枚数との比較値を認識し、ボーナス終了条件が成立しているか(「現在までの総払出枚数」>「規定枚数」)否かを判別する。ボーナスが終了していないと判別した場合には、ステップ101に戻り、CPU51からのコマンド信号の受信を待つ。一方、ステップ111で、ボーナスが終了していると判別した場合には、ステップ112に進み処理を終了する。
本発明に係る回胴式遊技機の、正面図の一形態を示す図である。 図1に示す回胴式遊技機の、前面扉を開いたときの本体枠内部を示す図である。 本発明に係る回胴式遊技機の主制御基板およびサブ制御基板周辺を示すブロック図である 主制御基板のCPUのROMに記憶された、乱数値と当選内容との対応関係を示す抽選データを示す図である。 各回胴リールに設けられている図柄、及びその配置の一形態を示す図である。 本発明に係る回胴式遊技機の、大役遊技終了に関する報知処理の一形態を示すフローチャートである。 本発明に係る回胴式遊技機の、大役遊技終了に関する報知処理の一形態を示すフローチャートである。 (a)、(b)は、画像表示装置による報知内容の一形態を示す図である。
符号の説明
1 パチスロ機(回胴式遊技機)
3 トップ表示器
5 画像表示装置
6a、6b スピーカ
7a、7b サイド表示器
25 発光装置
45 音出力装置
32a 第一回胴リール
32b 第二回胴リール
32c 第三回胴リール
30 主制御基板
37 サブ制御基板
51 CPU(主制御手段)
54 乱数発生手段
71 CPU(副制御手段)
74 計数部(計数手段)
75 演算部(演算手段)

Claims (4)

  1. 遊技媒体の払出枚数が設定された小役と、遊技者に有利な大役遊技に移行するための大役とを備え、前記大役遊技の終了条件が該大役遊技中の総払出枚数が予め定められた規定枚数を超えたことである回胴式遊技機において、
    前記大役遊技の開始から終了まで、前記総払出枚数を計数する計数手段と、
    該計数手段が計数した前記総払出枚数と所定の払出枚数との和からなる予想総払出枚数と、前記規定枚数との比較を行なう演算手段と、
    前記比較にて前記予想総払出枚数の方が大きいと判断された場合に、前記大役遊技が終了する、若しくは終了する可能性がある旨を報知する制御手段が設けられていることを特徴とする回胴式遊技機。
  2. 前記所定の払出枚数は、前記小役に設定された最大の払出枚数であることを特徴とする請求項1記載の回胴式遊技機。
  3. 前記所定の払出枚数は、当選した前記小役に設定された払出枚数であることを特徴とする請求項1記載の回胴式遊技機。
  4. 前記制御手段は、前記大役遊技が終了する若しくは終了する可能性がある旨を報知することに替えて、前記大役遊技中の遊技媒体の純増枚数が可能な範囲で最大となる前記小役の組合わせ及びその入賞順番を報知することを特徴とする請求項2記載の回胴式遊技機。
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