JP3129892U - 仰臥用書見装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 仰臥用書見装置を安価に提供する。
【解決手段】 本考案に係る仰臥用書見装置の基本構成は、簡易本箱等の支持台1上に取付け台2を安定状態に取り付け、取付け台上に揺動自在に設けてある梁部材5に書物保持具31を鎖等の吊支手段によって吊支したものからなる。梁部材5はキャスター7により揺動運動を容易としてあり、1対の操作紐8a,8bの操作により寝具中に仰臥した使用者が片手で書物保持具31を移動可能としてある。就寝や起き上がる際には操作紐により書物保持具31を退避させ、読書する際には所望の位置までこれを移動可能としてある。書物保持具31は下保持部37と上保持部39との間隔を調整可能としてあり、下保持部37には見開き面を下向きにした状態で、本を押さえ付ける押圧具を設けることにより本が書物保持具からずり落ちることを予防可能とするものもある。
【選択図】 図1

Description

本考案は、仰臥状態で読書を容易にする仰臥用書見装置に関するものである。
周知のとおり、寝る前に寝具に入った状態又は入院患者等は仰臥した状態での読書願望がある。仰臥した状態で読書をするためには、両手で本を開いて視力と一致する位置に保持する必要があるが、この状態を持続させることは困難である。そこで、仰臥した状態で読書可能に本を見開き状態で保持することを可能にした、いわゆる仰臥用書見装置に関するいくつかの特許文献がある。
特許文献1には、台座に支柱を立て、この支柱の先端に水平方向に回動自在な回転軸を支持し、この回転軸の先端部にアームを設け、このアームと一体に本を載せる架台枠を所望の傾斜角になるように設け、この架台枠に滑り止め付きの透明板を嵌め込んでなる仰臥読書スタンドが記載されている。架台枠上に本の見開き面を下向きに載せ、仰臥した状態で下から透明板を透かして読み取り可能としてある。特許文献2には、昇降可能な1対の支持柱を設け、それらの上端部に上下法王に揺動可能なアーム部材を設け、これらのアーム部材の内側に設けたスライド溝間に透明載置板の両縁部を摺動可能に架け渡したものからなる仰臥用読書スタンドが記載されている。これも透明板上に本の見開き面を下向きにして載置し、下から透明板を透過して読み取り可能とするものである。特許文献3には、台上に立設された支柱に、上下方向へ揺動可能に自在アームを設け、さらにこの自在アームの先端に同じく上下方向へ揺動可能な支持アームを設け、この支持アーム上にこれを跨ぐように支持翼を設け、この支持翼の先端にV字形の受け板を回動自在に支持したものからなる仰臥用書見装置が記載されている。1対のV字形の受け板で本の見開き面を下向きに下状態で支持可能であり、片手で受け板を動かしてページめくりを可能としたところに特徴がある。
さらに、特許文献4には、立て形本箱などを利用した支持台に支持された梁部材の所望位置に吊支可能かつ仰臥状態で読書可能に本を保持する書物保持具を備えた仰臥用書見装置が記載してある。上記の書物保持具は、背板の上下両端部に本の見開き面を下向きに保持するための保持部が設けてある。この書物保持具は単体のものもあるが、背板同士を上下方向に摺動可能とすることにより本のサイズに合わせて伸縮可能とした複合型が採用されている。書物保持具の位置は吊支手段である吊り紐の長さを調整可能であるとともに、梁部材を揺動可能とすることにより任意の位置にセット可能としてある。
実開平6−66374号公報 特開平9−75139号公報 特開2000−139580号公報 登録実用新案第127332号
上記の各特許文献記載の書見装置等は、それぞれ利用目的に対応してそれぞれの機能を果たし得るものと思料する。しかしながら、特許文献1記載の考案は、構成が簡単である分強度的に問題があり、いわゆる文庫本のような軽量物以外は利用困難であることが危惧される。また、透明板上に載せるものであることから、ページめくりが面倒なことが考えられる。特許文献2記載の発明は、構造が堅固であるため強度的な問題はない反面、重量が大きくなることからふとんなどの寝具の下に座板を出し入れする操作が面倒であるほか、価格が高くなり、さらにページめくりが面倒であるという問題が生じる。特許文献3記載の発明は、人口透析患者等のごとく片手しか使いないような状態になっているような人々には朗報であるが、両手を使うことができる人々にとっては、受け板で見開き面の多くの割合を覆ってしまうことから頻繁に受け板をずらしながら読まなければならないため、煩わしいものとなる懸念がある。
特許文献4に記載した考案に係る仰臥用書見装置は、安価かつ仰臥状態で読書がしやすい特徴がある。欠点としては寝たままの状態で梁部材を操作するためにはこれに手が届かないこと、及び本を保持部で支持した状態において中央部が高くなって見開き面が狭くなるために読みにくいことがあること、梁部材を動かしたときに振動などによって本の位置がずれて落下するおそれが生じることが懸念される。本考案の課題は、特許文献4に記載した考案に係る仰臥用書見装置について、梁部材の操作を容易にすること及び振動などにより本が本保持装置からずり落ちないようにすることにある。
上記の課題を解決するために、本考案の仰臥用書見装置は、以下の手段を採用することにより以下の作用効果を生じるようにしたものである。請求項1に記載した考案は、先行出願に係る登録実用新案の改良に関するものである。すなわち、上記の仰臥用書見装置の基本構成は、寝具の側端部又は前端部近傍に設置した支持台上に取付け台を安定状態に取り付け、上記の取付け台上に一端部を中心として水平方向に揺動可能に取り付けてある梁部材と、この梁部材の所望位置に吊支可能かつ仰臥状態で読書可能に本を保持する書物保持具とを備えたものからなる。本考案は、この仰臥用書見装置において、梁部材の所定位置に、仰臥状態で当該梁部材を揺動操作可能にする操作紐が設けてあるところに特徴がある。
上記構成において、操作紐の端部を使用者が仰臥状態のまま手でこれを引けば、梁部材が所望の方向に揺動移動するので、読書を中断して起き上がろうとする時、あるいは読書を終了して眠りに就こうとする際に、梁部材及び書物保持具を頭上から退避させる操作を容易にする。
請求項2に記載した考案は、同じく先行出願に係る登録実用新案の改良に関するものである。すなわち、本の下端部を保持する下保持部を一体に備えた第1の背板と、本の上端部を保持する上保持部を一体に備えているともに、第1の背板と部分的に重なり合いかつ相互に摺動可能に設けてある第2の背板とを備えた上記の書物保持具について、第1の背板における第2の背板と重なり合わない範囲の所定位置に、書物保持具に見開き面を下向きに収納した本の略中央部を、押圧状態に維持可能にする押圧具が設けてあることを特徴とする
読書対象である本は、書物保持具の上下に設けてある保持部によって見開き状態で書物保持具に収納されるのであるが、本の自重だけでは開き度が不十分なことがある。また、何らかの原因により書物保持具が揺れたりすると、本がずれて落下するおそれも生じる。この押圧具は、背板の背面側から本の中央部の盛り上がっている部分を押さえ付けることにより十分な開き状態にするとともに、押圧力により摩擦抵抗を大きくして書物保持具からずり落ちることを防止可能とする。押圧具の具体的な構成例としては、第1の背板を貫通するように取り付け可能な円筒体からなる軸部材の中間位置に、180°の対象位置に突部を設け、円筒体を軸方向に90°回転させることによりこれらの突部が貫通穴の凹部を通過可能としたものがある。
本考案は、書物保持具を吊支する梁部材を使用者が仰臥状態のまま操作紐により書物保持具の位置を任意に変更可能としてあるので、健常者は元より病臥者でも容易に操作容易となるので、誰にでも容易に読書を楽しむことができるようになる。また、書物保持具の中央部に押圧具を設けるようにすれば、本の見開き面の開き度が大きくなるので、読みやすくなるとともに、書物保持具からの本のずり落ちを防止可能となるので安心して読書にいそしむことができるようになる。
図1は、本考案に係る仰臥用書見装置(以下「書見装置」という)を用いて使用者が仰臥状態で読書をしている状態を示している。この書見装置は、寝具(ふとん)Fの側端部近傍に設置した立て形の本箱(支持台)1上に、取付け台2を載置し、これを複数の固定手段(クランプ(図示略))で安定状態に取り付けたものからなる。取付け台2上には、角パイプ製の梁部材5が水平方向に揺動自在に取り付けてある。
梁部材5は、一端部が取付け台2の一の角部2aの近傍に設けてある支軸6を中心として揺動可能であり、両側の角部2b,2d近傍の2点を結ぶ円弧上を転動するキャスター7により揺動がスムーズに行われるようにしてある。梁部材5の先端部近傍には、吊支手段3を介して後述の書物保持具31が吊支してある。梁部材5は、基部である第1梁5aの先端部に出し入れ自在に挿着してある第2梁5bとからなる継ぎ竿式となっており、第2梁を進退させることによる全体の長さ調整を可能としてある。第2梁5bは、後述の吊支用突起部5eの存在により第1梁内への進入量は規制されているが、最大引き出し量は強度及び抜け落ち防止の観点から引き出し限度となる位置には目印(図示略)を付してある。第1梁5aのキャスター7が設けてある部分の両側部には操作紐8(8a,8b)の取付部5c,5cが設けてある。
操作紐8は、左右の着色を異なるようにしたものを採用(例えば頭上に近づく操作をする方を赤、遠ざかる方を青とする)することにより、梁部材5の揺動方向を選択容易としてある。各操作紐8a,8bは、先端部がいずれも取付け台2の外周部に設けてあるリング部材(アイねじ)9,9,9によって方向変換をすることにより、仰臥状態で操作容易とする位置に吊り下げられた状態となっている。第2梁5bの先端部近傍における上面の所定位置には、2個の吊支用突起部5e,5eが設けてあり、上記の書物保持具31は吊支手段である吊り紐3により吊支可能としてある。
図2は、最も簡単な構成の単体型の書物保持具を示しており、図3は、この保持具を使用している状態を示している。図2に示すように、この書物保持具11は、背板部15の下端部に下保持部17を、そして上端部に上保持部19を備え、背板部に吊支手段である吊り紐13を取り付けたものがある。下保持部17は背板から前方へ直角に立ち上げてなる立ち上げ部17aと、この立ち上げ部17aの先端部に固着してある当接部17bとからなる。また、上保持部19は同様に立ち上げ部19aと、当接部19bとからなる。下保持部17の当接部の張り出し量(h1)すなわち下方に向けて張り出している幅は、上当接部19の当接部の張り出し量(h2)よりも小さくなっている。
図3は、上記の書物保持具11を吊支した状態の側面の状態を示している。図示してあるように、セットされた本Bは、下端部が重力により下保持部7の立ち上げ部17aと当接状態となるのに対し、上保持部19の立ち上げ部19aは、本Bをセットする際に必要な余裕を見込んで上方にずらして設けることを可能とするためである。これを実際に使用する場合には、吊り紐13の結着位置により書物保持具11の傾き角を任意に調節し、上下の保持部17,19に本Bの見開き面を下向きにした状態に収納すればよい。安価に提供可能である反面本のサイズ毎に保持具を必要とする短所がある。
図4は、書物保持具の他の構成例として、複合型の書物保持具を直立させた状態で示したものである。この書物保持具31は、2部材を組み合わせることにより下保持部37と上保持部39との間隔を調整可能な構成を採用したものである。具体的には、下保持部37を第1の背板35と一体にした母構造体Mと、上保持部39を第2の背板35と一体にした子構造体Cとを組み合わせたものからなる。子構造体Cは、母構造体Mに抱かれた状態でセットすべき本の縦方向に並行して摺動可能となっている。
母構造体Mは、図5に示すように、第1の背板35の下端部前面に、下保持部37の立ち上げ部37aが設けてある。下保持部37は立ち上げ部37aの先端部に当接部37bを一体に設けたものからなる。第1の背板35は、セットしようとする本を充分に収容可能な幅を有するとともに、これらの本の縦長の変化に対応可能な長さを有するものとしてある。第1の背板35の下端部近傍の表面から本の最小縦長となる範囲には、両側部に子構造体Cを抱持するための1対のガイド35a,35aが設けてある。ガイド35aは本を保持するのに必要な強度を有している必要がある。第1の背板35には、横幅の中央部に位置決め用の小孔35c,…が配設してある。第1の背板35の背面側には、上記の単体型保持具11における取付け孔15a,15aと同様の機能を果たす吊支用フック部35d,…(1対だけ図示)が配設してある。位置決めの際に選択した各フック部35d,35dに吊り紐33,33を結び付けることにより書物保持具31を吊支可能とする。
図6に示すように、子構造体Cは、第2の背板36の上端部前面に上保持部39を一体に設けたものからなる。第2の背板36の幅は、母構造体Mのガイド35a,35aに対応可能なものとしてあり(図4参照)、その長さはセットしようとする本の最長縦長に対応可能なものとしてある。上保持部39は、下保持部と同様に立ち上げ部39aとその先端部に固着してある当接部39bとからなる。上保持部39の当接部39bの幅は、下保持部37の当接部37bの幅よりも大きくしてあることは上記の単体型の場合と同様である。
第2の背板36には、横幅の中央部に1〜5個の位置決め手段用小孔36c,…が設けてある。これらの小孔36cの位置は、下保持部37と上保持部39との位置関係を、本をセットするのに適した間隔とすることが望ましい。位置決めは、両背板のいずれかの小孔同士を一致させ、そこに位置決め手段としての位置決めピン41(図7参照)を背板の背後から差し込むだけでよい。この位置決め手段の小孔の組合せは、上記に拘束されることなく、デザイン、強度その他の要素を考慮して決めることが望ましい。なお、位置決め操作を容易にするために、第2の背板35の正面に目盛りを付け、あるいは第1の背板35を透明板又は半透明板で構成することにより、第2の背板に設けてある位置決め孔の位置が容易に判るようにするとよい。
上述の位置決めピン41の例としては、図7に示すように、ロッド状の装着部41aとその先端部に設けてあるつまみ部41bとからなるものを採用してある。つまみ部41bには、透孔41cが設けてあり、ストラップ41d等を取付け可能としてある。この他、位置決めピンの構成は、脱落防止手段を備えることにより使用中の抜け落ちをなくしたものとしてもよい。なお、位置決め手段は上記の構成に拘らず、第1の背板の背面側や前面側のガイド35a等にばね力を利用したクランプなどを採用してもよい。
図8は、上記の複合型書物保持具に押圧具51を備えた押圧具付き書物保持具41を示している。母構造体Mの構成が上記の複合型保持具とは少し異なるが、共通性を有する要素の符号については上記の複合型書物保持具31と同様のものとしてある。上記した押圧具51は、円筒状の軸部材53の先端部に、本を下保持部37に押さえ付けるための押圧板55と、ストッパ用突起53a(図10参照)と、つまみ部55bとからなる。軸部材53は、母構造体Mを構成する第1の背板35の下部中央にくり抜いてなる穴部35fに進退可能に挿着してある。
図9は、母構造体Mを背面側から見た状態を示しているが、第1の背板35の背面には穴部の周囲を取り囲む管状突起部35gを形成することにより軸部材53の進退動作に対する補強措置を施してある。管状突起部35gの内側に設けてある穴部35fには、上述のとおり押圧具51の軸部材53が挿着してある。
図10は、第1の背板35と押圧具51との関係を断面図で示したものである。図示してあるように、軸部材53の中間位置の180°対象位置にはストッパ用突起53a,…が設けてあり、つまみ部55bをつまんで90°回転させることにより第1の背板35に対する位置決めを可能としてある。これに対し、背板35の穴部35fの内周部には、上下2か所に上記のストッパ用突起53a,…が軸方向に通過可能な凹部35h、35hが設けてある。各ストッパ用突起53aをこれらの凹部35hに合わせて軸部材53を進退させ、押圧板55を所望の位置に位置させた状態でつまみ55bを回せば、ストッパ用突起53aが背板35の穴部35fによって停止させられるので、本を押さえ付けた状態に維持可能となる。
図11は、書物保持具41に収納した本Bを、押圧具51によって本の下部中央部を押圧して保持部37に押し付けている状態例を示している。このように、押圧具51は、本を書物保持具41の下保持部37に押し付けることにより本の開き度を大きくして読みやすくするとともに、移動の際などにおける振動等により保持部からずり落ちることを予防する働きをする。もちろん押圧具51の操作が面倒な場合には、押圧板55を後退させたままにしておいてもよい。押圧具51の変形例としてはストッパ用突起53a(図10参照)の代わりに軸部材53の外周部におねじを刻設し、背板35の穴部35fにめねじを刻設したものの組合せを採用してもよい。こうすることにより、押圧板55の位置調整が無段階式となるので、本に対する押さえ付け状態を良くすることができる利点がある。
この書物保持具31(41)を使用する場合には、図1に示す支持台1に取り付ける前に、書物保持具を梁部材5に吊支する。単体型の書物保持具(図2,3参照)を採用する場合には、本のサイズに対応するサイズの書物保持具を梁部材5に吊支する。複合型の書物保持具31(41)を採用する場合には、予め読もうとする本のサイズに合わせて下保持部37と、上保持部39との間隔を決め、位置決め手段で位置決めしてから書物保持具31に本をセットする。さらに吊支手段(吊り紐)3を用いて書物保持具31を支持台Dの梁部材55bに取り付ける。この時、単体型及び複合型の両者に共通することであるが、本の傾き角や眼からの距離などを予め設定しやすくしておくとよい。本のセットが終わったら次に使用者が寝具F内に仰臥し、操作紐8を操作することにより書物保持具31を適切な位置に移動させて仰臥状態での読書が可能になる。
押圧具51を備えた書物保持具41については、軸部材53(図10参照)を操作して本を保持部に押さえ付ければよい。就寝するときや起き上がる場合には、同様にして操作紐8を操作して書物保持具31を安全な場所に退避させる。見開き面が暗くて読みにくいような場合には、見開き面を明るくするために投光手段を採用してもよい。投光手段は支持台Dに取り付けるものや、独立の照明など使用状況に応じたものを採用すればよい。
以上の説明において、吊支手段として2本の吊り紐又は鎖を用いたものとしてあるが、これを4本の吊り紐等を用い、本の傾斜角を任意に調節することも可能である。また図1では、支持台1の梁部材が寝具の横から頭上に延びるようになっているが、梁部材を頭部の先方から伸びるように設置するようにしたものであってもよい。この場合の吊支手段はこれに対応した構成とする必要があることは言うまでもない。
本考案は、本を保持するための物品に関するものであり、本考案の実施により産業の発展に貢献するものである。
本考案の構成並びに使用状態を示す説明図である。 単体型の書物保持具を示す斜視図である。 単体型の書物保持具の使用状態を示す側面図である。 複合型書物保持具の全体構成を示す斜視図である。 母構造体を示しており、(a)は平面図、(b)は正面図である。 子構造体を示しており、(a)は正面図、(b)は平面図である。 位置決めピンの構造例を示しており、(a)は正面図、(b)は側面図である。 押圧具付き複合型書物保持具の斜視図である。 押圧具付き複合型書物保持具の母構造体を示す斜視図である。 押圧具の動作を示す説明図であり、(a)は横断面図、(b)は(a)のA−A線の断面図、(c)は他の状態における横断面図、(d)は(c)のC−C線の断面図である。 押圧具付き書物保持具における押さえ付け状態を示す断面図である。
符号の説明
11,31,41 書物保持具
3,13,33 吊支手段
17,37 下保持部
19,39 上保持部
35 第1の背板
36 第2の背板
51 押圧具
55 押圧板
B 本
F 寝具

Claims (2)

  1. 寝具の側端部又は前端部近傍に設置した支持台上に取付け台を安定状態に取り付け、上記取付け台上に一端部を中心として水平方向に揺動可能に取り付けてある梁部材と、上記梁部材に吊支可能かつ仰臥状態で読書可能に本を保持する書物保持具とを備えている仰臥用書見装置において、
    上記梁部材には仰臥状態で当該梁部材を操作可能にする操作紐が設けてある
    ことを特徴とする仰臥用書見装置。
  2. 請求項1において、本の下端部を保持する下保持部を一体に備えた第1の背板と、本の上端部を保持する上保持部を一体に備えているともに上記第1の背板と部分的に重なり合いかつ相互に摺動可能に設けてある第2の背板とを備えた書物保持具において、上記第1の背板における上記第2の背板と重なり合わない範囲の所定位置に、当該書物保持具に見開き面を下向きに収納した上記本の略中央部を押圧状態に維持可能にする押圧具が設けてあることを特徴とする仰臥用書見装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019017955A (ja) * 2017-07-11 2019-02-07 政明 松尾 仰臥用自立式多機能書見台

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