JP3259090B2 - 仰臥用書見台 - Google Patents
仰臥用書見台Info
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- JP3259090B2 JP3259090B2 JP37680599A JP37680599A JP3259090B2 JP 3259090 B2 JP3259090 B2 JP 3259090B2 JP 37680599 A JP37680599 A JP 37680599A JP 37680599 A JP37680599 A JP 37680599A JP 3259090 B2 JP3259090 B2 JP 3259090B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタンド装置等に
接合することを前提とした、仰臥状態で書物の見開きを
保持可能な仰臥用書見台に関するものである。
接合することを前提とした、仰臥状態で書物の見開きを
保持可能な仰臥用書見台に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術は、仰臥用書見台に透明板な
どの載置板を使用するものや、表示頁保持のための複雑
な止め具を設置するものがあった。
どの載置板を使用するものや、表示頁保持のための複雑
な止め具を設置するものがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の仰臥用書見台等
は透明板を使用するものが多く、これを使用した場合表
示頁に対して焦点をあわせづらく、また光源による透明
板からの反射現象が表示頁に重なって見えるため読みづ
らいという問題があった。さらに書物の大きさや厚みに
対しての対応が現実的でなく、止め具を使用した場合で
も頁めくりの度に設定労力が必要となっていた。
は透明板を使用するものが多く、これを使用した場合表
示頁に対して焦点をあわせづらく、また光源による透明
板からの反射現象が表示頁に重なって見えるため読みづ
らいという問題があった。さらに書物の大きさや厚みに
対しての対応が現実的でなく、止め具を使用した場合で
も頁めくりの度に設定労力が必要となっていた。
【０００４】本発明は、透明板を使用せず表示頁をめく
る度に設定労力を必要としない、仰臥状態で使用するス
タンド装置等に接合することを前提とした、仰臥用書見
台を提供することを課題とする。
る度に設定労力を必要としない、仰臥状態で使用するス
タンド装置等に接合することを前提とした、仰臥用書見
台を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】台座アームを所定の位置
に立設した座板の上部を所定の溝と書物の見開き角度に
形成し、さらに座板に一対の同一寸法で書物の余白部分
と同等か若干幅の狭い見開き固定ステーを前記台座アー
ムと所定の間隔をとり前記角度と平行にかつ座板面に対
し垂直に接合し、座板裏面には筒状のストッパー筒材を
接合するとともにＬ字状の先端部を若干湾曲させた形の
ストッパーステーを挿入することで前記溝と係合しつつ
昇降可能にし、前記台座アームにスライド可能に取り付
けた前記見開き固定ステーと同等の幅と傾斜角度に設定
した補助見開き固定ステーとで構成し、前記中の何れか
の部材によりスタンド装置や固定器具等に接合すること
を前提として使用することからなる、仰臥用書見台を使
用する。
に立設した座板の上部を所定の溝と書物の見開き角度に
形成し、さらに座板に一対の同一寸法で書物の余白部分
と同等か若干幅の狭い見開き固定ステーを前記台座アー
ムと所定の間隔をとり前記角度と平行にかつ座板面に対
し垂直に接合し、座板裏面には筒状のストッパー筒材を
接合するとともにＬ字状の先端部を若干湾曲させた形の
ストッパーステーを挿入することで前記溝と係合しつつ
昇降可能にし、前記台座アームにスライド可能に取り付
けた前記見開き固定ステーと同等の幅と傾斜角度に設定
した補助見開き固定ステーとで構成し、前記中の何れか
の部材によりスタンド装置や固定器具等に接合すること
を前提として使用することからなる、仰臥用書見台を使
用する。
【０００６】
【作用】本発明による仰臥用書見台では、台座アームに
伏せた状態の書物の溝部分を載置しつつ座板方向へスラ
イドさせることにより、ストッパーが書物を挟み込むこ
とになる。その後書物を放すことで、見開き固定ステー
と補助見開き固定ステー及び台座アームに書物の工字状
余白部分が載置し、読書することになる。
伏せた状態の書物の溝部分を載置しつつ座板方向へスラ
イドさせることにより、ストッパーが書物を挟み込むこ
とになる。その後書物を放すことで、見開き固定ステー
と補助見開き固定ステー及び台座アームに書物の工字状
余白部分が載置し、読書することになる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を添付図に
基づいて説明する。図２は、本発明の一実施形態による
仰臥用書見台を備えたスタンド装置を説明するための斜
視図であり、図１は仰臥用書見台部拡大斜視図、図５は
仰臥用書見台の使用状態を示す斜視図、図３は書物の浮
き止めストッパー部材設定機構を示す斜視図、図４は補
助見開き固定ステーの設定機構とスタンド部材との接合
を示す斜視図、図６はスタンドアーム部材の傾斜角度設
定機構を示す斜視図である。
基づいて説明する。図２は、本発明の一実施形態による
仰臥用書見台を備えたスタンド装置を説明するための斜
視図であり、図１は仰臥用書見台部拡大斜視図、図５は
仰臥用書見台の使用状態を示す斜視図、図３は書物の浮
き止めストッパー部材設定機構を示す斜視図、図４は補
助見開き固定ステーの設定機構とスタンド部材との接合
を示す斜視図、図６はスタンドアーム部材の傾斜角度設
定機構を示す斜視図である。
【０００８】本実施形態におけるすべての材料は鉄製の
ものである。
ものである。
【０００９】以下、スタンド装置２について説明する。
スタンド固定器具２ｍに円形の筒状基台２１を回転可能
に立設し、先端部を凸形にしねじ穴を設けた円柱状支持
柱２ｋを挿入することで段階的に昇降可能にしてねじで
固定する。さらに一方を凹形にした角筒状のスタンドア
ーム固定具２ｈを前記凹凸部分で軸支可能に接合すると
ともに、図６に示した支持柱２ｋに溶接により接着した
傾斜角度設定部材２ｊにボルト２ｉを挿入して傾斜角度
を調整する。立方体のスタンドアーム２ｇは前記スダン
ドアーム固定具２ｈに挿入することで長さを調整しねじ
で止めるとともに、一方には補助見開き固定ステー１ｆ
との接合部を設ける。
スタンド固定器具２ｍに円形の筒状基台２１を回転可能
に立設し、先端部を凸形にしねじ穴を設けた円柱状支持
柱２ｋを挿入することで段階的に昇降可能にしてねじで
固定する。さらに一方を凹形にした角筒状のスタンドア
ーム固定具２ｈを前記凹凸部分で軸支可能に接合すると
ともに、図６に示した支持柱２ｋに溶接により接着した
傾斜角度設定部材２ｊにボルト２ｉを挿入して傾斜角度
を調整する。立方体のスタンドアーム２ｇは前記スダン
ドアーム固定具２ｈに挿入することで長さを調整しねじ
で止めるとともに、一方には補助見開き固定ステー１ｆ
との接合部を設ける。
【００１０】以上がスタンド装置２であり、スタンド固
定器具２ｍをベッドの枠等に固定し使用する。また高
さ、長さ、傾斜角度を調整することで見やすい位置に移
動可能で、使用後は回転基台２１を９０度回転し収納す
る。
定器具２ｍをベッドの枠等に固定し使用する。また高
さ、長さ、傾斜角度を調整することで見やすい位置に移
動可能で、使用後は回転基台２１を９０度回転し収納す
る。
【００１１】仰臥用書見台１については以下の通りであ
る。図２に示したように上部をストッパーステー１ｄを
昇降可能にするための溝を形成し、さらに見開き角度１
２５度に設定し形成した座板１ａを使用する。座板裏面
には筒状のストッパー筒材１ｃを溶接により接着すると
ともに、先端部を若干湾曲させたＬ字状のストッパース
テー１ｄを挿入し、前記溝と係合しつつ昇降可能にして
ねじで固定する。座板表面の中央部所定位置に半円柱の
台座アーム１ｅを溶接により立設する。前記台座アーム
をはさんで所定間隔をとり、一対の同一寸法で幅が約１
ｃｍの見開き固定ステー１ｂを座板面に垂直にかつ前記
見開き角度と平行に溶接により接着する。補助見開き固
定ステー１ｆは台座アーム１ｅが貫通しかつスライド可
能になるよう設置しねじで固定するとともに、スタンド
アーム２ｇとの接合部を設ける。
る。図２に示したように上部をストッパーステー１ｄを
昇降可能にするための溝を形成し、さらに見開き角度１
２５度に設定し形成した座板１ａを使用する。座板裏面
には筒状のストッパー筒材１ｃを溶接により接着すると
ともに、先端部を若干湾曲させたＬ字状のストッパース
テー１ｄを挿入し、前記溝と係合しつつ昇降可能にして
ねじで固定する。座板表面の中央部所定位置に半円柱の
台座アーム１ｅを溶接により立設する。前記台座アーム
をはさんで所定間隔をとり、一対の同一寸法で幅が約１
ｃｍの見開き固定ステー１ｂを座板面に垂直にかつ前記
見開き角度と平行に溶接により接着する。補助見開き固
定ステー１ｆは台座アーム１ｅが貫通しかつスライド可
能になるよう設置しねじで固定するとともに、スタンド
アーム２ｇとの接合部を設ける。
【００１２】以上が仰臥用書見台１であり、スタンドア
ーム２ｇと補助見開き固定ステー１ｆの接合部をボルト
で接合する。
ーム２ｇと補助見開き固定ステー１ｆの接合部をボルト
で接合する。
【００１３】
【実施の作用・効果】仰臥用書見台における作用等につ
いて説明する。
いて説明する。
【００１４】図４に示すように、半円柱の台座アーム１
ｅを使用するのは、スタンドアーム２ｇに接合した補助
見開き固定ステー１ｆに対して、台座アーム１ｅを立設
している座板等が回転せずにスライド可能にかつねじで
固定可能にするための平面部を設けるためである。
ｅを使用するのは、スタンドアーム２ｇに接合した補助
見開き固定ステー１ｆに対して、台座アーム１ｅを立設
している座板等が回転せずにスライド可能にかつねじで
固定可能にするための平面部を設けるためである。
【００１５】図５に示すように、見開き固定ステー１ｂ
が台座アーム１ｅとの間に所定の間隔を設けるのは、伏
せた状態で台座アーム１ｅに沿ってスライドする書物の
溝部分が湾曲するためであり、所定の間隔を設けること
で座板１ａまで見開き固定ステー１ｂに接触することな
くスライド可能となり、書物の破損を回避することにな
る。
が台座アーム１ｅとの間に所定の間隔を設けるのは、伏
せた状態で台座アーム１ｅに沿ってスライドする書物の
溝部分が湾曲するためであり、所定の間隔を設けること
で座板１ａまで見開き固定ステー１ｂに接触することな
くスライド可能となり、書物の破損を回避することにな
る。
【００１６】図３に示すように、ストッパーステー１ｄ
は、スライド時の書物を台座アーム１ｅとの間に挟み込
むためにＬ字状に形成するとともに、先端部を若干湾曲
させる。さらにこのストッパーステーは弾性を有し、ば
ね等の効果もある。
は、スライド時の書物を台座アーム１ｅとの間に挟み込
むためにＬ字状に形成するとともに、先端部を若干湾曲
させる。さらにこのストッパーステーは弾性を有し、ば
ね等の効果もある。
【００１７】座板１ａの上部傾斜線から見開き固定ステ
ー１ｂの接着線までの幅は、見開き固定ステーの幅約１
ｃｍと同等かそれ以下とする。これはハードカバーで重
い書物の場合のハードカバー部が座板面に載置すること
により、見開き固定ステー１ｂの幅を実質的に狭くさせ
た場合に書物の載置全体がが不安定になるのを防ぐため
であり、前記座板１ａの幅を極力狭くして、座板面にハ
ードカバー部分が載置しないようにするためである。＜
図示なし＞
ー１ｂの接着線までの幅は、見開き固定ステーの幅約１
ｃｍと同等かそれ以下とする。これはハードカバーで重
い書物の場合のハードカバー部が座板面に載置すること
により、見開き固定ステー１ｂの幅を実質的に狭くさせ
た場合に書物の載置全体がが不安定になるのを防ぐため
であり、前記座板１ａの幅を極力狭くして、座板面にハ
ードカバー部分が載置しないようにするためである。＜
図示なし＞
【００１８】以上が仰臥用書見台実施の作用と効果であ
り、書物の厚みはストッパーで調整し、大きさについて
は台座アームのスライド作用にて調整する。
り、書物の厚みはストッパーで調整し、大きさについて
は台座アームのスライド作用にて調整する。
【００１９】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【００２０】書見台に透明板を使用しないため、直接表
示頁を見ることができ、光源による透明板からの反射も
なくなり、目に優しい読書状態を得ることができる。
示頁を見ることができ、光源による透明板からの反射も
なくなり、目に優しい読書状態を得ることができる。
【００２１】頁めくり時に、度々開頁保持のための止め
具設定が不必要であり、設定機構が単純である。さらに
これまでの載置板を使用した発明と比べて、設備設定の
ための空間、特に平面を必要としないので実用的発明と
いえる。
具設定が不必要であり、設定機構が単純である。さらに
これまでの載置板を使用した発明と比べて、設備設定の
ための空間、特に平面を必要としないので実用的発明と
いえる。
【図１】 仰臥用書見台を示した拡大斜視図であ
る。
る。
【図２】 仰臥用書見台を備えたスタンド装置を示
した斜視図である。
した斜視図である。
【図３】 ストッパー部材設定機構を示した斜視図
である
である
【図４】 補助見開き固定ステーの設定機構等を示
した斜視図である。
した斜視図である。
【図５】 仰臥用書見台の使用状態を示す透視斜視
図である。
図である。
【図６】 スタンドアームの傾斜角度設定機構を示
した斜視図である。
した斜視図である。
１ 仰臥用書見台 １ａ 座板 １ｂ 見開き固定ステー １ｃ ストッパー筒材 １ｄ ストッパーステー １ｅ 台座アーム １ｆ 補助見開き固定ステー ２ スタンド装置 ２ｇ スタンドアーム ２ｈ スタンドアーム固定具 ２ｉ ボルト ２ｊ 傾斜角度設定部材 ２ｋ 支持柱 ２ｌ 基台 ２ｍ スタンド固定器具
Claims (3)
- 【請求項１】台座アームを所定の位置に立設した座板の
上部を所定の溝と書物の見開き角度に形成し、さらに座
板に一対の同一寸法で書物の余白部分と同等か若干幅の
狭い見開き固定ステーを前記台座アームと所定の間隔を
とり前記角度と平行にかつ座板面に対し垂直に接合し、
座板裏面には筒状のストッパー筒材を接合するとともに
Ｌ字状の先端部を若干湾曲させた形のストッパーステー
を挿入する事で前記溝と係合しつつ昇降可能にし、 前記台座アームにスライド可能に取り付けた前記見開き
固定ステーと同等の幅と傾斜角度に設定した補助見開き
固定ステーとで構成し、前記中の何れかの部材によりス
タンド装置や固定器具等に接合する事を前提として使用
することを特徴とする仰臥用書見台。 - 【請求項２】座板と、この座板に一対の見開き固定ステ
ーと昇降可能なストッパー部材と台座アームを設け、さ
らにこの台座アームに補助見開き固定ステーをスライド
可能に取り付けた構成からなり、スタンド装置等に前記
中の何れかの部分を接合することで使用することを特徴
とする仰臥用書見台 - 【請求項３】書物の見開き余白部分を載置し、傾斜角度
を有する工字状の固定台を備えることを特徴とする請求
項１又は請求項２記載の仰臥用書見台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37680599A JP3259090B2 (ja) | 1999-12-16 | 1999-12-16 | 仰臥用書見台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37680599A JP3259090B2 (ja) | 1999-12-16 | 1999-12-16 | 仰臥用書見台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001169835A JP2001169835A (ja) | 2001-06-26 |
| JP3259090B2 true JP3259090B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=18507760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37680599A Expired - Fee Related JP3259090B2 (ja) | 1999-12-16 | 1999-12-16 | 仰臥用書見台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3259090B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8304534B2 (en) | 2004-12-28 | 2012-11-06 | Nippon Beet Sugar Manufacturing Co., Ltd. | Process for producing difructose dianhydride III crystals |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4750533B2 (ja) * | 2005-09-13 | 2011-08-17 | 司 與那城 | 仰臥用書見台 |
| KR200460680Y1 (ko) * | 2009-11-26 | 2012-06-04 | 윤필용 | 이동식 책 스탠드 |
| JP5438741B2 (ja) | 2011-10-26 | 2014-03-12 | 株式会社アドバンテスト | パターン測定装置及びパターン測定方法 |
| JP2015217275A (ja) * | 2014-05-16 | 2015-12-07 | 山岸 秀章 | 読書台 |
-
1999
- 1999-12-16 JP JP37680599A patent/JP3259090B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8304534B2 (en) | 2004-12-28 | 2012-11-06 | Nippon Beet Sugar Manufacturing Co., Ltd. | Process for producing difructose dianhydride III crystals |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001169835A (ja) | 2001-06-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |