JP4757049B2 - 照明装置、画像読取装置、および画像形成装置 - Google Patents
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Description
このため、このような距離増加による被照射面での照度不足の防止を目的にしてLEDの個数を増加させる必要が生じたり、フレア成分の低減を目的にして導光体としての導光部材が必要となったりして、コストが嵩む傾向がある。特に、上記のいくつかの構成では、LEDと被照射面との間に、単なる導光体ではなく、照度均一手段や、集光体、集光体および光拡散部からなる光学的構成物、などのように複雑な構成の光学要素を介在させているので、この光学要素単体で既に部品コストが上昇して、コストアップの傾向が促進されている。
したがって、このような導光部材や光学的構成物の追加による部品点数の増加、および導光部材や光学的構成物を保持するための固定部材の追加が避けられないので、さらにコストアップを招いたり、光源の構成として、さらに大型化を招いたりする不具合が生じる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記基板の実装面の前記発光部側の端部は、シルク印刷により高反射率に構成されていることを特徴とする。
また、請求項8に記載の画像形成装置の発明は、請求項7において、前記画像読取装置の下方に排紙トレイを有し、該排紙トレイ上に記録媒体を排出することを特徴とする。
他方、副走査方向では、図13(b)に示すように、フレア対策として、副走査方向の読取範囲以外の照度が小さい照度分布が要求される。すなわち、一般に読取り画像上のフレア現象は、読取り光軸を中心とした読取範囲以外に入射した原稿面上の拡散反射光が、読取り光軸上に入射してしまい、読取範囲以外の像が重複した画像となってしまう現象とされている。特に、原稿面においてその濃度が急激に変化する部位では、正規の照明によるものとの相違が際立って明瞭に表れ、目立ってしまうことになる。
発光素子は、上記の要望に応じることが可能な各種の優れた特性を有しているものの、画像読取装置の光源である照明装置として用いるには、発光素子それぞれ1個単位での絶対的な明るさ(発光強度)が不足するため、読取り動作スピードが比較的に低速な低速読取機器などの低速読取装置を中心に用いられてきた。
すなわち、第1キャリッジ53は、少なくとも、上記のように、コンタクトガラス52上に載置された原稿の原稿面に対して、その下方位置から直接的に上向きの斜め方向に照射する照明装置1と、この照射光が原稿面に到達して反射した原稿面からの反射光を、第2キャリッジ54に向けて反射する第1のミラー53aとを有している。また、第2キャリッジ54は、第1のミラー53aからの反射光を下方に反射する第2のミラー54aと、第2のミラー54aからの反射光を結像素子56に向けて反射する第3のミラー54bとを有している。さらに、第2キャリッジ54と結像素子56との間には、第3のミラー54bからの反射光を、各ミラー同士の相対位置の変化や、結像素子56に固有な焦点距離に応じて調整し、この結像素子56に入力するために適宜変位する結像レンズ55が設けられている。
したがって、読取り装置400は、その読取り動作時に、図示しない駆動機構によって、第1キャリッジ53が、副走査方向である図中の左右方向に移動され、つまり図中の左端位置から右方向に移動され、これに連係して同駆動機構によって、上記の各ミラーを経由して原稿面から結像素子56に至る光路の長さを維持するように、第2キャリッジ54が同じ方向に移動され、この第1キャリッジ53の往路移動の過程で、原稿面の全域から得た反射光を読取り画像として結像素子56に入力するようにしている。
なお、この第1の実施形態の照明装置1を搭載した読取り装置400に、採用可能な光学的な構成としては、縮小光学系か、等倍光学系か、のいずれかに制約されることなく、これらのいずれでもあってもよい。
より詳細には、水平方向の一点鎖線によって、原稿を載置しない通常のコンタクトガラス52下面の位置を基準にして、つまりこの通常の位置のガラス下面に対して平行移動する第1キャリッジ53の上面およびその一部としての照明装置1の主要部である基板3およびこの基板3に実装した発光素子2が、接触しない必要最小限の間隙距離が、あらかじめ設定されている。すなわち、コンタクトガラス52に原稿を載置して、原稿面をガラス面に密着させて平坦に広げるように使用者が上方から押圧したり、書物などの原稿自体の自重が重かったりすると、コンタクトガラス52がたわみ、該ガラス下面が、無荷重の通常位置から下方に所定量だけ変位しても、この変位したガラス下面が、間隙距離内に留まって、該変位したガラス下面が、移動する第1キャリッジ53の上面およびその一部に接触しないようにしている。
なお、この読取り光軸Aは、読取り画像を含んだ原稿面からの反射光を、所定に導いて、結像素子56に入力するために、原稿面および各ミラー間にいくつかの光路を構成したうち、光学的な読取り軸として、原稿面を起点にして図2(a)中には図示されない第1ミラー53aに至るまでの最初の仮想的な直線であり、この読取り光軸Aの中心線は、コンタクトガラス52の上面を基準にし、かつ、このガラス上面にあらかじめ設定された副走査方向の読取範囲の中心点を起点にし、この中心点からガラス上面に直交する下方向に向かう垂直な軸線とされている。
発光素子2は、その概略外形状が扁平な直方体形状に形成され、長辺を有した一側面が発光面2Aに構成され、この発光面2Aに連接した短辺を有した2つの側面における、発光面2Aに近いそれぞれの箇所には、接続端子となる導電性電極2bが突設されている。
基板3は、非導電性の材料によって、その長さが、コンタクトガラス52の短辺長さと、ほぼ同程度の長さが確保されている。
また、基板3は、その厚さ方向の中間層として、所定の配線パターンが形成されており、この配線パターンの所定部位が、該基板3の実装面としての実装平面3Aの所定箇所に露出されて設置された導電性パッド3bに接続されて、それぞれの発光素子2に電気的に接続可能な通電経路を構成している。なお、基板3上の適宜箇所には、いくつかの発光素子2をグループ化したものを保護対象にして、図示を省略した抵抗器および電流制御回路が該基板3上の他の箇所に設置されて所定に配線接続されており、これらによって、発光素子2に過電流が流れることを防止するようにしている。
したがって、基板3に実装された各発光素子2の発光面2Aは、基板3の実装平面3Aに対して略垂直面となり、かつ、基板3の長手方向に向けて縦長となる略長方形状に設置されることになる。
同時に、側面視においては、上記したように、発光素子2を実装した基板3を、所定の傾斜姿勢を採らせて、設置可能な境界に可能な限り近づけて、第1キャリッジ53内に、設置している。
すなわち、発光素子2の発光面2Aを基準にしてこの基準面を延在した仮想的な面を越える基板端部3Cの突出量は、トップビュータイプの発光素子を用いた構成に比べて、はるかに少なくなり、一方の端部だけとなる。したがって、この突出した端部が、一点鎖線で示された境界線を越えることなく、一点鎖線で示された2つの境界線に、できる限り発光面2Aを近づけて、つまり2つの境界線の交差ポイントに、できる限り発光面2Aを近づけて、原稿面を適切に照射する所定の照射方向となるように、所定角度で傾斜した姿勢を確保して発光素子2を設置することができる。
結局、謂わば、同図において、交差ポイントを起点にした所定角度の線上に、発光素子2および基板3からなる一体構成物の延在方向を揃えて、この一体構成物における一端側を、交差ポイントに無理なく近づけて配置することができ、しかもこの一体構成物における交差ポイントに近い一端側に、発光素子2の発光面2Aを位置させていることになる。
特に、このように構成された照明装置を搭載した画像読取装置によれば、基板の実装平面方向に照射する発光素子を用いて、この発光素子の照射方向に、被照射面が位置するように基板を支持した構成としているので、その読取り動作時には、読取り光軸に干渉させずに、コンタクトガラス上に載置された読取対象物である原稿の原稿面に対して、直射光を照射するすべての発光素子の発光面を同一面にかつその発光面の中心を同一線上に揃えながら、可能な限り近接させて位置させることができる。すなわち、その読取り動作の経過中には、固定された原稿面の全域を走査するように、発光素子および読取り光軸が移動するのに拘わらず、すべての発光素子の発光面と原稿面と間の距離を、常時、発光面を整列させながら、可能な限り短い距離に保つことができる。
したがって、光源からの光の強度は、光源および被照射面間の距離の2乗に反比例して急激に低下するので、この構成によれば、高い光強度を確保して被照射面としての原稿面を照射できる。すなわち、この構成では、サイドビュータイプの発光素子を用いて、発光素子自体および実装基板の延在方向を傾斜した姿勢で配置していることから、謂わば、発光素子の発光面の周辺に、近接配置を妨げる部材を有していないので、上記の領域内の隅部に近接させやすくなり、可能な限り2つの面間の距離を短くした配置にでき、原稿面に到達した照明光の強度つまり原稿面での照度を、高くできる。つまり従来に比べて近接させた距離の分に応じて、倍増させた照度を原稿面に確保できる。この結果、発光素子からの光を効率よく原稿面に到達させて該原稿面を照射できることになる。
他方、このように可能な限り謂わば光源の発光面と被照射面である原稿面との2つの面間の距離を短くして、該原稿面での照度を充分に確保するとともに、発光面からの光の広がり具合を可能な限り小さくなるように限定しているので、発光素子からの発光を原稿面に集束させて原稿面での照度を確保するための集光体や集光部材を、不要にでき、光源の構成としては必要最小限の構成となり、照明装置としての構成を簡素化できる。
したがって、層数の少ない基板を使用でき、コストダウンできる。すなわち、基板の面積が拡充されて、回路用の層数が少なくても拡大した基板面に回路を配置できるので、基板の構成が簡素化され、該基板自体の部品コストを低下できる。
他方、制御素子などを同一基板上に実装できる。すなわち、たとえば、このように基板面積を増加した基板に、給電機能以外の適宜の制御機能を実現した回路および該回路に関連した電気部品を搭載して、該基板および発光素子からなる光源構成物の高機能化や多機能化を図ったり、基板外に配置されていた回路を、この増積化した基板に搭載して、光源に関する構成物としてその部品点数の削減を図ったりすることもできる。
特に、画像形成装置として上記の複写機が、画像読取装置の直下に排出トレイを有して、この排出トレイ上に、読取り画像に基づき形成した画像が定着された記録媒体としての用紙を排出し、また積層して収納できるようにした構成では、この排出トレイ周辺のスペースをより大きく確保できるので、排出トレイ上に載置された用紙を使用者が取り出しやすくなり、また多くの用紙を積層して多数枚を一時的に保管でき、しかもこの積層された多数枚の用紙を積層したまま無理なく取り出すこともでき、これらによって複写機としてその利便性の向上が図れる。
なお、サイドビュータイプの発光素子をいくつか並列的に配置した1次元アレイの構成に適用したが、サイドビュータイプの発光素子であれば、その配置する個数は、装置構成に応じて適宜選択してよく、また基板と同様な長板状のサイドビュータイプの発光素子をこの素子単体で基板に実装して、上記のようにその第1キャリッジ内での配置位置や姿勢を確保するように構成してもよい。
すなわち、発光素子2が実装された基板3を支持し所定姿勢に保持した台座である受台5は、少なくとも、基板3を形成した材料よりも高い剛性強度を有した材料を用いて、所定形状に形成され、その図示しない下方の基端が、同図には図示されない第1キャリッジ53の外形状を形成した図示しないケーシング部材や図示しないフレーム部材を介してケーシング部材に固定されている。この受台5は、同図(a)中の上面となる取付け面が、基板3の底面と同様な形状に形成されて同程度の所定面積を確保した傾斜面を構成している。
そこで、この第2の実施形態では、面精度の良い部材に、サイドビュータイプの発光素子アレイとして実装した基板3を、添わせた構成とすることにより、これらの発光面2Aの整列度を良好に確保し維持するようにしている。
すなわち、基板3は、少なくとも、この発光素子2が設置される平坦な表面である実装平面3Aと、基板3が受台5に接する反対側の面である底面とは、所定の平坦面に形成されているだけではなく、互いに平行な面となるように形成されている。
また、基板3を押え付けるための部材は、合成樹脂などやわらかい材料の部材を使用したり、ネジ等による直止めをしたりするが、あくまでも整列度に関して主となる平面は前記受台5の面としている。すなわち、発光面2Aの整列度は、剛性強度を充分に確保して所定形状に形成した受台5において、その受台5に設けた取付け面の平面度に依存してこの受台5の取付け面によって厳密に規定されることになるので、基板3の反り等を防止して発光面2Aの整列度を良好に確保することができる。
すなわち、たとえば低反射率の構成としては、金属材料で受台5を形成した場合、その表面に適宜の表面処理を施して少なくとも金属光沢を除去したり、適宜の表面処理によって表面を平滑面ではなく粗くして適度に粗雑な粗面化した構成にしてもよく、また、その表面を低い明度の着色塗料で塗装して低明度化した構成にしてもよく、これらを組合わせてもよい。他方、黒色などの暗色の構成としては、黒色のマイラーなどのように、該部材とは別部材の非反射特性を有したフィルム状部材で表面を覆って該表面に貼着などで定着させたり、つや消し処理などが施された無光沢の黒色に着色印刷したりしてもよい。
したがって、このような構成としない受台の表面が高反射の場合には、光源としての発光素子3からの光や、一旦他の部材で反射した光が、該受台における高反射の表面に入射して、その反射光が結像素子に入力され、フレアの発生要因となる可能性を排除できないのに対して、この受台5の表面を、低反射率や黒色の構成としたので、少なくとも前記のフレアを発生させる程度の反射光を得る反射率よりも低い反射率を該表面に必ず確保でき、これによって前記の可能性を確実に除外して、該受台5の表面を要因の1つにしたフレアを防止できる。
すなわち、この第2の実施形態では、金属製の受台5とすることにより、上記の設定機能と規制機能との2つの機能に加えて、新たな受台5の第3の機能として、謂わば発光素子2を実装した基板3の冷却機能を受台5を担わせるように構成し、基板3の平面度を低下させてしまう基板3自体に対する熱的な影響をすみやかに除去するようにして、上記の発光面2Aの整列度を高く確保しこれらの発光面2Aそれぞれによる発光方向の同一度を維持できるようにしている。
そして、この金属製の受台5における基板3が接した面以外のすべての表面を、放熱面として作用させることができるとともに、この受台5を取付けた対象部材であるたとえば画像読取装置本体などのような他の部材にさらに伝熱させて、放熱することも可能となる。これらによって、基板3に熱が滞留して基板3が反り返る程度に基板3上に温度差が生じることを抑制でき、この結果として、該基板3に実装された複数の発光素子2における発光面2Aの整列度を良好に維持できる。
なお、このような金属製の受台5としては、所定形状に形成した板金加工品や、アルミの押出し材といった同一の横断面形状をその長手方向に連続した構成の押出し成形品などが、挙げられ、特に列設された発光素子2の発光面2A同士におけるその整列度に高精度が要請される場合には、精密な金型成形品であるダイキャスト成形品が、好ましい。
すなわち、基板3のその長手方向における基板3上に実装された発光素子2を回避したいくつかの所定箇所には、その板厚方向に貫通孔が形成され、各箇所に対応した受台5の所定箇所には、同様に、基板3の貫通孔径よりも小径の貫通孔が形成されており、受台5のこれらの貫通孔には、それぞれ螺旋状のネジ溝が形成されている。
他方、段付きネジ7は、ヘッド部7aと太径部7bと小径部7cとがこの順序で同一軸線上に揃えられて一体に形成されており、ヘッド部7aには、基板3の貫通孔径よりも大径の寸法が設定され、太径部7bは、基板3の貫通孔径とほぼ同径の寸法が設定され、小径部7cには、受台5の貫通孔径とほぼ同径の寸法が設定されており、この小径部7cの外周面だけに、螺旋状のネジ山が刻設されている。
他方、段付きネジ7におけるその太径部7bの軸長方向の長さによって、段付きネジ7から基板3に供給する固定力を、精密に制御できるので、基板3の材質や上記の基板3の熱変形を勘案した両者間に必要な結合の程度などの諸条件に応じて、適切な固定力を確保できる。すなわち、基板3の板厚よりも太径部7bの軸長さを短くすれば、この短くした長さ分に応じた分だけ、ヘッド部7aが基板3をより強く受台5側に押圧するので、固定力を任意に設定できる。これとともに、この段付きネジ7は螺合部分である小径部7cよりも拡径された大径部を有しているので、大径部が熱の影響を受けてその軸長方向に長くなるように変形することが、謂わばヘッド部7a以外の全長に渡って螺合部分と同径に構成された単一径のネジに比べて、その熱容量が大きいことからも緩和され、また太径部7bと基板3とは両者間のある程度の滑りを許容して太径部7bの軸長が変化しても該変化が直接的に基板3に伝達されずに済んでおり、これらによって、熱の影響による固定力の減少を抑制できる。
したがって、このように構成した第2の実施形態の変形例によれば、段付きネジ7によって、基板3を受台5に、ネジ止め固定したので、上記した発光素子2の発光に起因した基板3の熱変形を阻止して、その発光時にも、発光面2Aの整列度を、確実に高く保持することができる。
換言すれば、該発光素子2に固有な発光特性に基づき、発光素子2の発光中心線上の光度を基準にして相対光度が0.5となる角度範囲を示した放射角度がθであり、発光素子2の発光面2Aから被照射面としてのコンタクトガラス52上に載置された原稿の原稿面までの距離がLである場合には、基板2平面上の発光素子2の中心同士の間の距離としてのピッチ間隔を、上記の関係式によって決定されるP以下の値を、任意に選択するようにしている。より詳細には、発光素子2の発光面2Aから被照射面に到達した発光中心線上の照射光を計測し、この計測した照度を1とし、この被照射面における、1とした照度に対して0.5以上となる照度が計測される範囲を判別して、この範囲の境界が、発光中心線に対してなす角度を放射角度θとする。
すなわち、換言すれば、発光素子2の発光特性と、発光素子2の発光面2Aから被照射面までの距離とに基づき、謂わば被照射面における、ある発光素子2の相対光度が0.5になる照射範囲に対して、隣の発光素子2からの照射光については、その相対光度が0.5よりも低い照射光が入射するように、発光素子2の設置間隔を設定したので、前記の照射範囲での照度分布を均一化することができる。謂わば、ある発光素子2の照射範囲において、その発光方向の中心線から離れるほど弱まる照度を、隣の発光素子2の照射光で補完することができ、しかも謂わばこの重複させる境界線の基準を、相対光度0.5を選択しているので、補完する光同士における照度をバランスさせることができ、結果として、少なくともそれぞれの発光素子において照度の基準とした発光中心線を起点にして照度が相対値として0.5になるまでの照射範囲での照度を、発光中心線上の照度1となるように揃えて、均一化することが可能となる。つまり、相対光度の略中央値である0.5を基準にしたある発光素子2の照射範囲において、この範囲境界から、この発光素子2の中心線に向うほど強まる照度を、概略これに応じて該方向に向うほど弱まる隣の発光素子2の照度によって、補償できる。
すなわち、照度均一化手段や導光部材等を、発光素子と被照射面である原稿面との間に介在させなくても、この照明装置によれば、発光素子の配列間隔を所定に設定して隣り合った発光素子同士で、原稿面上の照度が一定値の均一な照度になるように補償し合うことができ、これによって原稿面をほぼムラなく照明できる。このため、照度均一化手段や導光部材を追加することなく、光源の構成として最小限の構成を維持しながら、照度の均一化作用が得られる。このように、追加部材を不要としながら、照度の均一化作用が新たに得られるので、照明装置としての構成は、より一層の簡素化が図れることになる。
さらに、このように上記の式に基づき、ほぼムラなく照射できるピッチ間隔Pを判定し、基板上に実装する発光素子の個数を決定できるので、過不足ない最適な個数を選択できる。
このため、発光面2A側に電極2bを有した発光素子2を使用した場合、発光面2Aから基板端部3Cに至るまでの基板表面領域によって原稿面の照射に供される光のうちの一部が遮られてしまい、原稿面の照度が低下していた。すなわち、基板3側の接続端子である電極パッド3bの位置は、前記の基板端部3Cから0.8mm程度の間隙距離を設けて、固定配置されているのに対して、発光素子2側の接続端子である該発光素子2が有した接続端子としての電極2bは、該発光素子2上の発光面2A側に近い箇所に配置されているので、前記のはんだ付けなどで両者を電気的に接続した場合には、基板端部3Cから離れた基板3上の位置に、発光面2Aが位置することになる。
より詳細には、発光素子2側の電極2bを、発光面2Aとは離れた反対側に移動した発光素子2上の箇所に配置した構成の発光素子2を、基板3に実装している。なお、基板3上の電極パッド3bの位置は、変更せずにそのままにしている。
したがって、この構成の場合には、基板3の構成を変更することなくそのまま用いて、上記の基板端部3Cから基板3上の接続箇所を、たとえば0.8mm以上の間隙距離を確保して、発光素子2および基板3の双方の電気的な接続端子を接続でき、この接続のための、はんだ付けなどを良好かつ確実にでき、かつ、容易に実装できるうえ、発光素子2の発光面2Aを、基板端部3Cに近づけて位置させることができる。
特に、この実施形態では、基板自体には、なんら形状的な加工も所定の処理を施さずに、一般的な基板をそのまま用いることができるので、コスト面で有利となる。すなわち、基板の接続端子位置を変更せずに、発光素子の接続端子位置を該発光素子上で発光面から離れる方向に所定量変位させた構成にすれば、この所定量の分だけ、発光素子を基板端部側に前進させて該基板上に設置できる。
また、発光素子の種類によっては、つまり発光素子上での発光面から接続端子までの距離で区別した種類によっては、照明光に関連した位置関係として、基板の端部に発光素子の発光面をほぼ同一位置に揃えるか、もしくは、端部から発光面を突き出すか、のいずれかとでき、これらのいずれによっても、上記した基板端部による光損失を実質的に皆無とすることができる。
すなわち、この第5の実施形態の照明装置1では、基板3に発光素子2を実装し、次にこの発光素子2を実装した基板3の基板端部3Cを、直線的な除去加工である面取り加工、もしくは、曲面形成するための除去加工である丸め加工を施して、基板3上にその横断面形状として、傾斜部8か曲率部9か、のいずれかを形成している。謂わば、基板端部3Cを削り取って、この基板端部3Cの替わりに、傾斜部8か曲率部9か、のいずれかが、発光面2Aの前方に位置するようにしている。つまり発光面2Aから光が進む方向での発光面2Aの前方位置かつ発光方向の中心線に対して所定の角度線に接しないように該角度線から所定に離れるように、傾斜部8か曲率部9か、のいずれかを設けた。
この「半値角」の意味は、以下のとおりである。図8(c)は、発光素子2の出射光の配光分布を示す説明図である。この配光分布は、発光素子2の発光面2Aの中心点を通る法線に沿った一仮想面上において、その発光面2Aの中心点から等距離にある該仮想面上の各地点の光量レベルを上記法線上に位置する地点の光量レベルを100としたときの、相対値で示したものである。すなわち、図8(c)のグラフは、発光面2Aの中心点から該発光面2Aに直交する方向に延在された基準線を起点にして、この基準線から仮想面上における同図中の右側の90度の角度範囲までの光量レベルの変化を相対値で示すとともに、同図中の左側の90度の角度範囲までの光量レベルの変化を、相対値で示している。
なお、発光素子2は、その法線上に位置する地点で最大光量を発生させることになる。発光素子2が理想的な配向分布をもつものであれば、発光素子2の出射光の配光分布は円形になるが、この実施形態の発光素子2では、同図に示すように楕円状となる。
そして、同図中の光量レベルが50すなわち最大光量の半分となる地点から発光面2Aの中心点までを結ぶ仮想直線と、この発光面2Aの中心点を通る法線と、がなす角度γ0を、半値角という。
また、単なる曲率部とした場合、および発光素子側に部分的な曲率部を形成した傾斜部とした場合には、発光素子が接した基板の面から、連続的になめらかに変化して、曲率部および傾斜部に向うようにしていることから、なんらかの理由で発光素子が曲率部および傾斜部側にずれて押圧されても、この発光素子が当接してしまう角部が形成されてないので、発光素子が損傷することを防止できる。
なお、上記の第4の実施形態と、この第5の実施形態とを組合わせた構成としてもよい。すなわち、第4の実施形態において、発光素子2を基板端部3C側に、この基板端部3Cと発光素子2の発光面2Aとの間に基板表面部分がある程度残るように、前進させて設置し、かつ、この残余の表面部分を除去するように、適宜の上記の加工を施し、この第6の実施形態の傾斜部8か、曲率部9か、のいずれかを形成した構成としてもよい。
より詳細には、上記のように結んだ線Bから退避するように形成した傾斜部8または曲率部9に加えて、反射板などで構成した反射部11は、読取り光軸Aを中心にして、発光素子2の発光面2Aに対峙して設けられている。すなわち、反射部11は、読取り光軸Aに干渉しない位置に、原稿読取範囲に向わせる所定の傾斜姿勢を確保して固定配置されている。
したがって、傾斜部8または曲率部9が未形成の基板端部3Cによって以前は通過を阻止されていた、被照射面から離れる方向に向う発光素子2の発光が、その反射面を形成した反射部11に到達し、そしてこの反射部11によって、所定方向に反射され、被照射面としての原稿読取範囲に向わせることができる。
このように一般的な緑色などの基板3を使用した場合には、第3の実施形態に記したように、基板端部3Cと発光素子2の発光面2Aとの間に介在した基板3上の表面部分によって、発光面2Aからの照射光のうち、その一部が減殺されていた。すなわち、発光面2Aから前記の基板3の表面部分に向けて照射された光は、たとえ、この表面部分で反射されて原稿面に向う照射光になるとしても、該表面部分は暗色なので、この反射した照射光の強度は弱まることになる。
他方、白色などの明色状の基板3は、上記したように、あまり一般的でないので、このような明色状の基板3たとえば白地の基板3を、照明装置に採用すると、この基板3自体のコストが嵩み、照明装置全体のコストアップを招いてしまう。
すなわち、基板3上の所定領域部分13に対して、あらかじめ簡易で低コストなシルク印刷を施し、このシルク印刷の印刷色として、白もしくは白に類似した明るい色が、選択されている。より詳細には、基板3上における該基板3に設置される発光素子2の発光面2Aと端部との間で、かつ、その端部が属した基板3周縁部の長手方向に沿って、略帯状に、明色のシルク印刷が施されており、該基板3上の発光素子2の配置に応じて、該基板3上におけるその長手方向の一端から他端まで連続した略帯状の領域部分が、高反射率に形成されている。
他方、組立て時や、故障や定期点検などの部品交換時に、発光素子が実装された基板を受台に取付ける際には、この基板の向き、つまり該基板上の発光素子の発光方向を、表面部分の着色によって作業者に明示でき、作業者の取付けミスを防止できる。すなわち、発光面から前方に位置して基板地色と異なる色に着色された基板端部の表面部分を、作業者に、発光素子と基板とからなる一体構成物としてのその発光方向を指示した標識として用いることができる。
また、上記の第5の実施形態と、この第6の実施形態とを組合わせた構成としてもよい。すなわち、第5の実施形態において、基板3に所定に形成した傾斜部8か、曲率部9か、のいずれかの表面に、適宜、この第6の実施形態の明色印刷を施した構成としてもよい。したがって、この構成によれば、半値角を越えて傾斜部8か曲率部9かの表面に入射した弱い光を、明色印刷を施さない表面に比べて、より多く反射でき、照度アップに貢献できる。さらに、第4ないし第6の実施形態を、適宜、組合わせた構成としてもよい。
したがって、略長尺状部材としての基板3を、その長手方向の全域に渡ってより一層の均一的に、平坦面の面精度が高い受台5の取付け面に密着させて、受台5に固定できる。この結果、発光面2Aの整列度を、この取付け面によってより一層の高い精度に規制し、かつ、安定的に保持することができる。
なお、単なるネジの替わりに、上述した段付きネジ7を用いてもよく、さらに単なる段付きネジ7の替わりに蝶型段付きネジ7を用いてもよく、これらの場合のいずれも、ヘッド部7a以外の径が2段階で変わるのではなく、カバー部材15を追加したのに応じて3段階で変わるように構成してもよい。したがって、これらの場合には、少なくともそれぞれの構成に対応した上述した作用効果が得られる。同様に、上述した第2の実施形態以降の第3ないし第6の実施形態の照明装置1のいずれにも、適宜、段付きネジ7や蝶型段付きネジを適用してよい。
また、基板3が許容できる大型のネジを用いて、この大型ネジから供給する押圧力を強化する一方、ネジ止め箇所同士の間隔を広げることにより、取付けに必要なネジの個数を削減した取付け構成にすることも可能となる。したがって、この構成の場合には、削減した個数に応じて、基板3の取付け取外しの際の作業の手間を軽減でき、上述した組立て時や定期点検時での、作業性や保守整備性を、より一層向上させることができる。
さらに、少なくともカバー部材15によって、このように発光素子2の上部部分が露出されずにカバーされ、保護できるので、コンタクトガラス52自体を交換修理する場合などに、発光素子2の不要な損傷を防止できる。また同様に、この発光素子2を実装した基板3も、カバー部材15によって、ほぼカバーされるので、基板3の損傷防止が図れる。
なお、この第7の実施形態のカバー部材15は、上述した第2の実施形態以降の各実施形態の照明装置1のいずれにも、適用して追加してもよく、それぞれの実施形態の作用効果に加えて、上記したカバー部材15の作用効果が得られる。
たとえば、黒板面に描かれた文字や図像などからなる原稿画像を、画像読取装置で読取って適宜、記録したり、印刷物を作成したりするように構成した電子黒板に、採用してもよい。特に、電子黒板に採用した画像読取装置に用いる照明装置としては、上述したように、原稿面としての黒板面を基準にしてこの黒板面からの厚さ方向が薄型の照明装置となるので、この照明装置のために、単なる黒板としての厚みを不用に増加させずに済み、単なる黒板としての違和感を解消できる。
また、請求項8に記載の発明によれば、画像形成装置が、画像読取装置の直下に排出トレイを有して、この排出トレイ上に、読取り画像に基づき形成した画像が定着された記録媒体を排出し、また積層して載置できるようにした構成となっているので、この排出トレイ周辺のスペースをより大きく確保でき、排出トレイ上の記録媒体を使用者が取出しやすくなる。また、多数の記録媒体を積層して一時的に保管でき、これらによって画像形成装置としてその利便性の向上が図れる。
2 発光素子(基板に接する面に連接した側面を発光面にして該基板の実装平面と平行な方向に照射する発光素子)
2A 発光面 2b 電極(発光素子側の接続端子)
3 基板 3A 実装平面(実装面)
3b パッド(基板側の接続端子) 3C 基板端部
5 受台(支持部材) 6 ネジ
7 段付きネジ 7a ヘッド部
7b 太径部 7c 小径部
8 傾斜部 9 曲率部
11 反射部(反射板)
13 白色のシルク印刷領域(高反射率を構成した部分)
15 カバー部材 17 導光板
51 排出トレイ 52 コンタクトガラス
53 第1キャリッジ 54 第2キャリッジ
55 結像レンズ 56 結像素子
100 デジタル複写機(画像形成装置) 200 画像形成装置本体
300 給紙装置 400 原稿読取り装置(画像読取装置)
A 読取り光軸 B 発光面と反射部の反射面とを結んだ線
Claims (8)
- 基板と、この基板上に実装されて該基板に接する面と連接する側面が発光部として発光して実装平面方向に沿って光を照射する発光素子と、を備えた照明装置において、
前記発光素子の照射角度が被照射面に対して傾斜した角度から照射するよう規定する支持部材に前記基板が固定されており、
前記支持部材の端部は、前記発光素子から光を照射して被照射面から得られた読取り画像を含んだ反射光を入力するための読取り光軸に沿った傾斜面を有するとともに表面が低反射又は非反射に構成され、
且つ、前記基板は、前記支持部材の端部から前記読取り光軸側に突出しないよう取り付けられていることを特徴とする照明装置。 - 前記基板の実装面の前記発光部側の端部は、高反射率に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記基板の実装面の前記発光部側の端部は、シルク印刷により高反射率に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
- 前記発光素子における少なくとも発光部を除いた部分をカバーするカバー部材が設けられ、
このカバー部材は、前記基板の実装面と対向して配置され、前記基板及び前記支持部材の貫通孔とカバー部材の貫通孔とを一致させて前記支持部材に螺合されて止め付けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 - 前記発光素子における少なくとも発光部を除いた部分をカバーするカバー部材が設けられ、
このカバー部材は、前記発光素子の配列方向を長手方向とする部材であって、その表面が低反射又は非反射に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 - 前記請求項1ないし5のいずれかに記載の照明装置を備えたことを特徴とする画像読取装置。
- 前記請求項6に記載の画像読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 前記画像読取装置の下方に排紙トレイを有し、該排紙トレイ上に記録媒体を排出することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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