JP4748585B2 - スクロール圧縮機の製造方法 - Google Patents

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本発明は、スクロール圧縮機の製造方法に係り、特にスラスト受け及びバランスウエイ
トカバーを有するスクロール圧縮機の製造方法に関する。
従来のスクロール圧縮機は、固定スクロール及び旋回スクロールを組合せてなる圧縮機構部と、ステータ及びロータからなる電動機部と、圧縮機構部及び電動機部を上下に配置して収納した密閉容器と、一側がロータに固定され、他側が旋回スクロールに連結された駆動軸と、駆動軸の径方向荷重を支持する主軸受と、主軸受を支持するフレームと、フレームの中央穴に嵌合されて位置決めされボルトを用いて当該フレームに固定されて駆動軸のスラスト方向荷重を支持するスラスト軸受と、スラスト軸受の下方に位置して駆動軸に取り付けられたバランスウエイトと、バランスウエイトの周りを囲うバランスウエイトカバーとを備えて構成されている。
係る従来のスクロール圧縮機の製造方法について図5を参照しながら説明する。図5は従来のスクロール圧縮機の製造方法を説明する図である。
従来の製造方法では、フレーム4の中央穴4aへのフレーム嵌合部403a及びバランスウエイトカバー404の径方向位置決めのためのカバー嵌合部403bを切削加工した鋳物製スラスト軸受403と、板金をプレス成形したバランスウエイトカバー404とを共にフレーム4にボルト405を用いて組み付けることが行われている。具体的には、まず、スラスト軸受403を鋳物で作製し、この鋳物製スラスト軸受403の高精度の寸法が要求される部分となるフレーム嵌合部403a及びカバー嵌合部403bを切削加工する。一方、平板状の板金より、バランスウエイトカバー404の側壁部404aを絞り成形すると共に、中央穴404b及びボルト挿入穴404cを打ち抜き成形する。次いで、スラスト軸受403のフレーム嵌合部403aをフレーム4の中央穴4aに挿入してスラスト軸受403をフレーム4に当接し、スラスト軸受403のボルト挿入穴403cとフレーム4のボルト穴4bとを一致させる。次いで、バランスウエイトカバー404の中央穴404bにスラスト軸受403のカバー嵌合部403bを嵌合してバランスウエイトカバー404をスラスト軸受403に当接し、バランスウエイトカバー404のボルト挿入穴404cとスラスト軸受403のボルト挿入穴403c及びフレーム4のボルト穴4bとを一致させる。この状態で、ボルト405をバランスウエイトカバー404のボルト挿入穴404c及びスラスト軸受403のボルト挿入穴403cを通してフレーム4のボルト穴4bにねじ込むことにより、バランスウエイトカバー404及びスラスト軸受403をフレーム4に固定する。上述したスラスト軸受403のフレーム嵌合部403aを高精度切削加工する理由はスラスト軸受403が駆動軸との径方向での接触を避けるためであり、上述したスラスト軸受403のカバー嵌合部403bを高精度切削加工する理由はバランスウエイトカバー404がバランスウエイトや周囲部品との径方向での接触を避けるためである。
なお、従来技術に係るものとして、例えば特開2005−163636号公報(特許文献1)が挙げられる。
特開2005−163636号公報
上述した従来のスクロール圧縮機の製造方法では、スラスト軸受403のカバー嵌合部403bを高精度切削加工するため、スラスト軸受403が高価なってしまっていた。また、フレーム4に対してスラスト軸受403及びバランスウエイトカバー404をそれぞれ組み付けるようになっているため、組み立てが非常に面倒であった。その結果、製造コストの上昇を招いていた。
本発明の目的は、スラスト受けを安価に作製できるようにしつつ、バランスウエイトカバーの組み立てを容易にし、製造コストの低減を可能としたスクロール圧縮機の製造方法を得ることにある。
述の目的を達成するための本発明の態様は、固定スクロール及び旋回スクロールを組合せてなる圧縮機構部と、ステータ及びロータからなる電動機部と、前記圧縮機構部及び前記電動機部を上下に配置して収納した密閉容器と、一側が前記ロータに締結され、他側が前記旋回スクロールに連結された駆動軸と、前記駆動軸の径方向荷重を支持する主軸受と、前記主軸受を支持するフレームと、前記フレームの中央穴に嵌合されるフレーム嵌合部を有すると共にボルトを用いて当該フレームに固定されて前記駆動軸のスラスト方向荷重を支持するスラスト受けと、前記スラスト受けの下方に位置して前記駆動軸に取り付けられたバランスウエイトと、前記バランスウエイトの周りを囲うバランスウエイトカバーと、を備えたスクロール圧縮機の製造方法において、平板状の板金からプレス成形による打ち抜き及び絞り成形して、中央穴を有する上壁部と、この上壁部の外周端から下方に延びて側壁部を構成するフレーム嵌合部このフレーム嵌合部の下端から外周外方に延び且つ複数のボルト挿入穴を有するフランジ部とを備えた円形リング状の前記スラスト受けを作製し、平板状の板金からプレス成形による打ち抜き及び絞り成形して、中央穴を有する上壁部と、この上壁部の外周端から下方に延び且つ複数のボルト挿入穴を有する側壁部とを備えた円筒キャップ状の前記バランスウエイトカバーを作製し、前記スラスト受けのフランジ部と前記バランスウエイトカバーの上壁部とを上下に重ね、当該スラスト受けと当該バランスウエイトカバーとを位置決め治具を用いて位置決めした状態で溶着して一体部品とし、この一体部品における前記スラスト受けのフレーム嵌合部を前記フレームの中央穴に嵌合した状態で、ボルトを前記バランスウエイトカバーのボルト挿入穴及び前記スラスト受けのボルト挿入穴を通して前記フレームのボルト穴にねじ込むことにより、当該一体部品を前記フレームに固定することにある。
本発明によれば、スラスト受けを安価に作製できるようにしつつ、バランスウエイトカバーの組み立てを容易にし、製造コストの低減を可能としたスクロール圧縮機の製造方法を得ることができる。

以下、参考例及び本発明の実施形態について図を用いて説明する。参考例の図1及び図2と、本発明の実施形態の図3及び図4と、従来例の図5とにおける同一符号は同一物または相当物を示す。
参考例
参考例について図1及び図2を用いて説明する。
まず、参考例におけるスクロール圧縮機の全体構成及び動作に関して図1を参照しながら説明する。図1は参考例におけるスクロール圧縮機の縦断面図である。
スクロール圧縮機は、圧縮機構部120、電動機部6、密閉容器7、駆動軸3、主軸受401、副軸受8、フレーム4、オルダム継手5、スラスト軸受403とバランスウエイトカバー404との一体部品40、バランスウエイト303、給油ポンプ9、排油パイプ402を主要構成要素として備えている。
密閉容器7内には、上方に圧縮機構部120、中央に電動機部6、下方に油溜め703が配設されている。圧縮機構部120は固定スクロール1と旋回スクロール2とを組合せて構成されている。電動機部6は、密閉容器7に固定されたステータ601と、駆動軸3に締結されたロータ602とからなっている。油溜め703には圧縮機摺動部を潤滑するための油が貯留されている。
固定スクロール1は、台板101に渦巻き状のラップ102を直立して設けて構成されている。固定スクロール1の周縁部には吸入口103が設けられ、固定スクロール1の中央部には吐出口104が設けられている。吸入口103には吸入管702が接続されている。固定スクロール1はフレーム4にボルト105を用いて固定されている。旋回スクロール2は、台板201に渦巻き状のラップ202を直立して設け、ボス203を反ラップ側に設けて構成されている。固定スクロール1及び旋回スクロール2は、それぞれのラップ102、202を互いに噛み合わせることにより圧縮機構部120を形成している。フレーム4は、その外周面が密閉容器7の内壁に密着するように配置され、駆動軸3を貫通させる中央穴4aが設けられている。
駆動軸3の上端にはクランクピン301が備えられている。このクランクピン301は旋回スクロール2の台板201の下方に突設したボス203に挿入されている。ボス203内には旋回軸受210が設けられており、この旋回軸受210がクランクピン301と摺動する構造となっている。また、駆動軸3は、電動機部6の上方に備えられた主軸受401と、電動機部6の下方に備えられた副軸受8とによって径方向の荷重が支持されている。駆動軸3の下端部には給油ポンプ9が取り付けられている。この給油ポンプ9は、ポンプ下端から油溜め703の油を吸い込み、駆動軸3内に形成されている油通路302へ給油する構造となっている。
主軸受401はフレーム4の中央穴4aに嵌合して配置されている。主軸受401の外周面及び上面はフレーム4により覆われ、主軸受401の下面はスラスト軸受403により覆われている。主軸受401はフレーム4及びスラスト軸受403によって支持されている。
スラスト軸受403とバランスウエイトカバー404とは鋳物製の一体部品40で構成されている。この一体部品40は、主軸受401を下から押えるようにフレーム4にボルト405を用いて固定されており、駆動軸3のスラスト方向荷重を支持している。なお、スラスト軸受403にはボルト挿入穴403cが設けられ、フレーム4にはボルト穴4bが設けられており、ボルト挿入穴403c及びボルト穴4bは同一円周線上に複数形成されている。
バランスウエイトカバー404は、スラスト軸受403の下方に位置して駆動軸3に取り付けられたバランスウエイト303の周りを囲うように、スラスト軸受403の周縁部から下方に延びて設けられている。このバランスウエイトカバーは、バランスウエイト303周りの気流の乱れを抑えるために設けられ、バランスウエイト303に近接して配置されるものである。
バランスウエイト303は、駆動軸3のアンバランスを解消するためのものであり、主軸受401と電動機部6との間に位置して駆動軸3に取り付けられている。
フレーム4の下端部の主軸受402に対応する部分には、排油パイプ402が嵌合されている。この排油パイプ402は、主軸受401の下部と連通しており、主軸受401を潤滑した油を油溜め703に戻すように下方に延びている。なお、駆動軸3の油通路302から供給される油は、旋回軸受210を潤滑し、さらに主軸受401を潤滑した後に、排油パイプ402を通して油溜め703に戻される。
副軸受8は、圧縮機構部120に対し電動機部6を挟んだ反対側に位置しており、ハウジング801に副軸受8を備えた構造となっている。副軸受8は下フレーム802を介して密閉容器7に固定されている。
電動機部6が駆動されて駆動軸3のクランクピン301が偏心回転すると、旋回スクロール2は背面に位置するオルダム継手5の自転防止機構により固定スクロール1に対し自転せずに旋回運動を行う。その旋回運動により生じる不釣り合い力はバランスウエイト303により打ち消される。
固定スクロール1及び旋回スクロール2のラップ102、202により形成される密閉室は、旋回スクロール2の旋回運動により、中央部へ移動しながら容積を減少してガスを圧縮し、圧縮ガスを吐出口104より吐出室に吐出する。吐出室に吐出されたガスは、圧縮機構部120及び電動機部6の周囲を循環したのち、密閉容器7に取り付けられている吐出管701から圧縮機外へ放出される。
電動機部6の回転に伴って駆動軸3が回転されると、油溜め703にある油は、給油ポンプ9から吸い上げられ、油通路302を通り旋回軸受210へ給油される。旋回軸受210を通過した後、主軸受410へ給油され、大部分は排油パイプ402により油溜め703へ返油される。
次に、参考例のスクロール圧縮機の製造方法について、図2を参照しながら説明する。図2は参考例のスクロール圧縮機の製造方法を説明する図である。
参考例の製造方法では、スラスト軸受403とバランスウエイトカバー404とを鋳物の一体部品40で成形する。次いで、この一体部品40のフレーム嵌合部403aを切削加工する。次いで、この切削加工されたフレーム嵌合部403aをフレーム4の中央穴4aに嵌合し、スラスト軸受403のボルト挿入穴403cとフレーム4のボルト穴4bとを一致させた状態で、ボルト405をボルト挿入穴403cを通してボルト穴4bにねじ込むことにより、一体部品40をフレーム4にボルト405を用いて固定する。
参考例によれば、スラスト軸受403とバランスウエイトカバー404とを一体部品40とすることで、フレーム嵌合部403aを基準としてバランスウエイトカバー404の位置が決り、組み立て時のバランスウエイトカバー404の位置決めが不要となるので、従来例で必要としていたスラスト軸受403のカバー嵌合部403bの高精度切削加工をなくすことができる。また、フレーム4に対して一体部品40を組み付けるだけでスラスト軸受403及びバランスウエイトカバー404が組み立てられることとなり、組み立て作業を極めて容易に行うことができる。その結果、製造コストの大幅な低減を図ることができる。
本発明の実施形態)
次に、本発明の実施形態について図3及び図4を用いて説明する。図3は本発明の実施形態のスクロール圧縮機の製造方法を説明する図、図4は図3のA矢視図である。なお、図3(b)は図4のB−B線に沿った断面図であり、図4では位置決め治具及びスポット溶接用電極棒を省略して示してある。この実施形態は、次に述べる点で参考例と相違するものであり、その他の点については参考例と基本的には同一であるので、重複する説明を省略する。
の実施形態では、まず、図3(a)に示すように、平板状の板金からプレス成形(打ち抜き及び絞り成形)してフレーム嵌合部403c、ボルト挿入穴403c及び中央穴403dを有するスラスト軸受403を作製すると共に、平板状の板金からプレス成形(打ち抜き及び絞り成形)して側壁404a、ボルト挿入穴404c、中央穴404d及びスポット溶接用突起部404eを有するバランスウエイトカバー404を作製する。ここで、スラスト軸受403はフレーム嵌合部403cが上方に突出された円形リング状に形成され、バランスウエイトカバー404は円筒キャップ状に形成される。スラスト軸受403の中央穴403dとバランスウエイトカバー404の中央穴404bは、同一径の円形穴に形成される。
次いで、図3(a)から図3(b)及び図4に示すようにスラスト軸受403とバランスウエイトカバー404とを重ね、図3(b)に示すように位置決め治具417をスラスト軸受403の中央穴403d及びバランスウエイトカバー404の中央穴404bに通す。位置決め治具417はスラスト軸受403の中央穴403d及びバランスウエイトカバー404の中央穴404bの径と等しい外径を有している。これによって、スラスト軸受403とバランスウエイトカバー404とは同心に位置決めされる。なお、スラスト軸受403の中央穴403dをバランスウエイトカバー404の中央穴404bより大きく形成し、スラスト軸受403の外径またはフレーム嵌合部403cの外径で位置決めする治具を併用することにより、スラスト軸受403とバランスウエイトカバー404とを同心に位置決めするようにしてもよい。
位置決め治具417によりスラスト軸受403とバランスウエイトカバー404とを位置決めした状態で、スポット溶接用電極棒418をスポット溶接用突起部404eに当接して電流を流すことによりスポット溶接用突起部404eを溶融させてスラスト軸受403とバランスウエイトカバー404と溶着し、一体部品40を作製する。ここで、スポット溶接用突起部404eは、ボルト挿入穴403c及びボルト穴4bと同一円周線上に複数形成されている。
次いで、参考例と同様に、この一体部品40におけるスラスト軸受403のフレーム嵌合部403aをフレーム4に嵌合した状態で、ボルト405をバランスウエイトカバー404のボルト挿入穴404c及びスラスト軸受403のボルト挿入穴403cを通してフレーム4のボルト穴4bにねじ込むことにより、当該一体部品40をフレーム4に固定する。
の実施形態によれば、参考例と同様に、スラスト軸受403とバランスウエイトカバー404とを一体部品40とすることで、フレーム嵌合部403aを基準としてバランスウエイトカバー404の位置が決る。これによって、組み立て時のバランスウエイトカバー404の位置決めが不要となるので、従来例で必要としていたスラスト軸受403のカバー嵌合部403bの高精度切削加工をなくすことができる。なお、スラスト軸受403とバランスウエイトカバー404とは、位置決め治具417を用いることにより容易に位置決めすることができる。
また、スラスト軸受403を板金からプレス成形して作製するので、鋳物で作製する場合に比較してスラスト軸受403を高精度に作製することができる。これによって、従来例及び参考例で行われているようなフレーム嵌合部403aの高精度の切削加工をなくすことができる。なお、スラスト軸受413とバランスウエイトカバー414は位置決めをする部分のみ高精度とすればよいため、切削加工品に比べ安価な部品として仕上げることができる。
さらには、スポット溶接用突起部404eをボルト挿入穴403c及びボルト穴4bと同一円周線上に形成することで、バランスウエイトカバー404の外径及び内径部に寸法の裕度を取ることができる。
参考例におけるスクロール圧縮機の縦断面図である。 参考例のスクロール圧縮機の製造方法を説明する図である。 本発明の実施形態のスクロール圧縮機の製造方法を説明する図である。 図3のA矢視図である。 従来のスクロール圧縮機の製造方法を説明する図である。
符号の説明
1…固定スクロール、2…旋回スクロール、3…駆動軸、4…フレーム、4a…中央穴、4b…ボルト穴、5…オルダム継手、6…電動機部、7…密閉容器、8…副軸受、9…給油ポンプ、40…一体部品、101…台板、102…ラップ、103…吸入口、104…吐出口、105…ボルト、120…圧縮機構部、201…台板、202…ラップ、203…ボス、210…旋回軸受、301…クランクピン、302…油通路、303…バランスウエイト、401…主軸受、402…排油パイプ、403…スラスト軸受、403a…フレーム嵌合部、403b…カバー嵌合部、403c…ボルト挿入穴、404…バランスウエイトカバー、404b…中央穴、404c…ボルト挿入穴、405…ボルト、414e…スポット溶接用突起、417…位置決め治具、418…スポット溶接用電極棒、601…ステータ、602…ロータ、701…吐出管、702…吸入管、703…油溜め、801…ハウジング、802…下フレーム。

Claims (2)

  1. 固定スクロール及び旋回スクロールを組合せてなる圧縮機構部と、
    ステータ及びロータからなる電動機部と、
    前記圧縮機構部及び前記電動機部を上下に配置して収納した密閉容器と、
    一側が前記ロータに締結され、他側が前記旋回スクロールに連結された駆動軸と、
    前記駆動軸の径方向荷重を支持する主軸受と、
    前記主軸受を支持するフレームと、
    前記フレームの中央穴に嵌合されるフレーム嵌合部を有すると共にボルトを用いて当該フレームに固定されて前記駆動軸のスラスト方向荷重を支持するスラスト受けと、
    前記スラスト受けの下方に位置して前記駆動軸に取り付けられたバランスウエイトと、
    前記バランスウエイトの周りを囲うバランスウエイトカバーと、を備えたスクロール圧縮機の製造方法において、
    平板状の板金からプレス成形による打ち抜き及び絞り成形して、中央穴を有する上壁部と、この上壁部の外周端から下方に延びて側壁部を構成するフレーム嵌合部と、このフレーム嵌合部の下端から外周外方に延び且つ複数のボルト挿入穴を有するフランジ部とを備えた円形リング状の前記スラスト受けを作製し、
    平板状の板金からプレス成形による打ち抜き及び絞り成形して、中央穴を有する上壁部と、この上壁部の外周端から下方に延び且つ複数のボルト挿入穴を有する側壁部とを備えた円筒キャップ状の前記バランスウエイトカバーを作製し、
    前記スラスト受けのフランジ部と前記バランスウエイトカバーの上壁部とを上下に重ね、当該スラスト受けと当該バランスウエイトカバーとを位置決め治具を用いて位置決めした状態で溶着して一体部品とし、
    この一体部品における前記スラスト受けのフレーム嵌合部を前記フレームの中央穴に嵌合した状態で、ボルトを前記バランスウエイトカバーのボルト挿入穴及び前記スラスト受けのボルト挿入穴を通して前記フレームのボルト穴にねじ込むことにより、当該一体部品を前記フレームに固定すること、
    を特徴とするスクロール圧縮機の製造方法。
  2. 請求項1において、前記バランスウエイトカバーを前記スラスト受けの板厚より薄い板金から形成し、前記スラスト受けの中央穴を円形穴に形成し、前記バランスウエイトカバーの上壁部の中央穴を円形穴に形成し、前記スラスト受けの複数のボルト挿入穴及び前記バランスウエイトカバーの複数のボルト挿入穴を同心で且つ同一径の円周線上の同一位置に形成し、前記バランスウエイトカバーの上壁部に複数のスポット溶接用突起部を前記スラスト受けの複数のボルト挿入穴及び前記バランスウエイトカバーの複数のボルト挿入穴が形成された円周線上に形成し、前記位置決め治具に前記スラスト受けの中央穴と同一外径の中央孔挿入部を有し、前記スラスト受けのフランジ部と前記バランスウエイトカバーの上壁部とを上下に重ねると共に当該スラスト受けの中央穴に前記位置決め治具の中央穴挿入部を通し、当該位置決め治具を用いて当該スラスト受けと当該バランスウエイトカバーとを同心に位置決めした状態で前記スポット溶接用突起部を前記スラスト受けに溶着すること、を特徴とするスクロール圧縮機の製造方法。
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