JP3977842B2 - 受信誤り率制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、受信した信号の誤り率を制御し、安定した受信感度を得る技術に関し、例えば光伝送システムの波長多重装置の光受信部に適応される。
図22は、従来の一般的な波長多重光伝送の概要を示す図である。この場合、光送信部91から送信された光信号は、波長多重部92,光増幅器93を介して伝送路上を伝送され、波長分離部94で分離されて光受信部95で受信され、適宜後段の装置に配信される。
図23は、この光受信部95の構成を示している。前記波長分離部94により分離された任意の波長の光信号は、光電気変換部81により電気信号に変換され、電気信号処理部82により、信号処理し易い速度の信号へ変換され、誤り訂正処理部83で誤りが訂正されたのち、加入者光変換部84で加入者回線用の信号(本例では光信号)に変換され、加入者側に配信される。
また、図24は、前記光受信部95において、誤り訂正処理部83から電気信号処理部82へフィードバックを行い最適な伝送品質を保つ自動識別点制御を示している。
同図に示すように、誤り訂正処理部83は、誤り検出部88と誤り訂正部89を備えており、誤り検出部88が検出した誤りを誤り訂正部89で訂正している。また、誤り訂正処理部83は、誤り検出部88で検出した誤りの伝送信号に対する割合を誤り率、即ち伝送路によって生じた伝送品質の劣化量として求め、電気信号処理部82にフィードバックしている。
電気信号処理部82は、識別部85、シリアルパラレル変換部86、最適点制御部87を備えており、光電気変換部81からの電気信号を識別し、シリアルパラレル変換部86で変換して誤り検出部88へ出力すると共に、前記誤り率(劣化量)が最小になる様に、識別部85の信号の電圧方向及び位相方向の最適識別点を制御し、常に最適な受信パフォーマンスになる様に、帰還制御を行っている。
図25は、識別部85における入力信号の1/0を識別する際の説明図である。同図では、横軸に時間、縦軸に電圧をとって入力信号の波形を示している。
図25(a)は、伝送路によってSN比が劣化した波形を示しており、本来太線で示した波形となる信号が、劣化により細線で示した範囲で歪んだ波形と成っていることを示している。
識別部85は、この波形を電圧方向に識別する機能と位相方向に識別する二つの機能を有している。識別部85は、電圧方向に識別する場合、入力信号の電圧が二点鎖線で示す識別電圧Voptを越えていれば1、越えていなければ0と識別し、この1又は0に応じた規定の電圧を出力する。
従って電圧方向に識別して後の波形は、図25(b)に示すように、電圧方向では、規定の値となるが、位相方向には歪み(ばらつき)を有する。
そして識別部85は、位相方向に識別を行う場合、入力信号が二点線で示す識別位相Poptの時に"1"であるか"0"であるかを識別し、"1"であれば識別位相Poptを基準に規定の立ち上がり及び立下りとなる信号を出力する。
即ち、電圧方向及び位相方向に識別した後の波形は、図25(c)に示すように、電圧、位相、共に規定通りとなる。
このとき、適切な識別電圧及び適切な識別位相は、波形の歪み具合等によって異なるので、識別電圧及び識別位相をそれぞれ異ならせて誤り率を求め、この誤り率が最も小さい識別電圧及び識別位相となるように制御(最適点制御)を行う。
図26は、この識別電圧及び識別位相を異ならせた場合の誤り率の変化(誤り率特性)を示す。
同図に示すように、誤り率特性は、識別電圧及び識別位相が最適な点で誤り率が最も低く、この最適点から外れるほど誤り率が高くなるカーブを描く。そしてSN比が悪い場合は、SN比が良い場合と比べ、誤り率が高い側にシフトした形となる。
従って、入力信号のSN比が悪いときには、誤り率がERR2に、SN比が良いときには、誤り率がERR1に制御される。なお、ERR3は、誤り訂正部の能力により決定されるパラメータで、最低でもこの閾値以下の誤り率が必要である。
特開平03−70223号公報 特開昭63−221733号公報 特開平04−54043号公報 特開平09−326755号公報
従来の最適点制御では入力がどのようなSN比でも、最適な識別点に収束する負帰還ループを構成する。よって、入力SNが良い場合、誤り訂正部89の能力で決まる必要な誤り率(この場合ERR)よりも遥かに高い伝送品質を得るよう動作する為、以下の二つの問題が発生する。
(1)誤り率が良い場合、当然ながら単位時間当たりのエラー数が少ない為、最適制御をする場合の制御時間が非常に長くなり、制御ループの応答時間を遅く設定せざる負えなくなる。
これにより、初期立ち上げ時に時間がかかりシステムの立ち上げ時間も大きくなるという問題が発生する。
(2)上記の如くエラー数が少ない為に最適の制御を行う時間が極端に長い場合は、最適制御のアルゴリズムを変更して、所定の誤り率以下となった場合には制御を打ち切る方法もある。即ち、識別電圧及び識別位相を最適点から外れた値に決定する。しかし図26に示すとおり、誤り率特性は、その傾きが、最適点付近で小さく、該最適点から外れるに従って大きくなっている。このため本方法のように最適点から外れた値に決定する場合、識別電圧及び識別位相を変動させたときの誤り率の変動が大きくなってしまう。従って、制御の分解能を小さくとる必要性あり、DA変換器等に高い性能が求められ、回路規模の増大にもつながり、規模、コストの面で問題となる。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。即ち、本発明は、誤り率が低い場合に、受信信号の品質を制御することで、帰還制御する際の収束時間の短縮化を図る技術を提供する。
本発明は前記課題を解決するために、以下の手段を採用した。
即ち、本発明の受信誤り率制御装置は、
受信した信号を基準値と比較して識別する識別部と、
前記識別部で識別した信号の誤り率を検出する誤り検出部と、
前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記基準値を制御する帰還制御部と、
前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記受信した信号の品質を制御する品質制御部とを備える。
前記受信誤り率制御装置において、前記識別部が、前記基準値としての識別電圧と前記受信した信号とを比較して識別する電圧識別部を備え、
前記帰還制御部が、前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記識別電圧を制御し、
前記品質制御部が、前記誤り検出部で検出した誤り率と基準誤り率との差を増幅する増幅部と、この増幅した差に応じてノイズを振幅変調する変調部とを備え、この振幅変調したノイズを識別電圧に付加するしても良い。
前記受信誤り率制御装置において、前記識別部が、前記受信した信号を基準位相に基づいて識別する電圧識別部を更に備えても良い。
前記受信誤り率制御装置において、前記品質制御部が、前記ノイズとして熱雑音を発生させる雑音発生部と、この熱雑音を増幅して雑音量を制御する利得可変部とを備えても良い。
また、本発明の受信誤り率制御装置は、
受信した光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、
前記電気信号を基準値と比較して識別する識別部と、
前記識別部で識別した信号の誤り率を検出する誤り検出部と、
前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記基準値を制御する帰還制御部と、
前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記光電気変換部で変換する電気信号の品質を制御する品質制御部とを備える。
前記受信誤り率制御装置において、前記光電気変換部が、アバランシフォトダイオードで光信号を電気信号に変換し、
前記品質制御部が、アバランシフォトダイオードの逆バイアス電圧を前記誤り率に基づいて変化させることにより前記電気信号の品質を制御しても良い。
前記受信誤り率制御装置において、前記品質制御部が、ノイズを発生させるノイズ発生部と、このノイズを用い前記アバランシフォトダイオードの逆バイアス電圧を変調する変調部とを備えても良い。
また、本発明の受信誤り率制御装置は、
受信した光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、
前記電気信号の帯域を制御する帯域制御部と、
前記電気信号を基準値と比較して識別する識別部と、
前記識別部で識別した信号の誤り率を検出する誤り検出部と、
前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記基準値を制御する帰還制御部と、
前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記帯域制御部の制御電圧を制御することにより前記電気信号の品質を制御する品質制御部と、を備える。
また、本発明の受信誤り率制御装置は、
受信した光信号を増幅する光増幅部と、
受信した光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、
前記電気信号を基準値と比較して識別する識別部と、
前記識別部で識別した信号の誤り率を検出する誤り検出部と、
前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記基準値を制御する帰還制御部と、
前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記光増幅部の制御電圧を変調して前記光信号の品質を制御する品質制御部と、を備える。
また、受信誤り率制御装置は、
受信した光信号を減衰させる光減衰部と、
受信した光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、
前記電気信号を基準値と比較して識別する識別部と、
前記識別部で識別した信号の誤り率を検出する誤り検出部と、
前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記基準値を制御する帰還制御部と、
前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記光減衰部の制御電圧を変調して前記光信号の品質を制御する品質制御部と、を備える。
前記受信誤り率制御装置において、前記品質制御部が、ノイズを発生させるノイズ発生部と、このノイズを用い前記減衰部の制御電圧を変調する変調部とを備えても良い。
また、本発明の受信誤り率制御装置は、受信した光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、
前記電気信号を基準値と比較して識別する識別部と、
前記識別部で識別した信号の誤り率を検出する誤り検出部と、
前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記基準値を制御する帰還制御部と、
前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記光信号の品質を制御する品質制御部と、を備える。
前記受信誤り率制御装置において、前記品質制御部が、前記誤り検出部で検出した誤り率と基準誤り率との差を増幅する増幅部と、この増幅した差に応じたノイズを発生させるノイズ発生部と、前記ノイズを光信号に変換する電気光変換部と、前記光信号に変換したノイズを前記光電気変換部で受信する光信号に付加する光結合部とを備えても良い。
本発明によれば、誤り率が低い場合に、受信信号の品質を制御することで、帰還制御す る際の収束時間の短縮化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
〈実施形態1〉
図1は、本発明に係る一実施形態としての受信誤り率制御装置の概略構成図、図2は、該受信誤り率制御装置に備えられた電気信号処理部の説明図である。
本実施形態の受信誤り率制御装置1は、前述した図22の波長多重光伝送に用いられる光受信部95に相当する。
受信誤り率制御装置1は、光電気変換部11、電気信号処理部12、誤り訂正処理部1 、加入者光変換部14を備えている。
光電気変換部11は、前記波長分離部94により分離された任意の波長の光信号を電気信号に変換する。
電気信号処理部12は、識別部15、シリアルパラレル変換部16、最適点制御部(帰還制御部に相当)19、受信品質制御部21を備えている。
識別部15は、受信した信号を基準値と比較して識別する。図2に示すように、識別部15は、電圧識別部15aと位相識別部15bとを備えている。図3は、電圧識別部15aの構成例であり、受信した信号と識別電圧(基準値に相当)とを比較し、受信した信号が識別信号以上の電圧のとき1、受信した信号が識別信号未満の電圧のとき0と識別し、この1又は0に応じた規定の電圧を出力する。また、図4は、位相識別部15bの構成例であり、受信した信号が識別位相Poptの時に"1"であるか"0"であるかを識別し、"1"であれば識別位相Poptを基準に規定の立ち上がり及び立下りとなる信号を出力する。
最適点制御部19は、前記誤り訂正処理部13の誤り検出部17で検出した誤り率に基づいて前記識別電圧を最適に制御する。
シリアルパラレル変換部16は、識別部15で識別したシリアル信号をパラレル信号に変更することで低い周波数の信号に変換する。
品質制御部21は、前記誤り検出部13で検出した誤り率に基づいて前記受信信号について前記識別後の信号を誤らせる制御をする。本実施形態では、前記識別後の信号を誤らせる制御の一例として識別部15の識別電圧にノイズを重畳させることにより、識別を誤らせて所定の誤り率の信号を得るようにしている。品質制御部21は、図2に示すように、振幅変調部21a、誤差増幅&積分部21b、発振器21c、基準誤り率入力部21dを備えている。
基準誤り率入力部21dは、所定の基準誤り率に相当する基準電圧を誤差増幅&積分部21bに入力している。本実施形態において該基準誤り率は、後述のように誤り率がERR2となるように設定されている。
誤差増幅&積分部21bは、図5に示すように、誤り検出部で検出した誤り率と基準誤り率との差を増幅する。
発振器21cは、所定周波数の信号(本例では正弦波)をノイズとして振幅変調部21aに出力する。
振幅変調部21aは、図6に示すように、誤差増幅&積分部21bからの出力を発振器21cからのノイズで振幅変調して電圧加算部22へ出力している。
電圧加算部22は、図7に示すように最適点制御部19からの出力に品質制御部21からのノイズを重畳し、識別電圧として電圧識別部15aに入力する。
また、誤り訂正処理部13は、誤り検出部17と誤り訂正部18を備えており、誤り検出部17が検出した誤りを誤り訂正部18で訂正している。また、誤り訂正処理部13は、誤り検出部17で検出した誤りの伝送信号に対する割合を誤り率として求め、電気信号処理部12にフィードバックしている。
加入者光変換部14は、前記誤り訂正処理部13で誤りが訂正された電気信号加入者回線用の信号(本例では光信号)に変換し、加入者側に配信している。
これらの構成により、受信誤り率制御装置1は、前記波長分離部94により分離された任意の波長の光信号を受信すると、光電気変換部11によって電気信号に変換し、電気信号処理部12によって信号処理し易い速度の信号へ変換し、誤り訂正処理部13で誤り訂正をしたのち、加入者光変換部14で加入者回線用の光信号変換して加入者側に配信する。
また、本実施形態の受信誤り率制御装置1は、誤り訂正処理部13で検出した誤り率を電気信号処理部12へフィードバックし、適切な受信信号の品質が得られるように、電気信号処理部12で最適点制御及び品質制御を行っている。
このとき、品質制御部21は、受信した信号の誤り率が低すぎる場合には、基準誤り率と比較してこの差を増幅し、ノイズを重畳して識別電圧に付加する。そして識別部15が、このノイズが付加された識別信号で識別を行い、誤り検出部17が誤り率を求め、この誤り率に基づいて最適点制御部19が最適点制御を行う。図8、図9は、本実施形態の受信誤り率制御装置1における誤り率特性を示している。
このように、本実施形態の受信誤り率制御装置1では、誤り率が低すぎる場合に、識別電圧にノイズを付加することにより、誤り率をあげ、図8、図9に示す如く適切な誤り率ERR2に収束するように、制御を行っている。
従って、SN比が良く、誤り率が少ない場合でも、過剰に低い最適点ERR1に制御を行うことがなく、迅速に帰還制御を行うことができる。
この場合でも、収束する誤り率ERR2が、誤り訂正部18で訂正可能な誤り率の上限ERR3より低く設定されていれば、誤りは誤り訂正部18で訂正されるので、正確な信号が得られる。
〈実施形態2〉
図10は、本発明に係る実施形態2の要部構成図である。本実施形態は、前述の実施形態1と比べ、位相識別部5bにおける識別についても帰還制御を行う点が異なっている。なお、その他の構成は略同じであるので、同一の要素には同符号を付す等して再度の説明を省略する。
本実施形態の最適点制御部19は、前記誤り訂正処理部13の誤り検出部17で検出した誤り率に基づいて前記識別電圧及び識別位相を最適に制御する。
最適点制御部19は、先ず識別電圧を所定値ずつ異ならせて電圧識別部15aに印加し、このときの誤り率の変動を誤り検出部17からの誤り率に基づいて求め、誤り率が最も低くなるように識別電圧を制御する。次に最適点制御部19は、識別位相としての位相制御電圧を所定値ずつ異ならせて位相識別部5bに印加し、このときの誤り率の変動を誤り検出部17からの誤り率に基づいて求め、誤り率が最も低くなるよう識別電圧及び識別位相を最適に制御する手順に位相電圧を制御する。
なお、この識別電圧及び識別位相を最適に制御する手順については、上記例に限らず、公知のフィードバック制御を適用できる。
本実施形態においても、前述の実施形態1と同様に、誤り率が少ない場合でも、過剰に低い最適点ERR1となるまで制御を行うことがなく、適切な誤り率ERR2となるように制御を行うので、迅速に帰還制御を行うことができる。
〈実施形態3〉
図11は、本発明に係る実施形態3の要部構成図である。本実施形態は、前述の実施形態2と比べ、ノイズの発生源を熱雑音発生部とした点が異なっている。その他の構成は略同じであるので、同一の要素には同符号を付す等して再度の説明を省略する。
本実施形態の品質制御部21は、利得可変増幅部(利得可変部に相当)21eと、熱雑音発生部21f、誤差増幅&積分部21bと基準誤り率入力部21dを備えている。
図12は、この利得可変増幅部21eと、熱雑音発生部21fの具体例を示している。
熱雑音発生部21fは、抵抗器Rで発生した熱雑音を利得可変増幅部21eに入力している。
利得可変増幅部21fは、誤差増幅&積分部21bから前記誤り率と基準誤り率の差を増幅した制御信号が入力され、この制御信号に応じて前記熱雑音を増幅し、電圧加算部22に出力している。即ち、利得可変増幅部21eは、誤り検出部17で検出した誤り率が基準誤り率を大きく上回っているときには利得が大きくなり、雑音の出力を大きくし、前記誤り検出部17で検出した誤り率が基準誤り率に近づくにつれて利得が小さくなり、雑音の出力を小さくする。また、利得可変増幅部21eは、誤り検出部17で検出した誤り率が基準誤り率よりも低いか同じときには雑音を出力しない。
以上のように本実施形態によれば、熱雑音をノイズとして利用したことにより比較的簡易な構成で受信信号の品質の制御を行うことができ、前述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
〈実施形態4〉
図13,図14は、本発明に係る実施形態4の要部構成図である。本実施形態は、前述の実施形態1と比べ、光電気変換部11を制御して受信信号の品質を制御する点が異なっている。その他の構成は略同じであるので、同一の要素には同符号を付す等して再度の説明を省略する。
本実施形態の光電気変換部11は、光電変換素子としてAPD(アバランシフォトダイオード)を用いている。
品質制御部21は、前記誤り検出部17で検出した誤り率と基準誤り率の差を誤差増幅&積分部21bによって増幅した制御信号を光電気変換部11に入力している。
光電気変換部11では、入力された制御信号に基づいてAPDの逆バイアス電圧を可変し、APDの増倍率(ゲイン)を可変させている。即ち光電気変換部11は、前記誤り検出部17で検出した誤り率が基準誤り率を大きく上回っているときには制御信号が大きくなり、APDのゲインを大きくする。また、前記誤り検出部17で検出した誤り率が基準誤り率に近づくにつれて制御信号が小さくなり、APDのゲインを小さくする。
このように光電気変換部11は、APDのゲインを大きくするとショットノイズが増え、光電気変換後の電気信号の品質を劣化させる。また、光電気変換部11は、APDのゲインを小さくするとショットノイズが減り、光電気変換後の電気信号の品質劣化を抑えられる。従って、品質制御部21は、受信した信号の誤り率に応じて受信信号(前記電気信号)の品質を制御できる。
以上のように本実施形態によれば、前述の実施形態1と同様に、誤り率が少ない場合でも、過剰に低い最適点ERR1となるまで制御を行うことがなく、適切な誤り率ERR2となるように制御を行うので、迅速に帰還制御を行うことができる。
〈実施形態5〉
図15は、本発明に係る実施形態5の要部構成図である。本実施形態は、前述の実施形態4と比べ、品質制御部にノイズ発生部を備えた点が異なっている。その他の構成は略同じであるので、同一の要素には同符号を付す等して再度の説明を省略する。
品質制御部21は、前記誤り検出部17で検出した誤り率と基準誤り率の差を誤差増幅&積分部21bによって増幅して制御信号とし、この制御信号をノイズ発生部21gに入力し、該制御信号にノイズを掛け算型で印加(重畳)する。そして品質制御部21は、このノイズを重畳した制御信号を光電気変換部11へAPDの逆バイアス電圧として入力している。
光電気変換部11は、この逆バイアス電圧のノイズが大きくなると、光電変換後の電気信号の品質を劣化させる。また、光電気変換部11は、逆バイアス電圧のノイズが小さくなると、光電気変換後の電気信号の品質劣化を抑えられる。従って、品質制御部21は、受信した信号の誤り率に応じて受信信号(前記電気信号)の品質を制御できる。
以上のように本実施形態によれば、前述の実施形態4と同様に、誤り率が少ない場合でも、過剰に低い最適点ERR1となるまで制御を行うことがなく、適切な誤り率ERR2となるように制御を行うので、迅速に帰還制御を行うことができる。
特に、本実施形態によれば、APDの逆バイアスを大きく変動させずに、誤り率に応じたノイズの量で受信信号の品質を制御できる。
〈実施形態6〉
図16は、本発明に係る実施形態6の要部構成図である。本実施形態は、前述の実施形態4と比べ、帯域制御部によって受信信号の品質を制御した点が異なっている。その他の構成は略同じであるので、同一の要素には同符号を付す等して再度の説明を省略する。
帯域制御部23は、光電気変換部11で電気信号に変換された受信信号の帯域を制御する。
また、品質制御部21は、前記誤り検出部17で検出した誤り率と基準誤り率の差を誤差増幅&積分部21bによって増幅して制御信号とし、この制御信号を該帯域制御部23に入力している。
帯域制御部23は、入力された制御信号に基づいて受信信号の帯域を制御し、前記誤り検出部17で検出した誤り率が基準誤り率を大きく上回っているときには帯域を小さくする。また、帯域制御部23は、前記誤り検出部17で検出した誤り率が基準誤り率に近づくにつれて帯域を大きくする。
従って、帯域制御部23が、受信信号の帯域を小さくすると、符号間干渉が生じて受信信号の品質が劣化する。また、帯域制御部23は、受信信号の帯域を大きくすることで、符号間干渉を生じさせず、受信信号の品質の劣化を抑えることができる。従って、品質制御部21は、受信した信号の誤り率に応じて受信信号の品質を制御できる。
以上のように本実施形態によれば、前述の実施形態4と同様に、誤り率が少ない場合でも、過剰に低い最適点ERR1となるまで制御を行うことがなく、適切な誤り率ERR2となるように制御を行うので、迅速に帰還制御を行うことができる。
〈実施形態7〉
図17,図18は、本発明に係る実施形態7の要部構成図である。本実施形態は、前述の実施形態5と比べ、光増幅部によって受信信号の品質を制御した点が異なっている。その他の構成は略同じであるので、同一の要素には同符号を付す等して再度の説明を省略する。
光増幅部24は、波長分離部94で分離された光信号を増幅する。
また、品質制御部21は、前記誤り検出部17で検出した誤り率と基準誤り率の差を誤差増幅&積分部21bによって増幅して制御信号とし、この制御信号をノイズ発生部21gに入力し、該制御信号にノイズを掛け算型で印加(重畳)する。そして品質制御部21は、このノイズを重畳した制御信号を光増幅部24へ入力している。
光増幅部24は、この制御信号のノイズが大きくなると、光増幅後の受信信号の品質を劣化させる。また、光電気変換部11は、制御信号のノイズが小さくなると、光増幅後の電気信号の品質劣化を抑えられる。従って、品質制御部21は、受信した信号の誤り率に応じて受信信号の品質を制御できる。
以上のように本実施形態によれば、前述の実施形態5と同様に、誤り率が少ない場合でも、過剰に低い最適点ERR1となるまで制御を行うことがなく、適切な誤り率ERR2となるように制御を行うので、迅速に帰還制御を行うことができる。
〈実施形態8〉
図19は、本発明に係る実施形態の要部構成図である。本実施形態は、前述の実施形態4と比べ、光可変減衰部によって受信信号の品質を制御した点が異なっている。その他の構成は略同じであるので、同一の要素には同符号を付す等して再度の説明を省略する。
光可変減衰部25は、波長分離部94で分離された光信号を減衰させることで受信した光信号(以下単に受信信号とも称する)の品質を制御する。
また、品質制御部21は、前記誤り検出部17で検出した誤り率と基準誤り率の差を誤差増幅&積分部(変調部に相当)21bによって増幅して制御信号とし、この制御信号を該光可変減衰部25に入力している。
光可変減衰部25は、入力された制御信号に基づいて受信信号を減衰させ、前記誤り検出部17で検出した誤り率が基準誤り率を大きく上回っているときには受信信号を大きく減衰させる。また、光可変減衰部25は、前記誤り検出部17で検出した誤り率が基準誤り率に近づくにつれて減衰を小さくする。
従って、光可変減衰部25が、受信信号を減衰させると、SN比が悪化し、品質が劣化する。また、帯域制御部23は、受信信号の減衰を小さくすることで、SN比の悪化を生じさせず、受信信号の品質の劣化を抑えることができる。従って、品質制御部21は、受信した信号の誤り率に応じて受信信号の品質を制御できる。
以上のように本実施形態によれば、前述の実施形態4と同様に、誤り率が少ない場合でも、過剰に低い最適点ERR1となるまで制御を行うことがなく、適切な誤り率ERR2となるように制御を行うので、迅速に帰還制御を行うことができる。
〈実施形態9〉
図20は、本発明に係る実施形態9の要部構成図である。本実施形態は、前述の実施形態7と比べ、光減衰部によって受信信号の品質を制御した点が異なっている。その他の構成は略同じであるので、同一の要素には同符号を付す等して再度の説明を省略する。
光可変減衰部25は、波長分離部94で分離された光信号を減衰させることで受信した光信号(以下単に受信信号とも称する)の品質を制御する。
また、品質制御部21は、前記誤り検出部17で検出した誤り率と基準誤り率の差を誤差増幅&積分部(変調部に相当)21bによって増幅して制御信号とし、この制御信号をノイズ発生部21gに入力し、該制御信号にノイズを掛け算型で印加(重畳)する。そして品質制御部21は、このノイズを重畳した制御信号を光可変減衰部25へ入力している。
光可変減衰部25は、この制御信号のノイズに応じて光信号を減衰させ、該光信号にノイズを付加するため、この制御信号のノイズが大きくなると、受信信号のSN比を悪化させて受信信号の品質を劣化させる。また、光可変減衰部は、制御信号のノイズが小さくなると、受信信号に付加するノイズが小さくなるため、受信信号の品質劣化を抑えられる。従って、品質制御部21は、受信した信号の誤り率に応じて受信信号の品質を制御できる。
以上のように本実施形態によれば、前述の実施形態7と同様に、誤り率が少ない場合でも、過剰に低い最適点ERR1となるまで制御を行うことがなく、適切な誤り率ERR2となるように制御を行うので、迅速に帰還制御を行うことができる。
特に、本実施形態によれば、受信信号を大きく減衰させずに、誤り率に応じたノイズの量で受信信号の品質を制御できる。
〈実施形態10〉
図21は、本発明に係る実施形態10の要部構成図である。本実施形態は、前述の実施形態7と比べ、光結合部によって受信信号の品質を制御した点が異なっている。その他の構成は略同じであるので、同一の要素には同符号を付す等して再度の説明を省略する。
光結合部26は、品質制御部21からの制御信号を受信した光信号(以下単に受信信号とも称する)に結合することで該受信信号の品質を制御する。
また、品質制御部21は、前記誤り検出部17で検出した誤り率と基準誤り率の差を誤差増幅&積分部21bによって増幅して制御信号とし、この制御信号をノイズ発生部21gに入力し、該制御信号にノイズを掛け算型で印加(重畳)する。そして品質制御部21は、このノイズを重畳した制御信号を電気光変換部27で光信号に変換し、光結合部26に入力している。
光結合部26は、この品質制御部21からの制御信号と受信信号とを結合させる。従って光結合部26は、この制御信号のノイズが大きくなると、受信信号のSN比を悪化させて受信信号の品質を劣化させる。また、光結合部26は、制御信号のノイズが小さくなると、受信信号に付加するノイズが小さくなるため、受信信号の品質劣化を抑えられる。従って、品質制御部21は、受信した信号の誤り率に応じて受信信号の品質を制御できる。
以上のように本実施形態によれば、前述の実施形態7と同様に、誤り率が少ない場合でも、過剰に低い最適点ERR1となるまで制御を行うことがなく、適切な誤り率ERR2となるように制御を行うので、迅速に帰還制御を行うことができる。
尚、本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
以上、説明したように本発明によれば、誤り率が低い場合に、受信信号の品質を制御することで、帰還制御する際の収束時間の短縮化を図ることができる。
本発明に係る実施形態1の概略構成図 本発明に係る実施形態1の要部ブロック図 電圧識別部の実施例 位相識別部の実施例 誤差増幅&積分部の実施例 振幅変調部の実施例 電圧加算部の実施例 本発明の誤り率特性1 本発明の誤り率特性2 本発明に係る実施形態2の要部ブロック図 本発明に係る実施形態3の要部ブロック図 熱雑音発生部と利得可変増幅部の実施例 本発明に係る実施形態4の概略構成図 本発明に係る実施形態4の要部ブロック図 本発明に係る実施形態5の要部ブロック図 本発明に係る実施形態6の要部ブロック図 本発明に係る実施形態7の概略構成図 本発明に係る実施形態7の要部ブロック図 本発明に係る実施形態8の要部ブロック図 本発明に係る実施形態9の要部ブロック図 本発明に係る実施形態10の要部ブロック図 波長多重光伝送の概略図 従来の光受信部の構成図 従来の光受信部の構成図 波形識別の原理図 従来方式の誤り率特性

Claims (13)

  1. 受信した信号を基準値と比較して識別する識別部と、
    前記識別部で識別した信号の誤り率を検出する誤り検出部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記基準値を制御する帰還制御部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率が基準誤り率より低い場合に該検出した誤り率に基づいて前記受信信号について前記識別後の信号の誤り率を増加させて所定の誤り率に近づける制御をする品質制御部と、
    を備える受信誤り率制御装置。
  2. 受信した信号を基準値と比較して識別する識別部と、
    前記識別部で識別した信号の誤り率を検出する誤り検出部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記基準値を制御する帰還制御部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記受信信号について前記識別後の信号を誤らせる制御をする品質制御部とを備え、
    前記識別部が、前記基準値としての識別電圧と前記受信した信号とを比較して識別する電圧識別部を備え、
    前記帰還制御部が、前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記識別電圧を制御し、
    前記品質制御部が、前記誤り検出部で検出した誤り率と基準誤り率との差を増幅する増幅部と、この増幅した差に応じてノイズを振幅変調する変調部とを備え、この振幅変調したノイズを識別電圧に付加する受信誤り率制御装置。
  3. 前記識別部が、前記受信した信号を基準位相に基づいて識別する電圧識別部を更に備えた請求項2に記載の受信誤り率制御装置。
  4. 前記品質制御部が、前記ノイズとして熱雑音を発生させる雑音発生部と、この熱雑音を増幅して雑音量を制御する利得可変部とを備える請求項2に記載の受信誤り率制御装置。
  5. 受信した光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、
    前記電気信号を基準値と比較して識別する識別部と、
    前記識別部で識別した信号の誤り率を検出する誤り検出部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記基準値を制御する帰還制御部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率が基準誤り率より低い場合に該検出した誤り率に基づき前記光電気変換部で変換する電気信号についての前記識別後の信号の誤り率を増加させて所定の誤り率に近づける制御をする品質制御部と、
    を備える受信誤り率制御装置。
  6. 受信した光信号をアバランシフォトダイオードで電気信号に変換する光電気変換部と、
    前記電気信号を基準値と比較して識別する識別部と、
    前記識別部で識別した信号の誤り率を検出する誤り検出部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記基準値を制御する帰還制御部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいてアバランシフォトダイオードの逆バイアス電圧を変化させることにより前記光電気変換部で変換する電気信号についての前記識別後の信号を誤らせて品質を制御する品質制御部と、
    を備える受信誤り率制御装置。
  7. 前記品質制御部が、ノイズを発生させるノイズ発生部と、このノイズを用い前記アバランシフォトダイオードの逆バイアス電圧を変調する変調部とを備える請求項6に記載の受信誤り率制御装置。
  8. 受信した光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、
    前記電気信号の帯域を制御する帯域制御部と、
    前記電気信号を基準値と比較して識別する識別部と、
    前記識別部で識別した信号の誤り率を検出する誤り検出部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記基準値を制御する帰還制御部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率が基準誤り率より低い場合に該検出した誤り率に基づいて前記帯域制御部の制御電圧を制御することにより前記電気信号の誤り率を増加させて所定の誤り率に近づける制御をする品質制御部と、
    を備える受信誤り率制御装置。
  9. 受信した光信号を増幅する光増幅部と、
    受信した光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、
    前記電気信号を基準値と比較して識別する識別部と、
    前記識別部で識別した信号の誤り率を検出する誤り検出部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記基準値を制御する帰還制御部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率が基準誤り率より低い場合に該検出した誤り率に基づいて前記光増幅部の制御電圧を変調して前記光信号の誤り率を増加させて所定の誤り率に近づける制御をする品質制御部と、
    を備える受信誤り率制御装置。
  10. 受信した光信号を減衰させる光減衰部と、
    受信した光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、
    前記電気信号を基準値と比較して識別する識別部と、
    前記識別部で識別した信号の誤り率を検出する誤り検出部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記基準値を制御する帰還制御部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率が基準誤り率より低い場合に該検出した誤り率に基づいて前記光減衰部の制御電圧を変調して前記光信号の誤り率を増加させて所定の誤り率に近づける制御をする品質制御部と、
    を備える受信誤り率制御装置。
  11. 受信した光信号を減衰させる光減衰部と、
    受信した光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、
    前記電気信号を基準値と比較して識別する識別部と、
    前記識別部で識別した信号の誤り率を検出する誤り検出部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記基準値を制御する帰還制御部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記光減衰部の制御電圧を変調して前記光信号の品質を制御する品質制御部とを備え、
    前記品質制御部が、ノイズを発生させるノイズ発生部と、このノイズを用い前記減衰部の制御電圧を変調する変調部とを備える受信誤り率制御装置。
  12. 受信した光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、
    前記電気信号を基準値と比較して識別する識別部と、
    前記識別部で識別した信号の誤り率を検出する誤り検出部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記基準値を制御する帰還制御部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率が基準誤り率より低い場合に該検出した誤り率に基づいて前記光信号の誤り率を増加させて所定の誤り率に近づける制御をする品質制御部と、
    を備える受信誤り率制御装置。
  13. 受信した光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、
    前記電気信号を基準値と比較して識別する識別部と、
    前記識別部で識別した信号の誤り率を検出する誤り検出部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記基準値を制御する帰還制御部と、
    前記誤り検出部で検出した誤り率に基づいて前記光信号の品質を制御する品質制御部とを備え、
    前記品質制御部が、前記誤り検出部で検出した誤り率と基準誤り率との差を増幅する増幅部と、この増幅した差に応じたノイズを発生させるノイズ発生部と、前記ノイズを光信号に変換する電気光変換部と、前記光信号に変換したノイズを前記光電気変換部で受信する光信号に付加する光結合部とを備えた受信誤り率制御装置。
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