JP4757058B2 - 無段変速ベルトエレメント並列装置 - Google Patents

無段変速ベルトエレメント並列装置 Download PDF

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本発明は無段変速ベルトを製造するため無段変速ベルトエレメントを所定の配列パターンに合わせて並列させる無段変速ベルトエレメント並列装置に関するものである。
従来、スチール缶やアルミ缶等の円筒体を整列させるため、該円筒体を係合させる凹溝を形成した回転体を回転させることにより凹溝に係合されている円筒体を送り出し整列させるとともに、後続の円筒体を回転体の円弧面に支持させて待機させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、回転体を半回転以上回転させなければ先頭の円筒体を送り出すことができないので送り出し速度を速めることが難しいという問題があった。しかも、円筒体は弧状の通路を通って送出されるため送出距離が長くなり送り出しに時間がかかるという問題があった。また、回転体を特許文献2のように4箇所の玉保持部を設けることにより、1回転することにより4個の玉を送出できるようにしたものもあるが、回転体の回転に従って玉は送出されるため、送り出し距離が長くなり送り出し時間を短縮することは難しく、生産性を要求される組立ラインに組み込むことは難しいという問題があった。さらに、前記のような装置では種類の異なる円筒体を一定の配列パターンで送出して並列させることはできないことは勿論、表側に突起を形成したヘッド部と該ヘッド部にボディ部に連設させた板状の無段変速ベルトエレメントを処理することは不可能なため、無段変速ベルトエレメントを配列パターンに基づいて高速で並列させる装置の開発が要望されていた。
特開平9−71317号公報 特開2000−317099号公報
本発明は表側に突起を形成したヘッド部と該ヘッド部にボディ部に連設させた板状の無段変速ベルトエレメントを配列パターンに応じて送り出して並列させることができる無段変速ベルトエレメント並列装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、整列フィーダにより上下及び表裏を整列された表側に突起を形成したヘッド部と該ヘッド部にボディ部に連設させた板状の厚さの異なる無段変速ベルトエレメントを滑走送出させる第1シュートと第2シュートとを一定間隔をおいて並設させるとともに、該第1シュートにより送出される無段変速ベルトエレメントの送出を停止する第1エレメントストッパ機構と第2シュートにより送出される無段変速ベルトエレメントの送出を停止させる第2エレメントストッパ機構とを設け、該第1エレメントストッパ機構と第2エレメントストッパ機構との動作タイミングを配列パターンおよび第1、第2シュートの並設間隔により生じるタイムラグに基づいて制御する制御機構を設けるとともに、前記第1、第2シュートによる無段変速ベルトエレメントの送出方向と直交して一齣ずつ繰り出されて厚みの異なる無段変速ベルトエレメントを嵌挿並列させる櫛歯状のエレメント嵌合部を備えたエレメント並置機構を設けた無段変速ベルトエレメント並列装置を請求項1の発明とし、請求項1の発明において、第1および第2エレメントストッパ機構が多数の係止面を周面に定間隔下に形成した回転体よりなる無段変速ベルトエレメント並列装置を請求項2の発明とするものである。
本発明は、整列フィーダにより上下及び表裏を整列された表側に突起を形成したヘッド部と該ヘッド部にボディ部に連設させた板状の厚さの異なる無段変速ベルトエレメントを滑走送出させる第1シュートと第2シュートとを一定間隔をおいて並設させるとともに、該第1シュートにより送出される無段変速ベルトエレメントの送出を停止する第1エレメントストッパ機構と第2シュートにより送出される無段変速ベルトエレメントの送出を停止させる第2エレメントストッパ機構とを設け、該第1エレメントストッパ機構と第2エレメントストッパ機構との動作タイミングを配列パターンおよび第1、第2シュートの並設間隔により生じるタイムラグに基づいて制御する制御機構を設けるとともに、前記第1、第2シュートによる無段変速ベルトエレメントの送出方向と直交して一齣ずつ繰り出されて厚みの異なる無段変速ベルトエレメントを嵌挿並列させる櫛歯状のエレメント嵌合溝を備えたエレメント並置機構を設けたことにより、厚みの異なる無段変速ベルトエレメントを櫛歯状のエレメント嵌合溝に所定の配列パターンで的確、且つ高速で並列させることができるので、厚みが異なる無段変速ベルトエレメントを所定の配列パターンに合わせて組み合わせる必要がある無段変速ベルトの生産性を大幅に向上させることができる。
請求項2のように、第1および第2エレメントストッパ機構が多数の係止面を周面に定間隔下に形成した回転体よりなるものとすることにより、構造が簡単で制御が容易なうえ信頼性の高いものとすることができる。また、無段変速ベルトエレメントの係止操作を回転体の複数の係止面で行うため単一の掛止面による掛止よりも摩耗が抑えられ長期間にわたって高精度な位置決め制御ができるものとなる。
次に、本発明の好ましい実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。
図1、2中、1は無段変速エレメント並列装置であり、該無段変速エレメント並列装置1はランダムな姿勢となっている板状の無段変速ベルトエレメントWを整列させる整列フィーダ2と、整列された無段変速ベルトエレメントWを送出させるシュート3と、シュート3から送出された無段変速ベルトエレメントWを配列パターンに合わせて1列に並べるエレメント並置機構4とからなる。なお、無段変速ベルトエレメントWは図10、11に示されように、表側に突起Vを形成したヘッド部Hをボディ部Bに連設した形状としている。
前記整列フィーダ2は成形工程から送り込まれてきた板状の無段変速ベルトエレメントWの上下及び表裏を整列させるものであり、該整列フィーダ1は異なる板厚(1.7mm、1.8mm)の無段変速ベルトエレメントWを別々に整列処理を行うため1.8mm用の第1整列フィーダ2aと1.7mm用の第2整列フィーダ2bとが並設されている。
前記整列フィーダ2は図3、4に示されるように、上面を開口とするとともに底部に排出口20aを形成した傾斜円筒容器20と、該傾斜円筒容器20の底部上面で回転する切出し回転盤21とからなる。傾斜円筒容器20のエレメント排出口20aは図3、6に示されるように、傾斜最上部から切出し円盤21の回転方向側に向かう横長形状とされ、且つ後記するエレメント嵌合孔21aの上下切欠幅よりも上下孔幅が小さいので、エレメント排出口20aの下方側端縁はエレメント嵌合孔21aから露呈することとなる。このため、エレメント嵌合孔21aに嵌合掛止されて移送される無段変速ベルトエレメントWがエレメント排出口20a位置に移動されると、無段変速ベルトエレメントWのヘッド部Hの先端下面はエレメント排出口20aの下縁に受けられることとなる。この結果、無段変速ベルトエレメントWは時計回り方向に回転しながら落下することとなり、無段変速ベルトエレメントWのヘッド部Hを上にしてシュート3に送り出されることとなる。
また、切出し回転盤21は図5に示されるように、無段変速ベルトエレメントWと略同形で、無段変速ベルトエレメントWの厚みと略等しい深さを有するエレメント嵌合孔21aが同心円状に多数形成されている。また、エレメント嵌合孔21aは図7、8、9に示されるように、切出し回転盤21の回転中心側にヘッド部Hが上向きまたは裏向きになると無段変速ベルトエレメントWを傾斜円筒容器20下部に滑落させるテーパガイド部22が形成されている。
前記テーパガイド部22は上下反転した無段変速ベルトエレメントWのボディ部B下端を掬い上げて滑落させる左右のボディガイド斜面22aと、該ボディガイド斜面22aより切出し回転盤21の回転中心側に近付けて形成される突起V介入用の凹弧面23に形成される突起Vを掬い上げて滑落させる突起ガイド斜面23aとよりなる。突起V介入用の凹弧面23は無段変速ベルトエレメントWのヘッドHを係止するヘッド掛止面24に形成されている。
また、前記左右のボディガイド斜面22aの前縁は切出し回転盤21の回転中心側に向かう傾斜を有していてボディ部B下端の掬い上げが円滑に行われるようにしている。
さらに、前記ヘッド係止面24は図8に示されるように、下面側をテーパ状とした先尖り状とし、表向きの正しい姿勢を保持している無段変速ベルトエレメントWのヘッド部Hを確実に掛止して振動等により掛止が解けて切出し回転盤21の下方に滑落することがないようにしている。
以下、前記シュート3を詳細に説明する。シュート3は厚みの異なる無段変速ベルトエレメントWを別々に送出するため、1.8mm用の無段変速ベルトエレメントWを送出する第1シュート3aと1.7mm用の無段変速ベルトエレメントWを送出する第2シュート3bとを45°の傾斜角度で並設されている。
前記シュート3は無段変速ベルトエレメントWを正立状態で滑走送出させる傾斜送出溝路30を設けるとともに、該傾斜送出溝路30の一側に溝路に向けて傾斜されるエレメント導入ガイド部31を設け、該エレメント導入ガイド部31の始端を整列フィーダ2の排出口20aに臨ませるとともに終端を溝路内に嵌挿できなかった無段変速ベルトエレメントWを排出する排出部32とするものである。
また、前記エレメント導入ガイド部31の傾斜が整列フィーダ2の排出口20aに臨む始端を除いて急傾斜とされ、無段変速ベルトエレメントWの傾斜送出溝路30への送り込みが確実,且つ素早く行われるようにしている。
33はシュート3に設けられるエレメント厚ゲートあり、該エレメント厚ゲート33は通過させる無段変速ベルトエレメントWのボディ部Bの厚みと等しい隙間を形成したものとして、加工歪やバリ等によりボディ部Bの厚みを越えた無段変速ベルトエレメントWの送出を停止させて排除し、エレメント並置機構4に送り込まれて無段変速ベルトが不良品となることを防止するものである。
34はエレメント表裏選別機構であり、該エレメント表裏選別機構34は裏向き無段変速ベルトエレメントWのヘッド部Hの突起Vをガイドする後面ガイド溝35aおよび表向き無段変速ベルトエレメントWのヘッド部Hの突起Vをガイドする前面ガイド溝35bとを備えた共通路35と、該共通路35より分岐される後面ガイド溝35aのみを備えた裏向きエレメント分岐路36と、前面ガイド溝35bのみを備えた表向きエレメント分岐路37とよりなり、表裏が反転した無段変速ベルトエレメントWが紛れ込んだ場合、表裏が反転した無段変速ベルトエレメントWを排除するものである。
以下、前記エレメント並置機構4を詳細に説明する。エレメント並置機構4は滑走される無段変速ベルトエレメントWを停止させるストッパ機構40と、無段変速ベルトエレメントWの送出方向と直交して一齣ずつ繰り出されてシュート3から送り込まれてくる厚みの異なる無段変速ベルトエレメントWを所定の配列パターンに嵌挿並列させる櫛歯状のエレメント嵌合部41と、配列パターンとシュート3の並設間隔により生じるタイムラグに基づいてストッパ機構40の動作を制御する制御機構42とからなる。
前記ストッパ機構40は第1シュート3aにより送出される無段変速ベルトエレメントWの送出を停止する第1エレメントストッパ機構40aと、第2シュート3bにより送出される無段変速ベルトエレメントWの送出を停止させる第2エレメントストッパ機構40bとからなる。ストッパ機構40による無段変速ベルトエレメントWを所定の停止位置はエレメント嵌合部41に無段変速ベルトエレメントWが嵌挿されるまでの時間を正確に設定するため、ばらつきが生じないように正確なものとしている。
また、前記櫛歯状のエレメント嵌合部41は第1シュート3aと第2シュート3bから送り込まれてくる厚みの異なる無段変速ベルトエレメントWを所定の配列パターンに嵌挿並列させるもので、無段変速ベルトエレメントWを図28に示されるような配列パターンに配列される。なお、図中、1.8mmの無段変速ベルトエレメントWが配置される部位は白地で表し、1.7mmの無段変速ベルトエレメントWを配置させる部位はハッチングで表したものとしている。また、エレメント嵌合部41が図25に示されるような櫛歯41aを一定間隔下に配設することにより構成されている。
このため、エレメント嵌合部41の始端溝と2番溝が第1シュート3aの端末位置に達したとき制御機構42はそのタイミングに合わせて第1エレメントストッパ機構40aを作動させて無段変速ベルトエレメントWを送出させる。そして3番溝と4番溝は1.7mmの無段変速ベルトエレメントWを嵌挿させるためスキップするよう第1エレメントストッパ機構40aは作動を停止する。このようにして1.8mmの無段変速ベルトエレメントWのみが嵌挿されて1.7mmの無段変速ベルトエレメントWが嵌挿される部分を未嵌挿としたエレメント嵌合部41の3番溝と4番溝が第2シュート3bに達した後、制御機構42により第2エレメントストッパ機構40bは作動して無段変速ベルトエレメントWを送り出すものである。
前記第1および第2エレメントストッパ機構40a、40bは図21、29〜32に示されるように、多数の無段変速ベルトエレメントWのヘッド部Hを係止する係止面44を周面に定間隔下に形成した回転体45よりなる。前記係止面44はその背面側をヘッド部Hの送出側の面に当接させて送出を停止させるとともに、設定された送出タイミングに合わせて係止面44の当接を解いて無段変速ベルトエレメントWを送り出すものである。
このように構成されたものは、先ず、成形加工された無段変速ベルトエレメントWを厚みに応じて整列フィーダ2の第1整列フィーダ2aと第2整列フィーダ2bとに分けて投入する。第1整列フィーダ2aと第2整列フィーダ2bとに分けて投入された無段変速ベルトエレメントWは図4に示されるように、整列フィーダ2の傾斜円筒容器20の底部に堆積することとなるが、無段変速ベルトエレメントWは回転する回転盤21の各エレメント嵌合孔21aに1枚だけ嵌合されて傾斜円筒容器20の上方に持ち上げられていく。
このときエレメント嵌合孔21aへの嵌合が不十分な無段変速ベルトエレメントWや、表裏が反転して突起Vが回転盤21側に面していると、図7、8、9に示されるように、ヘッド部Hの下縁はヘッド掛止面24より上方に位置するので、ヘッド掛止面24に係止されずテーパガイド部22に乗り上げて無段変速ベルトエレメントWはエレメント嵌合孔21aに係止されず滑落して傾斜円筒容器20の底部に戻される。
そして、エレメント嵌合孔21aに嵌合された無段変速ベルトエレメントWは図6に示されるように、傾斜円筒容器20の上方に送り込まれ排出口20aよりシュート3に送り込まれる。排出口20aはエレメント嵌合孔21aより小さく、無段変速ベルトエレメントWのヘッド部Hの先端は排出口20aの口縁に係止されるので、無段変速ベルトエレメントWは時計回り方向に回転しながら落下し、ボディ部Bを先にしてシュート3上に落下することとなる。
そして、排出口20aからエレメント導入ガイド部31に落下した無段変速ベルトエレメントWはその面を滑落して傾斜送出溝路30内に送り込まれる。無段変速ベルトエレメントWが落下した衝撃で上下が逆になることがあるが、上下が逆になってヘッド部Hが傾斜送出溝路30内に送り込まれようとした場合、ヘッド部Hの突起Vが邪魔して傾斜送出溝路30内には嵌挿されず、無段変速ベルトエレメントWはエレメント導入ガイド部31上を滑走し、エレメント導入ガイド部31の終端から排出される。
傾斜送出溝路30内を滑走していく無段変速ベルトエレメントWはエレメント厚ゲート33に進入する。ここで加工歪や1.7mmに設定されたエレメント厚ゲート33内に1.8mmの無段変速ベルトエレメントWが混入しているとエレメント厚ゲート33を通過できないので、基準から外れた寸法精度の無段変速ベルトエレメントWは排除され、適正な厚みを有する無段変速ベルトエレメントWのみが送り出されることとなる。
そして、厚みを検査された無段変速ベルトエレメントWはエレメント表裏選別機構34に送り込まれる。エレメント表裏選別機構34に進入した無段変速ベルトエレメントWは前面ガイド溝35bと後面ガイド溝35aとを備えた共通路35を通過することとなる。通路35では表裏いずれの無段変速ベルトエレメントWも通過していくが、表向きの無段変速ベルトエレメントWの突起Vは表向きエレメント分岐路37の前面ガイド溝35bにガイドされて直進することとなる。また、裏向きの無段変速ベルトエレメントWの突起Vは裏向きエレメント分岐路36の後面ガイド溝35aにガイドされて送出方向を斜め上向きに転換され、裏向きエレメント分岐路36の終端より排出される。
このようにして45°の傾斜を有するシュート3の第1シュート3aを滑走する1.8mm厚の無段変速ベルトエレメントWと第2シュート3bを滑走する1.7mm厚の無段変速ベルトエレメントWはエレメント並置機構4の第1エレメントストッパ機構40aと第2エレメントストッパ機構40bの回転体42により滑走を停止される。
無段変速ベルトエレメントWはヘッド部Hの前面側を回転体45に多数形成された突部の後面に形成される係止面44により当接させて滑走を停止される。そして、エレメント並置機構4が作動してエレメント嵌合部41の始端溝が第1シュート3aの排出口に位置すると、制御機構42は第1エレメントストッパ機構40aを作動させ無段変速ベルトエレメントWの停止を解き第1シュート3aより無段変速ベルトエレメントWを排出する。
この排出動作は図29、30、31、32に示されるように、シュート3より送出されてくる後続の無段変速ベルトエレメントWは先頭の無段変速ベルトエレメントWの後端と当接された状態となっているため、先頭の無段変速ベルトエレメントWの係止面44による停止動作が解除されると、後続の無段変速ベルトエレメントWも連動して送出される。
このため、回転体45の次の係止面44は図30に示されるように、後続の無段変速ベルトエレメントWが通過するより早くその前面に配置されることとなる。そして、図31に示されるように、無段変速ベルトエレメントWのヘッド部Hの前面を係止させ、無段変速ベルトエレメントWが常時同じ位置に停止されるように停止させ、エレメント嵌合部41が一齣送り出されるまで待機され、且つ配列パターンに応じて、1.8mmまたは1.7mmの無段変速ベルトエレメントWを送り出してエレメント嵌合部41に嵌挿させる。
この操作はエレメント嵌合部41の全ての櫛歯に無段変速ベルトエレメントWが嵌挿されるまで行われる。
なお、前記好ましい実施の形態では、ストッパ機構40を多数の係止面44を周面に定間隔下に形成した回転体45よりなるものとしているが、無段変速ベルトエレメントWのヘッド部Hを係止する係止面44を制御機構42により制御されるソレノイド等によりヘッド部Hの通過ライン上に出没されるものとしてもよいことはいうまでもない。
本発明の好ましい実施の形態を示す正面図である。 同じく側面図である。 本発明の好ましい実施の形態に組み込まれる整列フィーダを示す正面図である。 同じく側面図である。 同じく整列フィーダの回転盤を示す平面図である。 同じく整列フィーダの排出口を拡大して示す一部切欠側面図である。 整列フィーダによる無段変速ベルトエレメントの上下及び表裏の整列過程を示す正面図である。 同じく整列過程の側面図である。 同じく整列過程の平面図である。 無段変速ベルトエレメントの斜視図である。 同じく正面図である。 本発明の好ましい実施の形態に組み込まれるシュートを示す正面図である。 同じく側面図である。 同じく拡大して示す一部切欠正面図である。 同じく拡大して示す側面図である。 シュートに組み込まれたエレメント厚ゲートを示す正面図である。 同じく側面図である。 シュートに組み込まれたエレメント表裏選別機構を示す正面図である。 同じく共通路の断面図である。 同じく分岐路の断面図である。 本発明の好ましい実施の形態に組み込まれるエレメント並置機構を示す一部切欠正面図である。 同じく側面図である。 エレメント並置機構に組み込まれるエレメント嵌合部の断面図である。 エレメント嵌合部の斜視図である。 エレメント嵌合部を構成する櫛歯の斜視図である。 エレメント嵌合部に無段変速ベルトエレメントを嵌挿する状態を拡大して示す側面図である。 エレメント嵌合部に無段変速ベルトエレメントが嵌挿された状態を示す一部切欠側面図である。 厚みの異なる無段変速ベルトエレメントの配列パターンを示す説明図である。 ストッパ機構の初期状態を示す作動説明図である。 ストッパ機構が12°回転した状態を示す作動説明図である。 ストッパ機構が24°回転した状態を示す作動説明図である。 ストッパ機構が36°回転した動作完了状態を示す作動説明図である。
符号の説明
2 整列フィーダ
3a 第1シュート
3b 第2シュート
4 エレメント並置機構
40 第1エレメントストッパ機構
41 第2エレメントストッパ機構
43 制御機構
44 係止面
45 回転体

Claims (2)

  1. 整列フィーダにより上下及び表裏を整列された表側に突起を形成したヘッド部と該ヘッド部にボディ部に連設させた板状の厚さの異なる無段変速ベルトエレメントを滑走送出させる第1シュートと第2シュートとを一定間隔をおいて並設させるとともに、該第1シュートにより送出される無段変速ベルトエレメントの送出を停止する第1エレメントストッパ機構と第2シュートにより送出される無段変速ベルトエレメントの送出を停止させる第2エレメントストッパ機構とを設け、該第1エレメントストッパ機構と第2エレメントストッパ機構との動作タイミングを配列パターンおよび第1、第2シュートの並設間隔により生じるタイムラグに基づいて制御する制御機構を設けるとともに、前記第1、第2シュートによる無段変速ベルトエレメントの送出方向と直交して一齣ずつ繰り出されて厚みの異なる無段変速ベルトエレメントを嵌挿並列させる櫛歯状のエレメント嵌合部を備えたエレメント並置機構を設けたことを特徴とする無段変速ベルトエレメント並列装置。
  2. 第1および第2エレメントストッパ機構が多数の係止面を周面に定間隔下に形成した回転体よりなることを特徴とする請求項1に記載の無段変速ベルトエレメント並列装置。

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