JP4754388B2 - 光伝送システム - Google Patents

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    • H04B10/291Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form
    • H04B10/299Signal waveform processing, e.g. reshaping or retiming

Description

本発明は、光伝送システムに関し、特に、光通信における再生中継装置に用いて好適なものである。
光通信においては、増幅器のノイズや伝送中の波形歪による光信号の劣化を抑制するために再生中継装置が用いられる。図7に示すような非線形の入出力特性を有する光非線形素子を再生中継装置に用いると、伝送に伴う波形劣化による光信号の“0”レベル及び“1”レベルの揺らぎ(雑音)を圧縮することができる。このような入力パワーと出力パワーの関係が非線形な光非線形素子については、例えば、特許文献1及び特許文献2など多数示されている。
光非線形素子を用いて光信号の波形整形を行う場合、図8に示すように光非線形素子の入出力曲線上のある特定の入力パワー(例えば入力パワーIP2)を持つ入力信号であれば、適切に再生が行われ良好な波形の出力信号WVO2が得られる。しかし、その特定の入力パワーから入力信号のパワーがずれると、適切に再生が行われずに波形の改善を図ることができないことがある。
図8に示すように入力信号のパワーが低すぎると(例えば入力パワーIP1)、光非線形素子により光信号における“0”レベルの雑音は圧縮されるが、“1”レベルの雑音は強調される(出力信号WVO1参照)。一方、入力信号のパワーが高すぎると(例えば入力パワーIP3)、光非線形素子により光信号における“1”レベルの雑音は圧縮されるが、“0”レベルの雑音は強調される(出力信号WVO3参照)。
光非線形素子を用いた再生中継装置において、良好な波形の出力信号を得ることができる条件(光非線形素子への入力パワー)は、入力信号及び光非線形素子の入出力特性に応じて決定される。その条件を決定する際には、入力信号又は出力信号のアイパターンにおけるクロスポイントを認識する必要がある。ここで、特許文献3及び特許文献4等には、光信号の評価手法が提案されている。
特開2001−222037号公報 特開2002−44020号公報 特開2004−173026号公報 特許第3459213号公報
しかしながら、入力信号又は出力信号におけるクロスポイントを直接的に測定して光非線形素子への入力パワーを決定することは容易ではない。また、光非線形素子へ入力される入力信号はさまざまである。したがって、直接的にクロスポイントを測定して光非線形素子への入力パワーを良好な出力波形が得られる特定の値に制御するという方法では、様々な入力信号に対応することは困難である。
本発明の目的は、入力される任意の光信号に対して、光非線形素子への入力パワーを良好な出力波形が得られる値に容易に設定できるようにすることである。
本発明の光伝送システムは、非線形の入出力特性を有する光非線形素子と、光非線形素子で再生された光信号に係る特定の周波数成分のパワーを検出するパワー検出器と、光非線形素子に入力される光信号を増幅又は減衰する可変増幅器とを備え、パワー検出器での検出結果に応じて可変増幅器の利得を制御する。
本発明によれば、光非線形素子で再生された光信号を変換して得られる電気信号から特定の周波数成分のパワーを検出することにより出力信号波形の評価を行う。その結果に基づいて可変増幅器の利得を適宜増大又は減少させて、光非線形素子に入力される光信号の入力パワーを制御することで、光非線形素子への入力パワーを良好な出力波形が得られるように容易に設定することができる。
本発明によれば、光非線形素子で再生された光信号を変換して得られた電気信号から特定の周波数成分のパワーを検出することにより出力信号波形の評価を行い、その結果に基づいて可変増幅器の利得を制御する。これにより、出力信号波形の評価結果に応じて、光非線形素子に入力される光信号の入力パワーを良好な出力波形が得られるように容易に設定することができる。したがって、小型かつ低コスト化が容易な方法で、入力される任意の光信号に対して良好な信号再生を行える光伝送システムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による光伝送システムを適用した再生中継装置の構成例を示すブロック図である。図1に示す第1の実施形態における再生中継装置は、1ビット相当の周期中において信号レベルが遷移しない変調形式、例えばNRZ(Non Return to Zero)形式の光信号に対応する再生中継装置である。
第1の実施形態における再生中継装置は、図1に示すように可変増幅器(可変減衰器)10、光非線形素子20、光検出器(PD)30、帯域通過フィルタ(BPF:バンドパスフィルタ)40、パワーモニタ50、及び制御回路60を有する。第1の実施形態における再生中継装置は、入力信号として光信号SINが入力され、その再生を行い波形整形した光信号SOUTを出力信号として出力する。
可変増幅器(可変減衰器)10は、入力される光信号SINを増幅又は減衰して光非線形素子20に出力する。すなわち、可変増幅器(可変減衰器)10は、光非線形素子20へ入力される光信号のパワー(光非線形素子20への入力パワー)を制御する。可変増幅器(可変減衰器)10の利得は、制御回路60により制御される。
光非線形素子20は、図2に示すような非線形の入出力特性を有する素子であり、可変増幅器(可変減衰器)10からの光信号を波形整形して光信号SOUTを出力する。図2は、光非線形素子20の入出力特性を示す図であり、横軸は入力パワー、縦軸は出力パワーである。つまり、光非線形素子20は、入力パワーと出力パワーの関係が非線形であり、入力パワーに対して出力パワーが非線形に変化する。この非線形の入出力特性を有する光非線形素子20により、光信号における“0”レベル及び“1”レベルの揺らぎ(雑音)を圧縮することができる。
光検出器30は、光電変換を行うものであり、光非線形素子20から出力された波形整形(再生)後の光信号SOUTを電気信号SOUTAに変換する。帯域通過フィルタ40は、光検出器30での変換により得られた電気信号SOUTAから入力信号のビットレートに相当するビットレート周波数成分Sbrを取り出す。言い換えれば、帯域通過フィルタ40は、光検出器30からの電気信号中のビットレート周波数成分Sbrのみを通過させる。パワーモニタ50は、帯域通過フィルタ40により取り出されたビットレート周波数成分Sbr、すなわち帯域通過フィルタ40を通過してきた信号のパワーPbrを測定する。
上述した光検出器30、帯域通過フィルタ40、及びパワーモニタ50は、本発明のパワー検出器を構成する。このパワー検出器により、光非線形素子20から出力された光信号SOUTを光電変換して得られる電気信号中のビットレート周波数成分パワーPbrを測定することができる。
制御回路60は、上述したようにして光検出器30、帯域通過フィルタ40、及びパワーモニタ50により検出されたビットレート周波数成分パワーPbrに基づいて、可変増幅器(可変減衰器)10の利得制御を行う。
ここで、ビットレート周波数成分パワーPbrは、出力される光信号SOUTにおけるクロスポイント位置に応じて変化する性質を有している。図3に一例を示すようにクロスポイントが50%の位置にある場合に、ビットレート周波数成分パワーPbrが極小となる。
図3は、光非線形素子の出力波形(再生後の波形)及び光電変換後の電気スペクトルを示す図である。図3から明らかなように、再生後の波形を光電変換して得られる電気スペクトルにおいて、ビットレート(キャリア周波数)である10GHzに対応する周波数成分は、アイパターンのクロスポイントが50%の位置にある再生後の波形のものが最小となり(図3中の301参照)、他の再生後の波形ではそれよりも大きい。
したがって、出力される光信号SOUTのクロスポイントが50%の位置になる場合を最良の出力波形であるとすると、出力される光信号SOUTを基に得られるビットレート周波数成分パワーPbrが最小となるように可変増幅器(可変減衰器)10の利得を制御すれば良好な出力波形を得ることができる。
また、可変増幅器(可変減衰器)10の利得とビットレート周波数成分のパワーPbrとは、図4Aに示す関係を有する。図4Aにおいて、横軸は可変増幅器(可変減衰器)10の利得、縦軸はビットレート周波数成分のパワーPbrであり、利得GAはビットレート周波数成分のパワーPbrが最小となる利得値である。
本実施形態における制御回路60は、ビットレート周波数成分のパワーPbrが最小となるように、すなわち可変増幅器(可変減衰器)10の利得を最適な利得GAとするように制御を行う。この制御は、以下のような制御アルゴリズムにより行われる。
制御回路60は、可変増幅器(可変減衰器)10の利得を制御するための制御電圧を生成するが、この制御電圧に図4B及び図4Cに示すように小振幅の信号を重畳して可変増幅器(可変減衰器)10に出力する。すなわち、制御回路60は、可変増幅器(可変減衰器)10の利得をある利得(設定目標の利得)を中心として周期的に微小範囲で変化させる。なお、図4B及び図4Cにおいて、信号VCTLが制御回路60から可変増幅器(可変減衰器)10に供給される電圧であり、図中破線が設定目標の利得である。
そして、制御回路60は、小振幅の信号を制御電圧に重畳することにより可変増幅器(可変減衰器)10の利得を周期的に微小変化させて得られた光信号SOUTに係るビットレート周波数成分パワーPbrを得て、そのビットレート周波数成分パワーPbrの変化と信号VCTLの変化とを比較する。
その結果、図4Bに示すように信号VCTLとビットレート周波数成分パワーPbrとが逆相の関係で変化する場合、すなわち可変増幅器(可変減衰器)10の利得の増大時にビットレート周波数成分パワーPbrが減少する場合には、制御回路60は、可変増幅器(可変減衰器)10の利得は図4Aに示す範囲GB1にあると判断する。したがって、制御回路60は、可変増幅器(可変減衰器)10の利得が最適な利得GAよりも小さいと判断し、利得を増大させるように可変増幅器(可変減衰器)10に供給する制御電圧を変化させる。
一方、図4Cに示すように信号VCTLとビットレート周波数成分パワーPbrとが同相の関係で変化する場合、すなわち可変増幅器(可変減衰器)10の利得の増大時にビットレート周波数成分パワーPbrが増大する場合には、制御回路60は、可変増幅器(可変減衰器)10の利得は図4Aに示す範囲GB2にあると判断する。したがって、制御回路60は、可変増幅器(可変減衰器)10の利得が最適な利得GAよりも大きいと判断し、利得を減少させるように可変増幅器(可変減衰器)10に供給する制御電圧を変化させる。
以上の動作を繰り返すことで、制御回路60は、可変増幅器(可変減衰器)10の利得を最適な利得GAに収束させて保持することができる。
第1の実施形態によれば、光非線形素子20より出力される再生後の光信号SOUTを光検出器30により光電変換して得られた電気信号SOUTAから、帯域通過フィルタ40及びパワーモニタ50によりビットレート周波数成分パワーPbrを検出する。そして、この検出結果に応じて、具体的には検出したビットレート周波数成分パワーPbrが最小となるように、制御回路60は可変増幅器(可変減衰器)10の利得制御を行い、光非線形素子20への入力パワーが制御される。
これにより、入力又は出力される光信号のクロスポイントを直接的に測定するのではなく、簡便な方法で出力される光信号SOUTの波形評価を行い可変増幅器(可変減衰器)10の利得を適宜制御することで、良好な出力波形が得られるように光非線形素子20への入力パワーを容易に設定することができる。したがって、小型かつ低コスト化が容易な方法で、入力される任意の光信号に対して良好な波形整形を行うことが可能な再生中継装置を提供することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態による光伝送システムを適用した再生中継装置の構成例を示すブロック図である。この図5において、図1に示したブロック等と同一の機能を有するブロック等には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図5に示す第2の実施形態における再生中継装置は、RZ(Return to Zero)形式の光信号に対応した再生中継装置である。
第2の実施形態における再生中継装置は、図5に示すように可変増幅器(可変減衰器)10、光非線形素子20、光検出器(PD)30、帯域通過フィルタ(BPF:バンドパスフィルタ)41、低域通過フィルタ(LPF:ロウパスフィルタ)42、パワーモニタ51、52、及び制御回路70を有する。第2の実施形態における再生中継装置は、入力信号として光信号SINが入力され、その再生を行い波形整形した光信号SOUTを出力信号として出力する。
帯域通過フィルタ41及びパワーモニタ51は、図1に示した帯域通過フィルタ40及びパワーモニタ50にそれぞれ対応する。
低域通過フィルタ42は、光検出器30での変換により得られた電気信号SOUTAから直流(DC)成分SDCを取り出す。言い換えれば、低域通過フィルタ42は、光検出器30からの電気信号中の直流成分SDCのみを通過させる。パワーモニタ52は、低域通過フィルタ42により取り出された直流成分SDC、すなわち低域通過フィルタ42を通過してきた信号のパワーPDCを測定する。
光検出器30、帯域通過フィルタ41、低域通過フィルタ42、及びパワーモニタ51、52は、本発明のパワー検出器を構成する。光検出器30、帯域通過フィルタ41、及びパワーモニタ51からなる系により、光非線形素子20からの出力信号に係るビットレート周波数成分パワーPbrを測定することができ、光検出器30、低域通過フィルタ42、及びパワーモニタ52からなる系により、光非線形素子20からの出力信号に係る直流成分パワーPDCを測定することができる。
制御回路70は、上述したようにして光検出器30、帯域通過フィルタ41、低域通過フィルタ42、及びパワーモニタ51、52により検出されたビットレート周波数成分パワーPbr及び直流成分パワーPDCに基づいて、可変増幅器(可変減衰器)10の利得制御を行う。
ここで、第2の実施形態における再生中継装置は、RZ形式の光信号に対応するものであるため、第1の実施形態にようにクロスポイントの位置を制御する方法は適用できない。
第2の実施形態では、光非線形素子20への最適な入力パワーは出力される光信号SOUTのデューティ比が所望の値になるパワーであると考える。図6Aに示すように出力される光信号SOUTのデューティ比は、ビットレート周波数成分パワーPbrと直流成分パワーPDCとの比(Pbr/PDC)に応じて変化する。
第2の実施形態における制御回路70は、出力される光信号SOUTのデューティ比が所望の値であるか否かを、パワーモニタ51、52にて測定されたビットレート周波数成分パワーPbrと直流成分パワーPDCとの比(Pbr/PDC)を算出して判断する。これにより、制御回路70は、出力される光信号SOUTの波形評価を行って可変増幅器(可変減衰器)10の利得制御を行う。
具体的には、図6Bに示すようにデューティ比に対応するパワー比(Pbr/PDC)は、可変増幅器(可変減衰器)10の利得の単調増加関数である。そこで、制御回路70は、パワーモニタ51、52にて測定されたビットレート周波数成分パワーPbrと直流成分パワーPDCとの比(Pbr/PDC)を算出し、所望のデューティ比を得るためのパワー比の値と比較する。
その比較結果に応じて、制御回路70は、所望のデューティ比が得られるパワー比となるように可変増幅器(可変減衰器)10の利得制御を行う。そして、制御回路70は、測定されるビットレート周波数成分パワーPbrと直流成分パワーPDCとの比(Pbr/PDC)が所望の一定値を保持するように制御する。
第2の実施形態によれば、光非線形素子20より出力される再生後の光信号SOUTを光電変換して得られた電気信号SOUTAから、ビットレート周波数成分パワーPbr及び直流成分パワーPDCを検出する。そして、この検出結果に応じて、具体的には検出結果に基づき算出されるパワー比(Pbr/PDC)が所望の一定値に保持されるように、制御回路70は可変増幅器(可変減衰器)10の利得制御を行い、光非線形素子20への入力パワーが制御される。
これにより、入力又は出力される光信号を直接的に測定するのではなく、簡便な方法で出力される光信号SOUTの波形評価を行い、良好な出力波形が得られるように光非線形素子20への入力パワーを容易に設定することができる。したがって、小型かつ低コスト化が容易な方法で、入力される任意の光信号に対して良好な波形整形を行うことが可能な再生中継装置を提供することができる。
また、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の諸態様を付記として以下に示す。
(付記1)非線形の入出力特性を有し、入力される光信号の再生を行う光非線形素子と、
上記光非線形素子により再生された光信号を光電変換し、得られる電子信号から特定の周波数成分のパワーを検出するパワー検出器と、
上記パワー検出器による検出結果に応じて、上記光非線形素子に入力される光信号を増幅又は減衰する可変増幅器とを備えることを特徴とする光伝送システム。
(付記2)上記パワー検出器は、
上記光非線形素子により再生された光信号を電気信号に変換する光検出器と、
上記光検出器により得られた電気信号から上記特定の周波数成分を取り出すフィルタと、
上記フィルタにより取り出した上記特定の周波数成分のパワーを測定するパワー測定器とを備えることを特徴とする付記1記載の光伝送システム。
(付記3)上記パワー検出器は、上記入力される光信号のビットレート周波数成分のパワーを検出することを特徴とする付記1記載の光伝送システム。
(付記4)上記パワー検出器は、
上記光非線形素子により再生された光信号を電気信号に変換する光検出器と、
上記光検出器により得られた電気信号から上記ビットレート周波数成分を取り出す帯域通過フィルタと、
上記帯域通過フィルタにより取り出した上記ビットレート周波数成分のパワーを測定するパワー測定器とを備えることを特徴とする付記3記載の光伝送システム。
(付記5)上記パワー検出器による検出結果に基づいて、上記ビットレート周波数成分のパワーが極小となるように上記可変増幅器を制御する制御回路をさらに備えることを特徴とする付記3記載の光伝送システム。
(付記6)上記制御回路は、上記可変増幅器の利得を周期的に微小範囲で増減させ、上記利得の微小変化に伴う上記ビットレート周波数成分のパワーの変化に応じて上記可変増幅器の利得制御を行うことを特徴とする付記5記載の光伝送システム。
(付記7)上記利得の微小変化に伴って、上記ビットレート周波数成分のパワーが同相で変化する場合には上記可変増幅器の利得を増大させ、上記ビットレート周波数成分のパワーが逆相で変化する場合には上記可変増幅器の利得を減少させることを特徴とする付記6記載の光伝送システム。
(付記8)上記入力される光信号が、NRZ(Non Return to Zero)形式で変調された光信号であることを特徴とする付記3記載の光伝送システム。
(付記9)上記パワー検出器は、上記入力される光信号のビットレートに対応するビットレート周波数成分のパワー及び直流成分のパワーを検出することを特徴とする付記1記載の光伝送システム。
(付記10)上記パワー検出器は、
上記光非線形素子により再生された光信号を電気信号に変換する光検出器と、
上記光検出器により得られた電気信号から上記ビットレート周波数成分を取り出す帯域通過フィルタと、
上記光検出器により得られた電気信号から上記直流成分を取り出す低域通過フィルタと、
上記帯域通過フィルタ及び低域通過フィルタにより取り出した上記ビットレート周波数成分のパワー及び直流成分のパワーをそれぞれ測定するパワー測定器とを備えることを特徴とする付記9記載の光伝送システム。
(付記11)上記パワー検出器による検出結果に基づいて、上記ビットレート周波数成分のパワーと上記直流成分のパワーとの比を一定値に保持させるように上記可変増幅器を制御する制御回路をさらに備えることを特徴とする付記9記載の光伝送システム。
(付記12)上記入力される光信号が、RZ(Return to Zero)形式で変調された光信号であることを特徴とする付記9記載の光伝送システム。
本発明の第1の実施形態における再生中継装置の構成例を示す図である。 光非線形素子の入出力特性を示す図である。 光非線形素子の出力波形及び光電変換後の電気スペクトルを示す図である。 第1の実施形態における可変増幅器の利得とビットレート周波数成分のパワーとの関係を示す図である。 第1の実施形態における制御原理を説明するための図である。 第1の実施形態における制御原理を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における再生中継装置の構成例を示す図である。 第2の実施形態におけるパワー比に応じた出力波形を示す図である。 第2の実施形態における可変増幅器の利得と、各周波数成分のパワー及びその比との関係を示す図である。 光非線形素子を用いた波形整形を説明するための図である。 光非線形素子における入力信号のパワーと出力波形との関係を示す図である。
符号の説明
10 可変増幅器(可変減衰器)
20 光非線形素子
30 光検出器
40、41 帯域通過フィルタ
42 低域通過フィルタ
50、51、52 パワーモニタ
60、70 制御回路

Claims (10)

  1. 非線形の入出力特性を有し、入力される光信号の再生を行う光非線形素子と、
    上記光非線形素子により再生された光信号を光電変換し、得られる電信号から特定の周波数成分のパワーを検出するパワー検出器と、
    上記パワー検出器による検出結果に応じて、上記光非線形素子に入力される光信号を増幅又は減衰する可変増幅器とを備えることを特徴とする光伝送システム。
  2. 上記パワー検出器は、
    上記光非線形素子により再生された光信号を電気信号に変換する光検出器と、
    上記光検出器により得られた電気信号から上記特定の周波数成分を取り出すフィルタと、
    上記フィルタにより取り出した上記特定の周波数成分のパワーを測定するパワー測定器とを備えることを特徴とする請求項1記載の光伝送システム。
  3. 上記パワー検出器は、上記入力される光信号のビットレート周波数成分のパワーを検出することを特徴とする請求項1記載の光伝送システム。
  4. 上記パワー検出器は、
    上記光非線形素子により再生された光信号を電気信号に変換する光検出器と、
    上記光検出器により得られた電気信号から上記ビットレート周波数成分を取り出す帯域通過フィルタと、
    上記帯域通過フィルタにより取り出した上記ビットレート周波数成分のパワーを測定するパワー測定器とを備えることを特徴とする請求項3記載の光伝送システム。
  5. 上記パワー検出器による検出結果に基づいて、上記ビットレート周波数成分のパワーが極小となるように上記可変増幅器を制御する制御回路をさらに備えることを特徴とする請求項3記載の光伝送システム。
  6. 上記制御回路は、上記可変増幅器の利得を周期的に微小範囲で増減させ、上記利得の微小変化に伴う上記ビットレート周波数成分のパワーの変化に応じて上記可変増幅器の利得制御を行うことを特徴とする請求項5記載の光伝送システム。
  7. 上記利得の微小変化に伴って、上記ビットレート周波数成分のパワーが同相で変化する場合には上記可変増幅器の利得を増大させ、上記ビットレート周波数成分のパワーが逆相で変化する場合には上記可変増幅器の利得を減少させることを特徴とする請求項6記載の光伝送システム。
  8. 上記パワー検出器は、上記入力される光信号のビットレートに対応するビットレート周波数成分のパワー及び直流成分のパワーを検出することを特徴とする請求項1記載の光伝送システム。
  9. 上記パワー検出器は、
    上記光非線形素子により再生された光信号を電気信号に変換する光検出器と、
    上記光検出器により得られた電気信号から上記ビットレート周波数成分を取り出す帯域通過フィルタと、
    上記光検出器により得られた電気信号から上記直流成分を取り出す低域通過フィルタと、
    上記帯域通過フィルタ及び低域通過フィルタにより取り出した上記ビットレート周波数成分のパワー及び直流成分のパワーをそれぞれ測定するパワー測定器とを備えることを特徴とする請求項8記載の光伝送システム。
  10. 上記パワー検出器による検出結果に基づいて、上記ビットレート周波数成分のパワーと上記直流成分のパワーとの比を一定値に保持させるように上記可変増幅器を制御する制御回路をさらに備えることを特徴とする請求項8記載の光伝送システム。
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