JPS62178790A - スクロ−ル圧縮機 - Google Patents

スクロ−ル圧縮機

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JPS62178790A
JPS62178790A JP2143486A JP2143486A JPS62178790A JP S62178790 A JPS62178790 A JP S62178790A JP 2143486 A JP2143486 A JP 2143486A JP 2143486 A JP2143486 A JP 2143486A JP S62178790 A JPS62178790 A JP S62178790A
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crankshaft
swirling
spiral vane
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Michio Yamamura
山村 道生
Kiyoshi Sawai
沢井 清
Shuichi Yamamoto
修一 山本
Shinichi Abe
伸一 阿部
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C17/00Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
    • F01C17/06Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
    • F01C17/066Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷暖房装置若しくは冷蔵庫等の冷却装置に用
いられるスクロール圧縮機に胸する。
従来の技術 従来から圧縮機の低振動化、低騒音化を図るためにスク
ロール圧縮機が注目されて来ている。
この種の圧縮機を第8図に示す。
同図に示すように圧縮機本体101内には、圧縮要素を
構成する固定渦巻羽根部品102、旋回渦巻羽根部品1
03、電動機要素を構成するステーク104、ローフ1
05、電動機要素の回転を圧縮要素に伝達する伝達要素
を構成するクランク軸106、自転拘束部品107を有
している。また圧縮機本体101の側面には低圧冷媒を
吸入する吸入管108、高圧冷媒を吐出する吐出管10
9を有する。ここで固定渦巻羽根部品102の下面には
、インホリュート曲線状に突起した固定渦巻羽根ラップ
102aを有し、固定渦巻羽根部品102中央部には吐
出口102bを有する。また旋回渦巻羽根部品103の
上面には、インボリュート曲線が固定渦巻羽根ラップ1
02aと逆巻きの旋回渦巻羽根ラップ103aを有して
いる。クランク軸106の上部は、圧縮機本体101に
固定された軸受110内に遊底され、旋回渦巻羽根部品
103の下面に突出して設けられた旋回渦巻羽根軸10
2bを遊底している。このとき旋回渦巻羽根軸102b
の中心は、クランク軸106の中心から偏心して設けで
ある。自転拘束部品107は、リング形状で上面下面に
それぞれ対角線状に突起を有し、旋回渦巻羽根部品10
3と軸受110との間に摺動自在に設けられ、クランク
軸106の回転により旋回羽根部品103がクランク軸
106を中心に公転運動するように構成されている。ま
た旋回羽根部品103と軸受110の間には、冷媒圧縮
によって旋回羽根部品103に生じる下方向への力を受
けるスラスト板111が設けである。
上記構成により、電動要素を構成するロータ105の回
転によってクランク軸106が回転する。そしてこのク
ランク軸106の回転は、自転拘束部品107の作用に
より旋回渦巻羽根部品103をクランク軸106のまわ
りを公転させる。
そしてこの旋回渦巻羽根部品103の公転運uJKよっ
て、固定渦巻羽根部品102と旋回渦巻羽根部品103
の開の固定渦巻羽根ラップ102aと旋回渦巻羽根ラッ
プ103aとで形成される密閉空間は、その容積を減少
させながら中心部へ移動する。すなわち旋回渦巻羽根部
品103の側部から吸い込まれた低圧冷媒は、前述の固
定渦巻羽根部品102と旋回渦巻羽根部品103の外周
で形成される密閉空間内に封入され、この密閉空間が中
央部に移動するにしたがって圧縮され、中央部VC&け
られている吐出口102bから吐出される。
発明が解決しようとする問題点 上記のように冷媒は、固定渦巻羽根部品102と旋回渦
巻羽根部品103との間で圧縮される。
このとき固定渦巻羽根部品102は圧縮機本体101に
固定されているため、旋回渦巻羽根部品103は下方へ
の力を受ける。そしてこの下方への力を受けるために旋
回渦巻羽根部品103と軸受110との間に軸受110
に片面を固定させてスラスト板111を設けである。
しかしこのスラスト板111には圧縮冷媒による大きな
力が加わるため、摩耗しやすいという問題を有している
。特にこのスラスト板111の摩耗は、固定渦巻羽根部
品102と旋回渦巻羽根部品103との擦間寸法に大き
な影響を与えるため、この隙間寸法の増大により各密閉
空間が連続することになり、効率的圧縮が行なえないと
いう間順を生じることになる。すなわち従来の構成では
、スラスト板111と旋回渦巻羽根部品103下面との
間の油滑か十分に行なわれないため、スラスト板111
が摩耗しやすいという問題を有していた0 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、クランク軸と旋
回渦巻羽根軸との嵌合部に潤滑油を供給する油供給手段
を設け、旋回渦巻羽根部品の旋回渦巻羽根軸を中心とす
る回転を拘束し、この旋回渦巻羽根部をクランク軸を中
心とする回転のみにする自転拘束部品の内周に沿ってス
ラスト板を設け、自転拘束部品の摺動によりスラスト板
も摺動する構成としたものである。
作  用 上記構成により、クランク軸の回転によって旋回渦巻羽
根部品はそれ自体回転しない公転運動を行なう。この時
自転拘束部品は、半径方向に摺動する。またスラスト板
も自転拘束部品の内周で自転拘束部品の摺動にともなっ
て摺動する。ここでクランク軸と旋回渦巻羽根軸との嵌
合部に供給された油は、この嵌合部の油滑を行なうとと
もに旋回渦巻羽根部品の公転運動により旋回渦巻羽根部
品の外周方向に導かれ、さらにスラスト板の摺動により
スラスト板の両面の油滑を行なう。すなわち旋回渦巻羽
根部品の軸方向の大きな力が加わるスラスト板の潤滑作
用を円滑に行なうため、スラスト板の摩耗を少なくする
ことができる。そしてさらにはスラスト板を自転拘束部
品の内周に設けているので、圧縮機の小型化をも図るこ
とができる。
実施例 以下、本発明のスクロール圧縮機の一実施例を図面に基
づいて説明する。
第1図は、本実施例によるスクロ−Jし圧縮機の構成を
示す断面図である。
同図に示すようにケースリブ1aを有するポンプ枠体1
と密閉容器2によりEE圧縮機本体構成する。そしてこ
の圧縮機本体には低圧冷媒を導入する吸入管3、高圧冷
媒を吐出する吐出管4、圧縮機内部の温度を検出し安全
装置を構成するガラス絶縁端子5a及び端子箱5bを有
する。また圧縮機本体内底部は潤滑油溜6となっており
、圧縮機本体内に設けている電動機要素、圧縮機要素、
回転伝達要素の潤滑を行なう油が溜められている。
ここで電動機要素は、EE圧縮機本体固定されたステー
ク7aと、このステータ7aの内周に回動自在に設けら
れたロータ7bとからなる。
まだ圧縮機要素は、ポンプ枠体1に固定され中心に吐出
口8aを有する固定渦巻羽根部品8と、回動自在に設け
られた旋回渦巻羽根部品9とからなる。
また電動機要素の動力を圧縮機要素に伝える回転伝達要
素は、ロータ7bを周設しその上端を旋回渦巻羽根軸9
aと嵌合して設けられたクランク軸10と、このクラン
ク軸10の上部に隙間を有して周設され、ポンプ枠体1
に固定された軸受11と、旋回渦巻羽根部品90賽回渦
巻羽根軸9aを中心とする回転を拘束し、この旋回渦巻
羽根部品9をクランク軸10を中心とする回転のみにす
る自転拘束部品12とからなる。
次に各部品の詳細を第2図から第7図を用いて説明する
第2図は、固定渦巻羽根部品8と旋回渦巻羽根部品9と
のかみあい状態を示す要部平面図である。
固定渦巻羽根ラップ8bと旋回渦巻羽根ラップ9bとは
、同形状のインボリュート曲線もしくはインボリュート
曲線に近い曲線でそれぞれ構成され、固定渦巻羽根部品
8の中央部には吐出口8aを有する。すなわち低圧冷媒
が円周方向から供給され、固定渦巻羽根ラップ8bと旋
回渦巻羽根ラップ9bとによって形成される密閉空間1
3a113a′に閉じ込められる。この閉じ込められた
冷媒は、旋回渦巻羽根部品9の公転にともない密閉空間
がせばめられるので、中心に移動するに従い圧縮される
。すなわち密閉空間13a、13a’は密閉空間tab
、t3hのようになる。そして圧縮された高圧冷媒は吐
出口8aから吐出される。
同図から明らかなように、圧縮過程にある密閉空間を常
に複数個有する。
第3図は、旋回渦巻羽根部品9、軸受11、自転拘束部
品12、スラスト板14の構成を示す分解斜視図である
旋回渦巻羽根部品9の上面には、前述の旋回渦巻羽根ラ
ッグ9bが一体に設けられ、下面中央部には旋回渦巻羽
根軸9aが一体に設けられている。
また自転拘束部品12の上面には上部突起12aが、下
面には下部突起12bが対角線上に設けられている。こ
の上部突起12aは、旋回渦巻羽根部品9の下面の半径
方向に設けられた摺動溝(図示せず)K、下部突起12
bは軸受11の上面の半径方向に設けられた摺動溝11
 aKそれぞれ摺動可能にはめこまれる。またスラスト
板14は、自転拘束部品12の内周に位置するように設
けられる。この時スラスト板14の径は、自転拘束部品
12の摺111]Kよって動かされる大きさでなければ
ならない。すなわち軸受11の中心から摺動溝11aの
中心側端部までの距離よりも長い半径を必要とし、自転
拘束部品12の摺動域内に位置する必要がある。ただし
、スラスト板14自体は自転拘束部品12の摺動域内に
はいらないような大きさであっても、自転拘束部品12
と何らかの結合手段を有し、実質的にスラスト板14が
自転拘束部品12の摺動によって動かされ、旋回渦巻羽
根部品9と軸受11との間を摺動する構成であれば、こ
のスラスト板14は自転拘束部品12の摺動域内にある
とする。またこのスラスト板14が自転拘束部品と一体
となったものでもよい。このスラスト板14は、旋回渦
巻羽根部品9が圧縮冷媒によって受ける下方向への附勢
力を受けるためのものであり、その肉厚は自転拘束部品
12の肉厚と同じかもしくはそれ以上あることが必要で
ある。スラスト板14の肉厚が自転拘束部品12の肉厚
と同じ場合には、旋回渦巻羽根部品9の下方向への附勢
力は、自転拘束部品12でも受けることKなるので、ス
ラスト&14に加わる圧力を減少することができる。軸
受11は、前述の摺動溝11aの他に吸入穴11bを複
数個有する。この吸入穴11bは、軸受11下部の低圧
冷媒ガスを軸受11の上部に位置する旋回渦巻羽根部品
9の周りに導くためのものである。
第4図は、吸入ガイド15の斜視図である。この吸入ガ
イド15は、吸入管3から圧縮機本体内に吸い込まれた
冷媒ガスが直接軸受11に設けられた吸入穴11bから
旋回渦巻羽根部品9の周りに導かれるのを防止するため
のものである。すなわち、吸入管3から吸い込まれる冷
媒ガスには液冷媒が含まれているために、この液冷媒が
圧縮要素の中に導かれることによって生じる液圧縮を防
止するだめのものである。
第5図は、クランク1lilh 10の斜視図である。
このクランク軸10の上端には旋回軸受10aを有し、
この旋回軸受10a内に前述の旋回渦巻羽根軸9aが挿
入される構成となる。またクランク軸10の下端には下
部に穴を有する主軸延長筒11bが設けられ、圧縮機本
体内底部の潤滑油溜6内に浸されている。そしてクラン
ク1紬10内には細穴11cが、クランク軸10表面に
は油溝11dが設けられている。ここで細穴11Cは、
クランク軸10と旋回渦巻羽根軸9aとの嵌合部に潤滑
油を供給する油供給手段である。すなわち油供給手段は
、結果的にスラスト板14の内部に位置するクランク軸
10と旋回渦巻羽根軸9aとの嵌合部に潤滑油を供給す
るものであれはよく、木実施例で示すようにクランク軸
10の回転によって生じる遠心力を利用してクランク軸
10内部を上昇するものの他に、クランク軸の外周に沿
って上昇するものであってもよく、さらにはポンプ等の
動力によって供給するものであってもよい。
第6図は、ローク7bK固定された液分離羽根16とバ
ランスフエイト17を示す斜視図である。
同図に示すように上部液分離羽根16a、下部液分離羽
根16b1主バランスクエイト17aが同心円状Vc設
けられ、ローフ7bに固定されている。そしてこれ全体
がクランク軸10と一体に回動するようVCW述のクラ
ンク軸10に周設されている。17bは副バランスクエ
イトである。
第7図は第1図の■−■線による断面図である。
同図に示すようにクランク軸10の上流凹部は略長方形
状となっており、旋回軸受10aは弾性体18によって
一方へ附勢されている。すなわち、旋回渦巻羽根軸9a
の中心は、クランク軸10の中心から偏心している。こ
のようVC旋回渦巻羽根軸9aをクランク軸10の中心
から偏心させ、さらに自転拘束部品12によって旋回渦
巻羽根部品9の旋回渦巻羽根軸9aを中心とする回転を
拘束するとともに、この自転拘束部品120対角線上で
のそれぞれの摺動によって旋回渦巻羽根部品9は公転運
動を行なう。
また圧縮要素に液圧縮等の理由で過大な負荷がかかった
場合には、旋回渦巻羽根軸9aに力が作用し、弾性体1
Bを縮め、クランク軸10と旋回渦巻羽根軸9aとの偏
心量を少くする。
上記構成による冷媒の流れを以下に説明する。
例えば凝縮器、キャピラリチューブ、蒸発器を経た低圧
冷媒は、吸入管3から圧縮機本体内に吸入される。この
時理想的には蒸気冷媒であるが、実際は液冷媒を含むた
め、吸入管3の出口にはあみ19を設けている。そして
圧縮機本体内に導かれた冷媒は、液分離羽根16の隙間
を通り軸受11と吸入ガイド15との間の空間に導かれ
る。
そして軸受11に有する吸入穴11bを通り旋回渦巻羽
根部品9の外周に導かれる。この旋回渦巻羽根部品9の
外周に導かれた冷媒は、この旋回渦巻羽根部品9と固定
渦巻羽根部品8とによって形成される密閉空間に入り、
圧縮され、吐出口8aを介して吐出管4から吐出される
次に上記構成による潤滑油の流れを以下に説明する。
圧縮機本体内底部の潤滑油溜6に有する油は、主軸延長
筒11b内に入り、この主軸延長筒11bの回転により
主軸延長筒11b内面を上昇する。
そして同様に回転しているクランク軸10内の細穴11
cを上昇し、クランク軸10の上端、すなわちクランク
軸10と旋回渦巻羽根軸9aとの嵌合部に至る。そして
この改合部に至った油は、嵌合部の潤滑を行なうととも
に旋回渦巻羽根部品9の下面に導かれる。そしてこの油
はスラスト板14の摺uJによりスラスト板14の上下
面の潤滑を行なう。この油の一部は軸受11に有する摺
動溝11a内に溜まり、自転拘束部品12の潤滑を行な
う。そして金利の油はクランク軸10の外周を下降する
。すなわちクランク軸10の外周には下方へ傾斜した螺
旋溝が設けられている。このように下降した油は、油溝
11dによりクランク軸10に周設された軸受11の下
端部に導かれる。
そしてこの油は、軸受11の下端部に対向して周設され
た下部液分離羽根16bの空間からステーク7a方面に
飛散され、再び圧縮機底部の潤滑油溜6VCQかれる。
本実施例は、上記説明から明らかなようにクランク軸1
0の細穴11cを上昇した油は、クランク軸1oと旋回
渦巻羽根部品9との嵌合部を潤滑するとともに、自転拘
束部品12の内周に、設けられたスラスト板14の摺動
によりスラスト板14の上下面の潤滑を円滑に行なうこ
とができる。そして、自転拘束部品12の内周に設けて
いるので圧縮機本体の半径方向の大きさを小型化するこ
とができる。またスラスト板14と自転拘束部品12と
の肉厚を同じにしているのでスラスト板14への圧力を
小さくでき、全体として単位面積に受ける力を減少する
ことができるので摩擦による摩耗を少なくでき、機器の
寿命を延ばすことができる。
発明の効果 本発明は上記構成により、クランク軸と旋回渦巻羽根軸
との嵌合部に供給された油は、スラスト板の摺動により
スラスト板の両面の潤滑を円滑に行なうことができる。
すなわち、このスラスト板には圧縮冷媒による大きな力
が加わるが、この円滑な潤滑によりスラスト板の摩耗を
少なくすることができる。特にスラスト板の摩耗は、固
定渦巻羽根部品と旋回渦巻羽根部品とのかみあい寸法に
大きな影響を与えるものであり、スラスト板の摩耗によ
りこのかみあい寸法が大きくなると圧縮効率の低下をま
ねくが、この円滑な潤滑作用により圧縮効率の低下を防
止することができ、圧縮機の寿命を延ばすことができる
さらには、このスラスト板は自転拘束部品の内周に設け
ているので圧縮機の小型化をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるスクロール圧縮機の構
成を示す断面図、第2図は同圧縮機の固定渦巻羽根部品
と旋回渦巻羽根部品とのかみあい状態を示す要部平面図
、第3図は同圧縮機に用いる部品の分解斜視図、第4図
から第6図は同圧縮機に用いる各部品の斜視図、第7図
は第1図の■−■線による断面図、第8図は従来のスク
ロール圧縮機の構成を示す断面図である。 8・・・・・・固定渦巻羽根部品、8b・・・・・・固
定渦巻羽根ラップ、9・・・・・・旋回渦巻羽根部品、
9b・・・・・・旋回渦巻羽根ラップ、10・・・・・
・クランク軸、11c・・・・・・油供給手段(細穴)
、12・・・・・・自転拘束部品、14・・・・・・ス
ラスト板。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 り2/り軸 /θ 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  固定渦巻羽根を有する固定渦巻羽根部品と、前記固定
    渦巻羽根と噛み合い、複数個の圧縮空間を形成する旋回
    渦巻羽根を有する旋回渦巻羽根部品と、この旋回渦巻羽
    根部品を旋回駆動するクランク軸と、このクランク軸の
    主軸を支承する軸受部品と、前記クランク軸と前記旋回
    渦巻羽根部品との係合部に潤滑油を供給する油供給手段
    と、環状体の両面に設けた突起をそれぞれ前記旋回渦巻
    羽根部品と前記軸受部品のそれぞれに設けた摺動溝に嵌
    合させることにより前記旋回渦巻羽根部品の自転を防止
    して旋回のみをさせる自転拘束部品と、前記旋回渦巻羽
    根部品の軸方向の附勢力を受けるスラスト板とを備え、
    このスラスト板の外周を前記自転拘束部品の環状体の内
    側に近接して配設し、前記自転拘束部品とほぼ同じ運動
    変位をさせるように構成したスクロール圧縮機。
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