JP4749197B2 - 基板処理装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエハや液晶表示装置用のガラス基板(以下、単に基板と称する)等の基板を処理する基板処理装置の制御方法に関する。
従来、この種の方法として、複数枚の基板を一つの処理単位としたロットを搬入する搬入部と、搬入されたロットを一時的に載置しておく載置部とを備えるとともに、薬液による処理を行う薬液処理部と、純水による洗浄を行う洗浄処理部と、乾燥処理を行う乾燥処理部等の各処理部を備えた基板処理装置において、各処理部に沿って配設された搬送機構がイベント駆動型の制御で複数個のロットを各処理部に順次に搬送する制御方法が挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
「イベント駆動型」とは、現在の処理部における処理が終わり、かつ次の処理部における先行ロットの処理が終わったことを受けて、搬送機構が次の処理部に対して次のロットの搬送を開始するとともに、次の処理部が次のロットに対する処理の準備を開始するという、現在の処理が完了したことを受けて次なる処理が開始されるという方式である。因みに、このイベント駆動型に対して、処理の開始前に全ての処理部における処理の時刻が予め決定される方式があるが、これは「スケジュール方式」と称される。
上述したような「イベント駆動型」によると、ロットが搬入部に搬入された時点において、各処理部における処理の手順を規定したレシピが装置のオペレータによって指示され、ここで対応付けられたレシピに基づいて、各処理部においてロットに対する処理が順次に行われる。このような制御方法によると、例えば、図11(a)のように処理が進むことになる。
すなわち、ロットL1が載置部において待機し(L1−1)、次に、第1槽における処理(L1−2)、第2槽における処理(L1−3)、第3槽における処理(L1−4)、第4槽における処理(L1−5)がされる。次に、ロットL1が載置部から搬送された後、次なるロットL2が投入されて載置部において待機し(L2−1)、次に、ロットL1の第1槽における処理(L1−2)が完了した後に、ロットL2が第1槽において処理され(L2−2)、第2槽において処理される(L2−3)。しかし、ロットL2に対する第2槽における処理が終わったとしても、ロットL1に対する第3槽における処理が終わっていないので、ロットL2は、第2槽における処理を終えた状態で、次の第3槽が空くまで待機時間wtだけ待つ必要が生じる。このように、槽でロットL2を待たせるという不適切な待機は、基板に対する悪影響を考えると極力避ける必要がある。
上記のような待機時間wtを回避するために、投入されるロットとレシピが対応付けられた時点で、例えば、図11(b)のように、各槽への「到着予想時刻」を求めることが行われる。
すなわち、最初のロットL1が搬入部に搬入された時点で、ロットL1が載置部を出て第1槽に到着する到着予想時刻t1−2と、第2槽に到着する到着予想時刻t1−3と、第3槽に到着する到着予想時刻t1−4と、第4槽に到着する到着予想時刻t1−5が求められる。これらの到着予想時刻を勘案し、ロットL2について上記の待ち時間wtが生じないようにロットL2に対する処理を開始すればよい。つまり、上記で処理が重なった第3槽における処理が重複しないように、ロットL1の第3槽への到着予想時刻とそのレシピを考慮して、ロットL2を時刻t2−2で第1槽に投入すればよい。また、ロットL2についても各槽への到着予想時刻(t2−2,t2−3,t2−4,t2−5)を求めておく。これにより槽での待機がなくなり、槽内待機による基板への悪影響を回避することができる。
特開平10−294353号公報(図1)
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の方法は、各槽への到着予想時刻が、搬送機構による「最大搬送時間」を考慮してある。この「最大搬送時間」とは、最も離れた位置に搬送機構が位置していることを想定し、そこから搬送機構が移動してきてロットの搬送を開始し、次の槽までロットを搬送し、かつ、搬送機構における昇降等の各動作に要する「最大の時間」を勘案して決められている時間である。これは、各槽で処理を順次に行うにあたり、搬送機構によるロットの搬送に最も時間がかかったとしても各槽や次なるロットの処理に悪影響が及ばないように、十分な余裕がもてるように予め固定的に決められている。したがって、実際には、最大搬送時間よりも短い時間で搬送が完了するにもかかわらず、「到着予想時刻」に応じて各ロットの処理を進めるので、各ロットの処理が長くなるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、到着予想時刻の更新頻度を多くすることにより、不適切な待機を減らしつつも処理時間を短くすることができる基板処理装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、処理液で基板に処理を行う複数個の処理部と前記処理部に対する制御を行う制御部とを備え、複数のロットを搬送機構により各処理部に順次に移動しつつ処理を行う基板処理装置の制御方法において、前記制御部は、複数のロットを順次に搬入するとともに、ロットに対応付けられたレシピに対して搬送機構による最大搬送時間を考慮し、ロットが各処理部へ到着する時刻を到着予想時刻として求め、次なるロットに対応付けられたレシピに対して搬送機構による最大搬送時間を考慮するとともに、先行するロットの各処理部における到着予想時刻を考慮し、次なるロットが各処理部へ到着する時刻を到着予想時刻として求める過程と、ロットが搬送機構によって搬送されて更新ポイントに移動してくるごとに、各ロットについて各処理部への実際の到着時刻を考慮して前記到着予想時刻を再計算する過程と、を実行し、前記到着予想時刻を求める過程は、前記制御部が、求められた到着予想時刻を各処理部に対して送信する過程を含み、前記最大搬送時間は、搬送の経時変化、および余裕時間を加えた時間であることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、制御部は、複数のロットを順次に搬入するとともに、最大搬送時間を考慮してロットが各処理部へ到着する時刻を一旦は到着予想時刻として求め、次なるロットについても最大搬送時間を考慮するとともに、先行するロットの到着予想時刻を考慮して、次なるロットが各処理部へ到着する時刻を一旦は到着予想時刻として求める。さらに、各ロットが搬送機構によって搬送されて更新ポイントに移動してくるごとに、各ロットについて実際の到着時刻を考慮して、先に求めた各到着予想時刻を再計算して更新する。このように、ロットが更新ポイントに移動するごとに、実際の到着時刻に応じて到着予想時刻を更新するので、最大搬送時間よりも短時間で搬送が行われたことを反映させることができる。したがって、到着予想時刻の更新頻度を多くすることで、不適切な待機を減らしつつもロットの処理時間を短くすることができる。また、到着予想時刻を受け取った各処理部は、例えば、所定の使用回数や所定の使用時間が経過した時点で薬液を新たなものに交換するという管理を行っている場合に、予め薬液交換などの比較的長時間を要するメンテナンスをどの時点で行えばよいかを予め判断することができ、薬液交換に伴うロットの不適切な待機時間が生じることを防止できる。
また、本発明において、更新ポイントは、搬入されたロットを一時的に載置しておく載置部と、薬液による処理を行う薬液処理部と、純水による洗浄を行う洗浄処理部と、乾燥処理を行う乾燥処理部におけるロットの払出位置であることが好ましい(請求項2)。載置部と、薬液処理部と、洗浄処理部と、乾燥処理部を経て一通りの処理が行われることが多いので、これらの各処理部においてロットが払い出された位置を更新ポイントとすることにより、最大搬送時間の短縮分を細かく反映させることができる。
(削除)
さらに、本発明において、薬液処理部は、送信されてきた到着予想時刻に基づき薬液交換の処理を行うことが好ましい(請求項)。到着予想時刻により、薬液交換のタイミングを予め設定することができ、効率よく薬液交換ができる。
さらに、本発明において、前記薬液処理部が複数個ある場合、前記各薬液処理部は、前記制御部の制御の下で互いに異なるタイミングで薬液が交換され、かつ、その交換タイミングは、各々が記憶している前回の薬液交換時点からの経過時間に基づき決められることが好ましい(請求項)。複数個の薬液処理部の薬液交換タイミングをずらしておき、かつ各薬液処理部が記憶している、前回の薬液交換時点からの経過時間に基づき薬液交換を行うことにより、薬液の使用時間に応じて交換を行う「ライフタイム」で管理している場合であっても、待ち時間を抑制することができるので、効率よく処理を行うことができる。
本発明に係る基板処理装置の制御方法によれば、制御部は、ロットが更新ポイントに移動するごとに、ロットの実際の到着時刻に応じて到着予想時刻を更新するので、最大搬送時間よりも短時間で搬送が行われたことを反映させることができる。したがって、到着予想時刻の更新頻度を多くすることで、不適切な待機を減らしつつもロットの処理時間を短縮することができる。また、到着予想時刻を受け取った各処理部は、例えば、所定の使用回数や所定の使用時間が経過した時点で薬液を新たなものに交換するという管理を行っている場合に、予め薬液交換などの比較的長時間を要するメンテナンスをどの時点で行えばよいかを予め判断することができ、薬液交換に伴うロットの不適切な待機時間が生じることを防止できる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明する。
図1は、実施例に係る基板処理装置の概略構成を示す平面図であり、図2は、基板処理装置の制御系を示すブロック図である。
基板処理装置1は複数個の処理部を備えており、具体的には、搬入部3と、搬送機構5と、ストッカ7と、載置部9と、主搬送機構10と、第1薬液槽11と、第1純水槽13と、第2薬液槽15と、第2純水槽17と、乾燥室19と、載置部21と、ストッカ23と、搬送機構25と、搬出部27とを備えている。特に、載置部9と、主搬送機構10と、第1薬液槽11と、第1純水槽13と、第2薬液槽15と、第2純水槽17と、乾燥室19と、載置部21とは、ロットLが搬送されていく方向に並設されている。
搬入部3は、ロットLに相当する複数枚の未処理の基板WをカセットCに搭載した状態で搬入されるものであり、その隣接する位置には、オペレータによってレシピを指示したり、レシピを入力・編集したりするための操作部29が配設されている。搬入部3の奥側には、搬入部3とストッカ7との間及びストッカ7と載置部9との間でロットLを搬送する搬送機構5が備えられている。ストッカ7は、未処理の複数のロットLを一時的に収納するバッファのような役割を備えている。載置部9は、ストッカ7から搬送されてきたロットLを載置するとともに、カセットCから基板Wだけを搬送できるように処理する機能を備えている。
主搬送機構10は、載置部9と、第1薬液槽11と、第1純水槽13と、第2薬液槽15と、第2純水槽17と、乾燥室19と、載置部21に沿って移動可能に構成されている。主搬送機構10は、昇降可能に構成された一対のアーム10aを備えており、一対のアーム10aで複数枚の基板Wを挟持し、載置部9,21及び後述する昇降機構31との間でロットLを受け渡す機能を備えている。
第1薬液槽11は、槽内に薬液を貯留可能であり、この薬液にロットLをレシピに応じた時間だけ浸漬させて薬液処理を行うものである。また、槽内と槽の上方にわたって昇降自在に構成された昇降機構31を備えており、昇降機構31と主搬送機構10との間でロットLの受け渡しを行う。
第1純水槽13は、槽内に純水を貯留可能であり、この純水にロットLをレシピに応じた時間だけ浸漬させて純水処理を行うものである。また、第1薬液槽11と同様に、昇降機構31を備えている。
第2薬液槽15と第2純水槽17は、それぞれ上述した第1薬液槽11及び第1純水槽13と同様の構成である。
なお、上述した第1薬液槽11と第2薬液槽15が本発明における薬液処理部に相当し、第1純水槽13と第2純水槽17が本発明における洗浄処理部に相当する。
本発明における乾燥処理部に相当する乾燥室19は、純水から引き上げられて搬送されてきたロットLを乾燥させる機能を有する。載置部21は、乾燥されたロットLをカセットCに収容するとともに、一時的にロットを載置しておく。ストッカ23は、処理済みの複数のロットLを一時的に載置するバッファのような役割を備える。搬送機構25は、載置部21とストッカ23との間及びストッカ23と搬出部27との間でロットLを搬送する機能を備えている。
上述した装置は、次のような制御系を備えている。
本発明における制御部に相当する主制御部33は、CPU等を内蔵しており、後述する各部を統括的に制御する機能を備えている。なお、その制御は、前の処理が完了したことに基づき次の処理に移行するという、いわゆる「イベント駆動型」と呼ばれるものである。メモリ35は、レシピ、制御プログラム、後述する最大搬送時間や、複数箇所の更新ポイント等を予め記憶している。記憶されているレシピの編集や指示、新たに入力されるレシピの設定等は、操作部29から行われる。
搬送機構制御部37は、主制御部33の制御の下で、搬送機構5による未処理のロットLの搬送を司る。ストッカ制御部39は、ストッカ7に収容された未処理のロットLの管理等を担う。載置部シーケンサ41と、第1薬液槽シーケンサ43と、第1純水槽シーケンサ45と、第2薬液槽シーケンサ47と、第2純水槽シーケンサ49と、乾燥室シーケンサ51と、載置部シーケンサ53とは、それぞれ第1薬液槽11、第1純水槽13、第2薬液槽15、第2純水槽17、乾燥室19、載置部21における薬液や純水等の管理・制御を主制御部33の制御に応じて行う。また、第1薬液槽シーケンサ43と第2薬液槽シーケンサ47は、薬液の寿命を使用時間(ライフタイム)や使用回数(ライフカウント)で管理しており、いずれかがアップしたことに基づき行う薬液の交換処理の制御も行う。主搬送機構制御部55は、主制御部33の制御の下で、主搬送機構10の水平移動や、一対のアーム10aの昇降及び開閉等を制御する。ストッカ制御部57は、ストッカ23に収容された、処理済みのロットLの管理等を担う。搬送機構制御部59は、主制御部33の制御の下で、搬送機構25によるロットLの搬送を制御する。
主制御部33は、搬入部3にロットLが載置され、オペレータによって操作部29からレシピが指示された時点で、そのレシピの内容をメモリ35から参照するとともに、ストッカ7、載置部9、第1薬液槽11、第1純水槽13、第2薬液槽15、第2純水槽17、乾燥室19、載置部21、ストッカ23の各部にロットLが到着する時刻を「到着予想時刻」として算出し、これらをそのロットLの到着予想時刻としてメモリ35に記憶する。その後、ロットLがレシピに応じて搬送されてゆくが、複数箇所設定してある「更新ポイント」にロットLが到達する度に、到達予想時刻を再計算して新たな到達予想時刻を求め、メモリ35の当該時刻を更新する。ここでいう「更新ポイント」とは、例えば、載置部9からロットLが搬送され始める位置、換言すると処理部におけるロットLの「払出位置」のことである。また、各処理部にロットLを移動する際には、搬送処理が伴うが、例えば、主搬送機構10によって第1薬液槽11から第1純水槽13へロットLが移動する際には、主制御部33は「最大搬送時間」を考慮する。
上記の「最大搬送時間」とは、搬送機構5、主搬送機構10、搬送機構25がロットLを搬送するのに要する最大の時間である。好ましくは、経時変化を見込んでさらに余裕時間を加えた時間である。例えば、同じ位置における搬送に伴う動作であっても常に同じ時間で搬送が完了することはなく、一般的にはある程度のバラツキがある。これらのうち最長の時間を見込んだものが最大搬送時間であり、装置の構成に応じて予め固定的に設定されている。特に、主搬送機構10は、載置部9から載置部21までの間における全ての搬送を担っている関係上、搬送を指示された時点でどの位置にあるかによって搬送を始めるまでの時間にも差異が生じる。そのため到着予想時刻を求める際には、最も時間がかかる、例えば、載置部9からロットLを払い出す際に、主搬送機構10が載置部21との間で搬送を行う位置にあった場合に要する時間に加え、余裕時間を足したものを最大搬送時間として予め固定設定してある。
また、主制御部33は、先行するロットLに続いて投入されたロットLについても、指示されたレシピ及び最大搬送時間を考慮し、さらに先行するロットLの処理と重複しないように到着予想時刻を算出し、これらをメモリ35に記憶する。そして、処理が進行する中で、更新ポイントにロットLが移動すると、先に求めた到着予想時刻を再計算して更新する。
次に、図3を参照して、具体的な制御について説明する。なお、図3は、ロットを処理する際の制御方法を示すフローチャートである。
ステップS1、S2
処理対象の未処理の基板Wを複数枚有するロットLが搬入部3に載置され、ロットLの投入が行われる。装置のオペレータは、そのロットLに応じたレシピを操作部29から指示する。
ステップS3
主制御部33は、メモリ35を参照し、指示されたレシピに応じて各部への到着予想時刻を計算してメモリ35に記憶する。その計算は、上述した最大搬送時間を含めたものである。各到着予想時刻のうち、第1薬液槽11と第2薬液槽15への到着予想時刻は、それぞれ第1薬液槽シーケンサ43と第2薬液槽シーケンサ47へ送信される。
ステップS4
各部は、レシピに応じた制御を開始するために、搬送を含む制御を開始する。最初のロットLが搬送されて処理が開始されると、上記ステップS1、S2のように次なるロットLが投入され、上記同様に到着予想時刻が求められるが、それらはレシピ及び先行するロットとの処理が重複しないようにされる。
ステップS5〜S7
ロットLに対する処理が進められる中、各ロットLが更新ポイントに位置した場合には、当該ロットLの到着予想時刻を再度計算して、メモリ35に記憶されている先の時刻を更新する。すなわち、到着予想時刻は、最大搬送時間を含むものであるので、通常は、それよりも短い時間で処理が完了する。更新ポイントで再計算して、到着予想時刻を更新することにより、実際の到着時刻に応じて到着予想時刻を更新するので、最大搬送時間よりも短時間で搬送が行われたことを反映させることができる。更新ポイントでない場合には、レシピを参照して処理が終了か否かに応じて処理を分岐する。
次に、具体的なロットの処理について説明する。図4〜7は、ロットを処理する際の制御方法を示すタイムチャートである。なお、理解を容易にするために、処理を簡易化し、搬入部3、載置部9、第1薬液槽11、第1純水槽13、第2薬液槽15、第2純水槽17を順に利用した処理に限定して説明する。また、更新ポイントは、第1薬液槽11を含む、これよりも下流の処理部であるとする。
まず、最初のロットL1が投入された時点について説明する。なお、この時点を図4中に符号pt1で表す。
ロットL1は、載置部9への到着予想時刻t1−2と、第1薬液槽11への到着予想時刻t1−3と、第1純水槽13への到着予想時刻t1−4と、第2薬液槽15への到着予想時刻t1−5と、第2純水槽17への到着予想時刻t1−6が算出される。そして、搬入部3からロットL1が搬送されてレシピに応じた処理が開始される。これらの各到着予想時刻通りにロットL1が搬送され、レシピに応じて処理が進行したとすると、図4に縦線でハッチングしたブロックのように処理が進行することになる。なお、図中のブロックは、例えば、レシピに応じた第1薬液槽11における実質の処理の前後に、未処理ロットの受け入れ準備及び受け入れ動作と、処理済みロットの搬出準備及び搬出動作などを含むものとする。
ここで、ロットL1が載置部9に搬送され第1薬液槽11へ搬送が開始された時点pt2になり、ロットL2が投入されたとする。そして、各部への到着予想時刻として、先行するロットL1との処理が重複することを回避しつつ、レシピを考慮して到着予想時刻t2−2、t2−3、t2−4、t2−5、t2−6が求められたとする。これらの各到着予想時刻通りにロットL2が搬送され、レシピに応じて処理が進行したとすると、図4に横線でハッチングしたブロックのように処理が進行することになる。同様に、ロットL3が投入され、現在時刻が時点pt3となったものとする。そして、先行するロットL1、L2との重複を回避しつつレシピを考慮すると、各部への到着予想時刻t3−2、t3−3、t3−4、t3−5、t3−6が算出される。これらの各到着予想時刻通りにロットL3が搬送され、レシピに応じて処理が進行したとすると、図4に黒塗りで示したブロックのように処理が進行することになる。
図5を参照する。
上述したように各ロットL1〜L3について各部への到着予想時刻が算出され、各処理が実際に進行してゆくが、ここで現在時点pt4においてロットL1の第1薬液槽11での処理が完了して、予定より早く更新ポイントに到達したとする(処理L1−3の一部点線分だけ早く完了)。
この時点pt4で、主制御部33は各到達予定時刻を再計算し、現在時刻時点pt4以降のロットL1の各到着予想時刻を更新する。すると、図5中に示すように、処理L1−4、処理L1−5、処理L1−6についての到着予想時刻t1−4〜t1−6が前倒しに更新されることになる。なお、比較のために、更新される前の各到着予定時刻を括弧内に示しておく。
図6を参照する。
上記ロットL1についての更新と同様に、時点pt4で、ロットL2についても各到達予定時刻の更新を行う。具体的には、ロットL2の処理L2−2を含む以降の処理L2−3〜L2−6への到達予定時刻t2−2〜t2−6が全て前倒しとなる。但し、現在時点pt4よりも前となる更新は不可能であるので、現在時点pt4よりも僅かに後の時刻に合わせるように各到着予定時刻が前倒しとされる。
図7を参照する。
上記ロットL1、L2についての更新と同様に、ロットL3についても各到達予定時刻t3−2〜t3−6を再計算して更新する。具体的には、処理L3−2〜L3−6への到達予定時刻t3−2〜t3−6が全て前倒しとなる。
上記の場合は、ロットL1が第1薬液槽11の更新ポイントに位置した場合の更新であるが、ロットL1が第1純水槽13の更新ポイントに位置した場合も同様に更新が行われる。またそれ以降の各処理部の更新ポイントに位置した場合であっても同様である。さらに、その他のロットL2、L3が同様の更新ポイントに移動するごとに、全てのロットについて到達予定時刻が更新されてゆく。
上述したように、各ロットL1〜L3が更新ポイントに移動するごとに、実際の到着時刻に応じて到着予想時刻を更新するので、最大搬送時間よりも短時間で搬送が行われたことを反映させることができる。したがって、到着予想時刻の更新頻度を多くすることで、不適切な待機を減らしつつも各ロットL1〜L3の処理時間を短くすることができる。
<薬液交換>(ライフカウント)
次に、図8,9を参照して薬液交換について説明する。なお、図8は、液交換(ライフカウント)を行う際の制御方法を示すタイムチャートであり、図9は、液交換を行う際の従来の制御方法を示すタイムチャートである。
ここでは、第1薬液槽11において薬液が2回使用されると、薬液の交換が必要になるものとする(いわゆる「ライフカウント」による管理)。本実施例では、各到着予想時刻を求めるとともに、第1薬液槽シーケンサ43と第2薬液槽シーケンサ47に各ロットL1〜L3の到着予想時刻が送信されているので、ロットL1〜L3が搬入部3に載置されてレシピが指示された時点で、液交換のタイミングを設定することができる。具体的には、図8中でロットL3が搬入部3に載置された時点から、二点鎖線矢印で示すように、液交換の開始時刻exを計算することができる。このように、薬液交換のタイミングを予め設定することができるので、効率よく薬液交換を行うことができる。もちろん、上述したようにロットL1とロットL2の処理が前倒しになった場合には、それに応じて液交換の開始時刻exが更新されることになる。
ここで従来技術と比較する。
図9は従来技術の場合を示すが、従来の場合には、到着予想時刻を第1薬液槽シーケンサ43と第2薬液槽シーケンサ47に各ロットL1〜L3の到着予想時刻を送信していないので、液交換exを開始できるのは、ロットL3が載置部9に到着し、第1薬液槽11へのロットL3の払出が可能となった時点となる(図中の白三角矢付二点鎖線)。そのため、第1薬液槽シーケンサ43は、それを受けて初めて液交換を開始することになる。その結果、液交換のタイミングが遅くなり、ロットL3の処理がその分遅れることになって、液交換の効率が悪化する。
<薬液交換>(ライフタイム)
次に、薬液が生成されてからの経過時間に応じて薬液の交換を行う、いわゆる「ライフタイム」による薬液の管理を行っている場合の例について説明する。なお、ここでは、第1薬液槽11と第2薬液槽15とで同じ薬液が使用されており、それぞれライフタイムで薬液の管理がされているものとする。
上述した第1薬液槽シーケンサ43と第2薬液槽シーケンサ47とは、それぞれ薬液を交換した時点からの経過時間を記憶するタイマを備えている(図示省略)。そして、どの時点でライフタイムに達するかを予め判断することができ、主制御部33から送られてくる到着予想時刻と合わせて、主制御部33の制御の下で薬液交換を互いに異なるタイミングで行う。但し、ライフタイムがアップする時点より後にあたる時刻に、次なるロットの到着予想時刻が送られてこない場合には、薬液が無駄にならないように薬液交換を行わない。薬液の交換は、あくまで次にロットが来ることが分かってから開始すればよい。具体的には、搬入部3にロットが載置され、装置のオペレータがレシピを操作部29から指示し、到着予想時刻が送られてきてからである。そして、その到着予想時刻を基準にして、薬液交換を到着予想時刻より前に開始する。
上記の手順を簡易的に示すと、図10のタイムチャートのようになる。なお、図10は、液交換(ライフタイム)を行う際の制御方法を示すタイムチャートである。
すなわち、同じレシピで処理されるロットL1とロットL2が投入される際に、ロットL1の処理L1−3には第1薬液槽11が使われ、ロットL2の処理L2−3には第2薬液槽15が使われるものとする。そして、ロットL1の第1薬液槽11への到着予想時刻が時点t1−10であり、ロットL2の第2薬液槽15への到着予想時刻が時点t2−11であったとする。そのとき、第1薬液槽11の薬液のライフタイムがtu1時点でアップし、第2薬液槽15の薬液のライフタイムがtu2時点でアップすると分かった場合には、処理L1−3が開始される時点t1−10を基準にして、そこで薬液交換が終了しているように、主制御部33の制御の下、ex1時点から薬液交換を開始する。また、処理L2−3が開始される時点t2−11を基準にして、主制御部33の制御の下、ex2時点から第2薬液槽15の薬液交換を開始する。もちろん、上述したようにロットL1の処理が前倒しになった場合には、それに応じて液交換の開始時刻ex1,ex2が更新されることになる。
このように、第1薬液槽11及び第2薬液槽15といった複数個の薬液処理部の薬液交換タイミングをずらしておき、かつ第1薬液槽シーケンサ43及び第2薬液槽シーケンサ47が記憶している、前回の薬液交換時点からの経過時間に基づき薬液交換を行うことにより、薬液の使用時間に応じて交換を行う「ライフタイム」で管理している場合であっても、待ち時間を抑制することができるので、効率よく処理を行うことができる。
本発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、更新ポイントとして第1薬液槽11から下流の処理部、具体的には、第1純水槽13、第2薬液槽15、第2純水槽17としたが、例えば、第1薬液槽11と第2薬液槽15の二箇所だけとしてもよい。このようにしても、従来は一度求めて固定であった到着予想時刻が二箇所で更新されるので、不適切な待機を減らしつつもロットの処理時間を短縮することができる。また、上述した実施例よりも多くの更新ポイントを設定して、より細かく到着予想時刻を更新するようにしてもよい。
(2)上述した実施例では、図1に示す基板処理装置の構成を例に採ったが、複数個の処理部を備え、イベント駆動型の制御により複数のロットを搬送機構で各処理部に順次に移動しつつ処理を行うものであれば、このような構成に限定されるものではない。
(3)上述した実施例では、到着予想時刻を第1薬液槽シーケンサ43と第2薬液槽シーケンサ47へ送信しているが、液交換のような比較的長時間の処理を割り込ませる必要がない装置では、必ずしも到着予想時刻を送信する必要はない。
実施例に係る基板処理装置の概略構成を示す平面図である。 基板処理装置の制御系を示すブロック図である。 ロットを処理する際の制御方法を示すフローチャートである。 ロットを処理する際の制御方法を示すタイムチャートである。 ロットを処理する際の制御方法を示すタイムチャートである。 ロットを処理する際の制御方法を示すタイムチャートである。 ロットを処理する際の制御方法を示すタイムチャートである。 液交換(ライフカウント)を行う際の制御方法を示すタイムチャートである。 液交換を行う際の従来の制御方法を示すタイムチャートである。 液交換(ライフタイム)を行う際の制御方法を示すタイムチャートである。 (a)、(b)は従来技術の制御方法を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 … 基板処理装置
L … ロット
W … 基板
3 … 搬入部
5 … 搬送機構
7 … ストッカ
9 … 載置部
10 … 主搬送機構
11 … 第1薬液槽
13 … 第1純水槽
15 … 第2薬液槽
17 … 第2純水槽
19 … 乾燥室
21 … 載置部
23 … ストッカ
25 … 搬送機構
27 … 搬出部
29 … 操作部
31 … 昇降機構

Claims (4)

  1. 処理液で基板に処理を行う複数個の処理部と前記処理部に対する制御を行う制御部とを備え、複数のロットを搬送機構により各処理部に順次に移動しつつ処理を行う基板処理装置の制御方法において、
    前記制御部は、複数のロットを順次に搬入するとともに、ロットに対応付けられたレシピに対して搬送機構による最大搬送時間を考慮し、ロットが各処理部へ到着する時刻を到着予想時刻として求め、次なるロットに対応付けられたレシピに対して搬送機構による最大搬送時間を考慮するとともに、先行するロットの各処理部における到着予想時刻を考慮し、次なるロットが各処理部へ到着する時刻を到着予想時刻として求める過程と、
    ロットが搬送機構によって搬送されて更新ポイントに移動してくるごとに、各ロットについて各処理部への実際の到着時刻を考慮して前記到着予想時刻を再計算する過程と、を実行し、
    前記到着予想時刻を求める過程は、前記制御部が、求められた到着予想時刻を各処理部に対して送信する過程を含み、
    前記最大搬送時間は、搬送の経時変化、および余裕時間を加えた時間であることを特徴とする基板処理装置の制御方法。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置の制御方法において、
    前記更新ポイントは、搬入されたロットを一時的に載置しておく載置部と、薬液による処理を行う薬液処理部と、純水による洗浄を行う洗浄処理部と、乾燥処理を行う乾燥処理部におけるロットの払出位置であることを特徴とする基板処理装置の制御方法。
  3. 請求項2に記載の基板処理装置の制御方法において、
    前記薬液処理部は、送信されてきた到着予想時刻に基づき薬液交換の処理を行うことを特徴とする基板処理装置の制御方法。
  4. 請求項3に記載の基板処理装置の制御方法において、
    前記薬液処理部が複数個ある場合、
    前記各薬液処理部は、前記制御部の制御の下で互いに異なるタイミングで薬液が交換され、かつ、その交換タイミングは、各々が記憶している前回の薬液交換時点からの経過時間に基づき決められることを特徴とする基板処理装置の制御方法。
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