JPH11336676A - スクロール式流体機械 - Google Patents
スクロール式流体機械Info
- Publication number
- JPH11336676A JPH11336676A JP32990298A JP32990298A JPH11336676A JP H11336676 A JPH11336676 A JP H11336676A JP 32990298 A JP32990298 A JP 32990298A JP 32990298 A JP32990298 A JP 32990298A JP H11336676 A JPH11336676 A JP H11336676A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll
- casing
- thrust
- plate
- orbiting scroll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
材料によって形成した場合に、かじりや異常摩耗の発生
を防止し、かつ耐摩耗性を向上する。 【解決手段】 アルミニウム系材料によって形成された
ケーシング1と旋回スクロール8との間に鉄系材料によ
って形成されたスラストプレート17を設けている。こ
れにより、ケーシング1と旋回スクロール8とを同じア
ルミニウム系材料によって形成した場合でも、スラスト
プレート17によってケーシング1と旋回スクロール8
との間のかじりや異常摩耗を防止できる。また、スラス
トプレート17をケーシング1のスラスト受部2に回転
可能に嵌合し、旋回スクロール8の鏡板8Aに対して摺
動させる構成としているから、スラストプレート17と
スラスト受部2との間の摺動抵抗を低減して、耐摩耗性
を向上することができる。
Description
を圧縮する圧縮機や真空ポンプ等に用いて好適なスクロ
ール式流体機械に関する。
スト方向の荷重を受承するスラスト受部が設けられたケ
ーシングと、該ケーシングに設けられ、鏡板に渦巻状の
ラップ部が立設された固定スクロールと、前記ケーシン
グに回転可能に設けられた駆動軸と、該駆動軸の先端側
に旋回可能に設けられ、鏡板に前記固定スクロールのラ
ップ部と重なり合って複数の圧縮室を画成する渦巻状の
ラップ部が立設された旋回スクロールとによって大略構
成されている。また、前記固定スクロールには、各圧縮
室のうち最外周側の圧縮室に連通した吸込口と、圧縮室
からの気体を外部に吐出する吐出口とが設けられてい
る。
機として用いた場合には、電動モータ等により駆動軸を
回転駆動して旋回スクロールを旋回させることにより、
吸込口から吸込んだ空気を各圧縮室内で圧縮しつつ、こ
の圧縮空気を吐出口から吐出し、外部の空気タンク等に
供給する。
旋回スクロールを固定スクロールから離間させる方向
(スラスト方向)に作用するが、該旋回スクロールの鏡
板に摺接したケーシングのスラスト受部によって該旋回
スクロールに作用するスラスト方向の荷重を受承してい
る。
来技術によるスクロール式流体機械では、小型軽量化、
冷却効率の向上、生産性の向上等の要望に対応し、ケー
シング、旋回スクロール等に軽量で、熱伝導率がよく、
成形が容易なアルミニウム系材料等を用いることが望ま
れている。
同じアルミニウム系材料によって形成した場合には、ケ
ーシングのスラスト受部と旋回スクロールの鏡板との摺
動面でかじり、異常摩耗等を生じる虞れがあるという問
題がある。
状態で旋回運動するから、該旋回スクロールの鏡板がケ
ーシングのスラスト受部に対し径方向、周方向に複雑に
摺動する。このため、旋回スクロールの鏡板とケーシン
グのスラスト受部との間の摺動抵抗が大きくなり、摩耗
によって寿命の低下を招くという問題がある。
されたもので、本発明の目的は、ケーシング、旋回スク
ロールを同じアルミニウム系材料によって形成した場合
でも、かじりや異常摩耗の発生を防止でき、かつ耐摩耗
性を向上できるようにしたスクロール式流体機械を提供
することにある。
式流体機械は、スラスト方向の荷重を受承するスラスト
受部が設けられたケーシングと、該ケーシングに設けら
れ、鏡板に渦巻状のラップ部が立設された固定スクロー
ルと、前記ケーシングに回転可能に設けられた駆動軸
と、該駆動軸の先端側に旋回可能に設けられ、鏡板に前
記固定スクロールのラップ部と重なり合って複数の圧縮
室を画成する渦巻状のラップ部が立設された旋回スクロ
ールとによって構成されている。
請求項1の発明が採用する構成の特徴は、ケーシングと
旋回スクロールを非鉄金属材料によって形成し、該ケー
シングのスラスト受部と旋回スクロールの鏡板との間に
はケーシング、旋回スクロールと異なる材料によって円
環状に形成されたスラストプレートを設ける構成とした
ことにある。
グ、旋回スクロールを同じ非鉄金属材料によって形成し
た場合でも、ケーシング、旋回スクロールと異なる材料
によって形成されたスラストプレートを介して旋回スク
ロールの鏡板とケーシングのスラスト受部を衝合させる
ことができ、同一材料によるかじりや異常摩耗を防止す
ることができる。
受部または旋回スクロールの鏡板のうちいずれか一方に
は円環状の環状凹溝を設け、スラストプレートは該環状
凹溝から突出した状態で該環状凹溝に回転可能に嵌合す
る構成としたことにある。
内にスラストプレートを嵌合させるだけで、該スラスト
プレートをケーシングのスラスト受部または旋回スクロ
ールの鏡板に回転可能に取付けることができる。また、
旋回スクロールの旋回運動に対応してスラストプレート
を回転させることができるから、ケーシングのスラスト
受部または旋回スクロールの鏡板とスラストプレートと
の間の摺動抵抗を低減することができる。
ロールはアルミニウム系材料によって形成し、スラスト
プレートは鉄系材料によって形成したことにある。これ
により、ケーシングと旋回スクロールとを同じアルミニ
ウム系材料によって形成した場合でも、これらの部材間
のかじりや異常摩耗を防止することができる。
は、旋回スクロールの鏡板と当接する表面側またはケー
シングのスラスト受部と当接する背面側に位置して潤滑
油を溜める複数の油溜めを設けている。これにより、例
えば旋回スクロールとスラストプレートとの摺動面に油
溜めからも潤滑油を供給できる。また、スラストプレー
トがケーシングのスラスト受部に対して回転する構成と
した場合にも、両者の摺動面に対して油溜めから潤滑油
を供給することができる。
トには各油溜め間を連通する複数の油溝を設けることに
より、スラストプレートの各油溜め内に溜った潤滑油を
連通溝を通じて互いに流通させることができ、これらの
油溜め内の油量を均等化することができる。
周面には周方向に間隔をもって複数の切欠きを設けてい
る。これにより、スラストプレートの外縁側にも切欠き
から潤滑油を供給できる。また、例えばスラストプレー
トが回転する場合には、外部から切欠きに供給される潤
滑油をスラストプレートの回転運動により全周に亘って
分散させることができる。
スクロールとの間には圧縮室への油液の浸入を阻止する
シール部材を設ける構成としたことにある。これによ
り、ケーシング内に貯えられた潤滑油等の油液によって
軸受等を潤滑した場合でも、この油液が圧縮室内に浸入
するのを防止することができる。
スクロール式流体機械として半給油式のスクロール式空
気圧縮機を例に挙げ図1ないし図9に従って詳細に説明
する。ここで、図1ないし図4は本発明による第1の実
施の形態を示している。
ケーシングで、該ケーシング1は、小径筒状に形成され
た軸受部1Aと、該軸受部1Aの軸方向中間部から径方
向外向きに延びた円板状の蓋部1Bと、該蓋部1Bの外
周から軸方向に延びた大径筒部1Cと、該大径筒部1C
の先端から径方向外向きに突出したフランジ部1Dとに
よって大略構成され、ケーシング1はアルミニウム合金
等のアルミニウム系材料によって形成されている。
内周側から内向きに突出して設けられた円環状のスラス
ト受部で、該スラスト受部2の内周側には、後述するオ
ルダムリング11が係合する係合溝2Aが形成されてい
る。また、スラスト受部2には、図2および図3に示す
如く、その外周側で後述の旋回スクロール8に対向する
前面側に位置して円環状の環状凹溝2Bが形成され、該
環状凹溝2B内には後述のスラストプレート17が回転
可能に嵌合している。
潤滑油3が貯えられ、この潤滑油3は後述の油掻き14
によって掻き上げられることにより、後述の玉軸受6,
7等を潤滑するものである。
ロールで、該固定スクロール4はアルミニウム系材料に
よって形成されている。また、固定スクロール4は、略
円板状に形成され、中心が後述する駆動軸5の軸線と一
致するように配設された鏡板4Aと、該鏡板4Aの外縁
側からケーシング1に向けて軸方向に延びた筒部4B
と、該筒部4Bから径方向外向きに延びたフランジ部4
Cと、前記鏡板4Aに軸方向に立設された渦巻状のラッ
プ部4Dとによって構成されている。
6,7を介して回転可能に支持された駆動軸で、該駆動
軸5の基端側はケーシング1外で電動モ−タ(図示せ
ず)等に連結されている。また、駆動軸5の先端側はケ
ーシング1内へと伸長してクランク軸5Aとなり、該ク
ランク軸5Aの軸線は駆動軸5の軸線に対して所定寸法
dだけ偏心している。
クランク軸5Aに旋回可能に設けられた旋回スクロール
で、該旋回スクロール8はケーシング1と同じアルミニ
ウム系材料によって形成されている。また、旋回スクロ
ール8は、円板状に形成された鏡板8Aと、該鏡板8A
の前面側から軸方向に立設された渦巻状のラップ部8B
と、鏡板8Aの背面側中央に突設されたボス部8Cとに
よって構成され、該ボス部8C内にはクランク軸5Aが
ころ軸受9を介して取付けられている。
ル4のラップ部4Dに対し、例えば180度だけずらし
て重なり合うように配設され、これにより、両者のラッ
プ部4D,8B間には複数の圧縮室10,10,…が画
成される。また、旋回スクロール8は、その鏡板8Aの
外周側が固定スクロール4のフランジ部4Cとケーシン
グ1のスラスト受部2との間に配設され、該鏡板8Aの
背面外周側がスラストプレート17に摺動可能に衝合し
ている。
回スクロール8の鏡板8Aとの間に設けられたオルダム
リングで、該オルダムリング11はスラスト受部2の係
合溝2Aと鏡板8Aの係合溝(図示せず)に対し、それ
ぞれ直交方向に独立して摺動可能に係合している。そし
て、オルダムリング11は、駆動軸5によって旋回スク
ロール8が回転駆動されたときに、該旋回スクロール8
の自転を防止し、クランク軸5Aによる寸法dの旋回半
径をもった円運動(旋回運動)を与えるものである。
に装着されたシール部材としてのフェイスシールで、該
フェイスシール12は、例えばOリング、角リング等に
よって形成されている。そして、フェイスシール12
は、固定スクロール4のフランジ部4Cと旋回スクロー
ルの鏡板8Aとの間を液密にシールするもので、潤滑油
3が圧縮室10内に浸入するのを規制している。
回転バランスをとるカウンタウェイト、14は該カウン
タウェイト13の先端側に取付けられた油掻きをそれぞ
れ示し、該油掻き14はケーシング1内の潤滑油3を掻
き上げ、玉軸受6,7、ころ軸受9、ケーシング1のス
ラスト受部2、スラストプレート17の両面側等に潤滑
油3を供給するものである。
に穿設された吸込口で、該吸込口15は最外周側の圧縮
室10に連通している。また、16は固定スクロール4
の鏡板4A中心部に穿設された吐出口で、該吐出口16
は最内周側の圧縮室10に開口している。
回スクロール8の鏡板8Aとの間に設けられたスラスト
プレートで、該スラストプレート17は、図2ないし図
4に示すように、例えば鋳鉄等の比較的軟質な鉄系材料
を用いて鋳造、プレス加工等の加工手段により円環状の
板体として形成され、表面17Aと背面17Bとを有し
ている。また、スラストプレート17の厚さ寸法tは環
状凹溝2Bの深さ寸法hよりも大きく設定され、これに
より、スラストプレート17をスラスト受部2の環状凹
溝2B内に嵌合した状態では、スラストプレート17が
スラスト受部2よりも突出している。
7B側がスラスト受部2の環状凹溝2B内に回転可能に
嵌合され、表面17A側が旋回スクロール8の鏡板8A
背面に対して摺動(または相対回転)可能に衝合してい
る。
スクロール8が旋回運動したときに、径方向、周方向に
移動する旋回スクロール8の鏡板8Aに対して表面17
A側が摺動し、該旋回スクロール8に作用するスラスト
方向の荷重をスラスト受部2と共に受承する。また、ス
ラストプレート17は環状凹溝2B内で回転可能に設け
られ、これにより、背面17B側が旋回スクロール8の
旋回運動に応じて環状凹溝2B内で回転を生じ、鏡板8
Aと間の摩擦抵抗を低減している。
機は上述の如き構成を有するもので、次に、その作動に
ついて説明する。
駆動すると、旋回スクロール8が寸法dの旋回半径で旋
回運動し、吸込口15を通って最外周側の圧縮室10内
に外部の空気が吸込まれ順次圧縮される。そして、この
圧縮空気は最内周側の圧縮室10から吐出口16を通っ
て外部の空気タンク等に吐出させる。
力が旋回スクロール8を固定スクロール4から離間させ
る方向(スラスト方向)に作用するが、該旋回スクロー
ル8の鏡板8Aに摺接したケーシング1のスラスト受部
2、スラストプレート17によって該旋回スクロール8
に作用するスラスト方向の荷重を受承する。
ト受部2の環状凹溝2B内に回転可能に嵌合され、旋回
スクロール8の鏡板8A背面に対して摺動可能に衝合し
ているから、旋回スクロール8の鏡板8Aに対して摺動
するときに、旋回スクロール8の旋回運動に応じて環状
凹溝2B内で回転し、鏡板8Aと間の摩擦抵抗を低減す
ることができる。
3を油掻き14によって掻き上げることにより、ケーシ
ング1内の玉軸受6,7、ころ軸受9、スラスト受部2
等に潤滑油3を供給すると共に、スラストプレート17
の表面17A、背面17B等にも潤滑油3を供給し、こ
れらを潤滑する。また、固定スクロール4の鏡板4Aに
はフェイスシール12が装着され、該フェイスシール1
2は、潤滑油3が圧縮室10内に浸入するのを規制して
いる。
じアルミニウム系材料によって形成されたケーシング1
と旋回スクロール8との間に鉄系材料によって形成され
たスラストプレート17を設け、該スラストプレート1
7は前記ケーシング1のスラスト受部2に回転可能に嵌
合し、前記旋回スクロール8の鏡板8Aに対して摺動さ
せる構成としている。これにより、ケーシング1と旋回
スクロール8を同じアルミニウム系材料によって形成し
た場合でも、鉄系材料によって形成されたスラストプレ
ート17を介して旋回スクロール8の鏡板8Aをケーシ
ング1のスラスト受部2に衝合させることができ、ケー
シング1と旋回スクロール8との間のかじりや異常摩耗
を防止することができる。
8等を軽量で、熱伝導率がよく、成形が容易なアルミニ
ウム合金等のアルミニウム系材料によって形成すること
ができるから、スクロール式空気圧縮機の小型軽量化、
冷却効率の向上、生産性の向上を図ることができる。
応してスラストプレート17を回転させることができる
から、該スラストプレート17とケーシング1のスラス
ト受部2との間の摺動抵抗を低減でき、スクロール式空
気圧縮機の耐摩耗性を向上して寿命を延ばすことができ
る。
体として形成しているから、該スラストプレート17を
円滑に回転させることができる上に、旋回スクロール8
に作用するスラスト方向の荷重を広い面で効率よく受承
することができる。
円環状の環状凹溝2Bを形成し、スラストプレート17
を該環状凹溝2Bに回転可能に嵌合する構成としている
から、環状凹溝2B内にスラストプレート17を嵌合さ
せるだけで、該スラストプレート17をケーシング1側
に容易に取付けることができ、組立時の作業性を向上す
ることができる。
イスシール12を装着し、固定スクロール4と旋回スク
ロール8との間をシールしているから、ケーシング1内
の潤滑油3が圧縮室10内に浸入するのを規制しでき、
吐出口16から清浄な圧縮空気を吐出することができ
る。
スラスト受部2に環状凹溝2Bを形成し、スラストプレ
ート17を該環状凹溝2Bに回転可能に嵌合する構成と
した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限ら
ず、例えば図4に示す変形例のように、旋回スクロール
8の鏡板8A背面に環状凹溝21を形成し、該環状凹溝
21にスラストプレート22を回転可能に嵌合する構成
としてもよい。
支持する構成についても、ケーシング1のスラスト受部
2または旋回スクロール8の鏡板8Aに環状の凸部を設
け、スラストプレート17に該凸部に対応する凹部を設
け、両者を回転可能に嵌合させる構成としてもよい。
シング1のスラスト受部2、旋回スクロール8の鏡板8
Aのいずれか一方または両方に回転可能に衝合する構成
であれば、嵌合部の形状等は自由に設定することができ
る。
の実施の形態を示し、本実施の形態によるスクロール式
空気圧縮機の特徴は、スラストプレートに複数の油溜め
を設ける構成としたことにある。なお、本実施の形態で
は、前記第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符
号を付し、その説明を省略するものとする。
レート17とほぼ同様に構成されたスラストプレート
で、該スラストプレート31は、例えば鋳鉄等の鉄系材
料により円環状の板体として形成され、表面31A側が
旋回スクロール8の鏡板8A背面に対して摺動可能に衝
合すると共に、背面31B側がスラスト受部2の環状凹
溝2B内に回転(摺動)可能に嵌合されている。しか
し、スラストプレート31の表面31Aと背面31Bに
は、後述の油溜め32が設けられている。
間隔をもって形成された多数の油溜めで、該各油溜め3
2は、図6および図7に示す如く、スラストプレート3
1を軸方向に貫通し、両端側がスラストプレート31の
表面31A、背面31Bに開口している。
スラストプレート31の表面31A側、背面31B側に
供給される潤滑油3を内部に溜め、この潤滑油3をスラ
スト受部2とスラストプレート31との摺動面、旋回ス
クロール8とスラストプレート31との摺動面へと徐々
に供給するものである。
形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果
を得ることができる。特に、本実施の形態では、スラス
トプレート31に表面31Aと背面31Bに開口する多
数の油溜め32を設けたので、スラストプレート31の
両面側に位置してスラスト受部2、旋回スクロール8と
の摺動面に供給される潤滑油3を油溜め32に溜めるこ
とができ、これらの摺動面には油溜め32からも潤滑油
3を長期間に亘り安定して供給することができる。
中には、スラストプレート31の表面31A、背面31
Bでの摺動抵抗を低減でき、スラスト受部2、旋回スク
ロール8、スラストプレート31等の摩耗を確実に抑制
できると共に、旋回スクロール8の旋回動作を円滑化し
て圧縮運転時の効率を高めることができる。
よってスラストプレート31の軽量化を図ることができ
る。しかも、これらの油溜め32は高精度に形成する必
要がないため、スラストプレート31を鋳造、プレス加
工等の加工手段により製造するときに各油溜め32を同
時に効率よく形成することができる。
態を示し、本実施の形態によるスクロール式空気圧縮機
の特徴は、スラストプレートの両面側に設けた複数の凹
陥部により油溜めを構成したことにある。
トプレート17とほぼ同様に構成されたスラストプレー
トで、該スラストプレート41は、例えば鋳鉄等の鉄系
材料により円環状の板体として形成されている。しか
し、スラストプレート41の表面41Aと背面41Bに
は、それぞれ多数の油溜め42,42,…が間隔をもっ
て設けられ、これらの油溜め42は有底の凹陥穴(ディ
ンプル穴)として形成されている。
形態でも、前記第1および第2の実施の形態とほぼ同様
の作用効果を得ることができる。そして、特に本実施の
形態では、各油溜め42を凹陥穴として形成することに
より、スラストプレート41の厚さが大きいためプレス
加工等が困難な場合でも、その両面側に油溜め42を容
易に形成することができる。
態を示し、本実施の形態によるスクロール式空気圧縮機
の特徴は、スラストプレートに油溜め、油溝および切欠
きを設ける構成としたことにある。
状の板体として形成されたスラストプレートで、該スラ
ストプレート51には、その表面51A側と背面側に開
口する多数の油溜め52,52,…が貫通孔として設け
られている。また、スラストプレート51には、後述の
油溝53と、切欠き54とが設けられている。
表面51Aに形成された複数の油溝で、該各油溝53は
互いに隣接する各油溜め52間に配置されている。そし
て、油溝53は、スラストプレート51の表面51Aが
旋回スクロール8の鏡板8A背面に摺接している状態で
も、その表面51A側で各油溜め52を連通し、これら
の油溜め52間には油溝53を通じて潤滑油が流通する
構成となっている。この場合、スラストプレート51の
背面側にも、各油溜め52を背面側で連結する複数の油
溝を必要に応じて設ける構成としてもよい。
外周面に設けられた複数の切欠きで、該各切欠き54は
スラストプレート51の径方向に一定の深さ寸法をもっ
て形成され、周方向に間隔をもって配置されている。そ
して、旋回スクロール8の旋回動作中にスラストプレー
ト51が回転するときには、切欠き54に溜った潤滑油
がスラストプレート51の外周面とスラスト受部2の環
状凹溝2Bとの間を潤滑しつつ、この潤滑油はスラスト
プレート51の回転運動により全周に亘って均等に分散
される構成となっている。
形態でも、前記第1および第2の実施の形態とほぼ同様
の作用効果を得ることができる。特に、本実施の形態で
は、各油溜め52間に複数の油溝53を設けたので、こ
れらの油溜め52に溜った潤滑油を油溝53を通じて互
いに流通させることができ、各油溜め52からの潤滑油
をスラストプレート51の摺動面全体に対して均等に供
給することができる。
数の切欠き54を設けることにより、切欠き54等から
供給される潤滑油によりスラストプレート51の外周面
も安定して潤滑できると共に、スラストプレート51の
回転運動を利用して切欠き54に溜った潤滑油を全周に
効率よく分散でき、スラストプレート51の各部位に対
する潤滑油の供給状態をさらに安定化することができ
る。
は、スラストプレート31,51の両面側に開口する油
溜め32,52、スラストプレート41の両面側に配置
された油溜め42等を設ける構成としたが、本発明はこ
れに限らず、スラストプレートの表面側、背面側のうち
いずれか一方の面だけに油溜めを設ける構成としてもよ
い。
トプレート51の外周面に複数の切欠き54を設ける構
成としたが、本発明はこれに限らず、スラストプレート
の内周面、または内周面と外周面の両方に切欠きを設け
る構成としてもよい。
1、旋回スクロール8等をアルミニウム系材料によって
形成し、スラストプレート17,22,31,41,5
1を鋳鉄材料等の鉄系材料によって形成した場合を例示
したが、スラストプレート17,22,31,41,5
1を銅合金、四ふっ化樹脂、カーボン樹脂等の他の材料
によって形成してもよい。
は、スラスト受部2の環状凹溝2B内にスラストプレー
ト31,41,51を嵌合する構成としたが、本発明は
これに限らず、例えば図4に示す第1の実施の形態の変
形例とほぼ同様に、スラスト受部2の環状凹溝2Bに代
えて旋回スクロール8の鏡板8A背面に設けた環状凹溝
21等にスラストプレート31,41,51を嵌合する
構成としてもよい。
のスクロール式空気圧縮機を例に挙げて説明したが、本
発明はこれに限らず、例えば、無給油式のスクロール式
空気圧縮機、空気以外の他の気体、冷媒等を圧縮するス
クロール式圧縮機、真空ポンプ等として用いるスクロー
ル式流体機械に適用してもよい。
れば、ケーシングと旋回スクロールを非鉄金属材料によ
って形成し、該ケーシングのスラスト受部と旋回スクロ
ールの鏡板との間にはケーシング、旋回スクロールと異
なる材料によって円環状に形成されたスラストプレート
を設ける構成としている。これにより、ケーシング、旋
回スクロールを同じ非鉄金属材料によって形成した場合
でも、ケーシング、旋回スクロールと異なる材料によっ
て形成されたスラストプレートを介して旋回スクロール
の鏡板とケーシングのスラスト受部を衝合させることが
でき、同一材料によるかじりや異常摩耗を防止すること
ができる。
ラスト受部または旋回スクロールの鏡板のうちいずれか
一方に円環状の環状凹溝を設け、スラストプレートを該
環状凹溝から突出した状態で環状凹溝に回転可能に嵌合
させているから、環状凹溝内にスラストプレートを嵌合
させるだけで、該スラストプレートをケーシングのスラ
スト受部または旋回スクロールの鏡板に取付けることが
でき、組立時の作業性を向上することができる。また、
旋回スクロールの旋回運動に対応してスラストプレート
を回転させることができるから、ケーシングのスラスト
受部または旋回スクロールの鏡板とスラストプレートと
の間の摺動抵抗を低減することができ、スクロール式流
体機械の耐摩耗性を向上して寿命を延ばすことができ
る。
回スクロールを同じアルミニウム系材料によって形成し
た場合でも、ケーシングと旋回スクロールとの間のかじ
りや異常摩耗を防止することができるから、ケーシン
グ、旋回スクロールを軽量で、熱伝導率がよく、成形が
容易なアルミニウム系材料によって形成することがで
き、スクロール式流体機械の小型軽量化、冷却効率の向
上、生産性の向上を図ることができる。
トには複数の油溜めを設ける構成としたので、スラスト
プレートと旋回スクロールとの摺動面、またはスラスト
プレートとケーシングのスラスト受部との摺動面には油
溜めからも潤滑油を長期間に亘り安定して供給でき、旋
回スクロールの旋回運動中には、スラストプレートの摺
動抵抗をより低減することができる。これにより、スラ
スト受部、旋回スクロール、スラストプレート等の摩耗
を確実に抑制でき、これらの耐久性をより向上できると
共に、スラストプレートの軽量化を図ることができる。
トには各油溜め間を連通する複数の油溝を設ける構成と
したので、これらの油溜めに溜った潤滑油を油溝を通じ
て互いに流通させることができ、各油溜めからの潤滑油
をスラストプレートの摺動面全体に対して均等に供給す
ることができる。
トの外周面には複数の切欠きを設ける構成としたので、
切欠きに溜った潤滑油によりスラストプレートの外周面
も安定して潤滑できると共に、スラストプレートの回転
運動を利用して切欠きに溜った潤滑油を全周に効率よく
分散でき、スラストプレートの各部位に対する潤滑油の
供給状態をさらに安定化することができる。
と旋回スクロールとの間に圧縮室への油液の浸入を阻止
するシール部材を設けているから、ケーシング内に貯え
られた潤滑油等の油液によって軸受等を潤滑した場合で
も、油液が圧縮室内に浸入するのを防止でき、例えば清
浄な圧縮空気を供給することができる。
空気圧縮機を示す縦断面図である。
面図である。
を分解した状態で示す外観斜視図である。
空気圧縮機の要部拡大断面図である。
空気圧縮機を示す要部拡大断面図である。
解した状態で示す外観斜視図である。
プレートの拡大断面図である。
空気圧縮機のスラストプレートを示す拡大断面図であ
る。
空気圧縮機のスラストプレートを示す正面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 スラスト方向の荷重を受承するスラスト
受部が設けられたケーシングと、該ケーシングに設けら
れ、鏡板に渦巻状のラップ部が立設された固定スクロー
ルと、前記ケーシングに回転可能に設けられた駆動軸
と、該駆動軸の先端側に旋回可能に設けられ、鏡板に前
記固定スクロールのラップ部と重なり合って複数の圧縮
室を画成する渦巻状のラップ部が立設された旋回スクロ
ールとを備えたスクロール式流体機械において、 前記ケーシングと旋回スクロールを非鉄金属材料によっ
て形成し、該ケーシングのスラスト受部と旋回スクロー
ルの鏡板との間にはケーシング、旋回スクロールと異な
る材料によって円環状に形成されたスラストプレートを
設ける構成としたことを特徴とするスクロール式流体機
械。 - 【請求項2】 前記ケーシングのスラスト受部または前
記旋回スクロールの鏡板のうちいずれか一方には円環状
の環状凹溝を設け、前記スラストプレートは該環状凹溝
から突出した状態で該環状凹溝に回転可能に嵌合する構
成としてなる請求項1に記載のスクロール式流体機械。 - 【請求項3】 前記ケーシング、旋回スクロールはアル
ミニウム系材料によって形成し、前記スラストプレート
は鉄系材料によって形成してなる請求項1または2に記
載のスクロール式流体機械。 - 【請求項4】 前記スラストプレートには、前記旋回ス
クロールの鏡板と当接する表面側または前記ケーシング
のスラスト受部と当接する背面側に位置して潤滑油を溜
める複数の油溜めを設けてなる請求項1,2または3に
記載のスクロール式流体機械。 - 【請求項5】 前記スラストプレートには前記各油溜め
間を連通する複数の油溝を設けてなる請求項4に記載の
スクロール式流体機械。 - 【請求項6】 前記スラストプレートの外周面には周方
向に間隔をもって複数の切欠きを設けてなる請求項1,
2,3,4または5に記載のスクロール式流体機械。 - 【請求項7】 前記固定スクロールと旋回スクロールと
の間には前記圧縮室への油液の浸入を阻止するシール部
材を設ける構成としてなる請求項1,2,3,4,5ま
たは6に記載のスクロール式流体機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32990298A JPH11336676A (ja) | 1998-03-25 | 1998-11-19 | スクロール式流体機械 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-96650 | 1998-03-25 | ||
JP9665098 | 1998-03-25 | ||
JP32990298A JPH11336676A (ja) | 1998-03-25 | 1998-11-19 | スクロール式流体機械 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11336676A true JPH11336676A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=26437827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32990298A Pending JPH11336676A (ja) | 1998-03-25 | 1998-11-19 | スクロール式流体機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11336676A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006329174A (ja) * | 2004-05-31 | 2006-12-07 | Hitachi Ltd | スクロール式流体機械 |
EP1811179A2 (en) * | 2006-01-24 | 2007-07-25 | Anest Iwata Corporation | Scroll fluid machine |
JP2007198330A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Hitachi Ltd | スクロール圧縮機の製造方法 |
JP2008088847A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Denso Corp | スクロール型圧縮機 |
JP2008101483A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Sanden Corp | スクロール圧縮機 |
JP2008215090A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Denso Corp | スクロール型圧縮機およびその製造方法 |
US7658600B2 (en) * | 2006-06-14 | 2010-02-09 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Scroll compressor with thrustplate peeling prevention |
WO2012144489A1 (ja) * | 2011-04-19 | 2012-10-26 | サンデン株式会社 | スクロール型流体機械 |
JP2013167216A (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール型圧縮機 |
JP2016142129A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-08 | 大豊工業株式会社 | バキュームポンプ |
JP2016176381A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 富士電機株式会社 | スクロール圧縮機 |
WO2018066615A1 (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | ナブテスコ株式会社 | スクロール式流体機械、シール部材およびシール |
US10840758B2 (en) | 2018-03-30 | 2020-11-17 | Fanuc Corporation | Robot drive unit and robot |
JP2021021334A (ja) * | 2019-07-24 | 2021-02-18 | トヨタ自動車株式会社 | スクロール型流体機械 |
US11312006B2 (en) | 2018-03-30 | 2022-04-26 | Fanuc Corporation | Robot drive unit and robot |
WO2023286559A1 (ja) * | 2021-07-13 | 2023-01-19 | Ntn株式会社 | スクロールコンプレッサの環状シール部材 |
-
1998
- 1998-11-19 JP JP32990298A patent/JPH11336676A/ja active Pending
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006329174A (ja) * | 2004-05-31 | 2006-12-07 | Hitachi Ltd | スクロール式流体機械 |
EP1811179A2 (en) * | 2006-01-24 | 2007-07-25 | Anest Iwata Corporation | Scroll fluid machine |
EP1811179A3 (en) * | 2006-01-24 | 2009-07-22 | Anest Iwata Corporation | Scroll fluid machine |
JP2007198330A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Hitachi Ltd | スクロール圧縮機の製造方法 |
US7658600B2 (en) * | 2006-06-14 | 2010-02-09 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Scroll compressor with thrustplate peeling prevention |
JP2008088847A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Denso Corp | スクロール型圧縮機 |
JP2008101483A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Sanden Corp | スクロール圧縮機 |
JP2008215090A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Denso Corp | スクロール型圧縮機およびその製造方法 |
JP4661801B2 (ja) * | 2007-02-28 | 2011-03-30 | 株式会社デンソー | スクロール型圧縮機およびその製造方法 |
WO2012144489A1 (ja) * | 2011-04-19 | 2012-10-26 | サンデン株式会社 | スクロール型流体機械 |
JP2013167216A (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール型圧縮機 |
JP2016142129A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-08 | 大豊工業株式会社 | バキュームポンプ |
JP2016176381A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 富士電機株式会社 | スクロール圧縮機 |
WO2018066615A1 (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | ナブテスコ株式会社 | スクロール式流体機械、シール部材およびシール |
CN109715950A (zh) * | 2016-10-06 | 2019-05-03 | 纳博特斯克有限公司 | 涡旋式流体机械、密封构件以及密封件 |
JPWO2018066615A1 (ja) * | 2016-10-06 | 2019-07-25 | ナブテスコ株式会社 | スクロール式流体機械、シール部材およびシール |
US10840758B2 (en) | 2018-03-30 | 2020-11-17 | Fanuc Corporation | Robot drive unit and robot |
US11312006B2 (en) | 2018-03-30 | 2022-04-26 | Fanuc Corporation | Robot drive unit and robot |
JP2021021334A (ja) * | 2019-07-24 | 2021-02-18 | トヨタ自動車株式会社 | スクロール型流体機械 |
WO2023286559A1 (ja) * | 2021-07-13 | 2023-01-19 | Ntn株式会社 | スクロールコンプレッサの環状シール部材 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11336676A (ja) | スクロール式流体機械 | |
JP2712914B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
US4734020A (en) | Scroll type compressor with spiral oil feeding grooves in thrust bearing | |
KR100916554B1 (ko) | 올덤 커플링을 위한 클리어런스를 가진 스크롤 압축기 | |
KR20010078226A (ko) | 스크롤 압축기 | |
CN217898551U (zh) | 用于涡旋压缩机的套筒以及涡旋压缩机 | |
US5253989A (en) | Scroll fluid apparatus having a revolving scroll of separate members | |
US5423663A (en) | Orbiting member fluid displacement apparatus with rotation preventing mechanism | |
JP2000220582A (ja) | スクロール流体機械 | |
JPH0680317B2 (ja) | 無給油式スクロ−ル圧縮機 | |
US5813843A (en) | Scroll-type fluidic machine having a slider for axial thrust and rotation prevention | |
JPH08232863A (ja) | 軸貫通スクロール圧縮機 | |
JP3227075B2 (ja) | スクロール型圧縮機 | |
JP5864883B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JPH072961Y2 (ja) | 無給油式スクロール流体機械 | |
JP2972464B2 (ja) | スクロール型流体機械 | |
JP4281128B2 (ja) | スクロール形流体機械 | |
JPH0988849A (ja) | スクロール式流体機械 | |
JPH08319966A (ja) | スクロール式流体機械 | |
JPH08159060A (ja) | 横置き型スクロール流体機械 | |
JPH07269476A (ja) | スクロール式流体機械 | |
JPH11324943A (ja) | スクロール型圧縮機 | |
JP4865417B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
CN116412133A (zh) | 涡旋压缩机和用于涡旋压缩机的套筒 | |
JPH07208359A (ja) | スクロール型無給油式流体機械 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051110 |
|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20051110 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080930 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081021 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090317 |