JPH0454043A - 受信データ識別回路 - Google Patents

受信データ識別回路

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JPH0454043A
JPH0454043A JP16295690A JP16295690A JPH0454043A JP H0454043 A JPH0454043 A JP H0454043A JP 16295690 A JP16295690 A JP 16295690A JP 16295690 A JP16295690 A JP 16295690A JP H0454043 A JPH0454043 A JP H0454043A
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JP
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discrimination
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level
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Application number
JP16295690A
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English (en)
Inventor
Kazuo Yamane
一雄 山根
Hiroo Kitasagami
北相模 博夫
Masaru Onishi
賢 大西
Kazuhiro Suzuki
和裕 鈴木
Michikazu Shima
道和 島
Hiroshi Yako
八子 宏
Takashi Tsuda
津田 高至
Yasukatsu Nagakubo
憩功 長久保
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 ディジタル伝送装置内の受信装置におけるデータ識別回
路に関し、 識別レベルの最適レベルだけでなく識別位相の最適位相
をも同時に検出する受信データ識別回路を提供すること
を目的とし、 第1の識別基準レベルと第1の識別タイミング信号とを
与えられて、該第1の識別タイミング信号のタイミング
において、前記第1の識別基準レベルを用いて受信デー
タのディジタルレベルを識別する第1の識別手段と、前
記第1の識別基準レベルを可変制御する第1の識別基準
レベル可変制御手段と、前記第1の識別タイミング信号
の位相を可変制御する第1の識別位相可変制御手段と、
第2の識別基準レベルと第2の識別タイミング信号とを
与えられて、該第2の識別タイミング信号のタイミング
において、前記第2の識別基準レベルを用いて受信デー
タのディジタルレベルを識別する第2の識別手段と、前
記第2の識別基準レベルを可変制御する第2の識別基準
レベル可変制御手段と、前記第2の識別タイミング信号
の位相を可変制御する第2の識別位相可変制御手段と、
前記第1の識別手段による識別結果と前記第2の識別手
段による識別結果との違いの発生率をエラーレートとし
て求めるエラーレート測定手段と、前記第2の識別基準
レベルを、前記第1の識別基準レベルの上および下に、
それぞれ設定したときのエラーレートを比較して、最適
の識別基準レベルを求める最適識別基準レベル決定手段
と、前記第2の識別タイミング信号の位相を、前記第1
の識別タイミング信号の位相の前および後に、それぞれ
設定したときのエラーレートを比較して、最適の識別タ
イミング信号の位相を求める最適識別位相決定手段とを
設けてなるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ディジタル伝送装置内の受信装置におけるデ
ータ識別回路に関する。
伝送システムにおいては、伝送路における信号の減衰、
帯域制限効果を考慮して受信装置における識別条件を最
適化することにより、SNN南向上高感度化、雑音耐力
向上を計ることが要求されている。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕従来
の識別回路においては、識別レベルと識別位相とは、そ
れぞれ、初期設定において最適化され、固定されていた
。初期設定の後の受信回路の使用中においては、温度変
化を考慮した温度補償を行うものがある。また、エラー
レート監視回路を設けて識別レベルの最適レベルを求め
て自動的に最適レベルの調整を行う自動識別レベル調整
回路を適用したものがある。
従来の自動識別レベル調整回路においては、常にエラー
状況を監視しながら識別レベルの最適値を求めているの
で、伝送路条件が変化したときのノイズ変化、帯域制限
の変化等には自動的に対応でき、さらに、受信回路各部
の温度変化、電源の状態変化等にも自動的に対応できる
ので、非常に大きな効果がある。しかしながら、光フア
イバ伝送等においては、ファイバ分散の影響により、伝
送距離によって最適識別位相が異なり、従来のように識
別レベルのみを自動制御しても受信データ識別のための
最適条件が満たされないという問題があった。そのため
、従来は、このことが光フアイバ伝送による許容伝送距
離に制限を与えていた。
本発明は、上記の問題点に鑑み、なされたもので、識別
レベルの最適レベルだけでなく識別位相の最適位相をも
同時に検出する受信データ識別回路を提供することを目
的とし、 さらに、識別回路の識別レベルおよび識別位
相を、検出された最適の識別レベルおよび識別位相に等
しくなるように自動的に調整する受信データ識別回路を
提供することを目的とし、 さらに、受信等化波形のアイパターンを分析することに
より最適の識別レベルおよび識別位相を求める受信デー
タ識別回路を提供することを目的とし、 さらに、受信等化波形のアイパターンの偏りに応じた最
適の識別レベルおよび識別位相を求める受信データ識別
回路を提供することを目的とし、さらに、受信等化波形
のアイパターンを分析することにより最適の識別レベル
および識別位相を求める受信データ識別回路を提供する
ことを目的とし、 さらに、比較的小規模の回路構成によって、様々なモー
ドによるアイパターンの分析処理を可能にする受信デー
タ識別回路を提供することを目的とし、 さらに、受信信号断を検出することが可能な受信データ
識別回路を提供することを目的とし、さらに、受信等化
波形の劣化を検出することが可能な受信データ識別回路
を提供することを目的とし、 さらに、外部からの操作、特に、遠隔地からの操作によ
り、最適識別レベルおよび最適識別位相の制御、アイパ
ターンの監視等を行うことが可能な受信データ識別回路
を提供することを目的とし、さらに、最適識別レベルお
よび最適識別位相の初期設定を外部からの制御によって
行わせることが可能な受信データ識別回路を提供するこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の第1の形態の基本構成を示す図であ
る。
第1図において、1は第1の識別手段、2は第2の識別
手段、3は第1の識別基準レベル可変制御手段、4は第
2の識別基準レベル可変制御手段、5は第1の識別位相
可変制御手段、6は第2の識別位相可変制御手段、7は
エラーレート測定手段、8は最適識別基準レベル決定手
段、9は最適識別位相決定手段、10は識別基準レベル
最適制御手段、そして、11は識別位相最適制御手段で
ある。
第1の識別手段1は、第1の識別基準レベルと第1の識
別タイミング信号とを与えられて、該第1の識別タイミ
ング信号のタイミングにおいて、前記第1の識別基準レ
ベルを用いて受信データのディジタルレベルを識別する
第1の識別基準レベル可変制御手段3は、前記第1の識
別基準レベルを可変制御する。 第1の識別位相可変制
御手段5は、前記第1の識別タイミング信号の位相を可
変制御する。
第2の識別手段2は、第2の識別基準レベルと第2の識
別タイミング信号とを与えられて、該第2の識別タイミ
ング信号のタイミングにおいて、前記第2の識別基準レ
ベルを用いて受信データのディジタルレベルを識別する
第2の識別基準レベル可変制御手段4は、前記第2の識
別基準レベルを可変制御する。 第2の識別位相可変制
御手段6は、前記第2の識別タイミング信号の位相を可
変制御する。
エラーレート測定手段7は、前記第1の識別手段1によ
る識別結果と前記第2の識別手段2による識別結果との
違いの発生率をエラーレートとして求める。
最適識別基準レベル決定手段8は、前記第2の識別基準
レベルを、前記第1の識別基準レベルのよおよび下に、
それぞれ設定したときのエラーレートを比較して、最適
の識別基準レベルを求める。
最適識別位相決定手段9は、前記第2の識別タイミング
信号の位相を、前記第1の識別タイミング信号の位相の
前および後に、それぞれ設定したときのエラーレートを
比較して、最適の識別タイミング信号の位相を求めるも
のである。
さらに、前記第1の識別基準レベルを前記最適の識別基
準レベルに等しくなるように制御する識別基準レベル最
適制御手段10と、 前記第1の識別タイミング信号の位相を前記最適の識別
タイミング信号の位相に等しくなるように制御する識別
位相最適制御手段11とを設けることができる。
本発明の第1の形態の基本構成に加えて、さらに、第1
の識別基準レベルの制御および前記第1の識別タイミン
グ信号の位相の制御は、互いに異なるタイミングで行わ
れるようにすることができる。
さらに本発明の第1の形態の基本構成に加えて、外部か
らの指令を受けて前記識別基準レベル最適制御手段11
および識別位相最適制御手段11を起動する起動指令受
信手段150を設けることができる。
あるいは、本発明の第1の形態の基本構成に加えて、外
部からの指令を受けて前記最適識別基準レベル決定手段
8および最適識別位相決定手段9を起動する第2の起動
指令受信手段150を設けることができる。
また、本発明の第1の形態の基本構成に加えて、前記第
1の識別基準レベルおよび前記第1の識別タイミング信
号の位相の初期値を記憶する識別基準初期値記憶手段1
47を設けることができる。
あるいは、本発明の第1の形態の基本構成に加えて、受
信信号レベルの積分値を求める受信信号レベル積分手段
133と、初期設定時に、平均値が第1の識別基準レベ
ルの初期値に等しい信号を受信したときの前記受信信号
レベル積分手段133の出力に基づいて前記第1の識別
基準レベルを設定する識別基準レベル初期値設定手段1
46と、受信信号を前記第1の識別タイミング信号の位
相に同期してラッチするラッチ手段124と、初期設定
時に、レベルが交番する信号を受信したときの前記ラッ
チ手段124の出力と該受信信号との位相差の平均値を
求める位相差積分手段134と、 初期設定時に、前記位相差積分手段134の出力電圧が
、前記第2の識別タイミング信号の位相が1タイムスロ
ットの中央にあるときの出力電圧に一致するように制御
する初期位相制御手段130とを設けることができる。
さらに、本発明の第1の形態の基本構成に加えて、前記
エラーレートが所定のレベルを超えるか否かを判定して
、超えるときは信号断と判定する信号断判定手段を設け
ることができる。
また、本発明の第1の形態の基本構成に加えて、所定の
時刻に求めた前記エラーレートを記憶する基準エラーレ
ート記憶手段149と、 新たに求めた前記エラーレートを、前記基準エラーレー
ト記憶手段149に記憶するエラーレートと比較して劣
化の程度が所定のレベルを超えるか否かを判定する劣化
判定手段148とを設けることができる。
さらに、上記の構成に加えて、外部からの指令を受けて
前記劣化判定手段148を起動する起動指令受信手段1
48を設けることができる。
第2図は、本発明の第2の形態の基本構成を示す図であ
る。
第2図において、■は第1の識別手段、2′は第2の識
別手段、3は第1の識別基準レベル可変制御手段、4′
は第2の識別基準レベル可変制御手段、5は第1の識別
位相可変制御手段、6′は第2の識別位相可変制御手段
、7′はエラーレート測定手段、30はエラーレート分
布検出手段、31は最適識別点決定手段、そして、32
は識別点最適制御手段である。
第1の識別手段1は、第1の識別基準レベルと第1の識
別タイミング信号とを与えられて、該第1の識別タイミ
ング信号のタイミングにおいて、前記第1の識別基準レ
ベルを用いて受信データのディジタルレベルを識別する
第1の識別基準レベル可変制御手段3は、前記第1の識
別基準レベルを可変制御する。 第1の識別位相可変制
御手段5は、前記第1の識別タイミング信号の位相を可
変制御する。
第2の識別手段2′は、第2の識別基準レベルと第2の
識別タイミング信号とを与えられて、該第2の識別タイ
ミング信号のタイミングにおいて、前記第2の識別基準
レベルを用いて受信データのディジタルレベルを識別す
る。
第2の識別基準レベル可変制御手段4′は、前記第2の
識別基準レベルを可変制御する。
第2の識別位相可変制御手段6′は、前記第2の識別タ
イミング信号の位相を可変制御する。
エラーレート測定手段7′は、前記第1の識別手段1に
よる識別結果と前記第2の識別手段2′による識別結果
との違いの発生率をエラーレートとして求める。
エラーレート分布検出手段30は、前記第2の識別基準
レベルおよび前記第2の識別タイミング信号の位相を、
前記第1の識別基準レベルの上および下、そして、前記
第1の識別タイミング信号の位相の前および後に、該第
1の識別基準レベルおよび第1の識別タイミング信号の
位相に対して所定の相対的位置に分布する複数の設定点
においてそれぞれ設定したときのエラーレートを求める
最適識別点決定手段31は、前記エラーレート分布検出
手段30の出力に基づいて、前記第1の識別基準レベル
および第1の識別タイミング信号の位相の最適の組合せ
を求める。
そして、前記第1の識別基準レベルおよび前記第1の識
別タイミング信号の位相を前記最適の組合せのレベルお
よび位相にそれぞれ等しくなるように制御する識別点最
適制御手段32を設けることができる。
さらに、本発明の第2の形態の基本構成に加えて、外部
からの指令を受けて前記識別点最適制御手段32を起動
する起動指令受信手段150を設けることができる。
あるいは、本発明の第2の形態の基本構成に加えて、外
部からの指令を受けて前記エラーレート分布検出手段3
0を起動する第2の起動指令受信手段150を設けるこ
とができる。
あるいは、本発明の第2の形態の基本構成に加えて、外
部からの指令を受けて前言己エラーレート分布検出手段
30の出力を外部に出力するエラーレート分布出力手段
150を設けることができる。
また、本発明の第2の形態の基本構成に加えて、前記第
1の識別基準レベルおよび前記第1の識別タイミング信
号の位相の初期値を記憶する識別基準初期値記憶手段1
47を設けることができる。
あるいは、本発明の第2の形態の基本構成に加えて、受
信信号レベルの積分値を求める受信信号レベル積分手段
133と、 初期設定時に、平均値が第1の識別基準レベルの初期値
に等しい信号を受信したときの前記受信信号レベル積分
手段133の出力に基づいて前記第1の識別基準レベル
を設定する識別基準レベル初期値設定手段130と、 受信信号を前記第1の識別タイミング信号の位相に同期
してラッチするラッチ手段124と、初期設定時に、レ
ベルが交番する信号を受信したときの前記ラッチ手段1
24の出力と該受信信号との位相差の平均値を求める位
相差積分手段134と、 初期設定時に、前記位相差積分手段134の出力電圧が
、前記第2の識別タイミング信号の位相が1タイムスロ
ットの中央にあるときの出力電圧に一致するように制御
する初期位相制御手段とを設けることができる。
さらに、本発明の第2の形態の基本構成に加えて、前記
第1の識別基準レベルおよび前記第1の識別基準タイミ
ング信号の位相から所定の範囲内にある設定点において
検出された前記エラーレートが所定のレベルを超えるか
否かを判定して、超えるときは信号断と判定する信号断
判定手段を設けることができる。
また、本発明の第2の形態の基本構成に加えて、所定の
時刻に求めた前記エラーレートの分布を記憶する基準エ
ラーレート記憶手段149と、新たに求めた前記エラー
レートの分布を、前記基準エラーレート記憶手段149
に記憶するエラーレートの分布と比較して劣化の程度が
所定のレベルを超えるか否かを判定する劣化判定手段1
48とを設けることができる。
さらに、本発明の第2の形態の基本構成に加えて、外部
からの指令を受けて前記劣化判定手段148を起動する
起動指令受信手段148を設けることができる。
第3図は、本発明の第3の形態の基本構成を示す図であ
る。
第3図において、1は第1の識別手段、2′は第2の識
別手段、3は第1の識別基準レベル可変制御手段、4′
は第2の識別基準レベル可変制御手段、5は第1の識別
位相可変制御手段、6′は第2の識別位相可変制御手段
、7′はエラーレート測定手段、30’はエラーレート
分布検出手段、31′は最適識別点決定手段、そして、
32′は識別点最適制御手段である。
である。
第1の識別手段lは、第1の識別基準レベルと第1の識
別タイミング信号とを与えられて、該第1の識別タイミ
ング信号のタイミングにおいて、前記第1の識別基準レ
ベルを用いて受信データのディジタルレベルを識別する
第1の識別基準レベル可変制御手段3は、ml記第1の
識別基準レベルを可変制御する。 第1の識別位相可変
制御手段5は、前記第1の識別タイミング信号の位相を
可変制御する。
複数の第2の識別手段2′は、前記第1の識別基準レベ
ルおよび第1の識別タイミング信号の位相に対して各々
所定の相対的位置に分布する複数の設定点に第2の識別
基準レベルおよび第2の識別タイミング信号の位相を設
定されて、それぞれの設定点において受信データのディ
ジタルレベルを識別する。
第2の識別基準レベル可変制御手段4′は、前記第2の
識別基準レベルを前記第1の識別基準レベルに応じて可
変制御する。
第2の識別位相可変制御手段6′は、前記第2の識別タ
イミング信号の位相を前記第1の識別タイミング信号の
位相に応じて可変制御する。
エラーレート分布検出手段7′は、前記第1の識別手段
1による識別結果と前記複数の第2の識別手段2′によ
る識別結果との違いの発生率を、それぞれエラーレート
として求める。
最適識別点決定手段31′は、前記エラーレート分布検
出手段30′の出力に基づいて、前記第1の識別基準レ
ベルおよび第1の識別タイミング信号の位相の最適の組
合せを求めるものである。
さらに、前記第1の識別基準レベルおよび前記第1の識
別タイミング信号の位相を前記最適の組合せのレベルお
よび位相にそれぞれ等しくなるように制御する識別点最
適制御手段32′を設けることができる。
また、本発明の第3の形態の基本構成に加えて、外部か
らの指令を受けて前記識別点最適制御手段32′を起動
する起動指令受信手段150を設けることができる。
さらに、本発明の第3の形態の基本構成に加えて、前記
第1の識別基準レベルおよび前記第1の識別タイミング
信号の位相の初期値を記憶する識別基準初期値記憶手段
147を設けることができる。
あるいは、本発明の第3の形態の基本構成に加えて、受
信信号レベルの積分値を求める受信信号レベル積分手段
133と、 初期設定時に、平均値が第1の識別基準レベルの初期値
に等しい信号を受信したときの前記受信信号レベル積分
手段133の出力に基づいて前記第1の識別基準レベル
を設定する識別基準レベル初期値設定手段130と、 受信信号を前と第1の識別タイミング信号の位相に同期
してラッチするラッチ手段124と、初期設定時に、レ
ベルが交番する信号を受信したときの前記ラッチ手段1
24の出力と該受信信号との位相差の平均値を求める位
相差積分手段134と、 初期設定時に、前記位相差積分手段134の出力電圧が
、前記第2の識別タイミング信号の位相が1タイムスロ
ットの中央にあるときの出力電圧に一致するように制御
する初期位相制御手段130とを設けることができる。
さらに、本発明の第3の形態の基本構成に加えて、前記
第1の識別基準レベルおよび前記第1の識別基準タイミ
ング信号の位相から所定の範囲内にある設定点において
検出された前記エラーレートが所定のレベルを超えるか
否かを判定して、超えるときは信号断と判定する信号断
判定手段を設けてなる請求項18または19記載の受信
データ識別回路。
また、本発明の第3の形態の基本構成に加えて、所定の
時刻に求めた前記エラーレートの分布を記憶する基準エ
ラーレート記憶手段149と、新たに求めた前記エラー
レートの分布を、前記基準エラーレート記憶手段149
に記憶するエラーレートの分布と比較して劣化の程度が
所定のレベルを超えるか否かを判定する劣化判定手段1
48とを設けることができる。
さらに、本発明の第3の形態の基本構成に加えて、外部
からの指令を受けて前記劣化判定手段148を起動する
起動指令受信手段22′を設けることができる。
〔作 用〕 本発明の第1の形態においては、 第1図に示されるように、第1の識別手段1によって、
第1の識別タイミング信号のタイミングにおいて、第1
の識別基準レベルを用いて受信データのディジタルレベ
ルが識別され、第2の識別手段2によって、第2の識別
タイミング信号のタイミングにおいて、第2の識別基準
レベルを用いて受信データのディジタルレベルが識別さ
れる。
上記の第1の識別基準レベルは第1の識別基準レベル可
変制御手段3によって可変制御され、上記の第2の識別
基準レベルは第2の識別基準レベル可変制御手段4によ
って可変制御され、上記の第1の識別タイミング信号の
位相は第1の識別位相可変制御手段5によって可変制御
され、上記の第2の識別タイミング信号の位相は第2の
識別位相可変制御手段6によって可変制御される。
エラーレート測定手段7において、前記第1の識別手段
1による識別結果と前記第2の識別手段2による識別結
果との違いの発生率がエラーレートとして求められ、最
適識別基準レベル決定手段8において、前記第2の識別
基準レベルを、前記第1の識別基準レベルの上および下
に、それぞれ設定したときのエラーレートが比較されて
、最適の識別基準レベルが求められ、最適識別位相決定
手段9においては、前記第2の識別タイミング信号の位
相を、前記第1の識別タイミング信号の位相の前および
後に、それぞれ設定したときのエラーレートが比較され
て、最適の識別タイミング信号の位相が求められる。
さらに識別基準レベル最適制御手段10によって、前記
第1の識別基準レベルは前記最適の識別基準レベルに等
しくなるように制御され、識別位相最適制御手段11に
よって、前記第1の識別タイミング信号の位相は前記最
適の識別タイミング信号の位相に等しくなるように制御
される。
ここで、第1の識別基準レベルの制御および前記第1の
識別タイミング信号の位相の制御は、互いに異なるタイ
ミングで行われるようにすることができる。
さらに、本発明の第1の形態の基本構成に加えて第1の
起動指令受信手段12を設けることによって、゛外部か
らの指令を受けて前記識別基準レベル最適制御手段10
および識別位相最適制御手段11が起動される。
あるいは、本発明の第1の形態の基本構成に加えて第2
の起動指令受信手段33を設けることによって、外部か
らの指令を受けて前記最適識別基準レベル決定手段8お
よび最適識別位相決定手段9が起動される。
また、本発明の第1の形態の基本構成に加えて識別基準
初期値記憶手段147を設けることによって、前記第1
の識別基準レベルおよび前記第1の識別タイミング信号
の位相の初期値が記憶される。
あるいは、本発明の第1の形態の基本構成に加えて、受
信信号レベル積分手段133を設けたことにより受信信
号レベルの積分値が求められ、識別基準レベル初期値設
定手段130により、初期設定時に、平均値が第1の識
別基準レベルの初期値に等しい信号を受信したときの前
記受信信号レベル積分手段133の出力に基づいて前記
第1の識別基準レベルが設定され、ラッチ手段124に
より該受信信号は前記第1の識別タイミング信号の位相
に同期してラッチされ、位相差積分手段134によって
、初期設定時に、レベルが交番する信号を受信したとき
の前記ラッチ手段124の出力と該受信信゛号との位相
差の平均値が求釣られる。
そして、初期位相制御手段によって、初期設定時に、前
記位相差積分手段の出力電圧が、前記第2の識別タイミ
ング信号の位相が1タイムスロットの中央にあるときの
出力電圧に一致するように制御することにより、第1の
識別タイミング信号の位相を1タイムスロットの中央に
設定する値が求められる。
さらに、本発明の第1の形態の基本構成に加えて信号断
判定手段を設けることにより、前記エラ−レートが所定
のレベルを超えるか否かを判定して、超えるときは信号
断と判定される。
また、本発明の第1の形態の基本構成に加えて基準エラ
ーレート記1.と手段149を設けることにより、所定
の時刻に求めた前記エラーレートが記憶され、劣化判定
手段148を設けることにより、新たに求めた前記エラ
ーレートが、前記基準エラーレート記憶手段149に記
憶するエラーレートと比較されて劣化の程度が所定のレ
ベルを超えるか否かが判定される。
さらに、上記の構成に加えて起動指令受信手段150を
設けることにより、外部からの指令を受けて前記劣化判
定手段150が起動される。
本発明の第2の形態においては、第1の識別手段1によ
って、第1の識別タイミング信号のタイミングにおいて
、前記第1の識別基準レベルを用いて受信データのディ
ジタルレベルが識別され、第2の識別手段2′によって
、第2の識別タイミング信号のタイミングにおいて、前
記第2の識別基準レベルを用いて受信データのディジタ
ルレベルが識別される。
前記第1の識別基準レベルは第1の識別基準レベル可変
制御手段3によって可変制御され、前記第2の識別基準
レベルは第2の識別基準レベル可変制御手段4′によっ
て可変制御され、前記第1の識別タイミング信号の位相
は第1の識別位相可変制御手段5によって可変制御され
、前記第2の識別タイミング信号の位相は第2の識別位
相可変制御手段6′によって可変制御される。
エラーレート測定手段7′においては、前記第1の識別
手段1による識別結果と前記第2の識別手段2′による
識別結果との違いの発生率がエラーレートとして求めら
れ、エラーレート分布検出手段30においては、前記第
2の識別基準レベルおよび前記第2の識別タイミング信
号の位相を、前記第1の識別基準レベルの上および下、
そして、前記第1の識別タイミング信号の位相の前およ
び後に、該第1の識別基準レベルおよび第1の識別タイ
ミング信号の位相に対して所定の相対的位置に分布する
複数の設定点においてそれぞれ設定したときのエラーレ
ートが求められ、最適識別点決定点手段31においては
、前記エラーレート分布検出手段30の出力に基づいて
、前記第1の識別基準レベルおよび第1の識別タイミン
グ信号の位相の最適の組合せか求められる。
そして、識別点最適制御手段32によって、前記第1の
識別基準レベルおよび前記第1の識別タイミング信号の
位相が前記最適の組合せのレベルおよび位相にそれぞれ
等しくなるように制御される。
さらに、本発明の第2の形態の基本構成に加えて起動指
令受信手段150を設けることにより、外部からの指令
を受けて前記識別点最適制御手段32が起動される。
あるいは、本発明の第2の形態の基本構成に加えて第2
の起動指令受信手段150を設けることにより、外部か
らの指令を受けて前記エラーレート分布検出手段30が
起動される。
あるいは、本発明の第2の形態の基本構成に加えてエラ
ーレート分布出力手段150を設けることにより、外部
からの指令を受けて前記エラーレート分布検出手段30
の出力を外部に出力することができる。
また、本発明の第2の形態の基本構成に加えて識別基準
初期値記憶手段147を設けることにより、前記第1の
識別基準レベル右よび前記第1の識別タイミング信号の
位相の初期値が記憶される。
あるいは、本発明の第2の形態の基本構成に加えて受信
信号レベル積分手段14を設けることにより、受信信号
レベルの積分値が求められ、識別基準レベル初期値設定
手段15により、初期設定時に、平均値が第1の識別基
準レベルの初期値に等しい信号を受信したときの前記受
信信号レベル積分手段133の出力に基づいて前記第1
の識別基準レベルが設定され、ラッチ手段124により
、受信信号が前記第1の識別タイミング信号の位相に同
期してラッチされ、位相差積分手段134により、初期
設定時に、レベルが交番する信号を受信したときの前記
ラッチ手段124の出力と該受信信号との位相差の平均
値が求められる。そして、初期位相制御手段によって、
初期設定時に、前記位相差積分手段の出力電圧が、前記
第2の識別タイミング信号の位相が1タイムスロットの
中央にあるときの出力電圧に一致するように制御するこ
とにより、第1の識別タイミング信号の位相を1タイム
スロットの中央に設定する値が求められる。
さらに、本発明の第2の形態の基本構成に加えて信号断
判定手段を設けることにより、前記第1の識別基準レベ
ルおよび前記第1の識別基準タイミング信号の位相から
所定の範囲内にある設定点において検出された前記エラ
ーレートが所定のレベルを超えるか否かが判定され、超
えるときは信号断と判定される。
また、本発明の第2の形態の基本構成に加えて基準エラ
ーレート記憶手段149を設けることにより、所定の時
刻に求めた前記エラーレートの分布が記憶され、劣化判
定手段21′を設けることにより、新たに求めた前記エ
ラーレートの分布が、前記基準エラーレート記憶手段1
49に記憶するエラーレートの分布と比較されて劣化の
程度が所定のレベルを超えるか否かが判定される。
さらに、本発明の第2の形態の基本構成に加えて起動指
令受信手段150を設けることにより、外部からの指令
を受けて前記劣化判定手段150が起動される。
本発明の第3の形態においては、第1の識別手段1によ
って、第1の識別タイミング信号のタイミングにおいて
、前記第1の識別基準レベルを用いて受信データのディ
ジタルレベルが識別され、他方、複数の第2の識別手段
2′においては、前記第1の識別基準レベルおよび第1
の識別タイミング信号の位相に対して各々所定の相対的
位置に分布する複数の設定点に第2の識別基準レベルお
よび第2の識別タイミング信号の位相を設定されて、該
第2の識別タイミング信号のタイミングにおいて、前記
第2の識別基準レベルを用いて受信データのディジタル
レベルが識別される。
前記第1の識別基準レベルは第1の識別基準レベル可変
制御手段3によって可変制御され、前記第2の識別基準
レベルは第2の識別基準レベル可変制御手段4′によっ
て前記第1の識別基準レベルに応じて可変制御される。
前記第1の識別タイミング信号の位相は第1の識別位相
可変制御手段5によって可変制御され、前記第2の識別
タイミング信号の位相は第2の識別位相可変制御手段6
′によって、前記第1の識別タイミング信号の位相に応
じて可変制御される。
エラーレート分布検出手段7′においては、前記第1の
識別手段1による識別結果と前記複数の第2の識別手段
2′による識別結果との違いの発生率が、それぞれエラ
ーレートとして求められ、最適識別点決定手段31′に
おいて、前記エラーレート分布検出手段30′の出力に
基づいて、前記第1の識別基準レベルおよび第1の識別
タイミング信号の位相の最適の組合せが求められる。
さらに、識別点最適制御手段32′によって、前記第1
の識別基準レベルおよび前記第1の識別タイミング信号
の位相が前記最適の組合せのレベルおよび位相にそれぞ
れ等しくなるように制御される。
また、本発明の第3の形態の基本構成に加えて起動指令
受信手段12′を設けることにより、外部からの指令を
受けて前記識別点最適制御手段32′が起動される。
さらに、本発明の第3の形態の基本構成に加えて識別基
準初期値記憶手段147を設けることにより、前記第1
の識別基準レベルおよび前記第1の識別タイミング信号
の位相の初期値が記憶される。
あるいは、本発明の第3の形態の基本構成に加えて受信
信号レベル積分手段133を設けることにより、受信信
号レベルの積分値が求められ、識別基準レベル初期値設
定手段130により、初期設定時に、平均値が第1の識
別基準レベルの初期値に等しい信号を受信したときの前
記受信信号レベル積分手段133の出力に基づいて前記
第1の識別基準レベルが設定され、ラッチ手段124に
より、受信信号が前記第1の識別タイミング信号の位相
に同期してラッチされ、位相差積分手段134により、
初期設定時に、レベルが交番する信号を受信したときの
前記ラッチ手段124の出力と該受信信号との位相差の
平均値が求められ、初期位相制御手段によって、初期設
定時に、前記位相差積分手段の出力電圧が、前記第2の
識別タイミング信号の位相が1タイムスロットの中央に
あるときの出力電圧に一致するように制御することによ
り、第1の識別タイミング信号の位相を1タイムスロッ
トの中央に設定する値が求められる。
さらに、本発明の第3の形態の基本構成に加えて信号断
判定手段を設けることにより、前記第1の識別基準レベ
ルおよび前記第1の識別基準タイミング信号の位相から
所定の範囲内にある設定点において検出された前記エラ
ーレートが所定のレベルを超えるか否かが判定され、超
えるときは信号断と判定される。
また、本発明の第3の形態の基本構成に加えて基準エラ
ーレート記憶手段149を設けることにより、所定の時
刻に求めた前記エラーレートの分布が記憶され、劣化判
定手段148により、新たに求めた前記エラーレートの
分布が、前記基準エラーレート記憶手段149に記憶す
るエラーレートの分布と比較されて劣化の程度が所定の
レベルを超えるか否かが判定される。
さらに、本発明の第3の形態の基本構成に加えて起動指
令受信手段150を設けることにより、外部からの指令
を受けて前記劣化判定手段150が起動される。
〔実施例〕
(第1の実施例) 第4図は本発明の第1の実施例の構成を示す図である。
第4図において、40は受信等化回路、41はタイミン
グ抽出回路、42,43.44.45゜46はD型フリ
ップフロップ回路、47.48はエラー計数回路、49
.50.53.54は608回路、51.52.55.
56はカウンタ、57.58.59.60はディジタル
/アナログ変換器、61.63減算回路、62は識別レ
ベル発生回路、64は識別位相発生回路である。
識別レベル発生回路62は、それぞれのD型フリップフ
ロップ回路42〜46における入力信号が0か1かを判
定するための参照レベルとしての識別基準レベルを供給
し、識別位相発生回路64は、それぞれのD型フリップ
フロップ回路42〜46におけるデータ入力のタイミン
グ信号を発生する。ここで、識別レベル発生回路62は
、最適と考えられる最適識別レベルと、該最適識別レベ
ルより所定の電圧だけ高い識別レベル、および、該最適
識別レベルより所定の電圧だけ低い識別レベルを発生し
て、D型フリップフロップ回路42には該高い識別レベ
ルを、D型フリップフロップ回路43には該低い識別レ
ベルを、そして、その他のD型フリップフロップ回路4
4〜46には、上記の最適識別レベルを供給する。また
、識別位相発生回路64は、最適と考えられる最適識別
位相と、該最適識別位相より所定の位相だけ遅れた識別
位相、および、該最適識別位相より所定の位相だけ進ん
だ識別位相を発生して、D型フリップフロップ回路44
には該進んだ識別位相を、D型フリップフロップ回路4
6には該遅れた識別位相を、そして、その他のD型フリ
ップフロップ回路42.43.および45には、上記の
最適識別位相を供給する。
第5図は、上記のD型フリップフロップ回路42〜46
における識別レベルおよび識別位相、すなわち、識別点
を示す図である。
第5図において、PlはD型フリップフロップ回路42
における識別点を、P2はD型フリップフロップ回路4
4における識別点を、P3はD型フリップフロップ回路
46における識別点を、P4はD型フリップフロップ回
路45における識別点を、P5はD型フリップフロップ
回路46における識別点を、それぞれを示すものである
。このように、D型フリップフロップ回路46において
は、上記の最適識別レベルおよび最適識別位相において
受信データが識別され、D型フリップフロップ回路42
および43においては、それぞれ、上記の最適識別レベ
ルより高い識別レベルおよび低い識別レベルを用いて、
上記の最適位相において受信データが識別され、D型フ
リップフロップ回路44および46においては、それぞ
れ、上記の最適識別位相より進んだ識別レベルおよび遅
れた識別位相において、上記の最適レベルを用いて受信
データが識別される。
第4図のエラー計数回路47および48内においては、
上記のD型フリップフロップ回路42〜45のそれぞれ
に対応してFOR回路49,50゜53.54および、
カウンタ51,52,55゜56が設けられ、各EOR
回路49,50,53゜54の一方の入力端子には、D
型フリップフロップ回路46における識別結果が印加さ
れ、他方の入力端子には、それぞれ対応するD型フリッ
プフロップ回路42〜45の識別結果が印加されている
。こうして、各EOR回路49,50.53゜54の出
力は、対応するD型フリップフロップ回路42〜45の
出力とD型フリップフロップ回路46の出力とが一致す
るときには0となり、対応するD型フリップフロップ回
路42〜45の出力とD型フリップフロップ回路46の
出力とが異なるときには1となる。各カウンタ51,5
2,55.56は、対応するEOR回路49. 50.
 53.54の出力が1となる回数を計数し、各カウン
タのディジタル出力は、各カウンタの出力側にそれぞれ
設けられたディジタル/アナログ変換器57〜60によ
ってアナログ信号に変換される。
減算回路61はディジタル/アナログ変換器57の出力
とディジタル/アナログ変換器58の出力との差をアナ
ログ演算し、減算回路63はディジタル/アナログ変換
器59の出力とディジタル/アナログ変換器60の出力
との差をアナログ演算する。識別レベル発生回路62は
、減算回路61の出力が正の量であるならば、その量に
応じて自らが出力する3つの識別レベルをそれぞれ低く
するように制御し、逆に、減算回路61の出力が負の量
であるならば、その量に応じて自らが出力する3つの識
別レベルをそれぞれ高くするように制御する。また、識
別位相発生回路は、減算回路63の出力が正の量である
ならば、その量に応じて自らが出力する3つの識別位相
(識別タイミング信号の位相)をそれぞれ遅らせるよう
に制御し、逆に、減算回路63の出力が負の量であるな
らば、その量に応じて自らが出力する3つの識別位相(
識別タイミング信号の位相)をそれぞれ進めるように制
御する。
一般に、識別レベル、あるいは、識別位相が最適の位相
から離れれば離れる程識別の誤差は大きくなると考えら
れるので、第4図の構成によれば、D型フリップフロッ
プ回路46の識別レベルおよび識別位相は共に、常に最
適になるように制御される。なお、上記の識別レベルの
制御と識別位相の制御とが、それぞれ他方の制御の過程
を妨害しないように、これらの制御は、それぞれ、互い
にタイミングをずらして行われる。
さらに、上記のエラー計数回路47および48において
計数されたエラーレートが信号断におけるような異常な
値となったときには、これを信号断として検出するため
に、エラー計数回路47および48において計数された
エラーレートが所定の値、例えば、10−3を超える値
となるか否かを判定するために、カウンタ51,52,
55.56の出力を図示しない比較回路において10−
3を超える値となるか否かを判定し、超えるときは信号
断を示すアラーム信号を発生するようにすることもでき
る。
(第2の実施例) 第6図は本発明の第2の実施例の構成を示す図である。
第6図において、70は位相可変回路、71゜72は遅
延回路、73.74,75.76.77はスライス・ア
ンプ、78.79,80.81゜82はD型フリップフ
ロップ回路、83,84゜85.86は誤り検出回路、
87は識別レベル発生回路、88は識別位相制御回路で
ある。
第6図の構成において、受信信号は、スライス・アンプ
73〜77にそれぞれ並列に印加され、各スライス・ア
ンプ73〜77は、該受信信号のレベルがそれぞれのス
ライス・アンプにおける基準レベルより高いか低いかに
応じて1または0を出力する。D型フリップフロップ回
路78〜82は、該スライス・アンプ73〜77の各々
に対応して設けられ、それぞれ、与えられたクロックの
タイミングにおいて、対応するスライス・アンプの出力
をラッチする。
識別レベル発生回路87は、最適と考えられる最適識別
レベルと、該最適識別レベルより所定の電圧だけ高い識
別レベル、および、該最適識別レベルより所定の電圧だ
け低い識別レベルを発生して、スライス・アンプ73に
は該高い識別レベルを、スライス・アンプ77には該低
い識別レベルを、そして、その他のスライス・アンプ7
4〜76には、上記の最適識別レベルを供給する。
識別位相制御回路88、位相可変回路70、遅延回路7
1および72は、前述の第4図の構成における識別位相
発生回路64に対応するもので、位相可変回路70が出
力する識別タイミング信号の位相は、その時点で最適と
考えられる識別位相より所定の位相進んだ位相であり、
該位相可変回路70の出力側に接続された遅延回路71
の出力する識別タイミング信号の位相は、その時点て最
適と考えられる識別位相、そして、が遅延回路71の出
力側に接続された遅延回路72の出力する識別タイミン
グ信号の位相は、その時点で最適と考えられる識別位相
より所定の位相遅れた位相となるように調整されている
。そして、位相可変回路70の出力は、D型フリップフ
ロップ回路79に、遅延回路72の出力は、D型フリッ
プフロップ回路81に、そして、遅延回路71の出力は
、D型フリップフロップ回路?8.80.および82に
、それぞれ、識別タイミング信号として供給される。 
こうして、スライス・アンプ73およびD型フリップフ
ロップ回路78からなる識別回路構成の出力は第5図の
識別点P1に相当し、スライス・アンプ74およびD型
フリップフロップ回路79からなる識別回路構成の出力
は第5図の識別点P2に相当し、スライス・アンプ75
およびD型フリップフロップ回路80からなる識別回路
構成の出力は第5図の識別点P3に相当し、スライス・
アンプ76およびD型フリップフロップ回路81からな
る識別回路構成の出力は第5図の識別点P4に相当し、
スライス・アンプ77およびD型フリップフロップ回路
82からなる識別回路構成の出力は第5図の識別点P5
に相当する。
誤り検出回路83〜86は、それぞれ、D型フリップフ
ロップ回路78〜82の出力側に設けられ、前述の第4
図の構成のFOR回路49.50゜53.54、あるい
は、これらFOR回路とそれぞれ対応するカウンタとの
組合せからなる構成に対応するものである。すなわち、
各誤り検出回路49.50,53.54の一方の入力端
子には、D型フリップフロップ回路82における識別結
果が印加され、他方の入力端子には、それぞれ対応する
D型フリップフロップ回路78〜81の識別結果が印加
されている。こうして、各誤り検出回路83〜86の出
力は、対応するD型フリップフロップ回路78〜81の
出力とD型フリップフロップ回路82の出力とが異なる
か否かによって、それぞれ、対応する識別回路構成によ
る識別結果が誤りか否かを判定し、それぞれの誤り検出
回路内にカウンタを備える場合は、その計数を、カウン
タを備えない場合は、上記の誤りか否かの判定結果をそ
のまま識別レベル発生回路87に供給する。識別レベル
発生回路87の構成は、上記のように、各誤り検出回路
がカウンタを内蔵するか否かによって、前述の第4図の
構成のディジタル/アナログ変換器57.58、減算回
路61および識別レベル発生回路62と等価な構成、あ
るいは、カウンタ51−.52、ディジタル/アナログ
変換器57.58、減算回路61、および識別レベル発
生回路62と等価な構成となる。なお、第6図の識別レ
ベル発生回路87および識別位相制御回路88の機能は
、CPUによって実現することもできる。
このように、第6図の構成においても、前述の第4図の
構成に右けると同様の機能が実現される。
また、第4図の構成におけると同様に、上記の識別レベ
ルの制御と識別位相の制御とは、それぞれ他方の制御の
過程を妨害しないように、それぞれ、互いにタイミング
をずらして行われる。
さらに、前述の第1の実施例におけると同様に、上記の
エラーレートが信号断にふけるような異常な値となった
ときには、これを信号断として検出するために、エラー
レートが所定の値、例えば、10−3を超える値となっ
たか否かを図示しない比較回路において判定し、超える
ときは信号断を示すアラーム信号を発生するようにする
こともできる。
(第3の実施例) 第7図は本発明の第3の実施例の構成を示す図である。
第7図において、90は位相可変回路、91゜92は遅
延回路、93.94.95.96,97゜98.99,
100.101はスライス・アンプ、102.103,
104,105,106.107.108,109.1
10はD型フリップフロップ回路、111,112,1
13,114,115.116.117.118は誤り
検出回路、そして、119はCPUである。
第7図の構成において、個々のスライス・アンプ、D型
フリップフロップ回路、および誤り検出回路の基本的機
能は、前述の第6図の構成における個々のスライス・ア
ンプ、D型フリップフロップ回路、および誤り検出回路
の基本的機能と同様であるが、第7図の構成においては
、各スライス・アンプにおける識別レベルは、CPU1
19における演算により生成し、該CPU119から図
示しないアナログ/ディジタル変換器を介して各スライ
ス・アンプに供給されている。また、識別位相の発生の
ための構成も、第6図の識別位相制御回路88の機能が
CPU 119によって実現されていること以外は第6
図の構成におけると同様である。こうして、第7図の構
成においても、複数のスライス・アンプ93〜101に
対して最適識別レベルを中心とする3つの識別レベルが
供給され、複数のD型フリップフロップ回路102〜1
10に対して最適識別位相を中心とする3つの識別位相
を有する識別タイミング信号が供給される。
上記の3つの識別レベルのうち、最適と考えられる最適
識別レベルはスライス・アンプ96〜98に、該最適識
別レベルより所定の電圧だけ高い識別レベルはスライス
・アンプ93〜95に、そして、該最適識別レベルより
所定の電圧だけ低い識別レベルはスライス・アンプ99
〜101にそれぞれ供給される。また、位相可変回路7
0が出力する、その時点で最適と考えられる識別位相よ
り所定の位相進んだ位相の識別タイミング信号はD型フ
リップフロップ回路102,105.105に供給され
、遅延回路71の・出力する、その時点で最適と考えら
れる識別位相の識別タイミング信号はD型フリップフロ
ップ回路103,106゜109に供給され、遅延回路
71の出力側に接続された遅延回路72の出力する、そ
の時点で最適と考えられる識別位相より所定の位相遅れ
た位相の識別タイミング信号はD型フリップフロップ回
路104.10?、110に供給される。
第8図は、上記のスライス・アンプ93〜101、およ
び、D型フリップフロップ回路102〜110のそれぞ
れ、対応する組合せからなる識別回路における識別レベ
ルおよび識別位相、すなわち、識別点を示す図である。
第8図において、スライス・アンプ93およびD型フリ
ップフロップ回路102からなる識別回路構成の出力は
第8図の識別点PI’に相当し、スライス・アンプ94
およびD型フリップフロップ回路103からなる識別回
路構成の出力は第8図の識別点P2’に相当し、スライ
ス・アンプ95およびD型フリップフロップ回路104
からなる識別回路構成の出力は第8図の識別点P3’に
相当し、スライス・アンプ96およびD型フリップフロ
ップ回路105からなる識別回路構成の出力は第8図の
識別点P4’に相当し、スライス・アンプ97およびD
型フリップフロップ回路106からなる識別回路構成の
出力は第8図の識別点P5’ に相当し、スライス・ア
ンプ98およびD型フリップフロップ回路107からな
る識別回路構成の出力は第8図の識別点P6’に相当し
、スライス・アンプ99およびD型フリップフロップ回
路108からなる識別回路構成の出力は第8図の識別点
P7’に相当し、スライス・アンプ100およびD型フ
リップフロップ回路109からなる識別回路構成の出力
は第8図の識別点P8’ に相当し、スライス・アンプ
101およびD型フリップフロップ回路110からなる
識別回路構成の出力は第8図の識別点P9’に相当する
。すなわち、スライス・アンプ97およびD型フリップ
フロップ回路106からなる構成においては、上記の最
適識別レベルおよび最適識別位相において受信データが
識別される。
誤り検出回路111〜118は、それぞれ、D型フリッ
プフロップ回路102〜105、および、107〜11
0の出力側に設けられ、それぞれ、対応するD型フリッ
プフロップ回路の出力と、D型フリップフロップ回路1
06の出力との不一致を検出して、CPU119に出力
する。CPUl19は、これらの誤り検出回路111〜
118におけるエラーレートを演算して、そのエラーレ
ートに基づいて、上記の3つの識別レベルおよび3つの
識別位相を制御する。また、前述の第1および第2の実
施例におけると同様に、上記の識別レベルの制御と識別
位相の制御とは、それぞれ他方の制御の過程を妨害しな
いように、それぞれ、互いにタイミングをずらして行わ
れる。
第9図は、上記の第7図の構成において検出されるエラ
ーレートの分布の1例を示すものである。
本発明の第3の実施例においては、第8図に示されるよ
うに9個の識別点PL’ 、P2’ 、  ・・・P9
’を設けたことにより、第9図に示されるような非対称
な形のエラーレート分布を有するアイパターンに対して
も、要求されるエラーレートの範囲内で受信信号レベル
および位相の変化に対して最もマージンの大きい識別点
を最適識別点とするように、上記の9個の識別点におけ
るエラーレートよりCPU制御することができる。
例えば、第9図の9個の識別点PI’、P2’・・・P
、9′におけるエラーレートをそれぞれEl、E2. 
 ・・・E9とするとき、E6−E4= (−1/2)
x ((E3−El)−(E9−E7)) となるように制御することができる。
さらに、前述の第1および第2の実施例1.:′おける
と同様に、上記のエラーレートが信号断におけるような
異常な値となったときには、これを信号断として検出す
るために、エラーレートが所定の値、例えば、10−3
を超える値となったか否かを図示しない比較回路におい
て判定し、超えるときは信号断を示すアラーム信号を発
生するようにすることもできる。
(第4の実施例) 第10図は、本発明の第4の実施例の構成を示す図であ
る。
第10図において、121.122は位相可変回路、1
23.124はD型フリップフロップ回路、125.1
26はアンプ、127はバッファ回路、128はEOR
回路、129,135.136はディジタル/アナログ
変換器、130はCPU5131はEEPROM、l 
32はアナログ/ディジタル変換器、133.134は
コンデンサである。
Dフリップフロップ回路123においては、等化波形ま
たはスライスアンプの出力をデータ入力端子に受け、位
相可変回路121から、その時点で最適と考えられる最
適位相の識別タイミング信号をエツジトリガ入力端子に
受け、さらに、CPU130からD/A変換回路135
を介して、その時点で最適と考えられる最適識別レベル
Vthlを受け、Q出力端子より識別結果を出力する。
Dフリップフロップ回路124は、上記の最適識別レベ
ルおよび最適の位相に対して各々所定の相対的位置に分
布する複数の識別点に順に設定される第2の識別レベル
および第2の識別位相の識別タイミング信号を、それぞ
れ受けて、これらの識別点において上記の受信データの
ディジタルレベルを識別する。上記の第2の識別レベル
は、CPU130よりD/A変換回路124を介してD
フリップフロップ回路124に供給され、上記の第2の
識別位相の識別タイミング信号は位相可変回路122よ
り供給される。位相可変回路121および122は、受
信信号より受信クロックを抽出する図示しないタイミン
グアンプよりクロック信号を受け、CPU 130から
、それぞれに供給される制御電圧VplおよびVp2に
応じた遅延を該クロック信号に与えて出力する。
CPU130は、上記の複数の識別点におけるDフリッ
プフロップ回路124の識別結果をDフリップフロップ
回路123における識別結果と比較することにより、各
識別点におけるエラーレートを求め、エラーレートの分
布を求める。
エラーレートの分布の求め方としては、第11図に示さ
れるように、初期状態において最適と考えられる最適識
別点から螺旋上に回りの識別点のエラーレートを順に求
めて行く方法、または、第12図に示されるように、識
別レベルまたは識別位相の一方を固定して他方を走査す
るという操作を繰り返して識別レベルおよび識別位相を
格子上に走査して各識別点のエラーレートを順に求めて
行く方法等が考えられる。
また、エラーレートの分布を求める範囲としては、初期
設定点から要求されるエラーレートの基準を充たす範囲
を求めて、その範囲の中央の点を最適識別点とする方法
、または、1ビツトの等化波形の位相およびレベルの範
囲全体について(例えば、第13図に示されるように)
エラーレートの分布を求めて、エラーレートの分布が収
束して最もエラーレートが低くなる点を演算により推定
して、この点を最適の識別点として求める方法等が考え
られる。求められたエラーレート分布は、EEPROM
131に記憶される。
第1O図の構成において、アンプ125および126、
バッファ回路127、EOR回路128、コンデンサ1
33および134、そして、A/D変換回路132から
なる構成は、初期識別点の自動設定を行うためのもので
ある。
回線立ち上げ時においては、外部よりCPU 130に
対してスタート/リセット信号を印加すると共に、交番
する特定パターンの信号101010・・・を第10図
の構成にデータとして与える。
このデータ信号は、アンプ125および126を介して
、一端をアースされたコンデンサ133を充電する。該
コンデンサ133の他端の電圧は“1″レベルと“0″
レベルとの平均電圧となり、この電圧はA/D変換回路
132を介してCPU130に印加される。この電圧は
、最適識別レベルの初期値としてDフリップフロップ回
路123の参照電圧Vih+ とじて供給される。
また、上記の交番する信号は、Dフリップフロップ回路
124において、位相可変回路122が出力する識別タ
イミング信号による遅延を受けてEOR回路128の入
力端子の一方に印加され、他方で、該交番する信号は、
アンプ125およびバッファ回路127を介して該EO
R回路128の入力端子の他方に印加される。こうして
、上記の交番する信号に対するFOR回路128の出力
パルスのデユーティ比は位相可変回路122の出力の位
相に応じて0%から100%まで変化する。
FOR回路128の出力は、一端をアースされたコンデ
ンサ134を充電する。該コンデンサ134の他端の電
圧は上記のデユーティ比に応じた電圧となり、この電圧
はA/D変換回路136を介してCPU130に印加さ
れる。CPU130は、初期設定状態においては、上記
の電圧に応じて位相可変回路122に供給する制御電圧
V1を制御する。この制御は、上記のデユーティ比が5
0%になるように行われる。こうして、決定された制御
電圧v、2は、最適識別位相の初期値を決定する制御電
圧Vplとして位相可変回路121に供給される。
こうして、初期設定時に第10図の構成、に対して交番
するデータ信号を供給することにより、CPU130の
制御によって最適識別レベルの初期値を等化波形振幅の
中間の値に、そして、最適識別位相を1タイムスロット
の中央に設定することができる。この設定値は、EEP
ROMI 31に記憶される。
また、識別レベルおよび識別位相の所定のマージン(可
変余裕)内のエラーレートが所定の値を超えたときに、
CPU130においてこれを信号断と判定するように設
定することもできる。例えば、第14図に示されるよう
に、識別レベルのマージンが等化波形振幅の5%、識別
位相のマージンが1タイムスロットの3%の微小エリア
を定義してこの範囲内におけるエラーレートが10−3
を超えたときに信号断と判定する。
(第5の実施例) 第15図は、本発明の第5の実施例の構成を示す図であ
る。
第15図において、140はスライス・アンプ、141
はタイミング抽出回路、144,145はD型フリップ
フロップ回路、146はCPU、142.143は位相
可変回路、147はROMである。
第15図の構成においては、最適識別レベルおよび最適
識別位相の初期設定値は、予めノ1−ドウエア的に調整
してROM147に記憶しておく。
CPU130は、初期状態においては、スタート/リセ
ット信号を受けるとROMI 47に記憶された最適識
別レベルおよび最適識別位相をDフリップフロップ回路
144に設定する。第15図のその他の構成および動作
は前述の第10図の構成と同様である。
(第6の実施例) 第16図は、本発明の第6の実施例の構成を示す図であ
る。
第16図において、140はスライス・アンプ、141
はタイミング抽出回路、144,145はD型フリップ
フロップ回路、148はCPU、142.143は位相
可変回路、149はRAMである。第16図のRAM1
49以外の構成および動作は前述の第1O図の構成と同
様である。
第16図のRAMI 49には、例えば、回線立ち上げ
時に求めたエラーレートの分布(例えば、第17図に示
されるようなもの)を記憶しておく。
そして、回線使用時間が所定の時間を経過したときに、
再びエラーレートの分布(例えば、第18図に示される
ようなもの)を求め、RAM149に記憶した回線立ち
上げ時に求めたエラーレートの分布と比較して受信等化
波形の劣化状態を監視する。例えば、要求されるエラー
レートを充たす範囲が立ち上げ時の1/2となったとき
に回線状態の異常と判定する。
第17図は本発明の第6の実施例の手順の1例の概略を
示す図である。
第17図において、ステップ161においては、識別レ
ベルおよび識別位相の初期設定値を読み込み、ステップ
162においてアイパターン(エラーレートの分布)の
分析を行って、そのデータをRAM149に記憶する。
ステップ163においては、通常の受信動作を行い、そ
の間所定の時間毎にアイパターン(エラーレートの分布
)を求めてRAM148に記憶したアイパターン(エラ
ーレートの分布)と比較しくステップ164)、受信波
形が劣化したかどうかを判定し、もし、劣化していれば
ステップ165にて、先に第4の実施例において述べた
ような微小エリアにおける信号断検出を行う。信号断で
なければ、ステップ166においてRAM149をリセ
ットするか否かを判断して、リセットしない場合はステ
ップ163に戻り、リセットする場合はステップ162
に戻ってアイパターン(エラーレートの分布)の分析お
よび5己憶を行う。
(第7の実施例) 第20図は、本発明の第7の実施例の構成を示す図であ
る。
第20図において、140はスライス・アンプ、141
はタイミング抽出回路、144.145はD型フリップ
フロップ回路、150はCPU、142.143は位相
可変回路、151は外部制御回路である。
第19図の構成は、例えば、海底等の、直接アクセスで
きない場所に設置された伝送装置における特性劣化の監
視や、識別レベルおよび識別位相の制御を遠隔操作によ
って行うものである。外部制御回路151からCPU1
50に対して「モニタ開始」のコマンドを送ると、CP
U 150は、先に第10図を参照して説明したように
、Dフリップフロップ回路145に対して供給する識別
レベルおよび識別位相を順に変化させて第13図に示し
たようなエラーレートの分布を求める。そして、「デー
タ要求」のコマンドに応じて、このエラーレートの分布
のデータを外部制御回路151に対して転送する。
あるいは、上記のエラーレートの分布の測定は、周期的
に行って第19図には図示しないメモリに記憶しておき
、外部制御回路151からCPU 150に対して「デ
ータ要求」のコマンドがきたときに外部制御回路151
に対して転送するようにすることができる。 また、前
述の最適レベルおよび最適位相の制御の動作は、外部制
御回路151から「制御スタート」のコマンドを与えた
ときにのみ行うようにすることができる。
〔発明の効果〕
前述のような本発明の様々の形態および実施例によれば
、識別レベルの最適レベルだけでなく識別位相の最適位
相をも同時に検出することを可能にし、 さらに、識別回路の識別レベルおよび識別位相を、検出
された最適の識別レベルおよび識別位相に等しくなるよ
うに自動的に調整することを可能にし、 さらに、受信等化波形のアイパターンを分析することに
より最適の識別レベルおよび識別位相を求める受信デー
タ識別回路を提供することを可能にし、 さらに、受信等化波形のアイパターンの偏りに応じた最
適の識別レベルおよび識別位相を求めることを可能にし
、 さらに、受信等化波形のアイパターンを分析することに
より最適の識別レベルおよび識別位相を求めることを可
能にし、 さらに、比較的小規模の回路構成によって、様々なモー
ドによるアイパターンの分析処理を可能にすることを可
能にし、 さらに、受信信号断を検出することを可能にし、さらに
、受信等化波形の劣化を検出することを可能にし、 さらに、外部からの操作、特に、遠隔地からの操作によ
り、最適識別レベルおよび最適識別位相の制御、アイパ
ターンの監視等を行うことを可能にし、 さらに、最適識別レベル右よび最適識別位相の初期設定
を外部からの制御によって行わせることを可能にするも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の形態の基本構成図、第2図は本
発明の第2の形態の基本構成図、第3図は本発明の第3
の形態の基本構成図、第4図は本発明の第1の実施例の
構成図、第5図は本発明の第1および第2の実施例にお
ける識別点を示す図、 第6図は本発明の第2の実施例の構成図、第7図は本発
明の第3の実施例の構成図、第8図は本発明の第3の実
施例における識別点を示す図、 第9図は本発明の第3の実施例において検出される誤差
分布の1例を示す図、 第10図は本発明の第4の実施例の構成図、第11図は
本発明の第4の実施例におけるアイパターンの分析手順
の1例を示す図、 第12図は本発明の第4の実施例におけるアイパターン
の分析手順の1例を示す図、 第13図はアイパターンの分析結果の1例を示す図、 第14図は信号断判定のための微小エリアを示す図、 第15図は本発明の第5の実施例の構成図、第16図は
本発明の第6の実施例の構成図、第17図は回線立ち上
げ時におけるアイパターンの1例を示す図、 第18図は使用中に変化したアイパターンの1例を示す
図、そして、 第19図は本発明の第6の実施例の手順の概略を示す図
である。 第20図は本発明の第7の実施例の構成図である。 (符号の説明) 第1の識別手段、   2・・・第2の識別手段、3・
・・第1の識別基準レベル可変手段、4・・・第2の識
別基準レベル可変制御手段、5・・・第1の識別位相可
変制御手段、6・・・第2の識別位相可変制御手段、7
・・・エラーレート測定手段、 8・・・最適識別基準レベル決定手段、9・・・最適識
別位相決定手段、 10・・・識別基準レベル最適制御手段、11・・・識
別位相最適制御手段、 2′・・・第2の識別手段、 4′・・・第2の5識別基準レベル可変制御手段、6′
・・・第2の識別位相可変制御手段、7′・・・エラー
レート測定手段、 30・・・エラーレート分布検出手段、31・・・最適
識別点決定手段、 32・・・識別点最適制御手段、 2′・・・第2の識別手段、 4′・・・第2の識別基準レベル可変制御手段、6′・
・・第2の識別位相可変制御手段、7′・・・エラーレ
ート測定手段、 30′・・・エラーレート分布検出手段、31#・・・
最適識別点決定手段、 32′・・・識別点最適制御手段、 40・・・受信等化回路、 41・・・タイミング抽出回路、 42.43,44,45.46・・・D型フリップフロ
ップ回路、 47.48・・・エラー計数回路、 49.50,53.54・・・EOR回路、51.52
.55.56・・・カウンタ、57.58,59.60
・・・ディジタル/アナログ変換器、 61.63・・・減算回路、 62・・・識別レベル発生回路、 64・・・識別位相発生回路、 70・・・位相可変回路、 71.72・・・遅延回路
、?3,74.75,76.77・・・スライス・アン
プ、 78.79.80,81.82・・・D型フリップフロ
ップ回路、 83.84,85.86・・・誤り検出回路、87・・
・識別レベル発生回路、 88・・・識別位相制御回路、 90・・・位相可変回路、 91.92・・・遅延回路
、93.94.95,96.97.98,99゜100
.101・・・スライス・アンプ、102.103,1
04,105,106,107.108,109.11
0・・・D型フリップフロップ回路、 111.112,113,114,115,116.1
17.118・・・誤り検出回路、119・・・CPU
。 121.122・・・位相可変回路、 123.124・・・D型フリップフロップ回路、12
5.126・・・アンプ、 127・・・バッファ回路、128・・・EOR回路、
129.135・・・ディジタル/アナログ変換器、1
30・・・CPU、     131・・・EEPRO
M。 132.136・・・アナログ/ディジタル変換器、1
33.134・・・コンデンサ、 140・・・スライス・アンプ、 141・・・タイミング抽出回路、 144.145・・・D型フリップフロップ回路、14
6、 148. 150・・・CPU。 142.143・・・位相可変回路、 147・・・ROM5   149・・・RAM。 151・・・外部制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1の識別基準レベルと第1の識別タイミング信号
    とを与えられて、該第1の識別タイミング信号のタイミ
    ングにおいて、前記第1の識別基準レベルを用いて受信
    データのディジタルレベルを識別する第1の識別手段(
    1)と、 前記第1の識別基準レベルを可変制御する第1の識別基
    準レベル可変制御手段(3)と、前記第1の識別タイミ
    ング信号の位相を可変制御する第1の識別位相可変制御
    手段(5)と、第2の識別基準レベルと第2の識別タイ
    ミング信号とを与えられて、該第2の識別タイミング信
    号のタイミングにおいて、前記第2の識別基準レベルを
    用いて受信データのディジタルレベルを識別する第2の
    識別手段(2)と、 前記第2の識別基準レベルを可変制御する第2の識別基
    準レベル可変制御手段(4)と、前記第2の識別タイミ
    ング信号の位相を可変制御する第2の識別位相可変制御
    手段(6)と、前記第1の識別手段(1)による識別結
    果と前記第2の識別手段(2)による識別結果との違い
    の発生率をエラーレートとして求めるエラーレート測定
    手段(7)と、 前記第2の識別基準レベルを、前記第1の識別基準レベ
    ルの上および下に、それぞれ設定したときのエラーレー
    トを比較して、最適の識別基準レベルを求める最適識別
    基準レベル決定手段(8)と、 前記第2の識別タイミング信号の位相を、前記第1の識
    別タイミング信号の位相の前および後に、それぞれ設定
    したときのエラーレートを比較して、最適の識別タイミ
    ング信号の位相を求める最適識別位相決定手段(9)と
    を設けてなることを特徴とする受信データ識別回路。 2、さらに、前記第1の識別基準レベルを前記最適の識
    別基準レベルに等しくなるように制御する識別基準レベ
    ル最適制御手段(10)と、前記第1の識別タイミング
    信号の位相を前記最適の識別タイミング信号の位相に等
    しくなるように制御する識別位相最適制御手段(11)
    とを設けてなる請求項1記載の受信データ識別回路。 3、前記第1の識別基準レベルの制御および前記第1の
    識別タイミング信号の位相の制御は、互いに異なるタイ
    ミングで行われる請求項2記載の受信データ識別回路。 4、さらに、外部からの指令を受けて前記識別基準レベ
    ル最適制御手段(10)および識別位相最適制御手段(
    11)を起動する第1の起動指令受信手段を設けてなる
    請求項2記載の受信データ識別回路。 5、さらに、外部からの指令を受けて前記最適識別基準
    レベル決定手段(8)および最適識別位相決定手段(9
    )を起動する第2の起動指令受信手段(150)を設け
    てなる請求項2記載の受信データ識別回路。 6、さらに、前記第1の識別基準レベルおよび前記第1
    の識別タイミング信号の位相の初期値を記憶する識別基
    準初期値記憶手段(147)を設けてなる請求項2記載
    の受信データ識別回路。 7、さらに、受信信号レベルの積分値を求める受信信号
    レベル積分手段(133)と、初期設定時に、平均値が
    第1の識別基準レベルの初期値に等しい信号を受信した
    ときの前記受信信号レベル積分手段(133)の出力に
    基づいて前記第1の識別基準レベルを設定する識別基準
    レベル初期値設定手段(130)と、 受信信号を前記第1の識別タイミング信号の位相に同期
    してラッチするラッチ手段(124)と、初期設定時に
    、レベルが交番する信号を受信したときの前記ラッチ手
    段(124)の出力と該受信信号との位相差の平均値を
    求める位相差積分手段(134)と、 初期設定時に、前記位相差積分手段(134)の出力電
    圧が、前記第2の識別タイミング信号の位相が1タイム
    スロットの中央にあるときの出力電圧に一致するように
    制御する初期位相制御手段(130)とを有してなる請
    求項2記載の受信データ識別回路。 8、さらに、前記エラーレートが所定のレベルを超える
    か否かを判定して、超えるときは信号断と判定する信号
    断判定手段を設けてなる請求項1または2記載の受信デ
    ータ識別回路。 9、さらに、所定の時刻に求めた前記エラーレートを記
    憶する基準エラーレート記憶手段(149)と、 新たに求めた前記エラーレートを、前記基準エラーレー
    ト記憶手段(149)に記憶するエラーレートと比較し
    て劣化の程度が所定のレベルを超えるか否かを判定する
    劣化判定手段(148)とを設けてなる請求項1または
    2記載の受信データ識別回路。 10、さらに、外部からの指令を受けて前記劣化判定手
    段(148)を起動する起動指令受信手段(150)を
    設けてなる請求項8記載の受信データ識別回路。 11、第1の識別基準レベルと第1の識別タイミング信
    号とを与えられて、該第1の識別タイミング信号のタイ
    ミングにおいて、前記第1の識別基準レベルを用いて受
    信データのディジタルレベルを識別する第1の識別手段
    (1′)と、 前記第1の識別基準レベルを可変制御する第1の識別基
    準レベル可変制御手段(3)と、前記第1の識別タイミ
    ング信号の位相を可変制御する第1の識別位相可変制御
    手段(5)と、第2の識別基準レベルと第2の識別タイ
    ミング信号とを与えられて、該第2の識別タイミング信
    号のタイミングにおいて、前記第2の識別基準レベルを
    用いて受信データのディジタルレベルを識別する第2の
    識別手段(2′)と、 前記第2の識別基準レベルを可変制御する第2の識別基
    準レベル可変制御手段(4′)と、前記第2の識別タイ
    ミング信号の位相を可変制御する第2の識別位相可変制
    御手段(6′)と、前記第1の識別手段(1)による識
    別結果と前記第2の識別手段(2′)による識別結果と
    の違いの発生率をエラーレートとして求めるエラーレー
    ト測定手段(7′)と、 前記第2の識別基準レベルおよび前記第2の識別タイミ
    ング信号の位相を、前記第1の識別基準レベルの上およ
    び下、そして、前記第1の識別タイミング信号の位相の
    前および後に、該第1の識別基準レベルおよび第1の識
    別タイミング信号の位相に対して所定の相対的位置に分
    布する複数の設定点においてそれぞれ設定したときのエ
    ラーレートを求めるエラーレート分布検出手段(30)
    と、 前記エラーレート分布検出手段(30)の出力に基づい
    て、前記第1の識別基準レベルおよび第1の識別タイミ
    ング信号の位相の最適の組合せを求める最適識別点決定
    手段(31)とを設けてなることを特徴とする受信デー
    タ識別回路。 12、さらに、前記第1の識別基準レベルおよび前記第
    1の識別タイミング信号の位相を前記最適の組合せのレ
    ベルおよび位相にそれぞれ等しくなるように制御する識
    別点最適制御手段(32)を設けてなる請求項11記載
    の受信データ識別回路。 13、さらに、外部からの指令を受けて前記識別点最適
    制御手段(32)を起動する第1の起動指令受信手段(
    12′)を設けてなる請求項12記載の受信データ識別
    回路。 14、さらに、外部からの指令を受けて前記エラーレー
    ト分布検出手段(30)を起動する第2の起動指令受信
    手段を設けてなる請求項12記載の受信データ識別回路
    。 15、さらに、外部からの指令を受けて前記エラーレー
    ト分布検出手段(30)の出力を外部に出力するエラー
    レート分布出力手段を設けてなる請求項14記載の受信
    データ識別回路。 16、さらに、前記第1の識別基準レベルおよび前記第
    1の識別タイミング信号の位相の初期値を記憶する識別
    基準初期値記憶手段(147)を設けてなる請求項12
    記載の受信データ識別回路。 17、さらに、受信信号レベルの積分値を求める受信信
    号レベル積分手段(133)と、初期設定時に、平均値
    が第1の識別基準レベルの初期値に等しい信号を受信し
    たときの前記受信信号レベル積分手段(133)の出力
    に基づいて前記第1の識別基準レベルを設定する識別基
    準レベル初期値設定手段(130)と、 受信信号を前記第1の識別タイミング信号の位相に同期
    してラッチするラッチ手段(124)と、初期設定時に
    、レベルが交番する信号を受信したときの前記ラッチ手
    段(124)の出力と該受信信号との位相差の平均値を
    求める位相差積分手段(134)と、 初期設定時に、前記位相差積分手段(134)の出力電
    圧が、前記第2の識別タイミング信号の位相が1タイム
    スロットの中央にあるときの出力電圧に一致するように
    制御する初期位相制御手段(130)とを有してなる請
    求項12記載の受信データ識別回路。 18、さらに、前記第1の識別基準レベルおよび前記第
    1の識別基準タイミング信号の位相から所定の範囲内に
    ある設定点において検出された前記エラーレートが所定
    のレベルを超えるか否かを判定して、超えるときは信号
    断と判定する信号断判定手段を設けてなる請求項11ま
    たは12記載の受信データ識別回路。 19、さらに、所定の時刻に求めた前記エラーレートの
    分布を記憶する基準エラーレート記憶手段(149)と
    、 新たに求めた前記エラーレートの分布を、前記基準エラ
    ーレート記憶手段(149)に記憶するエラーレートの
    分布と比較して劣化の程度が所定のレベルを超えるか否
    かを判定する劣化判定手段(148)とを設けてなる請
    求項11または12記載の受信データ識別回路。 20、さらに、外部からの指令を受けて前記劣化判定手
    段(148)を起動する起動指令受信手段(150)を
    設けてなる請求項19記載の受信データ識別回路。 21、第1の識別基準レベルと第1の識別タイミング信
    号とを与えられて、該第1の識別タイミング信号のタイ
    ミングにおいて、前記第1の識別基準レベルを用いて受
    信データのディジタルレベルを識別する第1の識別手段
    (1)と、 前記第1の識別基準レベルを可変制御する第1の識別基
    準レベル可変制御手段(3)と、前記第1の識別タイミ
    ング信号の位相を可変制御する第1の識別位相可変制御
    手段(5)と、前記第1の識別基準レベルおよび第1の
    識別タイミング信号の位相に対して各々所定の相対的位
    置に分布する複数の設定点に第2の識別基準レベルおよ
    び第2の識別タイミング信号の位相を設定されて、それ
    ぞれの設定点において受信データのディジタルレベルを
    識別する複数の第2の識別手段(2″)と、 前記第2の識別基準レベルを前記第1の識別基準レベル
    に応じて可変制御する第2の識別基準レベル可変制御手
    段(4″)と、 前記第2の識別タイミング信号の位相を前記第1の識別
    タイミング信号の位相に応じて可変制御する第2の識別
    位相可変制御手段(6′)と、前記第1の識別手段(1
    )による識別結果と前記複数の第2の識別手段(2″)
    による識別結果との違いの発生率を、それぞれエラーレ
    ートとして求めるエラーレート分布検出手段(7″)と
    、前記エラーレート分布検出手段(30″)の出力に基
    づいて、前記第1の識別基準レベルおよび第1の識別タ
    イミング信号の位相の最適の組合せを求める最適識別点
    決定手段(31″)とを設けてなることを特徴とする受
    信データ識別回路。 22、さらに、前記第1の識別基準レベルおよび前記第
    1の識別タイミング信号の位相を前記最適の組合せのレ
    ベルおよび位相にそれぞれ等しくなるように制御する識
    別点最適制御手段(32″)を設けてなる請求項21記
    載の受信データ識別回路。 23、さらに、外部からの指令を受けて前記識別点最適
    制御手段(32″)を起動する起動指令受信手段(15
    0)を設けてなる請求項22記載の受信データ識別回路
    。 24、さらに、前記第1の識別基準レベルおよび前記第
    1の識別タイミング信号の位相の初期値を記憶する識別
    基準初期値記憶手段(147)を設けてなる請求項22
    記載の受信データ識別回路。 25、さらに、受信信号レベルの積分値を求める受信信
    号レベル積分手段(133)と、初期設定時に、平均値
    が第1の識別基準レベルの初期値に等しい信号を受信し
    たときの前記受信信号レベル積分手段(133)の出力
    に基づいて前記第1の識別基準レベルを設定する識別基
    準レベル初期値設定手段(130)と、 受信信号を前記第2の識別タイミング信号の位相に同期
    してラッチするラッチ手段(124)と、初期設定時に
    、レベルが交番する信号を受信したときの前記ラッチ手
    段(124)の出力と該受信信号との位相差の平均値を
    求める位相差積分手段(134)と、 初期設定時に、前記位相差積分手段(134)の出力電
    圧が、前記第2の識別タイミング信号の位相が1タイム
    スロットの中央にあるときの出力電圧に一致するように
    制御する初期位相制御手段とを有してなる請求項22記
    載の受信データ識別回路。 26、さらに、前記第1の識別基準レベルおよび前記第
    1の識別基準タイミング信号の位相から所定の範囲内に
    ある設定点において検出された前記エラーレートが所定
    のレベルを超えるか否かを判定して、超えるときは信号
    断と判定する信号断判定手段を設けてなる請求項21ま
    たは22記載の受信データ識別回路。 27、さらに、所定の時刻に求めた前記エラーレートの
    分布を記憶する基準エラーレート記憶手段(149)と
    、 新たに求めた前記エラーレートの分布を、前記基準エラ
    ーレート記憶手段(149)に記憶するエラーレートの
    分布と比較して劣化の程度が所定のレベルを超えるか否
    かを判定する劣化判定手段(148)とを設けてなる請
    求項21または22記載の受信データ識別回路。 28、さらに、外部からの指令を受けて前記劣化判定手
    段(148)を起動する起動指令受信手段(148)を
    設けてなる請求項27記載の受信データ識別回路。
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