JP4757490B2 - 2−[2−(1−クロロシクロプロピル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル]−2,4−ジヒドロ−3h−1,2,4−トリアゾール−3−チオンの結晶変態ii型 - Google Patents

2−[2−(1−クロロシクロプロピル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル]−2,4−ジヒドロ−3h−1,2,4−トリアゾール−3−チオンの結晶変態ii型 Download PDF

Info

Publication number
JP4757490B2
JP4757490B2 JP2004522435A JP2004522435A JP4757490B2 JP 4757490 B2 JP4757490 B2 JP 4757490B2 JP 2004522435 A JP2004522435 A JP 2004522435A JP 2004522435 A JP2004522435 A JP 2004522435A JP 4757490 B2 JP4757490 B2 JP 4757490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystal modification
modification type
crystal
triazole derivative
triazole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004522435A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006502994A (ja
Inventor
ザイデル,エーリカ
フエルメール,ロナルト
ハーゼナツク,カーリン
オレニツク,ブリツタ
Original Assignee
バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=30128215&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP4757490(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト filed Critical バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト
Publication of JP2006502994A publication Critical patent/JP2006502994A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4757490B2 publication Critical patent/JP4757490B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D249/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D249/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D249/081,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles
    • C07D249/101,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D249/12Oxygen or sulfur atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/64Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/647Triazoles; Hydrogenated triazoles
    • A01N43/6531,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles

Landscapes

  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

本発明は、2−[2−(1−クロロシクロプロピル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオンの結晶変態II型、この物質の製造方法及び望ましくない微生物を防除するための使用に関する。
2−[2−(1−クロロシクロプロピル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン及びその殺微生物剤、特に殺菌剤としての使用は、既に知られている(国際公開第916048号参照)。また、この物質は、2−(1−クロロシクロプロピル)−1−(2−クロロフェニル)−3−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロパン−2−オールを、(a)N−メチルピロリドンの存在下で約200℃の温度で硫黄と反応させるか、又は(b)最初にヘキサンの存在下でn−ブチルリチウムと反応させ、次いでテトラヒドロフランの存在下で硫黄と反応させることによって製造することができることも知られている(国際公開第916048号参照)。今般、前記の活性化合物が2種類の結晶変態で得ることができ、そのI型は室温で準安定性であり、またII型は室温で熱力学的に安定であることが知見された。
活性化合物が種々の結晶形(=多形性)で生じる場合には、これは製造方法の設計及び製剤の開発の両方にとって極めて重要である。すなわち、化合物の種々の変態は、外観(晶癖)及び硬度の他に、多数の物理化学的性質が異なる。さらにまた、安定性、溶解度、吸湿性、融点、粒子密度及び流動性の相違は、作物処理剤の品質と効果に大きな影響を及ぼし得る。これまで、物理化学的性質を含めて結晶変態の存在及びその個数を予測することはできなかった。特に、熱力学的安定性及び生物に投与した後の種々の挙動は、推測的に調べることはできない。
ある物質の種々の変態がモノトロピックであるか又はエナンチオトロピックであることができることが、一般的に知られている。モノトロピックな多形性の場合には、結晶形は、融点までの温度全体にわたって熱力学的に安定な相を示し得、これに対してエナンチオトロピックな系の場合には、安定関係が逆転する転移点が存在する。安定関係、特にこのような転移点の存在及び位置を予測することはできない。これらの主な熱力学的関係に関する従来技術の最新の論評がAngew.Chem.Int.Ed.1999,38,3440−3461に示されている。
本発明者らは、今般、次式
Figure 0004757490
で示される2−[2−(1−クロロシクロプロピル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオンの結晶変態II型を見出した。
また、本発明者らは、前記の式(A)で示される2−[2−(1−クロロシクロプロピル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオンの結晶変態II型が、この物質の結晶変態I型を、
・ 水及び/又は
・ 1から10個の炭素原子を有する1種又はそれ以上の脂肪族アルコール及び/又は
・ それぞれのアルキル部分に1から4個の炭素原子を有する1種又はそれ以上のジアルキルケトン及び/又は
・ それぞれのアルキル部分に1から4個の炭素原子を有する1種又はそれ以上のアルキルカルボン酸アルキル
の存在下で、0℃から90℃の温度で処理することによって製造することができることを見出した。
最後に、前記の式(A)で示される2−[2−(1−クロロシクロプロピル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオンの結晶変態II型が、望ましくない微生物、特に真菌類を防除するのに極めて適していることが見出された。
対応する熱力学的に安定な結晶変態と比べて、準安定性の結晶変態は一般的に不都合を有している。すなわち、準安定性の変態は、製造方法や、輸送中又は貯蔵時の活性化合物又はその製剤の安定性に悪影響を及ぼし得る。例えばJ.Pharm.Sci.,1969,58,911から、熱力学的に準安定な結晶形を使用すると、製造中又は貯蔵時に別の多形体に部分的又は完全な転化が生じ得ることが知られている。これは、望ましくない結晶成長(再結晶)、生体利用性の変化、ケーキング又は凝集を招き、この変換は自然に生じるか又は比較的長期間にわたって生じ、しかも予測できない。
2−[2−(1−クロロシクロプロピル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオンの準安定性の変態形I型もまた、実際に使用するのに都合の悪い物理化学的性質を有する。これに対して、本発明の結晶変態II型は、熱力学的に安定であり、しかもその製造もそのままで又はその製剤、特に懸濁濃縮製剤の形での貯蔵も何ら問題を生じない。前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の本発明の結晶変態II型の存在は、その存在が従来技術に基づいて予測できなかったことから、予想外である。
1013ミリバールの圧力で、前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の本発明の結晶変態II型は、90℃以下で安定である。本発明の結晶変態II型は、138.3℃の融点を有し、ラマンスペクトル分析法により特定できる。
図1は、前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態II型のラマンスペクトルを表す。そのピーク最大値の値を下記の表1に示す。
Figure 0004757490
図2は、単結晶X線構造分析により決定される、前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態II型の結晶構造を表す。結晶構造を明確に特定する最も重要なパラメーターを下記の表2に示す。
Figure 0004757490
Figure 0004757490
図3は、単結晶X線構造分析により決定される、前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態II型の結晶構造を表す。結晶構造を明確に特定する最も重要なパラメーターを下記の表3に示す。
Figure 0004757490
本発明の物質を製造するための出発原料として必要な前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態I型は、公知である(国際公開第9616048号参照)。前記の結晶変態I型は、140.3℃の融点を有し、ラマンスペクトル分析法により特定できる。
図4は、前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態I型のラマンスペクトルを表す。そのピーク最大値の値を下記の表4に示す。
Figure 0004757490
前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態I型とII型の粒子密度を下記の表5で比較する。
Figure 0004757490
Perkin Elmer製のDSC Pyris 1を使用して融点を測定した。測定は10K分−1の加熱速度を使用して行った。いずれの場合にも、示される融点は、所定の条件下でのピーク最大値を示す。結晶変態のラマンスペクトルは、Bruker製のRFS 100/S FT−Ramanを使用して記録した(測定当たり128走査)。粒子密度は、Quanta−Chrome製のUltrapyknometer 1000Tを使用して密度測定方法SOP 5024に従って実験的に測定するか又は単結晶X線構造分析(SCA)から理論的に測定した。単結晶X線構造分析は、回転対陰極型発生装置、グラファイトモノクロメーター、シンチレーションカウンター及び低温装置を備えたシーメンス製P4RA 4サイクル回折装置を使用して行った。測定は、波長0.71073(MoKα)のモリブデン照射を使用して行った。
上記の測定データは、式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態I型及びII型は融点(これは明らかに異なる)、さらにそれぞれのラマンスペクトル及び粒子密度によって明確に特定できることを示している。
本発明の方法を実施するのに好ましい希釈剤は、水、メタノール、エタノール、2−プロパノール、アセトン、2−ブタノン及び酢酸エチルである。さらにまた、前記の溶媒は単独で及び混合物の形で使用できる。
本発明の方法を実施する場合には、その温度はある一定の範囲で変化させることができる。一般に、本発明の方法は、0℃から90℃の温度、好ましくは0℃から80℃の温度、特に好ましくは50℃から80℃の温度で実施する。
本発明の方法は、一般に常圧下で実施する。しかし、本発明の方法は、高圧下で操作することもできる。
本発明の方法を実施する場合には、一般に、それぞれ所定量の前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態I型を問題とする希釈剤に懸濁するか又は溶解し、次いで得られる混合物を、結晶変態II型への転化が生じてしまうまで所定の温度で攪拌する。また、反応時間は、反応温度と希釈剤の両方に依存する。さらにまた、転化速度は、結晶変態II型の種結晶が存在するか否かに依存する。さらに高い温度では、転化は低い温度の場合よりも迅速に進行する。前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態I型が完全に溶解する溶媒を使用する場合には、結晶変態II型への転化は、たとえそうであったとしても出発原料がごく少量しか溶解していない懸濁物を使用する場合よりも迅速に進行する。また、結晶変態I型の結晶変態II型への転化は、結晶変態II型の種結晶の存在によって促進される。
一般に、変態I型の結晶化から変態II型への転化は、種結晶を使用しないで高められた温度で室温まで冷却しながら結晶化させることによって直接達成することができる。種結晶なしでは、懸濁物の変態I型の結晶の変態II型への転化は、7日から14日を要する。これに対して、変態II型の種結晶を、懸濁物の変態I型の結晶の変態II型への転化中に加えると、一般に結晶変態IIへの定量的な転化を達成するのに24から48時間の処理時間が十分である。いずれの場合にも、結晶変態I型が再形成されることなく処理時間を伸ばすことができる。
変態IIの結晶の単離は、いずれの場合にも慣用の方法で実施する。懸濁物が存在する場合には、変態IIの結晶は、一般に濾過され、乾燥される。
本発明の方法の実施において、結晶変態II型への転化が定量的でない場合には、変態I型とII型の結晶の混合物が得られる。しかし、結晶変態I型が変態II型よりも熱力学的に安定ではないことから、本発明の活性化合物は、ごく少量の結晶変態I型を含有する。本発明の生成物は、一般に、結晶変態I型を10重量%未満、好ましくは5重量%未満、特に好ましくは2重量%未満の量で含有する。
前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の本発明の結晶変態II型は、その熱力学的安定性により、たとえ製剤の製造後に活性化合物がもはや結晶形では存在しないが、溶解している場合でも、製剤の製造に極めて適している。前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態II型が、いずれの場合にも、所望の製剤に定量的に転化されることは特に都合が良い。これは、凝集及び/又は沈降による不正確な投薬量の危険を明らかに軽減する。
本発明の活性化合物、すなわち結晶変態II型の前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体は、優れた殺微生物作用を有し、作物保護及び材料保護において真菌類及び細菌類などの望ましくない微生物を防除するのに使用できる。
本発明の活性化合物は、植物及び植物の部分を処理するのに使用できる。植物とは、本明細書では全ての植物及び植物群、例えば望ましい及び望ましくない野生植物又は作物植物(天然産の作物植物を含む)を意味する。作物植物は、慣用の育種法及び最適化法によって、あるいはバイオテクノロジー法及び遺伝子工学法又はこれらの方法の組み合わせによって得ることができる植物、例えばトランスジェニック植物であることができ、また例えば変種所有権(varietal property right)により保護し得るか又は保護し得ない栽培変種植物であることができる。植物の部分とは、植物の地上部分及び地下部分並びに器官の全て、例えば新芽、葉、花及び根を意味すると理解されるべきであり、その挙げ得る例は葉、針状葉、茎、幹、花、子実体、果実及び種子並びに根、塊茎及び根茎である。また、植物の部分としては、収穫植物並びに栄養及び生殖繁殖材料、例えば、苗、幹、根茎、切り枝及び種子が挙げられる。
本発明の活性化合物による植物及び植物部分の処理は、直接に行うか又は植物及び植物部分の周囲、生育環境又は貯蔵空間に慣用の処理方法で、例えば浸漬、噴霧、蒸発、燻煙、散布、塗布することにより作用させることによって行い、また繁殖材料の場合、特に種子の場合には一つ又はそれ以上の被覆を施すことによって行う。
材料の保護において、本発明の化合物は、望ましくない微生物による感染及び破壊から産業資材を保護するのに使用できる。
前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態は、慣用の製剤、例えば液剤、乳剤、懸濁剤、粉剤、発泡剤、ペースト剤、粒剤、エーロゾル剤並びに高分子物質及び種子用被覆組成物中の微細カプセル剤に変えることができ、またULV冷却及び加温煙霧製剤に変えることができる。
これらの製剤は、公知の方法で、例えば活性化合物を増量剤、すなわち液状溶媒、加圧液化ガス及び/又は固形担体と、場合によっては界面活性剤、すなわち乳化剤及び/又は分散剤及び/又は気泡形成剤を用いて混合することにより製造される。使用する増量剤が水である場合には、例えば有機溶媒を補助溶媒として使用することも可能である。本質的に、適当な液状溶媒は、芳香族炭化水素化合物、例えばキシレン、トルエン又はアルキルナフタレン類;塩素化芳香族炭化水素化合物又は塩素化脂肪族炭化水素化合物、例えばクロロベンゼン類、クロロエチレン類又は塩化メチレン;脂肪族炭化水素、例えばシクロヘキサン又はパラフィン類、例えば石油留分;アルコール類、例えばブタノール又はグリコール及びこれらのエーテル類及びエステル類;ケトン類、例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はシクロヘキサノン;強極性溶媒、例えばジメチルホルムアミド及びジメチルスルホキシド;あるいは水である。液化ガス状増量剤又は担体とは、標準温度及び大気圧下でガス状の液体、例えばエアゾール噴射剤、例えばハロゲン化炭化水素、あるいはブタン、プロパン、窒素及び二酸化炭素を意味すると理解されるべきである。適当な固形担体は、例えば粉砕天然鉱物、例えばカオリン、粘土、タルク、チョーク、石英、アタパルジャイト、モンモリロナイト又はケイソウ土、並びに粉砕合成鉱物、例えば微細シリカ、アルミナ及びケイ酸塩である。粒剤に適した固形担体は、例えば破砕及び分別天然石、例えば方解石、大理石、軽石、海泡石及びドロマイトであるか、あるいは無機及び有機粉末の合成顆粒、及び有機材料、例えばおが屑、ヤシ殻、トウモロコシの穂軸及びタバコの茎である。適当な乳化剤及び/又は気泡形成剤は、例えば非イオン性乳化剤及び陰イオン性乳化剤、例えばポリオキシエチレン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル類、例えばアルキルアリールポリグリコールエーテル類、アルキルスルホネート類、アルキルスルフェト類、アリールスルホネート類、又はタンパク質加水分解生成物である。適当な分散剤は、例えばイグノスルファイト廃液及びメチルセルロースである。
粘着付与剤、例えばカルボキシメチルセルロース及び粉末、顆粒又はラテックスの形の天然及び合成重合体、例えばアラビアゴム、ポリビニルアルコール及びポリ酢酸ビニル、並びに天然リン脂質、例えばセファリン類及びレシチン類並びに合成リン脂質が前記製剤に使用できる。その他の可能な添加剤は、鉱油及び植物油である。
着色剤、例えば無機顔料、例えば酸化鉄、酸化チタン及びプルシアンブルー、並びに有機染料、例えばアリザリン染料、アゾ染料及び金属フタロシアニン染料、並びに微量栄養素、例えば鉄、マンガン、ホウ素、銅、コバルト、モリブデン及び亜鉛の塩を使用できる。
前記の製剤は、一般に活性化合物を0.1から95重量%、好ましくは0.5から90重量%含有する。
本発明の活性化合物は、そのままで使用できるし又はその製剤で、また公知の殺真菌剤(fungicide)、殺細菌剤、殺ダニ剤、殺線虫剤又は殺虫剤との混合物で使用して、例えば活性スペクトルを広げるか又は抵抗性の発現を防止することができる。多くの場合、相乗効果が得られる、すなわち混合物の活性が個々の成分の活性よりも大きい。
適当な混合成分の例は、下記の化合物である:
殺菌剤:
アルジモルフ、アムプロピルホス、アムプロピルホス・カリウム、アンドプリム(andoprim)、アニラジン、アザコナゾール、アゾキシストロビン、
ベナラキシル、ベノダニル、ベノミル、ベンザマクリル、ベンザマクリル・イソブチル、ビアラホス、ビナパクリル、ビフェニル、ビテルタノール、ブラストサイジン・S、ブロムコナゾール、ブピリメート、ブチオベート、
多硫化石灰、カルプロパミド、カプシマイシン(capsimycin)、カプタホール、カプタン、カルベンダジム、カルボキシン、カルボン、キノメチオナート、クロベンチアゾン、クロルフェナゾール、クロロネブ、クロルピクリン、クロロタロニル、クロゾリネート、クロジラコン、クフラネブ、シモキサニル、シプロコナゾール、シプロジニル、シプロフラム、
デバカルブ、ジクロロフェン、ジクロブトラゾール、ジクロフルアニド、ジクロメジン、ジクロラン、ジエトフェンカルブ、ジフェノコナゾール、ジメチリモール、ジメトモルフ、ジニコナゾール、ジニコナゾール・M、ジノカップ、ジフェニルアミン、ジピリチオン、ジタリムホス、ジチアノン、ドデモルフ、ドジン、ドラゾキソロン、
エジフェンホス、エポキシコナゾール、エタコナゾール、エチリモール、エトリジアゾール、
ファモキサドン、フェナパニル、フェナリモール、フェンブコナゾール、フェンフラム、フェンヘキサミド、フェニトロパン、フェンピクロニル、フェンプロピジン、フェンプロピモルフ、酢酸トリフェニル錫、水酸化トリフェニル錫、ファーバム、フェリムゾン、フルアジナム、フルメトオーバー(flumetover)、フルオロミド、フルキンコナゾール、フルルプリミドール、フルシラゾール、フルスルファミド、フルトラニル、フルトリアホール、フォルペット、ホセチル・アルミニウム、ホセチル・ナトリウム、フサライド、フベリダゾール、フララキシル、フラメトピル、フルカルバニル、フルコナゾール、フルコナゾール−シス、フルメシクロックス、フルオキサストロビン(fluoxastrobin)、
グアザチン、
ヘキサクロロベンゼン、ヘキサコナゾール、ヒメキサゾール、
イマザリル、イミベンコナゾール、イミノクタジン、イミノクタジンアルベシル酸塩、イミノクタジン三酢酸塩、ヨードカルブ、イプコナゾール、イプロベンホス(IBP)、イプロジオン、イプロバリカルブ、イルママイシン、イソプロチオラン、イソバレジオン、
カスガマイシン、クレソキシムメチル;銅製剤、例えば水酸化第二銅、ナフテン酸銅、塩基性塩化銅、硫酸銅、酸化銅、オキシン銅及びボルドー液、
マンカッパー、マンコゼブ、マネブ、メフェリムゾン、メパニピリム、メプロニル、メタラキシル、メトコナゾール、メタスルホカルブ、メトフロキサム、メチラム、メトメクラン、メトスルホバックス(metsulfovax)、ミルディオマイシン、マイクロブタニル、マイクロゾリン、
ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、ニトロタル・イソプロピル、ヌアリモール、
オフレース、オキサジキシル、オキサモカルブ(oxamocarb)、オキソリン酸、オキシカルボキシン、オキシフェンチイン(oxyfenthiin)、
パクロブトラゾール、ペフラゾエート、ペンコナゾール、ペンシクロン、ホスダイフェン、ピコキシストロビン、ピマリシン、ピペラリン、ポリオキシン、ポリオキソリム(polyoxorim)、プロベナゾール、プロクロラズ、プロシミドン、プロパモカルブ、プロパノシン(propanosine)・ナトリウム、プロピコナゾール、プロピネブ、ピラクロストロビン、ピラゾホス、ピリフェノックス、ピリメタニル、ピロキロン、ピロキシフル、
キンコナゾール(quinconazole)、キントゼン(PCNB)、
キノキシフェン硫黄及び硫黄製剤、
テブコナゾール、テクロフタラム、テクナゼン、テトシクラシス、テトラコナゾール、チアベンダゾール、チシオフェン(thicyofen)、チフルザミド、チオファネート・メチル、チラム、チオキシミド、トルクロホス・メチル、トリルフルアニド、トリアジメホン、トリアジメノール、トリアズブチル、トリアゾキシド、トリクラミド、トリシクラゾール、トリデモルフ、トリフロキシストロビン、トリフルミゾール、トリホリン、トリチコナゾール、
ウニコナゾール、
バリダマイシンA、ビンクロゾリン、ビニコナゾール、
ザリルアミド、ジネブ、ジラム、並びに
タガーG(Dagger G)、
OK−8705、
OK−8801、
α−(1,1−ジメチルエチル)−β−(2−フェノキシエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール、
α−(2,4−ジクロロフェニル)−β−フルオロ−β−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール、
α−(2,4−ジクロロフェニル)−β−メトキシ−α−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール、
α−(5−メチル−1,3−ジオキサン−5−イル)−β−[[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチレン]−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール、
(5RS,6RS)−6−ヒドロキシ−2,2,7,7−テトラメチル−5−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−オクタノン、
(E)−α−(メトキシイミノ)−N−メチル−2−フェノキシフェニルアセトアミド、
1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)エタノン−O−(フェニルメチル)オキシム、
1−(2−メチル−1−ナフタレニル)−1H−ピロール−2,5−ジオン、
1−(3,5−ジクロロフェニル)−3−(2−プロペニル)−2,5−ピロリジンジオン、
1−[(ジヨードメチル)スルホニル]−4−メチルベンゼン、
1−[[2−(2,4−ジクロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]メチル]−1H−イミダゾール、
1−[[2−(4−クロロフェニル)−3−フェニルオキシラニル]メチル]−1H−1,2,4−トリアゾール、
1−[1−[2−[(2,4−ジクロロフェニル)メトキシ]フェニル]エテニル]−1H−イミダゾール、
1−メチル−5−ノニル−2−(フェニルメチル)−3−ピロリジニノール、
2’,6’−ジブロモ−2−メチル−4’−トリフルオロメトキシ−4’−トリフルオロメチル−1,3−チアゾール−5−カルボキサニリド、
2,6−ジクロロ−5−(メチルチオ)−4−ピリミジニルチオシアネート、
2,6−ジクロロ−N−(4−トリフルオロメチルベンジル)ベンズアミド、
2,6−ジクロロ−N−[[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ベンズアミド、
2−(2,3,3−トリヨード−2−プロペニル)−2H−テトラゾール、
2−[(1−メチルエチル)スルホニル]−5−(トリクロロメチル)−1,3,4−チアジアゾール、
2−[[6−デオキシ−4−O−(4−O−メチル−β−D−グリコピラノシル)−α−D−グルコピラノシル]アミノ]−4−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノブタン、
2−ブロモ−2−(ブロモメチル)ペンタンジニトリル、
2−クロロ−N−(2,3−ジヒドロ−1,1,3−トリメチル−1H−インデン−4−イル)−3−ピリジンカルボキサミド、
2−クロロ−N−(2,6−ジメチルフェニル)−N−(イソチオシアネートメチル)アセトアミド、
2−フェニルフェノール(OPP)、
3,4−ジクロロ−1−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−1H−ピロール−2,5−ジオン、
3,5−ジクロロ−N−[シアノ[(1−メチル−2−プロピニル)オキシ]メチル]ベンズアミド、
3−(1,1−ジメチルプロピル−1−オキソ−1H−インデン−2−カルボニトリル、
3−[2−(4−クロロフェニル)−5−エトキシ−3−イソオキサゾリジニル]ピリジン、
4−クロロ−2−シアノ−N,N−ジメチル−5−(4−メチルフェニル)−1H−イミダゾール−1−スルホンアミド、
4−メチルテトラゾロ[1,5−a]キナゾリン−5(4H)−オン、
8−ヒドロキシキノリン硫酸塩、
9H−キサンテン−2−[(フェニルアミノ)カルボニル]−9−カルボン酸ヒドラジド、
ビス−(1−メチルエチル)−3−メチル−4−[(3−メチルベンゾイル)オキシ]−2,5−チオフェンジカルボキシラート、
シス−1−(4−クロロフェニル)−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)シクロヘプタノール、
シス−4−[3−[4−(1,1−ジメチルプロピル)フェニル−2−メチルプロピル]−2,6−ジメチルモルホリン塩酸塩、
[(4−クロロフェニル)アゾ]シアノ酢酸エチル、
炭酸水素カリウム、
メタンテトラチオールナトリウム塩、
1−(2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−1H−インデン−1−イル)−1H−イミダゾール−5−カルボン酸メチル、
メチルN−(2,6−ジメチルフェニル)−N−(5−イソキサゾリルカルボニル)−DL−アラニネート、
メチルN−(クロロアセチル)−N−(2,6−ジメチルフェニル)−DL−アラニネート、
N−(2,6−ジメチルフェニル)−2−メトキシ−N−(テトラヒドロ−2−オキソ−3−フラニル)アセトアミド、
N−(2,6−ジメチルフェニル)−2−メトキシ−N−(テトラヒドロ−2−オキソ−3−チエニル)アセトアミド、
N−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−4−メチル−3−ニトロベンゼンスルホンアミド、
N−(4−シクロヘキシルフェニル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−2−ピリミジンアミン、
N−(4−ヘキシルフェニル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−2−ピリミジンアミン、
N−(5−クロロ−2−メチルフェニル)−2−メトキシ−N−(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)アセトアミド、
N−(6−メトキシ−3−ピリジニル)シクロプロパンカルボキサミド、
N−[2,2,2−トリクロロ−1−[(クロロアセチル)アミノ]エチル]ベンズアミド、
N−[3−クロロ−4,5−ビス(2−プロピニルオキシ)フェニル]−N’−メトキシメタンイミドアミド、
N−ホルミル−N−ヒドロキシ−DL−アラニンナトリウム塩、
O,O−ジエチル [2−(ジプロピルアミノ)−2−オキソエチル]エチルホスホロアミドチオエート、
O−メチル,S−フェニルフェニルプロピルホスホロアミドチオエート、
S−メチル=1,2,3−ベンゾチアジアゾール−7−カルボチオエート、
スピロ[2H]−1−ベンゾピラン−2,1’(3’H)−イソベンゾフラン]−
3’−オン、
4−[(3,4−ジメトキシフェニル)−3−(4−フルオロフェニル)−アクリロイル]モルホリン。
殺細菌剤:
ブロモポール、ジクロロフェン、ニトラピリン、ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、カスガマイシン、オクチリノン、フランカルボン酸、オキシテトラサイクリン、プロベナゾール、ストレプトマイシン、テクロフタラム、硫酸銅及びその他の銅製剤。
殺虫剤/殺ダニ剤/殺線虫剤:
アバメクチン、アセフェート、アセタミプリド、アクリナトリン、アラニカルブ、アルジカルブ、アルドキシカルブ、アルファ−シペルメトリン、アルファメトリン、アミトラズ、アバメクチン、AZ60541、アザジラクチン、アザメチホス、アジンホスA、アジンホスM、アゾシクロチン、
バシラス・ポピリエ(Bacillus popilliae)、バシラス・スフェリカス(Bacillus sphaericus)、枯草菌(Bacillus subtilis)、バシラス・スリンジエンシス(Bacillus thuringiensis)、バキュロウイルス、ボーベリア・バシアーナ(Beauveria bassiana)、ボーベリア・テネラ(Beauveria tenella)、ベンダイオカルブ、ベンフラカルブ、ベンスルタップ、ベンゾキシメート、ベータシフルトリン、ビフェナゼート、ビフェントリン、ビオエタノメトリン、ビオペルメトリン、ビストリフルロン、BPMC、ブロモホスA、ブフェンカルブ、ブプロフェジン、ブタチオホス(butathiofos)、ブトカルボキシム、ブチルピリダベン(butylpyridaben)、
カズサホス、カルバリル、カルボフラン、カルボフェノチオン、カルボスルファン、カルタップ、クロエトカルブ、クロルエトキシホス、クロルフェナピル、クロルフェンビンホス、クロルフルアズロン、クロルメホス、クロルピリホス、クロルピリホスM、クロベパトリン(chlovaphorthrin)、クロマフェノジド、シス−レスメトリン、シスペルメトリン(cispermethrin)、クロシトリン(clocythrin)、クロエトカルブ、クロフェンテジン、クロチアニジン、シアノホス、シクロプレン(cycloprene)、シクロプロトリン、シフルトリン、シハロトリン、シヘキサチン、シペルメトリン、シロマジン、
デルタメトリン、ジメトンM、ジメトンS、ジメトン−S−メチル、ジアフェンチウロン、ダイアジノン、ジクロルボス、ジコホル、ジフルベンズロン、ジメトエート、ジメチルビンホス、ジオフェノラン、ジスルホトン、ドクサト−ナトリウム(docusat−sodium)、ドフェナピン(dofenapyn)、
エフルシラネート(eflusilanate)、エマメクチン、エンペントリン、エンドスルファン、エントモフトラ(Entomophthora)種、エスフェンバレレート、エチオフェンカルブ、エチオン、エトプロホス、エトフェンプロックス、エトキサゾール、エトリムホス、
フェナミホス、フェナザキン、フェンブタティンオキシド、フェニトロチオン、フェノチオカルブ、フェノキサクリム、フェノキシカルブ、フェンプロパトリン、フェンピラド、フェンピリトリン、フェンピロキシメート、フェンバレレート、フィプロニル、フルアズロン(fluazuron)、フルブロシトリネート(flubrocythrinate)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルシトリネート、フルフェノクスロン、フルメトリン、フルテンジン(flutenzine)、フルバリネート、ホノホス、ホスメチラン、ホスチアゼート、フブフェンプロックス(fubfenprox)、フラチオカルブ、
顆粒症ウイルス、
ハロフェノジド(halofenozide)、HCH、ヘプテノホス、ヘキサフルムロン、ヘキシチアゾックス、ハイドロプレン、
イミダクロプリド、インドキサカルブ、イサゾホス、イソフェンホス、イソキサチオン、イベルメクチン、
核多角体病ウイルス、
λ−シハロトリン、ルフェヌロン、
マラチオン、メカルバム、メタアルデヒド、メタミドホス、メタリジウム・アニソプリエ(Metharhizium anisopliae)、メタリジウム・フラボビリデ(Metharhizium flavoviride)、メチダチオン、メチオカルブ、メトプレン、メソミル、メトキシフェノジド、メトルカルブ、メトキサジアゾン、メビンホス、ミルベメクチン、ミルベマイシン、モノクロトホス、
ナレッド、ニテンピラム、ニチアジン、ノバルロン、
オメトエート、オキサミル、オキシジメトンM、
ペシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)、パラチオンA、パラチオンM、ペルメトリン、フェントエート、ホレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ホキシム、ピリミカーブ、ピリミホスA、ピリミホスM、プロフェノホス、プロメカルブ、プロパルギット、プロポキスル、プロチオホス、プロトエート、ピメトロジン、ピラクロホス、ピレスメトリン、ピレトリン、ピリダベン、ピリダチオン(pyridathion)、ピリミジフェン、ピリプロキシフェン、
キナルホス、
リバビリン、
サリチオン、セブフォス、シラフルオフェン、スピノサド、スピロディクロフェン、スルホテップ、スルプロホス、
タウ−フルバリネート、テブフェノジド、テブフェンピラド、テブピリミホス(tebupirimiphos)、テフルベンズロン、テフルトリン、テメホス、テミビンホス、テルブホス、テトラクロルビンホス、テトラジホン、θ−シペルメトリン、チアクロプリド、チアメトキサム、チアプロニル、チアトリホス(thiatriphos)、シュウ酸水素チオシクラム、チオジカルブ、チオファノックス、スリンジエンシン(thuringiensin)、トラロシトリン(tralocythrin)、トラロメトリン、トリアラセン、トリアゼメート、トリアゾホス、トリアズロン(triazuron)、トリクロフェニジン(trichlophenidine)、トリクロルホン、トリフルムロン、トリメタカルブ、
バミドチオン、バニリプロール(vaniliprole)、バーティシリウム・レカニ(Verticillium lecanii)、
YI5302、
ゼータ−シペルメトリン、ゾラプロホス(Zolaprofos)、
(1R−シス)−[5−(フェニルメチル)−3−フラニル]メチル3−[(ジヒドロ−2−オキソ−3(2H)−フラニリデン)メチル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、
(3−フェノキシフェニル)メチル−2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、
1−[(2−クロロ−5−チアゾリル)メチル]テトラヒドロ−3,5−ジメチル−N−ニトロ−1,3,5−トリアジン−2(1H)−イミン、
2−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−4−[4−(1,1−ジメチルエチル)フェニル]−4,5−ジヒドロオキサゾール、
2−(アセチルオキシ)−3−ドデシル−1,4−ナフタレンジオン、
2−クロロ−N−[[[4−(1−フェニルエトキシ)フェニル]アミノ]カルボニル]ベンズアミド、
2−クロロ−N−[[[4−(2,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエトキシ)フェニル]アミノ]カルボニル]ベンズアミド、
3−メチルフェニルプロピルカルバメート
4−[4−(4−エトキシフェニル)−4−メチルペンチル]−1−フルオロ−2−フェノキシベンゼン、
4−クロロ−2−(1,1−ジメチルエチル)−5−[[2−(2,6−ジメチル−4−フェノキシフェノキシ)エチル]チオ]−3(2H)−ピリダジノン、
4−クロロ−2−(2−クロロ−2−メチルプロピル)−5−[(6−ヨード−3−ピリジニル)メトキシ]−3(2H)−ピリダジノン、
4−クロロ−5−[(6−クロロ−3−ピリジニル)メトキシ]−2−(3,4−ジクロロフェニル)−3(2H)−ピリダジノン、
バシラス・スリンジエンシス(Bacillus thuringiensis)株EG−2348、
[2−ベンゾイル−1−(1,1−ジメチルエチル)ヒドラジノ]安息香酸、
2,2−ジメチル−3−(2,4−ジクロロフェニル)−2−オキソ−1−オキサスピロ[4.5]デカ−3−エン−4−イルブタノエート、
[3−[(6−クロロ−3−ピリジニル)メチル]−2−チアゾリジニリデン]シアナミド、
ジヒドロ−2−(ニトロメチレン)−2H−1,3−チアジン−3(4H)−カルボキサルデヒド、
エチル[2−[[1,6−ジヒドロ−6−オキソ−1−(フェニルメチル)−4−ピリダジニル]オキシ]エチル]カルバメート、
N−(3,4,4−トリフルオロ−1−オキソ−3−ブテニル)グリシン、
N−(4−クロロフェニル)−3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−4−フェニル−1H−ピラゾール−1−カルボキサミド、
N−[(2−クロロ−5−チアゾリル)メチル]−N’−メチル−N″−ニトログアニジン、
N−メチル−N’−(1−メチル−2−プロペニル)−1,2−ヒドラジンジカルボチオアミド、
N−メチル−N’−2−プロペニル−1,2−ヒドラジンジカルボチオアミド、
O,O−ジエチル=[2−(ジプロピルアミノ)−2−オキソエチル]エチルホスホロアミドチオエート、
N−シアノメチル−4−トリフルオロメチルニコチンアミド、
3,5−ジクロロ−1−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)−4−[3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)プロポキシ]ベンゼン。
除草剤などのその他の公知の活性化合物との混合物又は肥料及び生長調節剤との混合物も可能である。
また、本発明の活性化合物は、極めて良好な抗真菌活性も有する。該化合物は、特に皮膚糸状菌及び酵母、糸状菌及び二相性真菌〔例えば、カンジダ種、例えばカンジダ・アルビカンス(Candida albicans)、カンジダ・グラブラータ(Candida glabrata)〕、並びにエピデルモフィトン・フロッコーズム(Epidermophyton floccosum)、アスペルギルス種例えばアルペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)及びアルペルギルス・フミガーツス(Aspergillus fumigatus)、白癬菌種例えばトリコフィトン・メンタグロフィテス(Trichophyton mentagrophytes)、ミクロスポルム種、例えばミクロスポルム・カニス(Microsporum canis)及びミクロスポルム・オーズアニー(Microsporum audouinii)に対して極めて広い抗真菌活性を有する。これらの真菌類のリストは、カバーされた真菌スペクトルを決して限定するものではなく、単なる例示のためのものである。
本発明の活性化合物は、そのままで使用できるし、その製剤の形態で使用できるし又はそれから調製される使用形態、例えばすぐ使用可能な液剤、懸濁剤、水和剤、ペースト剤、水溶剤、粉剤及び粒剤の形で使用できる。施用は慣用の方法で、例えば散水、液剤散布、噴霧、散播、散粉、発泡、展着などで実施される。また、本発明の活性化合物は、微量散布法で散布することが可能であるし、又は該活性化合物製剤又は該活性化合物それ自体を土壌に注入することも可能である。また、植物の種子を処理することも可能である。
前記で既に述べたように、本発明の活性化合物は、全ての植物及びその部分を処理するのに使用できる。好ましい実施形態においては、野生植物種及び植物変種、又は慣用の生物学的育種法、例えば異種交配又はプロトプラスト融合法によって得られる植物変種及びその部分が処理される。さらに好ましい実施形態においては、遺伝子工学によって、適当ならば慣用の方法と組み合わせることによって得られるトランスジェニック植物及び植物変種(遺伝子組換え生物)、並びにこれらの部分が処理される。「部分」又は「植物の部分」又は「植物部分」という用語は、前記で説明してある。
市販されているか又は使用されているそれぞれの場合の植物変種の植物が、処理されることが特に好ましい。植物変種とは、慣用の育種法、突然変異誘発又は組換えDNA技術によって得られる新規な性質(「特性」)を有する植物を意味する。これら植物変種は、変種、生物型又は遺伝子型であり得る。
植物種又は植物変種、その生育場所及び栽培条件(土壌、気候、植物期間、養分)に応じて、本発明の処理はまた、付加(「相乗」)効果をもたらし得る。従って、例えば、施用量の低減及び/又は活性スペクトルの拡大及び/又は本発明に従って使用されるべき物質の活性の増大、よりよい植物成長、高温又は低温に対する耐性の増大、干ばつ又は水もしくは土壌塩分に対する耐性の増大、開花性能の増大、収穫のより容易さ、熟成の促進、より高い収穫量、よりよい品質及び/又はより高い栄養価の収穫品、収穫品のよりよい貯蔵安定性及び/又は加工性が可能であり、これらは実際に期待されるべきであった効果を上回る。
処理されることが好ましいトランスジェニック植物又は植物変種(すなわち、遺伝子工学によって得られる)は、遺伝子組換えにおいてこれらの植物に特に都合のよい有用な性質(「特性」)を付与する遺伝子材料を受け入れた植物全てが挙げられる。このような性質の例は、よりよい植物成長、高温又は低温に対する耐性の増大、干ばつ又は水もしくは土壌塩分に対する耐性の増大、開花性能の増大、収穫のより容易さ、熟成の促進、より高い収穫量、よりよい品質及び/又はより高い栄養価の収穫品、収穫品のよりよい貯蔵安定性及び/又は加工性である。このような性質の別の例及び特に重視される例は、動物及び微生物害虫、例えば昆虫、ダニ、植物病原性の真菌、細菌及び/又はウイルスに対する植物のよりよい防衛能であり、またある種の除草活性化合物に対する植物の高められた抵抗性である。挙げ得るトランスジェニック植物の例は、重要な作物植物、例えば穀類(コムギ、イネ)、トウモロコシ、ダイズ、ジャガイモ、ワタ、アブラナ及び果樹植物(リンゴ、ナシ、柑橘系果物及びブドウ)であり、特に重要なものはトウモロコシ、ダイズ、ジャガイモ、ワタ及びアブラナが挙げられる。重視される特性は、特に、植物内で形成された毒素、特にバシラス・スリンジエンシス(Bacillus thuringiensis)由来の遺伝物質〔例えば、遺伝子CryIA(a)、CryIA(b)、CryIA(c)、CryIIA、CryIIIA、CryIIIB2、Cry9c、Cry2Ab、Cry3Bb及びCryIF並びにこれらの組み合わせ〕によって形成された毒素による昆虫に対する植物の高められた防衛能である(以下、「Bt植物」という)。また特に重視される特性は、全身獲得抵抗性(SAR)、システミン、フィトアレキシン類、エリシター類及び耐性遺伝子及びこれらに対応して発現されるタンパク質及び毒素による真菌、細菌及びウイルスに対する植物の高められた防衛能である。さらにまた特に重視される特性は、ある種の除草活性化合物、例えばイミダゾリノン類、スルホニルウレア類、グリホセート又はホスフィノトリシンに対する植物の高められた耐性(例えば、「PAT」遺伝子)である。当該所望の特性を付与する遺伝子はまた、トランスジェニック植物内で相互に組み合わせて存在させ得る。挙げ得る「Bt植物」の例は、トウモロコシ変種、ワタ変種、ダイズ変種及びジャガイモ変種であり、これらは商品名YIELD GARD(登録商標)(例えば、トウモロコシ、ワタ、ダイズ)、KnockOut(登録商標)(例えば、トウモロコシ)、StarLink(登録商標)(例えば、トウモロコシ)、Bollgard(登録商標)(ワタ)、Nucotn(登録商標)(ワタ)及びNewLeaf(登録商標)(ジャガイモ)として販売されている。挙げ得る除草剤抵抗性植物の例は、トウモロコシ変種、ワタ変種及びダイズ変種であり、これらは商品名Roundup Ready(登録商標)(グリホセート抵抗性、例えばトウモロコシ、ワタ、ダイズ)、Liberty Link(登録商標)(ホスフィノトリシン抵抗性、例えばアブラナ)、IMI(登録商標)(イミダゾリノン抵抗性)及びSTS(登録商標)(スルホニルウレア抵抗性、例えばトウモロコシ)として販売されている。挙げ得る除草剤抵抗性植物(除草剤耐性について慣用の方法で栽培された植物)としては、商品名Clearfield(登録商標)(例えばトウモロコシ)として販売されている変種が挙げられる。勿論、これらの説明は、これらの遺伝特性又はさらに開発されるべき遺伝特性を有する植物品種にも適用され、これらの植物は今後開発され及び/又は市販される。
前記に挙げた植物は、本発明の化合物又はその混合物を用いて特に都合のよい方法で処理することができる。
前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態II型の製造を、以下の実施例により例証する。
(実施例)
製造例
結晶変態I型の前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体5gをメタノール50gに懸濁した。得られた懸濁物を、攪拌しながら、60℃で変態I型の結晶が完全に溶解するまで加熱した。次いで、得られた混合物を室温まで冷却した。これにより結晶生成物の沈殿がもたらされ、これを濾取し、60℃以下の温度で乾燥した。これにより、結晶変態II型の前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体が4g得られた。ラマンスペクトルで、この生成物は表1に示した波数でピーク最大値を示した。
融点:140.0℃(ピーク最大値)。
結晶変態I型の前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体5gをアセトン40gに懸濁した。得られた懸濁物を、攪拌しながら、50℃で変態I型の結晶が完全に溶解するまで加熱した。次いで、得られた混合物を室温まで冷却した。これにより結晶生成物の沈殿がもたらされ、これを濾取し、60℃以下の温度で乾燥した。これにより結晶変態II型の前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体が3g得られた。ラマンスペクトルで、この生成物は表1に示した波数でピーク最大値を示した。
融点:138.6℃(ピーク最大値)。
結晶変態I型の前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体5gを酢酸エチル40gに懸濁した。得られた懸濁物を、攪拌しながら、70℃で変態I型の結晶が完全に溶解するまで加熱した。次いで、得られた混合物を室温まで冷却した。これにより結晶生成物の沈殿がもたらされ、これを濾取し、60℃以下の温度で乾燥した。これにより、結晶変態II型の前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体が3g得られた。ラマンスペクトルで、この生成物は表1に示した波数でピーク最大値を示した。
融点:138.7℃(ピーク最大値)。
結晶変態I型の前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体5gを蒸留水100gに懸濁した。得られた懸濁物を80℃で2週間攪拌した。次いで、得られた結晶生成物を濾取し、60℃以下の温度で乾燥した。これにより、結晶変態II型の前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体が4g得られた。ラマンスペクトルで、この生成物は表1に示した波数でピーク最大値を示した。
融点:138.4℃(ピーク最大値)。
(比較例A)
−20℃で、n−ブチルリチウム8.4ml(21ミリモル)をヘキサンに溶解したものを、2−(1−クロロシクロプロピル)−1−(2−クロロフェニル)−3−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロパン−2−オール 3.12g(10ミリモル)と無水テトラヒドロフラン45mlとの混合物に加え、得られた混合物を0℃で30分間攪拌した。次いで、反応混合物を−70℃に冷却し、硫黄粉末0.32g(10ミリモル)を加え、次いで混合物を−70℃で30分間攪拌した。この混合物を−10℃まで加温し、氷水を加え、次いで希硫酸を加えることにより混合物のpHを5に調整した。この混合物を酢酸エチルで繰り返し抽出し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。これにより、結晶変態I型の2−(1−クロロシクロプロピル)−1−(2−クロロフェニル)−3−(5−メルカプト−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロパン−2−オールが3.2g(理論値の93%)得られた。ラマンスペクトルで、この生成物は表4に示した波数でピーク最大値を示した。
融点:139.3℃。
前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態II型のラマンスペクトルを表す。 単結晶X線構造分析により決定される、前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態II型の結晶構造を表す。 単結晶X線構造分析により決定される、前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態II型の結晶構造を表す。 前記の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態I型のラマンスペクトルを表す。

Claims (6)

  1. a)下記の波数[cm−1
    Figure 0004757490
    でのラマンスペクトルのピーク最大値
    b)下記の結合距離[Å]及び結合角[°]
    Figure 0004757490
    c)下記のディメンションを有する単位格子
    a=9.8927(8)Å α=90°
    b=9.5635(8)Å β=92.651(6)°
    c=16.4448(10)Å γ=90°
    d)138.3℃の融点
    及び
    e)1.471Mg/mの粒子密度
    を特徴とする次式
    Figure 0004757490
    で示される2−[2−(1−クロロシクロプロピル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオンの結晶変態II型。
  2. 請求項1に記載の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態II型の製造方法であって、この物質の結晶変態I型を、
    ・ 水及び/又は
    ・ 1から10個の炭素原子を有する1種又はそれ以上の脂肪族アルコール及び/又は
    ・ それぞれのアルキル部分に1から4個の炭素原子を有する1種又はそれ以上のジアルキルケトン及び/又は
    ・ それぞれのアルキル部分に1から4個の炭素原子を有する1種又はそれ以上のアルキルカルボン酸アルキル
    の存在下で、0℃から90℃の温度で処理することを特徴とする、
    前記製造方法。
  3. 結晶変態II型の請求項1に記載の式(A)で示されるトリアゾール誘導体と、増量剤及び/又は界面活性剤とを含有してなることを特徴とする、殺微生物剤組成物。
  4. 望ましくない微生物を防除するための請求項1に記載の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態II型の使用。
  5. 請求項1に記載の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態II型を微生物及び/又はその生息環境に施用することを特徴とする、望ましくない微生物の防除方法。
  6. 請求項1に記載の式(A)で示されるトリアゾール誘導体の結晶変態II型を増量剤及び/又は界面活性剤と混合することを特徴とする、殺微生物剤組成物の製造方法。
JP2004522435A 2002-07-22 2003-07-10 2−[2−(1−クロロシクロプロピル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル]−2,4−ジヒドロ−3h−1,2,4−トリアゾール−3−チオンの結晶変態ii型 Expired - Fee Related JP4757490B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10233171.5 2002-07-22
DE10233171A DE10233171A1 (de) 2002-07-22 2002-07-22 Kristallmodifikation II des 2-[2-(Chlor-cyclopropyl)-3-(2-chlorphenyl)-2-hydroxy-propyl]-2,4dihydro-3H-1,2,4-triazol-3-thions
PCT/EP2003/007473 WO2004008860A1 (de) 2002-07-22 2003-07-10 Kristallmodifikation ii des 2-[2-(1-chlor-cyclopropyl)-3-(2-chlorphenyl)-2-hydroxy-propyl]-2,4-dihydro-3h-1,2,4-triazol-3-thions

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006502994A JP2006502994A (ja) 2006-01-26
JP4757490B2 true JP4757490B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=30128215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004522435A Expired - Fee Related JP4757490B2 (ja) 2002-07-22 2003-07-10 2−[2−(1−クロロシクロプロピル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル]−2,4−ジヒドロ−3h−1,2,4−トリアゾール−3−チオンの結晶変態ii型

Country Status (17)

Country Link
US (1) US7176226B2 (ja)
EP (1) EP1524905B1 (ja)
JP (1) JP4757490B2 (ja)
KR (1) KR20050025623A (ja)
CN (1) CN1681390B (ja)
AR (1) AR040505A1 (ja)
AU (1) AU2003246673B2 (ja)
BR (1) BR0312839A (ja)
CA (1) CA2492973C (ja)
DE (1) DE10233171A1 (ja)
EA (1) EA007384B1 (ja)
IL (2) IL166303A0 (ja)
MX (1) MX252778B (ja)
PL (1) PL206586B1 (ja)
UA (1) UA80291C2 (ja)
WO (1) WO2004008860A1 (ja)
ZA (1) ZA200500515B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AR054777A1 (es) * 2005-06-20 2007-07-18 Basf Ag Modificaciones cristalinas de piraclostrobina
UA105767C2 (uk) 2008-06-17 2014-06-25 Махтешім Кемікал Воркс Лтд. Аморфна форма протіоконазолу, бактерицидна композиція на її основі, способи їх одержання
UA127895C2 (uk) * 2018-03-06 2024-02-07 Юпл Лтд Удосконалений спосіб одержання проміжних сполук
CN110272393B (zh) * 2018-03-13 2022-08-09 华东理工大学 丙硫菌唑溶剂化物及其制法和应用
CN110372617B (zh) * 2019-08-08 2021-03-12 北京颖泰嘉和生物科技股份有限公司 一种药用组合物、丙硫菌唑的晶型及其制备方法、应用
CN110981822A (zh) * 2019-11-27 2020-04-10 海利尔药业集团股份有限公司 一种丙硫菌唑ⅰ型晶型的制备方法
CN113019269B (zh) * 2021-03-09 2022-11-04 江阴苏利化学股份有限公司 一种百菌清晶格转型装置及制备方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997041107A1 (de) * 1996-04-30 1997-11-06 Bayer Aktiengesellschaft Triazolyl-mercaptide und ihre verwendung als mikrobizide
WO1999018088A1 (de) * 1997-10-08 1999-04-15 Bayer Aktiengesellschaft Verfahren zur herstellung von triazolinthion-derivaten
WO1999019307A1 (de) * 1997-10-10 1999-04-22 Bayer Aktiengesellschaft Verfahren zur herstellung von triazolinthion-derivaten
JP2000510132A (ja) * 1996-05-15 2000-08-08 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト トリアゾリルジスルフィド
JP2000510852A (ja) * 1996-05-22 2000-08-22 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト スルホニル―メルカプト―トリアゾリル誘導体およびそれらの殺微生物剤としての使用
JP2000511891A (ja) * 1996-05-21 2000-09-12 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト チオシアナト―トリアゾリル誘導体及びその殺微生物剤としての使用
WO2000063188A1 (de) * 1999-04-19 2000-10-26 Bayer Aktiengesellschaft (-)- enantiomeres des 2- [2- (1-chlor- cyclopropyl) -3- (2- chlorphenyl) -2- hydroxypropyl] -2,4- dihydro -[1,2,4] -triazol -3- thions
WO2001046158A1 (de) * 1999-12-21 2001-06-28 Bayer Aktiengesellschaft Verfahren zur herstellung eines triazolinthion-derivates
JP2001519337A (ja) * 1997-10-08 2001-10-23 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト トリアゾリンチオン誘導体の製造方法
JP2001519336A (ja) * 1997-10-08 2001-10-23 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト トリアゾリンチオン誘導体の製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19528046A1 (de) * 1994-11-21 1996-05-23 Bayer Ag Triazolyl-Derivate
DE19716257A1 (de) * 1997-04-18 1998-10-22 Bayer Ag Fungizide Wirkstoffkombination

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997041107A1 (de) * 1996-04-30 1997-11-06 Bayer Aktiengesellschaft Triazolyl-mercaptide und ihre verwendung als mikrobizide
JP2000509052A (ja) * 1996-04-30 2000-07-18 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト トリアゾリルメルカプチド及びその殺微生物剤としての使用
JP2000510132A (ja) * 1996-05-15 2000-08-08 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト トリアゾリルジスルフィド
JP2000511891A (ja) * 1996-05-21 2000-09-12 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト チオシアナト―トリアゾリル誘導体及びその殺微生物剤としての使用
JP2000510852A (ja) * 1996-05-22 2000-08-22 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト スルホニル―メルカプト―トリアゾリル誘導体およびそれらの殺微生物剤としての使用
WO1999018088A1 (de) * 1997-10-08 1999-04-15 Bayer Aktiengesellschaft Verfahren zur herstellung von triazolinthion-derivaten
JP2001519337A (ja) * 1997-10-08 2001-10-23 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト トリアゾリンチオン誘導体の製造方法
JP2001519336A (ja) * 1997-10-08 2001-10-23 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト トリアゾリンチオン誘導体の製造方法
WO1999019307A1 (de) * 1997-10-10 1999-04-22 Bayer Aktiengesellschaft Verfahren zur herstellung von triazolinthion-derivaten
WO2000063188A1 (de) * 1999-04-19 2000-10-26 Bayer Aktiengesellschaft (-)- enantiomeres des 2- [2- (1-chlor- cyclopropyl) -3- (2- chlorphenyl) -2- hydroxypropyl] -2,4- dihydro -[1,2,4] -triazol -3- thions
WO2001046158A1 (de) * 1999-12-21 2001-06-28 Bayer Aktiengesellschaft Verfahren zur herstellung eines triazolinthion-derivates

Also Published As

Publication number Publication date
BR0312839A (pt) 2005-04-26
KR20050025623A (ko) 2005-03-14
CN1681390B (zh) 2010-05-26
EP1524905B1 (de) 2010-05-26
IL166303A0 (en) 2006-01-15
AU2003246673A1 (en) 2004-02-09
CN1681390A (zh) 2005-10-12
MXPA05000853A (es) 2005-04-19
AR040505A1 (es) 2005-04-06
DE10233171A1 (de) 2004-02-12
EA200500195A1 (ru) 2005-06-30
IL166303A (en) 2010-06-30
CA2492973C (en) 2010-06-01
UA80291C2 (en) 2007-09-10
EP1524905A1 (de) 2005-04-27
CA2492973A1 (en) 2004-01-29
ZA200500515B (en) 2006-03-29
WO2004008860A1 (de) 2004-01-29
PL206586B1 (pl) 2010-08-31
PL374797A1 (en) 2005-10-31
MX252778B (es) 2007-12-18
EA007384B1 (ru) 2006-10-27
US20060106080A1 (en) 2006-05-18
JP2006502994A (ja) 2006-01-26
AU2003246673B2 (en) 2009-07-16
US7176226B2 (en) 2007-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5671559B2 (ja) 殺菌剤としてのピラゾリルカルボキサニリド
RU2319697C2 (ru) Дифторметилтиазолилкарбоксанилиды
US20160152578A1 (en) Crystalline modifications of prothioconazole
IL166303A (en) Crystal modification ii of 2 - [2 - (1 - chloro - cyclopropyl) - 3 - (2 - chlorophenyl) - 2 - hydroxy -propyl] - 2,4 - dihydro - 3h - 1,2,4 - triazole - 3 - thions
JP2004534018A (ja) トリアゾロピリミジン類
JP2004533436A (ja) 殺真菌作用を有するトリアゾロピリミジン
WO2001064644A1 (en) Dichloropyridyl- and dichloroisothiazolyl-thiocarboxamides and their use as microbicides
JP2005536469A (ja) キサンチインカルボキサミド類
DE19917617A1 (de) -(-)Enantiomeres des 2-[2-(1-Chlor-cyclopropyl)-3-(2-chlorphenyl) 2-hydroxy-propyl]-2,4-dihydro-[1,2,4]-triazol-3-thions
JP2005528364A (ja) トリアゾロピリミジン類
JP2004516288A (ja) 殺微生物剤としての使用のためのアジニルスルホニルイミダゾール類
JP2004516281A (ja) ジクロロピリジルメチルシアナミジン類
NZ537811A (en) Crystal form II of 2-[2-(1-chlorocyclopropyl)-3-(2-chlorophenyl)-2-hydroxypropyl]-2,4-dihydro-3H-1,2,4-triazole-3-thione

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091225

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110308

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110506

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees