JP4749197B2 - 基板処理装置の制御方法 - Google Patents
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Description
すなわち、最初のロットL1が搬入部に搬入された時点で、ロットL1が載置部を出て第1槽に到着する到着予想時刻t1−2と、第2槽に到着する到着予想時刻t1−3と、第3槽に到着する到着予想時刻t1−4と、第4槽に到着する到着予想時刻t1−5が求められる。これらの到着予想時刻を勘案し、ロットL2について上記の待ち時間wtが生じないようにロットL2に対する処理を開始すればよい。つまり、上記で処理が重なった第3槽における処理が重複しないように、ロットL1の第3槽への到着予想時刻とそのレシピを考慮して、ロットL2を時刻t2−2で第1槽に投入すればよい。また、ロットL2についても各槽への到着予想時刻(t2−2,t2−3,t2−4,t2−5)を求めておく。これにより槽での待機がなくなり、槽内待機による基板への悪影響を回避することができる。
すなわち、従来の方法は、各槽への到着予想時刻が、搬送機構による「最大搬送時間」を考慮してある。この「最大搬送時間」とは、最も離れた位置に搬送機構が位置していることを想定し、そこから搬送機構が移動してきてロットの搬送を開始し、次の槽までロットを搬送し、かつ、搬送機構における昇降等の各動作に要する「最大の時間」を勘案して決められている時間である。これは、各槽で処理を順次に行うにあたり、搬送機構によるロットの搬送に最も時間がかかったとしても各槽や次なるロットの処理に悪影響が及ばないように、十分な余裕がもてるように予め固定的に決められている。したがって、実際には、最大搬送時間よりも短い時間で搬送が完了するにもかかわらず、「到着予想時刻」に応じて各ロットの処理を進めるので、各ロットの処理が長くなるという問題がある。
すなわち、請求項1に記載の発明は、処理液で基板に処理を行う複数個の処理部と前記処理部に対する制御を行う制御部とを備え、複数のロットを搬送機構により各処理部に順次に移動しつつ処理を行う基板処理装置の制御方法において、前記制御部は、複数のロットを順次に搬入するとともに、ロットに対応付けられたレシピに対して搬送機構による最大搬送時間を考慮し、ロットが各処理部へ到着する時刻を到着予想時刻として求め、次なるロットに対応付けられたレシピに対して搬送機構による最大搬送時間を考慮するとともに、先行するロットの各処理部における到着予想時刻を考慮し、次なるロットが各処理部へ到着する時刻を到着予想時刻として求める過程と、各ロットが搬送機構によって搬送されて更新ポイントに移動してくるごとに、各ロットについて各処理部への実際の到着時刻を考慮して前記到着予想時刻を再計算する過程と、を実行し、前記到着予想時刻を求める過程は、前記制御部が、求められた到着予想時刻を各処理部に対して送信する過程を含み、前記最大搬送時間は、搬送の経時変化、および余裕時間を加えた時間であることを特徴とするものである。
図1は、実施例に係る基板処理装置の概略構成を示す平面図であり、図2は、基板処理装置の制御系を示すブロック図である。
処理対象の未処理の基板Wを複数枚有するロットLが搬入部3に載置され、ロットLの投入が行われる。装置のオペレータは、そのロットLに応じたレシピを操作部29から指示する。
主制御部33は、メモリ35を参照し、指示されたレシピに応じて各部への到着予想時刻を計算してメモリ35に記憶する。その計算は、上述した最大搬送時間を含めたものである。各到着予想時刻のうち、第1薬液槽11と第2薬液槽15への到着予想時刻は、それぞれ第1薬液槽シーケンサ43と第2薬液槽シーケンサ47へ送信される。
各部は、レシピに応じた制御を開始するために、搬送を含む制御を開始する。最初のロットLが搬送されて処理が開始されると、上記ステップS1、S2のように次なるロットLが投入され、上記同様に到着予想時刻が求められるが、それらはレシピ及び先行するロットとの処理が重複しないようにされる。
ロットLに対する処理が進められる中、各ロットLが更新ポイントに位置した場合には、当該ロットLの到着予想時刻を再度計算して、メモリ35に記憶されている先の時刻を更新する。すなわち、到着予想時刻は、最大搬送時間を含むものであるので、通常は、それよりも短い時間で処理が完了する。更新ポイントで再計算して、到着予想時刻を更新することにより、実際の到着時刻に応じて到着予想時刻を更新するので、最大搬送時間よりも短時間で搬送が行われたことを反映させることができる。更新ポイントでない場合には、レシピを参照して処理が終了か否かに応じて処理を分岐する。
上述したように各ロットL1〜L3について各部への到着予想時刻が算出され、各処理が実際に進行してゆくが、ここで現在時点pt4においてロットL1の第1薬液槽11での処理が完了して、予定より早く更新ポイントに到達したとする(処理L1−3の一部点線分だけ早く完了)。
上記ロットL1についての更新と同様に、時点pt4で、ロットL2についても各到達予定時刻の更新を行う。具体的には、ロットL2の処理L2−2を含む以降の処理L2−3〜L2−6への到達予定時刻t2−2〜t2−6が全て前倒しとなる。但し、現在時点pt4よりも前となる更新は不可能であるので、現在時点pt4よりも僅かに後の時刻に合わせるように各到着予定時刻が前倒しとされる。
上記ロットL1、L2についての更新と同様に、ロットL3についても各到達予定時刻t3−2〜t3−6を再計算して更新する。具体的には、処理L3−2〜L3−6への到達予定時刻t3−2〜t3−6が全て前倒しとなる。
次に、図8,9を参照して薬液交換について説明する。なお、図8は、液交換(ライフカウント)を行う際の制御方法を示すタイムチャートであり、図9は、液交換を行う際の従来の制御方法を示すタイムチャートである。
図9は従来技術の場合を示すが、従来の場合には、到着予想時刻を第1薬液槽シーケンサ43と第2薬液槽シーケンサ47に各ロットL1〜L3の到着予想時刻を送信していないので、液交換exを開始できるのは、ロットL3が載置部9に到着し、第1薬液槽11へのロットL3の払出が可能となった時点となる(図中の白三角矢付二点鎖線)。そのため、第1薬液槽シーケンサ43は、それを受けて初めて液交換を開始することになる。その結果、液交換のタイミングが遅くなり、ロットL3の処理がその分遅れることになって、液交換の効率が悪化する。
次に、薬液が生成されてからの経過時間に応じて薬液の交換を行う、いわゆる「ライフタイム」による薬液の管理を行っている場合の例について説明する。なお、ここでは、第1薬液槽11と第2薬液槽15とで同じ薬液が使用されており、それぞれライフタイムで薬液の管理がされているものとする。
L … ロット
W … 基板
3 … 搬入部
5 … 搬送機構
7 … ストッカ
9 … 載置部
10 … 主搬送機構
11 … 第1薬液槽
13 … 第1純水槽
15 … 第2薬液槽
17 … 第2純水槽
19 … 乾燥室
21 … 載置部
23 … ストッカ
25 … 搬送機構
27 … 搬出部
29 … 操作部
31 … 昇降機構
Claims (4)
- 処理液で基板に処理を行う複数個の処理部と前記処理部に対する制御を行う制御部とを備え、複数のロットを搬送機構により各処理部に順次に移動しつつ処理を行う基板処理装置の制御方法において、
前記制御部は、複数のロットを順次に搬入するとともに、ロットに対応付けられたレシピに対して搬送機構による最大搬送時間を考慮し、ロットが各処理部へ到着する時刻を到着予想時刻として求め、次なるロットに対応付けられたレシピに対して搬送機構による最大搬送時間を考慮するとともに、先行するロットの各処理部における到着予想時刻を考慮し、次なるロットが各処理部へ到着する時刻を到着予想時刻として求める過程と、
各ロットが搬送機構によって搬送されて更新ポイントに移動してくるごとに、各ロットについて各処理部への実際の到着時刻を考慮して前記到着予想時刻を再計算する過程と、を実行し、
前記到着予想時刻を求める過程は、前記制御部が、求められた到着予想時刻を各処理部に対して送信する過程を含み、
前記最大搬送時間は、搬送の経時変化、および余裕時間を加えた時間であることを特徴とする基板処理装置の制御方法。 - 請求項1に記載の基板処理装置の制御方法において、
前記更新ポイントは、搬入されたロットを一時的に載置しておく載置部と、薬液による処理を行う薬液処理部と、純水による洗浄を行う洗浄処理部と、乾燥処理を行う乾燥処理部におけるロットの払出位置であることを特徴とする基板処理装置の制御方法。 - 請求項2に記載の基板処理装置の制御方法において、
前記薬液処理部は、送信されてきた到着予想時刻に基づき薬液交換の処理を行うことを特徴とする基板処理装置の制御方法。 - 請求項3に記載の基板処理装置の制御方法において、
前記薬液処理部が複数個ある場合、
前記各薬液処理部は、前記制御部の制御の下で互いに異なるタイミングで薬液が交換され、かつ、その交換タイミングは、各々が記憶している前回の薬液交換時点からの経過時間に基づき決められることを特徴とする基板処理装置の制御方法。
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