JP4433457B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents

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本発明は、スクロール圧縮機に係わり、特に冷媒、空気、及びその他の圧縮性ガスを取扱うスクロール圧縮機に好適なものである。
スクロール圧縮機は、冷凍・空調機器用の圧縮機などの様々な分野で広く活用されている。他形態の圧縮機に比べて高効率、高信頼性、静音などの優位性を備えた圧縮機と言われている。
従来のスクロール圧縮機としては、例えば特開平7−35062号公報(特許文献1)に示されたものがある。このスクロール圧縮機は、台板に渦巻き状のラップを立設した固定スクロールと、台板に渦巻き状のラップを立設すると共に、圧縮室を形成するように固定スクロールに噛み合わせて旋回運動する旋回スクロールと、旋回スクロールの台板の側面および背面の外側に吐出圧力より低い圧力を有すると共に油が供給される背圧室を形成するフレームとを備えている。このスクロール圧縮機では、旋回スクロールが旋回運動する際に旋回スクロールの台板の側面とフレームとの間に噛み込む油を攪拌することによって発生する攪拌損失を低減するため、旋回スクロールの台板の背面から側面に至る複数の放射溝が設けられている。すなわち、旋回スクロールが旋回運動する際に旋回スクロールの台板の側面とフレームとの間に噛み込む油を放射溝を通して旋回スクロールの背面側に逃すことによって攪拌損失を低減している。
特開平7−35062号公報
しかし、従来のスクロール圧縮機では、旋回スクロールの台板の背面から側面に至る複数の放射溝が設けられているため、旋回スクロールの台板の剛性が低くなって変形しやすくなり、固定スクロールと接する旋回スクロールの台板の平面度を良好に確保することが難しいかった。このため、旋回スクロールの台板と固定スクロールの台板との鏡板面の接触部からのガス漏れが増加し、体積効率が低下してしまうという問題があった。特に旋回スクロールを鋳物で製作した場合には、旋回スクロールに残る残留応力が加工の際に開放されて、旋回スクロールの鏡板面の平面度を高精度に加工することが困難であった。
本発明の目的は、旋回スクロールによる油の攪拌損失を低減しつつ、簡単な構造で旋回スクロールの台板の平面度を良好に確保して体積効率の低下を抑制できるスクロール圧縮機を得ることにある。
前記目的を達成するために、本発明は、台板に渦巻き状のラップを立設した固定スクロールと、台板に渦巻き状のラップを立設すると共に、圧縮室を形成するように前記固定スクロールに噛み合わせて旋回運動する旋回スクロールと、前記旋回スクロールの台板の側面および背面の外側に吐出圧力より低い圧力を有すると共に油が供給される背圧室を形成する部材とを備え、前記旋回スクロールは前記旋回スクロールの台板の角部が全周にわたって残るように形成すると共に台板の側面から背面に貫通する複数の穴を形成し、前記旋回スクロールの台板の側面から背面に貫通する穴は、前記旋回スクロールの台板の背面中央側から放射状に延びる複数の放射溝に交差して前記台板の側面に円周方向に延びる円周溝を形成することにより開口される穴である構成としたことにある。
本発明のスクロール圧縮機によれば、旋回スクロールの台板の角部が全周にわたって残るように形成すると共にその台板の側面から背面に貫通する複数の穴を形成しているので、旋回スクロールによる油の攪拌損失を低減しつつ、簡単な構造で旋回スクロールの台板の平面度を良好に確保して体積効率の低下を抑制できる。
以下、本発明の幾つかの実施例のスクロール圧縮機を、図を用いて説明する。各実施例の図における同一符号は同一物または相当物を示す。
本発明の第1実施例のスクロール圧縮機について、図1及び図2A〜図2Cを用いて詳細に説明する。
まず、本実施例のクロール圧縮機の全体構造に関して図1を参照しながら説明する。図1は本発明の第1実施例のスクロール圧縮機の縦断面図である。
スクロール圧縮機1は、圧縮機構部2と駆動部3とを密閉容器700内に収納して構成されている。本実施例では、上から圧縮機構部2、駆動部3及び油溜り730の順に配設されており、回転軸300を介して圧縮機構部2と駆動部3が連結されている縦型スクロール圧縮機である。
圧縮機構部2は、固定スクロール100と旋回スクロール200とフレーム400を基本要素として構成されている。フレーム400は密閉容器700に固定され、転がり軸受401を配設する部材を構成している。固定スクロール100は、台板101と渦巻き状ラップ102と吸込口103と吐出口104とを基本構成部分として構成され、フレーム400にボルト405により固定されている。ラップ102は台板101の一側に垂直に立設されている。旋回スクロール200は、台板201と渦巻き状ラップ202とボス203と背圧穴とを基本構成部分として構成されている。ラップ202は台板201の一側に垂直に立設されている。ボス203は台板201の他側(反ラップ側)に垂直に突出して形成されている。旋回スクロール200は、鋳鉄やアルミニュームなどを材料とする鋳物から各構成部分を加工することにより形成されている。
固定スクロール100と旋回スクロール200を噛み合わせて構成した圧縮室130は、旋回スクロール200が旋回運動することによりその容積が減少する圧縮動作が行われる。この圧縮動作では、旋回スクロール200の旋回運動に伴って、作動流体が吸入管711および吸入口103を経由して圧縮室130へ吸込まれ、吸込まれた作動流体が圧縮行程を経て固定スクロール100の吐出口104から密閉容器700内に吐出され、さらに吐出管701を経由して密閉容器700から吐出される。これによって、密閉容器700内の空間は吐出圧力に保たれる。圧縮室130にはインジェンクションパイプ712が連通されるように設けられている。
密閉容器700は、上キャップ710及び下キャップ720を有している。密閉容器700の底面には脚部721が取付けられている。また、密閉容器700の側面にはハーメ端子702および端子カバー703が設けられ、電動機部600に電力を供給できるようになっている。
旋回スクロール200を旋回駆動する駆動部3は、ステータ601及びロータ602からなる電動機部600と、回転軸300と、旋回スクロール200の自転防止機構の主要部品であるオルダム継手500と、フレーム400と、転がり軸受401、803と、旋回軸受210とを基本要素として構成されている。
回転軸300は主軸部302とクランクピン301とを一体に備えて構成されている。転がり軸受401、803は回転軸300の主軸部302を回転自在に係合する主軸支持部を構成する。旋回軸受210は、回転軸300のクランクピン301を回転軸方向であるスラスト方向に移動可能にかつ回転自在に係合するように、旋回スクロール200に備えられている。
上部の主軸支持部である転がり軸受401は電動機部600の上側に配置され、下部の主軸支持部である副軸受部800の主要部を構成する転がり軸受(副軸受)803は電動機部600の下側に配置されている。密閉容器700に固定された下フレームハウジング801にハウジング802がボルト805を介して固定されている。ハウジング802に転がり軸受803が上方から挿入され、その上方からさらにハウジングカバー804が取付けられている。ハウジング802の下端にポンプ部900がボルト910を介して取付けられている。ポンプ部900は、回転軸300の下端に設けられたポンプ継手310を介して駆動される。
オルダム継手500は、旋回スクロール200の台板201の背面に配設されている。オルダム継手500に形成した直交する2組のキー部分の1組がフレーム400に構成したオルダム継手500の受け部であるキー溝を滑動し、残りの1組が旋回スクロールラップ202の背面側に構成したキー溝を滑動する。これによって、旋回スクロール200はスクロールラップ202の立設する方向である軸線方向に垂直な面内を固定スクロール100に対して自転せずに旋回運動する。
圧縮機構部2は、電動機部600に連結した回転軸300の回転によりクランクピン301が偏心回転すると、旋回スクロール200がオルダム継手500の自転防止機構により固定スクロール100に対し自転せずに旋回運動を行い、ガスを吸入管711および吸入口103を介してスクロールラップ102および202で形成される圧縮室130に吸入する。旋回スクロール200の旋回運動により、圧縮室130は中央部へ移動しながら容積を減少してガスを圧縮し、圧縮ガスを吐出口104より吐出室に吐出する。吐出室に吐出されたガスは、圧縮機構部3および電動機部600の周囲を循環したのち吐出管701から圧縮機外へ放出される。
なお、旋回スクロール200の台板201には、圧縮室130と旋回背面の背圧室411とを連通させる背圧穴が設けられており、背圧室411の圧力を吸入圧力と吐出圧力の中間の圧力(中間圧力)に保っている。旋回スクロール200の背面側に構成される背圧室411は、旋回スクロール200とフレーム400と固定スクロール100とで囲まれて形成される空間である。したがって、フレーム400は背圧室411を形成する部材を兼ねている。
フレーム400の溝409に設けられたシールリング410は背圧室411への吐出ガス流入を防いでいる。旋回スクロール200は背圧室411の中間圧力とシールリング410の内側に作用する吐出圧力との合力で固定スクロール100に押し付けられている。
ここで、シールリング410の内径は転がり軸受401の外径より小さくなっている。このような構成を採用できるようにするために、本実施例では、転がり軸受401をフレーム400の回転駆動手段側からフレーム400へ挿入し、挿入した転がり軸受401をフレームカバー403で固定する構成となっている。フレームカバー403にはスラスト軸受402が設けられている。フレームカバー403はフレーム400と別体に形成されている。フレームカバー403はフレーム400にボルト406により固定されている。なお、フレームカバー403は、フレーム400の内側に挿入されて転がり軸受401の抜け落ちを防止する部分と、フレーム400の回転駆動手段側端面に当接してこれに固定される部分とから構成されている。
また、バランスウェイト407の回転動作による気流の乱れを吐出管701付近へ作用させないためのバランスウェイトカバー404を設けている。このバランスウェイトカバー404はフレームカバー403の共締めでフレーム400へボルト406にて固定している。バランスウェイトカバー404は、ステータ601のコイルエンドの内径より若干小径の略筒状に形成され、バランスウェイト407の周囲を覆ってバランスウェイト407の回転動作による気流の乱れを吐出管701付近へ作用させないようになっている。
次に、給油経路について説明する。回転軸300が回転されると、ポンプ部900により油溜り730の油が回転軸内の油通路311に送られる。油通路311に送られた油の一部は横穴312を通って転がり軸受である副軸受803に流れた後、油溜り730に戻る。油通路311を通ってクランクピン301の上部に到達した油は旋回軸受210を通り、さらには転がり軸受401へ流れる。転がり軸受401を潤滑した油は排油パイプ408を通り、油溜り730に戻る。
また、旋回スクロール200のボス203の端面には給油ポケット205が設けられており、旋回スクロール200が旋回運動することにより、給油ポケット205がシールリング410の外側と内側を往復し、旋回軸受210と軸受401の間にある油の一部を背圧室411に搬送する。搬送された油はオルダム継手500に給油された後、固定スクロールの鏡板面105と旋回スクロール200の台板201の摺動面に給油される。
背圧室411に搬送された油は、背圧穴を通って、または鏡板摺動面の微小隙間を通って圧縮室130に流入する。圧縮室130に流入した油は圧縮された冷媒ガスと共に吐出口104から吐出され、密閉容器700内で冷媒ガスと分離され油溜り730に戻る。
次に、図1を参照しながら固定スクロール100に関してさらに具体的に説明する。固定スクロール100は、圧縮室130より外周側に旋回スクロール200の台板201が接触する鏡板面105を有している。鏡板面105は、圧縮室130の最外周を形成するラップを含むその外周側に形成されている。
次に、旋回スクロール200に関して図2A〜図2Cを参照しながら説明する。図2Aは図1のスクロール圧縮機の旋回スクロールを背面側から見た図、図2Bは図2AのA−O−A線に沿った旋回スクロール部分およびその周辺部の断面図、図2Cは図2AのP方向から見た図である。
旋回スクロール200には、台板201の側面から背面に貫通する複数の穴230が設けられている。穴230は、台板201の背面中央側から放射状に斜め上方に延びて側面に開口され、オルダム継手500を跨ぐように形成されている。また、旋回スクロール200には台板201の側面からオルダム継手500が摺動するキー溝260に貫通する穴230aが設けられている。これらの穴230、230aは、台板201の側面全周にわたってほぼ等間隔に開口されるように形成されている。
本実施例によれば、旋回スクロール200の台板201の側面から背面に貫通する複数の穴230が設けられているので、旋回スクロール200が旋回運動する際にその台板201の側面とフレーム400との間に噛み込む油を穴230を通して台板201の背面側に逃すことができる。これによって、旋回スクロール200による油の攪拌損失を低減することができ、圧縮機効率を向上することができる。
また、本実施例によれば、旋回スクロール200の台板201の側面からオルダム継手500が摺動するキー溝260に貫通する穴230aが設けられているので、旋回スクロール200が旋回運動する際にその台板201の側面とフレーム400との間に噛み込む油を穴230aを通してキー溝260に逃すことができる。これによって、旋回スクロール200による油の攪拌損失を低減することができると共に、オルダム継手500への給油を促進してその磨耗を低減することができる。したがって、圧縮機効率の向上と信頼性の向上を図ることができる。
そして、本実施例によれば、穴230、230aは台板201の角部を全周にわたって残すように形成されているので、簡単な構造で、台板201の剛性低下を抑制して台板201の変形を防止することができ、固定スクロール100と接する旋回スクロール200の台板201の平面度を良好に確保することができる。その結果、旋回スクロール200の台板201と固定スクロール100の台板201との鏡板面の接触部からのガス漏れを抑制することができ、体積効率を向上することができる。しかも、旋回スクロール200を鋳物で製作しても、旋回スクロール200に残る残留応力が加工の際に開放されにくいため、旋回スクロール200の鏡板面の平面度を高精度に加工することができる。
次に、本発明の第2実施例について図3A〜図3Cを用いて説明する。図3Aは本発明の第2実施例のスクロール圧縮機の旋回スクロールを背面側から見た図、図3Bは図3AのA−O−A線に沿った旋回スクロール部分およびその周辺部の断面図、図3Cは図3AのP方向から見た図である。この第2実施例は、次に述べる通り第1実施例と相違するものであり、その他の点については第1実施例と基本的には同一である。
この第2実施例では、台板201の側面から背面に貫通する穴230がL字型に設けられている。すなわち、穴230は、台板201の側面から水平に延びる穴部と、台板201の背面から垂直に延びる穴部との組み合わせで構成されている。この第2実施例によれば、前述した第1実施例のように斜めの穴230を設けることに比較して容易に穴230を設けることができる。
次に、本発明の第3実施例について図4A〜図4Cを用いて説明する。図4Aは本発明の第3実施例のスクロール圧縮機の旋回スクロールを背面側から見た図、図4Bは図4AのA−O−A線に沿った旋回スクロール部分およびその周辺部の断面図、図4Cは図4AのP方向から見た図である。この第3実施例は、次に述べる通り第1実施例と相違するものであり、その他の点については第1実施例と基本的には同一である。
この第3実施例では、台板201の背面中央側から放射状に延びる放射溝240に台板201の側面から貫通する穴230が設けられている。放射溝240の幅は穴230の直径より大きく形成されている。この第3実施例によれば、放射溝240を設けることによって、前述した第1、第2実施例に比較して旋回スクロール200の台板201の側面から背面に油が逃げる際の通路抵抗を小さくすることができ、より一層旋回スクロール200の旋回による油に攪拌損失を低減することができる。
次に、本発明の第4実施例について図5A〜図5Cを用いて説明する。図5Aは本発明の第4実施例のスクロール圧縮機の旋回スクロールを背面側から見た図、図5Bは図5AのA−O−A線に沿った旋回スクロール部分およびその周辺部の断面図、図5Cは図5AのP方向から見た図である。この第4実施例は、次に述べる通り第3実施例と相違するものであり、その他の点については第3実施例と基本的には同一である。
この第4実施例では、旋回スクロール200の台板201の背面中央側から放射状に延びる複数の放射溝240に交差して台板201の側面に円周方向に延びる円周溝250を形成することにより開口される角穴231が設けられている。この第4実施例によれば、円周溝250によって、旋回スクロール200の台板201の側面から背面に貫通する穴231を簡単に形成することができ、穴加工の手間が少なく生産性を向上することができる。さらに、円周溝250がキー溝260の底面より高く形成されると共に、旋回スクロール200の台板201の側面全周にわたって形成されている。これによって、より一層の攪拌損失の低減を図ることができる。
本発明の第1実施例のスクロール圧縮機の縦断面図である。 図1のスクロール圧縮機の旋回スクロールを背面側から見た図である。 図2AのA−O−A線に沿った旋回スクロール部分およびその周辺部の断面図である。 図2AのP方向から見た図である。 本発明の第2実施例の旋回スクロールを背面側から見た図である。 図3AのA−O−A線に沿った旋回スクロール部分およびその周辺部の断面図である。 図3AのP方向から見た図である。 本発明の第3実施例の旋回スクロールを背面側から見た図である。 図4AのA−O−A線に沿った旋回スクロール部分およびその周辺部の断面図である。 図4AのP方向から見た図である。 本発明の第4実施例の旋回スクロールを背面側から見た図である。 図5AのA−O−A線に沿った旋回スクロール部分およびその周辺部の断面図である。 図5AのP方向から見た図である。
符号の説明
1…スクロール圧縮機、2…圧縮機構部、3…駆動部、100…固定スクロール、101…台板、102…ラップ、103…吸入口、104…吐出口、105…鏡板面、200…旋回スクロール、201…台板、202…ラップ、203…ボス、205…給油ポケット、210…旋回軸受、300…回転軸、301…クランクピン、310…ポンプ継手、311…油通路、312…横穴、400…フレーム、401…転がり軸受、402…スラスト軸受、403…フレームカバー、404…バランスウェイトカバー、407…バランスウェイト、408…排油パイプ、410…シールリング、411…背圧室、500…オルダム継手、600…電動機部、601…ステータ、602…ロータ、700…密閉容器、701…吐出管、702…ハーメ端子、710…上キャップ、711吸入管、720…下キャップ、721…脚部、730…油溜り、800…副軸受部、801…下フレームハウジング、802…ハウジング、803…転がり軸受(副軸受)、804…ハウジングカバー、805…ボルト、900…ポンプ部。

Claims (2)

  1. 台板に渦巻き状のラップを立設した固定スクロールと、
    台板に渦巻き状のラップを立設すると共に、圧縮室を形成するように前記固定スクロールに噛み合わせて旋回運動する旋回スクロールと、
    前記旋回スクロールの台板の側面および背面の外側に吐出圧力より低い圧力を有すると共に油が供給される背圧室を形成する部材とを備え、
    前記旋回スクロールは前記旋回スクロールの台板の角部が全周にわたって残るように形成すると共に台板の側面から背面に貫通する複数の穴を形成し、
    前記旋回スクロールの台板の側面から背面に貫通する穴は、前記旋回スクロールの台板の背面中央側から放射状に延びる複数の放射溝に交差して前記台板の側面に円周方向に延びる円周溝を形成することにより開口される穴である
    ことを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、前記円周溝は、前記旋回スクロールを自転させずに旋回運動させるためのオルダム継手を摺動させるキー溝の底面より高く形成すると共に前記旋回スクロールの台板の側面全周にわたって形成したことを特徴とするスクロール圧縮機。
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