JP6473941B2 - 仰臥用自立式多機能書見台 - Google Patents

仰臥用自立式多機能書見台 Download PDF

Info

Publication number
JP6473941B2
JP6473941B2 JP2017147185A JP2017147185A JP6473941B2 JP 6473941 B2 JP6473941 B2 JP 6473941B2 JP 2017147185 A JP2017147185 A JP 2017147185A JP 2017147185 A JP2017147185 A JP 2017147185A JP 6473941 B2 JP6473941 B2 JP 6473941B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
book
holding
tablet
supine
smartphone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017147185A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019017955A (ja
Inventor
政明 松尾
政明 松尾
Original Assignee
政明 松尾
政明 松尾
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 政明 松尾, 政明 松尾 filed Critical 政明 松尾
Priority to JP2017147185A priority Critical patent/JP6473941B2/ja
Publication of JP2019017955A publication Critical patent/JP2019017955A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6473941B2 publication Critical patent/JP6473941B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

本発明は、仰臥の姿勢で読書ができ、読者が読書中に必要とする手帳型電子機器や文具などが寝たまま手の届く範囲に集合配置され、且つタブレットPCやスマートフォン(以降「タブレット」「スマホ」と称する)も仰臥姿勢のまま使用可能な仰臥用自立式多機能書見台に関する。
従来、仰臥用書見台には、床に置いたベース板にスタンドを立てたり、ベッドの側板などにスタンドを固定したり、体の一部の体重を利用してスタンドを固定するなりして、概ねオーバーハング状態で読者の眼前に書籍だけを配置するタイプのものが知られている。
特開2010−178940号公報 特開2001−169835号公報 特開2011−45503号公報 特開2006−75448号公報 特開2012−50793号公報
(I)従来、主に採用されているオーバーハング方式や、腹胸部に載せる方式の仰臥用書見台は、書見台の設置に手間が掛り、書見台に書籍を脱着する時やページをめくる際にどうしても書見台全体に微妙な揺れや滑りやバウンドが生じて、読者にとって大きなストレスとなっていた。
(II)同じく従来の仰臥用書見台は、書籍の載置および保持部分の構造に関しても、書籍の脱着や異なる書籍サイズへの対応に手間が掛り、ページめくり操作や見開き状態の保持が煩雑且つ不安定などの課題があった。
(III)書籍の載置および保持部分の構造を活用して、寝床の中においても昨今普及の著しいタブレットやスマホの搭載・操作・脱着が簡単にできる仰臥用書見台が望まれる。
(IV)読書という行為は、読書の途中、不明な用語のチェックや備忘のメモや関連事象の検索のニーズが発生するものである。しかしながら従来の仰臥用書見台はその様なニーズに対応する工夫が十分でなく、読者は、それらのニーズが生じるたびに、掛布団をどけて書見台をよけながら起き上がって寝床を離れ、書棚の辞書や机上のメモ用紙に向かわなければならず、大きなストレスにつながっていた。
(I)書籍底端面をその上面に受ける手前に前傾した書籍載置板と、前記書籍載置板の下面の左右から垂下する、人が両脇で挟み抱き込み保持しやすいように、前後方向を長辺とした長方形の断面を持つ左右の縦柱とで本発明の基礎となる門型の構造を作り、その基礎となる門型の構造を構成する前記左右の縦柱を、仰臥姿勢で読書をする人の上腕背部もしくは肩背部の体重が必然的に掛るように配置された左右のベース板上の各々内側後端部付近に立脚自立させ、揺れや滑りやバウンドから解放された安定感安心感のある読書環境を実現し、前記書籍載置板の前端面には中央に間隔を置いて左右に分割された書籍落下防止板を設置し、前記書籍載置板の後ろ端面には、左右に分割され、その背後を前面に凹加工が施された連結ブロックで連結固定された、書籍を保持する書籍保持板を立設させ、前記左右に分割された書籍落下防止板と前記書籍保持板の間に位置する前記書籍載置板の上面に、見開き状態にした書籍の書籍底端面を載置し、書籍外周の任意且つ適切な位置を前記書籍保持板共々外周よりページクリッパーで挟み保持し、読書が可能となる構造とする。
(II)前記書籍載置板の後ろ端面に立設された前記書籍保持板の左右の外側端面に、階段状もしくは階段状と斜め状が合わさった切り欠きを施し、前記書籍載置板の上面に見開き状態で載置された書籍の外周端面と、前記書籍保持板の左右の外側端面に施された階段状もしくは階段状と斜め状が合わさった切り欠きとの概ね合致するまたは交差する任意且つ適切な位置を、前記書籍保持板共々外周からページクリッパーで挟み保持し、読書が可能となる構造とする。
(III)タブレットまたはスマホ保持用の専用フックを上下にガイドする樹脂製の専用ガイドレールを、前記連結ブロックの前面に加工された凹部に装着し、タブレットまたはスマホを前記書籍載置板の上面に載置し、前記連結ブロック前面に加工された凹部に装着された樹脂製の専用ガイドレールの内径側にタブレットまたはスマホ保持用の専用フックを挿入して自重落下させ、前記タブレットまたはスマホ保持用の専用フックに施された溝部分がタブレットまたはスマホの上端面に嵌り込むことで、タブレット・スマホは保持され、タブレット・スマホの操作が可能となる構造とする。
(IV)前記書籍載置板の下面の左右から垂下する前記左右の縦柱の中間位置に、前記左右の縦柱を架け渡し且つ手前に前傾した横梁を設置し、前記横梁の概ね中央に手帳型電子機器を立設し、その両側および背後には各種文具を配置して物品集合ユニットとし、もしくは前記手帳型電子機器や前記各種文具を収納可能とした物品収納ボックスとし、仰臥姿勢の読者は仰臥姿勢のまま手を伸ばすだけで、前記物品集合ユニット上の、もしくは物品収納ボックス内の各種物品を使用可能となる構造とする。
・従来のオーバーハング方式や腹胸部に載せる方式の書見台に比べ、書見台のベース板が寝床面に水平に着地自立しているので、ベッドや布団の種類形状を問わずどのような寝具の中でも使用でき、揺れやバウンドからも解放され安楽に読書をする事が可能。
・大小各種のほとんどのサイズの書籍や紙資料に対応でき、それらの載置保持やページめくりは、市販の洗濯バサミを利用したページクリッパーの操作のみで対応可能。
・タブレット・スマホ用の専用のフックと、その専用フックをガイドする樹脂製の専用ガイドレールを使用することで、タブレット・スマホなどの脱着・操作・90度姿勢転換が極めて容易且つ瞬時の動作で行える。
・左右の縦柱の中間位置にある前傾した横梁上に立設配置された手帳型電子機器や文具等が仰臥姿勢のまま手を伸ばすだけで使用でき、読者の利便性向上に大きく貢献する。
本発明の選択図に採用した基本型の前方左側からの斜視図 本発明の書籍保持板の外端面の形状と保持書籍との関係説明図…その1 本発明の書籍保持板の外端面の形状と保持書籍との関係説明図…その2 本発明のタブレット・スマホを使用する時の3種類の専用フック 本発明のタブレット・スマホを使用する時の専用フックと専用ガイドレールと書籍保持板を背後で連結固定する連結ブロックとの関係説明図 本発明の、タブレットを載置使用している時の右前方からの斜視図 本発明の物品集合ユニットの右前方からの斜視図 本発明の物品集合ユニットの左後方からの斜視図 実施例1として、物品集合ユニットを搭載した本発明の正面左からの斜視図 実施例2として、物品収納ボックスを搭載した本発明の正面左からの斜視図 実施例3として、物品集合ユニットを搭載し、左右の縦柱の高さおよび書籍保持板の前傾角度を無段階に調整可能とした本発明の正面左からの斜視図 実施例4として、本発明に電池式照明具をセットした左前方からの斜視図 実施例5として、本発明を読者が寝具の中で実際に使用している状況説明図 実施例6として、本発明を読者が上昇傾斜状態にある介護用ベッド上で実際に使用している状況説明図
図1は選択図として採用した本発明の正面左方向からの斜視図である。各部の名称は、まずは書籍(6)。次に手前に前傾して前記書籍(6)の底端面をその上面に受け支える機能を持つ書籍載置板(1)、前記書籍載置板(1)の前端面に左右に分かれて設置固定される書籍の落下防止板(5L,5R)、前記書籍載置板(1)の後ろ端面に左右に分割されて立設固定される書籍保持板(4L,4R)がある。前記書籍載置板(1)の書籍底端面を受ける上面の反対側の面になる、前記書籍載置板(1)の下面の左右からは、各々左右の縦柱(2L,2R)が垂下立脚していて、前記書籍載置板(1)と共に本発明の基礎となる門型の構造を形成していて、前記左右の縦柱の下端面は各々左右のベース板(3L,3R)上に立脚固定され、本発明の基礎となる門型の構造が安定的に自立可能となり、結果安定的な読書を可能とする。書籍(6)のセットは、見開き状態の書籍底端面を前記書籍載置板(1)の上面に載置し、見開いた書籍のどちらか一方の見開きページをページクリッパー(7:懐がやや深く、バネ力がやや強い市販の洗濯バサミで可)で前記書籍保持板(4L,4R)共々外側から挟み保持した後、書籍(6)の残る片一方の見開きページを、他のページクリッパー(7)で前記書籍保持板(4L,4R)共々挟み保持すれば良い。あとはページクリッパー(7)を交互に操作することで、ページめくりやその後の見開き状態でのページ押さえが可能となる。
なお、ページクリッパーで書籍の見開き部分を挟み保持した場合に、書籍の文字が隠れて読めないのではという疑念に関しては、読者の読書中の目線が、ページクリッパーで隠れた文字の位置に到達しようとする度に、ページクリッパーの位置を指先を使いながら適切な位置に移動する事で解決される。
次に図2および図3を基に、前記左右に分かれた書籍保持板(4L,4R)と保持される書籍との関係および保持される書籍のクリップエリアに関しての説明に移る。
なお、図2および図3に共通して言えることだが、前記左右の書籍保持板(4L,4R)は、その背後を中央前面に凹加工が施された上下2か所の連結ブロック(8U,8L)で連結固定されていて、見開き状態で前記書籍載置板(1)の上面に載置された書籍の背表紙は、前記上下2か所の連結ブロック(8U,8L)の凹部に落ち込んで安定し、前記左右の書籍保持板(4L,4R)の概ね中央にセットされることになる。
また同じく図2と図3に共通して言えることだが、図中に想像線で示した各々は、(A)は概ね文庫本や新書本やA6版本、(B)は概ねA5版本やB5版本,(C)は概ね週刊誌大,(D)は概ねA4版本の各種書籍の外形線を示している。
図2は、前記左右の書籍保持板(4L,4R)の各々外側端面に施された階段状の切り欠きと、前述(A)・(B)・(C)・(D)の各種書籍の外形線とが概ね合致する楕円で囲んだ(イ)・(ロ)・(ハ)のエリアが、前述各種書籍を前記左右の書籍保持板(4L,4R)にページクリッパー(7)で挟み保持し得る適切なエリアである事を説明した図である。
図3は、前記左右の書籍保持板(4L,4R)の各々外側端面に施された階段状と斜め状が合わさった切り欠きと、前述(B)・(C)の両書籍の外形線とが交差する(ニ)・(ホ)のエリアが、前述(B)・(C)の両書籍を前記左右の書籍保持板(4L,4R)にページクリッパー(7)で挟み保持し得る適切なエリアであることを説明した図である。
なお本発明における書籍の載置保持に関する左右の書籍保持板(4L,4R)の各々の外側端面の階段状または階段状と斜め状が合わさった形状の選択は、個人の好みによる。
また、本発明で載置可能な書籍や紙資料(含む新聞)のサイズは、前述(A)・(B)・(C)・(D)で示したサイズに限らず、前記書籍載置板(1)や前記書籍保持板(4L,4R)の大きさを拡張することで、より広範な各種サイズに対応する事が可能となる。
図4は、前記書籍載置板(1)の上面に載置されたタブレット(T)またはスマホ(S)の上端面に嵌り込み、タブレット・スマホを保持する機能を有する専用フック3種類(9−V,9−L,9−U)の溝の形状を示したものである。各々逆V型フック(9−V)逆L型フック(9−L)逆U型フック(9−U)で、タブレット・スマホの厚さ形状読者の好みによって使い分けが可能となる。なおこれらの専用フックは、タブレット・スマホに直接触れる箇所以外は、タブレット・スマホの上端面にしっかりと嵌り込ませるためにも、ある程度の重量が欲しいために金属製であることが望ましい。
図5は、前述タブレット・スマホ用の専用フック(9−L)とその専用フック(9−L)を上下にガイドする樹脂製の専用ガイドレール(10)との関係、および前記樹脂製の専用ガイドレール(10)と、前記樹脂製の専用ガイドレールを左右に分割された前記書籍保持板(4L,4R)を背後で連結固定する上下2か所の連結ブロック(8U,8L)の前面に加工された凹部に装着する関係を示したものである。前記樹脂製の専用ガイドレール(10)には、その背後に逆L字型の上下の吊りコマ(11U,11L)が固定されていて、読者は最初に前記樹脂製の専用ガイドレール(10)を前記上下2か所の連結ブロック(8U,8L)の凹部に装着しつつ、前記上下の吊りコマ(11U,11L)を連結ブロック凹部背後の幅薄部に落とし込み嵌め込む事で、タブレット・スマホを前記書籍載置板(1)の上へ載置する準備が整ったことになる。
図6は、前記書籍載置板(1)の上にタブレット(T)を載置して、実際に操作を可能とした図である。前述のように前記樹脂製の専用ガイドレール(10)を上下2か所の連結ブロック(8U,8L)の凹部に装着しつつ、前記上下の吊りコマ(11U,11L)を連結ブロック凹部背後の幅薄部に落とし込み嵌め込んだ後は、前記書籍載置板(1)の上にタブレット(T)を載置し、前記樹脂製の専用ガイドレール(10)の内径側に専用フック(9−L)を挿入して自重落下させ、前記専用フック(9−L)の溝がタブレット(T)の上端面に嵌り込むことで、タブレット(T)は保持され、操作が可能となる。
なお、スマホの載置・保持も、前述タブレットを載置・保持する手順と同じである。
また、タブレット・スマホは頻繁に90度の姿勢転換をしながら使用されるが、本発明はその場合においても、前記専用フック(9−V,9−L,9−U)を指先で軽く持ち上げてタブレット・スマホの保持を解除し、90度の姿勢転換直後に再度専用フックを自重で落下させてまた保持するという、極めて容易且つ瞬時の操作の繰り返しで可能となる。
図7は、本発明の基礎となる門型の構造を構成する前記左右の縦柱(2L,2R)を架け渡し且つ手前に前傾した横梁(12)と、その上に配置された物品集合ユニット(13)のみを取出した正面右前方向からの斜視図である。前記横梁(12)の概ね中央に手帳型電子機器(14)を立設し、その両側および背後には各種文具(18〜23)を配置して、仰臥姿勢の読者は仰臥姿勢のまま手を伸ばすだけで、前記物品集合ユニット(13)上の各種物品を使用する事が可能となる。なお前記横梁(12)の概ね中央に立設された手帳型電子機器(14)は、見開き状態にしたキーボード側のみ、その両サイドを図7に示す固定ツメ(15)と可動ツメ(16)で抱かれる形で立設していて、表示部側を開き上げることで、キーボードの操作が可能となる。また前記可動ツメ(16)の弛緩・締め付け用の化粧ボルト(17)は、前記可動ツメ(16)を貫通しさらに前記手帳型電子機器(14)の背後に立設する手帳型電子機器支持板(26)内に設けられた左右に延びるガイド溝を貫通して、前記支持板の背後のナットと係合し、化粧ボルト(17)と一体になって動く可動ツメ(16)を前記手帳型電子機器(14)の幅に合った適切な位置に移動し化粧ボルト(17)を締め付けることで、市販の各種手帳型電子機器の立設固定に対応することが可能となる。
図8は、前述物品集合ユニット(13)の背面左方向からの斜視図である。
図9に選択図として採用した本発明の基本型に物品集合ユニット(13)を搭載した正面左方向からの斜視図を示す。
図10に選択図として採用した本発明の基本型に物品収納ボックス(27)を搭載した正面右方向からの斜視図を示す。
図11に選択図として採用した本発明の基本型に物品集合ユニット(13)を搭載し、左右の縦柱(2L,2R)の中間部に高さの無段階調整機能を持たせ、同時に書籍載置板(1)および左右の書籍保持板(4L,4R)にも前後に無段階に回動可能な角度調整機能を持たせた正面左方向からの斜視図を示す。前記左右の縦柱(2L,2R)の中間部の無段階調整機能は、前記左右の縦柱(2L,2R)を各々上部(2L−U,2R−U)と下部(2L−L,2R−L)に分割し、前記各々の縦柱上部(2L−U,2R−U)の下端から垂下した摺動片を挿入可能とした溝を前記各々の縦柱下部(2L−L,2R−L)に施工し、互いに嵌合且つスライド可能な構造とし、前記分割された縦柱上部(2L−U,2R−U)にはその中央に上下方向に延びる長穴ガイド溝を設け、前記分割された縦柱下部(2L−L,2R−L)には前記長穴ガイド溝に係合する六角ボルト(29)のボルト穴を設け、互いを六角ボルト(29)および化粧ナット(30)で締め付けることにより、左右の縦柱を任意な高さで締結固定できる構造とする。また前記書籍載置板(1)および前記左右の書籍保持板(4L,4R)の角度調整機能は、前記書籍載置板(1)の下面直下の左右に、六角ボルト用の穴を加工した回動支持コマ(32)を固定し、前記左右の縦柱(2L−U,2R−U)の頂部にも前記回動支持コマに加工された六角ボルト用の穴に係合する六角ボルト穴を加工し、互いを六角ボルト(29)および化粧ナット(30)で締め付けることにより、前記書籍載置板(1)および前記書籍保持板(4L,4R)を任意な角度で締結固定できる構造とする。
図12に左右の書籍保持板(4L,4R)の上端面に、電池式照明器具(28)を差し込み装着した正面左方向からの本発明の上半分の斜視図を示す。読者は前記電池式照明器具(28)を準備することで、電源の乏しい場所であっても隣人に迷惑を掛けることなく、夜間の読書用として活用可能となる。
図13に前述実施例3で示す本発明を寝床の中で仰臥しながら使用している読者の左横方向からの斜視図を示す。左右の縦柱(2L,2R)を両脇に挟み抱き込むことで、書見台自体が自立式であることに加え、必然的に上腕背部と肩背部の体重がベース板(3R)上に掛り、極めて安定してストレスレスで読書に興じる事が出来る。
図14に介護用ベッド(31)の上で仰臥姿勢のまま上半身を起こし、前述実施例3で示す本発明を使い読書をしている左横方向からの図を示す。ベース板(3R)が足腰の方向に大きく伸びていないので、介護用ベッド(31)がさらに上昇して傾斜がきつくなっても、書籍面と顔面の位置関係が変わらないため安心安楽に読書ができる。
本発明は、自立式の構造を持っているために汎用性が高く、ベッドや布団の種類形状を問わず、どのような寝具の中でも使用が可能である。また物品集合ユニットなど多くの機能を兼備していることやコンパクト・堅牢・使い勝手の良さなどの理由で、従来の仰臥用書見台の常識を覆すものとして、今まで以上に社会へ貢献浸透する可能性を秘めている。
また前述その汎用性の高さから、不特定多数の人を対象としたレンタル用備品として病院内や介護施設などにストックしておくことで、常時仰臥姿勢を維持し続けなければならない患者さんや、寝床の中で常に体位を変え悪戦苦闘しつつ長時間の読書をしている患者さんなど、多くの読書愛好家の利便性の向上に大きく貢献できる可能性も秘めている。
電源の乏しい場所であっても、書籍保持板の上端面に電池式照明器具(28))を装着することで、隣人に迷惑を掛けることなく、夜間の読書用として活用できる可能性がある。
1 書籍載置板
2L 縦柱左
2R 縦柱右
3L ベース板左
3R ベース板右
4L 書籍保持板左
4R 書籍保持板右
5L 書籍落下防止板左
5R 書籍落下防止板右
6 書籍
7 ページクリッパー
8U 連結ブロック上(左右の書籍保持板を背後で連結固定)
8L 連結ブロック下(左右の書籍保持板を背後で連結固定)
9−V 逆V型専用フック(タブレット・スマホ保持用)
9−L 逆L型専用フック(タブレット・スマホ保持用)
9−U 逆U型専用フック(タブレット・スマホ保持用)
10 専用ガイドレール(上記各専用フック用/樹脂製)
11U 吊りコマ上(上記専用ガイドレール用)
11L 吊りコマ下(上記専用ガイドレール用)
12 横梁
13 物品集合ユニット
14 手帳型電子機器
15 固定ツメ(手帳型電子機器キーボード側固定用)
16 可動ツメ(手帳型電子機器キーボード側固定用)
17 化粧ボルト(上記可動ツメ移動および締め付け用)
18〜23 各種文具
26 支持板(手帳型電子機器用)
27 物品収納ボックス
28 電池式照明器具
31 介護用ベッド
32 回動支持コマ
A A4版本の書籍の外形想像線
B 週刊誌大の書籍の外形想像線
C A5版本・B5版本の書籍の外形想像線
D 文庫本・新書本・A6版本の書籍の外形想像線
イ A4版本などの書籍のページクリップが可能なエリア
ロ 週刊誌大の書籍のページクリップが可能なエリア
ハ 文庫本・新書本・A6版本のページクリップが可能なエリア
ニ 週刊誌大の書籍のページクリップが可能なエリア
ホ A5版本・B5版本のページクリップが可能なエリア
T タブレット
S スマホ

Claims (4)

  1. 書籍底端面をその上面に受ける手前に前傾した書籍載置板と、前記書籍載置板の下面の左右から垂下する、人が両脇で挟み抱き込み保持しやすいように、前後方向を長辺とした長方形の断面を持つ左右の縦柱とで本発明の基礎となる門型の構造を作り、その基礎となる門型の構造を構成する前記左右の縦柱を、仰臥姿勢で読書をする人の上腕背部もしくは肩背部の体重が必然的に掛るように配置された左右のベース板上の各々内側後端部付近に立脚自立させ、揺れや滑りやバウンドから解放された安定感安心感のある読書環境を実現し、前記書籍載置板の前端面には中央に間隔を置いて左右に分割された書籍落下防止板を設置し、前記書籍載置板の後ろ端面には、左右に分割され、その背後を前面に凹加工が施された連結ブロックで連結固定された、書籍を保持する書籍保持板を立設させ、前記左右に分割された書籍落下防止板と前記書籍保持板の間に位置する前記書籍載置板の上面に、見開き状態にした書籍の書籍底端面を載置し、書籍外周の任意且つ適切な位置を前記書籍保持板共々外周よりページクリッパーで挟み保持することを特徴とする仰臥用自立式多機能書見台。
  2. 前記書籍載置板の後ろ端面に立設された前記書籍保持板の左右の外側端面に、階段状もしくは階段状と斜め状が合わさった切り欠きを施し、前記書籍載置板の上面に見開き状態で載置された書籍の外周端面と、前記書籍保持板の左右の外側端面に施された階段状もしくは階段状と斜め状が合わさった切り欠きとの概ね合致するまたは交差する任意且つ適切な位置を、前記書籍保持板共々外周からページクリッパーで挟み保持することを特徴とする請求項1記載の仰臥用自立式多機能書見台。
  3. タブレットまたはスマホ保持用の専用フックを上下にガイドする樹脂製の専用ガイドレールを、前記連結ブロックの前面に加工された凹部に装着し、タブレットまたはスマホを前記書籍載置板の上面に載置し、前記連結ブロック前面に加工された凹部に装着された樹脂製の専用ガイドレールの内径側にタブレットまたはスマホ保持用の専用フックを挿入して自重落下させ、前記タブレットまたはスマホ保持用の専用フックに施された溝部分がタブレットまたはスマホの上端面に嵌り込むことで、タブレット・スマホは保持され、タブレット・スマホの操作が可能となることを特徴とする請求項1または請求項2記載の仰臥用自立式多機能書見台。
  4. 前記書籍載置板の下面の左右から垂下する前記左右の縦柱の中間位置に、前記左右の縦柱を架け渡し且つ手前に前傾した横梁を設置し、前記横梁の概ね中央に手帳型電子機器を立設し、その両側および背後には各種文具を配置して物品集合ユニットとし、もしくは前記手帳型電子機器や前記各種文具を収納可能とした物品収納ボックスとし、仰臥姿勢の読者は仰臥姿勢のまま手を伸ばすだけで、前記物品集合ユニット上の、もしくは物品収納ボックス内の各種物品を使用可能とすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の仰臥用自立式多機能書見台。
JP2017147185A 2017-07-11 2017-07-11 仰臥用自立式多機能書見台 Active JP6473941B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017147185A JP6473941B2 (ja) 2017-07-11 2017-07-11 仰臥用自立式多機能書見台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017147185A JP6473941B2 (ja) 2017-07-11 2017-07-11 仰臥用自立式多機能書見台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019017955A JP2019017955A (ja) 2019-02-07
JP6473941B2 true JP6473941B2 (ja) 2019-02-27

Family

ID=65353352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017147185A Active JP6473941B2 (ja) 2017-07-11 2017-07-11 仰臥用自立式多機能書見台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6473941B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102695937B1 (ko) * 2022-04-13 2024-08-19 강영복 와식 겸용 다기능 거치대

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3128573A (en) * 1962-09-28 1964-04-14 Lester C Johnson Adjustable book holder
JPS5026950U (ja) * 1973-07-06 1975-03-28
JP2006150014A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Hideo Mori 書見台
JP2006297033A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Kunihiko Konno 書見台
JP4750533B2 (ja) * 2005-09-13 2011-08-17 司 與那城 仰臥用書見台
JP3129892U (ja) * 2006-12-19 2007-03-08 隆三 阿部 仰臥用書見装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019017955A (ja) 2019-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8056871B2 (en) Portable and adjustable stand for laptop computers or other devices
CN202588784U (zh) 折叠式可调角度阅读架
US20100155346A1 (en) Multifunctional rack structure
JP6473941B2 (ja) 仰臥用自立式多機能書見台
CN204420511U (zh) 一种夹持式平板支架
KR101760562B1 (ko) 접이식 독서대
JP2006075448A (ja) 書見板・書見板台組合わせ式の筆記台付汎用書見台
KR20220023807A (ko) 펼침 각도 조절 독서대
JP4328567B2 (ja) デスクシステム
JP3732222B1 (ja) 書棚付き机
JP3234737U (ja) 木製卓上型傾斜調整可能な学習作業台
JP3150054U (ja) 汎用書見台
KR200316841Y1 (ko) 클램프를 채용한 절첩식 독서대
TW202032057A (zh) 可調式承載架
CN217659026U (zh) 一种多方位展示笔记本的陈列架
JP2022165437A (ja) タブレットなどの載置用スタンド
JP5249446B1 (ja) 書見台
JP3155161U (ja) ミラートレイ
JP3168311U (ja) 折畳み式万能書見台
KR20100002682U (ko) 독서 걸이가 가능한 책상
KR20080000833U (ko) 책장 겸용 책상
JP3184536U (ja) マグネット盤利用の折畳み式万能書見台
KR20230143446A (ko) 사용이 편리한 다기능 독서대
JP3183229U (ja) ブックスタンド
CN203762538U (zh) 多功能学习桌

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6473941

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250