JP4750533B2 - 仰臥用書見台 - Google Patents

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本発明は仰臥の姿勢で本を見開き、保持するための書見台に関する。
仰臥の姿勢で読書を可能とする書見台について、従来、少なからずいろいろな発明、考案がなされてきた。例えば、透明の板に本を載置することで本の保持を可能とした書見台について出願がなされている(特許文献1、特許文献2)。
また、本の左右をクリップで挟むことで頁の見開きを可能とした書見台も知られている。
しかし、上述したような従来の発明、考案においては、文字を直に読むことができず、透明板の汚れや光の反射などで、目に負担の罹るものがあった。
また、仰向けに寝て読書する際、本の落下防止のため、頁押さえ部材などを用い、あるいは頁の見開き状態を保持する部材により文字と重なる部分が読めなくなるとともに、頁捲りの際、煩雑な作業を余儀なくされるという問題があった(特許文献3)。
特開平09−0751399号 実開平06−048428号 実開平06−081331号
本発明は、このような従来の発明、考案の構造上の問題を解決しようとするものであり、仰臥の姿勢で容易に、かつ、利便性をもって書籍を読むことのできる書見台の提供をその課題とするものである。
本発明は、上述の課題を達成すべく鋭意研究を行った結果、本を保持する下部基板および上部基板において、本を載置する部分を透明板で形成する板で保持し、かつ、本の背の部分を上方から押さえ板により押さえることにより、本が簡単に脱落することなく、しかも頁を捲ることも容易であることを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、台座で保持されたスタンド、当該スタンドに取り付けられ、これから斜め上方に伸びるスタンドアーム、当該スタンドアームの上部からこれに直交するように伸び、その下端に下部基板、当該下部基板の上方に上部基板が取り付けられた保持アームおよび前記スタンドアームの先端に設けられた、押さえ板を有する押さえ棒よりなり、前記下部基板の下部には、上方に突出する透明板を、前記上部基板の上部には、下方に突出する透明板を装着し、これらの透明板と押さえ棒に設けられた押さえ板で本を固定可能としてなる仰臥用書見台である。
また本発明は、下端の木口中心にボルトを装着したスタンドアーム、当該スタンドアームの上部からこれに直交するように伸び、その下端に下部基板、当該下部基板の上方に上部基板が取り付けられた保持アームおよび前記スタンドアームの先端に設けられた、押さえ板を有する押さえ棒よりなり、前記下部基板の下部には、上方に突出する透明板を、前記上部基板の上部には、下方に突出する透明板を装着し、これらの透明板と押さえ棒に設けられた押さえ板で本を固定可能としてなる仰臥書見台である。
本発明の仰臥用書見台および仰臥書見用スタンドアームは、極めて簡単な構造であり、部材が少なく、軽量で分解、組み立てが容易である。そして、使用時において、クリップなどの押さえ部材と文字が重なることがなく、文字全体が直に読めることを可能にしている。さらに頁捲りの煩雑な操作から開放するとともに、本の載置の安定を保つものである。
以下、本発明の一実施態様を、図面とともに説明する。
図1は、本発明の仰臥用書見台(以下、「書見台」という)の一態様を示す斜視図である。図中、1は台座、2はスタンド、3は背板、4はスタンドアーム、5は保持アーム、6は下部基板、7は上部基板、8および9は透明板、10および11は保持筒、12は押さえ棒、13押さえ板をそれぞれ示す。
本発明の書見台は、基本的に台座1で保持されたスタンド2と、このスタンド2に取り付けられたスタンドアーム4と、このスタンドアーム4の上部に設けられた保持アーム5およびスタンドアーム4の先端に取り付けられた押さえ棒12より構成される。
上記スタンドアーム4はスタンド2から、台座上部方向に斜め(一般には、水平面から見て40〜50゜程度)に伸びるように設けられており、その先端には、押さえ棒12を取り付けるための切り込みが設けられ、先端から僅か下部には、保持アーム5が取り付けられている。そして、スタンドアーム4の先端の切り込み部には、押さえ板13が設けられた押さえ棒12が取り付けられている。
また、保持アーム5には、図2に示すように、下部基板6および上部基板7が保持筒10および11並びにこれを固定する固定ネジ16aおよび16bで保持されている。この下部基板6および上部基板7には、それぞれ本を載置押さえるための透明板8および9が取り付けられている。これらの透明板としてはアクリル板等を使用することができ、その幅は、本の余白の部分の幅程度とすることが好ましい。
前記保持アーム5は、前記スタンドアーム4の軸に対し、直交する方向で下向き(一般には、水平面から見て−40〜−50゜程度)に伸びている。この保持アーム5は、少なくともその上部部分にネジが切られていることが好ましく、そうすることにより固定ネジ16cにより、保持アーム5自体を動かし、本全体の位置を上下させることも可能となる。また、図3の保持アーム5は、全体がネジを切られた丸棒の一部の上下を平らに削った形状であるが、保持アームの上部基板7および下部基板8の位置においてネジが切られていなくても良い。全体にネジが切られた場合は、保持筒10および11として内部にネジ溝を切ったものを用いることにより、これをゆっくりと安定的に移動でき、しかも所定の場所で、平らな部分に固定ネジ16aや16bで留めることにより下部基板6および上部基板7の回転を防ぎ、安定的に固定、保持することができる。また、ネジが切られていない場合は、簡単に下部基板6および上部基板7を移動することができる。
下部基板6および上部基板7を、前記保持筒10および11で固定する位置は、本の大きさにより変える必要がある。すなわち、本発明の書見台では、本は基本的に突出する透明板8と透明板9により本自体の重さで見開き状態に支えられるので、下部基板6および上部基板7の間隔はこれに合わせての調整する必要がある。従って、文庫本や新書では、下部基板6および上部基板7の間隔は短くなり、それより大きい普通サイズの本であれば、下部基板6および上部基板7の間隔はあまり短くする必要はない。
本発明の書見台において、本の保持は、基本的には、前記下部基板6および上部基板7の透明板8および透明板9により行われる。すなわち、本を開き、その中央に保持アーム5がくるように突出する透明板8および透明板9に載置して保持するのである。そしてこのように保持した場合、頁を捲る操作は下部基板6と上部基板7との間の左右両端に固定部材などの障害物がないので、容易に本の左右両端へ両手を伸ばし一旦、下部基板6の透明板8から離し、頁を捲った後再び下部基板6の透明板8へ載置することにより行うことができる。
なお、頁数が多い本の場合は、中央部が跳ね上がり、その部分の文字が読みづらくなるケースがある。このようなケースにおいては、透明板8および透明板9の他、スタンドアーム4先端の押さえ棒12に装着された押さえ板13で本の表紙綴じ合わせ部を押え、本の跳ね上りを防ぎつつ保持することが好ましい。
すなわち、上記の押さえ棒12は、図3のようにスタンドアーム4の切り込み中に取り付けられ、保持アーム5とスタンドアーム4を含む平面上で回動可能となっており、更に固定ネジ16dで固定できるようになっている。従って、前記のように透明板8および透明板9上に本を載置した後、固定ネジ16dをゆるめて押さえ棒12を回動させ、押さえ板13で本の背を十分に保持できる位置で再度固定ネジ16dをしめることにより安定に本が保持できるのである。なお、上記固定ネジ16dは、必ずしも頁を捲るたびにゆるめたりしめたりする必要はない。また、本の形状や、その厚さによっては、押さえ板13で本の背を押圧する必要もなく、単に本を透明板8および9に載置するだけで見開きを保持することも可能である。
また、本発明の上記態様では、スタンドアーム4の下端に、図6に示すようにボルト14が設けられているので、スタンド2からスタンドアーム4を取り外し、あらかじめベッドの枠へ所定の吊金具15を装着したうえ、スタンドアーム4下端のボルトと連結することにより、ベッドにて仰臥の姿勢で使用することができる。
以上説明した本発明の書見台によれば、本を支える部分が共に透明板であるので、本の見開き状態を保持しても読書の妨げとならない。また、下部基板6と上部基板7を連結する保持アーム5も、透明の合成樹脂を素材とすれば、その位置するところが本の中央余白部分であるため、これもほとんど読書の妨げにならない。
一方、本発明の書見台では、スタンドアーム4の角度および保持アーム5の長さを調整することにより、本の載置角度を床面に対して40ないし50度とすることができ、目線が最も楽にすることができる。
本発明によれば、本を簡単かつ安定に載置でき、しかも本を支える部材が読書の妨げにならない書見台を製造することができる。そして本発明の書見台は、体を休めながら行う読書において有利に使用することができるものである。
本発明書見台の斜視図である。 書見台の保持アームならびに下部基板および上部基板を示す斜視図である。 保持アームの斜視図である。 スタンドアーム上端と押さえ棒の状態を示す斜視図である。 スタンドアームの下端の拡大斜視図である。 ベッドの枠へ取りつけられた使用態様を示す斜視図である。
符号の説明
1 台座
2 スタンド
3 背板
4 スタンドアーム
5 保持アーム
6 下部基板
7 上部基板
8 透明板
9 透明板
10 固定筒
11 固定筒
12 押さえ棒
13 押さえ板
14 ボルト
15 吊金具
16 固定ネジ

Claims (6)

  1. 台座で保持されたスタンド、当該スタンドに取り付けられ、これから斜め上方に伸びるスタンドアーム、当該スタンドアームの上部からこれに直交するように伸び、その下端に下部基板、当該下部基板の上方に上部基板が取り付けられた保持アームおよび前記スタンドアームの先端に設けられた、押さえ板を有する押さえ棒よりなり、前記下部基板の下部には、上方に突出する透明板を、前記上部基板の上部には、下方に突出する透明板を装着し、これらの透明板と押さえ棒に設けられた押さえ板で本を固定可能としてなる仰臥用書見台。
  2. 前記下部基板および上部基板に装着された透明板の突出する幅は、本が見開き状態のとき、上下の余白部分にのみ重なる幅である請求項第1項記載の仰臥用書見台。
  3. 下部基板および上部基板と、保持アームとの接合部は円筒構造になっており、円筒中に保持アーム5が挿通された状態で固定ボルトを締めたり緩めたりすることにより、下部基板および上部基板が上下方向に移動可能である請求項1または2記載の仰臥用書見台。
  4. 前記保持アームの、少なくともその上部部分はネジを切った丸棒で、その一部または全部が、上下部分を平面とした形状であり、この平面部分で固定ネジを締めることにより、下部基板および上部基板の回転を防止した請求項1ないし3の何れかの項記載の仰臥用書見台。
  5. スタンドアームの上端を凹字型に切り込み、その窪み中にこれと密着するように押さえ棒の一端を挿入し、これをボルトで保持アーム方向にのみ回動可能に挟みこんでなる請求項1ないし4の何れかの項記載の仰臥用書見台。
  6. 下端の木口中心にボルトを装着したスタンドアーム、当該スタンドアームの上部からこれに直交するように伸び、その下端に下部基板、当該下部基板の上方に上部基板が取り付けられた保持アームおよび前記スタンドアームの先端に設けられた、押さえ板を有する押さえ棒よりなり、前記下部基板の下部には、上方に突出する透明板を、前記上部基板の上部には、下方に突出する透明板を装着し、これらの透明板と押さえ棒に設けられた押さえ板で本を固定可能としてなる仰臥書見用スタンドアーム。
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