JP4748504B2 - 光ファイバ型波長変換器 - Google Patents

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Description

本願発明は、非線形性に優れた光ファイバを用いた光ファイバ型波長変換器に関するものである。
近年、通信における高速化、大容量化、長距離伝送が益々求められており、このために光信号の処理速度の高速化や長距離伝送を達成するための光信号処理技術が希求されている。
光信号処理技術の一つとして、光信号を光のまま処理する全光信号処理技術がある。この処理技術は光信号を電気信号に変えることなく、光信号を直接光信号として扱うため高速な光信号処理が可能となる。
前記全光信号処理技術には、光信号を伝送する光ファイバ内で生ずる非線形光学現象を利用する方法、あるいは非線形性の高い物質からなる光導波路中で生ずる非線形現象を利用する方法等がある。
前者の光ファイバ内で発生する非線形光学現象を利用した全光信号処理技術は、高速処理が可能であると同時に伝送損失も小さくできるため近年、特に注目されている。この光ファイバ内で生ずる非線形現象としては四光波混合、自己位相変調、相互位相変調、ブリュリアン散乱等が挙げられる。これらのなかで四光波混合を利用した波長変換や、自己位相変調を利用したパルス圧縮、波形整形等の光信号処理技術が既に報告されている。
ところで四光波混合は、2波長以上の光を光ファイバに導入したとき、非線形現象により特定の規則を持って新たな波長の光が生ずる現象である。前述した光信号処理技術では、この新たな波長の光が生ずる現象を波長変換に利用しようとするものである。また、この四光波混合を利用した波長変換は、多数の信号波長を一括して高速かつ低ノイズで波長変換できるという利点を有している。そのため将来の高速信号処理システム構築において重要なものと考えられている。
ところで、このように波長変換といった光信号処理技術を適用するためには、光ファイバとして非線形現象を大きく起し得る光ファイバ、すなわち高非線形性を有する光ファイバ(以下単に高非線形光ファイバという)が必要となる。
この種の高非線形光ファイバ及びこの高非線形光ファイバを用いた光ファイバ型波長変換器の一つが特許文献1に記載されている。
特開2001−75136号公報
ところで前記特許文献1に開示されている光ファイバ型波長変換器に限らず、この種の高非線形光ファイバを用いた光ファイバ型波長変換器にあっては、この光ファイバ型波長変換器を使用する周囲の温度(以下単に環境温度という)が変化すると、その特性、特に波長変換帯域が変化する場合があることがわかってきた。具体的には、何種類かの高非線形光ファイバを作成し、これらを用いた光ファイバ型波長変換器を異なる環境温度下で動作させたところ、その波長変換帯域が環境温度により変化することがわかった。
そこで本願発明では、高非線形光ファイバを用いた光ファイバ型波長変換器において、使用環境下の環境温度の変化に対して、波長変換帯域特性の変化が小さく、安定した波長変換が可能な光ファイバ型波長変換器を提供することを目的とする。
前記目的を達成すべく本願請求項1記載の光ファイバ型波長変換器は、高非線形光ファイバの一端から信号光とポンプ光を導入し、前記高非線形光ファイバの他端より前記信号光の波長変換光を得る光ファイバ型波長変換器であって、前記高非線形光ファイバの零分散波長λ0に対して前記ポンプ光の波長λpがλ0−1nm乃至λ0+1nm内に設定され、前記ポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの波長分散スロープの絶対値が0.02ps/nm2/km以下であり、前記ポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの非線形係数γが10/W/km以上であり、環境温度が摂氏0℃乃至40℃内で変化したときに下記式で示される変換帯域Dの変化が30%以下であり、 前記高非線形光ファイバが、少なくとも第一コアと該第一コアの外周に設けられた第二コアと該第二コアの外周に設けられた第三コアと該第三コアの外周に設けられたクラッドとを有し、前記第一コア、前記第二コア、前記第三コアの前記クラッドに対する比屈折率差をそれぞれ△1、△2、△3としたとき、△1>△3>0>△2であって、かつ△1>2%、1%>△3>0.1%であることを特徴とするものである。
D=|λp−λs2
(ここでλs2は、前記ポンプ光の波長λpをλ0−1nm乃至λ0+1nm内のいずれかの波長に固定して前記信号光の波長λsをλp−5nmに設定したときの変換効率をE0と表記したとき、ポンプ光の波長λpを固定したまま信号光の波長λsのみ変化させたときに変換効率がE0より3dB減少するときの信号光の波長をいう)
このようにしてなる本願請求項1記載の光ファイバ型波長変換器によれば、使用する高非線形光ファイバの波長分散スロープの絶対値を0.02ps/nm/km以下にしたことにより、環境温度が摂氏0℃〜40℃内で変化したときの変換帯域Dの変化を30%以下にすることができる。
尚、前記ポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの非線形係数γが10/W/km以上であることにより、光ファイバが高非線形光ファイバであることが保証され、その結果、変換効率の良い波長変換が可能となる。また高非線形光ファイバの零分散波長λに対して、前記ポンプ光の波長λpをλ−1nm乃至λ+1nm内に設定することにより、位相整合条件が満たされ、変換帯域の広い波長変換が可能となっている。
また本願請求項2記載の光ファイバ型波長変換器は、高非線形光ファイバの一端から信号光とポンプ光を導入し、前記高非線形光ファイバの他端より前記信号光の波長変換光を得る光ファイバ型波長変換器であって、前記高非線形光ファイバの零分散波長λ0に対して前記ポンプ光の波長λpがλ0−1nm乃至λ0+1nm内に設定され、前記ポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの波長分散スロープの絶対値が0.02ps/nm2/km以下であり、前記ポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの非線形係数γが10/W/km以上であり、環境温度が摂氏0℃乃至40℃内で変化したときに、前記信号光波長の波長λsと前記ポンプ光の波長λpの波長差△λが25nmにおける変換効率の変化が1dB以下であり、 前記高非線形光ファイバが、少なくとも第一コアと該第一コアの外周に設けられた第二コアと該第二コアの外周に設けられた第三コアと該第三コアの外周に設けられたクラッドとを有し、前記第一コア、前記第二コア、前記第三コアの前記クラッドに対する比屈折率差をそれぞれ△1、△2、△3としたとき、△1>△3>0>△2であって、かつ△1>2%、1%>△3>0.1%であることを特徴とするものである。
このようにしてなる本願請求項2記載の光ファイバ型波長変換器によれば、使用する高非線形光ファイバの波長分散スロープの絶対値を0.02ps/nm/km以下にしたことにより、環境温度が摂氏0℃〜40℃内で変化したときの△λが25nmにおける変換効率の変化を1dB以下にすることができる。
尚、前記請求項1に記載の光ファイバ型波長変換器においても述べたように、ポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの非線形係数γが10/W/km以上であることにより、光ファイバが高非線形光ファイバであることが保証され、その結果、変換効率の良い波長変換が可能となる。また高非線形光ファイバの零分散波長λに対して、前記ポンプ光の波長λpをλ−1nm乃至λ+1nm内に設定することにより、位相整合条件が満たされ、変換帯域の広い波長変換が可能となる。
また本願請求項3記載の光ファイバ型波長変換器は、高非線形光ファイバの一端から信号光とポンプ光を導入し、前記高非線形光ファイバの他端より前記信号光の波長変換光を得る光ファイバ型波長変換器であって、前記ポンプ光の波長λpが、環境温度が摂氏10℃乃至30℃の範囲内において下記式で示される変換帯域Dが最大となるように前記高非線形光ファイバの零分散波長λ0に対してλ0−1nm乃至λ0+1nm内に設定され、しかもこのポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの波長分散スロープの絶対値が0.02ps/nm2/km以下であり、このポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの非線形係数γが10/W/km以上であり、 前記高非線形光ファイバが、少なくとも第一コアと該第一コアの外周に設けられた第二コアと該第二コアの外周に設けられた第三コアと該第三コアの外周に設けられたクラッドとを有し、前記第一コア、前記第二コア、前記第三コアの前記クラッドに対する比屈折率差をそれぞれ△1、△2、△3としたとき、△1>△3>0>△2であって、かつ△1>2%、1%>△3>0.1%であることを特徴とするものである。
D=|λp−λs2
(ここでλs2は、前記ポンプ光の波長λpをλ0−1nm乃至λ0+1nm内のいずれかの波長に固定して前記信号光の波長λsをλp−5nmに設定したときの変換効率をE0と表記したとき、ポンプ光の波長λpを固定したまま信号光の波長λsのみ変化させたときに変換効率がE0より3dB減少するときの信号光の波長をいう)
このようにしてなる本願請求項3記載の光ファイバ型波長変換器によれば、環境温度が摂氏10℃から摂氏30℃の範囲内において波長の変換帯域Dが最大となるように調整されているため、この光ファイバ型波長変換器が通常使用される環境の温度、すなわち常温を含めた温度範囲で、広帯域で安定な波長変換が可能となる。
尚、前記ポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの非線形係数γが10/W/km以上であること、及びこの波長λpを前記高非線形光ファイバの零分散波長λに対してλ−1nm乃至λ+1nm内に設定した意味合いは、前述した請求項1、2の作用効果で述べた通りである。
また本願請求項4記載の光ファイバ型波長変換器は、高非線形光ファイバの一端から信号光とポンプ光を導入し、前記高非線形光ファイバの他端より前記信号光の波長変換光を得る光ファイバ型波長変換器であって、前記ポンプ光の波長λpが、環境温度が摂氏−20℃乃至60℃の範囲内において下記式で示される変換帯域Dが最大となるように前記高非線形光ファイバの零分散波長λ0に対してλ0−1nm乃至λ0+1nm内に設定され、しかもこのポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの波長分散スロープの絶対値が0.02ps/nm2/km以下であり、このポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの非線形係数γが10/W/km以上であり、前記高非線形光ファイバが、少なくとも第一コアと該第一コアの外周に設けられた第二コアと該第二コアの外周に設けられた第三コアと該第三コアの外周に設けられたクラッドとを有し、前記第一コア、前記第二コア、前記第三コアの前記クラッドに対する比屈折率差をそれぞれ△1、△2、△3としたとき、△1>△3>0>△2であって、かつ△1>2%、1%>△3>0.1%であり、かつ前記変換帯域Dが最大となる温度をTとしたとき前記高非線形光ファイバの温度をT+5℃〜T−5℃の範囲内に保つ恒温機構を備えたことを特徴とするものである。
D=|λp−λs2
(ここでλs2は、前記ポンプ光の波長λpをλ0−1nm乃至λ0+1nm内のいずれかの波長に固定して前記信号光の波長λsをλp−5nmに設定したときの変換効率をE0と表記したとき、ポンプ光の波長λpを固定したまま信号光の波長λsのみ変化させたときに変換効率がE0より3dB減少するときの信号光の波長をいう)
このようにしてなる請求項4記載の光ファイバ型波長変換器によれば、環境温度が摂氏−20℃乃至60℃の範囲内において波長変換帯域Dが最大となるように調整されていて、しかもこの環境温度を確実に安定して保持すべく、高非線形ファイバの温度をT+/−5℃の範囲に保つ機構、具体的には高非線形光ファイバをその内部に収納する恒温槽等を備えたことにより、より確実にこの光ファイバ型波長変換器により広い温度範囲で、広帯域で安定な波長変換を可能ならしめる。
尚、この請求項4においても、前記ポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの非線形係数γが10/W/km以上であること、及びこの波長λpを前記高非線形光ファイバの零分散波長λ0に対してλ0−1nm乃至λ0+1nm内に設定した意味合いは、前述した請求項1〜3に記載の各発明の作用効果において述べたと同様である。
以上の本願請求項1〜4のいずれかに記載の光ファイバ型波長変換器によれば、高非線形光ファイバにおいて、各比屈折率差の関係を△1>△3>0>△2とし、かつ1%>△3>0.1%とすることにより、この高非線形光ファイバの分散スロープの絶対値をより小さくする設計が容易となる。さらにこれに△1>2%かつ1%>△3としたことにより、高い非線形係数γが得られ易くなり、その結果、広い帯域で環境温度が変化しても、広い帯域で安定した変換帯域Dが得られる、すなわち温度変化に強い光ファイバ型波長変換器を提供することができる。
さらに本願請求項5記載の光ファイバ型波長変換器は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の光ファイバ型波長変換器において、前記高非線形光ファイバの波長分散スロープの絶対値が前記ポンプ光の波長λpにおいて0.005ps/nm/km以下であることを特徴とするものである。
このようにしてなる請求項5記載の光ファイバ型波長変換器によれば、請求項1〜請求項4の記載の光ファイバ型波長変換器において、波長分散スロープの絶対値を0.005ps/nm/km以下にしたことにより、波長の変換帯域Dの温度よる変化をより一層小さくすることができる。
さらにまた本願請求項6記載の光ファイバ型波長変換器は、前記請求項1〜請求項5いずれかに記載の光ファイバ型波長変換器において、前記ポンプ光の波長λpが1500nm乃至1600nm範囲に設定されていることを特徴とするものである。
一般に、石英ガラス系光ファイバにおいて伝送損失の小さくなる波長1.55μm帯での信号光の波長変換が特に望まれている。そして、そのためにはポンプ光の波長λpを1500nm乃至1600nmの範囲内に設定することが望ましい。しかるに前述した請求項6記載の光ファイバ型波長変換器によれば、ポンプ光の波長λpを1500nm乃至1600nmの範囲内に設定することにより、例えば、Cバンド(1530〜1565nm)内の波長変換や、CバンドからLバンド(1565〜1625nm)、若しくはSバンド(1460〜1530nm)からCバンド、SバンドからLバンド等への信号光の一括波長変換が可能となる。
以上述べたように本願発明の光ファイバ型波長変換器によれば、高非線形光ファイバを用いた光ファイバ型波長変換器において、使用環境下の環境温度の変化に対して、波長変換帯域Dの変化が小さく、安定した波長変換が可能な光ファイバ型波長変換器を得ることができる。
図1〜図4を用いて本願発明の光ファイバ型波長変換器の実施例を詳細に説明する。
本願発明に係る光ファイバ型波長変換器の一実施例を図1に示す。図1に示すようにこの光ファイバ型波長変換器1は、波長λpを発信するポンプ光源2と、この光ファイバ型波長変換器1に外部から入ってくる波長λsの信号光とポンプ光の波長λpとを合波する光カプラ3と、この光カプラ3の後端に接続されるリング状に巻かれた状態の高非線形光ファイバ4とを有している。尚、点線で記載されているブロックを示す符号5は、必要により前記高非線形光ファイバ4をその内部に収容し、この高非線形光ファイバ4の温度特性をより安定に保持するために用いられる、例えば恒温槽である。この恒温槽5を使用した場合には、高非線形光ファイバ4は、常に所定温度範囲内に確実に保持される。
まず下記表1にその構成や特性を示すような3本の高非線形光ファイバ4を製造した。表1で「試料1」と「試料2」は、本願発明の光ファイバ型波長変換器1に適用される、いわゆる実施例に相当する高非線形光ファイバを意味し、そして「試料3」は比較例に相当する高非線形光ファイバである。
Figure 0004748504
まず実施例1について説明する。
表1に示す構成と特性を有する高非線形の「試料1」を製造し、この「試料1」を、前述した図1に示す構成の光ファイバ型波長変換器1の高非線形光ファイバ4として組み込んだ。このようして構成した光ファイバ型波長変換器1に対して環境温度を変化させながら波長変換実験を行った。
ここで、光ファイバ型波長変換器1を20℃の環境温度に十分置いた後、この温度で変換帯域Dが最大となるように、ポンプ光の波長λpを「試料1」の零分散波長λに対してλ−1nm乃至λ+1nmの範囲内で調整し、設定した。
このようにして高非線形の「試料1」を組み込んだ光ファイバ型波長変換器1の環境温度を、摂氏0℃〜40℃の範囲で変化させ、そのときの信号光波長による変換効率の変化を調べた。その結果を図2に示す。図2において横軸は信号光の波長λsとポンプ光の波長λpとの波長差の絶対値である△λを示す。
図2が示すように、先に定義した変換帯域D、すなわち、D=|λp−λs|の値は、0℃、20℃、40℃でそれぞれ41nm、48nm、38nmである。ここで、変換帯域Dの変化を、すなわち{(変換帯域の最大値―変換帯域の最小値)/変換帯域の最大値}の値を、%表示した値でみると、(48―38)/48の値は約0.208となり、約21%であったことがわかる。このように実施例1の光ファイバ型波長変換器1にあっては摂氏0℃〜40℃の範囲での変換帯域Dの変化が30%以下であった。
ところで変換帯域Dにおけるλsは、ポンプ光の波長λpをλ−1nm〜λ+1nm内のいずれかの波長に固定して、信号光の波長λsをλp−5nmに設定したときの変換効率をEと表記したとき、ポンプ光の波長λpを固定したまま信号光の波長λsのみ変化させたときに変換効率がEより3dB減少するときの信号光の波長をいう。それ故、図2において、変換帯域Dは、各温度毎に変換効率が0のレベルから3dB下がった位置での△λの値を読み取ればよい。
また、図2より、ポンプ光のλpと信号光の波長λsとの差△λが25nm以内の範囲では、環境温度が摂氏0℃〜40℃の範囲で変化しても、変換効率は1dB以下の変化しかないことがわかる。
ここで変換効率Eは、Pc/Psの値を自然対数表示したもので、Psは信号光のパワー、Pcは変換光のパワーを示している。
次に実施例2について説明する。
表1の「試料2」に示す構成と特性を有する高非線形光ファイバを製造し、この「試料2」を図1に示す構成の光ファイバ型波長変換器1に組み込み、実施例1と同様の手順で環境温度を変化させて波長変換実験を行った。
実施例2でも光ファイバ型波長変換器1を20℃の環境温度に十分置いた後、この温度20℃で変換帯域Dが最大となるように、ポンプ光の波長λpを「試料2」の零分散波長λに対してλ−1nm乃至λ+1nmの範囲内で調整し、設定した。
このようにして高非線形の「試料2」を組み込んだ光ファイバ型波長変換器1の環境温度を、摂氏0℃〜40℃の範囲で変化させ、そのときの信号光波長による変換効率の変化を調べた。その結果を図3に示す。図3は縦軸も横軸も前述した図2と同じである。
図3が示すように、変換帯域Dは、0℃、20℃、40℃でそれぞれ35nm、38nm、35nmであった。変換帯域Dの変化を、すなわち{(変換帯域の最大値―変換帯域の最小値)/変換帯域の最大値}の値を%表示した値でみると、(38―35)/38の値は約0.078となり、約8%であったことがわかる。このように実施例2の光ファイバ型波長変換器1にあっても、摂氏0℃〜40℃の範囲での変換帯域Dの変化が30%以下であった。
また、図3より、ポンプ光の波長λpと信号光の波長λsとの差である△λが25nm以内の範囲では、環境温度が0℃〜40℃範囲で変化しても、変換効率は殆ど変化しないことがわかる。
次に比較例を示す。
表1の「試料3」に示す構成と特性を有する高非線形光ファイバを製造し、この「試料3」を図1に示す構成の光ファイバ型波長変換器1に組み込み、実施例1、2と同様の手順で環境温度を変化させて波長変換実験を行った。
比較例でも光ファイバ型波長変換器1を20℃の環境温度に十分置いた後、この温度で変換帯域Dが最大となるように、ポンプ光の波長λpを「試料3」の零分散波長λに対してλ−1nm乃至λ+1nmの範囲内で調整し、設定した。
この「試料3」を組み込んだ光ファイバ型波長変換器1の環境温度を、摂氏0℃〜40℃の範囲で変化させ、そのときの信号光波長による変換効率の変化を調べた。その結果を図4に示す。図4の縦軸も横軸も前述した図2、図3と同じである。
図4が示すように、波長の変換帯域Dは、0℃、20℃、40℃でそれぞれ15nm、31nm、15nmであった。変換帯域Dの変化は、(31―15)/31の値は約0.516となり、約52%であったことがわかる。このように比較例の光ファイバ型波長変換器1では、摂氏0℃〜40℃の範囲での変換帯域Dの変化が30%以上であったことがわかる。
前記実施例1、実施例2及び比較例の結果からわかるように、ポンプ光源2から出射されるポンプ光の波長λpにおける波長分散スロープの絶対値が0.02ps/nm/km以下であり、ポンプ光の波長λpにおける非線形係数γが10/W/km以上である高非線形光ファイバ4を光ファイバ型波長変換器1に用いて、かつこの光ファイバ型波長変換器1を使用する環境温度内の、例えば最も使用される温度で、変換帯域Dが最大になるようにポンプ光の波長λpを調整すれば、より具体的には高非線形光ファイバ4の零分散波長λに対して、ポンプ光の波長λpをλ−1nm乃至λ+1nmの範囲内で調整すれば、環境温度の変化に対して波長の変換帯域Dの変化が小さい、具体的にはその値が30%以下の光ファイバ型波長変換器1を得ることができる。
前記各実施例では環境温度が摂氏0℃〜40℃の範囲で、変換帯域Dの変化の小さい光ファイバ型波長変換器1を示したが、この実施例のものは摂氏20℃で、変換帯域Dが最大になるように調整しているので、これを摂氏10℃〜30℃の環境温度範囲内で使用できることは図2、図3が示す結果から明らかである。
ところで実施例1、実施例2に使用した「試料1」と「試料2」の大きな差は、「試料2」の波長分散スロープの絶対値が0.004ps/nm/kmであって、「試料1」の0.017ps/nm/kmに比して格段に小さい点にある。
このように光ファイバ型波長変換器1に用いる高非線形光ファイバ4として波長分散スロープの絶対値が0.005ps/nm/km以下のものを使用すると、環境温度変化に対して、波長の変換帯域Dの変化をより小さくすることができる。
また「試料2」においては、少なくとも第一コアと該第一コアの外周に設けられた第二コアと該第二コアの外周に設けられた第三コアと該第三コアの外周にクラッドを設け、前記第一コア、前記第二コア、前記第三コアの前記クラッドに対する比屈折率差をそれぞれ△1、△2、△3としたとき、各比屈折率差の関係を△1>△3>0>△2とし、かつ1%>△3>0.1%とすることにより、前述したように分散スロープの絶対値をより小さくすることが設計上容易になる。特に、波長1.55μm帯における波長分散スロープの絶対値を0.005ps/nm/km以下とすることがより容易になる。
さらにこれに△1>2%かつ1%>△3としたことにより、「試料2」においてより高い非線形係数γが得られるようになり、「試料2」を非線形係数γが10/W/km以上の非線形係数を有する高非線形光ファイバ化することに成功している。
ここでクラッドに対する第1コアの屈折率差△1は、△1={(nc1−n)/nc1}・100で、クラッドに対する第2コアの比屈折率差△2は、△2={(nc2−n)/nc2}・100で、そして第3コアのクラッドに対する比屈折率差△3は、△3={(nc3−n)/nc3}・100で示されるものをいう。
ところで、前記各式中、nc1は第1コアの最大屈折率、nc2は第2コアの最小屈折率、nc3は第3コアの最大屈折率、そしてnはクラッドの屈折率である。
ところで本願発明の光ファイバ型波長変換器1をより広い温度範囲、具体的には摂氏−20℃〜60℃といった環境温度範囲内において、その変換帯域Dの変化をより小さなものにしようとするならば、図1が示すように高非線形光ファイバ4を恒温槽5内に収納すればよい。この恒温槽5としては、前記環境温度範囲内で波長の変換帯域Dが最大となる温度、例えば摂氏10℃をTとしたとき、高非線形光ファイバ4の温度をT+5℃またはT−5℃の範囲内に保つことができるように調整されたものがよい。
もちろん、この高非線形光ファイバ4を一定温度に保持するものとして前記恒温槽5に限定されるものではなく、恒温機構を備えたものであって、この光ファイバ型波長変換器1内に収納可能なものであれば種々のものが使用できる。
尚、表1においてλcは各光ファイバのカットオフ波長を示しており、このカットオフλcとは、ITU−T(国際電気通信連合)G.650で定義するファイバカットオフ波長λcをいう。またMFDはモードフィールド径を、PMDは偏波モード分散値を示している。その他、本願明細書で特に定義しない用語についてはITU−T G.650における定義及び測定方法に従うものとする。
本願発明の光ファイバ型波長変換器の一実施例を示す概略構成図である。 本願発明の光ファイバ型波長変換器の実施例1における変換効率と△λの関係を環境温度毎に調べた結果を示すグラフである。 本願発明の光ファイバ型波長変換器の実施例2における変換効率と△λの関係を環境温度毎に調べた結果を示すグラフである。 光ファイバ型波長変換器の比較例における変換効率と△λの関係を環境温度毎に調べた結果を示すグラフである。
符号の説明
1 光ファイバ型波長変換器
2 ポンプ光源
3 光カプラ
4 高非線形光ファイバ
5 恒温槽

Claims (6)

  1. 高非線形光ファイバの一端から信号光とポンプ光を導入し、前記高非線形光ファイバの他端より前記信号光の波長変換光を得る光ファイバ型波長変換器であって、前記高非線形光ファイバの零分散波長λ0に対して前記ポンプ光の波長λpがλ0−1nm乃至λ0+1nm内に設定され、前記ポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの波長分散スロープの絶対値が0.02ps/nm2/km以下であり、前記ポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの非線形係数γが10/W/km以上であり、環境温度が摂氏0℃乃至40℃内で変化したときに下記式で示される変換帯域Dの変化が30%以下であり、 前記高非線形光ファイバが、少なくとも第一コアと該第一コアの外周に設けられた第二コアと該第二コアの外周に設けられた第三コアと該第三コアの外周に設けられたクラッドとを有し、前記第一コア、前記第二コア、前記第三コアの前記クラッドに対する比屈折率差をそれぞれ△1、△2、△3としたとき、△1>△3>0>△2であって、かつ△1>2%、1%>△3>0.1%であることを特徴とする光ファイバ型波長変換器。
    D=|λp−λs2
    (ここでλs2は、前記ポンプ光の波長λpをλ0−1nm乃至λ0+1nm内のいずれかの波長に固定して前記信号光の波長λsをλp−5nmに設定したときの変換効率をE0と表記したとき、ポンプ光の波長λpを固定したまま信号光の波長λsのみ変化させたときに変換効率がE0より3dB減少するときの信号光の波長をいう)
  2. 高非線形光ファイバの一端から信号光とポンプ光を導入し、前記高非線形光ファイバの他端より前記信号光の波長変換光を得る光ファイバ型波長変換器であって、前記高非線形光ファイバの零分散波長λ0に対して前記ポンプ光の波長λpがλ0−1nm乃至λ0+1nm内に設定され、前記ポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの波長分散スロープの絶対値が0.02ps/nm2/km以下であり、前記ポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの非線形係数γが10/W/km以上であり、環境温度が摂氏0℃乃至40℃内で変化したときに、前記信号光波長の波長λsと前記ポンプ光の波長λpの波長差△λが25nmにおける変換効率の変化が1dB以下であり、 前記高非線形光ファイバが、少なくとも第一コアと該第一コアの外周に設けられた第二コアと該第二コアの外周に設けられた第三コアと該第三コアの外周に設けられたクラッドとを有し、前記第一コア、前記第二コア、前記第三コアの前記クラッドに対する比屈折率差をそれぞれ△1、△2、△3としたとき、△1>△3>0>△2であって、かつ△1>2%、1%>△3>0.1%であることを特徴とする光ファイバ型波長変換器。
  3. 高非線形光ファイバの一端から信号光とポンプ光を導入し、前記高非線形光ファイバの他端より前記信号光の波長変換光を得る光ファイバ型波長変換器であって、前記ポンプ光の波長λpが、環境温度が摂氏10℃乃至30℃の範囲内において下記式で示される変換帯域Dが最大となるように前記高非線形光ファイバの零分散波長λ0に対してλ0−1nm乃至λ0+1nm内に設定され、しかもこのポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの波長分散スロープの絶対値が0.02ps/nm2/km以下であり、このポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの非線形係数γが10/W/km以上であり、 前記高非線形光ファイバが、少なくとも第一コアと該第一コアの外周に設けられた第二コアと該第二コアの外周に設けられた第三コアと該第三コアの外周に設けられたクラッドとを有し、前記第一コア、前記第二コア、前記第三コアの前記クラッドに対する比屈折率差をそれぞれ△1、△2、△3としたとき、△1>△3>0>△2であって、かつ△1>2%、1%>△3>0.1%であることを特徴とする光ファイバ型波長変換器。
    D=|λp−λs2
    (ここでλs2は、前記ポンプ光の波長λpをλ0−1nm乃至λ0+1nm内のいずれかの波長に固定して前記信号光の波長λsをλp−5nmに設定したときの変換効率をE0と表記したとき、ポンプ光の波長λpを固定したまま信号光の波長λsのみ変化させたときに変換効率がE0より3dB減少するときの信号光の波長をいう)
  4. 高非線形光ファイバの一端から信号光とポンプ光を導入し、前記高非線形光ファイバの他端より前記信号光の波長変換光を得る光ファイバ型波長変換器であって、前記ポンプ光の波長λpが、環境温度が摂氏−20℃乃至60℃の範囲内において下記式で示される変換帯域Dが最大となるように前記高非線形光ファイバの零分散波長λ0に対してλ0−1nm乃至λ0+1nm内に設定され、しかもこのポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの波長分散スロープの絶対値が0.02ps/nm2/km以下であり、このポンプ光の波長λpにおける前記高非線形光ファイバの非線形係数γが10/W/km以上であり、前記高非線形光ファイバが、少なくとも第一コアと該第一コアの外周に設けられた第二コアと該第二コアの外周に設けられた第三コアと該第三コアの外周に設けられたクラッドとを有し、前記第一コア、前記第二コア、前記第三コアの前記クラッドに対する比屈折率差をそれぞれ△1、△2、△3としたとき、△1>△3>0>△2であって、かつ△1>2%、1%>△3>0.1%であり、かつ前記変換帯域Dが最大となる温度をTとしたとき前記高非線形光ファイバの温度をT+5℃〜T−5℃の範囲内に保つ恒温機構を備えたことを特徴とする光ファイバ型波長変換器。
    D=|λp−λs2
    (ここでλs2は、前記ポンプ光の波長λpをλ0−1nm乃至λ0+1nm内のいずれかの波長に固定して前記信号光の波長λsをλp−5nmに設定したときの変換効率をE0と表記したとき、ポンプ光の波長λpを固定したまま信号光の波長λsのみ変化させたときに変換効率がE0より3dB減少するときの信号光の波長をいう)
  5. 前記高非線形光ファイバの波長分散スロープの絶対値が前記ポンプ光の波長λpにおいて0.005ps/nm2/km以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光ファイバ型波長変換器。
  6. 前記ポンプ光の波長λpが1500nm乃至1600nm範囲に設定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光ファイバ型波長変換器。
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