JP2015217275A - 読書台 - Google Patents

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JP2015217275A
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山岸 秀章
Hideaki Yamagishi
秀章 山岸
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Abstract

【課題】読書の際に書籍のページを開いた状態を固定し保持する、簡便で使いやすい本の保持装置を提供する。【解決手段】本の保持装置は、見開きの状態となっている本5の背と、見開いたページの中央部「のど」部6を、背板1および押さえ板2により、弾性的に挟むことにより本の保持を行い、角度可変な支持部4、あるいは曲げ自在な台座に取り付けた。【選択図】図4

Description

本発明は、読書の際に書籍のページを開いた状態を固定し保持する、簡便で使いやすい器具を提案するものである。
従来知られている書籍の保持器具は、保持の機構の扱いが複雑で、かつ本の種類によっては十分な保持機能を発揮しないことが多かった。
特開2013−169789号公報 特開2001−37551号公報 特開平10−337221号公報
近年、書籍の製本方法として、本の各ページの背部分に強固な糊を塗布し、固化して、ページを綴じる構造のものが主流となった。
しかしながら、このような糊綴じの本は、強固な糊が閉じた状態を保持しようと強い力が作用しているために、自然に放置すると閉じた形態となり、読書の際には、両手で保持してページを開いておく必要があった。
近年、書籍の文章を参照しながら、パソコンの文字入力をする機会が増えたが、このようなときには、両手が使えないために、何らかの保持器具を用いて、自然に閉じてしまう本をページを見開いた状態に保持する器具が求められるようになった。
また身体障害者が両手が自由に使えない場合などは、読書の際には本を見開きにする何らかの保持器具が必要となった。
従来知られていた技術
これらの目的で使用される従来知られている保持器具として、図1に示す構造のものや、図3で示すものが代表的なものである。
これら従来技術の概要と課題を以下にまとめる。
図1の保持機構は、本の本体が倒れないよう支える背板1、見開いたページの両端部の近くを抑えるための押さえ板2、本の重さを支える底板3、器具全体を立たせるための支持部4からなり、これらにより見開きの本を固定し、本全体を自立させる構造となっている。
このような器具の課題としては以下の通りである。
図2は、本を固定したときの状態を、上の方向から見た図である。
背板1、両ページを押さえる2つの押さえ板2、見開きの本5、本の糊付け部6が記されている。
また本を固定している力を記入している。
背板から本の糊付け部6を押す力8、押さえ板2が本を押す力7である。
図2から判るように本は3つの力によって保持されるが、押さえ板からの力7と背板からの力8は、力の方向が対向していない。すなわちこれらの力の合力は、モーメントを生じていた。
このために、本が自然に綴じようとする力が大きい場合や、ページのしなり具合、ページの表面の滑り度合いによって、押さえ板2が滑ったりして、完全に本が固定できないことがあった。
またページをめくるごとに、押さえ板2を外して、ふたたび押さえ板2で本を押さえ直し保持する作業が必要であり、とても煩雑であった。
図3の保持機構は、机などに置いた状態で、見開きのページの両端をはさむ器具により固定し、重りの重さによって本を閉じないようにする機構である。
この器具は、押さえ部2、重り9から構成される。
しかしながら、この方式は机などの支持面に見開きの本を置く必要があり、パソコン入力作業などの場合には、場所をとるという欠点があった。
また、ページをめくるごとにページの両端をそれぞれはさみなおすなど、作業が煩雑であった。
いずれの方式も、読書する際には保持させる手順や作業が煩雑であり、取り外しも簡便とはいえなかった。
本発明は、もっとも簡便な作業で、閉じようとする本の保持をおこなうとともに本自体の固定を可能とする機構を提案する。
課題を解決するための手段
図4に、本提案の機構の構造図を示す。
構成としては、本の背部分を支える背板1、見開きの状態を保持するための押さえ板2、本機構の全体を支える底板3、機構全体を支える支持部4からなっている。
押さえ板2は、背板1に対抗するように配置され、かつ、本を見開いたときの「のど」と呼ばれる見開き頁の合わせ目6に、安定して押し当てられるように形状が工夫されている。また本に接する面は、滑らかな面を有しており、本の紙面を傷つけないようになっている。また、本の紙面の文字を隠さないように、押さえ板2は、透明材質により構成することもできる。
図5は、本提案の機構により本を固定するときの力について説明図である。
図2と同様に、本を固定しているときの力の状態を上から眺めた図である。
背板1と押さえ板2の間隔は、見開きの本の厚さに対応する寸法になっており、かつ、押さえ板2は、弾性を持って「のど」部6に背板1方向に、押し付けられる構造となっている。
このような機構により、本は背板からの力8と、押さえ板からの力7により本の「のど」部の近いところで、はさまれるように固定される。
このような構成によって、本を押さえる力は「のど」部6に近いところに集中するため、力が対向する関係により押さえる力の間のモーメントは、ほぼゼロとなるか、きわめて小さくなる。
したがって本の綴じる力が大きくても、またページのしなり具合や、紙表面が滑りやすくても、それらに関わりなく安定して本を固定できる。
また、本を固定する際には、見開いた状態の本を本機構の上方から落としこむように、背板1と押さえ板2の間に軽く挿入するだけで、固定が可能であり、それ以外の煩雑な作業を必要としない。
頁をめくるために取り外すには、本を本機構から上方にスライドさせて取り外すだけでよく、きわめて簡便な作業で済む。
また、このような本を見開きで固定する機構を、本の傾斜角が可変となるような機構と組み合わせたり、自在腕のような見やすい位置に本提案の機構を設定できる機構と組み合わせることで、その応用範囲はより広くなる。
発明の効果
(イ)見開きの状態に保持したい本を、背板1と押さえ板2の間に挟むように落としこむだけでよく、本の固定動作としては、きわめて単純である。
(ロ)ページをめくる際、あるいは取り外す際には、本を上方にスライドさせて取り外すだけでよく、単純である。
(ハ)書類などの綴じられていない紙面の保持も、この機構により、上部から差し込むだけで保持することが出来る。
(二)背板1および押さえ板2からなる機構を、自由な角度に傾斜させる機構を付加することで、見やすい角度が調整できる。
また自在腕の先に取り付けることで、自由な位置に本機構を配置でき、使いやすさが増大する。
図1は、従来技術による本の固定器具の図である。 図2は、従来技術による本の固定に使う力を示す図である。 図3は、別の従来技術による本の固定器具の図である。 図4は、本提案の機構を説明する構造図である。 図5は、本提案の保持機構による本を固定する力を示す図である。
背板1に対して押さえ板2が対抗して配置されている。
押さえ板2は、本を見開いたときの「のど」部に沿うように、形状が作られている。また、押さえ板2は、背板1方向に押し付けられるような弾性機構などを持っており、本をはさむようにして構成される。
本が滑らかにスライドするように押さえ板2の表面は滑らかとなっている。
また押さえ板2は透明体の材質で形成され、本を読む際に邪魔にならないようになっている。
本の固定角度が調整されるように、底板3や支持部4が角度自在に変えられるような機構を持っている。
1は、本を背から支える背板
2は、本を背板に押し付け固定する押さえ板
3は、背板および押さえ板を保持する底板
4は、本機構が転倒しないように支持する支持部

Claims (2)

  1. 見開きの状態となっている本の背と、見開いたページの中央部「のど」を、背板1および押さえ板2により、弾性的に挟むことにより本の保持を行うことを特徴とする本の保持機構
  2. 上記保持機構を角度可変な台座、あるいは曲げ自在な台座に取り付けた本の保持機構
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