JP5077087B2 - 電波受信装置および電波時計 - Google Patents

電波受信装置および電波時計 Download PDF

Info

Publication number
JP5077087B2
JP5077087B2 JP2008156161A JP2008156161A JP5077087B2 JP 5077087 B2 JP5077087 B2 JP 5077087B2 JP 2008156161 A JP2008156161 A JP 2008156161A JP 2008156161 A JP2008156161 A JP 2008156161A JP 5077087 B2 JP5077087 B2 JP 5077087B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
gain control
radio wave
unit
amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008156161A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009302986A (ja
Inventor
敬一 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2008156161A priority Critical patent/JP5077087B2/ja
Publication of JP2009302986A publication Critical patent/JP2009302986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5077087B2 publication Critical patent/JP5077087B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、データ信号により振幅変調された電波を受信する電波受信装置ならびにこの電波受信装置により標準電波の受信を行う電波時計に関する。
電波受信装置のRFアンプやIFアンプに対して信号レベルが一定になるように自動利得制御(AGC)をかけることが通常行われている。本出願人は、先に、このような自動利得制御の技術において、利得制御用の帰還信号を生成するローパスフィルタに、変調波(データ信号)の周波数帯域に及ぶカットオフ周波数を有する時定数の小さなローパスフィルタを適用することで、自動利得制御の追従性を数段に高める技術について開発した(特許文献1,2)。
すなわち、自動利得制御の帰還信号を生成するローパスフィルタに、データ信号をもフラットにするような時定数の小さなローパスフィルタを適用することで、AGC回路が安定動作するまでの時間を短縮する。
一方、上記のように時定数の小さなローパスフィルタを用いた場合、自動利得制御されるアンプには、検波したデータ信号をもフラットにするような過剰帰還が行われることになるため、そのままではデータ信号の正常な再生はできない。そこで、このAGC回路においては、利得制御電圧にデータ信号を反映した信号波形が現われることに着目し、この利得制御電圧と検波後の信号(ローパスフィルタの出力)とを合成して、復調したデータ信号として出力するように構成している。
特開2004−179948号公報 特開2004−242157号公報
しかしながら、上記のような過剰帰還を伴った自動利得制御を利用した電波受信装置では、受信信号の信号強度によって復調したデータ信号の振幅やバイアスレベルが比較的大きくばらついてしまうという課題があった。
そこで、本発明者らは、過剰帰還を伴った自動利得制御をIFアンプに対してのみ適用する一方、RFアンプに対しては通常の自動利得制御を行うことによって、IFアンプに入力される信号レベルを安定させて、復調信号の信号振幅やバイアスレベルのバラツキを低減させることを検討した。
しかしながら、RFアンプに対して、時定数の大きなローパスフィルタを用いて通常の自動利得制御を行ったのでは、RFアンプの自動利得制御の追従性が悪化し、それゆえ、電波受信装置の総合的な受信動作の追従性も悪化してしまう。つまり、追従性を高くするためにIFアンプに対して過剰帰還を伴う自動利得制御を行っているのに、RFアンプの自動利得制御の追従性の低下によって、電波受信装置の総合的な受信動作の追従性が悪化してしまう。
この発明の目的は、過剰帰還を伴う自動利得制御によって受信動作の追従性を数段高めることができるとともに、復調信号の信号振幅やバイアスレベルのバラツキが余り生じない電波受信装置、ならびに、このような電波受信装置を用いて標準電波の受信やタイムコードの復調を安定的に且つ追従性高く行うことのできる電波時計を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、
所定周期で信号レベルが振動する信号であるデータ信号により振幅変調された電波を受信して前記データ信号を復調する電波受信装置であって、
受信部を介して受信した受信信号の増幅を行う第1増幅部と、
該第1増幅部を経た信号の周波数を変換する周波数変換部と、
該周波数変換部を経た信号を増幅する第2増幅部と、
該第2増幅部を経た信号から前記データ信号を検波する検波部と、
該検波部を経た信号のうち前記データ信号の周波数帯域を含んだ低周波帯域の信号を通過させるフィルタ手段と、
該フィルタ手段を通過した信号の信号レベルの変動を抑えるように前記第2増幅部に利得制御信号を供給して当該第2増幅部の利得を制御する第1自動利得制御手段と、
該第1自動利得制御手段の利得制御信号と前記フィルタ手段を経た信号とを合成して復調した前記データ信号とする合成部と、
該合成部を経た前記データ信号をAD変換するAD変換部と、
該AD変換部で少なくとも前記所定周期分の期間にわたってサンプリングした複数の信号値を平均化する演算部と、
該演算部の算出値に応じた利得制御信号を生成して前記第1増幅部に供給する制御信号生成手段と、
を備え、
前記制御信号生成手段から供給される前記利得制御信号によって前記第1増幅部の利得が制御される構成であることを特徴とする電波受信装置である。
上記目的を達成するため、本発明は、
所定周期で信号レベルが振動する信号であるデータ信号により振幅変調された電波を受信して前記データ信号を復調する電波受信装置であって、
受信部を介して受信した受信信号の増幅を行う第1増幅部と、
該第1増幅部を経た信号の周波数を変換する周波数変換部と、
該周波数変換部を経た信号を増幅する第2増幅部と、
該第2増幅部を経た信号から前記データ信号を検波する検波部と、
該検波部を経た信号のうち前記データ信号の周波数帯域を含んだ低周波帯域の信号を通過させるフィルタ手段と、
該フィルタ手段を通過した信号の信号レベルの変動を抑えるように前記第2増幅部に利得制御信号を供給して当該第2増幅部の利得を制御する第1自動利得制御手段と、
該第1自動利得制御手段の利得制御信号と前記フィルタ手段を経た信号とを合成して復調した前記データ信号とする合成部と、
前記第1自動利得制御手段の利得制御信号、或いは、前記フィルタ手段を経た信号をAD変換するAD変換部と、
該AD変換部で少なくとも前記所定周期分の期間にわたってサンプリングした複数の信号値を平均化する演算部と、
該演算部の算出値に応じた利得制御信号を生成して前記第1増幅部に供給する制御信号生成手段と、
を備え、
前記制御信号生成手段から供給される前記利得制御信号によって前記第1増幅部の利得が制御される構成であることを特徴とする電波受信装置である。
本発明に従うと、検波前段の信号を増幅する第2増幅部に対しては、時定数の小さなフィルタ手段によって過剰帰還を伴った自動利得制御が行われることとなって、第2増幅部の自動利得制御の追従性の向上が図れる。さらに、受信信号を増幅する第1増幅部に対しては、デジタル的な自動利得制御を行うことで、受信動作の追従性を低下させることなく、第2増幅部に送る受信信号のレベル変動量を低減することができる。これらによって、受信動作の総合的な追従性を悪化させることなく、復調されるデータ信号の信号振幅やバイアスレベルのバラツキを低減できるという効果が得られる。
また、第1増幅部と第2増幅部の自動利得制御の帰還信号を生成するのに共に時定数の大きなローパスフィルタが不要となるため、例えば、電波受信装置を半導体集積回路に集積化する場合において、大容量のコンデンサなどの外付け素子の削減を図れるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の電波時計の構成を示すブロック図である。図2は、図1の電波時計において電波受信に関わる構成を詳細に示したブロック図である。
この実施形態の電波時計1は、標準電波を受信してタイムコードを復調するとともに、復調したタイムコードに基づいて内部時計を自動的に時刻修正する機能を有した腕時計の本体となるものである。この電波時計1は、装置の全体的な制御を行うマイクロコンピュータ40と、時刻表示を行う表示部11と、ユーザからの操作入力を行う操作部12と、時刻を計時するための発振回路13および分周回路14と、制御プログラムや制御データが格納されるROM(Read Only Memory)15と、マイクロコンピュータ40のCPU41に作業用のメモリ空間を提供するRAM(Random Access Memory)16と、アンテナANを介して標準電波を受信してタイムコードを復調する電波受信部20と、後述するRFアンプ21の利得制御電圧を出力するDAコンバータ19等を備えている。
図2に示すように、電波受信部20は、アンテナANを介して入力した受信信号の増幅を行うRFアンプ21と、受信信号を中間周波数に変換するミキサー22および局部発振器23と、中間周波数の信号のみを通過させるためのローパスフィルタ24およびバンドパスフィルタ25と、バンドパスフィルタ25を通過した中間周波数の信号を増幅するIFアンプ26と、IFアンプ26で増幅された信号から変調波の検波を行う検波器27と、IFアンプ26の利得制御を行うために検波信号の低周波成分を抽出するローパスフィルタ28と、ローパスフィルタ28を通過した信号を基準電圧と比較してこれらの差電圧に応じた利得制御電圧を出力する高速IF−AGC回路29と、上記のローパスフィルタ28の出力と高速IF−AGC回路29の出力とを合成する合成器30と、合成器30で合成された信号からノイズを除去するローパスフィルタ31等を備えている。
RFアンプ21とIFアンプ26は、例えば、アンプを構成するトランジスタの相互コンダクタンスを連続的に変化させる構成により、利得を連続的に変化させることが可能な可変利得アンプである。
検波器27の後段に接続されたローパスフィルタ28は、検波器27で検波するデータ信号の周波数帯域に及ぶ低周波成分の信号を通過させる特性を有するものである。この実施形態においては、データ信号は、1Hzで振幅がハイレベルとローレベルに振動するパルス波が連続的に送信されるタイムコードであるため、上記ローパスフィルタ28は、そのカットオフ周波数が1Hzより高い周波数に設定されている。この構成により、IFアンプ26の利得制御によって検波するデータ信号(タイムコード)をもフラットにするような過剰帰還が行われる一方、ローパスフィルタ28の時定数が小さくなってIFアンプ26の自動利得制御の追従性が数段向上する。
合成器30は、例えば、2つの信号レベルを加算して出力する加算器である。高速IF−AGC回路29から出力される過剰帰還を伴った利得制御電圧と、上記ローパスフィルタ28の出力とを合成して出力することで、変調波が再生された信号を出力する。なお、合成器30は加算器に限られず、例えば乗算器などを適用することもできる。
合成器30の後段に接続されたローパスフィルタ31は、高周波ノイズを除去するためのものである。この実施形態においては、1Hzでパルス信号が複数配置されてくるタイムコードを再生するため、例えば5Hz程度のカットオフ周波数を有するローパスフィルタ31を設けて、タイムコードの各パルス信号に付加されるノイズ信号を除去するようになっている。
図2に示すように、マイクロコンピュータ40内には、電波受信に関わる構成として、ローパスフィルタ31を通過したデータ信号をAD変換するAD変換器42と、AD変換器42によりサンプリングされた信号値を読み込んでRFアンプ21の自動利得制御に関わる演算処理や制御処理を行うCPU(中央演算処理装置)41と、CPU41に動作クロックを供給するクロック生成器44と、RFアンプ21の利得制御電圧の大きさを表わすデジタル値が格納されるRFAMPゲインレジスタ43等が設けられている。
CPU41は、クロック生成器44からの動作クロックに基づいて、所定のサンプリング周波数でAD変換器42から出力を読み込んで、RAM16の所定領域に格納していく。これにより、AD変換器42により所定のサンプリング周波数で電波受信部20からのデータ信号のAD変換が行われることとなる。AD変換のサンプリング周波数は、再生信号の信号レベルを平均化する演算が可能なサンプリング数が得られればよく、例えば、データ信号であるタイムコードの各パルス信号が配される周期(1秒)を20分割できる20Hzなどとする。その他、復調するデータ信号の周波数(タイムコードであれば1Hz)の5倍〜100倍のサンプリング周波数、好ましくは10倍〜30倍のサンプリング周波数を採用することができる。
RFAMPゲインレジスタ43は、RFアンプ21の利得制御電圧のデジタル値が格納されるレジスタであり、この値がDAコンバータ19により電圧値に変換されてRFアンプ21に供給されるようになっている。そして、この利得制御電圧に比例してRFアンプ21の利得が変化するようになっている。
図1に示したように、ROM15には、RFアンプ21の自動利得制御をデジタル処理により行うためのRF−AGCプログラム15aや、このRF−AGCプログラム15aで使用される比較基準値となる設定データ15bなどが格納されている。
まず、IFアンプ26の過剰帰還を伴った自動利得制御の動作について説明する。
図3には、IFアンプ26の過剰帰還を伴った自動利得制御の動作を説明する図を示す。
図3に示すように、IFアンプ26は、相互コンダクタンスgmを変更することで利得が連続的に変化する可変利得アンプ261と、利得制御電圧AGC_Vに比例した電流を流して相互コンダクタンスgmを変化させるV/I変換器263とを有するものである。また、高速IF−AGC回路29は、差動アンプ291によりローパスフィルタ28の出力LPF_OUTと基準電圧refとを比較してその差電圧を利得制御電圧AGC_Vとして出力する構成である。
過剰帰還を伴ったIFアンプ26の自動利得制御によれば、IFアンプ26の入力信号の信号レベルの強弱よって、各部に出力される信号波形は次のようになる。すなわち、IFアンプ26の出力は、図3に示すように、IFアンプ26の入力信号の信号レベルが高くなる強入力の場合、過剰帰還によりデータ信号をフラットにするような自動利得制御が行われて、その出力はほぼフラットとなる。また、入力信号の信号レベルが低くなる弱入力の場合、自動利得制御の帰還が弱くなって、IFアンプ26の出力にはデータ信号の波形が現れる。また、入力信号の信号レベルが中程度である中入力の場合、過剰帰還による中程度の自動利得制御が行われて、IFアンプ26の出力にはデータ信号のローレベル部分も比較的大きく増幅されたデータ信号の波形が現れる。
また、ローパスフィルタ28の出力LPF_OUTは、当該ローパスフィルタ28のデータ信号をも通過させる周波数特性によって、図3に示すように、IFアンプ26の出力を反映した波形となる。すなわち、IFアンプ26の入力レベルが高くなる強入力の場合には、ほぼフラットな信号波形となり、入力信号の信号レベルが中程度となる中入力の場合には、データ信号の波形が現われて振幅が中程度の信号波形となり、入力信号の信号レベルが弱くなる弱入力の場合には、データ信号の波形が現われて振幅の大きな信号波形となる。
一方、高速IF−AGC回路29の利得制御電圧AGC_Vは、IFアンプ26の入力レベルが高くなる強入力の場合には、過剰帰還によってデータ信号の波形が現われ振幅の大きな信号波形となり、入力信号の信号レベルが中程度となる中入力の場合には、過剰帰還によってデータ信号の波形は現われる振幅が中程度となった信号波形となり、入力信号の信号レベルが低い弱入力の場合には、過剰帰還が飽和してほぼフラットの信号波形となる。
そして、合成器30により、上記ローパスフィルタ28の出力LPF_OUTと、高速IF−AGC回路29の出力AGC_Vとが合成されて、復調されたデータ信号(タイムコード)が得られる。
図4には、IFアンプ26の入力レベルと合成器30から出力されるデータ信号のバイアスレベルの関係およびデータ信号の振幅の変化を表わしたグラフを示す。図中のD0〜D2は入力レベルに応じた出テータ信号の信号波形を表わしている。
合成器30により合成されたデータ信号は、図4に示すように、IFアンプ26の入力信号の信号レベルに応じて、そのバイアスレベルが変化するとともに、その信号振幅も変化するようになっている。具体的には、データ信号(LPF_OUT+AGC_V)のバイアスレベルは、入力信号の信号レベルが低くなるほど低く、入力信号の信号レベルが高くなるほど高くなる。また、合成後のデータ信号(LPF_OUT+AGC_V)の振幅は、信号波形D1に示すように、入力信号の信号レベルが中程度のときに最大となる一方、信号波形D0,D2に示すように、入力信号の信号レベルが低かったり高すぎたりするとデータ信号の信号振幅が小さくなるという特性を有している。
従って、信号振幅の大きなデータ信号(タイムコード)を得るためには、RFアンプ21の自動利得制御を適宜行ってIFアンプ26の入力レベルが中程度になるように調整する必要がある。
次に、マイクロコンピュータ40のデジタル処理により実行されるRFアンプ21の自動利得制御について説明する。
図5には、RF−AGC処理の処理手順を示したフローチャートを、図6には、ADコンバータによるデータ信号のサンプリング動作の一例を説明する図を示す。
このRF−AGC処理は、電波受信部20の電波受信処理と同期して開始される処理である。RF−AGC処理が開始されると、まず、CPU41は、RFAMPゲインレジスタ43に初期値を設定する(ステップS1)。これにより、RFAMPゲインレジスタ43とDAコンバータ19により、RFアンプ21に初期の利得制御電圧が出力されてRFアンプ21のゲインが初期値に設定される。
次いで、CPU41は、電波受信部20から送られてくるデータ信号のサンプリングデータをADコンバータ42を介して所定のサンプリング周波数で取得していく。そして、一定期間分のサンプリングデータが取得されたら、このサンプリングデータの平均値を算出する(ステップS2)。
図6に示すように、この実施形態においては、ステップS2の平均値算出処理によって次のようなサンプリングデータの平均値を演算する。すなわち、タイムコードの各コンマゼロ秒点のタイミングを基準タイミングt0として、この基準タイミングt0から1秒間分のサンプリング値S0〜S19を取得し、これらのサンプリング値の平均値Aを、次式(1)により演算する。
Figure 0005077087
また、このようなステップ2の平均値演算は、ステップS2〜S7のループ処理によって、例えば3秒間隔で行われるようになっている。
なお、ステップS1の平均値の算出パターンは、様々なバリエーションが適用可能である。例えば、基準タイミングt0から1秒間分のサンプリング値の平均値を求める場合でも、このような平均値を繰り返し求めていく時間間隔は、1秒ごと〜5秒ごとなど、適宜な間隔を設けても良い。間隔を狭めれば、RFアンプ21のAGCの反応が俊敏になり、間隔を広げれば演算の負荷が小さくなる。また、平均値を求める時間幅も、基準タイミングt0から1秒間とせず、基準タイミングt0から2秒間〜5秒間分としても良い。平均値を求める時間幅を余り長くすると、RFアンプ21の自動利得制御の追従性が低下するので5秒以内とすると良い。また、データ信号(タイムコード)を構成するデータパルスは、パルス幅が0.2秒、0.5秒、0.8秒と複数種類あるため、複数秒分の平均値をとることで、データパルスの種類に起因する平均値の上下動の影響を小さくすることができる。
また、上記実施形態では、基準タイミングt0を開始点とした一定期間分のサンプリング値の平均値を演算する構成としたが、基準タイミングt0を開始点とすることに制限されず、任意のタイミングから1秒間〜5秒間程度の所定時間分のサンプリング値の平均値を求めるようにしても良い。基準タイミングt0を開始点とすることで、例えば、平均値を求める時間幅を1.5秒間など半端な時間幅とした場合などに、この時間幅中に含まれるデータパルスのハイレベル期間とローレベル期間の割合が安定して、この割合の増減に起因する平均値の変動量が低減するという利点が得られるが、平均値演算の前に基準タイミングt0の同期を図る必要が生じる。一方、任意のタイミングを開始点として平均値を求める場合でも、平均値を求める時間幅を1秒間、2秒間、3秒間などデータパルスの周期の倍数にすれば、この時間幅中に含まれるデータパルスのハイレベル期間とローレベル期間の割合が安定し、適宜な平均値を求めることができる。
その他、1回や数回のデータ信号のサンプリングごとに、直近の1秒〜5秒程度の時間幅のサンプリング値から移動平均を求めるようにしても良い。
上記のように、ステップS2においてデータ信号のサンプリングデータの平均値Aを算出したのは、この平均値Aに基づいてIFアンプ26の入力レベルの高低を検出するためである。すなわち、図4に示したように、IFアンプ26の入力レベルが高ければ、データ信号の振幅はやや小さくなる一方、バイアスレベルが上昇するので、データ信号の信号レベルの平均値は大きくなる。また、IFアンプ26の入力レベルが中程度であればデータ信号の振幅は大きくなるが、それ以上にバイアスレベルが低くなって、データ信号の信号レベルの平均値は小さくなる。また、入力レベルが小さくなれば、データ信号の振幅は小さくなり且つバイアスレベルも低くなるので、データ信号の信号レベルの平均値は小さくなる。
ステップS2で平均値Aを算出したら、次いで、この平均値Aが適した範囲にあるかROM15の設定データ15b(B,C,D)を用いて判別する(ステップS3,S4,S6)。ここで、設定データ“B”は、IFアンプ26の入力レベルが最適とされる平均値を表わす値、つまり、データ信号の振幅が最大となるIFアンプ26の入力レベルが中程度となる値を示している。また、設定データ“C,D”は、RFAMPゲインレジスタ43の値を増減する際のヒステリシスを与える値である。
すなわち、ステップS3において平均値Aと最適値Bとを比較し、平均値Aが最適値Bより大きければステップS6に移行して、該ステップで所定幅Cを超えて大きくなっていないか判別する。そして、平均値Aが所定幅Cを超えて最適値Bより大きくなっていなければ、そのままステップS2に戻るが、所定幅Cを超えて大きくなっていれば、RFAMPゲインレジスタ43の値を加算する処理(ステップS7)を行ってからステップS2に戻る。
一方、ステップS3において平均値Aが最適値Bより小さいと判別されたら、ステップS4に移行して、該ステップで所定幅Dを超えて小さくなっていないか判別する。そして、平均値Aが所定幅Dを超えて小さくなっていれば、RFAMPゲインレジスタ43の値を減算する処理(ステップS5)を行ってからステップS2に戻る。
なお、ステップS5とステップS7のRFAMPゲインレジスタ43の増減処理は、レジスタ値を所定幅でそれぞれ増減する処理としても良いし、或いは、平均値Aと最適値Bとの差に応じて増減量を変化させるような処理としても良い。
上記のステップS3〜S7の処理により、データ信号のサンプリングデータの平均値Aが、最適値Bより所定幅Cを超えて大きくなっていれば、IFアンプ26の入力レベルが大きくなりすぎていると判断して、RFAMPゲインレジスタ43の値を減算する。これにより、DAコンバータ19からRFアンプ21に供給される利得制御電圧が低下してRFアンプ21の利得が下げられる。一方、データ信号のサンプリングデータの平均値Aが、最適値Bより所定幅Dを超えて小さくなっていれば、IFアンプ26の入力レベルが小さくなりすぎていると判断して、RFAMPゲインレジスタ43の値を加算するようになっている。これにより、DAコンバータ19からRFアンプ21に供給される利得制御電圧が上昇してRFアンプ21の利得が上げられる。
そして、上記の平均値演算(ステップS2)と、その値が適性な範囲にあるか否かの判別処理(ステップS3,S4,S6)と、判別結果に応じたRFAMPゲインレジスタ43の増減処理(ステップS5,S7)とからなるループ処理が繰り返し行われることで、RFアンプ21のデジタル的な利得制御が行われて、IFアンプ26の入力レベルの最適化が図られるようになっている。
図7には、標準電波の電界強度が途中で大きくなった場合における電波受信装置の動作を説明するタイムチャートを、図8には、標準電波の電界強度が途中で小さくなった場合における電波受信装置の動作を説明するタイムチャートを示す。これらの図において、(a)はRFアンプ21の入力信号、(b)は合成器30から出力されるデータ信号、(c)はDAコンバータ19から出力される利得制御電圧を示す。
図7や図8に示すように、電波時計1の受信状況が変わって、入力信号の電界強度が変化した場合でも、上記RFアンプ21のデジタル的な利得制御によって、IFアンプ26の入力レベルの変動が抑えられて、安定したデータ信号を得ることが可能になっている。例えば、図7の状態A,Bに示すように、標準電波の電界強度が中レベルの状態Aから強レベルの状態Bに変化した場合には、IFアンプ26の入力レベルが上昇してデータ信号のバイアスレベルが上昇するとともにデータ信号の振幅が小さくなる。しかしながら、次に実行されるステップS2〜S7の平均値演算を含んだループ処理により、IFアンプ26の入力レベルの上昇が検出されて、RFAMPゲインレジスタ43の値が減算される。これにより、RFアンプ21の利得が減少してIFアンプ26の入力レベルが適性な値となるので、図7の状態Cに示すように、再び、バイアスレベルの上昇が抑えられて、大きな振幅のデータ信号を得ることができる。
同様に、図8の状態A,Bに示すように、標準電波の電界強度が強レベルの状態Aから中レベルの状態Bに変化した場合には、IFアンプ26の入力レベルが低下して、データ信号のバイアスレベルが低くなるとともにデータ信号の振幅が小さくなる。しかしながら、次に実行されるステップS2〜S7の平均値演算を含んだループ処理により、IFアンプ26の入力レベルの低下が検出されて、RFAMPゲインレジスタ43の値が加算される。これにより、RFアンプ21の利得が上がってIFアンプ26の入力レベルが適性な値となり、図8の状態Cに示すように、再び、バイアスレベルの低下が抑えられて、大きな振幅のデータ信号を得ることができる。
以上のように、この実施形態の電波時計1および電波受信装置(電波受信部20、DAコンバータ19、マイクロコンピュータ40)によれば、復調信号をもフラットにするような時定数の小さなローパスフィルタ28により帰還信号を形成してIFアンプ26の利得制御を行う高速IF−AGC回路29により、IFアンプ26の自動利得制御の追従性を数段に高めることが出来るとともに、RFアンプ21のデジタル処理による自動利得制御によって、受信動作の総合的な追従性を低下させることなく、IFアンプ26の入力レベルを安定させてバイアスレベルや信号振幅の安定したデータ信号を復調することができる。一般に、1秒〜5秒程度の時間幅でデータ信号の信号レベルの平均値を微分回路により得ようとすれば、相当大きな時定数のローパスフィルタが必要となり、このローパスフィルタを用いてRFアンプ21をアナログ的に利得制御した場合、その自動利得制御の動作が安定するまで、少なくとも30秒程度かかることになるが、この実施形態ではRFアンプ21の自動利得制御が安定するまで数秒に短縮されている。
また、RF−AGC処理の平均値演算処理(ステップS2)において、データ信号を構成するデータパルスの少なくとも一周期分(1秒分)のサンプリングデータの平均値を演算しているので、平均値を算出するサンプリング期間にデータパルスのハイレベル期間とローレベル期間の信号値が必ず含まれることとなって、データ信号のバイアスレベルの変動が確実に表わされる平均値を得ることができる。さらに、タイムコードのコンマゼロ秒点を始点とした複数のサンプリングデータの平均値を求めることで、より確実にこの平均値によりデータ信号のバイアスレベルの変動を判別することが可能となる。なお、ステップS2において、サンプリングデータの移動平均を取るようにすることで、演算負荷は少し高くなるが、より追従性の高いRFアンプ21の利得制御も可能となる。
また、RFアンプ21の利得制御電圧は、RFAMPゲインレジスタ43にCPU41が値を書き込んで、このRFAMPゲインレジスタ43の値がDAコンバータ19を介して出力される構成なので、負荷の少ない利得制御電圧の出力処理が可能となる。
また、タイムコードを構成する各データパルスの種類(パルス幅が0.2秒のP,M信号、パルス幅が0.5秒の1信号、パルス幅が0.8秒の0信号)の判別を、データパルス信号をAD変換してデジタル的な演算処理により行う構成を採用した場合、このデータ判別用のAD変換と自動利得制御用のAD変換とを兼用することができる。この兼用により、デジタル処理による自動利得制御に必要な回路数や処理量も低減される。
また、RFAMPゲインレジスタ43の値を増減するのに、平均値演算(図5のステップS2)で算出した平均値Aを最適値Bで比較するだけでなく、最適値Bよりも所定幅C,D以上に外れた場合に、RFAMPゲインレジスタ43の値を増減するようにしているので、最適値Bの付近で信号レベルが振れた場合に、RFアンプ21の利得が頻繁に振れてしまうのを回避できる。
そして、上記のようなRFアンプ21のデジタル的な自動利得制御によって、電波受信の開始から受信動作が安定するまでの時間短縮や、標準電波の電界強度が変化した場合の利得制御の高速な追従性が図られ、これらによって、高速に且つ安定した電波受信が可能となる。それにより、電波時計1におけるタイムコードの確実で安定した受信が可能となり、それに基づく正確な時刻確認や時刻修正が可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記実施形態では、合成器31によりローパスフィルタ28の出力LPF_OUTと高速IF−AGC回路29の利得制御電圧AGC_Vとを合成したデータ信号に対して、AD変換を行ってそのサンプリングデータの平均値を算出する構成を示したが、ローパスフィルタ28の出力LPF_OUTや利得制御電圧AGC_Vの各信号も、IFアンプ26の入力レベルに応じてバイアスレベルが同様に変化する特性を有している。従って、データ信号のAD変換や平均値演算を行うのではなく、ローパスフィルタ28の出力LPF_OUTのAD変換や平均値演算を行い、この平均値に基づいてRFアンプ21の利得制御電圧の増減処理を行うようにしても良い。同様に、高速IF−AGC回路29の利得制御電圧AGC_VについてAD変換や平均値演算を行い、この平均値に基づいてRFアンプ21の利得制御電圧の増減処理を行うようにしても良く、この構成においても本実施形態と同様の効果が奏される。
その他、実施形態で具体的に示した細部の構成および処理内容は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施形態の電波時計の構成を示すブロック図である。 電波受信部とマイクロコンピュータの電波受信に関わる構成を詳細に示したブロック図である。 IFアンプの過剰帰還を伴った自動利得制御の動作を示す説明図である。 IFアンプの入力レベルとデータ信号のバイアスレベルの関係およびデータ信号の振幅の変化を表わしたグラフである。 CPUにより実行されるRF−AGC処理の処理手順を示したフローチャートである。 ADコンバータによるデータ信号のサンプリング動作の一例を説明する図である。 標準電波の電界強度が途中で大きくなった場合における電波受信装置の動作を説明するタイムチャートである。 標準電波の電界強度が途中で小さくなった場合における電波受信装置の動作を説明するタイムチャートである。
符号の説明
1 電波時計
15a RF−AGCプログラム
15b 設定データ
19 DAコンバータ(制御信号生成手段)
20 電波受信部
21 RFアンプ(第1増幅部)
22 ミキサー(周波数変換部)
26 IFアンプ(第2増幅部)
27 検波器(検波部)
28 ローパスフィルタ(フィルタ手段)
29 高速IF−AGC回路(第1自動利得制御手段)
30 合成器(合成部)
40 マイクロコンピュータ
41 CPU(演算部、制御部)
42 RFAMPゲインレジスタ(制御信号生成手段)

Claims (7)

  1. 所定周期で信号レベルが振動する信号であるデータ信号により振幅変調された電波を受信して前記データ信号を復調する電波受信装置であって、
    受信部を介して受信した受信信号の増幅を行う第1増幅部と、
    該第1増幅部を経た信号の周波数を変換する周波数変換部と、
    該周波数変換部を経た信号を増幅する第2増幅部と、
    該第2増幅部を経た信号から前記データ信号を検波する検波部と、
    該検波部を経た信号のうち前記データ信号の周波数帯域を含んだ低周波帯域の信号を通過させるフィルタ手段と、
    該フィルタ手段を通過した信号の信号レベルの変動を抑えるように前記第2増幅部に利得制御信号を供給して当該第2増幅部の利得を制御する第1自動利得制御手段と、
    該第1自動利得制御手段の利得制御信号と前記フィルタ手段を経た信号とを合成して復調した前記データ信号とする合成部と、
    該合成部を経た前記データ信号をAD変換するAD変換部と、
    該AD変換部で少なくとも前記所定周期分の期間にわたってサンプリングした複数の信号値を平均化する演算部と、
    該演算部の算出値に応じた利得制御信号を生成して前記第1増幅部に供給する制御信号生成手段と、
    を備え、
    前記制御信号生成手段から供給される前記利得制御信号によって前記第1増幅部の利得が制御される構成であることを特徴とする電波受信装置。
  2. 所定周期で信号レベルが振動する信号であるデータ信号により振幅変調された電波を受信して前記データ信号を復調する電波受信装置であって、
    受信部を介して受信した受信信号の増幅を行う第1増幅部と、
    該第1増幅部を経た信号の周波数を変換する周波数変換部と、
    該周波数変換部を経た信号を増幅する第2増幅部と、
    該第2増幅部を経た信号から前記データ信号を検波する検波部と、
    該検波部を経た信号のうち前記データ信号の周波数帯域を含んだ低周波帯域の信号を通過させるフィルタ手段と、
    該フィルタ手段を通過した信号の信号レベルの変動を抑えるように前記第2増幅部に利得制御信号を供給して当該第2増幅部の利得を制御する第1自動利得制御手段と、
    該第1自動利得制御手段の利得制御信号と前記フィルタ手段を経た信号とを合成して復調した前記データ信号とする合成部と、
    前記第1自動利得制御手段の利得制御信号、或いは、前記フィルタ手段を経た信号をAD変換するAD変換部と、
    該AD変換部で少なくとも前記所定周期分の期間にわたってサンプリングした複数の信号値を平均化する演算部と、
    該演算部の算出値に応じた利得制御信号を生成して前記第1増幅部に供給する制御信号生成手段と、
    を備え、
    前記制御信号生成手段から供給される前記利得制御信号によって前記第1増幅部の利得が制御される構成であることを特徴とする電波受信装置。
  3. 前記データ信号は、コンマゼロ秒点を基準タイミングとして各基準タイミングごとに1個のパルス信号が送信されるタイムコードであり、
    前記演算部は、前記基準タイミングを開始点としてサンプリングした複数の信号値を平均化する構成であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電波受信装置。
  4. 前記演算部は、前記サンプリングした信号値の移動平均を算出する構成であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電波受信装置。
  5. 前記制御信号生成手段は、
    前記利得制御信号を表わすデジタル値が格納されるレジスタと、
    前記演算部の算出値に応じて前記レジスタの値を書き換える制御部と、
    前記レジスタに格納されたデジタル値をアナログの前記利得制御信号に変換して前記第1増幅部に出力するDAコンバータと、
    を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電波受信装置。
  6. 前記制御部は、
    ヒステリシス特性を有して前記演算部の算出値と設定値とを比較し、この比較結果に基づいて前記レジスタの値を増減する構成であることを特徴とする請求項5記載の電波受信装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の電波受信装置を備え、
    前記電波受信装置により標準電波を受信して前記データ信号であるタイムコードを復調する構成であることを特徴とする電波時計。
JP2008156161A 2008-06-16 2008-06-16 電波受信装置および電波時計 Active JP5077087B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008156161A JP5077087B2 (ja) 2008-06-16 2008-06-16 電波受信装置および電波時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008156161A JP5077087B2 (ja) 2008-06-16 2008-06-16 電波受信装置および電波時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009302986A JP2009302986A (ja) 2009-12-24
JP5077087B2 true JP5077087B2 (ja) 2012-11-21

Family

ID=41549404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008156161A Active JP5077087B2 (ja) 2008-06-16 2008-06-16 電波受信装置および電波時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5077087B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9666547B2 (en) 2002-10-08 2017-05-30 Honeywell International Inc. Method of refining solder materials

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102109814B (zh) * 2010-12-31 2013-03-06 北京昆腾微电子有限公司 获取电波授时信号的装置和方法
JP2012209875A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 自動利得制御装置
CN102364399B (zh) * 2011-10-20 2012-12-26 河源市全成电子有限公司 一种电波钟表的天线频率校正装置及其校正方法
JP2014077695A (ja) * 2012-10-10 2014-05-01 Seiko Epson Corp 電波修正時計および電波修正時計の時刻修正方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03285424A (ja) * 1989-08-16 1991-12-16 Hitachi Ltd 無線受信機
JP4010231B2 (ja) * 2002-11-27 2007-11-21 カシオ計算機株式会社 電波受信装置、電波時計及び中継器
EP1432122A1 (en) * 2002-12-20 2004-06-23 Sony International (Europe) GmbH Gain control unit for controlling two or more amplifiers
JP2005033257A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Fujitsu Ten Ltd 自動利得制御装置
JP4470744B2 (ja) * 2005-01-20 2010-06-02 パナソニック株式会社 高周波信号受信装置とこれを用いた電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9666547B2 (en) 2002-10-08 2017-05-30 Honeywell International Inc. Method of refining solder materials

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009302986A (ja) 2009-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7613441B2 (en) Radio wave reception device and radio wave clock
JP5077087B2 (ja) 電波受信装置および電波時計
US8934858B2 (en) Digital demodulation circuit using automatic gain control circuit having temperature compensation function
JPH1051402A (ja) 受信電界検出回路
US8055232B2 (en) Radio frequency receiving apparatus, radio frequency receiving method, LSI for radio frequency signal and LSI for base band signal
JPWO2016031184A1 (ja) 自動利得制御方法及び自動利得制御回路
JP2006333167A (ja) 高周波増幅回路
JP4754388B2 (ja) 光伝送システム
JP2773524B2 (ja) ディジタル移動無線受信機
JPH04266223A (ja) 無線受信機
JP2005033247A (ja) デジタル信号受信機
US7054395B2 (en) Automatic gain control for digital demodulation apparatus
JP4699205B2 (ja) 信号処理回路
JPH07326979A (ja) 受信信号レベル検出方式
US10581536B2 (en) Wireless communicator
JP4525731B2 (ja) 受信回路および時計
JP5942313B2 (ja) 電波時計用受信icの調整方法
JP4232433B2 (ja) 電波受信装置、電波時計及び中継器
US6265933B1 (en) FM demodulator
JP2001211218A (ja) 受信装置およびその方法
JP3438593B2 (ja) 振幅調整装置、振幅圧縮装置および振幅伸長装置
JP4106622B2 (ja) Vox回路
US7856073B2 (en) Digital gain adjustment in a wireless receiver
JP4683559B2 (ja) ノイズキャンセラ回路及びノイズ除去方法
JP2006135458A (ja) 自動利得調整回路及び自動利得調整方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110530

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120731

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120813

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5077087

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150