JP4754395B2 - ねじ締め機 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばインパクトドライバと称されるインパクト式(回転打撃式)のねじ締め機であって、本体ケースに対してねじ締めビットを回転不能にロックするための装置を備えたねじ締め機に関する。
このねじ締め機は、電動モータにより回転するスピンドルにハンマーとアンビルを装着して、アンビルに一定以上の外部トルク(ねじ締め抵抗)が付加された時点でハンマーを進退させつつ回転させてアンビルをねじ締め方向に間欠的に打撃するインパクト機構を備えた電動インパクト式ねじ締め機で、このねじ締め機によれば、あらかじめ設定したねじ締めトルクでねじを強固に締め付けることができる。
米国特許公報第5016501号 実開昭58−160774号公報
しかしながら、この電動インパクト式ねじ締め機のねじ締め力は、ハンマーをスピンドル軸方向に付勢する圧縮ばねの付勢力で定まる固定されたトルクであることから、このねじ締め力よりも大きな外部トルク(ねじ締めトルク)をアンビルに付加しようとしても、ハンマーの進退及び回転打撃動作が繰り返されるのみでそれ以上のねじ締めトルクをアンビルひいてはねじ締めビットに作用させることができない。
また、電動モータを停止させてねじ締め機全体をねじ締め方向に回転させても、ハンマーを進退させつつアンビルがスピンドルに対して相対回転してしまうことから、一旦ねじ締めが完了したねじをより大きなねじ締めトルクで増し締めすることができない。
このため、従来この種の電動インパクト式ねじ締め機で締め付けたねじをより大きなトルクで増し締めする場合には、別途ねじ回し(いわゆるドライバー)を用いて行っており、この点でねじの増し締め作業が面倒であった。これに対して当該ねじ締め機を用いてそのまま増し締めをすることができれば便利であり、この種のねじ締め作業の迅速化を図ることができる。
そこで、本発明は、インパクト式のねじ締め機を用いて一定トルクでねじを締め付けた後、そのまま当該ねじ締め機を用いて増し締めできるようにすることを目的とする。
上記の課題は、以下の発明により解決される。
第1の発明は、本体ケースに内蔵した電動モータにより回転する駆動軸と、この駆動軸に軸方向移動可能かつ軸回りに回転可能に支持されたハンマーと、駆動軸に同軸に相対回転可能に支持されたアンビルと、このアンビルに対してハンマーを軸方向に進退させつつ回転方向に打撃させる回転打撃機構を備えたねじ締め機において、本体ケースに固定した係合リングの内周側にアンビルを配置し、この係合リングとアンビルの周面に設けた平坦な逃がし面との間に係合部材を介装し、この係合部材を係合リングと逃がし面の端部側との間に食い込ませて、アンビルを本体ケースに対して回転について一体化させる構成としたスピンドルロック機構である。
第1の発明によれば、電動モータによりアンビルを積極回転させない状態(ねじ締め機の停止状態)において、本体ケースひいては係合リング側をねじ締め方向に回転させると係合部材が係合リングとアンビルの周面との間に食い込んで両者が回転について一体化される。 このことから、作業者は本体ケースごと当該ねじ締め機をねじ締め方向に回転させることにより回転打撃機構を経由しないで、係合部材の食い込み状態を介してアンビルを本体ケースに直結(回転について一体化)した状態で当該アンビルをねじ締め方向に回転させることができ、これにより回転打撃機構の設定トルクよりも大きなねじ締めトルクでねじを増し締めすることができる。
これに対して、電動モータを起動してアンビルをねじ締め方向に回転させる段階では、アンビル側が本体ケースに対してねじ締め方向に回転するため係合部材は係合リングとアンビルの周面との間に食い込むことがなく、従って係合部材は係合リングとアンビルの逃がし面との間に保持されて、係合リングひいては本体ケースに対するアンビルの相対回転が許容されることにより、回転打撃機構を経由したねじ締めがなされる。
このように、本体ケースごとねじ締め機をねじ締め方向に回転させるとアンビルが本体ケースに直結されて一体で回転することから、当該ねじ締め機の回転打撃機構を経由することにより一定のねじ締めトルクで締め付けられたねじに対して、そのまま当該ねじ締め機をねじ締め方向に回転させることにより増し締めすることができるので、従来のように別途手回しのドライバを用いる必要がなく、従ってこの種のねじ締め作業及びその増し締め作業を迅速に行うことができ、また当該ねじ締め機の機能を高めることができる。
さらに、本体ケースごと当該ねじ締め機をねじ緩め方向(反ねじ締め方向)に回転させた場合にも、係合部材が係合リングとアンビルの周面との間に食い込んでアンビルが本体ケースに回転について固定される。このため、当該ねじ締め機をねじ緩め方向に回転させるとアンビルが一体でねじ緩め方向に回転してねじが緩められる。
第2の発明は、第1の発明において、アンビルを打撃部とスピンドル部とに分割し、打撃部の係合部とスピンドル部の係合部を回転方向に噛み合わせて、このスピンドル部を打撃部に対して一定範囲で同軸かつ相対回転可能に支持し、このスピンドル部の周面に逃がし面を設け、この逃がし面と係合リングと間であって打撃部の係合部間に係合部材を配置したスピンドルロック機構である。
第2の発明によれば、打撃部の係合部間に係合部材が配置されていることにより当該係合部材のスピンドル部回りの位置が規制される。このため、アンビルの打撃部がスピンドル部に対して相対回転することにより、係合リングとアンビル周面との間への係合部材の食い込み状態が解除される。
第3の発明は、第1の発明において、係合部材として円柱体のピンを用い、アンビルに対する係合リングの回転によりこの係合部材を逃がし面の端部側に転動させて係合リングとの間に食い込ませる構成としたスピンドルロック機構である。
第3の発明によれば、アンビルの逃がし面と係合リングとの間に位置する係合部材が、係合リングひいては本体ケースのアンビルに対する回転により逃がし面上を転動して係合リングとアンビルの周面との間に食い込み、これによりアンビルに対する係合リングひいては本体ケースの相対回転が規制され、従って両者が回転について一体化される。係合リングひいては本体ケースを逆方向へ回転させると、係合部材が反対方向(逃がし面上)に転動して上記食い込み状態が解除され、これにより係合リングひいては本体ケースに対するアンビルの相対回転が許容される状態となる結果、回転打撃機構を経由した回転が許容された状態となる。
次に、本発明の実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。図1及び図2は、本実施形態に係るスピンドルロック機構20を備えたねじ締め機1の全体を示している。このねじ締め機1は、いわゆる回転打撃機構10を備えたインパクト式のねじ締め機で、ねじ締めビットBを装着したスピンドル部21(アンビル16)を本体ケース2に対して回転不能にロックするためのスピンドルロック機構20を備えた点に大きな特徴を有している。回転打撃機構10等ねじ締め機1の基本的な構成については従来公知のものであるが、以下簡単に説明する。
図1及び図2に示すように概ね円筒形の本体ケース2の後部には電動モータ3が内蔵されている。本体ケース2の上面にはスライド式のスイッチ9が設けられており、このスイッチ9をオン側へスライド操作すると電動モータ3が起動する。
図2に示すように本体ケース2は、断面半筒形の左ケース2Lと右ケース2Rを突き合わせた二つ割り構造を有している。左右ケース2L,2Rは、機長方向に沿った二つ割面Dで突き合わせられている。図1及び図4では、当該ねじ締め機1の先端側(図2中矢印V方向)から見て右側の右ケース2Rが示されている。
本体ケース2の後端部には支軸8aを介してハンドル部8が上下に一定の範囲で傾動可能に取り付けられている。作業者は、このハンドル部8の傾動位置を作業現場等に合わせて任意に変更することにより、ねじ締め作業の便宜を図ることができる。
この電動モータ3の出力軸3aには、遊星歯車機構4の太陽ギヤとなる駆動ギヤ4aが取り付けられている。遊星歯車機構4のキャリア4bに駆動軸5が一体で設けられている。この駆動軸5は、その後部(図1において左側)を軸受け6により本体ケース2に対して回転自在に支持されている。駆動軸5の先端側(図1において右側)は、後述するアンビルのスピンドル部を本体ケース2に回転自在に支持する軸受け7により間接的に本体ケース2に対して回転自在に支持されている。
駆動軸5の先端側にはハンマー11が軸方向移動可能かつ軸回りに回転可能に支持されている。このハンマー11と駆動軸5との間に二つの鋼球12,12が挟み込まれている。両鋼球12,12は、駆動軸5の周面に設けた二つのV字形の係合溝部5a,5aにそれぞれ嵌り込んでいる。また、両鋼球12,12は、ハンマー11の内周側に設けた係合溝11a,11aにそれぞれ嵌り込んでいる。
ハンマー11と駆動軸5の後部(具体的にはキャリア4b)との間には圧縮ばね13が介装されている。この圧縮ばね13の両端部には、ハンマー11及びキャリア4bに対するスムーズな相対回転を許容するための摺動部材14,15が挟み込まれている。
図7に示すようにハンマー11の先端面には、二つに打撃突部11b,11bが設けられている。両打撃突部11b,11bは、周方向二等分位置に配置されている。この両打撃突部11b,11bがアンビル16を打撃する。
本実施形態の場合、上記アンビル16は、ハンマー11の打撃を受ける打撃部17と、先端にねじ締めビットB(図1参照)が装着されるスピンドル部21に分割されている。打撃部17は、上記ハンマー11の二つの打撃突部11b,11bに対応して二つの打撃アーム17a,17aを備えている。両打撃アーム17a,17aは、周方向二等分位置から径方向に張り出す状態に設けられている。両打撃アーム17a,17aに対してそれぞれハンマー11の打撃突部11b,11bが回転方向に打撃されることにより、当該打撃部17ひいてはアンビル16に対して回転方向(ねじ締め方向またはねじ緩め方向)の衝撃的なトルク(打撃力)が付加される。
以上のことから、ハンマー11、鋼球12,12、アンビル16の打撃部17等が本実施形態に係るねじ締め機1の回転打撃機構10を構成している。
打撃部17には上記打撃アーム17a,17aの他に四つの係合部17b〜17bが一体に設けられている。この四つの係合部17b〜17bは、周方向四等分位置から前方へ突き出す状態で相互に平行に設けられている。
この打撃部17に対してスピンドル部21は同軸(軸線J)で相対回転可能に支持されている。スピンドル部21の後端には支持軸部21aが同軸に設けられている。この支持軸部21aが打撃部17の中心に設けた挿通孔17cを経て駆動軸5の先端面に設けた支持孔5bにがたつきなく相対回転可能に挿入されている。これによりアンビル16の打撃部17及びスピンドル部21がそれぞれ駆動軸5の軸線Jに対して同軸に支持されている。
スピンドル部21の後部には、周面21dが設けれている。この周面21dは、軸線Jを中心とする円周面に沿って設けられている。この周面21dの四等分位置には、二つの係合部21b,21bと二つの逃がし面21c、21cが周方向交互に配置されている。二つの係合部21b,21bは、周方向二等分位置から放射方向へ張り出す状態に設けられている。この両係合部21b,21bは、それぞれ打撃部17の係合部17b,17b間に挿入されている。
図6に示すようにスピンドル部21側の係合部21b,21bの周方向の幅は、打撃部17の係合部17b,17b間の間隔(隙間)よりも小さな寸法に設定されている。このため、スピンドル部21は打撃部17に対して僅かな角度範囲で相対回転可能に支持されている。
二つの逃がし面21c,21cはそれぞれ相互に平行な平坦面に形成されている。また、両逃がし面21c,21cはスピンドル部21の軸線Jから同じ距離に配置されている。
この両逃がし面21c,21cは、打撃部17の係合部17b,17b間であって、係合部21b,21bが挿入されていない周方向二カ所の隙間の内周側に位置している。この逃がし面21c,21cが位置する係合部17b,17b間の隙間に、それぞれ1本の係合部材18が保持されている。本実施形態ではこの係合部材18に直径Rを有する円柱体形状のピン(軸)が用いられている。この係合部材18の詳細については後述する。
次に、打撃部17の係合部17b〜17bの外周側に係合リング25が配置されている。この係合リング25は概ね円筒形状を有するもので、その外周側の周方向二等分位置にはブロック体形状の取り付け部25a,25aが一体に設けられている。両取り付け部25a,25aは放射方向に突き出す状態に設けられている。両取り付け部25a,25aの先端面中央にそれぞれ一つのねじ孔25bが設けられている。この係合リング25の内周側に、打撃部17の係合部17b〜17b及びアンビル16のスピンドル部21がそれぞれ相互に回転可能に挿通されている。
この係合リング25は、二つ割り構造の本体ケース2を構成する左ケース2Lと右ケース2Rの先端部間に挟まれた状態に固定されている。この係合リング25の両取り付け部25a,25aが、左右ケース2L,2Rの内面であって相互に対向する部位にそれぞれ設けた取り付け凹部2b,2b内にほぼ隙間なく嵌め込まれている。両取り付け部25a,25aのねじ孔25b,25bに対して左右ケース2L,2Rの外側からそれぞれ固定ねじ26を締め込むことにより、当該係合リング25が左右ケース2L,2Rの先端内側に回転不能かつ軸方向移動不能に挟まれた状態に固定されている。このことから、この係合リング25を介して当該本体ケース2の左右ケース2L,2Rの先端部が相互に突き合わせ状態に固定されている。
このように本体ケース2の先端内側に固定された係合リング25の内周面25cとアンビル16のスピンドル部21側の四カ所の周面21dとの間にそれぞれ打撃部17の係合部17bが位置している。また、係合リング25の内周面25cとスピンドル部21の逃がし面21c,21cとの間にそれぞれ係合部材18が位置している。
図8に示すように係合部材18の直径Rは、係合リング25の内周面25cとスピンドル部21の逃がし面21cとの間の放射方向の最大間隔L1に対して僅かなクリアランス(隙間)が発生する寸法に設定されている。従って、図示するように係合部材18が逃がし面21cの中央に位置している状態では上記クリアランスが最大になり、このクリアランスが存在する範囲で係合部材18は逃がし面21cに沿って移動可能となっている。
一方、係合部材18の直径Rは、係合リング25の内周面25cとスピンドル部21の周面21dとの間の放射方向の間隔L2よりも大きな寸法に設定されている(L1>R>L2)。このため、係合部材18は係合リング25と周面21dとの間に進入できない。また、平坦な逃がし面21cと円弧形状をなす内周面25cとの間の間隔は、逃がし面21cの中央で最大L1となり、この間隔は逃がし面21cの端部側へ至るほど徐々に小さくなり、係合部材18の直径Rよりも小さくなる。
以上のことから係合部材18が逃がし面21cの端部側(図8において上側若しくは下側)へ移動すると、この係合部材18は逃がし面21cと内周面25cとの間に食い込む状態となる。係合部材18が逃がし面21cの端部側と係合リング25の内周面25cとの間に食い込むと、係合リング25ひいては本体ケース2に対するスピンドル部21の相対回転が規制され(回転について一体化され)、これによりスピンドル部21の回転がロックされる。
スピンドル部21に対して係合リング25ひいては本体ケース2を例えば図8において反時計回り方向となるねじ締め方向(図8中白抜きの矢印で示す方向)に回転させると、係合リング25の内周面25cに対する摩擦力によって係合部材18は同じく図示反時計回り方向に回転しながら逃がし面21cの端部側(図示された左側の係合部材18は下側)に移動(転動)し、最終的に当該逃がし面21cの端部側と係合リング25の内周面25cとの間に食い込まれる。図8において、図示されていない右側の係合部材18は、同じく図示されていない右側の逃がし面21cの上側端部に至って食い込まれる。
上記したように係合部材18,18がそれぞれスピンドル部21の逃がし面21cの端部側と係合リング25の内周面25cとの間に食い込まれることにより、スピンドル部21が本体ケース2に対してねじ締め方向について回転不能にロック(スピンドルロック)される。このねじ締め方向のスピンドルロック状態が図9に示されている。
以上のことから、係合リング25、係合部材18、スピンドル部21の逃がし面21c及び周面21d等が本実施形態に係るねじ締め機1のスピンドルロック機構20を構成している。
また、このスピンドルロック機構20によれば、本体ケース2を図8において時計回り方向となるねじ緩め方向(図10において白抜きの矢印で示す方向)に回転させた場合にも係合リング25の内周面25cに対する摩擦力により係合部材18,18がそれぞれ逃がし面21cの端部側に転動することにより、最終的に図10に示すように係合リング25の内周面25cとの間に食い込む。なお、図10に示されている左側の係合部材18は左側の逃がし面21cの上側端部に食い込み、図10に示されていない右側の係合部材18は同じく図示されていない右側の逃がし面21cの下側端部に食い込む。
このため、本体ケース2をねじ緩め方向に回転させた場合もスピンドル部21が回転について本体ケース2に一体化され、これによりスピンドル部21がねじ緩め方向について回転不能にロック(スピンドルロック)される。
このようにねじ締めビットBを締め付けるねじ(図示省略)にセットした状態で、本体ケース2をねじ締め方向に回転させると、スピンドル部21がスピンドルロック機構20を介して本体ケース2にロックされ、これにより作業者は本体ケース2をねじ締め方向に回転させることによりこのねじを増し締めすることができる。また、本体ケース2をねじ緩め方向に回転させれば、スピンドル部21がスピンドルロック機構20を介して本体ケース2にロックされ、従ってそのまま本体ケース2をねじ緩め方向に回転させることによりこのねじを緩めることができる。
係合リング25の内周面25cと逃がし面21cの端部との間に食い込んだ係合部材18は、本体ケース2を反対方向に僅かに回転させると内周面25cとの間の摩擦により逃がし面21cの中央へ移動し、これによりその食い込み状態が解除されて、スピンドル部21のスピンドルロック状態が確実に解除される。
また、係合部材18,18の食い込み状態(スピンドルロック状態)は、スイッチ9をオン側へスライド操作して電動モータ3を起動することによっても解除することができる。例えば図9に示すねじ締め側のスピンドルロック状態において、電動モータ3がねじ締め方向に起動すると、回転打撃機構10を経て打撃部17が図示反時計回り方向に回転し、これによりスピンドル部21の係合部21b,21bが打撃部17の係合部17b,17bに押されて当該スピンドル部21が図示反時計回り方向に回転し、その結果係合部材18,18が相対的に逃がし面21c,21cの中央部に変位してねじ締め側のスピンドルロック状態が瞬時に解除される。
こうしてスピンドルロック状態が瞬時に解除された後、そのまま回転打撃機構10を経由してスピンドル部21をねじ締め方向に回転させてなされる通常のねじ締め段階では、両係合部材18,18が回転方向後側の係合部17bにより食い込みを規制されて逃がし面21c,21cの中央に位置する状態に保持される。このため、電動モータ3を起動させてなされる通常のねじ締め時においては、スピンドルロック機構20は機能せず、スピンドル部21は駆動軸5と一体で回転し、若しくはハンマー11の回転打撃作用によりねじ締め方向に間欠的に回転する。
このように、スピンドル部21の係合部21bの周方向の幅を打撃部17の係合部17b,17b間の周方向の間隔よりも小さくして打撃部17に対してスピンドル部21が一定の角度範囲で相対回転可能な構成とすることにより、電動モータ3を起動させて行う通常のねじ締め段階ではスピンドルロック機構20を機能させない一方、電動モータ3を起動させない状態でねじ締めビットBに対して本体ケース2を積極回転させた時にのみスピンドルロック機構20を機能させることができ、かつねじ締め方向のスピンドルロック状態及びねじ緩め方向のスピンドルロック状態を実現することができる。
次に、図1に示すようにスピンドル部21の先端部には、ねじ締めビットBを装着するためのビット装着部30が設けられている。スピンドル部21の先端面には、ねじ締めビットBを挿入可能なビット装着孔31が設けられている。このビット装着孔31内には二つの鋼球32,32が径方向に進退可能に保持されている。また、スピンドル部21の先端外周側にはロックリング33が軸線J方向に沿って移動可能に支持されている。このロックリング33は圧縮ばね34によってロック側(図1において左側)に付勢されている。ロックリング33の内周側にはロック突部33aが全周にわたって内周側に突き出す状態に設けられている。このロックリング33が図1に示すように左側のロック位置に位置する状態では、ロック突部33aが鋼球32,32の外周側に位置する。この状態では、鋼球32,32はその一部がビット装着孔31内にはみ出した状態に保持され、これによりビット装着孔31内からねじ締めビットBの抜け出しが規制される。ロックリング33を圧縮ばね34に抗して先端側に移動操作すると、ロック突部33aが鋼球32,32の外周側から外れる。この状態では、鋼球32,32が径方向外方へ変位可能な状態となって、ねじ締めビットBをビット装着孔31から抜き出し可能となり、また挿入可能となる。
以上のように構成した本実施形態のねじ締め機1によれば、電動モータ3を起動して行う通常のねじ締め若しくはねじ緩め作業の後に、当該ねじ締め機1をそのままねじ締め方向若しくはねじ緩め方向に回転させると、スピンドルロック機構20により本体ケース2に対してスピンドル部21ひいてはねじ締めビットBが回転について一体化されたスピンドルロック状態となるため、そのまま当該ねじ締め機1を用いて締め付けたねじの増し締めを行うことができ、若しくはねじを緩めることができる。このため、当該ねじ締め機1を用いて一定トルクでねじを締め付けた後、従来のように別途手回し式のドライバ(ねじ回し)を用いることなく、当該ねじを増し締めし、あるいはねじの締め具合を作業者が手で直接確認することができる。
また、手回し式のねじ回しよりも本体ケース2が大径であることから、ねじ回しよりもねじを強固に増し締めすることができ、逆に強固に締め付け過ぎたねじを当該ねじ締め機1を用いて楽に緩めることができる。
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、係合部材18は円柱体形状をなすピン(軸)を用いる構成を例示したが、これに代えて球体を用いる構成としてもよい。
また、係合部17b,17b間に1本の係合部材18を配置する構成を例示したが複数の係合部材を配置する構成としてもよい。
本発明の実施形態に係るスピンドルロック機構を備えたインパクトねじ締め機の全体の側面図である。本図は、左ケースを外した状態を示している。 本発明の実施形態に係るスピンドルロック機構を備えたインパクトねじ締め機の全体の平面図である。 図2の先端部拡大図であって、回転打撃機構及びスピンドルロック機構の縦断面図である。 図1の先端部拡大図であって、回転打撃機構及びスピンドルロック機構の縦断面図である。 図4中(5)-(5)線断面矢視図であって、回転打撃機構の横断面図である。 図4中(6)-(6)線断面矢視図であって、スピンドルロック機構の横断面図である。 本発明の実施形態に係るスピンドルロック機構の分解斜視図である。 スピンドルロック機構を工具先端側(図2において矢印V方向、以下同じ)から見た縦断面図を簡略化して示した図である。 スピンドルロック機構を工具先端側から見た縦断面図を簡略化して示した図である。本図は、当該ねじ締め機をねじ締め方向に回転させた時のスピンドルロック状態を示している。 スピンドルロック機構を工具先端側から見た縦断面図を簡略化して示した図である。本図は、当該ねじ締め機をねじ緩め方向に回転させた時のスピンドルロック状態を示している。
符号の説明
B…ねじ締めビット
J…軸線
1…ねじ締め機(電動式インパクトドライバ)
2…本体ケース、2b…取り付け凹部
D…二つ割面、2L…左ケース、2R…右ケース
3…電動モータ、3a…出力軸
4…遊星歯車機構、4a…駆動ギヤ、4b…キャリア
5…駆動軸、5a…係合溝、5b…支持孔
6,7…軸受け
8…ハンドル部、8a…支軸
10…回転打撃機構
11…ハンマー、11a…係合溝、11b…打撃突部
12…鋼球
13…圧縮ばね
14,15…摺動部材
16…アンビル
17…打撃部、17a…打撃アーム、17b…係合部、17c…挿通孔
18…係合部材、R…係合部材の直径
20…スピンドルロック機構
21…スピンドル部
21a…支持軸部、21b…係合部、21c…逃がし面、21d…周面
25…係合リング、25a…取り付け部、25b…ねじ孔、25c…内周面
26…固定ねじ
L1…内周面25cと逃がし面21cとの間の放射方向の最大間隔
L2…内周面25cと周面21dとの間の放射方向の間隔
30…ビット装着部
31…ビット装着孔
32…鋼球
33…ロックリング、33a…ロック突部
34…圧縮ばね

Claims (2)

  1. 本体ケースに内蔵した電動モータにより回転する駆動軸と、該駆動軸に軸方向移動可能かつ軸回りに回転可能に支持されたハンマーと、前記駆動軸に同軸に相対回転可能に支持されたアンビルと、該アンビルに対して前記ハンマーを軸方向に進退させつつ回転方向に打撃させる回転打撃機構を備えたねじ締め機において、
    前記アンビルを打撃部とスピンドル部とに分割し、前記打撃部の係合部と前記スピンドル部の係合部を回転方向に噛み合わせて、該スピンドル部を前記打撃部に対して一定範囲で同軸かつ相対回転可能に支持し、
    前記本体ケースに固定した係合リングの内周側に前記スピンドル部を配置し、該係合リングと前記スピンドル部の周面に設けた平坦な逃がし面との間に係合部材を介装し、該係合部材を前記係合リングと前記逃がし面の端部側との間に食い込ませて、前記スピンドル部を前記本体ケースに対して回転について一体化させる構成としたねじ締め機
  2. 請求項1記載のねじ締め機であって、前記係合部材として円柱体のピンを用い、前記スピンドル部に対する前記係合リングの回転により該係合部材を前記逃がし面の端部側に転動させて前記係合リングとの間に食い込ませる構成としたねじ締め機
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