JP2010119626A - スロットマシン - Google Patents

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英之 福田
Motosumi Kobayashi
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Abstract

【課題】回転リールの停止契機における回転に関する演出として、面白みのある演出をすることができるようにしたスロットマシンを提供する。
【解決手段】ストップスイッチ(50)の押下時に、所定の図柄(61)を最終的に停止させるための最終停止位置までのすべりコマ数を取得し、そのすべりコマ数だけ図柄(61)を通過させた後に停止させる停止制御を行うと共に、回転変動演出を行うことに決定した場合には、停止するまでのすべりコマ数の範囲内で、一旦、回転リール(40)の回転を一時的に停止させる仮停止又は減速させた後、再度、回転リール(40)を回転させて図柄(61)を移動させ、取得した最終停止位置までのすべりコマ数の残りを移動させた後に停止させ、回転変動演出を行わないことに決定した場合には、仮停止又は減速を実施せず、取得したすべりコマ数を移動させた後に停止させることを特徴とする。
【選択図】図10

Description

この発明は、回転リールの停止契機における回転に関する演出が可能なスロットマシンに関するものである。
従来、この種のスロットマシンにおいて、回転リールを使用した演出として、ストップスイッチを押下した停止操作を契機に発生する、いわゆるフリーズ演出がある。このフリーズ演出は、遊技者がストップスイッチを押下したときに、ストップスイッチが非有効化することにより、回転リールが停止せずに、遊技者に予想外の驚きと、その非有効化の時間を利用した演出を提供することができるものである。
一方、パチンコ機に使用される液晶等に表示される回転リールには、回転リールの回転が種々変動するものがある(例えば、特許文献1。)。
特開2002−85689号公報
しかし、上記した従来のスロットマシンでは、ストップスイッチを有し、ストップスイッチを操作してからの停止制御の制限等により、回転リールの停止契機における回転に関する演出としては、上述したようなフリーズ演出以外には、特に無く、面白みがないといった問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1) すなわち、請求項1記載の発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、回転リールの停止契機における回転に関する演出として、面白みのある演出をすることができるようにしたスロットマシンを提供しようとするものである。
(請求項2) 請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項2記載の発明は、自己の達成感を満足させることができるとともに、期待感を高めることができるようにしたスロットマシンを提供しようとするものである。
(請求項3) 請求項3記載の発明は、上記した請求項2記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項3記載の発明は、自己の達成感を満足させることができるとともに、更に期待感や、高揚感を上昇させることができるようにしたスロットマシンを提供しようとするものである。
(請求項1)
(特徴点) 請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。すなわち、複数の図柄(61)を周囲に配置した複数の回転リール(40)と、前記回転リール(40)の回転駆動を開始させるためのスタートスイッチ(30)と、前記回転リール(40)の回転駆動を停止させるためのストップスイッチ(50)と、前記図柄(61)の組み合わせにより構成される役を抽選により決定するための当選抽選手段(110)と、前記当選抽選手段(110)の抽選結果に対応した停止制御を前記回転リール(40)に対して行うための遊技制御手段(27)とを備え、所定枚数の遊技メダルの投入を条件として遊技が開始可能となり、前記当選抽選手段(110)の抽選結果、所定の前記役に当選することにより当選フラグが成立し、且つ前記回転リール(40)の前記役に応じて定められる所定図柄(61)が所定の入賞有効ライン上に停止することにより入賞となり所定枚数の遊技メダルの払い出しが実施可能となり、或いは前記所定図柄(61)の表示態様にならないことにより外れとなって1回の遊技が終了するように設定されたスロットマシンにおいて、前記停止制御として、前記当選抽選手段(110)の抽選で当選した時に、前記ストップスイッチ(50)の操作タイミング時の前記回転リール(40)の所定の基準位置から回転上流側の所定の範囲内における当選フラグ成立中の図柄(61)を入賞可能となるように停止させ、当選していない図柄(61)が入賞しないように停止させると共に、前記当選抽選手段(110)の抽選で外れた時に、いずれの図柄(61)も入賞しないように停止させるように設定し、前記ストップスイッチ(50)押下後の前記回転リール(40)の回転速度を変動させる回転変動演出の有無を所定の契機で決定する回転変動演出決定手段(120)を備え、前記ストップスイッチ(50)の押下時に、所定の図柄(61)を最終的に停止させるための最終停止位置までのすべりコマ数を取得し、そのすべりコマ数だけ図柄(61)を通過させた後に停止させる停止制御を行うと共に、前記回転変動演出を行うことに決定した場合には、停止するまでの前記すべりコマ数の範囲内で、一旦、前記回転リール(40)の回転を一時的に停止させる仮停止又は減速させた後、再度、前記回転リール(40)を回転させて図柄(61)を移動させ、取得した前記最終停止位置までの前記すべりコマ数の残りを移動させた後に停止させ、前記回転変動演出を行わないことに決定した場合には、前記仮停止又は減速を実施せず、取得した前記すべりコマ数を移動させた後に停止させることを特徴とする。
なお、ここで、「回転リール(40)」とあるのは、周囲に複数の図柄を表示したものが、実際に回転するようなものに限定されるものではなく、液晶画面に表示されるようなものも含まれるものである。具体的には、例えば、パチンコ機等の遊技盤面の中央に設けた液晶装置を使用することにより、周囲に複数の図柄を表示した回転リールが回転するような画像を当該液晶装置によって遊技者に向かって表示するものも含まれる。
また、ここで、「役」とは、原則として図柄の組み合わせにより構成されるもので、通常、回転リールに表示される図柄を、3つ揃えた形が基本形となるものである。但し、チェリーのように、3つ揃わなくとも、特定の回転リールの入賞有効ライン上に止まるだけで、入賞となる役もある。なお、役の構成は、スロットマシンの前面側の何処かに表示されている。そして、「役」は、予め定めた入賞態様の組み合わせを意味するものであって、具体的には、例えば、左、中、右の回転リール(40)の停止図柄が、それぞれ7、7、7となることにより、入賞可能となるような入賞態様の組み合わせを含むものである。
また、ここで、「遊技メダル」とあるが、かかる円板状のメダルに限定されるものではなく、通常のコインでもよく、また、球状のボール球でもよく、また、スティック状のものでもよいものである。更に、遊技者に何らかの価値を付与するものであれば、特に特定の形状等のものに限定されるものではない。
本発明の「前記停止制御として、前記当選抽選手段の抽選で〜、いずれの図柄も入賞しないように停止させるように設定され」とは、「前記遊技制御手段の停止制御として、ストップスイッチを操作した状態から所定の図柄数だけ回転リールの回転上流側に位置する引き込み可能図柄範囲に、当選フラグ成立中の入賞図柄が含まれているような場合に、入賞図柄を所定の入賞有効ライン上にまで引き込んで停止させると共に、前記引き込み可能図柄範囲に当選フラグ成立中の入賞図柄が含まれていないような場合又は抽選で外れている場合に、いずれの図柄も入賞しないように停止させるように設定され」ているようなものを含む。
また、本発明は、「ストップスイッチ押下後の回転リールの回転速度を変動させる回転変動演出の有無を所定の契機で決定する回転変動演出決定手段と、ストップスイッチの押下時に、所定の図柄を最終的に停止させるための最終停止位置までのすべりコマ数を前記引き込み可能図柄範囲内で取得するすべりコマ数取得手段と、停止するまでのすべりコマ数の範囲内で、前記回転変動演出としての仮停止を実施する位置を決定する仮停止位置決定手段とを備え、前記回転変動演出を行うことに決定した場合には、前記仮停止位置決定手段により決定された位置で、一旦、回転リールの回転を一時的に停止又は減速させる仮停止を実施させた後、再度、回転リールを回転させて図柄を移動させ、前記すべりコマ数取得手段により取得した最終停止位置までの前記すべりコマ数の残りを移動させた後に停止させる」ようなものを含む。
また、回転変動演出は、回転リール(40)の回転を一時的に(仮に)停止させる仮停止や、回転リール(40)の回転を停止しないが回転速度を減速させるようなことも含むものである。
(作用) 本発明は、回転変動演出を行うことに決定した場合、遊技者のストップスイッチ(50)の操作後、回転リール(40)が一旦、仮停止又は減速し、その後、再度、回転リール(40)が回転して停止する。これにより、回転リール(40)の停止契機における回転に関する演出として、面白みのある演出をすることができる。
(請求項2)
(特徴点) 請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記回転変動演出決定手段(120)は、前記回転リール(40)の停止時に、所定の前記入賞有効ライン上に停止させた前記回転リール(40)の図柄(61)が予め定めた図柄(61)又は図柄(61)の組み合わせとなっていることを条件として、前記回転変動演出の抽選を行うか否かを決定し、前記回転変動演出の抽選に当選していない、あるいは前記回転変動演出の抽選に当選したものの、次に停止させる前記回転リール(40)の停止信号を出力したときに、その停止信号の出力タイミングで停止した前記回転リール(40)によってあらかじめ定めた図柄(61)を所定の前記入賞有効ライン上の停止位置に停止させることができない場合には、前記回転変動演出を行うことなく、取得した前記最終停止位置までの前記すべりコマ数を移動させた後に停止させるように形成されていることを特徴とする。
ここで、「予め定めた図柄(61)又は図柄(61)の組み合わせ」とは、当選フラグ成立の有無に関係なく、所定の役(例えば、BBゲームへ移行可能な役(7、7、7))の入賞図柄の一部や、入賞図柄の組み合わせ(例えば、(7、7、回転中)や、(7、回転中、回転中)である。なお、ここで、回転中とは、いずれの図柄でもよい意味であって、(7、7、回転中)とは、入賞有効ライン(中段ライン(C))の左側回転リール(43)の中断に図柄7が停止し、中央回転リール(44)の中断に図柄7が停止し、右側回転リール(45)が回転中である)のようなものを含む。
また、ここで、「予め定めた図柄(61)又は図柄(61)の組み合わせ」とは、当選フラグが成立している所定の役(例えば、BBゲームへ移行可能な役(7、7、7))の入賞図柄の一部や、入賞図柄の組み合わせ(例えば、(7、7、回転中)や、(7、回転中、回転中)である。
また、「予め定めた図柄(61)又は図柄(61)の組み合わせ」とは、所定の役に当選していることを遊技者に報知するための所定の図柄や、図柄の組み合わせ、いわゆるリーチ目のようなものを含む。
(作用) 本発明は、入賞有効ライン上に停止させた図柄が予め定めた図柄となっている場合に、回転変動演出決定手段(120)が、回転変動演出の抽選を行っている。このため、回転変動演出の抽選の有無を、自己の停止操作の技量、いわゆる目押しの技量によって左右することができる。これにより、回転変動演出を発生できた場合、自己の達成感を満足させることが可能となる。
また、「予め定めた図柄又は図柄の組み合わせ」を、種々設定することにより、回転変動演出が発生した場合、その図柄又は図柄の組み合わせによって享受できる効果を、意識することが可能となり、期待感を高めることができる。
例えば、「予め定めた図柄の組み合わせ」を、「予め定めた所定の役の入賞図柄の組み合わせの一部」に設定することにより、回転変動演出が発生した場合は、その予め定めた所定の役の入賞図柄が入賞有効ライン上に揃うかもしれないという期待感を向上させることが可能となる。
また、例えば、「予め定めた図柄の組み合わせ」を、いわゆるテンパイ状態の図柄態様に設定することにより、そのテンパイ状態を特別なものとして意識させることができ、そのテンパイ状態の残りの一つの未停止の図柄を入賞有効ライン上に揃うことができるかもしれないという期待感を、回動変動演出が発生しない場合よりも向上させることが可能となる。
また、例えば、「予め定めた図柄の組み合わせ」を、「当選フラグが成立している状態の入賞図柄の組み合わせの一部」に設定することにより、回転変動演出が発生した場合は、その回転変動演出が発生した図柄において、当選フラグが成立していることを、遊技者に向かって報知することが可能となる。
(請求項3)
(特徴点) 請求項3記載の発明は、上記した請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記回転変動演出の抽選に当選したときであって、次に停止させる前記回転リール(40)の停止信号を出力したときに、その停止信号の出力タイミングで停止した前記回転リール(40)によってあらかじめ定めた図柄(61)を所定の前記入賞有効ライン上の前記最終停止位置に停止させることができる場合には、その図柄(61)を出現させる前記最終停止位置までの前記すべりコマ数を取得し、停止するまでの前記すべりコマ数の範囲内で、前記回転リール(40)を一旦、前記仮停止又は減速させた後、前記回転リール(40)を回転させて図柄(61)を移動させ、取得した前記最終停止位置までの前記すべりコマ数の残りを移動させた後に停止させるように形成されていることを特徴とする。
(作用) 本発明は、回転変動演出の抽選に当選し、次に停止させる回転リール(40)の停止信号を出力したときに、その出力タイミングによって、予め定めた図柄を所定の入賞有効ライン上の停止位置に停止させることができる場合、仮停止等の回転変動演出を発生することができる。このため、停止操作で図柄が停止又は減速し、直ぐに回転して、その図柄停止が仮停止等の回転変動演出であることに、気付いた瞬間、予め定めた図柄を引き込むことができることを理解することが可能となり、一挙に、期待感、高揚感を上昇させることが可能となる。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1) 請求項1記載の発明によれば、次のような効果を奏する。すなわち、請求項1記載の発明によれば、回転リールの停止契機における回転に関する演出として、面白みのある演出をすることができるようにしたスロットマシンを提供することができる。
(請求項2) 請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。すなわち、請求項2記載の発明によれば、自己の達成感を満足させることができるとともに、期待感を高めることができるようにしたスロットマシンを提供することができる。
(請求項3) 請求項3記載の発明によれば、上記した請求項2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。すなわち、請求項3記載の発明によれば、自己の達成感を満足させることができるとともに、更に期待感や、高揚感を上昇させることができるようにしたスロットマシンを提供することができる。
(第1の実施の形態)
(図面の説明) 図1から図10までは、本発明の第1の実施の形態を示すものである。図1はスロットマシンの入力、制御及び出力のブロック図、図2は遊技制御手段のブロック図、図3は当選抽選手段のブロック図、図4はスロットマシンの外観正面図、図5はリールテープの図柄配置の一部展開図、図6は役を構成する図柄の概略図、図7は回転リール及び入賞有効ラインの外観正面図、図8から図10まではスロットマシンの遊技の動作の概略のフローをそれぞれ示すものである。
(スロットマシン10) スロットマシン10は、正面に向かって開口する正面開口部を有する四角箱状の筐体11を有する。この筐体11の正面開口部の向かって左縁側には、筐体11の正面開口部を開閉自在に塞ぐ前扉14がヒンジにより軸支されている。前記前扉14の中央部から上部には、遊技者側に向かって臨む略四角窓状の表示窓12が形成されている。そして、この表示窓12の略中央には、三個の回転リール40の図柄61、いわゆる停止図柄61を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。そして、前扉14の下部には、入賞した場合に、賞品としての遊技媒体である遊技メダルが払い出される払い出し口32が形成されている。そして、この払い出し口32の下方には、払い出し口32から払い出された遊技メダルを貯留するため、上方に向かって開口する皿状の払い出し皿33が形成されている。
前記回転リール40は、図4の向かって左端側に位置する左側回転リール43と、図4の向かって右端側に位置する右側回転リール45と、この左側回転リール43及び右側回転リール45の間に位置する中央回転リール44とからなるものである。そして、スロットマシン10の前面側には、図7に示すように、横方向に上から下に向かって順に上段ラインB、中段ラインC、下段ラインDの三本が形成され、左右の対角線上の斜め方向に右上がり斜めラインA、右下がり斜めラインEの二本が形成され、合計5本の入賞ラインが形成されている。
スロットマシン10の内部には、図示していないが、スロットマシン10の全体の動作を制御するための制御装置20(図1参照)が内蔵されている。
なお、ここで、「前面」や「前方向」や「手前方向」とは、遊技者が、スロットマシン10の正面側の前にスロットマシン10の方に顔を向けて座って、或いは、立っているような場合のかかる遊技者から見た場合の奥から手前への方向を意味する。したがって、前方向や手前方向とは、スロットマシン10の奥から正面へ向かう方向を意味する。
また、「背面」や「後方向」や「奥方向」とは、遊技者が、スロットマシン10の正面側にスロットマシン10の方を向いて位置しているような場合のかかる遊技者から見たときの手前から奥への方向を意味する。したがって、後方向とは、スロットマシン10の正面から奥(後ろ)へ向かう方向を意味する。また、本明細書における「左方向」や「右方向」等の左右方向も、かかるスロットマシン10の前面の方を向いて位置している者から見た場合の右方向や、左方向を意味する。
(制御装置20) 前記制御装置20は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、次の(1)遊技制御装置21及び(2)演出制御装置22の装置を有するものである。
図1に示すように、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を制御するための遊技制御装置21と、ランプやスピーカー等の報知手段66を制御するための演出制御装置22とが内蔵されている。また、CPUは、遊技制御装置21及び演出制御装置22に、それぞれ一個ずつ配置されているが、特にこれに限定されるものではなく、一個のCPUで制御しても良く、或いは、二個以上のCPUで制御するようにしても良いものである。また、CPU、ROM、RAM及びI/O等は一体化されてワンチップを構成しても良いものである。
(遊技制御装置21) 前記遊技制御装置21は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の遊技者による操作により、回転リール40の回転及び停止を制御するためのものである。この遊技制御装置21は、次の手段として機能する。
(1)遊技制御手段27(通常遊技制御手段70、特別遊技制御手段80)
(2)当選抽選手段110
(3)回転変動演出決定手段120
(4)停止テーブル取得手段150
(5)すべりコマ数取得手段130
(6)仮停止位置決定手段140
なお、本遊技機により行う遊技は、メダル投入を条件として、一般的(通常)に行われる通常遊技と、同一の遊技回数を基準として遊技期間で比較した場合に、この通常遊技よりも遊技者に大きな利益を付与可能な特別遊技とを備えている。この特別遊技は、通常遊技中に予め定めた所定の役に入賞することにより移行するとともに通常遊技よりも単位時間あたりの獲得可能な遊技媒体数が多くなることが可能に形成されている。
そして、前記通常遊技制御手段70は、通常遊技を行わせるために通常遊技に関する制御を行うものであり、前記特別遊技制御手段80は、特別遊技を行わせるために特別遊技に関する制御を行うものである。
また、遊技制御装置21としては、上記した手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいても良い。
(演出制御装置22) 前記演出制御装置22は、主として演出データに関するものであって、報知ランプ69やスピーカー67等の報知手段66を制御するためのものである。そして、遊技制御装置21の内部データの信頼性を担保するため、遊技制御装置21と演出制御装置22との間での信号のやりとりは、一方通行となるように設定されている。すなわち、遊技制御装置21から、演出制御装置22に向かって出力信号のみが送出され、この演出制御装置22から遊技制御装置21に向かっていかなる信号も送出されないように設定されている。これにより、当選率等の抽選に関するデータを有する遊技制御装置21のデータ保護を容易なものにすることができる。
そして、この演出制御装置22は、次の手段として機能する。
(1)演出データ記憶手段25
(2)演出制御手段26
また、演出制御装置22としては、上記した手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいても良い。
前記制御装置20の入力側には、主として制御装置20に信号を送る入力手段が配置され、前記制御装置20の出力側には、主として制御装置20からの信号が送り込まれる出力手段が配置されている。
(入力手段) 前記制御装置20の入力側には、図1に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)投入スイッチ15
(2)ベットスイッチ16
(3)精算スイッチ17
(4)スタートスイッチ30(変動表示開始手段31)
(5)ストップスイッチ50(変動表示停止手段51)
なお、入力手段としては、上記した(1)から(5)のパーツに限定されるものではない。
(出力手段) 前記制御装置20の出力側には、図1に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)貯留払い出し手段65
(2)リールユニット60(回転リール40、モータードライバ62及び駆動モーター63)
(3)報知手段66(スピーカー67、報知ランプ69及び表示装置68)
なお、出力手段としては、上記した(1)から(3)までのパーツに限定されるものではない。
(投入スイッチ15) 前記投入スイッチ15は、図4に示すように、回転リール40の斜め下方に位置するスイッチであって、遊技メダルのメダル投入口18から投入された遊技メダルを検知するためのものである。
(ベットスイッチ16) 前記ベットスイッチ16は、図4に示すように、回転リール40の下方に位置するスイッチであって、遊技者により予め投入されて遊技機内部に貯留した貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるためのものである。
(精算スイッチ17) 前記精算スイッチ17は、図4に示すように、回転リール40の斜め下方に位置するスイッチであって、貯留した投入メダルを払い出すためのものである。
(スタートスイッチ30) 前記スタートスイッチ30は、前記図柄表示手段41としての回転リール40の回転停止表示を回転変動表示へ移行させるために遊技者により変動開始操作が可能な変動表示開始手段31である。このスタートスイッチ30は、図4に示すように、回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、または、「再遊技(リプレイ、Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、リールユニット60の駆動を開始させるためのものである。
なお、ここで、「再遊技(リプレイ、Replay)」とは、当選抽選手段110の抽選により、「再遊技(リプレイ、Replay)」のフラグが成立し、「再遊技(リプレイ、Replay)」の図柄が入賞有効ライン上に揃うことにより、次の遊技において、遊技メダルを新たに投入することなく、再度、遊技を行うことができるものである。
(ストップスイッチ50) 前記ストップスイッチ50は、前記図柄表示手段41の回転変動表示を回転停止表示へ移行させるために遊技者により複数個の前記図柄表示手段41を別個独立に停止操作が可能な変動表示停止手段51であって、リールユニット60の駆動モーターの回転を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ50は、図4に示すように、各回転リール40に対応した三個のスイッチから構成され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置されているものである。遊技者が回転リール40に対応したストップスイッチ50を指で押す又は触れる等の停止操作により、当該対応した回転リール40が回転を停止するように設定されているものである。
(貯留払い出し手段65) 前記貯留払い出し手段65は、いわゆるホッパーユニットであって、図示しないが、投入された遊技メダルを貯留することができるとともに、入賞した場合に、遊技者に向かって所定数の遊技媒体としての遊技メダルを払い出すためのものである。
(リールユニット60(回転リール40、モータードライバ62、駆動モーター63)) 前記リールユニット60は、複数の配列された図柄を回転変動表示又は回転停止表示するための複数個の図柄表示手段41を備えているものである。この図柄表示手段41は、21個の図柄を周囲に均等に配列した筒状の回転リール40を有している。すなわち、リールユニット60には、3個の駆動モーター63が、基体としての枠体に固定或いは支持されている。そして、各々の駆動モーター63の回転駆動軸には、三個の回転リール40の回転中心軸が固定されている。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えている。このリールテープ42の外周面には、図5に示すように、複数個(21個)の図柄61が表示されている。そして、回転リール40の一部に、突出している突出片状のいわゆるインデックスが形成してある。そして、駆動モーター63による回転を開始した後、前記インデックスを光センサー等により検知してからの回転角度を認識することで、現在位置を特定し、その後、所定角度で停止させることによって、停止制御が行われるものである。この光センサーは、全体形状が、略コ字状であって、一端に発光素子(LED)が配置され、他端に受光素子(フォトトランジスタ)が配置され、そのコ字状の内部を、突出片状のインデックスが移動することにより、発光素子からの光が遮断され、インデックスの位置を検知可能なものである。
以下、具体的に説明すると、この回転リール40の外周表面の21個の図柄61には、各図柄61の表示位置により異なる図柄番号が付与されている。そして、この回転リール40の回転駆動軸には、回転リール40を回転駆動させるための回転駆動源である駆動モーター63としてのステッピングモーター64が固定されている。このステッピングモーター64は、リールユニット60の基体である枠体に固定されて所定の回転角度だけ回転リール40を回転させるための回転駆動力を発生するものである。このリールユニット60には、このステッピングモーター64を回転駆動させるためのモータードライバ62が形成されている。このモータードライバ62には、遊技制御装置21からの制御信号としてのパルス信号が入力されることにより、ステッピングモーター64を回転駆動させるように形成されている。
更に、具体的には、このステッピングモーター64は、504個のステップで、360度、すなわち1周するように設定されている。そして、モータドライバ121に1パルスの制御信号が入力されることにより、ステッピングモーター64が1ステップ角(具体的には、0.7142・・度)だけ、回転するように設定されている。すなわち、504パルスの制御信号がモータドライバ121に入力されることにより、ステッピングモーター64は、360度、すなわち1回転するものである。回転リール40の周囲には、21個の図柄が配置されているため、24パルスの制御信号がモータドライバ121に入力されると、ステッピングモーター64は24ステップ移動し、結果として24ステップ角だけ回転移動して1図柄分だけ回転移動するように設定されている。
(報知手段66) 前記報知手段66は、遊技者に当選や入賞等を音や光や映像で報知させるためのものである。具体的には、報知手段66は、筐体11に埋め込まれた左右のスピーカー67と、表示窓12の上部中央に配置された液晶表示装置からなる表示装置68と、表示窓12の周囲縁に配置された5個の報知ランプ69とを備えているものである。そして、この報知手段66は、演出制御装置22の制御により、当選時や入賞時にスピーカー67から当選音や入賞音を発生させ、報知ランプ69を点灯又は点滅させることにより、また、表示装置68に図柄模様や文字列を点灯表示させることにより、遊技者に当選や入賞等を報知させるためのものである。
(遊技制御手段27) 前記遊技制御手段27は、遊技を行わせるためのものであって、当選抽選手段110の抽選結果に対応した停止制御を図柄表示手段41に対して行うためのものである。具体的には、遊技制御手段27は、通常遊技の制御を行う通常遊技制御手段70と、特別遊技の制御を行う特別遊技制御手段80とを備えている。
なお、ここで、遊技制御手段27が行わせる遊技は、遊技メダルの投入を条件として遊技が開始可能となり、当選抽選手段の抽選結果、所定の役に当選し、且つ遊技状況が役に応じて予め定められた所定図柄の表示態様になること(役に対応する図柄が入賞有効ライン上に揃うこと)により入賞となり、或いは、かかる所定図柄の表示態様にならないこと(役に対応する図柄が入賞有効ライン上に揃わないこと)により外れとなって1回の遊技が終了するように設定されている。
(通常遊技制御手段70) 前記通常遊技制御手段70は、通常遊技を行わせるためのものである。
すなわち、メダルの投入若しくはベットスイッチ16の押下投入が実施され(再遊技(リプレイ、Replay)を除く)、且つ前遊技から所定時間が経過することを条件として、スタートスイッチ30が押下可能な状態(遊技開始可能な状態)となり、スタートスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動され、三個の回転リール40が回転を開始する。
或いは、「再遊技(リプレイ、Replay)」時にはメダル投入やベットスイッチ16の押下投入が実施されることなく、且つ前遊技から所定時間が経過することを条件として、スタートスイッチ30が押下可能な状態(遊技開始可能な状態)となり、スタートスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動され、三個の回転リール40が回転を開始する。
その後、ストップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回転リール40の回転が停止する。そして、ストップスイッチ50を三個全て操作し終わると、三個の回転リール40の回転が全て停止する。このとき、表示窓12の入賞有効ライン上に、予め設定された図柄61が停止すると、貯留払い出し手段65を介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしても良い。
当選には、入賞した場合、遊技メダルの払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する小役当選(この小役当選が入賞した場合は小役入賞となる)と、入賞した場合、この小役当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別当選(この特別当選が入賞した場合は特別入賞となる)と、入賞した場合、遊技メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる「再遊技(リプレイ、Replay)当選」(この再遊技当選が入賞した場合は再遊技入賞となる)の当選とを備えている。そして、その抽選結果がいずれかの当選となった場合(内部入賞とも言う。)、その当選に対応した当選フラグが成立する。
ここで、「フラグ」とは、当選抽選手段110の抽選結果が所定の役に当選の場合に、当選であることを記憶しておくためのメモリーであり、小役当選の場合には、小役当選の当選フラグを成立させ、抽選結果が特別当選である場合には特別当選の当選フラグを成立させるものである。そして、この特別当選の当選フラグ成立中に、リールユニット60の回転リール40の停止図柄61の組み合わせが、予め定められた所定の入賞図柄(例えば、入賞有効ライン上に「7」が三個揃うもの)と一致したことを条件に入賞し、遊技者に有利な特別遊技を行わせるように形成されている。そして、抽選により特別当選の当選フラグが成立したが、回転リール40の停止図柄61の組み合わせが入賞図柄と一致していない場合、すなわち、特別当選の当選フラグが成立している遊技で入賞できなかった場合、原則として、それ以後の遊技に特別当選の当選フラグ成立の権利が持ち越されるように設定されている。そして、原則として、当該特別当選の当選フラグを持ち越した遊技でも、入賞できなかった場合、更に、それ以後の遊技に特別当選の当選フラグの権利は、入賞できるまで持ち越されるように形成されている。(具体的には、BBゲーム及び後述する独立RBゲームへの移行当選役の当選フラグの権利は、入賞できるまで持ち越し可能に形成されている。)なお、小役当選の当選フラグは、当選フラグが成立した遊技で入賞させられない場合、当選フラグ成立の権利の次の遊技への持ち越しはない。
(停止制御) 遊技制御手段27は、当選抽選手段110の抽選結果に対応した停止制御を回転リール40に対して行うものである。そして、停止制御として、当選抽選手段110の抽選で当選した時に、ストップスイッチ50の操作タイミング時の回転リール40の所定の基準位置からストップスイッチ50の操作に伴って、回転リール40の回転上流側の所定の範囲内における当選フラグ成立中の図柄61を入賞可能となるように回転リール40を停止させ、また、当選していない図柄61が入賞しないように停止させる。更に、遊技制御手段27は、当選抽選手段110の抽選で外れた時に、いずれの図柄61も入賞しないように回転リール40を停止させる。
すなわち、遊技制御手段27は、停止制御として、ストップスイッチ50を操作した時の所定の基準位置から所定の図柄数だけ回転リールの回転上流側に位置する引き込み可能図柄範囲に、当選フラグ成立中の入賞図柄が含まれているような場合に、入賞図柄を所定の入賞有効ライン上にまで引き込んで停止させる。
そして、遊技制御手段27は、停止制御として、引き込み可能図柄範囲に当選フラグ成立中の入賞図柄が含まれていないような場合又は当選抽選手段110の抽選で外れている場合に、いずれの図柄も入賞しないように停止させる。
(蹴飛ばし設定と、引き込み設定) 前記回転リール40の回転及び停止を制御する停止制御として、入賞図柄の組み合わせを遊技者がストップスイッチ50を操作して所定位置に停止させようとしても、回転リール40が回転して、かかる入賞図柄が所定位置に揃わないように設定した蹴飛ばし設定と、ストップスイッチ50を操作した状態から所定の図柄数だけ回転リール40の回転上流側に位置する引き込み可能図柄の中に、当選フラグ成立中の入賞図柄が含まれているような場合に、入賞図柄を所定位置にまで引き込んで停止するように設定した引き込み設定とを備えている。
通常、スロットマシンの停止制御として、条件判断停止制御とテーブル停止制御とがある。
ここで、停止制御において、いずれかの当選フラグが成立中に、対応する入賞図柄を入賞有効ライン上に揃えることができるか否かは、回転リール40の回転速度が一定の場合、ストップスイッチ50のタイミングによるものである。具体的には、条件判断停止制御の場合、ストップスイッチ50を操作した後、190ms以内に回転リール40が停止するように設定されているため、ストップスイッチ50を操作した後、そのまま停止させるか、或いは190ms以内に停止可能な回転リール40の円周上の引き込み可能図柄61、例えば停止位置の図柄の上の図柄から連続する4個の引き込み可能図柄61の中、すなわち停止位置の図柄も含めて全部で5個の図柄中に、対応する入賞図柄が含まれているような場合には、停止するまでの時間を遅らせて、回転リール40は入賞有効ライン上にその入賞図柄を引き込んで停止する。一方、停止位置の図柄及びかかる4個の引き込み可能図柄61の中、すなわち全部で5個の図柄中に、対応する入賞図柄が含まれていないような場合には、入賞有効ライン上にその入賞図柄を引き込んで停止することができない。また、いずれの当選フラグも成立していない場合には、入賞図柄の入賞確定は不可能となるように設定されている。すなわち、いずれの当選フラグも成立していない場合には、蹴飛ばし設定により、入賞図柄が、所定の入賞有効ライン上に揃わないような位置に停止する、いわゆる蹴飛ばされる。
上述したような条件判断停止制御の停止条件を予め停止位置のデータに書き換えて、当選状態毎の停止テーブルとして、記憶しておき、その停止テーブルを使用して、停止制御を行うものが、テーブル停止制御である。したがって、結局、テーブル停止制御においても、上述したような190msの時間条件や、引き込み可能範囲の図柄等は、条件判断停止制御と同様のものになるものである。
このテーブル停止制御は、いずれかの当選フラグが成立中に、対応する入賞図柄を入賞有効ライン上に揃えることができるか否かは、選択した停止テーブル上に予め記載されている21個の図柄に対応する各停止操作位置(No0〜No20)でのすべりコマ数により決定されるものである。例えば、左側回転リール43、中央回転リール44及び右側回転リール45の入賞有効ライン上の図柄が順にセブン、セブン、セブンと停止することにより、BBゲームに入賞するように設定されている。そして、かかるBBゲームの当選フラグが成立している場合に、中央回転リール44での基準位置での停止操作位置がNo6であるとき、選択された停止テーブルのNo6の位置から3コマ後(3コマ回転上流の位置)にセブンが位置して、そのNo6の位置のすべりコマ数には3が予め設定されているとする。かかる場合、その基準位置には、No6の図柄から3コマだけ回転移動してセブンの入賞図柄が停止することとなるものである。このように、停止テーブルには、各停止操作位置でのすべりコマ数が予め設定されている。そして、BBゲームの当選の場合の停止テーブルのように、各役が当選しているときの停止テーブルや、ハズレの場合の停止テーブルが予め用意されてあり、当選抽選手段110の抽選結果によって、所定の停止テーブルが選択されるものである。
なお、ここで、「基準位置」とは、図柄表示窓13内部に停止する図柄の停止位置の範囲のうち、予め定めた所定の位置を意味する。この基準位置は、図柄表示窓13内部の位置であれば、いずれの位置に設定しても良いものであり、回転リール40の図柄の停止位置を定めるための基準となる位置である。具体的には、この基準位置は、図柄表示窓13の上段に停止する図柄位置の中央の位置に設定されているが、もちろん、他の基準位置に設定しても良い。
また、ここで、「役」とは、図6に示すように、各回転リール40で予め定めた入賞図柄の組み合わせを意味するものであって、入賞となる入賞態様の総称を意味するものである。具体的には、役とは、例えば、左、中、右の回転リール40の所定の入賞有効ライン上の停止図柄が、それぞれセブン、セブン、セブンとなることにより、入賞となるような入賞図柄の組み合わせ(入賞態様)を意味するものである。
本実施の形態では、後述する仮停止を実施しない場合には、上述したテーブル停止制御を実施しており、仮停止を実施する場合には、原則的にテーブル停止制御を使用しているが、一部、条件判断停止制御を組み合わせたものとなっている。
通常遊技制御手段において、後述する回転変動演出決定手段120により回転変動演出を行うことに決定した場合には、後述する仮停止位置決定手段140により決定された位置で、一旦、回転リール40の回転を仮停止させた後、再度、回転リール40を回転させて図柄を移動させ、後述するすべりコマ数取得手段130により取得した停止するまでのすべりコマ数の残りを移動させた後に停止させるように形成されている。
なお、上述した停止制御に関しては、特定導入遊技制御手段91及び特定遊技制御手段101からなる特別遊技制御手段80においても、同様の制御が実施される。更に、上述した仮停止に関しては、通常遊技制御手段70においてのみ、実施するようにして、特別遊技制御手段80では、実施しないように形成しても良い。また、逆に、特定導入遊技制御手段91の特別遊技制御手段80においてのみ、仮停止の停止制御を実施して、通常遊技制御手段70では、実施しないように形成することもできる。
(特別遊技制御手段80) 前記特別遊技制御手段80は、抽選手段の抽選結果に基づいて、通常遊技よりも遊技者に大きな利益を付与することができて、遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものである。前記特別遊技としては、大別すると、次のゲームがある。なお、当選していない役が入賞しないように不当入賞を回避するための蹴飛ばし設定や、ストップスイッチ50の操作タイミングにおける所定の位置の図柄の上から4図柄(当該図柄を含めると5図柄)の所定範囲の引き込み範囲から、引き込み可能な引き込み設定を有しているのは、通常遊技制御手段70で説明したものと同様である。
(1)特定導入遊技(BBゲーム)
(2)特定遊技(RBゲーム)
(3)特定当選遊技(JACゲーム)
上述した特別遊技のうち、特定導入遊技(BBゲーム)と、特定遊技(RBゲーム)とは、通常遊技及び特殊遊技中に単独に実施可能に設定されている。具体的には、前記特定遊技(RBゲーム)は、通常遊技及び特殊遊技から移行して単独で実施される独立RBゲームと、この独立RBゲームと遊技内容は同一であるが特定導入遊技(BBゲーム)中に移行可能な従属RBゲームとを実施可能に形成されている。
前記特定当選遊技(JACゲーム)は、本形態において通常遊技から移行することはできず(単独では実施されず)、RBゲーム(独立RBゲーム及び従属RBゲーム)の内部で実施されるものである。すなわち、前記特定当選遊技、いわゆるJACゲームは、RBゲーム中に行われるものである。
また、特定遊技(RBゲーム)のうち、従属RBゲームは、特定導入遊技、いわゆるBBゲーム中に、所定の条件の範囲内(具体的には、所定の獲得遊技メダル枚数の範囲内)で入賞した場合には何回でも行われるように設定されている。そして、独立RBゲームは、BBゲーム中で無い場合、通常遊技や特殊遊技から移行して単独で実施される。
そして、特別遊技制御手段80は、図1に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)特定導入遊技制御手段91(BBゲーム制御手段90)
(2)特定遊技制御手段101(RBゲーム制御手段100)
(特定導入遊技制御手段91)
前記特定導入遊技制御手段91は、BBゲームを制御するためのBBゲーム制御手段90である。具体的には、BBゲームに移行すると、通常遊技と同様のBB中小役遊技が、最大3枚のメダルの投入によって開始され、3つの回転リール40の回転を各々停止させた際に、入賞有効ライン上に入賞図柄が揃っているか否かによって、メダルの払い出しが行われるものである。
したがって、BBゲーム中のBB中小役遊技では、通常遊技と同様に小役を含めた抽選が毎回行われるものである。ただ、このBBゲーム中にRBゲームに移行するための入賞図柄が入賞有効ライン上に揃った場合には、その後RBゲームに移行するものである。
なお、BBゲーム中はRBゲームへの移行が、所定獲得枚数までは何回でも行われることになっているために、1回目のRBゲームが終了した後は、また前述したような通常遊技と同様なBB中小役遊技の抽選及び制御が行われるものである。
そして、BBゲームでは、BBゲーム中の獲得遊技メダル枚数が、予め定めた特定枚数を超えるまでは、BBゲーム中のRBゲームを何回でも行うことができるように設定されている。そして、BBゲーム中の獲得遊技メダル枚数が特定枚数を超えたときに、当該BBゲームは終了するものである。もちろん、終了条件はこれに限定されるものではなく、例えば、BBゲーム中のRBゲームが所定の最大回数、例えば3回か、或いはBBゲーム中のBB中小役遊技が所定の最大回数、例えば最大30回の終了により、BBゲームは終了するように設定しても良い。また、かかる場合のBBゲーム中のRBゲームや、BB中小役遊技の最大回数は、上述したものに限定されるものではなく、スロットマシン10の種類の違いにより、他の回数(例えば、RBゲームの最大回数が2回)に設定されているものでも良い。
(特定遊技制御手段101) 前記特定遊技制御手段101は、RBゲームを制御するためのものである。具体的には、RBゲームに移行すると、メダルが1枚投入となり、回転リール40の所定の図柄61が表示窓12のセンターライン上に揃った場合に入賞となる特定当選遊技(いわゆるJACゲーム)が行われるものである。そして、RBゲームでは、当選するか否かの特定当選遊技(いわゆるJACゲーム)が最大12回行えるものであり、そのうち、最大8回の入賞が可能である。すなわち、最大8回の入賞となるか、或いは最大12回の特定当選遊技(いわゆるJACゲーム)の終了により、RBゲームは終了するものである。もちろん、終了条件は、これに限定されるものではなく、予め定めた特定の獲得遊技メダル枚数に到達することにより終了するように設定しても良い。
(当選抽選手段110) 前記当選抽選手段110は、予め定めた当選率に基づいて当選か否かの当選判定の抽選を行うものである。そして、当選抽選手段110による抽選結果が当選である場合(内部入賞とも言う。)に当選フラグが成立し、この当選フラグ成立中に、回転リール40の停止図柄の組み合わせが予め定められた入賞図柄と一致したことを条件に入賞し、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
前記当選抽選手段110は、図3に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)当選乱数発生手段111
(2)当選乱数抽出手段112
(3)当選判定テーブル記憶手段113
(4)当選判定手段114
なお、当選抽選手段110としては、上記した(1)から(4)までに限定されるものではない。
(当選乱数発生手段111) 前記当選乱数発生手段111は、抽選用の乱数を所定の領域内(十進数で0〜65535)で発生させるものである。この当選乱数発生手段111は、一定範囲の数字を高速で1ずつ加算するカウンタを用いて構成するものであって、0から65535までの範囲の数字を、1秒間に数百万回程度順次繰り返すようにしたカウンタである。そして、「当選乱数抽出手段」としては、スタートスイッチ30を押したタイミングでカウンタの数字を読みとるものである。これは、「当選乱数発生手段」では乱数を発生しているわけではないものの、「当選乱数抽出手段」によって抽出される数字は、あたかも乱数のような分布となるものである。
なお、ここで、「当選乱数発生手段」には、ソフト乱数としての平均採中法(n桁の数字を2乗して中央のn桁の数を取り出すことの繰り返しによる乱数発生方法)等で乱数を発生させることができるものでも良い。このように結果として乱数のような分布を示す数字が得られる手段を、ここでは、「当選乱数発生手段」或いは「当選乱数抽出手段」に含めて考えるものである。
(当選乱数抽出手段112) 前記当選乱数抽出手段112は、当選乱数発生手段111が発生する乱数を、所定の条件(具体的には、スタートスイッチ30の操作)で抽出するものである。なお、この抽出した乱数を抽出乱数データとする。
(当選判定テーブル記憶手段113) 前記当選判定テーブル記憶手段113は、当選乱数発生手段111がとる乱数の全領域中、各当選項目の当選領域を有するものである。この当選判定テーブル記憶手段113は、異なる抽選確率を記憶した複数のものが形成されている。具体的には、当選判定テーブル記憶手段113は、第1設定当選判定テーブルと、第2設定当選判定テーブルと、第3設定当選判定テーブルと、第4設定当選判定テーブルと、第5設定当選判定テーブルと、第6設定当選判定テーブルとを備えているものである。この第1〜6設定当選判定テーブルは、それぞれ異なる抽選確率が記録されてあり、いわゆるスロットマシンの1から6までの「設定値」に応じて使用されるものであって、第1設定当選判定テーブルから第6設定当選判定テーブルまで、順に、抽選確率が高くなるように設定されている。
なお、ここで、「設定値」は、この設定値を変更することにより、抽選確率を1から6までの6段階に変化させることができるものである。この設定値は、遊技ホールのホール管理者が、かかる6段階の設定値のうちから、営業形態等を考慮して、スロットマシン10を1台ずつ、適当な設定値に決定可能なものである。この設定値を設定するための設定スイッチは、スロットマシン10の前扉14を開放したスロットマシン10内部に設けられてある。ホール管理者は、スロットマシン10の前扉14を鍵で開けて、設定値を設定可能な設定スイッチを操作することにより、それぞれのスロットマシン10の設定値を1から6のいずれかの数値に設定することができる。遊技ホールにおいて、新台入れ替え等のイベントを催すような場合には、抽選確率が高い設定値6のスロットマシン10を多数、用意しておくことにより、イベントを盛り上げることができるものである。
(当選判定手段114) 前記当選判定手段114は、当選乱数抽出手段112が抽出した抽出乱数データと、当選判定テーブル記憶手段113の当選率データを基に当選乱数発生手段111がとる乱数の全領域中の各当選項目の当選領域からなる当選判定領域データとを照合し、当該抽出乱数データが属する当選領域に対応する当選を決定するものである。
そして、停止テーブル取得手段150により、決定された当選やハズレの種類によって、その内容に対応する停止テーブルが採取されるものである。
(回転変動演出決定手段120) 前記回転変動演出決定手段120は、ストップスイッチ50押下後の回転リール40の回転速度を変動させる回転変動演出の有無を所定の契機で決定するためのものである。
この回転変動演出決定手段120は、回転変動演出を行うか否かを、所定の契機で抽選により決定しているものである。ここで、所定の契機とは、スタートスイッチ30の押下タイミングを契機として、抽選を行っているものである。抽選方法は、上述した当選抽選手段110と同様な乱数発生手段、乱数抽出手段、判定テーブル記憶手段及び判定手段によって、行うものである。
なお、ここで、抽選のタイミングである所定の契機は、上述したようにスタートスイッチ30の押下操作タイミングに設定されているが、特にこれに限定されるものではなく、ベットスイッチ16や、ストップスイッチ50の操作タイミング等の他の所定の契機としても良いものである。
また、本実施の形態では、抽選により回転変動演出の有無を決定しているが、当選抽選手段110の抽選結果、当選フラグが成立している場合にのみ、或いは、予め定めた所定の役の当選フラグが成立している場合にのみ、回転変動演出の有無の抽選を実行するように形成しても良いものである。これにより、回転変動演出の発生により、所定の役等の当選フラグ成立を報知させることが可能となる。
また、回転変動演出決定手段120は、回転変動演出を行うか否かを、抽選により決定しているが、抽選に限定されずに、予め定めた所定の順番のデータに基づいて、回転変動演出の実行の有無を決定しても良いものである。具体的には、例えば、回転変動演出の実行の有無を、実行する、実行しない、実行するというように交互に定めるようにしても良いし、3回に1回だけや、4回に1回だけや、或いは、M回にN回だけ(ここで、M及びNは、M>N又はM=Nの自然数)、所定の順番で実行するようにしても良い。
(停止テーブル取得手段150) 前記停止テーブル取得手段150は、当選抽選手段110の抽選の結果、決定された当選やはずれの種類によって、その内容に対応する予め記憶されている停止テーブルを取得するためのものである。したがって、BBゲームに当選した場合には、停止テーブル取得手段150によって、BBゲーム当選に対応する予め記憶されている停止テーブルが採取されるものである。また、抽選の結果が、ハズレの場合には、停止テーブル取得手段150によって、予め形成されているはずれの複数の停止テーブルのうちから、所定のはずれの停止テーブルが取得されるものである。この停止テーブルは、1つの停止テーブルにストップスイッチ50の押下タイミングによって定まる21区画の各停止操作位置に、0、1、2、3及び4の5種類のすべりコマ数の数値データが格納されている。
なお、当選の種類毎に、予め形成されている複数の停止テーブルのデータは、この停止テーブル取得手段150の内部に予め記憶されている。
(すべりコマ数取得手段130) 前記すべりコマ数取得手段130は、ストップスイッチ50の押下時に、所定の図柄61を停止させるための停止位置までのすべりコマ数を引き込み可能図柄61の範囲内で取得するためのものである。具体的には、停止テーブル取得手段150によって採取された停止テーブルに停止操作位置(0〜20)毎に記載されているすべりコマ数を取得するものである。上述したように停止テーブルの各停止操作位置には、0、1、2、3及び4の5種類のすべりコマ数の数値のいずれかが記載されてあり、停止テーブル取得手段150は、これらのいずれかの数値を取得するものである。
(仮停止位置決定手段140) 前記仮停止位置決定手段140は、停止するまでのすべりコマ数の範囲内で、回転変動演出としての仮停止を実施する位置を決定するためのものである。
本形態では、仮停止位置決定手段140は、回転変動演出としての仮停止を実施する位置を、抽選により決定している。この仮停止位置決定手段140は、停止テーブルに記載されているすべりコマ数の数値がNである場合(すべりコマ数の個数は、0、1、・・NのN+1個)には、その途中のすべりコマ数の数値(N−1)までのうちから(すべりコマ数0、1、・・N−1のN個のうちから)いずれか1個の仮停止位置のすべりコマ数を抽選で決定している。例えば、停止するために採取したすべりコマ数の数値が4(すべりコマ数は0〜4の5個)である場合、その途中のコマ数、0、1、2、3の合計4個のうちからいずれか1つのすべりコマ数の数値を抽選で決定しているものである。このように仮停止位置のすべりコマ数の個数が1個少なくなるのは、最終停止位置で仮停止すると、仮停止位置と、最終停止位置とが同一となって、仮停止がおこなわれたのか否かが不明となるからである。そして、その抽選は、当選抽選手段110の場合と同様に、乱数発生手段、乱数抽出手段、判定テーブル記憶手段、判定手段を有しているものである。
なお、本形態では、仮停止位置を、上述したような抽選により決定しているが、特にこれに限定されるものではなく、例えば、予め定めた数値に設定していてもよい。例えば、仮停止位置は、常にビタ止めの位置であるすべりコマ数0の位置や、すべりコマ数1の位置等のように予め定めた所定の位置で実施するように設定してもよい。また、仮停止位置を、すべりコマ数の中間の位置や、最終停止位置の1個前の位置等に設定してもよい。なお、すべりコマ数の数値によっては、そのように設定すると、仮停止できない場合や、仮停止と最終停止位置とが同一となるような場合が出てくるが、そのような場合は、仮停止を実施しないようにすればよい。
(演出データ記憶手段25) 前記演出データ記憶手段25は、報知手段66の演出データを記憶するためのものである。具体的には、例えば、BBゲームの入賞時の報知手段66のスピーカー67から発生させるサウンドや、報知ランプ69の点灯、点滅の時間や順序等のデータや、表示装置68に表示される図柄模様及び文字列のデータが記憶されているものである。もちろん、記憶する演出内容は、これらに限定されるものではなく、予め記憶された音声や、振動や、他のランプの点灯等の種々の報知手段によるものでも良いものである。
(演出制御手段26) 前記演出制御手段26は、演出データ記憶手段25からの各演出データを、制御装置20等からの制御信号に基づいて、報知手段66に出力し、かかる装置を制御するためのものである。
具体的には、BBゲームや、RBゲーム等や、他の小役等の当選フラグ成立の可能性が大きいときや、所定の当選フラグ成立中に所定の入賞有効ライン上に当該入賞図柄が揃うことにより入賞したときに、演出データ記憶手段25からの演出情報に基づいて、報知ランプ69の所定位置のランプを点灯や点滅させたり、スピーカー67から所定の電子音を発生させたり、表示装置68に所定の図柄模様及び文字列を点灯表示させるためのものである。
(スロットマシン10の動作) 次に、前記構成を備えた遊技機の遊技の動作の概略について、図8から図10に示したフローを用いて説明する。
先ず、図8に示すステップ100において、スタートスイッチ30が操作されることにより、スタートスイッチ30がONとなる。そして、次のステップ101に進む。
ステップ101において、当選抽選手段110により抽選処理が行われる。そして、次のステップ102に進む。
ステップ102において、回転変動演出の実行の有無の抽選処理が行われる。なお、かかる抽選処理は、当選抽選手段110の後述するような抽選処理(ステップ200〜203)と略同様の処理であって、乱数を抽出し、その抽出した乱数を記憶し、予め作成してある乱数の範囲に実行の有無が区分されているテーブルと比較して、評価を決定するものである。そして、次のステップ103に進む。
ステップ103において、回転リール40の回転が開始する。そして、次のステップ104に進む。
ステップ104において、ストップスイッチ50が操作されることにより、ストップスイッチ50がONとなる。そして、次のステップ105に進む。
ステップ105において、回転リール40の回転停止処理が行われる。そして、次のステップ106に進む。
ステップ106において、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ50の操作が行われたか否かが判定される。そして、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ50の操作が行われたと判定された場合、次のステップ107に進む。
ステップ107において、当選フラグ成立中に当該当選フラグに対応する入賞図柄が入賞有効ライン上に揃ったか否か、すなわち、入賞したか否かが判定される。そして、入賞したと判定された場合、次のステップ108に進む。
ステップ108において、入賞図柄に相当する予め定めた特定の枚数の遊技メダルが払い出される。そして、遊技が終了する。
前記ステップ106において、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ50の操作が行われていないと判定された場合、ステップ104に戻る。
前記ステップ107において、入賞していないと判定された場合、ステップ108を飛び越して、遊技が終了する。
上述したステップ101の当選抽選処理について、図9のフローを用いて説明する。
ステップ200において、当選抽選手段110の当選乱数発生手段111により発生された乱数の中から当選乱数抽出手段112により乱数が抽出される。そして、次のステップ201に進む。
ステップ201において、抽出された乱数が当選乱数抽出手段112の内部に記憶される。そして、次のステップ202に進む。
ステップ202において、当選判定手段114により、抽出された乱数と、当選判定テーブル記憶手段113の当選判定領域データとの比較が行われる。そして、次のステップ203に進む。
ステップ203において、当選判定手段114により、抽出された乱数が、当選判定テーブル記憶手段113のどの当選領域に含まれるか決定され、抽選処理の評価が決定される。そして、次のステップ204に進む。
ステップ204において、停止テーブル取得手段150により、決定された抽選処理の評価に対応する停止テーブルが採取される。そして、当選抽選処理が終了する。
上述したステップ105の回転リール40の停止処理について、図10のフローを用いて説明する。
ステップ300において、すべりコマ数取得手段130によりすべりコマ数が取得される。そして、次のステップ312に進む。
ステップ312において、仮停止位置決定手段140により、仮停止のすべりコマ数が決定される。そして、次のステップ313に進む。
ステップ313において、回転変動演出を行うことに抽選の結果、決定されているか否かが判定される。そして、回転変動演出を行うことに決定されている場合は、次のステップ314に進む。
ステップ314において、現在の回転リール40の回転停止の基準位置が仮停止のすべりコマ数の位置か否かが判定される。そして、現在の回転リール40の回転停止の基準位置が、仮停止のすべりコマ数の位置であると判定された場合、次のステップ315に進む。
ステップ315において、予め定めた所定時間だけ仮停止が実施される。そして、次のステップ316に進む。
ステップ316において、1図柄分だけ回転リール40を回転させる(すべり制御が行われる)。そして、次のステップ317に進む。
ステップ317において、基準位置が、すべりコマ数の位置となっているか否かが判定される。そして、基準位置が、すべりコマ数の位置となっていると判定された場合、次のステップ318に進む。
ステップ318において、当該回転リール40の回転を停止させる。そして、当該処理が終了する。
前記ステップ313において、回転変動演出を行うことに決定されていない場合は、次のステップ319に進む。
ステップ319において、すべりコマ数まですべる停止制御が実施される。すなわち、すべりコマ数だけ回転リール40が回転移動する。そして、次のステップ318に進む。
前記ステップ314において、現在の回転リール40の回転停止の基準位置が、仮停止のすべりコマ数の位置でないと判定された場合、ステップ315を飛び越して、ステップ316に進む。
前記ステップ317において、基準位置が、すべりコマ数の位置となっていないと判定された場合、ステップ314の前に戻る。
(作用)
本実施の形態は、回転変動演出決定手段120の抽選結果、回転変動演出を行うことに決定した場合、遊技者のストップスイッチ50の操作後、回転リール40が、仮停止位置決定手段140により決定された仮停止のすべりコマ数の位置で、一旦、仮停止し、その後、再度、回転リール40が回転して、すべりコマ数取得手段130により取得されている停止のすべりコマ数まで回転して停止する。これにより、回転リール40の停止契機における回転に関する演出として、面白みのある演出をすることができる。
また、当選抽選手段110の抽選結果、当選フラグが成立している場合にのみ、或いは、予め定めた所定の役の当選フラグが成立している場合にのみ、回転変動演出の有無の抽選を実行するように形成することにより、回転変動演出の発生によって、所定の役等の当選フラグ成立を報知させることが可能となる。
本実施の形態では、回転変動演出を実施する場合には、3個の回転リール40のうち、3個の全てで回転変動演出を実施しているが、特にこれに限定されることなく、3個のうち、1個又は2個だけ回転変動演出を実施するように形成してもよい。これにより、回転変動演出をより稀少価値の高いものにすることができる。
(第2の実施の形態)
図11及び図12は、本発明の第2の実施の形態であって、遊技機の遊技の動作の概略のフローをそれぞれ示すものである。
第1の実施の形態では、回転変動演出決定手段120が、回転変動演出の実行の有無を単に抽選によって決定していたが、本実施の形態では、回転変動演出決定手段120が、回転リール40の停止時に、所定の入賞有効ライン上に停止させた回転リール40の図柄61(具体的には、当選フラグが成立している入賞図柄)が予め定めた図柄61の組み合わせ(具体的には、いわゆるテンパイ状態)となっていることを条件として、回転変動演出の抽選を行うか否かを決定しているものである。
更に、本実施の形態では、回転変動演出決定手段120は、回転変動演出の抽選に当選したときであって、次に停止させる回転リール40の停止信号を出力したときに、その停止信号の出力タイミングで停止した回転リール40によってあらかじめ定めた図柄61を所定の入賞有効ライン上の停止位置に停止させることができる場合には、その図柄61を出現させる停止位置までのすべりコマ数を取得し、停止するまでの前記すべりコマ数の範囲内で、回転リール40を一旦、仮停止させた後、再度、回転リール40を回転させて図柄61を移動させ、取得した停止するまでの前記すべりコマ数の残りを移動させた後に停止させるように形成されている。
そして、回転変動演出決定手段120は、回転変動演出の抽選に当選していない、あるいは回転変動演出の抽選に当選したものの、次に停止させる回転リール40の停止信号を出力したときに、その停止信号の出力タイミングで停止した回転リール40によってあらかじめ定めた図柄61を所定の入賞有効ライン上の停止位置に停止させることができない場合には、回転変動演出を行うことなく、取得した停止するまでの前記すべりコマ数を移動させた後に停止させるように形成されていることを特徴とするものである。
具体的には、前記回転変動演出決定手段120は、遊技者のストップスイッチ50操作による第1停止操作及び第2停止操作の後、すなわち、2つの回転リール40が停止している状態において、当選フラグが成立している入賞図柄が、入賞有効ラインに停止している、いわゆるテンパイ状態の停止図柄態様となっていることを条件として、回転変動演出の実行の有無の抽選を行っている。なお、この回転変動演出の実行の有無の抽選による決定は、実行の有無の最終決定ではなく、その後の条件次第(引き込み可能範囲中に所定図柄の有無)によっては、抽選に当選していても、回転変動演出の実行を行わないこともあるため、かかる抽選で決定するのは、回転変動演出の実行の有無の仮決定としての意味合いを持つ。
前記回転変動演出決定手段120は、回転変動演出の実行の有無の抽選に当選したときであって、遊技者によるストップスイッチ50の操作によって第3停止操作の回転リール40の停止信号が出力されたとき、引き込み可能範囲の図柄の中に、当選フラグが成立している入賞図柄が含まれているか否かを判断しているものである。そして、回転変動演出決定手段120は、引き込み可能図柄範囲の中に、当選フラグ成立中の入賞図柄が含まれている場合には、回転変動演出の実行を最終的に決定する。この場合は、仮停止が実行されるものである。
また、回転変動演出決定手段120は、回転変動演出の実行抽選に当選していない場合や、回転変動演出の実行抽選に当選していても、引き込み可能図柄範囲の中に、当選フラグ成立中の入賞図柄が含まれていない場合には、回転変動演出の不実行を決定する。この場合は、最終的に、仮停止は実行されず、通常の停止制御が行われることになる。
なお、第1の実施の形態で説明した図1〜10のうち、図8及び図10を除いて、本実施の形態でもそのまま使用するものであって、図8のフローの代わりに図11を使用し、図10のフローの代わりに図12を使用するものである。その他の構成や、作用及び効果は、第1の実施の形態と同様であって、主として異なる点のみ説明する。
図11は、本実施の形態に係るスロットマシンの遊技の動作の概略のフローである。
図11では、ステップ414〜416において、第1番目に停止操作する第1停止操作と、第2番目に停止操作する第2停止操作の回転停止処理を行っている。その際、ステップ415の回転停止処理は、当選の抽選結果に対応するように選択した停止テーブルに基づいて、仮停止せずに行う停止制御処理である。
そして、ステップ418の第3番目に停止操作する第3停止操作の回転リールの停止操作処理のフローを図12に示すものである。
図12のうち、図10と異なるステップ510〜514について以下に説明する。
先ず、ステップ510において、停止テーブル取得手段150によって取得された停止テーブルに基づいて、すべりコマ数取得手段130によって、停止のすべりコマ数が取得される。そして、次のステップ511に進む。
ステップ511において、当選フラグが成立している入賞図柄が、いわゆるテンパイ状態であるか否かが判定される。すなわち、当選フラグが成立している入賞図柄が、入賞有効ライン上に、2個、停止している状態であるか否かが判定されるものである。そして、入賞図柄がテンパイ状態であると判定された場合、次のステップ512に進む。
ステップ512において、未だ回転している第3番目に停止操作する第3停止操作の回転リール40において、入賞図柄を引き込んで入賞できるか否かが判定される。すなわち、引き込み可能な範囲に、入賞図柄が含まれているか否かが判定されるものである。そして、引き込んで入賞できると判定された場合、次のステップ513に進む。
ステップ513において、回転変動演出の実行の有無の抽選処理が行われる。そして、次のステップ514に進む。
ステップ514において、仮停止位置決定手段140によって、仮停止のすべりコマ数が決定される。具体的には、ステップ312と同様に抽選によって実施される。そして、次のステップ515に進む。
前記ステップ511において、入賞図柄がテンパイ状態でない場合、ステップ521へ進み、ステップ521で、仮停止を実施しない、通常のすべりコマ数まですべる停止制御が実施される。
前記ステップ512において、第3停止操作において、引き込んで入賞できないと判定された場合、ステップ521へ進み、ステップ521で、仮停止を実施しない、通常のすべりコマ数まですべる停止制御が実施される。
(作用)
本実施の形態は、第1停止操作及び第2停止操作の後、入賞有効ライン上に停止させた図柄の組み合わせが、当選フラグ成立中の入賞図柄によってテンパイ状態の図柄停止態様となっている場合に、回転変動演出決定手段120が、回転変動演出の抽選を行っている。このため、回転変動演出の抽選の有無を、自己の停止操作の技量、いわゆる目押しの技量によって左右することができる。これにより、回転変動演出を発生できた場合、自己の達成感を満足させることが可能となる。
そして、回転変動演出の抽選に当選し、次に停止させる回転リール40の停止信号を出力したときに、その出力タイミングによって、予め定めた図柄を所定の入賞有効ライン上の停止位置に停止させることができる場合に限って、仮停止を発生することができる。このため、停止操作で図柄が停止し、直ぐに動き始めて、その図柄停止が仮停止であることに、気付いた瞬間、予め定めた図柄を引き込むことができることを理解することができて、一挙に、期待感、高揚感を上昇させることが可能となる。
本実施の形態では、当選フラグが成立した役の入賞図柄が、未だ回転中の1個の回転リール40を除いて、入賞有効ライン上に停止している、いわゆるテンパイ状態の場合に、回転変動演出の実行の有無を抽選で決定しているが、特にこれに限定されるものではなく、当選フラグが成立の有無に関係なく、テンパイ状態であれば、回転変動演出の実行の有無を抽選で決定しても良いものである。ただし、当選フラグが不成立の場合は、入賞させることができないため、最終停止での図柄は、入賞態様として揃えることができず、はずれ図柄を停止させることになる。なお、テンパイ状態の場合に、回転変動演出の実行の有無を抽選しているが、判断処理の順番は、最初に、回転変動演出の実行の有無の抽選を行い、その後に当選且つテンパイ状態の場合であって、所定条件を満足する場合に、回転変動演出の実行を決定するように形成することもできる。
また、本実施の形態では、3個の回転リール40のうち、2個の回転リール40が入賞有効ライン上に揃うテンパイ状態の場合に、回転変動演出の実行の有無を抽選しているが、特にこれに限定されることなく、3個の回転リール40のうち、1個の回転リール40の所定図柄が入賞有効ライン上に停止した場合に、回転変動演出の実行の有無を抽選するように設定してもよい。なお、かかる場合、所定の図柄は、当選フラグ成立の入賞図柄に限定してもよく、また、当選フラグ成立に関係なく、特定の図柄に限定してもよい。
(第3の実施の形態)
図13は、第3の実施の形態を示すものであって、回転変動演出の有無による図柄態様を示す概念図を示すものである。
本実施の形態に係る回転変動演出決定手段120は、回転リール40の停止時に、所定の入賞有効ライン上に停止させた回転リール40の図柄61が予め定めた図柄61又は図柄61の組み合わせとなっていることを条件として、回転変動演出の抽選を行うか否かを決定するものである。
そして、回転変動演出の抽選に当選していない、あるいは回転変動演出の抽選に当選したものの、次に停止させる回転リール40の停止信号を出力したときに、その停止信号の出力タイミングで停止した回転リール40によってあらかじめ定めた図柄61を所定の入賞有効ライン上の停止位置に停止させることができない場合には、回転変動演出を行うことなく、取得した最終停止位置までのすべりコマ数を移動させた後に停止させるように形成されている。
更に、本実施の形態に係る回転変動演出決定手段120は、回転リール40の停止時に、入賞有効ライン上に停止させた回転リール40の図柄61が予め定めた図柄61又は図柄61の組み合わせ(具体的には、(7、回転中、回転中)、(回転中、7、回転中)又は(回転中、回転中、7))となっていることに加えて、所定の役の当選フラグ(具体的には、BBゲームへの移行役7、7、7)が成立していることを条件として、回転変動演出の抽選を行うか否かを決定しているものである。
所定図柄61又は所定図柄61の組み合わせ((7、回転中、回転中)、(回転中、7、回転中)又は(回転中、回転中、7))の停止と、回転変動演出(仮停止)との発生により、所定の役(BBゲームの移行役7、7、7)の当選フラグが成立していることを遊技者に報知可能としたことを特徴とするものである。
なお、本実施の形態は、「予め定めた図柄の組み合わせ」を、「BBゲームへ移行可能な役の当選フラグが成立し、且つ、その入賞図柄が(7、7、7)であるように設定されているときの(7、回転中、回転中)、(回転中、7、回転中)又は(回転中、回転中、7)」に設定されていると考えることもできる。
(作用)
本実施の形態は、入賞有効ライン上に停止させた図柄が予め定めた図柄である(7、回転中、回転中)、(回転中、7、回転中)又は(回転中、回転中、7)のいずれかとなっている場合に、回転変動演出決定手段120が、回転変動演出の抽選を行っている。このため、回転変動演出の抽選の有無を、自己の停止操作の技量、いわゆる目押しの技量によって左右することができる。これにより、回転変動演出としての仮停止を発生できた場合、自己の達成感を満足させることが可能となる。
なお、ここで、「予め定めた図柄又は図柄の組み合わせ」は、上述したものに限定されることなく、RBゲームへの移行役、ベル、オレンジ、チェリー等の小役、リプレイ等の他の入賞図柄の組み合わせの一部とすることもできる。このように、種々設定することにより、回転変動演出が発生した場合、その図柄又は図柄の組み合わせによって享受できる効果を、意識することが可能となり、期待感を高めることができる。
すなわち、回転変動演出が発生した場合は、その予め定めた所定の役の入賞図柄が入賞有効ライン上に揃うかもしれないという期待感を向上させることが可能となる。
そして、回転変動演出が発生した場合は、その回転変動演出が発生した図柄であるBBゲームへの移行役7、7、7の当選フラグが成立していることを、遊技者に向かって報知することができる。
また、本実施の形態では、(7、7、回転中)の停止図柄の組み合わせは、BBゲームの移行役の当選フラグ成立を遊技者に教えるためのいわゆるリーチ目には設定されていないものである。このため、図13のAタイプに示すように、回転変動演出無しの場合の図柄態様では、(7、7、回転中)の停止図柄の組み合わせでは、リーチ目ではないため、遊技者には、当選フラグの成立の有無が理解できないものである。
一方、図13のBタイプに示すように、回転変動演出有りの場合の図柄態様では、(7、7、回転中)に最終停止するまでの間に、中央回転リール44の第2停止操作でオレンジが一時的に仮停止し、(7、オレンジ、回転中)となり、その後、引き込み可能範囲での図柄のすべりが発生して、最終的な停止図柄(7、7、回転中)となる。これにより、遊技者は、BBゲームの移行役の当選フラグが成立していることを理解することができるものである。そして、第3停止操作で、7を引き込むことができなくても、通常時には、リーチ目ではない(7、7、回転中)の停止操作中に、回転変動演出が発生することにより、(7、7、回転中)を、特別な場合だけ有効となるリーチ目として、認識し、BBゲームの移行役の当選フラグが成立していることを知ることができるものである。すなわち、回転変動演出の発生により、通常時は、リーチ目でない図柄の組み合わせを、かかる場合だけリーチ目に変更させることができるものである。
また、本実施の形態では、第2番目に停止操作する第2停止操作で回転変動演出を発生させるように形成してあるが、これに限定せず、第3番目に停止操作する第3停止操作で、回転変動演出を発生させるように形成してもよい。第3停止操作で回転変動演出を発生させる場合は、第1停止及び第2停止で、いわゆるテンパイ状態となっていることを条件として、回転変動演出の抽選が行われる。このように、テンパイ状態の図柄態様に設定することにより、遊技者に、そのテンパイ状態を特別なものとして意識させることができ、そのテンパイ状態の残りの一つの未停止の図柄を入賞有効ライン上に揃うことができるかもしれないという期待感を、回動変動演出が発生しない場合よりも向上させることが可能となる。
なお、その他の構成や、作用及び効果は、第1及び第2の実施の形態で説明したものと略同様であるため、説明を省略する。
上述した第1〜3の実施の形態において、回転リール40の回転変動演出は、回転リール40の回転を一時的に(仮に)停止させる仮停止を採用しているが、回転変動演出は、特に仮停止に限定されるものではなく、回転リール40の回転速度が減速又は加速されるようなものも含むものである。具体的には、例えば、回転リール40の回転速度が0になって回転停止まではいかないが、回転速度が0ではなく、0を僅かに超えるものであって、超低速の回転速度まで、回転速度が一時的に減速して、その後、通常回転速度に戻るような回転変動演出を含むものである。また、例えば、通常の回転速度よりも、はるかに高速の回転速度となるような回転変動演出としてもよく、また、減速及び加速の両者が出現するような回転変動演出としてもよい。
更に、回転変動演出として、どの停止タイミングでストップスイッチ50を押下操作しても、最大許容停止時間で停止させるように設定しても良いものである。かかる場合には、1コマすべりであっても、4コマすべりであっても、同一の最大許容停止時間で停止させるものである。すなわち、定常回転から停止までのマイナスの加速度の大きさを、すべりコマ数の相違によって変更させるものである。
上述した第1〜3の実施の形態において、回転リール40の回転変動演出は、スロットマシン10の正面に配置したメインリールにおいて、実施しているが、特にこれに限定されるもののではない。例えば、スロットマシン10の正面にメインリールを配置して、その上部や、横に演出専用のサブリールを設ける場合があるが、かかるサブリールにおいて、回転変動演出を実施するようにしてもよい。
上述した第1〜3の実施の形態において、回転変動演出としての仮停止において、所定の役の入賞図柄の組み合わせが、入賞有効ライン上に揃うような仮停止が実施された後、回転リール40が回転して図柄がすべり、外れ図柄が入賞有効ライン上に並んで、最終的にはずれ停止図柄となるような、一種のガセ報知を含めるようにしても良いものである。
更に、回転変動演出としての仮停止において、既に停止している図柄との関係で入賞有効ラインに停止するとはずれとなるようなはずれ図柄が入賞有効ライン上に一時的に停止するような仮停止が実施された後、回転リール40が回転して図柄がすべり、入賞となりうるような所定の役の入賞図柄の組み合わせが、入賞有効ライン上に並んで、最終的に入賞図柄の組み合わせとなって入賞となるような停止操作と、上述したガセ報知となるような停止操作とを組み合わせることにより、興奮度の高い回転変動演出にすることができる。
本発明の第1の実施の形態であって、スロットマシンの入力、制御及び出力を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態であって、遊技制御手段のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態であって、当選抽選手段のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態であって、スロットマシンの外観正面図である。 本発明の第1の実施の形態であって、リールテープの図柄配置の一部展開図である。 本発明の第1の実施の形態であって、役を構成する図柄の概略図である。 本発明の第1の実施の形態であって、回転リール及び入賞有効ラインの外観正面図である。 本発明の第1の実施の形態であって、スロットマシンの遊技の動作の概略のフローである。 本発明の第1の実施の形態であって、当選抽選処理を示すフローである。 本発明の第1の実施の形態であって、リール停止処理のフローである。 本発明の第2の実施の形態であって、スロットマシンの遊技の動作の概略のフローである。 本発明の第2の実施の形態であって、第3停止操作のリール回転停止処理のフローである。 本発明の第3の実施の形態であって、回転変動演出の有無による図柄態様を示す概念図である。
符号の説明
10 遊技機 11 筐体
12 表示窓 13 図柄表示窓
14 前扉 15 投入スイッチ
16 ベットスイッチ 17 精算スイッチ
18 メダル投入口 20 制御装置
21 遊技制御装置 22 演出制御装置
23 主基板 24 サブ基板
25 演出データ記憶手段 26 演出制御手段
27 遊技制御手段 30 スタートスイッチ
31 変動表示開始手段 32 払い出し口
33 払い出し皿 40 回転リール
41 図柄表示手段 42 リールテープ
43 左側回転リール 44 中央回転リール
45 右側回転リール 50 ストップスイッチ
51 変動表示停止手段 60 リールユニット
61 図柄 62 モータードライバ
63 駆動モーター 64 ステッピングモーター
65 貯留払い出し手段 66 報知手段
67 スピーカー 68 表示装置
69 報知ランプ 70 通常遊技制御手段
80 特別遊技制御手段 90 BBゲーム制御手段
91 特定導入遊技制御手段 100 RBゲーム制御手段
101 特定遊技制御手段 110 当選抽選手段
111 当選乱数発生手段 112 当選乱数抽出手段
113 当選判定テーブル記憶手段 114 当選判定手段
120 回転変動演出決定手段 130 すべりコマ数取得手段
140 仮停止位置決定手段 150 停止テーブル取得手段
A 右上がり斜めライン B 上段ライン
C 中段ライン D 下段ライン
E 右下がり斜めライン

Claims (3)

  1. 複数の図柄を周囲に配置した複数の回転リールと、
    前記回転リールの回転駆動を開始させるためのスタートスイッチと、
    前記回転リールの回転駆動を停止させるためのストップスイッチと、
    前記図柄の組み合わせにより構成される役を抽選により決定するための当選抽選手段と、
    前記当選抽選手段の抽選結果に対応した停止制御を前記回転リールに対して行うための遊技制御手段とを備え、
    所定枚数の遊技メダルの投入を条件として遊技が開始可能となり、前記当選抽選手段の抽選結果、所定の前記役に当選することにより当選フラグが成立し、且つ前記回転リールの前記役に応じて定められる所定図柄が所定の入賞有効ライン上に停止することにより入賞となり所定枚数の遊技メダルの払い出しが実施可能となり、或いは前記所定図柄の表示態様にならないことにより外れとなって1回の遊技が終了するように設定されたスロットマシンにおいて、
    前記停止制御として、
    前記当選抽選手段の抽選で当選した時に、前記ストップスイッチの操作タイミング時の前記回転リールの所定の基準位置から回転上流側の所定の範囲内における当選フラグ成立中の図柄を入賞可能となるように停止させ、当選していない図柄が入賞しないように停止させると共に、前記当選抽選手段の抽選で外れた時に、いずれの図柄も入賞しないように停止させるように設定し、
    前記ストップスイッチ押下後の前記回転リールの回転速度を変動させる回転変動演出の有無を所定の契機で決定する回転変動演出決定手段を備え、
    前記ストップスイッチの押下時に、所定の図柄を最終的に停止させるための最終停止位置までのすべりコマ数を取得し、そのすべりコマ数だけ図柄を通過させた後に停止させる停止制御を行うと共に、
    前記回転変動演出を行うことに決定した場合には、停止するまでの前記すべりコマ数の範囲内で、一旦、前記回転リールの回転を一時的に停止させる仮停止又は減速させた後、再度、前記回転リールを回転させて図柄を移動させ、取得した前記最終停止位置までの前記すべりコマ数の残りを移動させた後に停止させ、
    前記回転変動演出を行わないことに決定した場合には、前記仮停止又は減速を実施せず、取得した前記すべりコマ数を移動させた後に停止させることを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記回転変動演出決定手段は、
    前記回転リールの停止時に、所定の前記入賞有効ライン上に停止させた前記回転リールの図柄が予め定めた図柄又は図柄の組み合わせとなっていることを条件として、前記回転変動演出の抽選を行うか否かを決定し、
    前記回転変動演出の抽選に当選していない、あるいは前記回転変動演出の抽選に当選したものの、次に停止させる前記回転リールの停止信号を出力したときに、その停止信号の出力タイミングで停止した前記回転リールによってあらかじめ定めた図柄を所定の前記入賞有効ライン上の停止位置に停止させることができない場合には、前記回転変動演出を行うことなく、取得した前記最終停止位置までの前記すべりコマ数を移動させた後に停止させるように形成されていることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  3. 前記回転変動演出の抽選に当選したときであって、次に停止させる前記回転リールの停止信号を出力したときに、その停止信号の出力タイミングで停止した前記回転リールによってあらかじめ定めた図柄を所定の前記入賞有効ライン上の前記最終停止位置に停止させることができる場合には、その図柄を出現させる前記最終停止位置までの前記すべりコマ数を取得し、停止するまでの前記すべりコマ数の範囲内で、前記回転リールを一旦、前記仮停止又は減速させた後、前記回転リールを回転させて図柄を移動させ、取得した前記最終停止位置までの前記すべりコマ数の残りを移動させた後に停止させるように形成されていることを特徴とする請求項2記載のスロットマシン。
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