JP2002273574A - スポット溶接方法 - Google Patents

スポット溶接方法

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JP2002273574A
JP2002273574A JP2001079057A JP2001079057A JP2002273574A JP 2002273574 A JP2002273574 A JP 2002273574A JP 2001079057 A JP2001079057 A JP 2001079057A JP 2001079057 A JP2001079057 A JP 2001079057A JP 2002273574 A JP2002273574 A JP 2002273574A
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JP
Japan
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bracket
panel
spot welding
welded
welding
Prior art date
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Application number
JP2001079057A
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English (en)
Inventor
Shuichi Mizumura
秀一 水村
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ブラケットのパネルへのスポット溶接時にブラ
ケットに位置決め用の突起が一つしか施工出来ない場合
でも、ブラケットが傾いて溶接されるのを防ぎ、溶接作
業の精度向上を図る。 【構成】パネルにブラケットをスポット溶接する方法に
おいて、該パネルと該ブラケットの本体に該パネルと該
ブラケットの一部が互いに嵌め合う複数の嵌合構造を備
えるとともに、該パネルと該ブラケットを嵌合せた状態
で、該ブラケットの複数の嵌合構造の間にスポット溶接
を施し、該ブラケットを該パネルに溶着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品を載置したり、係
止したりするブラケットをパネルにスポット溶接する方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスポット溶接は、図3に示すよう
に、電極11、12間に被溶接物である2枚の板材であ
るパネル3と物品を載置したり、係止したりするブラケ
ット4を挟んで、押圧し、2枚の板材に電流を流して両
板材を抵抗熱により溶融させ、接合する方法である。図
4に示すように、パネル3には突起5を、ブラケット4
には孔6を各々1個づつ設けて、突起5を孔6に嵌め込
み、嵌合構造にした状態で、パネル3、ブラケット4の
所定個所にスポット溶接(符号7はスポット溶接痕)
し、両板材3、4を互いに溶着させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のように、嵌
合構造が一個所だと、図4に示すように、一方の板金で
あるブラケット4が、溶接時に押圧した際に、傾いた状
態で溶着されてしまう。そこで、位置決めは2点以上が
望ましいが、設計上、部品を取り付けるためのブラケッ
トのような小さい部品だと突起が一つしか施工出来ない
場合がある。これは、図5に示すように、金型13に1
つめの突起5が干渉し、ある程度の距離を確保しない
と、突起を短い間隔で連続して施工する事が出来ない。
また、図6のように、ブラケット4が傾いて溶着される
のを防ぐ為に、補助具14を使い、ブラケット4を固定
した状態でスポット溶接を行っている。しかし、この方
法はスポット溶接の都度、傾き防止用に補助具14を取
り付ける必要があり、また、溶着する形状に合わせて補
助具を作成することにより、作業工数が増えるととも
に、コストアップの要因になっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るための手段として、本発明の請求項1は、パネルにブ
ラケットをスポット溶接する方法において、該パネルと
該ブラケットの本体に該パネルと該ブラケットの一部が
互いに嵌め合う複数の嵌合構造を備えるとともに、該パ
ネルと該ブラケットを嵌合せた状態で、該ブラケットの
複数の嵌合構造の間にスポット溶接を施し、該ブラケッ
トを該パネルに溶着させることを特徴としている。
【0005】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明は、パネルにブ
ラケットをスポット溶接する方法において、該パネルと
該ブラケットの本体に該パネルと該ブラケットの一部が
互いに嵌め合う複数の嵌合構造を備えるとともに、該パ
ネルと該ブラケットを嵌合せた状態で、該ブラケットの
複数の嵌合構造の間にスポット溶接を施し、該ブラケッ
トを該パネルに溶着させることにより、小さな部品を取
り付けるためのブラケットだと突起が一つしか施工出来
ない場合でも、ブラケットが傾いて溶着されるのを防
ぎ、スポット溶接作業の、精度向上を図ることができ
る。また、補助具を使わなくても、溶接するブラケット
等の部品を位置決めした状態で位置ずれすることなくス
ポット溶接を行なうことができ、スポット溶接作業の時
間短縮と、コストダウンが図れる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、適用した実施形態を図1、2に基づいて説明する。
なお、従来技術と同じ部位には同じ番号を使用した。図
1に示すように、スポット溶接前のステンレス製の板金
であるパネル3およびブラケット4に位置決め用とし
て、パネル3には突起5、孔2をパンチプレス機等で加
工して設け、突起5、孔2に嵌め合すように、対向する
位置に、ブラケット4にも孔6と突起1を設けている。
【0007】両板材3、4に突起および孔を加工したあ
と、パネル3の突起5と孔2をブラケット4の孔6と突
起1に係合し、嵌め合わせて、両板材3、4を重ねる。
この状態で両板材3、4を一対の電極11、12で挟
み、押圧しながら両電極11、12間に電気を流して、
両板材3、4にスポット溶接が行われる。なお、符号7
はブラケット4に着いたスポット溶接痕である。
【0008】また、パネル3の突起5とブラケット4の
孔6およびパネル3の孔2とブラケット4の突起1が係
合し、嵌合構造となるため、両板材3、4の相互の位置
決めも確実になり、スポット溶接時に、ブラケット4が
傾くことはない。
【0009】パネル3とブラケット4の突起および孔の
加工については、板材がプレス機等で作成する部品であ
れば、他の部分の孔や突起等の加工時に同時に行なえ
ば、わずかの加工を加えるだけで良く、NCプログラム
もわずかの追加で済むため、コストアップが少なくて済
む。また、突起と穴の嵌合構造の位置関係については、
金型や治工具等に制約は無く、お互いの間隔が狭くても
加工は容易にできる。また、本発明の突起と穴の嵌合構
造以外に、お互いが突起と凹部の形状の嵌合構造でも、
同様な効果を達成できる。
【0010】この方法を採用すれば、狭い場所等に取り
付ける必要がある小さな部品にでも、突起と穴の嵌合構
造の位置決めを2つ以上設けることができ、スポット溶
接作業の位置決め精度が向上する。また、ブラケットが
小さい部品でもよいことにより、材料費のコストダウン
が図れる。さらに、補助具を使用しなくてもよくなるの
で、その分で作業時間の短縮ができ、補助具を作製する
費用と時間が節約できる。従って、工数低減とコストダ
ウンが可能になる。
【0011】なお、本発明は電気絶縁性の樹脂コーティ
ング等の被覆層を有しないステンレス等の板材について
説明したが、両方の板材の重なり面に電気絶縁性の被覆
層を有する場合は、片方の板材が孔の加工や切断時に金
属部分が露出するため、孔や切断近傍の板材に電極1
1、12で挟み、押圧しながら両電極11、12間に電
流を流すと、通電状態が良く、両板材の溶接が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパネルとブラケットの溶接前概要図
【図2】本発明のパネルとブラケットの溶接後概要図
【図3】スポット溶接の概要図
【図4】従来のパネルとブラケット溶接後概要図
【図5】金型加工の概要図
【図6】補助具の取り付け状態図
【符号の説明】
1、5突起 2、6孔 3パネル 4ブラケット 7スポット溶接痕 11、12電極 13金型 14補助具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネルにブラケットをスポット溶接する方
    法において、該パネルと該ブラケットの本体に該パネル
    と該ブラケットの一部が互いに嵌め合う複数の嵌合構造
    を備えるとともに、該パネルと該ブラケットを嵌合せた
    状態で、該ブラケットの複数の嵌合構造の間にスポット
    溶接を施し、該ブラケットを該パネルに溶着させること
    を特徴とするスポット溶接方法。
JP2001079057A 2001-03-19 2001-03-19 スポット溶接方法 Pending JP2002273574A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007198330A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Hitachi Ltd スクロール圧縮機の製造方法
CN106141397A (zh) * 2016-08-29 2016-11-23 华霆(合肥)动力技术有限公司 电阻焊接工装

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JP2007198330A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Hitachi Ltd スクロール圧縮機の製造方法
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